猫顔ときつね顔の違い|目尻の上がり方は同じでも、頬から顎までの丸みで分かれる

同じ「目が上がっている」なのに、違うと言われる
猫顔ときつね顔。どちらも、目尻が目頭より高い位置にあることを指して使われる言葉です。
それなのに、この2つは別のものとして語られます。言われた側からすると、目の形は同じはずなのに何が違うのかが分からない。そして自分がどちらなのかも、言われるたびに変わる。
**分かれているのは目ではありません。**目尻の上がり方は、この2つのあいだでほとんど差がないからです。差が出ているのは、その下にある部分です。
結論:頬骨の下からあご先までの線が、へこむか丸く続くか
頬骨のいちばん出ているところから、あご先へ向かって視線を下ろしてみてください。その途中で、線が一度内側へ入るかどうか。
| 見る場所 | きつね顔側 | 猫顔側 |
|---|---|---|
| 頬骨の下からあご先までの線 | 途中で内側へへこむ | へこまず丸く続く |
| 頬のいちばん高い位置 | 目の高さに近い | 目より下 |
| あご先の面 | 小さくまとまる | 丸く広がる |
| 目尻の高さ差 | はっきり上がる | わずかに上がる |
上の1行が本体です。下の3行は、迷ったときに足す補助の項目になります。
**へこめばきつね顔側、丸く続けば猫顔側。**目の形は両方に共通しているので、そこで見分けようとするかぎり決まりません。
顔の外周を直線の本数で数える方法はきつね顔は輪郭の直線が3本そろった顔にまとめてあります。この記事で扱うのは、猫顔と並べたときにどこで分かれるかのほうです。
鏡の前の1分
順番に3つです。時間をかける必要はありません。
- 前髪を上げて、窓に向かって正面から立つ
- 人差し指を目頭の高さに水平に当て、目尻が指のどちら側にあるかを見る
- 頬骨のいちばん出ているところに指を当て、そこからあご先まで指をすべらせる
3で、指が途中で内側へ落ち込む感覚があればへこみあり。落ち込まずに丸くたどれるなら、へこみなしです。目で見るより、指でたどったほうが分かりやすいことが多いです。
判定を外しやすい条件
**横からの光で見ない。**頬骨の下は、横から光が入ると誰でも影ができます。影とへこみは別のものです。正面から均等に光が当たる場所で見てください。窓に向かって立つのが、いちばん条件がそろいます。
**笑っているときに見ない。**頬が上がるので、へこみがあっても埋まります。表情を止めた状態で見てください。
**写真で見ない。**レンズに近いところが大きく写るので、正面から撮ると頬のあたりが実際より広く出ます。鏡のほうが正確です。
正面で決まらないときは、斜め45度で見る
正面から見てもへこみがあるのかどうか分からない、という場合があります。頬骨があまり出ていない方や、顔の縦幅が短めの方に起きやすいところです。
そのときは、体を45度ひねって鏡を見てください。正面では前後に重なって見えていた頬とあごの位置関係が、斜めになると前後に分かれます。
**頬骨のいちばん出ている点と、あご先。**この2つを結んだ線の上に、その中間の部分が乗っているか、内側に落ちているかを見ます。内側に落ちていればへこみあり、線の上かそれより外にあればへこみなしです。
斜めで見るときも、光は正面から当ててください。体をひねると、窓からの光が横から入るようになり、影が増えます。顔だけ窓のほうへ向けたまま、体をひねるのがやりやすい方法です。
正面と斜めで結果が違うときは、斜めのほうを採ってください。正面の見え方は、光と表情に左右される幅が大きいからです。
両方に当てはまったときの進め方
へこみがあって、なおかつ丸く続いてもいるように見える。そういう見え方になる方は少なくありません。
そのときは、目尻の高さ差のほうで決めてください。指を水平に当てて、目尻が指の上へはっきり出ているならきつね顔側の要素が強く、わずかに上がる程度なら猫顔側です。
それでも決まらないなら、**どちらかに寄せる必要はありません。**この2つは、あいだに段があるのではなく、同じ並びの上で位置が近いだけだからです。両方の要素を持っているなら、顔まわりの選択肢が両側から選べるということになります。
たぬき顔との関係を含めた並びはキツネ顔とタヌキ顔の境目に、目の横縦比の軸でまとめてあります。
顔まわりの15cmだけ、向きをそろえる
印象が分かったあとに使えるのは、顔から下15cmくらいの範囲だけです。服全体の話ではありません。
| 顔まわりの場所 | へこみのある側 | 丸く続く側 |
|---|---|---|
| 襟の形 | 角のあるもの、開きが直線のもの | 丸みのある開き、やわらかい折り返し |
| 髪の落とし方 | 顔の横を直線で落とす | 顔の横で一度カーブさせる |
| 首元の小物 | 細い線のもの | 丸みのある形のもの |
| 顔まわりの素材 | 表面が平らなもの | 表面に厚みのあるもの |
**そろえるのは向きであって、数ではありません。**3つとも同じ向きにする必要はなく、1つか2つそろっていれば顔まわりは落ち着きます。全部そろえると、かえって一本調子になります。
そして、そろえる向きは「似合う・似合わない」の話ではありません。顔の輪郭が持っている向きと、顔の近くに置いたものの向きが同じだと、そのあいだで視線が行き来しやすくなる。ただそれだけのことです。
逆の向きを置きたい日もあります。そのときは、顔から離れた場所に置いてください。同じ形でも、首元にあるか、腰のあたりにあるかで、顔の輪郭と比べられるかどうかが変わります。距離が15cmを超えると、顔とは別のものとして読まれます。
秋に、見え方が動くところ
顔そのものは変わりませんが、この季節は条件が2つ動きます。
**太陽の高さが下がる。**これまで真上から来ていた光が、横から差すようになります。横からの光は頬骨の下の影を濃くするので、へこみが実際より深く見えます。夕方に鏡を見て「今日は顔が違う」と感じるのは、たいていこれです。
**照明の下にいる時間が増える。**日が落ちるのが早くなるぶん、室内で過ごす時間が長くなります。天井からの照明は、目の下とあごの下に影を作ります。同じ顔が、午後の屋外と夜の室内とで別のものに見えるのは、この季節の特徴です。
そして服の側でも、秋は顔まわりが変わります。首元がふさがるものが増え、厚みのある素材が顔の近くに来ます。顔の面積に対して、その周りに置かれる面が急に大きくなる季節です。だから9月の終わりから、顔まわりの印象について考える方が増えます。
よくある行き違い
**「猫顔は目が丸い」。**丸い目の方もいますが、それは判定の条件ではありません。丸い目でへこみのある方も、細い目でへこみのない方もいます。目の形で分けようとするかぎり、人によって結果がばらつきます。
**「きつね顔は大人っぽく、猫顔はかわいい」。**この2つは、年齢の印象とは別の軸にあります。どちらの側にも、落ち着いて見える方も、明るく見える方もいます。年齢の印象は、パーツの位置と面積の比のほうで動くので、別の話として分けて見てください。
**「一度決まったら、ずっとそのまま」。**輪郭の骨の作りは変わりませんが、その上の見え方は季節や光で動きます。判定が去年と違って出たなら、顔ではなく見た条件のほうが動いている可能性が高いです。同じ時間、同じ場所で見るようにすると、結果が安定します。
装いに活かすなら
顔の印象を言葉で言われると、当てはまっているようで落ち着かない。そういうときに効くのは、言葉ではなく見る場所をひとつ決めてしまうことです。
頬骨の下からあご先まで、指でたどる。それだけで、言われていたことが何を指していたのかがはっきりします。そして、はっきりしたあとにやることは、顔まわりの15cmの向きをそろえるだけです。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 猫顔ときつね顔は、どこが違うのですか
- 目ではありません。どちらも目尻が目頭より高い位置にあり、そこだけを見ると見分けがつきません。分かれているのは、その下にある頬から顎までの線です。頬骨の下からあご先へ向かう線が、途中で内側にへこんで見えるならきつね顔側。へこまずに丸く続いているなら猫顔側です。鏡を正面に置いて、目を細めて輪郭だけを見ると分かりやすくなります。
- Q. 自分がどちらか、鏡で確かめられますか
- 1分でできます。前髪を上げて、正面から鏡を見てください。まず目尻が目頭よりどれくらい高いかを確かめます。次に、頬骨のいちばん出ているところから、あご先へ向かって視線を下ろします。その途中で線が一度内側へ入るなら、へこみがあるということです。判断に迷うときは、明るい場所で顔の正面から光を当てて、影のできる場所ではなく、輪郭そのものの曲がり方を見てください。
- Q. 両方に当てはまるときは、どうすればいいですか
- 珍しいことではありません。そのときは目尻の高さ差のほうで決めてください。目頭と目尻を結んだ線が、水平からどれくらい上がっているか。指を水平に当てて、目尻がその指の上へはっきり出ているならきつね顔側の要素が強く、わずかに上がる程度なら猫顔側です。それでも決まらないなら、両方の要素を持っているということなので、どちらかに寄せる必要はありません。
- Q. 顔の印象が分かると、何が決めやすくなりますか
- 顔まわりに置く一枚の選び方です。襟の形、髪の落とし方、首元の小物。このあたりは、顔の輪郭の曲がり方と同じ向きにそろえると落ち着きます。へこみのある側は直線や角のある形と、丸く続く側は曲線や丸みのある形とそろいやすくなります。服全体の話ではなく、顔から下15cmくらいの範囲だけの話です。そこだけ決めておくと、残りは自由に選べます。
- Q. 秋は判定が変わりますか
- 顔そのものは変わりませんが、見え方の条件は変わります。太陽の高さが下がって光が横から入るようになり、室内で照明の下にいる時間も増えます。横からの光は頬骨の下の影を濃くするので、へこみが実際より深く見えることがあります。判定するなら、正面から均等に光が当たる場所を選んでください。窓に向かって立つのが、いちばん条件がそろいます。
— メグラシ編集部




