ボルドーとバーガンディの違い|頬の赤みと髪の暗さで、買う側を決める

**ボルドーとバーガンディの違いは、紫みの量です。**そして、あなたがどちらを買うべきかは、名前ではなく、頬の赤みと髪の暗さで決まります。
頬が赤くなりやすい人は、紫みの強い側(バーガンディと呼ばれることが多い布)を顔の近くに置くと、赤みが足されずに落ち着きます。血色が薄く顔色が沈みがちな人は、赤に近い側(ボルドーと呼ばれることが多い布)を顔の近くに置くと、頬に血色が戻ります。髪が黒い人は黒みの多い布、髪が明るい人は黒みの少ない布です。
頬と髪で答えが割れる人は、顔から遠いボトムスや靴に置くか、黒みの量だけで決めます。ここから先は、札を見ずに布を見分ける手順と、自分の頬と髪を測る手順、割れたときの決め方を順に書きます。
結論:違いは紫みの量。買う側は、頬の赤みと髪の暗さで決まる
ボルドーとバーガンディは、どちらも紫みを含んだ暗い赤です。その中で、紫みが強く黒みも多めの布がバーガンディ、赤に近く少し明るい布がボルドーと呼ばれることが多い、というのが一般的な並びです。
ただし、この並びの通りに札が付いているとは限りません。同じ布が、ある店ではボルドー、別の店ではバーガンディとして売られています。だから名前で選ぶと、同じ買い物を2回しても結果が違います。
| 自分の側 | 読み取ること | 選ぶ布 |
|---|---|---|
| 頬が赤くなりやすい | 赤みを足したくない | 紫寄り(バーガンディ側) |
| 血色が薄く沈みがち | 赤みを足したい | 赤寄り(ボルドー側) |
| 髪が黒い・暗い | 黒みに負けない | 黒みの多い方 |
| 髪が明るい茶 | 黒みが重くなる | 黒みの少ない方 |
表は軸を示すためのものです。頬と髪の2つが同じ方向を指す人はこれで決まりますが、割れる人の方が多いので、その決め方を後半に厚く書きます。
名前ではなく布で見分ける:赤と紫の隣に置く
店で手に取った布が、紫寄りか赤寄りかを知るには、札を見ずに、純粋な赤と純粋な紫の隣に置きます。売り場に赤いニットや紫のマフラーがあれば、それが物差しになります。
赤の隣に置いたとき、布が「赤の暗い版」に見えるなら赤寄りです。「赤とは別の色」に見えるなら紫寄りです。紫の隣に置いて、「紫の仲間」に見えるなら紫寄り、「紫より暖かい」と感じるなら赤寄りです。
2つの判定が食い違ったら、布は中間です。中間の布は頬と髪のどちらで決めても外しにくいので、むしろ迷っている人には向きます。えんじ色やワインレッドとの見分けはえんじ色とボルドー・ワインレッドの違いに書いたので、暗い赤を5つ並べたい人はそちらを先に読んでください。
頬の赤みを測る:洗顔後5分、頬の高い所と顎の差
自分が「頬が赤くなりやすい人」かどうかは、感覚ではなく場所の差で決めます。朝、洗顔して5分たったころ、メイクをしていない顔を昼の窓から1mのところで鏡に映します。
見るのは2か所です。頬骨の一番高い所と、顎の先です。頬の高い所が顎よりはっきり赤ければ、赤みが出やすい人です。2か所の色が同じか、頬の方がむしろ黄みがかって見えるなら、血色が薄い人です。
一日だけで決めず、3日続けて見ます。2日以上で頬が赤ければ「赤くなりやすい」、2日以上で差がなければ「薄い」と決めます。気温や寝不足で1日だけ赤くなる日は数えません。
髪の暗さを測る:黒い紙を髪に当てる
髪の暗さは、黒い紙を1枚、こめかみの髪に当てて比べます。紙と髪の境目が見えにくければ「黒い髪」、境目がはっきり見えて髪の方が明るければ「明るい髪」です。
染めている人は、根元ではなく、顔の横に落ちている毛先側の色で判定します。顔に近いのはそこだからです。根元と毛先の差が大きい人は、毛先に合わせて選び、根元が伸びたら見直します。
黒い髪の人は、黒みの少ない布を顔の近くに置くと、布だけが浮いて軽く見えます。明るい髪の人は、黒みの多い布を顔の近くに置くと、布だけが重く沈みます。だから髪の暗さは、布の黒みの量を決める物差しになります。
頬が赤くなりやすい人:紫寄りを顔の近くに
頬の赤みが出やすい人が赤寄りの布を顔の近くに置くと、布の赤と頬の赤が足し合わされて、ほてって見えます。写真で顔だけ赤く写るのはこの組み合わせです。
紫寄りの布は、赤みを足さずに頬の色を受け止めます。ニットやストール、襟元に置くのはこちらです。赤寄りの布を持っているなら、顔から離してスカートやパンツに回せば、同じ一枚が働きます。
髪が黒い人は、紫寄りで黒みの多い布まで進んでよいです。髪が明るい人は、紫寄りのまま黒みを減らした布を選ぶと、髪とのつながりが切れません。
血色が薄い人:赤寄りを顔の近くに
頬と顎の色に差がない人、頬が黄みに寄る人は、紫寄りの布を顔の近くに置くと、顔色がさらに沈みます。「ボルドーを着たら疲れて見えた」という感想の多くは、紫寄りの布を顔の近くに置いた場合です。
赤に近い側の布は、頬に血色を返します。顔の近くに置くのはこちらで、紫寄りの布はボトムスや靴に回します。
髪が黒い人は、赤寄りで黒みの多い布にすると髪と釣り合います。髪が明るい人は、赤寄りで黒みの少ない布にすると、全体が軽くまとまります。
頬と髪が同じ方向を指す人:そのまま決める
頬が赤くて髪が黒い人は、紫寄りで黒みの多い布です。頬が薄くて髪が明るい人は、赤寄りで黒みの少ない布です。この2通りの人は、頬と髪の答えが一致するので迷いません。
店では、札を見ずに、赤と紫の隣で布の寄りを確かめ、黒い紙の判定で黒みの量を選びます。名前がボルドーでもバーガンディでも、選ぶ布は同じになります。
頬と髪が割れる人①:頬が赤いのに髪が明るい
紫寄りを顔の近くに置きたいけれど、黒みの多い布は髪に対して重い、という人です。
この人は、紫寄りで黒みの少ない布を探します。見つからなければ、優先するのは頬です。顔の近くに置く布は頬の赤みに直接影響しますが、髪との釣り合いはストールの巻き方や髪のまとめ方で後から調整できます。
それでも重く見えたら、顔の近くには置かず、ボトムスに回します。腰から下なら、黒みの多い布でも髪との距離があるので沈みません。
頬と髪が割れる人②:頬が薄いのに髪が黒い
赤寄りを顔の近くに置きたいけれど、黒みの少ない布は髪に対して浮く、という人です。
この人は、赤寄りで黒みの多い布を探します。見つからなければ、優先するのはやはり頬です。浮く問題は、布の上に黒い髪を少し下ろす、首元に黒い細いものを1本足す、で埋まります。沈む問題は後から埋められないからです。
どちらとも取れるとき①:布が中間で、赤とも紫とも言える
赤の隣でも紫の隣でも判定が揺れる布は、中間の布です。この布は、頬の判定を使わず、黒みの量だけで決めます。髪が黒ければ買い、明るければ一段明るい布を探します。
中間の布は、顔の近くにも遠くにも置けるので、1枚目に向きます。「ボルドーかバーガンディか」で迷い続けている人は、迷わせる布をやめて、中間の布を1枚持つ方が早いです。
どちらとも取れるとき②:札と布の見た目が食い違う
札はバーガンディなのに、赤の隣で見ると赤寄りに見える。こういう食い違いは珍しくありません。採るのは布の見た目です。札は店の呼び方で、布は変わりません。
通販で札だけを頼りに買う場合は、商品写真の中で、白い背景の上に置かれた写真を見ます。背景が白ければ布の寄りが読めます。暗い背景や、別の色の服と並んだ写真は、隣の色に引っ張られて見えるので判定に使いません。
どちらとも取れるとき③:顔から遠い場所に置くなら、頬の判定はいらない
スカート、パンツ、靴、バッグに置く暗い赤は、顔から離れているので、頬の赤みに影響しません。この場所に置くなら、頬の判定を飛ばして、黒みの量だけを髪に合わせます。
顔から遠い場所に紫寄りと赤寄りのどちらを置くかは、上に着る色との関係で決まります。上が黒や紺なら紫寄りの方がつながり、上がベージュやキャメルなら赤寄りの方がつながります。上に置く1枚目の決め方はバーガンディ色は上か下かに書きました。
素材で、同じ色が寄る方向
同じ染めの色でも、素材で寄りが動きます。起毛したウールや厚手のニットは、光を吸うので黒みが増え、紫寄りに見えます。光沢のあるサテンや薄手のシルクは、光を返すので赤みが立ち、赤寄りに見えます。
頬が赤い人が赤寄りの布しか見つけられなかったら、起毛した素材を選ぶと紫側に寄ります。血色の薄い人が紫寄りしか見つけられなかったら、光沢のある素材を選ぶと赤側に寄ります。素材で半歩ずらせる、と覚えておくと、売り場の選択肢が増えます。
よくある行き違い
「バーガンディの方が上品」「ボルドーの方が大人っぽい」といった言い方は、どちらも布の寄りではなく、置き場所と黒みの量の話です。黒みの多い布を顔から離して置けば、名前が何でも落ち着いて見えます。
「ボルドーが似合わない」と言われた人が、バーガンディも避けてしまうことがあります。似合わなかった理由がほてりなら紫寄りで直り、沈みなら赤寄りで直ります。名前を避けるのではなく、寄りを変えてください。黒とこげ茶の隣で紫寄りか茶寄りかを見る方法はボルドーが似合う人に書いたので、手持ちの服で確かめたい人はそちらも使ってください。
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よくある問い
- Q. ボルドーとバーガンディは、どちらが暗い色ですか
- 一般にはバーガンディの方が紫みが強く、黒みも多めで暗く見えます。ただし店の札はこの通りに付いていないことが多く、同じ布がボルドーともバーガンディとも呼ばれます。暗さは名前で判断せず、黒い紙と白い紙の間に布を置いて、どちらに近いかで見てください。
- Q. ワインレッドやえんじ色とは何が違いますか
- ワインレッドは紫みが弱く赤に近い色、えんじ色は黄みが混じった暗い赤です。ボルドーとバーガンディはどちらも紫みを含む暗い赤で、その中で紫みの量が違います。4つの名前は紫みの多い順に並べると、バーガンディ、ボルドー、ワインレッド、えんじの順になることが多いです。
- Q. 頬の赤みが日によって違うのですが、どの日で判断すればいいですか
- 朝の洗顔後5分の頬で、3日続けて見てください。3日のうち2日以上で頬の高い所が顎より赤ければ、赤みが出やすい人として紫寄りを選びます。1日だけ赤い日は、気温や寝不足の影響なので数えません。
- Q. 頬が赤くて髪も黒い場合はどうすればいいですか
- 頬は紫寄りを、髪は黒みの多い方を指すので、答えは同じ方向になります。黒みが多く紫みの強い布を顔の近くに置いてください。逆に頬が薄く髪も明るい人は、黒みが少なく赤寄りの布になります。割れるのは、頬が赤いのに髪が明るい人と、頬が薄いのに髪が黒い人の2通りで、その場合は顔から遠い場所に置くか、黒みだけで選びます。
- Q. ボルドーが似合わないと言われましたが、バーガンディなら着られますか
- 似合わないと感じた理由が「顔が赤くほてって見える」なら、紫寄りに替えると落ち着くことが多いです。理由が「顔色が沈んで見える」なら、紫寄りにしてもさらに沈むので、赤寄りで黒みの少ない布に替えるか、顔から離してボトムスに置いてください。
— メグラシ編集部





