レインブーツコーデ 通勤|職場で履き替えるかで、選ぶ丈が変わる

**レインブーツで通勤する日は、先に「職場で履き替えるかどうか」を決めてください。**履き替えるなら、筒の高いものを選んで、服は通勤の雨に合わせる。履き替えないなら、筒の低いものを選んで、服は職場の室内に合わせます。
同じレインブーツでも、職場に着いてから脱ぐのか、そのまま一日過ごすのかで、選ぶ筒の高さも、合わせる裾の長さも逆になります。ここを決めずに合わせると、雨の中では足りず、職場では目立つ、という中途半端な日になります。
はねの届く高さと、裾を筒に入れるか外に出すかの基本は長靴のコーデにまとめてあります。この記事は、通勤の日だけの話です。
結論:履き替える日は高い筒、履いたままの日は低い筒
| 職場で履き替える日 | 履き替えない日 | |
|---|---|---|
| 筒の高さ | ふくらはぎの中ほどより上 | くるぶしが隠れる程度まで |
| 服を合わせる側 | 通勤の雨 | 職場の室内 |
| パンツの裾 | 筒に入れるか、筒の上で止める | 筒にかぶせる |
| 職場で要るもの | 置いておく靴か、持っていく靴 | 無し |
どちらの側にするかは、次の「屋根のない道の分数」で決まります。
決める前に数える|屋根のない道を何分歩くか
家を出てから職場に着くまでのあいだで、屋根のない道を歩く分数を足してください。駅や地下の通路、屋根のある商店街は数えません。
- 10分未満……履き替えない側でも足りる
- 10〜20分……雨の強さで分ける。予報で1時間に5mm以上なら履き替える側
- 20分以上……履き替える側
雨の強さの読み方は雨の日の靴 女性に書いています。10分未満でも、横殴りの雨や、水たまりの多い道を通る日は、1段上の側に上げてください。
履き替える日①|筒は、はねの届く高さを越える
履き替える日は、通勤のあいだだけ雨を受け止めればよいので、筒は高いほうが安心です。ふくらはぎの中ほどより上まであるものを選んでください。
歩くと、はねは地面から30〜40cmの高さまで上がります。筒がそこまで届いていれば、脚と裾をまとめて守れます。**職場で脱ぐので、室内での見え方は気にしなくて構いません。**表面の艶が強くても、色が鮮やかでも、この日は問題になりません。
履き替える日②|職場の靴は、置いておくか持っていくか
履き替える靴には、2つの持ち方があります。
置いておく……ロッカーや引き出しに、1足置いておきます。雨の日の荷物が増えません。置く1足は、どの服にも合わせやすい、甲の覆われた黒か濃い茶の平たい靴が向きます。
持っていく……底の薄い平たい靴を薄い布の袋に入れて、鞄の底に寝かせます。かかとの高い靴や、甲の高い靴は鞄の中で場所を取るので、この日は外してください。
脱いだブーツの置き場所も、先に決めておきます。濡れたまま机の下に置くなら、底の広さに合わせた袋か、たたんだ布を1枚持っていくと、床を濡らしません。
履き替える日③|服は、ブーツを脱いだあとの姿で選ぶ
履き替える日の服は、ブーツを脱いで、職場の靴に替えたあとの姿で選んでください。通勤のあいだはブーツが目立っても、一日の大半は職場の靴で過ごすからです。
パンツの裾は、職場の靴にも、ブーツの筒にも合う長さにします。くるぶしが見えるくらいの丈なら、ブーツの筒に入れても、職場の靴に戻しても、どちらでも成り立ちます。
裾を筒に入れると、布に折りじわが残ることがあります。しわが残りやすい薄い綿や麻混のパンツは、この日は避けて、ポリエステルの混ざった布や、編み地のパンツを選んでください。
履き替えない日①|筒は、パンツの裾がかぶさる高さまで
履き替えない日は、ブーツを職場でもそのまま見せることになります。筒は低いものを選び、パンツの裾でブーツの筒を覆ってください。
目安は2つです。
- 裾が、ブーツの筒の上端に3cm以上かぶさる
- 裾の端が、床から3cm以上浮いている
この2つがそろうと、室内ではふつうのショートブーツと同じように見えます。裾が床から3cm以内に下がっていると、通勤のあいだに裾の端が濡れて、室内でも色が変わったまま残ります。ワイドパンツやストレートのパンツは、この2つをそろえやすい形です。
履き替えない日②|表面は、艶の少ないものを選ぶ
一日履いたままにするなら、ブーツの表面は艶の少ないものを選んでください。
強く光るゴムの表面は、室内の明かりの下で、足元だけが雨の日のまま残って見えます。表面にうっすら光るくらいの、つや消しに近いものなら、革のブーツと並んでも目立ちません。
色は、黒、濃い茶、紺、濃いグレーのような暗い色が、室内でなじみます。パンツの色と同じか、近い暗さにそろえると、裾とブーツがつながって、脚の線が途中で切れません。
履き替えない日③|一日履くなら、締めつけと中の湿り気を見る
レインブーツで一日過ごすなら、試しに家で30分履いてみてください。見るのは次の2つです。
- 座ったときに、足首や甲が締めつけられないか
- 30分後に、中が湿っぽく感じないか
中が湿っぽく感じるなら、少し厚手の綿の靴下を合わせると、足が乾いた感じを保ちやすくなります。室内の床で歩いたときに、底がきしむ音を立てないかも、同じときに確かめておくと安心です。
スカートの日は、裾と筒のあいだを決める
スカートの日にレインブーツを履くなら、スカートの裾とブーツの筒のあいだに見える脚の長さを決めてください。5cm以内にするか、15cm以上空けるかのどちらかです。そのあいだの長さは、どちらに寄せたのかが伝わりにくくなります。
タイツの色は、ブーツの色にそろえると、筒の上端の境目が目立たなくなります。職場で履き替える日なら、履き替えた靴とも合う色のタイツを選んでおいてください。黒いブーツと黒い職場の靴なら、黒いタイツでどちらにも合います。
秋冬のコートを着る日|コートの裾を濡らさない丈
秋冬の雨の日は、コートの裾も濡れます。傘から落ちるしずくと、足元のはねが、ちょうどコートの裾のあたりで重なるからです。
雨が強い日は、膝より短い丈の上着にしておくと、裾が濡れにくくなります。ロングコートを着る日は、ブーツの筒を高いものにして、コートの裾とブーツの上端のあいだを短くしておくと、脚が雨を受ける面積が小さくなります。長い丈のコートを雨の日に着る考え方は撥水ロングコートの選び方に書いています。
色|ブーツの色を、パンツか鞄のどちらかとつなげる
レインブーツの色は、パンツか鞄のどちらかとつなげてください。どちらともつながらない色のブーツは、足元だけが別の日の服に見えます。
履き替える日は、職場で脱ぐので、ブーツの色は鞄に合わせておくと通勤中の見え方がまとまります。履き替えない日は、一日パンツと隣り合うので、パンツの色に合わせてください。
帰り道の雨|職場を出る前に、もう一度決める
朝に決めた側が、帰りにも合うとは限りません。朝は小雨だったのに、帰りは強く降っている日もあれば、その反対の日もあります。
職場を出る前に、窓の外か予報を見て、帰りに屋根のない道を歩く分数と雨の強さで、もう一度決め直してください。履き替える側にしていた日で、帰りに雨がやんでいるなら、職場の靴のまま帰ってブーツは置いておく、という選び方もできます。置いたブーツは、次の雨の日の朝に履かずに済むぶん、帰りだけ降る日の備えになります。
反対に、履き替えない側で来た日に、帰りの雨が強くなっていたら、パンツの裾を1回だけ折り上げて、床から浮く高さを増やします。裾がブーツの筒にかぶさる長さが残っていれば、見た目は朝とほとんど変わりません。
どちらとも取れるとき①|朝は強い雨、昼にはやむ予報
朝に強い雨が降っているなら、履き替える側で決めてください。通勤の朝がいちばん濡れやすく、帰りにやんでいても、ブーツを履いて帰るだけです。
反対に、朝は降っていなくて帰りだけ降る予報の日は、職場に置いておいたブーツに帰りだけ履き替えるか、長靴を履かない日の靴で済ませます。
どちらとも取れるとき②|外回りや移動の多い日
一日のうちに何度も外へ出る日は、そのたびに履き替えることができません。この日は履き替えない側にして、筒の低い、艶の少ないブーツを選んでください。
外に出る分数を合計して20分を超えるなら、筒は低いままで、パンツの裾を少し長めにして、裾が筒にしっかりかぶさるようにします。
どちらとも取れるとき③|職場の服装の決まりがはっきりしている
職場で履く靴の決まりがはっきりしているなら、屋根のない道の分数にかかわらず、毎回履き替える側にしてください。
この場合は、職場の靴を置いておく場所を1つ確保するのが、いちばん雨の日を楽にします。置く場所が無いなら、底の薄い平たい靴を、雨の日専用として1足決めておいてください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. レインブーツのまま職場で一日過ごしてもいいですか
- 筒がくるぶしの少し上までの低いもので、表面の艶が控えめなら、パンツの裾をかぶせて一日過ごせます。裾がブーツの筒に3cm以上かぶさると、室内ではふつうのショートブーツと同じように見えます。筒の高いものや、艶の強いものは室内で目立つので、職場で履き替える側に回してください。
- Q. 職場で履き替える靴は、置いておくのと持っていくのと、どちらがいいですか
- ロッカーや引き出しに置ける場所があるなら、置いておくほうが雨の日の荷物が減ります。置いておく靴は、どの服にも合わせやすい、甲の覆われた黒か濃い茶の平たい靴が向きます。置く場所が無いなら、底の薄い平たい靴を薄い布の袋に入れて、鞄の底に寝かせて持っていきます。
- Q. スカートの日にレインブーツを履くときは、どうすればいいですか
- スカートの裾とブーツの筒のあいだに見える脚の長さを、5cm以内にするか、15cm以上空けるかのどちらかにしてください。タイツの色をブーツの色にそろえると、筒の上端の境目が目立たなくなります。職場で履き替える日なら、履き替えた靴とも合う色のタイツを選んでおきます。
- Q. 雨がやむ予報の日は、どうすればいいですか
- 朝に強い雨が降っているなら、履き替える側で決めてください。朝の通勤でいちばん濡れやすく、帰りにやんでいても、ブーツを履いて帰るだけです。反対に、朝は降っていなくて帰りだけ降る予報の日は、職場に置いておいたブーツに帰りだけ履き替えるか、長靴を履かない日の靴で済ませます。
— メグラシ編集部





