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イエベ春か秋かわからない|見る順番を固定して、3か所だけで判定する

メグラシ編集部//読了 11分
春寄りの布と秋寄りの布を顔の下で当て比べている場面

イエベ春か秋かで迷い続けるとき、原因はたいてい「見る場所が多すぎる」ことです。肌、髪、瞳、血管、日焼け、似合うと言われた色。情報を集めるほど、判定は遠のきます。

この記事では、見る場所を3か所に絞って、順番を固定します。明るさ → 濁り → 艶。 この順で確かめて、2か所が同じ方向を指したらそこで終わりにします。3対0がそろうのを待つと、いつまでも決まりません。

先に結論|3か所を、この順番で見る

順番には理由があります。服の面積が大きいほど強く効く順に並べてあるからです。

明るさは、服の面積の全部が効きます。濁りは布の質による差なので、面積の半分ぐらいが効きます。艶は光が当たった部分だけなので、面積のごく一部です。効きの強い順に見れば、最初の1つで決まることも多く、そこで終われます。

逆に艶から見始めると、いちばん小さな差から判定することになり、必ず迷います。迷う人の多くは、順番が逆になっています。

準備|比べる2枚を、差が出るように選ぶ

用意するのは、手持ちの服から2枚です。片方は明るく澄んだ黄み、もう片方は暗く落ち着いた黄み。同じ黄みの側で、明るさの差ができるだけ大きい2枚を選びます。

  • 春寄りの候補:明るいベージュ、淡い黄み、明るい茶
  • 秋寄りの候補:濃い茶、深い緑、暗いからし色

無地であること、光沢の少ない布であることの2つだけ守ってください。柄があると、判定しているのが色なのか柄なのか分からなくなります。

2枚の差が小さいと、判定は必ず割れます。 差が大きい2枚が手元にないときは、無地の紙袋や布で代用しても構いません。

選ぶときに、好きな色を入れないでください。好きな色は、当てた瞬間の気持ちが判定に混ざります。 判定に使うのは、着る予定のない色でも構いません。むしろ、思い入れのない2枚のほうが正確に見られます。

大きさにも目安があります。顔の幅より広い布を使ってください。 小さい布だと、顔の横に背景が入り込んで、そちらの色に影響されます。ハンカチほどの大きさでは足りず、ストール1枚か、たたんだトップス1枚ぶんの面積が要ります。

面積が足りないときは、2枚を重ねて広げるのではなく、1枚ずつ交互に当ててください。重ねると境目に線ができて、判定がそちらに引っ張られます。

光と距離|この2つだけそろえる

窓から入る昼の光で、正面から当たる向き。 蛍光灯の真下と、夕方の室内は避けてください。真上からの光は顎の下に影を作り、どの色を当てても沈んで見えます。

距離は、顎の下30cmです。腕を軽く曲げて布を持った位置がだいたいこの距離になります。近づけすぎると布の色が顔に映り込みすぎ、離しすぎると差が出ません。

化粧は落とす必要がありません。ただし、頬に色を乗せている日は、判定の2か所目と3か所目がぶれます。落とせるなら頬だけ拭いてください。

見るのは1か所目|明るさ

2枚を左右に持って、同時に顎の下へ当てます。見る秒数は3秒です。

3秒で見るのは、頬骨の下の影です。片方を当てたとき、頬骨の下の影が薄くなったなら、その明るさが合っています。両方とも同じに見えたら、2枚の明るさの差が足りません。

長く見てはいけない理由は、目が慣れるからです。10秒以上見ると、どちらの布でも顔色が普通に見えてきます。 3秒見て、いったん布を下ろし、5秒休んでから逆の手の布を当てる。この往復を2回だけやります。

判定に迷ったときの補助を1つ足します。布を当てたまま目を閉じて、開けた瞬間の1秒だけを見てください。 目を閉じている間に慣れがいったん切れるので、開けた直後の1秒は最初の3秒と同じ精度で使えます。

もう1つ、見る場所を間違えないでください。頬骨の下の影であって、頬の色そのものではありません。色を見ようとすると、布の色が目に残って判断できなくなります。 見るのは影の濃さ、つまり明るさの差だけです。

見るのは2か所目|濁り

明るさの次は、色の澄み方です。同じ明るさで、澄んだ布と濁った布を2枚用意します。

見る場所は口の横です。濁った布を当てたときに口の横の影が濃くなるなら、澄んだ側が合っています。 逆に、澄んだ布のときに顔だけが浮いて見えるなら、濁った側が合っています。

ここで多いのが「どちらも大丈夫に見える」です。その場合は、布を当てたまま一度目を閉じて、開けた瞬間の1秒だけを見てください。慣れる前の1秒だけが判定に使えます。

それでも差が出ないなら、比べる2枚の濁りの差が足りていません。濁りは明るさより差が出にくいので、明るさのときより大きく振ってください。 目安は、片方は絵の具を混ぜていない澄んだ色、もう片方は灰色を一度通したような落ち着いた色です。

なお、この2か所目は服の面積の半分ぐらいしか効きません。明るさの結果と逆を指したときは、明るさを優先してください。 濁りは、同じ明るさのなかで選択肢が2つ以上あるときの、絞り込みに使う情報です。

見るのは3か所目|艶

最後は光の返し方です。艶のある布と、艶のない布を当てます。

見る場所は顎の先です。艶のある布で顎の輪郭がはっきり見えるなら艶の側、艶のない布で輪郭が落ち着くなら艶を抑えた側です。

この3か所目は差が小さいので、判定に迷ったら飛ばして構いません。3か所のうち2か所がそろえば決定でよいというのは、そのためのルールです。

3か所の結果を、方向で数える

見る場所見る位置春を指すサイン秋を指すサイン
明るさ頬骨の下の影明るい布で影が薄い暗い布で影が薄い
濁り口の横の影澄んだ布で影が薄い濁った布で影が薄い
顎の輪郭艶ありで輪郭が明るい艶なしで輪郭が落ち着く

3か所のうち2か所が同じ方向を指したら、そこで判定は終わりです。3対0を待たないでください。 人の顔は、どちらか一方の要素だけでできてはいません。

2回やって割れたら|差の大きい布に替える

同じ手順を2回やって結果が割れたときは、判定する自分の見方ではなく、比べている布を疑ってください。割れる原因のほとんどは、2枚の差が小さすぎることです。

替え方は明確です。明るいほうをもっと明るく、暗いほうをもっと暗く。手持ちで足りないなら、明るい紙袋と濃い茶色の紙で代用します。差を広げると、判定は一度で出ます。

それでも割れる場合は、明るさの結果だけを採用してください。3か所のなかで、服の面積の効きがいちばん大きいのが明るさだからです。

どちらとも取れるとき|3か所が1対1対1に割れた場合

3か所を見たのに方向がそろわない。これは珍しいことではありません。割れたときの扱いを、先に決めておいてください。

順番は3段階です。

第1段階|布を替える。 割れる原因のほとんどは、比べた2枚の差が小さいことです。明るいほうをもっと明るく、暗いほうをもっと暗くして、もう一度3か所を見ます。ここで7割は決まります。

第2段階|明るさだけを採る。 布を替えても割れるなら、明るさの結果を採用します。3か所のなかで服の面積の効きがいちばん大きいのが明るさだからです。濁りと艶は、判定ではなく調整の情報として持っておきます。

第3段階|両方から使う。 明るさすら割れるなら、春と秋の境目にいる可能性があります。この場合、どちらか一方に決める必要はありません。両方に重なる範囲から選べば、日常の服選びは問題なく回ります。

割れたことを、判定の失敗だと考えないでください。 割れるという結果自体が、境目にいるという情報です。

中間にいる場合の、具体的な運用

境目にいるなら、運用の仕方は明確です。顔から15cmの範囲に来るものだけを、両方に重なる範囲から選びます。

対象はトップスの襟元、ストール、帽子の3つです。ここが重なる範囲にあれば、ボトムスや靴が春寄りでも秋寄りでも、顔色への影響はほとんど出ません。

重なる範囲の条件は3つです。明るさが5段階の3前後、彩度が高すぎない、光沢が強くない。 この3つに当てはまる服を手持ちから集めると、5枚ほどは見つかります。

そのうえで、着た日の顔まわりを写真に残してください。何度か繰り返すうちに、重なる範囲のなかでも明るい側が合うのか暗い側が合うのかが見えてきます。 これが、時間をかけた判定になります。

判定が出ないまま買い物に行く日のために

判定が保留のまま服を選ぶ日もあります。そのときは、春と秋の両方に重なる範囲の色を選べば外しません。重なる帯の作り方はイエベ春か秋か決まらないまま服を選ぶに手順をまとめました。

判定を待つ必要はありません。保留のまま運用する方法があるので、決まるまで買い物を止めないでください。

髪や瞳の色を、判定に入れない理由

髪と瞳は、判定材料としてはぶれます。染めた髪は色が変わり、瞳は光の量で明るさが変わるからです。同じ人でも、季節と髪の状態で結論が動きます。

顎の下に布を当てる方法を使うのは、服を着たときに実際に起きることを、そのまま見ているからです。判定の目的は分類ではなく、明日着る服を決めることです。着たときに起きる変化を直接見るほうが、確実に近道です。

髪の色をどうするかは、判定が出たあとの話になります。順番を守ってください。

迷いが続くときに、疑うべき前提

3か所を丁寧にやっても決まらないなら、前提のほうがずれている可能性があります。よくあるのは3つです。

  • 黄みか青みかが、まだ決まっていない:この段階が保留のまま春秋を判定しても答えは出ません
  • 中間にいる:春と秋の境目にいる人は実際にいます。この場合は両方から使えます
  • 判定と好みを、同時に決めようとしている:判定は「どちらが顔に効くか」だけの話です

3つ目でつまずいている場合は「好き」と「似合う」がずれるときを先に読むと、判定が軽くなります。結果が毎回変わるなら診断したのに納得できないが使えます。

セルフ判定を、どこまで信じていいか

この手順で分かるのは「顔に近い場所に置く色の方向」までです。細かい色番号までは決まりません。 それで十分です。

日常で必要なのは、トップスとストールと帽子の3つを選べる精度です。方向が決まっていれば、この3つは外れません。ボトムスと靴は顔から遠いので、方向から外れていても顔色への影響はほとんど出ません。

この限定を先に決めておくと、判定の重さが変わります。全部の服を判定に合わせる必要があると考えると、判定を出すこと自体が重い作業になります。 実際に合わせるのは顔から15cmの範囲だけなので、必要な枚数は5枚から6枚です。

そして、その5枚が決まれば、残りの服は好きな色で構いません。判定は、選択肢を減らすためのものではなく、顔まわりの5枚を決めるためのものです。 この位置づけにしておくと、判定が出ないまま過ごす期間も苦になりません。

さらに精度を上げたいときに、人に見てもらう選択肢が出てきます。順番としては、セルフで方向を出してからのほうが、受けたときの理解が速くなります。

まとめ|順番を固定すれば、迷いは短くなる

明るさ、濁り、艶。この順に3秒ずつ見て、2か所そろったら決定。やることはこれだけです。

決まらない日は、布の差が小さいか、光が真上から来ているか、どちらかです。この2つを直せば、次の1回で出ます。判定に何ヶ月もかける必要はありません。

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よくある問い

Q. 手首の血管の色で見る方法とは、どう違いますか
手首は光の当たり方と体温で色が変わりやすく、同じ人が同じ日に見ても違って見えることがあります。この記事で顎の下を使うのは、実際に服の色が届く場所だからです。服を着たときに色が反射して影響が出るのは、顎から鎖骨までの範囲です。手首の判定と顎の下の判定が食い違ったら、顎の下を採ってください。ただし顎の下も条件はそろえる必要があります。窓から入る昼の光で、正面から当たる向き。この2つだけ守れば、日をまたいでも同じ結果が出ます。
Q. 3か所の判定が1対1対1のように割れました
割れるときは、たいてい比べた2枚の差が小さすぎます。明るさの差が2段以内、濁りの差が薄い2枚だと、判定は割れて当然です。差の大きい2枚に替えてもう一度やってください。それでも割れる場合は、明るさの結果だけを採ります。明るさは3か所のなかでいちばんぶれにくく、服の面積が大きいほど強く効くからです。残りの2か所は、判定ではなく「調整に使う情報」として持っておけば足ります。
Q. イエベであること自体は確かですか。ブルベの可能性は考えなくていいですか
この手順は、黄みの側であることまでは決まっている人向けです。もし黄みか青みかの段階で迷いがあるなら、先にそちらを決めてください。目安として、生成りの紙と青みのある白い紙を顎の下に当て、頬の影が薄くなるほうを見ます。生成りで薄くなるなら黄み寄り、青みのある白で薄くなるなら青み寄りです。この段階が決まらないまま春か秋かを判定すると、どちらを当てても顔色が沈むので、答えが出ません。
Q. 照明はどうしても蛍光灯しかありません
蛍光灯の下でも、判定の3か所のうち明るさだけは採れます。明るさは光源の色みより、布そのものの反射量で決まるからです。濁りと艶の2か所は保留にしてください。後日、昼の窓辺で10分だけ時間が取れたときに、その2か所だけをやり直します。全部を同じ日にそろえる必要はありません。明るさが先に決まっていれば、次に確かめる布の候補も絞れているので、2回目は3分ほどで終わります。
Q. 判定が出たあと、手持ちの服はどうすればいいですか
全部を入れ替える必要はありません。まず、顔から近い場所に来るものだけを見ます。トップス、ストール、帽子の3つです。この3つが判定と合っていれば、ボトムスや靴は判定から外れていても顔まわりへの影響はほとんど出ません。次に、合っていないトップスを捨てるのではなく、顔から離す方法を考えます。前を開けて中に判定に合う色を1枚入れる、襟元にストールを足す。この2つで多くは残せます。

— メグラシ編集部

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