ブルベ夏のチャコールグレーが重い|顔が沈むときは深さと向きで直す

ブルベ夏の人がチャコールグレーを着て重い、顔が沈むと感じたら、ずれているのは4つのうちどれかです。深すぎる、茶や緑に寄っている、表面が乾いて光らない、髪との明るさの差が大きい。
ブルベ夏に勧められるチャコールは、黒より明るく、青みのある灰です。ところが売り場でチャコールと呼ばれている色の幅は広く、黒とほとんど見分けがつかないものや、茶や緑が混ざったものも同じ名前で並んでいます。名前だけで選ぶと、勧められた色とは違う1枚を手に取っていることがあります。
どれがずれているかは、黒の横に置いて1m離れる、白い紙の縁で色を見る、指でなでて光を見る、の3つで分かります。この記事は、手元のチャコールがどこで外れているかを見分けて、1か所ずつ直すための手順です。面積による見え方の違いはチャコールが似合う人|手のひら1枚と袖1本で、色が入れ替わるに分けてあるので、ここではブルベ夏の顔に起きることに絞ります。
結論:重くなる原因は4つ。直すのは1つずつ
| 鏡で感じること | ずれているもの | まず試す直し方 |
|---|---|---|
| 目の下の影が濃くなる | 深すぎる | 1段明るい灰に替える |
| 頬が黄ばむ、くすむ | 茶や緑に寄っている | 青みのチャコールに替える |
| 顔も服も粉っぽく沈む | 表面が乾いて光らない | やわらかい光のある素材に |
| 顔だけが白く浮く | 髪・肌との差が大きい | 首元に明るい色を挟む |
| 全身が重く見える | 面積が大きすぎる | 片方だけをチャコールに |
**ずれは1つだけのことがほとんどです。**1つ直して重さが消えるなら、その1枚は手放す必要がありません。2つ以上重なっているときは、顔の下から外して腰から下で使うのが近道です。
3秒で見分ける|顔のどこが変わるか
鏡から1m離れ、チャコールの服を顎の下に当てて3秒見てください。比べる相手は、ふだん着ている明るい灰色か、ラベンダーなど似合うと分かっている色です。
| 変わる場所 | 起きていること | ずれ |
|---|---|---|
| 目の下 | 影が濃く、くまのように見える | 深すぎる |
| ほうれい線のあたり | 線が深く見える | 深すぎる |
| 頬 | 黄色っぽく、または緑っぽく濁る | 向き |
| 唇 | 赤みが引いて色が薄くなる | 向き |
| 顔全体 | 粉をはたいたように乾いて見える | 表面 |
| 顔の輪郭 | 顔だけがくっきり白く浮く | 髪・肌との差 |
目の下と頬の両方が変わるなら、深さと向きの2つがずれています。この場合は、その1枚を顔の近くで使うのは難しいので、腰から下に回してください。
見分けるときは、すっぴんより、ふだんのメイクをした顔で見てください。人から見えるのはメイクをした顔なので、判定もその状態で行うほうが外れません。ただし、ファンデーションの色が濃い日や、頬に暖かい色を入れた日は、向きのずれが見えにくくなります。判定する日だけは、頬の色を控えめにしておくと、黄ばみやくすみの変化が分かりやすくなります。
鏡がない場所では、スマートフォンのインカメラでも確かめられます。チャコールを着た写真と、明るい灰を着た写真を同じ場所で撮り、目の下と頬の色だけを見比べてください。並べると、1枚ずつ見たときには気づかない差が見えます。
ブルベ夏にチャコールが勧められる理由、外れる理由
ブルベ夏の似合う色は、青みがあり、やわらかく、明るさが中くらいから高い色です。黒は深すぎて強く、顔のやわらかさと張り合ってしまいます。そこで、黒の代わりに使える暗い色として、チャコールや灰みのネイビーが勧められます。
勧められているのは、正確には「黒より1〜2段明るく、青みを含んだ灰」です。ところが、チャコールという名前で売られている色には、次のような幅があります。
| 売り場のチャコール | 深さ | 向き | ブルベ夏の顔の下で |
|---|---|---|---|
| 黒に近い墨色 | 黒とほぼ同じ | 中立 | 深すぎて重い |
| 濃い青灰 | 黒より1段明るい | 青み | なじみやすい |
| 濃い茶灰 | 黒より1段明るい | 茶 | 頬が黄ばむ |
| 濃い緑灰 | 黒より1段明るい | 緑 | 頬がくすむ |
| 杢の濃灰 | 黒より1〜2段明るい | 糸次第 | 白い糸が白ければなじむ |
| 中くらいの濃灰 | 黒より2段明るい | 青みか中立 | いちばん扱いやすい |
勧められたとおりにしたのに重いと感じるなら、1行目、3行目、4行目のどれかを手に取っていることが多いのです。名前ではなく、手元の1枚の深さと向きを見てください。
測る①|深さは黒の横に置いて1m
手持ちの黒い服を床か机に置き、その横にチャコールの服を並べます。1m離れて、どちらが黒か見てください。
| 1m離れて見たとき | チャコールの深さ | 顔の下で |
|---|---|---|
| 一瞬、どちらが黒か迷う | 黒とほぼ同じ | ブルベ夏には深すぎる |
| チャコールのほうが少しだけ明るい | 黒より1段明るい | 向きが合えば置ける |
| はっきり灰色に見える | 黒より2段明るい | 置きやすい |
| 灰色というより中くらいの明るさ | 黒より3段明るい | 置けるが、暗い色の役はしない |
ブルベ夏の顔の下でいちばん扱いやすいのは、黒の横ではっきり灰色に見える深さです。黒の代わりとして締め色の役もしながら、顔の影を濃くしません。黒と迷う深さのものは、ブルベ夏にとってはほぼ黒と同じ働きをします。
明るい部屋で見ると、どれも明るく見えて差が分かりにくくなります。窓から少し離れた、部屋のふつうの明るさの場所で比べてください。
手持ちに黒い服がないときは、黒いスマートフォンの画面を消した状態で横に置いても比べられます。画面の黒とチャコールを並べて、1m離れて区別がつくかを見てください。黒い靴や黒い財布でも代わりになります。比べる黒は、表面がつるっとしたものより、布のように光をあまり返さないもののほうが、チャコールとの差を正しく見られます。
深さを見分けたら、服のタグや購入した記録の近くに「黒と迷う」「はっきり灰」と書いておくと、次に組むときに迷いません。チャコールは何枚あっても同じ色に見えがちなので、深さの違いを言葉で残しておくと、顔の下に置く1枚をすぐに選べます。
測る②|向きは白い紙の縁で見る
灰色は色みが弱いので、向きが分かりにくい色です。白いコピー用紙の上にチャコールの服を置き、紙との境目の縁を見てください。
| 縁に見える色 | 向き | ブルベ夏の顔に |
|---|---|---|
| 青、または紫 | 青み | なじむ |
| 色が見えない | 中立 | 深さが合えばなじむ |
| 茶、または赤茶 | 茶 | 頬が黄ばみやすい |
| 緑、またはオリーブ | 緑 | 頬がくすみやすい |
1枚だけで見分けにくいときは、チャコールを2枚並べてください。2枚あれば、どちらかが青みに、どちらかが茶や緑に寄って見えるはずです。
ブルベ夏の人にとって、向きのずれは深さのずれより顔に出やすいことがあります。深さが合っていても、茶に寄ったチャコールは頬を黄ばませます。深さと向きの両方が合って、はじめて顔の下に置けるチャコールです。
測る③|表面は指でなでて光を見る
チャコールの表面を指でなで、窓の光に当ててください。表面の光り方で、顔の上での見え方が変わります。
| 表面 | 光り方 | ブルベ夏の顔の上で |
|---|---|---|
| なめらかで細かい目 | やわらかい光が面に広がる | 顔が明るく見える |
| 起毛している | ぼんやりした明るい面 | やわらかく、重さが減る |
| 乾いて粗い | 光をほとんど返さない | 粉っぽく沈む |
| 硬い光沢 | 鋭い白い筋が出る | 灰が冷たく硬く見える |
ブルベ夏に向くのは、上の2つです。やわらかい光は、チャコールの深さを半段明るく見せ、顔の上にも明るさを返します。乾いて粗い表面は光を吸い込むので、同じ深さでも半段暗く、顔まで沈んで見えます。
秋冬のチャコールは、厚手で表面の乾いたものが増えます。スウェットや粗い編みのニット、硬い織りのパンツなどです。どれも生地としては秋冬らしく暖かいのですが、ブルベ夏の顔の下では光を吸い込む側に入ります。同じ暖かさでも、目の詰んだ起毛のニットや、表面のなめらかなウールなら、光をやわらかく返します。厚みではなく、表面の光り方で選んでください。
測る④|髪と肌との差
チャコールの深さが合っていても、髪や肌との明るさの差で重く見えることがあります。
| 髪色 | チャコールとの差 | 起きやすいこと |
|---|---|---|
| 明るい茶・灰みの明るい色 | 大きい | 顔と髪が白く浮き、服だけが重い |
| 中くらいの茶 | 中くらい | いちばん失敗が少ない |
| 暗い茶・黒に近い | 小さい | 髪と服が一続きになり、顔のまわりが暗い |
明るい髪のブルベ夏は、チャコールとの差が大きくなって、顔だけが浮きます。暗い髪のブルベ夏は、髪とチャコールが一続きの暗い面になって、顔のまわり全体が重くなります。同じ「重い」でも、直す向きが逆です。明るい髪の人は首元に中くらいの明るさを挟み、暗い髪の人は首元に明るい色を挟みます。
直し方①|深すぎるなら1段明るい灰へ
黒と迷うほど深いチャコールは、ブルベ夏の顔の下では黒と同じ働きをします。
| いまの組み方 | 替える場所 | 替えた後 |
|---|---|---|
| チャコールのタートルネック | 首元 | 中くらいの灰のタートルに |
| チャコールのニット | 上半身 | 明るい灰のニット、下をチャコールに |
| チャコールのコート | 外側 | 前を開けて中を明るい色に |
| チャコールの上下 | 上 | 上を灰みのラベンダーか明るい灰に |
| チャコールのワンピース | 首元 | 明るい色のストールを首元に |
替える先は、黒の横ではっきり灰色に見える深さか、もう1段明るい灰です。深いチャコールは手放さずに、下半身に回してください。顔から遠ければ、深さはそのまま締め色の役をします。
深いチャコールを上に着たい日は、Vネックや前開きで、顔から15cm以上離してください。距離が取れると、目の下の影への影響が小さくなります。
直し方②|向きがずれたら青みのチャコールへ
茶や緑に寄ったチャコールは、深さが同じでも頬を黄ばませます。
| 寄っている向き | 顔に出ること | 替える先 |
|---|---|---|
| 茶 | 頬が黄ばむ、口元がくすむ | 青灰、灰みのネイビー |
| 緑 | 頬がくすむ、顔色が悪く見える | 青灰、スレートグレー |
| 赤茶 | 頬が赤黒く見える | 灰みのプラム、青灰 |
替える先として扱いやすいのは、青灰と灰みのネイビーです。どちらも青みがはっきりしているので、白い紙の縁を見なくても向きがずれにくい色です。
茶や緑に寄ったチャコールは、ブルベ夏の顔から離せば問題なく使えます。パンツやスカート、バッグや靴にすれば、秋冬の落ち着いた色として全身になじみます。
顔から離して使うときも、上に合わせる色で向きのずれを打ち消せます。茶に寄ったチャコールのスカートには、ラベンダーや青み寄りのピンクのニットを合わせてください。上の青みが全身の印象を決めるので、下の茶みは落ち着いた深さとして見えます。反対に、上にベージュやキャメルを合わせると、全身が黄みの側にそろって、顔だけが浮いて見えることがあります。
直し方③|表面をやわらかい光へ
乾いて粗い表面のチャコールは、光を吸い込んで顔まで沈ませます。同じ深さ、同じ向きでも、表面を替えると半段明るく見えます。
| いまの表面 | 替える先 | 変わること |
|---|---|---|
| 乾いた綿のスウェット | 目の詰んだなめらかなニット | 顔に光が返る |
| 粗い編みのざっくりニット | 細い糸の起毛ニット | 影が浅くなる |
| 硬い織りのジャケット | やわらかいウールのジャケット | 灰が冷たく見えない |
| 光沢のある化繊 | 起毛した表面 | 鋭い光の筋が消える |
表面を替えられない日は、首元にやわらかい光のある小物を足してください。細いパールのネックレスや、なめらかなシルクのようなスカーフが顎の下にあるだけで、顔に返る光が増えます。
直し方④|首元に明るい色を挟む
服を替えずに直すなら、首元に明るい色を挟むのがいちばん手軽です。
| 挟む色 | 向く場面 | 効き方 |
|---|---|---|
| やわらかい白 | どの髪色でも | 顔のまわりが明るくなる |
| ラベンダー | 暗い髪のブルベ夏 | 青みが顔色をなじませる |
| 淡いローズ | 顔色が薄く見える日 | 頬と唇に赤みが戻る |
| 明るい灰 | 明るい髪のブルベ夏 | 顔とチャコールのあいだがつながる |
| 淡い水色 | 仕事の日 | すっきり見える |
白は、真っ白より、少しやわらかい白のほうがブルベ夏の顔になじみます。真っ白はチャコールとの差が大きくなって、首元だけが強く光ります。
挟む幅は、指2本ぶんで足ります。シャツの襟を出す、タートルネックの上にストールを細く巻く、クルーネックの中にカットソーの縁を見せる。どれでも、顔とチャコールのあいだに明るい段ができます。
チャコールの呼び名と、実物のずれ
売り場では、チャコールに近い色がいくつもの名前で呼ばれています。名前と実物の深さや向きは、必ずしも一致しません。
| 呼び名 | よくある実物 | ブルベ夏の確かめどころ |
|---|---|---|
| チャコール | 黒に近いものから濃い灰まで幅が広い | 黒の横で深さを見る |
| ダークグレー | 黒より1〜2段明るい灰 | 向きを見る |
| スレートグレー | 青みのある濃い灰 | そのまま使いやすい |
| 墨色 | 黒に近い深い灰 | 顔から離す |
| 杢チャコール | 黒と白の糸が混ざった濃い灰 | 白い糸の色を見る |
| チャコールブラウン | 茶に寄った濃い灰 | 顔から離す |
名前でいちばん当たりやすいのは、スレートグレーです。青みのある灰を指すことが多く、ブルベ夏の顔になじむ側に入っています。チャコールという名前のものは、1枚ずつ確かめる必要があります。
同じ売り場の同じ名前でも、素材が違えば色も違います。ニットのチャコールとパンツのチャコールを上下で合わせたら、片方だけ茶に寄って見えた、ということはよくあります。上下をチャコールでそろえたいときは、名前ではなく2枚を並べて縁の色を比べ、同じ向きのものどうしで組んでください。向きが違う2枚を上下に置くと、どちらも中途半端に見えて、重さより先にちぐはぐさが目に入ります。
杢のチャコールは白い糸で決まる
杢のチャコールは、黒い糸と白い糸を混ぜて作った濃い灰です。遠くから見ると、無地のチャコールより半段明るく、やわらかく見えます。
ブルベ夏のやわらかい顔立ちには、杢の表情は向きやすいものです。ただし、混ざっている白い糸の色で、全体の向きが変わります。
| 混ざっている白い糸 | 全体の向き | ブルベ夏の顔に |
|---|---|---|
| 真っ白に近い | 青みか中立 | なじむ |
| 生成りっぽい | 黄み | 頬が黄ばみやすい |
| 灰色の糸 | 中立 | 深さが合えばなじむ |
| 茶色の糸が混ざる | 茶 | 顔から離す |
白い紙の上に置いて、近くで糸を見てください。紙と同じくらい白い糸が混ざっていれば、顔の下に置ける杢です。
合わせる色|ブルベ夏らしさを足す
チャコールの重さは、合わせる色でも変わります。
| 合わせる色 | 見え方 | 向く使い方 |
|---|---|---|
| ラベンダー | やわらかく、青みでまとまる | チャコールのパンツに上を |
| 淡いローズ | 顔色が明るく見える | チャコールのコートの中に |
| 水色 | すっきり、軽くなる | チャコールのスカートに |
| やわらかい白 | 明るく、きちんと見える | どれにでも |
| ローズブラウン | 落ち着いて秋らしい | チャコールのニットの下に |
| 黒 | 重さが増える | 面積を小さくして |
ブルベ夏の色を合わせると、チャコールが青みの側に引き寄せられて見えます。茶に寄ったチャコールでも、隣にラベンダーがあると、少しだけ青みに見えます。
黒を合わせるときは、黒の面積を小さくしてください。チャコールと黒は深さが近いので、同じくらいの面積で並べると、全身が暗い面でつながって重さが増えます。黒は靴かバッグのどちらか1つにして、残りはブルベ夏の明るい色で受けると、チャコールが黒の代わりとしてちょうどいい締め色になります。
秋らしさを足したいときは、ローズブラウンかモーブを合わせてください。どちらも茶色の仲間ですが青みや赤みを含んでいるので、ブルベ夏の顔から離れません。チャコールのパンツにローズブラウンのニットを合わせると、暗い色どうしでも重さが出ず、秋の装いになります。
アイテム別|どこに置けば重くならないか
| アイテム | 重く見えやすい置き方 | 重くならない置き方 |
|---|---|---|
| ニット | 深いチャコールのタートルネック | 中くらいの灰のニット、首元に白 |
| コート | 深いチャコールのロングコートを閉めて着る | 前を開け、中を明るい色に |
| パンツ | 上下ともチャコール | 上をラベンダーか明るい灰に |
| スカート | 上も暗い色 | 上を淡いローズか水色に |
| ジャケット | 中に黒 | 中にやわらかい白 |
| マフラー | 深いチャコールを顎の下に | 明るい灰か、杢の明るいものに |
秋冬はアウターの面積が大きくなるので、チャコールのコートがいちばん重さを出しやすい場所です。コートは顔の近くまで来るので、深さと向きの両方を確かめてから選んでください。迷ったら、1段明るい灰のコートにして、チャコールはパンツやスカートで使うと、顔のまわりが軽くなります。
秋冬の光で起きること
チャコールは、秋冬の光で見え方が変わりやすい色です。
| 光 | チャコールの見え方 | ブルベ夏の顔に |
|---|---|---|
| 昼の窓際 | 青みがよく見える | 判定にいちばん向く |
| 室内の暖かい照明 | 茶に寄って見える | 黄ばんだように見える |
| 曇りの日の外 | 灰が深く見える | 重く見えやすい |
| 夕方の斜めの光 | 赤みを帯びる | 茶に寄ったように見える |
朝、家の照明の下では平気だったのに、外に出ると重い。あるいはその逆。これは光の違いです。判定は昼の窓際で行い、暖かい照明の下で茶に寄って見えるのは光のせいだと分けて考えてください。曇りの日に重く感じるなら、その日だけ首元に明るい色を足すと戻ります。
メイクで直す
服を替えられない日は、顔の側で直せます。
| 起きていること | リップ | 目元・頬 |
|---|---|---|
| 目の下の影が濃い | 明るいローズ | 目の下に明るさを薄く |
| 頬が黄ばむ | 青み寄りのピンク | 頬に青み寄りのピンクを薄く |
| 粉っぽく沈む | 艶のある質感 | 頬の高い位置に光を少し |
| 顔だけ浮く | 少し深めのローズ | 眉を半段濃く |
チャコールを着る日にリップまで深い色にすると、顔の中の暗さが増えて重さが強まります。チャコールの日は、口元か頬に明るいローズを置いてください。
眉の色も見直す場所です。暗い茶の眉にチャコールを合わせると、顔の中の暗い色と服の暗い色が近づいて、顔全体が締まりすぎることがあります。眉を灰みのある明るめの色にすると、顔の中の明るさが上がり、チャコールとの間に段ができます。髪色を変えなくても、眉を半段明るくするだけで、首元からの重さが顔の中まで届かなくなります。
黒の代わりに使うとき
ブルベ夏がチャコールを使ういちばんの理由は、黒の代わりです。黒の代わりとして使うなら、場面ごとに深さを選んでください。
| 場面 | 選ぶ深さ | 理由 |
|---|---|---|
| 仕事の日のジャケット | 黒の横ではっきり灰に見える深さ | きちんと見えて重くない |
| 式や改まった席 | 黒に近い深さでも可 | 顔の下に明るい色を足す前提で |
| 休日のニット | 中くらいの灰 | やわらかく見える |
| 夜の食事 | 黒より1段明るい青灰 | 照明の下でも茶に寄りにくい |
改まった席では、黒が求められる場面もあります。その場合は黒を無理に避けず、黒を着て首元にやわらかい白やパールを足してください。チャコールが黒の代わりになるのは、黒でなくてもいい場面です。
仕事の日にチャコールのジャケットを選ぶときは、中に着るものとの段差も見てください。チャコールのジャケットに白いシャツは、ブルベ夏には差が大きすぎて、首元だけが強く光ることがあります。白より少しやわらかい白や、淡い水色のシャツにすると、ジャケットと顔のあいだがなだらかにつながり、きちんとした印象のまま重さが出ません。
売り場で外さないための確かめ方
| 確かめること | 売り場ですること | 見送る目安 |
|---|---|---|
| 深さ | 近くの黒い服の横に並べる | 1m離れて黒と迷う |
| 向き | 白いタグの台紙の上で縁を見る | 縁が茶か緑に見える |
| 表面 | 指でなでて照明に当てる | 乾いて光をまったく返さない |
| 杢 | 糸を近くで見る | 白い糸が生成りっぽい |
| 顔の下 | 鏡の前で顎の下に当てる | 目の下の影が濃くなる |
売り場の照明は暖かいことが多く、青みのチャコールも少し茶に寄って見えます。窓際か出入口の近くで、もう一度縁を見てください。通販で買うなら、届いたらタグを切る前に昼の窓際で黒の横に並べ、白い紙の縁を見てから決めてください。
手持ちのチャコールを分ける
すでにチャコールの服が何枚かあるなら、買い足す前に分けておくと、次に選ぶ1枚がはっきりします。
| 入れる場所 | 入れる服 | 使い方 |
|---|---|---|
| そのまま顔の下へ | 深さ・向き・表面が合う | トップスやマフラーに |
| 首元に明るい色を足す | 深さだけが少し深い | 襟やストールを挟んで |
| 表面を補う | 乾いた表面だけがずれる | 首元に光のある小物を |
| 腰から下へ | 向きが茶や緑に寄っている | パンツやスカートに |
| 小物で使う | 深すぎて向きもずれる | バッグや靴で締め色に |
分けてみると、顔の下に置けないチャコールも、腰から下ではほとんど使えることが分かるはずです。足りないのはチャコールそのものではなく、上に合わせる明るいブルベ夏の色であることが多いので、買い足すならそちらを先に選んでください。
よくある思い込み
| 思い込み | 実際 |
|---|---|
| ブルベ夏はチャコールなら何でも似合う | 深さと向きが合うものだけが顔になじむ |
| 灰色は色みがないので向きは関係ない | 茶や緑に寄った灰は頬の色を変える |
| 黒の代わりは暗いほどいい | 黒と迷う深さは黒と同じ働きをする |
| 重く見えるのは顔立ちのせい | 深さ・向き・表面・髪との差で起きている |
| チャコールは無難な色 | 当たり外れの幅が広い色 |
ブルベ夏にチャコールが勧められること自体は外れていません。外れやすいのは、チャコールという名前の幅が広く、勧められている灰とは違う1枚を手に取りやすいことです。
どちらとも取れるとき①|2ndがブルベ冬
2ndがブルベ冬と言われている人は、深いチャコールでも重く見えにくいことがあります。ブルベ冬の側の顔立ちは、深い色の強さを受け止められるからです。
確かめるには、黒と迷う深さのチャコールを顎の下に当てて、目の下の影を見てください。影が濃くならないなら、2ndのブルベ冬の側が効いています。この場合は、深いチャコールを顔の下に置いてかまいません。
ただし、向きは2ndがブルベ冬でも同じです。茶や緑に寄ったチャコールは、どちらのタイプにとっても頬をくすませます。深さは2ndに合わせて広げ、向きは青みのまま守る、と分けて考えてください。
2ndがイエベ秋と言われている人は、反対に向きの幅が少し広がります。わずかに茶に寄ったチャコールでも、頬が黄ばまずに落ち着いて見えることがあります。この場合も、顎の下に当てて頬の色を見て決めてください。2ndは、1stで外れる色をすべて救うものではなく、境目の色を1段ぶん受け止めてくれるものだと考えると、迷いが減ります。
どちらとも取れるとき②|髪が暗く、顔のまわりが全部暗い
黒に近い髪のブルベ夏がチャコールのタートルネックを着ると、髪と首元が一続きの暗い面になります。チャコール自体が合っていても、顔のまわりの暗い面が広すぎて重く見えます。
この場合は、チャコールを顔の下から20cm以上離すか、首元に明るい色を挟んでください。チャコールのニットならクルーネックかVネックにして、中にやわらかい白かラベンダーを見せる。髪をまとめて首を出すだけでも、暗い面が分かれて重さが減ります。
髪を明るくする前に、首元の明るさを先に試してください。服の側で直せるなら、それがいちばん手軽です。
反対に、明るい髪のブルベ夏がチャコールを着ると、髪と顔だけが明るく、服だけが暗い、上下に分かれた見え方になります。この場合は、首元に明るい灰か、灰みのラベンダーのような中くらいの明るさを挟んでください。髪の明るさと服の暗さのあいだに中間の段ができて、顔から服へなだらかにつながります。
どちらとも取れるとき③|顔の近くでは平気で、全身だと重い
チャコールのニットを顎の下に当てたときは顔色がいいのに、上下を着て全身を見ると重い。これは、チャコールの深さや向きではなく、面積の問題です。
チャコールは、小さな面では黒に近く、大きな面では灰に近く見えます。ところが上下ともチャコールにすると、全身に暗い面が広がって、明るい色がどこにもなくなります。顔の下で合っていても、全身では重く見えます。
上下のどちらか一方だけをチャコールにして、もう一方をブルベ夏の明るい色にしてください。面積と見え方の関係は、チャコールが似合う人|手のひら1枚と袖1本で、色が入れ替わるで詳しく分けています。
どちらとも取れるとき④|昼は平気で、夜に重い
昼の外では顔になじんでいたのに、夜の室内では重く見える。これは照明の違いです。暖かい照明の下では、チャコールが茶に寄り、深さも半段増して見えます。
夜に会う予定がある日は、青みのはっきりしたチャコールか、灰みのネイビーを選んでください。照明が暖かくても茶に寄りにくく、夜の席でも顔色がなじみます。すでにチャコールを着ているなら、首元に淡いローズかラベンダーを足すと、照明の暖かさで黄みに寄った分を打ち消せます。
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よくある問い
- Q. ブルベ夏はチャコールグレーが似合うと聞いたのに、着ると顔が暗く見えます
- ブルベ夏に勧められるチャコールは、黒より明るく、青みのある灰です。売り場でチャコールと呼ばれている色には、黒に近いほど深いものや、茶や緑が混ざったものも含まれます。深すぎると目の下の影が濃くなり、茶や緑が混ざると頬がくすんで見えます。黒の横に置いて区別がつくか、白い紙の上で縁が青く見えるかを確かめると、どちらでずれているかが分かります。
- Q. チャコールのニットを着ると重く見えます。手放したほうがいいですか
- 手放す前に、首元に明るい色を挟んでみてください。ブルベ夏の場合は、真っ白より少しやわらかい白、ラベンダー、淡いローズなどが合います。首元に指2本ぶんの明るい色があるだけで、顔とチャコールの明るさの差がなだらかにつながり、重さが減ります。それでも重いときは、上に着るのをやめて、スカートやパンツとして腰から下で使えば、顔に影響せずに使えます。
- Q. チャコールとネイビーなら、ブルベ夏はどちらが使いやすいですか
- 顔の近くで使うなら、灰みのある明るめのネイビーのほうが顔色になじみやすい人が多いです。ネイビーは青みがはっきりしているので、向きのずれが起きにくい色です。チャコールは、青みのあるものを選べば同じくらい使えますが、茶や緑が混ざったものに当たりやすいので、選ぶときに縁の色を確かめる手間が増えます。下半身に使うなら、どちらでも大きな差はありません。
- Q. 杢のチャコールは、ブルベ夏に向いていますか
- 杢のチャコールは、黒い糸と白い糸が混ざって、遠くから見ると無地より半段明るく、やわらかく見えます。ブルベ夏のやわらかい顔立ちには向きやすい表情です。ただし、混ざっている糸に茶や黄みが入っていると、全体が黄みに寄ります。白い紙の上に置いて、混ざった白い糸が真っ白か、生成りっぽいかを見てください。真っ白に近いほど、ブルベ夏の顔になじみます。
— メグラシ編集部





