メグラシ
自分を知る

ボルドーとバーガンディの違い|頬の赤みと髪の暗さで、買う側を決める

メグラシ編集部//読了 8分
深い赤紫のウール生地の織り目に斜めの光が当たり、赤みの強い部分と紫に沈む部分が一枚の中で分かれて見える接写

**ボルドーとバーガンディの違いは、紫みの量です。**そして、あなたがどちらを買うべきかは、名前ではなく、頬の赤みと髪の暗さで決まります。

頬が赤くなりやすい人は、紫みの強い側(バーガンディと呼ばれることが多い布)を顔の近くに置くと、赤みが足されずに落ち着きます。血色が薄く顔色が沈みがちな人は、赤に近い側(ボルドーと呼ばれることが多い布)を顔の近くに置くと、頬に血色が戻ります。髪が黒い人は黒みの多い布、髪が明るい人は黒みの少ない布です。

頬と髪で答えが割れる人は、顔から遠いボトムスや靴に置くか、黒みの量だけで決めます。ここから先は、札を見ずに布を見分ける手順と、自分の頬と髪を測る手順、割れたときの決め方を順に書きます。

結論:違いは紫みの量。買う側は、頬の赤みと髪の暗さで決まる

ボルドーとバーガンディは、どちらも紫みを含んだ暗い赤です。その中で、紫みが強く黒みも多めの布がバーガンディ、赤に近く少し明るい布がボルドーと呼ばれることが多い、というのが一般的な並びです。

ただし、この並びの通りに札が付いているとは限りません。同じ布が、ある店ではボルドー、別の店ではバーガンディとして売られています。だから名前で選ぶと、同じ買い物を2回しても結果が違います。

自分の側読み取ること選ぶ布
頬が赤くなりやすい赤みを足したくない紫寄り(バーガンディ側)
血色が薄く沈みがち赤みを足したい赤寄り(ボルドー側)
髪が黒い・暗い黒みに負けない黒みの多い方
髪が明るい茶黒みが重くなる黒みの少ない方

表は軸を示すためのものです。頬と髪の2つが同じ方向を指す人はこれで決まりますが、割れる人の方が多いので、その決め方を後半に厚く書きます。

名前ではなく布で見分ける:赤と紫の隣に置く

店で手に取った布が、紫寄りか赤寄りかを知るには、札を見ずに、純粋な赤と純粋な紫の隣に置きます。売り場に赤いニットや紫のマフラーがあれば、それが物差しになります。

赤の隣に置いたとき、布が「赤の暗い版」に見えるなら赤寄りです。「赤とは別の色」に見えるなら紫寄りです。紫の隣に置いて、「紫の仲間」に見えるなら紫寄り、「紫より暖かい」と感じるなら赤寄りです。

2つの判定が食い違ったら、布は中間です。中間の布は頬と髪のどちらで決めても外しにくいので、むしろ迷っている人には向きます。えんじ色やワインレッドとの見分けはえんじ色とボルドー・ワインレッドの違いに書いたので、暗い赤を5つ並べたい人はそちらを先に読んでください。

頬の赤みを測る:洗顔後5分、頬の高い所と顎の差

自分が「頬が赤くなりやすい人」かどうかは、感覚ではなく場所の差で決めます。朝、洗顔して5分たったころ、メイクをしていない顔を昼の窓から1mのところで鏡に映します。

見るのは2か所です。頬骨の一番高い所と、顎の先です。頬の高い所が顎よりはっきり赤ければ、赤みが出やすい人です。2か所の色が同じか、頬の方がむしろ黄みがかって見えるなら、血色が薄い人です。

一日だけで決めず、3日続けて見ます。2日以上で頬が赤ければ「赤くなりやすい」、2日以上で差がなければ「薄い」と決めます。気温や寝不足で1日だけ赤くなる日は数えません。

髪の暗さを測る:黒い紙を髪に当てる

髪の暗さは、黒い紙を1枚、こめかみの髪に当てて比べます。紙と髪の境目が見えにくければ「黒い髪」、境目がはっきり見えて髪の方が明るければ「明るい髪」です。

染めている人は、根元ではなく、顔の横に落ちている毛先側の色で判定します。顔に近いのはそこだからです。根元と毛先の差が大きい人は、毛先に合わせて選び、根元が伸びたら見直します。

黒い髪の人は、黒みの少ない布を顔の近くに置くと、布だけが浮いて軽く見えます。明るい髪の人は、黒みの多い布を顔の近くに置くと、布だけが重く沈みます。だから髪の暗さは、布の黒みの量を決める物差しになります。

頬が赤くなりやすい人:紫寄りを顔の近くに

頬の赤みが出やすい人が赤寄りの布を顔の近くに置くと、布の赤と頬の赤が足し合わされて、ほてって見えます。写真で顔だけ赤く写るのはこの組み合わせです。

紫寄りの布は、赤みを足さずに頬の色を受け止めます。ニットやストール、襟元に置くのはこちらです。赤寄りの布を持っているなら、顔から離してスカートやパンツに回せば、同じ一枚が働きます。

髪が黒い人は、紫寄りで黒みの多い布まで進んでよいです。髪が明るい人は、紫寄りのまま黒みを減らした布を選ぶと、髪とのつながりが切れません。

血色が薄い人:赤寄りを顔の近くに

頬と顎の色に差がない人、頬が黄みに寄る人は、紫寄りの布を顔の近くに置くと、顔色がさらに沈みます。「ボルドーを着たら疲れて見えた」という感想の多くは、紫寄りの布を顔の近くに置いた場合です。

赤に近い側の布は、頬に血色を返します。顔の近くに置くのはこちらで、紫寄りの布はボトムスや靴に回します。

髪が黒い人は、赤寄りで黒みの多い布にすると髪と釣り合います。髪が明るい人は、赤寄りで黒みの少ない布にすると、全体が軽くまとまります。

頬と髪が同じ方向を指す人:そのまま決める

頬が赤くて髪が黒い人は、紫寄りで黒みの多い布です。頬が薄くて髪が明るい人は、赤寄りで黒みの少ない布です。この2通りの人は、頬と髪の答えが一致するので迷いません。

店では、札を見ずに、赤と紫の隣で布の寄りを確かめ、黒い紙の判定で黒みの量を選びます。名前がボルドーでもバーガンディでも、選ぶ布は同じになります。

頬と髪が割れる人①:頬が赤いのに髪が明るい

紫寄りを顔の近くに置きたいけれど、黒みの多い布は髪に対して重い、という人です。

この人は、紫寄りで黒みの少ない布を探します。見つからなければ、優先するのは頬です。顔の近くに置く布は頬の赤みに直接影響しますが、髪との釣り合いはストールの巻き方や髪のまとめ方で後から調整できます。

それでも重く見えたら、顔の近くには置かず、ボトムスに回します。腰から下なら、黒みの多い布でも髪との距離があるので沈みません。

頬と髪が割れる人②:頬が薄いのに髪が黒い

赤寄りを顔の近くに置きたいけれど、黒みの少ない布は髪に対して浮く、という人です。

この人は、赤寄りで黒みの多い布を探します。見つからなければ、優先するのはやはり頬です。浮く問題は、布の上に黒い髪を少し下ろす、首元に黒い細いものを1本足す、で埋まります。沈む問題は後から埋められないからです。

どちらとも取れるとき①:布が中間で、赤とも紫とも言える

赤の隣でも紫の隣でも判定が揺れる布は、中間の布です。この布は、頬の判定を使わず、黒みの量だけで決めます。髪が黒ければ買い、明るければ一段明るい布を探します。

中間の布は、顔の近くにも遠くにも置けるので、1枚目に向きます。「ボルドーかバーガンディか」で迷い続けている人は、迷わせる布をやめて、中間の布を1枚持つ方が早いです。

どちらとも取れるとき②:札と布の見た目が食い違う

札はバーガンディなのに、赤の隣で見ると赤寄りに見える。こういう食い違いは珍しくありません。採るのは布の見た目です。札は店の呼び方で、布は変わりません。

通販で札だけを頼りに買う場合は、商品写真の中で、白い背景の上に置かれた写真を見ます。背景が白ければ布の寄りが読めます。暗い背景や、別の色の服と並んだ写真は、隣の色に引っ張られて見えるので判定に使いません。

どちらとも取れるとき③:顔から遠い場所に置くなら、頬の判定はいらない

スカート、パンツ、靴、バッグに置く暗い赤は、顔から離れているので、頬の赤みに影響しません。この場所に置くなら、頬の判定を飛ばして、黒みの量だけを髪に合わせます。

顔から遠い場所に紫寄りと赤寄りのどちらを置くかは、上に着る色との関係で決まります。上が黒や紺なら紫寄りの方がつながり、上がベージュやキャメルなら赤寄りの方がつながります。上に置く1枚目の決め方はバーガンディ色は上か下かに書きました。

素材で、同じ色が寄る方向

同じ染めの色でも、素材で寄りが動きます。起毛したウールや厚手のニットは、光を吸うので黒みが増え、紫寄りに見えます。光沢のあるサテンや薄手のシルクは、光を返すので赤みが立ち、赤寄りに見えます。

頬が赤い人が赤寄りの布しか見つけられなかったら、起毛した素材を選ぶと紫側に寄ります。血色の薄い人が紫寄りしか見つけられなかったら、光沢のある素材を選ぶと赤側に寄ります。素材で半歩ずらせる、と覚えておくと、売り場の選択肢が増えます。

よくある行き違い

「バーガンディの方が上品」「ボルドーの方が大人っぽい」といった言い方は、どちらも布の寄りではなく、置き場所と黒みの量の話です。黒みの多い布を顔から離して置けば、名前が何でも落ち着いて見えます。

「ボルドーが似合わない」と言われた人が、バーガンディも避けてしまうことがあります。似合わなかった理由がほてりなら紫寄りで直り、沈みなら赤寄りで直ります。名前を避けるのではなく、寄りを変えてください。黒とこげ茶の隣で紫寄りか茶寄りかを見る方法はボルドーが似合う人に書いたので、手持ちの服で確かめたい人はそちらも使ってください。

関連記事

よくある問い

Q. ボルドーとバーガンディは、どちらが暗い色ですか
一般にはバーガンディの方が紫みが強く、黒みも多めで暗く見えます。ただし店の札はこの通りに付いていないことが多く、同じ布がボルドーともバーガンディとも呼ばれます。暗さは名前で判断せず、黒い紙と白い紙の間に布を置いて、どちらに近いかで見てください。
Q. ワインレッドやえんじ色とは何が違いますか
ワインレッドは紫みが弱く赤に近い色、えんじ色は黄みが混じった暗い赤です。ボルドーとバーガンディはどちらも紫みを含む暗い赤で、その中で紫みの量が違います。4つの名前は紫みの多い順に並べると、バーガンディ、ボルドー、ワインレッド、えんじの順になることが多いです。
Q. 頬の赤みが日によって違うのですが、どの日で判断すればいいですか
朝の洗顔後5分の頬で、3日続けて見てください。3日のうち2日以上で頬の高い所が顎より赤ければ、赤みが出やすい人として紫寄りを選びます。1日だけ赤い日は、気温や寝不足の影響なので数えません。
Q. 頬が赤くて髪も黒い場合はどうすればいいですか
頬は紫寄りを、髪は黒みの多い方を指すので、答えは同じ方向になります。黒みが多く紫みの強い布を顔の近くに置いてください。逆に頬が薄く髪も明るい人は、黒みが少なく赤寄りの布になります。割れるのは、頬が赤いのに髪が明るい人と、頬が薄いのに髪が黒い人の2通りで、その場合は顔から遠い場所に置くか、黒みだけで選びます。
Q. ボルドーが似合わないと言われましたが、バーガンディなら着られますか
似合わないと感じた理由が「顔が赤くほてって見える」なら、紫寄りに替えると落ち着くことが多いです。理由が「顔色が沈んで見える」なら、紫寄りにしてもさらに沈むので、赤寄りで黒みの少ない布に替えるか、顔から離してボトムスに置いてください。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
窓の光が届く机の手前に紫寄りの暗い赤のニット、奥の電球色のランプの下に茶寄りの暗い赤のストール、下に紺のデニムが重なっているPick

自分を知る

バーガンディとボルドーの違い|昼に着るか夜に着るかで、持つ1色を選ぶ

バーガンディとボルドーの違いは、青みと黒みの量です。バーガンディは青みが入って紫に寄り、ボルドーは赤みが残って茶に寄ります。どちらも暗い赤なので売り場の名札では見分けられませんが、持つ側を決める基準は名前ではなく、昼の白い光で着る時間が長いか、夜の暖かい室内の光で着る時間が長いかです。紺のデニムの隣に置いて見分ける手順、昼の人と夜の人それぞれの選び方、昼から夜まで着る日が多い人の置き方、素材で寄りが動く方向までまとめました。

続きを読む
木の机に置かれたバーガンディのニットとスカート、脇に茶のベルトと手袋

自分を知る

バーガンディ色は上か下か|髪との明暗差と肌の赤みで最初の1枚を決める

バーガンディ色の最初の1枚を、ニットにするかスカートにするか。決めるのは髪との明暗差と、頬の赤みの出方の2つです。髪がバーガンディより暗い人は上に置けて、同じか明るい人は下に置く。頬に赤みが出やすい人は、どちらでも顔の横に大きな面で置かず、首元に別の色を1本挟むか、靴とバッグから始める。一束の髪を布に重ねて測る手順、朝と午後の2回で赤みを見る手順、4通りの最初の1枚、紫寄りと茶寄りで答えが1段動く話、起毛と艶で重さが変わる話、2枚目の足し方までの手順です。

続きを読む

Try the Diagnosis

文章で読んだら、次は 自分で試してみる。

骨格・パーソナルカラー・セルフイメージを組み合わせた、装い直結の無料診断へ。

無料で診断してみる

無料 / 10分程度 / airClosetサイト

あわせて読みたい

バーガンディとボルドーの違い|昼に着るか夜に着るかで、持つ1色を選ぶ

自分を知る

バーガンディとボルドーの違い|昼に着るか夜に着るかで、持つ1色を選ぶ

バーガンディとボルドーの違いは、青みと黒みの量です。バーガンディは青みが入って紫に寄り、ボルドーは赤みが残って茶に寄ります。どちらも暗い赤なので売り場の名札では見分けられませんが、持つ側を決める基準は名前ではなく、昼の白い光で着る時間が長いか、夜の暖かい室内の光で着る時間が長いかです。紺のデニムの隣に置いて見分ける手順、昼の人と夜の人それぞれの選び方、昼から夜まで着る日が多い人の置き方、素材で寄りが動く方向までまとめました。

メグラシ編集部/読了 9分
バーガンディ色は上か下か|髪との明暗差と肌の赤みで最初の1枚を決める

自分を知る

バーガンディ色は上か下か|髪との明暗差と肌の赤みで最初の1枚を決める

バーガンディ色の最初の1枚を、ニットにするかスカートにするか。決めるのは髪との明暗差と、頬の赤みの出方の2つです。髪がバーガンディより暗い人は上に置けて、同じか明るい人は下に置く。頬に赤みが出やすい人は、どちらでも顔の横に大きな面で置かず、首元に別の色を1本挟むか、靴とバッグから始める。一束の髪を布に重ねて測る手順、朝と午後の2回で赤みを見る手順、4通りの最初の1枚、紫寄りと茶寄りで答えが1段動く話、起毛と艶で重さが変わる話、2枚目の足し方までの手順です。

メグラシ編集部/読了 8分
ネイビーが似合う人|髪と眉の濃さより紺が何段明るいかで見分ける

自分を知る

ネイビーが似合う人|髪と眉の濃さより紺が何段明るいかで見分ける

ネイビーが似合うかどうかは、紺そのものより、あなたの髪と眉の濃さとの差で決まります。白黒写真で紺と髪を並べて段を数える方法、紺が髪より明るい人・同じ人・暗くなる人それぞれの着方、眉と髪の濃さが違うとき、室内灯で段が変わるとき、秋冬のコート・ニット・マフラーで紺を置く高さまで。手持ちの紺1枚と鏡で確かめられます。

メグラシ編集部/読了 12分
グレージュが似合う人|灰寄りか茶寄りかを、手の甲と髪の間で見る

自分を知る

グレージュが似合う人|灰寄りか茶寄りかを、手の甲と髪の間で見る

グレージュが似合うかどうかは、その1枚が灰寄りか茶寄りかと、肌との明るさの差の2つで決まります。茶色の紙袋とグレーの紙で手持ちの1枚を分け、手の甲と髪の間に収まるかで判定する手順を書きました。

メグラシ編集部/読了 15分
ボルドーが似合う人|黒とこげ茶の隣で、紫寄りか茶寄りかを見る

自分を知る

ボルドーが似合う人|黒とこげ茶の隣で、紫寄りか茶寄りかを見る

ボルドーは赤・茶・紫のあいだにある色で、同じ名前でも似合う人が分かれます。手持ちの黒とこげ茶の隣に置いて自分のボルドーがどちらに寄るかを決め、白黒写真で髪との明るさの差を測れば、顔の下に置けるかどうかまで自分で判定できます。

メグラシ編集部/読了 13分
グレーが似合う人|明るさ3段と黄み・青みで、顔が冴える灰を選ぶ

自分を知る

グレーが似合う人|明るさ3段と黄み・青みで、顔が冴える灰を選ぶ

グレーを着ると顔がくすむ人と、すっきり冴える人の違いは、グレーの明るさの段と、黄みか青みかの寄りの2つです。白い紙と黒い布、スマートフォンの白黒写真を使って、自分に合う段と寄りを確かめ、秋冬のニットやコートで顔が冴えるグレーを選びます。

メグラシ編集部/読了 17分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込