ブルベ夏にダークブラウンは重い?|黒と髪色と比べて置き場を決める

**ブルベ夏がダークブラウンを着ていいかは、2つと比べれば決まります。**1つは黒。もう1つは自分の髪です。この2つとの比べの答えで、置き場は4通りに分かれます。
黒との比べは、顎の下に黒とダークブラウンを交互に3秒ずつ当てるだけです。**黒より顔の輪郭がぼやけるなら、ダークブラウンは腰から下へ。黒より顔がやわらぐなら、顔の横に置けます。**髪との比べは、髪を一束前に垂らして布に重ねます。明るさの差が1段以内なら、上に着る日は首元に明るい1色を挟む。差が2段以上なら、挟まなくてよい。
ブルベ夏に合う茶そのものの条件は、ブルベ夏の茶色の服|顔から20cm以内に置けるブラウンの条件に書いてあります。あの記事で「顔に置けない側」に落ちたダークブラウンを、それでも着たい人のための記事です。
結論:黒との比べと髪との比べ、2つの答えで置き場は4通り
ブルベ夏の茶は、明るさで言うと中くらいの帯が合いやすく、ダークブラウンはその帯の下に外れています。だから「ブルベ夏にダークブラウンは重い」と言われます。ただ、重く見えるかどうかは、同じブルベ夏の中でも分かれます。
分けるのは2つの比べです。黒との比べは、ダークブラウンを黒の代わりに顔の横へ置けるかを決めます。髪との比べは、上に着たときに顔が同じ色で挟まれないかを決めます。
| 髪との差が2段以上 | 髪との差が1段以内 | |
|---|---|---|
| 黒より顔がやわらぐ | 顔の横に置ける。ニット・コート可 | 顔の横に置けるが、首元に明るい1色を挟む |
| 黒より輪郭がぼやける | 腰から下。スカート・パンツ・ブーツ | 足元とバッグから。上下どちらにも大きく置かない |
表は4通りを分けるためのものです。どの枡に入ったかで、下の見出しのどこへ進むかが決まります。
比べ方①|黒とダークブラウンを顎の下で交互に当てる
昼の窓の前で、窓に正面を向いて立ちます。メイクは無しか、ごく薄い状態で。黒の布とダークブラウンの布を1枚ずつ用意し、どちらも同じ種類にします。ニットならニット同士、シャツならシャツ同士。艶の有無が違うと、素材の差を色の差と見間違えます。
顎の下、鎖骨の上に黒を当てて3秒。外してダークブラウンを3秒。これを3往復します。見る場所は3か所です。
**輪郭の線。**顎から耳の下までの線が、黒のときとダークブラウンのときで、どちらがはっきり見えるか。
**目の下。**目の下の影が、どちらのときに浅く見えるか。
**唇。**唇の色が、どちらのときに自分の色で見えるか。黄みがかって見えたら、その布は負けています。
3か所のうち2か所以上で黒のほうがよく見えたら、黒より輪郭がぼやける人です。2か所以上でダークブラウンのほうがよく見えたら、黒より顔がやわらぐ人です。1対1に割れた人は、「どちらとも取れるとき」の見出しへ。
比べ方②|髪とダークブラウンの明るさの差を見る
髪を一束、顔の前に垂らして、ダークブラウンの布の上に重ねます。髪と布の境目が、どのくらいはっきり見えるかを見ます。
**境目が見えない、または目を凝らさないと分からない。**差は1段以内です。
**境目は見えるが、どちらが明るいかを少し考える。**差は1段です。これも1段以内に入れてください。
**一目でどちらが明るいか分かる。**差は2段以上です。
黒髪の人は、ほとんどがダークブラウンより髪のほうが暗く出て、差は2段以上になります。暗い茶に染めている人は、1段以内に入ることが多いです。明るい茶に染めている人は、髪のほうが明るくて差は2段以上です。
差が1段以内の人は、上にダークブラウンを着ると、髪と服の間に切れ目がなくなります。顔の上は髪の茶、顔の下は服の茶、間に肌だけが浮く。この見え方を避けるのが、首元の1色です。
黒より輪郭がぼやける人|ダークブラウンは腰から下へ
この人は、顔の横にダークブラウンを置かないのがいちばん楽です。黒より顔の輪郭がぼやけるというのは、黒の締まりすらダークブラウンでは出ないということです。黒に替えてよく見える色があるなら、顔の横はその色に任せます。
ダークブラウンは、腰から下に回します。スカート、パンツ、ブーツ。顔から離れていれば、ブルベ夏の肌に影響しません。むしろ、下に暗い茶が1つあると、上に置いた淡い色が浮かなくなります。ブルベ夏が得意とする淡い青みの色は、下が黒だと冷たく締まりすぎることがありますが、下がダークブラウンだとやわらかく着地します。
上に着る色は、ダークブラウンの下に乗せる前提で選びます。**ライトグレー、青みのあるベージュ、ローズグレー、ネイビー。**上と下の明るさの差が3段以上あると、顔のほうに視線が上がります。
黒より顔がやわらぐ人|顔の横に置くときの条件
この人は、ダークブラウンを黒の代わりに使えます。ただし、置ける茶には条件があります。
**灰みがあること。**赤みの強いダークブラウンは、黒との比べで勝った人でも、顔の赤みを拾って頬がくすんで見えることがあります。白い紙の上に布を置いて、赤く見えるか灰色がかって見えるかを見てください。灰色がかって見える茶が、ブルベ夏の肌にはなじみます。
**艶がないこと。**艶のあるダークブラウンは、光を拾って黄みに寄って見えます。起毛、ウール、マットな編み地。表面が光を吸う素材を選びます。
**面積は上半身の半分まで。**ニット1枚なら全部ダークブラウンでも構いませんが、ニットとコートの両方をダークブラウンにすると、顔の横が全部茶になります。顔の横の茶は1枚まで。もう1枚は別の色にします。
この3つがそろえば、顔の横に置いても重く見えません。むしろ黒を着る日より顔の影が浅くなるはずです。
髪との差が1段以内の人|首元に挟む1色
ダークブラウンに近い髪色の人は、上に着る日に首元へ1色挟みます。挟む色は明るい色です。
**白、オフホワイト、ライトグレー。**インナーの襟を2cm以上見せるか、首元にスカーフを1周巻きます。この1色が、髪の茶と服の茶の間に切れ目を入れます。切れ目があると、顔は「上下から挟まれた肌」ではなく、「明るい色の上に乗った顔」として読まれます。
挟む幅は2cmから、多くて5cmまで。それより太いと、挟んだ色のほうが主役になります。マフラーを巻く日は、マフラーの色がこの1色の役目を果たすので、インナーは何でも構いません。
挟めない服装の日、たとえばタートルのダークブラウンを着たい日は、その日は髪を結ぶか、耳にかけてください。顔の横に髪がなければ、髪と服の間に首の肌が切れ目として入ります。
髪との差が2段以上の人|黒髪と明るい茶髪で理由が違う
差が2段以上ある人は、首元に何も挟まなくても、髪と服の間に切れ目が自然にできます。ただ、黒髪の人と明るい茶髪の人で、気をつける場所が違います。
黒髪の人は、髪のほうがダークブラウンより暗いです。上にダークブラウンを着ると、顔の上が黒、下が茶で、顔がやや下に重く見えます。目線を上げるために、イヤリングやピアスを明るい色で1つ足すか、前髪を少し軽くして額の肌を見せてください。顔の上の暗さが1段やわらぎます。
明るい茶髪の人は、髪のほうがダークブラウンより明るいです。上にダークブラウンを着ると、顔の上が明るく、下が暗く、顔は自然に上へ持ち上がります。この人は、ダークブラウンをいちばん楽に着られる人です。ただ、髪の黄みが強いと、ダークブラウンの黄みと響き合うことがあるので、灰みのあるダークブラウンを選ぶ条件だけは守ってください。
ダークブラウンの中の3種で答えが1段ずれる
ダークブラウンと呼ばれる色には、赤みのもの、灰みのもの、黄みのものがあります。白い紙の上に置いて見分けます。
赤みのダークブラウンは、黒との比べで負けた人には難しく、勝った人でも頬の赤みを拾います。腰から下に向いています。
灰みのダークブラウンは、ブルベ夏にいちばん寄せやすい茶です。黒との比べで勝った人なら顔の横に置けますし、負けた人でも首元から離せば使えます。
黄みのダークブラウンは、ブルベ夏の肌を黄ばませる側に働きやすいです。顔の横には置かず、足元とバッグに限ります。
同じ「ダークブラウン」でも、この3種で答えが1段ずれます。黒との比べで勝った人が赤みのダークブラウンで試していたなら、灰みのもので試し直すと、もう一段よく見える可能性があります。負けた人が灰みのものを試していなければ、一度だけ試す価値があります。
アイテム別|コート・ニット・ブーツ・バッグ・タイツ
コートは、毎日着る、顔のすぐ横に来る、面積が大きい。この3つがそろうので、置き場の判定がいちばん厳しく出ます。黒との比べで勝ち、髪との差が2段以上の人だけが、迷わず買えます。それ以外の人は、コートは黒かチャコールかネイビーに。ブルベ夏のコートの色の迷いはブルベ夏にチャコールは重いかにも書いてあります。
ニットは、コートの次に判定が厳しい1枚です。顔の横に置く条件の3つ、灰み・艶なし・面積、を守れば、黒との比べで勝った人は着られます。負けた人は、ニットはやめてカーディガンにして、前を開けて中に明るい色を見せる形なら使えます。
ブーツは、全員が使えます。顔から最も遠く、面積も小さい。ダークブラウンのブーツは、黒のブーツより冬の装いの重心を下げすぎません。ブルベ夏の淡い上半身を、下で受け止める1足です。
バッグも全員が使えます。ただ、肩にかけるバッグは顔から30cmほどの位置に来るので、黒との比べで負けた人は、手持ちのバッグか、肩にかけても胸より下に来る長さの持ち手にしてください。
タイツは、ダークブラウンのスカートを履く日に合わせて、黒かダークブラウンかで迷います。スカートがダークブラウンなら、タイツも同じ系で続けると脚が長く見えます。スカートが別の色なら、タイツはチャコールのほうが、ダークブラウンのブーツとの間に段差ができません。
冬に向けて、着る回数で判断を変える
同じダークブラウンでも、着る回数で許される幅が変わります。週に1回着るニットなら、黒との比べで1対1に割れた人でも、首元に1色挟んで着てよい。毎日着るコートなら、はっきり勝った人だけに絞る。
理由は、重く見える日の数です。週1回のニットで重く見える日は月に4日。毎日のコートで重く見えるなら、冬じゅう毎日です。買う前に、その1枚を何回着るかを数えて、回数が多いほど判定を厳しくしてください。
いまから冬の立ち上がりまでに買うなら、順番はブーツ、バッグ、スカート、カーディガン、ニット、コートです。顔から遠い順に足して、そのたびに鏡で確かめる。コートまでたどり着く前に、自分がどの枡の人かはっきりします。
どちらとも取れるとき
**黒との比べが1対1に割れた。**輪郭は黒がよく、唇はダークブラウンがよい、というような割れ方です。この人は、黒の代わりに顔の横へ置くのはやめて、黒の隣に置く使い方にしてください。黒のコートの中にダークブラウンのカーディガン、黒のニットにダークブラウンのスカート。黒と茶が同時に見えていれば、どちらか一方の重さだけで判定されません。
**髪を染め直す途中で、根元と毛先の色が違う。**根元の色で判定してください。顔の横に来るのは根元の色です。毛先はあと数週間で切るか染めるかするので、いまの判定に入れません。
**黒を持っていなくて比べられない。**チャコールで代用できます。チャコールより輪郭がぼやけるなら、黒より確実にぼやけます。チャコールより顔がやわらぐなら、黒より勝つかどうかは半々ですが、顔の横に置いて試す価値はあります。
**ブルベ夏かブルベ冬か自信がない。**ダークブラウンを黒の代わりに使えるかという問いは、どちらでも同じ比べ方で答えが出ます。ブルベ冬の人は黒との比べで黒が勝つことが多く、腰から下の使い方になるだけです。判定が決まる前でも、この記事の手順はそのまま使えます。
手持ちのダークブラウンを仕分ける20分
手持ちの茶を全部出して、白い紙の上に並べます。まず赤み・灰み・黄みの3つに分けます。5分。
次に、顔の横に来るもの(ニット・カーディガン・コート・ストール)と、来ないもの(スカート・パンツ・靴・バッグ)に分けます。3分。
顔の横に来るもののうち、灰みで艶のないものだけを残して、残りは下に回せないかを考えます。カーディガンは前を開ければ中の色で切れ目が入るので残せる、タートルは残せない、という具合です。7分。
最後に、残った顔の横の1枚を着て、黒との比べをもう一度だけやります。これで、来週から迷わなくなります。5分。
装いに活かすなら
ブルベ夏にダークブラウンは重いか、という問いの答えは、人によって「顔の横に置ける」と「腰から下だけ」に分かれます。どちらに分かれても、ダークブラウンを使わない冬にはなりません。顔の横に置ける人は、灰み・艶なし・面積の3つを守って黒の代わりに。腰から下の人は、ブーツとスカートで、淡い上半身を受け止める色として。
黒ばかりの冬を変えたいなら、最初の1歩はブーツです。顔から最も遠く、全員が使えて、黒のブーツより重心が軽い。そこから1枚ずつ上へ上がっていけば、どこで止めるべきかは鏡が教えてくれます。
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よくある問い
- Q. ブルベ夏はダークブラウンを着てはいけないと聞きました
- 着てはいけない色ではなく、置く場所を決めないと重く見えやすい色です。ブルベ夏に合う茶は明るさ5〜7の帯に収まるものが多く、ダークブラウンはその帯から外れています。だから顔の横に無条件で置くと、顔の影が深く見えることがあります。ただ、腰から下と足元に置く分には、ほとんどの人が問題なく使えます。黒と比べて顔がどう見えるかを一度確かめて、顔の横に置ける人か、下に置く人かを決めてください。決めたあとは、迷わず着られます。
- Q. 黒と比べても差が分かりません
- 差が出ないときは、光と布のどちらかが条件を外しています。夕方の電灯の下では、黒も茶も同じ暗さに沈んで差が出ません。昼の窓の光で、窓に正面を向けてもう一度当ててください。布は、艶のあるものと起毛のものを混ぜないこと。艶のある黒と起毛のダークブラウンでは、素材の差を色の差と見間違えます。同じ編み地のニット同士か、同じ織りのシャツ同士で比べる。それでも差が出ない人は、どちらを顔の横に置いても大きく変わらない人です。髪との比べだけで置き場を決めて構いません。
- Q. 髪をダークブラウンに染めています。服のダークブラウンはやめたほうがいいですか
- やめなくてよいですが、上に着る日は首元に1色挟んでください。髪と服が同じ明るさの茶だと、顔が上下から同じ色で挟まれて、顔の肌だけが浮いて見えます。白やライトグレーのインナーを襟から2cm見せる、首元に明るいスカーフを巻く。この1色があれば、髪と服の間に切れ目が入ります。挟めない日は、ダークブラウンを下に回して、上は髪と明るさの離れた色にしてください。
- Q. ダークブラウンのコートを買おうか迷っています
- コートは毎日着て、顔のすぐ横に来て、面積がいちばん大きい1枚です。この3つがそろうので、黒との比べと髪との比べの両方で「顔の横に置ける」と出た人以外は、慎重に決めてください。黒に負けた人は、コートは黒かチャコールかネイビーにして、ダークブラウンはブーツとバッグに回すほうが、冬じゅう楽です。髪と近い人は、コートの下に明るい色のタートルかスカーフを毎日挟む前提なら買えます。毎日挟むのが面倒だと感じるなら、その時点で答えは出ています。
— メグラシ編集部





