バーガンディ色は上か下か|髪との明暗差と肌の赤みで最初の1枚を決める

**バーガンディ色の最初の1枚は、髪と頬で決まります。**髪がバーガンディより暗い人は、上に置けます。ニットかブラウス。髪がバーガンディと同じか明るい人は、下に置きます。スカートかパンツ。
頬に赤みが出やすい人は、上でも下でも、顔の横に大きな面で置きません。上に置くなら首元に別の色を1本挟む。下に置くなら腰の位置で色を切る。それが面倒なら、靴とバッグから始めれば、どの人でも失敗しません。
バーガンディが紫寄りか茶寄りかで似合う人が分かれる話はボルドーが似合う人に、唇との比べはワインレッドが似合う人にあります。この記事は、手に取った1枚を上に着るか下に着るかだけを決める記事です。
結論:髪とバーガンディ、どちらが暗いかで上下が決まる
バーガンディは黒みの入った暗い赤です。顔の横に置くと、顔の上にある髪と、顔の下にあるバーガンディの、どちらが暗いかで見え方が変わります。
髪のほうが暗いと、顔の上が暗く、下が赤。目線は上から下へ流れて、顔の下に色があることで顔が持ち上がって見えます。この人は上に置けます。
バーガンディのほうが暗いと、顔の上が明るく、下が暗い。顔の下半分だけが重く沈みます。この人は下に置いて、顔の近くは髪と離れた明るさの色にします。
そこに頬の赤みが重なります。バーガンディは赤の仲間なので、頬の赤が出ている人の顔の横にあると、頬の赤を拾って強めます。赤みが出やすい人は、上下どちらでも、顔の横に大きな面で置かない工夫が要ります。
| 頬の赤みが出にくい | 頬の赤みが出やすい | |
|---|---|---|
| 髪がバーガンディより暗い | 上に置く。ニット・ブラウス | 上に置けるが、首元に別の色を1本挟む |
| 髪が同じか明るい | 下に置く。スカート・パンツ | 靴・バッグ・手袋から。下に置くなら腰で色を切る |
表は4通りに分けるためのものです。自分がどの枡かを、次の2つの見出しで測ります。
髪との明暗差を測る|一束を布に重ねて3段で見る
昼の窓の前で、髪を一束、顔の前に垂らします。その下にバーガンディの布を広げて、髪を布の上に重ねます。見るのは、髪と布の境目です。
**髪が布より明らかに暗く見える。**境目で髪が黒っぽく浮く。この人は「髪が暗い」側です。黒髪、暗い茶の人がここに入ります。
**境目が見えにくい。**どちらが暗いか、目を凝らす。この人は「同じ」側として扱います。暗めの茶に染めている人がここに入ることが多いです。
**髪が布より明らかに明るい。**境目で髪が茶や金に見える。この人は「髪が明るい」側です。
「同じ」側は、下に置く側に入れてください。髪とバーガンディの明るさが近いと、上に着たときに顔が上下から似た暗さで挟まれて、肌だけが浮きます。下に置けば、その挟みは起きません。
白髪が混じっている人は、顔まわりの一束で測ってください。後ろの髪より顔まわりの髪のほうが、バーガンディの隣に来る色です。
頬の赤みの出方を見る|日中2回、同じ鏡
頬の赤みは時間で動くので、1回では決められません。朝起きて15分以内と、午後3時ごろの2回、同じ鏡の前で、メイクの無い頰を見ます。
**朝も午後も、頬の外側に赤みがある。**出やすい人です。
**朝はあるが午後は引いている。**出やすい側として扱ってください。バーガンディを着て外に出る時間帯に赤みが出ていれば、同じことです。
**朝も午後もほとんど出ない。**出にくい人です。
赤みの位置も見ます。頬の高い位置、目の下寄りに出る人は、顔の横に置いた色を拾いやすい。頬の下、顎に近い位置に出る人は、首元の色を拾いやすい。前者はニットの面、後者はタートルの襟やマフラーに気をつけます。
髪が暗い×赤みが出にくい|上に置く。ニットかブラウス
いちばん自由に着られる人です。バーガンディのニットを1枚、顔の横に置いてください。髪の暗さが顔の上にあり、バーガンディが顔の下にある。顔は上下の暗さの間で、肌の色がそのまま見えます。
最初の1枚は、首元が詰まっていない形にします。クルーネックか、浅いV。タートルは首まで赤が上がって、顔とバーガンディの境目が顎になります。この人なら顎で切れても問題はないのですが、最初の1枚で試すには、顔との距離が近すぎます。2枚目以降で足してください。
素材は、艶の有無で見え方が1段動きます。艶のあるバーガンディは明るく、起毛のバーガンディは暗く見えます。髪が暗い人は、起毛で暗く見えても髪との差が保てるので、どちらでも構いません。
髪が暗い×赤みが出やすい|上に置けるが、首元に1本
髪との関係では上に置ける人ですが、頬の赤みがバーガンディを拾います。だから首元に別の色を1本挟みます。
挟む色は、白、オフホワイト、ライトグレー、または髪と同じ暗さの黒か濃紺です。明るい色を挟むと、頬の赤とバーガンディの間に明るい線が入って、赤同士がつながりません。暗い色を挟むと、顔の下に暗い線が入って、頬の赤が線の下に沈みます。どちらでも効きますが、顔がくすみやすい人は明るい色を、顔がぼやけやすい人は暗い色を選んでください。
挟む幅は2〜5cm。インナーの襟を出す、細いスカーフを巻く、ネックレスではなく布で挟む。ネックレスは線が細すぎて、赤同士のつながりを切れません。
頬の赤みが目の下寄りに出る人は、ニットの面そのものが頬の横に来るので、首元の1本に加えて、ニットの色を紫寄りにしてください。茶寄りのバーガンディは頬の赤と同じ方向の赤で、紫寄りは少しずれた赤です。ずれているほうが、拾いにくい。
髪が明るい×赤みが出にくい|下に置く。スカートかパンツ
髪が明るい人は、バーガンディを上に置くと顔の下半分が重くなります。最初の1枚は下です。スカートかパンツ。
下に置いたバーガンディは、顔から遠いので、髪との明暗差を気にしなくてよくなります。代わりに見るのは、上に合わせる色との差です。上は髪に近い明るさの色にします。明るい茶髪ならベージュ、キャメル、ライトグレー、オフホワイト。顔のまわりが髪と同じ明るさでまとまって、下にバーガンディが1枚。重心が下に落ちますが、顔のまわりが明るいので、顔は沈みません。
スカートとパンツのどちらにするかは、靴で決めます。バーガンディのスカートは、靴を黒にすると裾から下で色が切れて脚が短く見えます。タイツと靴を同じ暗さでつなげる人はスカート、靴は黒しか持っていない人はパンツで裾を靴にかぶせるほうが続きます。
髪が明るい×赤みが出やすい|靴・バッグ・手袋から
いちばん条件の多い人です。上に置くと顔の下が重く、下に置いても頬の赤みは腰のバーガンディまでは拾いませんが、鏡で全身を見たときに頬と腰に同じ赤が2つ並びます。
この人は、**小物から始めてください。**ブーツ、バッグ、手袋。顔から遠く、面積が小さい。バーガンディが自分の装いの中でどう見えるかを、小物で1冬試して、来年に下に置く1枚を足すかを決める。急ぐ必要はありません。
それでもスカートで持ちたいなら、腰の位置で色を切ります。ベルトでも、トップスの裾を出す形でも、腰に別の色が1本あれば、頬の赤と腰の赤の間に区切りが入ります。トップスはバーガンディと明暗差の大きい色、オフホワイトかライトグレーにしてください。
バーガンディの中の幅|紫寄りと茶寄りで答えが1段動く
バーガンディと呼ばれる色には、紫寄りと茶寄りがあります。白い紙の上に置いて見分けます。紫っぽく見えるか、茶っぽく見えるか。
紫寄りは、頬の赤から少しずれた赤です。赤みが出やすい人は、紫寄りを選ぶと、首元の1本を細くできます。髪が暗い人の上に置くニットは、紫寄りだと髪との差がよりはっきり出ます。
茶寄りは、頬の赤と同じ方向の赤です。赤みが出やすい人には難しく、出にくい人には自然になじみます。髪が明るい茶の人は、茶寄りを下に置くと、髪と足元の茶が響いて全身がまとまります。
つまり、赤みが出やすい人は紫寄り、出にくい人はどちらでも、髪が茶の人は茶寄りを下に。表の枡が決まったあと、どのバーガンディを買うかはこの1段で決めてください。紫寄りと茶寄りの見分け方そのものは、ボルドーが似合う人に詳しく書いてあります。
面積と素材で、同じ位置でも重さが変わる
同じ上に置くでも、ニット1枚とブラウス1枚で面積が違います。ニットは腕まで全部バーガンディ。ブラウスはカーディガンを重ねれば前の一面だけ。髪との差が「同じ」寄りの人が上に置きたいなら、ブラウスにカーディガンを重ねて、見える面を胸の幅だけにしてください。面が小さいほど、髪との挟みは起きにくくなります。
素材は、起毛が暗く、艶が明るく見えます。起毛のバーガンディは実物より1段暗い赤として顔の横に来るので、髪が「同じ」寄りの人は起毛で上に置くと挟まれます。艶のあるバーガンディは1段明るく見えるので、髪が暗い人には差が縮まりますが、挟まれるほどではありません。
下に置くときは逆です。起毛のスカートは重心を下げ、艶のスカートは重心を上げます。髪が明るくて下に置く人は、起毛で重心を下げすぎると、顔のまわりの明るさと下の重さの差が開きすぎます。艶か、起毛の浅いものを選ぶと、全身がつながります。
2枚目を足すなら|1枚目と同じ側に
1枚目が決まって、冬の間に着る回数が増えたら、2枚目を足したくなります。足す場所は、1枚目と同じ側です。
上に1枚持っている人は、2枚目はストール、カーディガン、手袋。顔の近くに赤が増えても、同じ側なら1か所にまとまります。 下に1枚持っている人は、2枚目はブーツ、バッグ、タイツ。足元で赤がつながって、下半身が1つの色になります。
上と下に分けて持つと、着る日に上下で合わせたくなり、顔の上下をバーガンディで挟む形になります。頬の赤みが出やすい人は、これで頬の赤が拾われます。出にくい人でも、腰か首元に別の色を1本挟まないと、全身が1色に沈みます。
合わせる色の順番は、バーガンディとモカムースに何を合わせるかに手順があります。この記事で置き場を決めてから、あちらで合わせる色を決めると、迷いが二重になりません。
髪を染めている・染め直す予定の人
髪との明暗差で置き場を決めるので、髪色が変わると答えが変わります。染め直す予定がある人は、**染めたあとの色で判定してください。**いま暗い茶で、来月明るくするなら、いまは下に置く側として買う。買ったバーガンディは変わりませんが、置き場は髪に合わせて動きます。
根元が伸びて、根元と毛先の色が違う人は、根元で判定します。顔の横に来るのは根元の色です。
白髪を暗く染めている人は、染めた直後と4週目で明るさが変わります。4週目の色で判定してください。1冬の大半は、染めた直後ではなく、伸びてきた状態で過ごすからです。
どちらとも取れるとき
**髪との差が「同じ」で、頬の赤みも「朝だけ」。**どちらも境目の人です。この人は、小物から始める側に入れてください。小物で1冬過ごして、バーガンディが自分の中でどう見えるかを知ってから、上か下かを決めればよい。境目の人が最初から面の大きい1枚を買うと、着ない日が増えます。
**髪が暗いのに、上に置いたら重く見えた。**バーガンディが起毛で、実物より1段暗く顔の横に来ている可能性があります。同じ色の艶のあるもので試し直すか、首元に1本挟んでください。それでも重いなら、頬の赤みを午後にも見直してください。出にくいと判定した人が、実は出ている時間帯に着ていることがあります。
**髪が明るいのに、下に置いたら顔がぼやけた。**上に合わせた色が、髪と同じ明るさではなく、髪より明るすぎている可能性があります。オフホワイトをベージュに、ライトグレーをグレージュに、1段下げてください。顔のまわりの明るさが髪とそろうと、ぼやけが消えます。
**赤みが出やすいが、紫寄りのバーガンディが見つからない。**茶寄りしか無いなら、面積を半分にしてください。ニットではなくカーディガンを開けて、ストールではなく手袋。茶寄りでも、面が小さければ頬の赤を拾う量は減ります。
装いに活かすなら
バーガンディをどこに着るかは、色の好みではなく、髪と頬で決まります。髪が暗い人は上に、同じか明るい人は下に。頬の赤みが出やすい人は、首元か腰で1本切るか、小物から。4通りのどれに入っても、バーガンディを着ない冬にはなりません。
手持ちの中にバーガンディが1枚もない人は、ブーツかバッグから始めてください。どの枡の人でも失敗せず、来年の上か下かの判定が、1冬の経験で楽になります。すでに1枚持っている人は、それが自分の枡の側に置かれているかを、今夜、一束の髪を布に重ねて確かめてください。3分で終わります。
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よくある問い
- Q. バーガンディは何色ですか。ボルドーやワインレッドとどう違いますか
- 黒みの入った暗い赤で、ボルドーやワインレッドと実物ではほとんど重なります。売り場では紫寄りのものから茶寄りのものまで同じ名前で並んでいるので、名前で選ぶより、手に取った1枚が紫寄りか茶寄りかを白い紙の上で見たほうが確実です。名前ごとの位置の違いは、えんじ色の記事に表で整理してあります。この記事は、名前の話ではなく、手に取ったバーガンディを上に着るか下に着るかを決める話です。
- Q. 髪を明るい茶に染めています。バーガンディのニットは着られませんか
- 着られますが、最初の1枚としては下のほうが楽です。髪がバーガンディより明るいと、上に着たとき顔の上が明るく、顔の下が暗い赤になって、顔の下半分だけが重く見えます。それでもニットにしたいなら、首元に白かライトグレーを2〜5cm見せて、髪とニットの間に切れ目を入れてください。切れ目があると、下半分の重さが分かれます。先にスカートで1枚持って、バーガンディが自分の顔とどう響くかを見てから、ニットを足すほうが失敗が少ないです。
- Q. 頬が赤くなりやすいのですが、バーガンディは避けたほうがいいですか
- 避けなくてよいですが、顔の横に大きな面で置かないほうが楽です。頬の赤みは、同じ系統の赤が顔の横にあると強く見えます。バーガンディのニットを着る日は、首元に別の色を1本挟む。スカートで持つなら、腰の位置でベルトか別の色のトップスで切る。靴とバッグから始めれば、顔からの距離があるので赤みはほとんど拾いません。頬の赤みが出にくい午後の時間帯に着る予定なら、上に置いても構いません。
- Q. バーガンディを2枚持っています。上下で着てもいいですか
- 顔の上下をバーガンディで挟む形になるので、頬の赤みが出やすい人にはすすめません。出にくい人なら、間に別の色を1本入れれば着られます。腰の位置にベルト、または首元にインナーの色を見せる。どちらか1本で、上下の赤がつながらなくなります。2枚目を足すときは、1枚目と同じ側に足すのが基本です。上に1枚持っているなら、2枚目はストールかカーディガン。下に1枚持っているなら、2枚目はブーツかバッグ。同じ側に重ねるほうが、どの日も1か所に赤がまとまります。
— メグラシ編集部





