骨格ウェーブ イエベ秋 コート|身長と髪の暗さで丈と色を分ける

骨格ウェーブでイエベ秋の人のコートは、丈と色の深さのどちらか一方だけを軽くすると重さが消えます。どちらを軽くするかは、身長と髪の暗さで決まります。
身長155cm未満の人は、丈を膝上で止めてください。丈が短ければ、こげ茶やオリーブのような深い色をそのまま着られます。155cm以上の人は、ふくらはぎ丈まで長くしてよい代わりに、色をキャメルやベージュの明るい側に1段上げます。
髪が暗い人は、深い色を顔のすぐ下に置いても沈みません。髪を明るく染めている人は、髪の明るさに近い色から選んでください。身長も髪もどちらとも言えない人は、膝が少し隠れる丈のキャメルから始めるのが外れにくい選び方です。
なぜ骨格ウェーブ×イエベ秋のコートは重くなるのか
イエベ秋は、黄みがあって深く、くすみのある色が似合う人です。こげ茶、カーキ、オリーブ、テラコッタ、マスタード。秋冬の売り場に並ぶ色の多くが、この帯に入っています。
骨格ウェーブは、上半身が薄く、腰から下に重心がある体です。重い色や長い丈が下に続くと、もともと低い重心がさらに下がって見えます。
この2つが重なるのがコートです。コートは全身の面積の半分以上を覆うので、深い色を長い丈で着ると、体の下半分に濃い面が大きく広がります。色が外れているのではなく、深さと長さが両方とも重い側に寄っていることが、重く見える理由です。
見分け①:重さが出ているのは丈か色かを鏡で分ける
手持ちのコートを着て、3m離れた鏡で全身を見てください。近くで見ると顔ばかり見てしまうので、全身が入る距離まで下がります。
見るのは2か所です。1つは腰から下。コートの裾が足首に向かって長く続き、脚が短く見えていたら、重さの原因は丈です。もう1つは顔の下。襟元の色が顔より暗く、顔が沈んで疲れて見えていたら、重さの原因は色の深さです。
両方とも当てはまる人は、まず丈から直してください。丈は裾上げや前を開ける着方で変えられますが、色は買い替えないと変えられません。丈を直しても顔が沈むなら、そこで首元の色を足します。
見分け②:身長155cmを境に、丈の上限を決める
骨格ウェーブの人がコートを着るときの丈の上限は、身長で変わります。目安にしているのが155cmです。
| 身長 | 丈の上限 | 色の深さ |
|---|---|---|
| 155cm未満 | 膝上 | 深い色をそのまま使える |
| 155〜160cm | 膝が隠れる程度 | 中間の明るさ(キャメル) |
| 160cm以上 | ふくらはぎ丈まで | 明るい側(ベージュ・明るいキャメル) |
身長が低いほど、コートの丈が全身に占める割合が大きくなります。だから低い人ほど丈を短くし、その代わりに色の深さを残します。背の高い人は丈を長くしても割合が大きくなりすぎないので、色のほうを明るくして重さを抜きます。
見分け③:髪の暗さで、顔の下に置ける色の深さが変わる
コートの襟元は顔のすぐ下に来ます。ここに置ける色の深さは、髪の暗さで決まります。
髪を染めていない、または暗めのブラウンの人は、髪の暗さが顔のまわりにあるので、深いこげ茶やオリーブが顔の下に来ても沈みません。髪と襟元で顔をはさむ形になり、顔の明るさがかえって引き立ちます。
髪を明るいブラウンやベージュ系に染めている人は、顔のまわりが明るいので、深い色の襟元との差が大きくなります。顔だけが浮くか、襟元だけが重く見えます。この人はキャメル、ベージュ、明るいテラコッタのように、髪の明るさに近い色を選んでください。
身長155cm未満:短い丈で、深い色を残す
背の低い人は、コートの丈を膝上で止めるのが基本です。腰骨のあたりまでのショート丈、太ももの真ん中くらいのハーフ丈が合います。
丈が短いぶん、色は深くて構いません。こげ茶、オリーブ、深いカーキ。イエベ秋らしい色を、コートでいちばん楽しめるのがこの人たちです。
形は、ウエストを絞るか、裾に向かって少し広がるものを選んでください。骨格ウェーブの体は腰の位置が低く見えやすいので、ウエストの位置がはっきりすると脚が長く見えます。ボトムはコートより明るい色にして、下に深い色を続けないようにします。
身長155cm以上:長い丈にして、色を1段明るく
背の高い人は、膝が隠れる丈やふくらはぎ丈のロングコートも着られます。その代わりに、色をキャメルやベージュの明るい側に上げてください。
長い丈で深い色を着たいときは、前を開けて着ます。前を開けると、コートの深い色が体の両脇に縦の線として残り、中に着た明るい色が真ん中に見えるので、重さが縦に分かれます。
ロング丈は、ウエストにベルトや切り替えがある形を選んでください。骨格ウェーブの人がまっすぐ落ちるロングコートを着ると、上半身の薄さとコートの重さの差が大きくなり、体がコートに埋もれて見えます。
髪が暗い人:深い色を首元から使える
髪が暗い人は、イエベ秋の中でも深い側の色をいちばん顔の近くに置ける人です。こげ茶やオリーブのコートを着て、襟元まで同じ色で閉じても顔が沈みにくいはずです。
ただ、顔が沈まないかわりに、全身が暗くまとまりやすくなります。足元かバッグに、マスタードやテラコッタのような明るい差し色を1か所入れてください。差し色が下にあると、目線が全身に散って、重さが1か所にたまりません。
髪が明るい人:明るい色を軸にして、深い色は下へ
髪が明るい人は、コートの色を髪の明るさに合わせます。キャメル、ベージュ、明るいテラコッタ。これらはイエベ秋の帯の中でも明るい側の色で、髪となじみます。
深い色を使いたいときは、コートではなくボトムや靴に回してください。髪から離れた場所なら、深い色が顔とぶつかりません。骨格ウェーブの体は下に重心があるので、深い色のボトムは細身か、揺れる素材のスカートにして、面を小さくします。
どちらとも取れない人は、膝丈のキャメルから
身長が155cm前後で、髪も暗くも明るくもない。この中間の人は、どちらに振っても少しずつ外れて見えるので、いちばん迷います。
中間の人は、膝が少し隠れる丈で、ウエストを絞れる形のキャメルから始めてください。キャメルはイエベ秋の中で中間の明るさにあり、丈を少し長くしても重くなりにくく、髪の暗さが変わってもなじみます。
着たら3m離れた鏡で全身を見ます。腰から下が重く見えたら、丈を短くするか、前を開けて中の明るい色を見せます。顔が沈んで見えたら、首元に明るいベージュやアイボリーのマフラーを足します。どちらか一方だけを直して、もう一度見てください。2か所を同時に変えると、どちらが効いたのか分からなくなります。
素材の厚みも、重さに足される
色と丈のほかに、生地の厚みも重さを足します。目の詰まった厚いウールや、硬い張りのある生地は、骨格ウェーブの薄い上半身との差が大きくなり、コートだけが目立ちます。
骨格ウェーブの人には、柔らかく落ち感のあるウールや、表面に起毛のある軽い生地が合います。同じこげ茶でも、柔らかい生地なら光が表面で散って、深さが少しやわらいで見えます。深い色を選ぶなら、生地は軽いものにしてください。
襟の形で、顔の下の深さを調整する
コートの襟は、顔の下に置く色の面積を決めます。大きな襟は色の面が広く、小さな襟や襟の無い形は面が狭くなります。
髪が明るい人が深い色のコートを選ぶなら、襟の小さい形か、ノーカラーにして、顔の下の深い色の面積を減らしてください。髪が暗い人は、大きめの襟でも沈みにくいですが、骨格ウェーブの体には大きすぎる襟は重いので、肩幅を超えない大きさに留めます。
関連して読む
骨格ウェーブの秋服全体が重く見えるときの直し方は骨格ウェーブの秋服に、コートの絞りの高さや肩線の選び方はウェーブ体型のコートに書いています。イエベ秋の色の全体像はイエベ秋の似合う色で確かめてください。色と骨格のどちらをゆずるかで迷う人は、パーソナルカラーの色が骨格で外れるも参考になります。
よくある質問
Q. イエベ秋なのに、こげ茶やカーキのコートを着ると老けて見えます。 色の深さと丈の長さが両方とも重い側に寄っていることが多いです。丈を膝上で止めるか、色を1段明るいキャメルに上げるか、どちらか一方を変えて鏡で見比べてください。
Q. ロングコートは骨格ウェーブには向かないのでしょうか。 身長155cm以上なら、ウエストに切り替えのある形で、色を明るい側にすれば着られます。155cm未満の人は、前を開けて中の明るい色を縦に見せてください。
Q. 髪を明るく染めています。イエベ秋の深い色は似合わなくなりますか。 顔の近くに置くと浮きやすくなります。コートはキャメルやベージュにして、深い色はボトムや靴に回してください。
Q. 身長は155cm前後で、髪も暗くも明るくもありません。どれを選べばいいですか。 膝が少し隠れる丈で、ウエストを絞れるキャメルから始めてください。3m離れた鏡で見て、腰から下が重ければ丈を、顔が沈めば首元の色を直します。
— メグラシ編集部





