ボルドーが似合う人|黒とこげ茶の隣で、紫寄りか茶寄りかを見る

**あなたのボルドーを、手持ちの黒い服とこげ茶の服の隣に1回ずつ置いてください。**黒の隣で紫っぽく見えたら青み寄り、こげ茶の隣で茶色っぽく沈んだら黄み寄りのボルドーです。
ボルドーが似合うかどうかは、この寄りと、あなたの肌の寄りが同じ側かどうかでほぼ決まります。そのうえで、白黒写真で髪と比べて1段以上明るければ、顔の下に置けます。髪と同じ明るさなら、首元を開けるか、顔から15cm以上離した場所に置きます。
ボルドーは赤・茶・紫のあいだにある色で、同じ名前の服でも似合う人が入れ替わります。秋冬の売り場では毎年のように並ぶ色ですが、去年のボルドーと今年のボルドーが同じ寄りとは限りません。この記事では、その見分け方と、どちらとも言えないボルドーに当たったときの決め方を順に書きます。
ワインレッドとの違いを唇の色で見たい人はワインレッドが似合う人、えんじとの違いはえんじ色とボルドー・ワインレッドの違いにまとめています。
結論:ボルドーは「どっち寄りか」と「髪との差」の2つで決まる
ボルドーが似合う人を一言で言うなら、自分の肌と同じ寄りのボルドーを、髪より少し明るい段で選べる人です。逆に言えば、寄りと明るさの2つさえ合わせれば、多くの人がボルドーを着られます。
| 見るところ | 測り方 | 合っているとき |
|---|---|---|
| 寄り(青み・黄み) | 黒とこげ茶の隣に置き、どちらでより別の色に見えるか | 肌の寄りと同じ側 |
| 明るさ | 白黒写真で髪と比べる | 髪より1段以上明るい |
| 顔からの距離 | あごの先から布の上端まで | 明るさが足りない分を距離で離す |
似合わないと感じた経験がある人も、たいていはこの3つのどれか1つがずれていただけです。どれがずれていたかが分かれば、次は選び直せます。
ボルドーが人によって違って見える理由
ボルドーは、もともとワインの産地の名前に由来する色名で、深い赤を指します。ただし実際の服では、赤に茶を混ぜたもの、赤に紫を混ぜたもの、赤を黒で暗くしたものが、どれも同じボルドーとして売られています。
赤に茶が混ざると、黄みが増え、秋の落ち葉のような温かい色になります。赤に紫が混ざると、青みが増え、ぶどうの皮のような冷たい色になります。赤を黒で暗くすると、どちらでもない、重い深紅になります。
同じボルドーという名前のもとに、黄み・青み・中間の3種類が並んでいるのです。しかも、ボルドーは暗い色なので、隣の色や光の影響を受けやすく、見る場所によって寄りが変わって見えます。
似合う・似合わないが人によって割れるのは、ボルドーという色の問題ではなく、その人が手に取ったボルドーがどの寄りだったかの問題なのです。
手順1:黒とこげ茶の隣で、自分のボルドーの寄りを決める
寄りを見分けるには、ボルドー単体を見ても分かりません。基準になる色の隣に置いて、どう見えるかを比べます。
- 窓際の自然光で、平らな場所にボルドーの服を置く
- 片側に黒い服、もう片側にこげ茶の服を並べる
- 黒との境目と、こげ茶との境目を、交互に見る
黒の隣では、ボルドーの赤みと青みが引き立ちます。ここで紫やぶどう色に見えたら、青み寄りです。こげ茶の隣では、ボルドーの黄みが引き立ちます。ここで茶色やレンガ色に沈んで見えたら、黄み寄りです。
黒の隣でも赤、こげ茶の隣でも赤に見える場合は、中間のボルドーです。黒で暗くした深紅で、どちらにも強くは寄っていません。
手持ちに黒もこげ茶もない人は、黒の代わりに濃紺、こげ茶の代わりに焦げた色の革小物でも代用できます。大事なのは、片方が青みの暗い色、もう片方が黄みの暗い色であることです。
手順2:自分の肌の寄りを、同じ置き方で確かめる
パーソナルカラーの診断結果がある人は、ブルベなら青み、イエベなら黄みと考えて先に進んでください。結果がない人は、ボルドーを使って直接確かめられます。
青み寄りのボルドーと黄み寄りのボルドーが1枚ずつあれば理想ですが、多くの人は1枚しか持っていません。その場合は、手持ちの1枚を顔の下にあてて、次の2か所を見ます。
- 頬:頬の赤みが自然に血色として見えるか、それとも赤く浮いて見えるか
- 唇:唇の色がはっきり見えるか、それとも消えて肌と同じに見えるか
頬が自然で唇がはっきりしていれば、そのボルドーとあなたの肌の寄りは合っています。頬が赤く浮くか、唇が消えるなら、寄りがずれています。手順1で決めた寄りの反対側が、あなたの肌の寄りです。
この判定は、光の色に影響されやすいので、照明の下ではなく窓際の自然光で行ってください。夜の室内で見ると、黄みの照明でどのボルドーも茶色く見え、判定がぶれます。
手順3:白黒写真で、髪との明るさの差を測る
寄りが合っていても、明るさがずれると顔が沈みます。ボルドーは暗い色なので、ここがいちばん外しやすい点です。
スマホで、ボルドーの服を顔の下にあてた自分を撮り、彩度を最低まで下げて白黒にします。そのうえで、ボルドーの明るさを髪と比べます。
- 髪より1段以上明るい:顔の下に置いてかまいません
- 髪と同じくらい:顔の上(髪)と下(服)が同じ暗さで挟まれ、顔だけが浮きます
- 髪より暗い:顔の下には向きません。顔から離して使います
段の目安は、白い紙を1段、黒い靴を5段とした5段階で考えると分かりやすいです。黒髪の人の髪はたいてい4.5〜5段、ボルドーの服は3.5〜5段に出ます。髪を明るく染めている人は、ボルドーが髪より暗く出ることが多いので注意してください。
「ボルドーを着ると老けて見える」という悩みは、ほとんどがこの明るさの問題です。顔の上下が同じ暗さで挟まれると、顔の小さな影がいちばん目立つ場所になるからです。
髪と同じ明るさなら、首元を開けるか15cm離す
手持ちのボルドーが髪と同じ明るさだった場合でも、手放す必要はありません。置き場所を変えれば使えます。
ひとつは、首元を開けることです。Vネックや深めのUネックで、あごの下から布の上端まで指4本分(約6〜7cm)以上の肌が見えれば、顔と服の間に肌の明るさが挟まり、顔の上下が同じ暗さで挟まれる状態が崩れます。
もうひとつは、顔から離すことです。あごの先から15cm以上下、つまり胸より下にボルドーが来るなら、顔の明るさにはほとんど響きません。スカート、パンツ、ワンピースの下半分、バッグ、靴がこの範囲です。
ボルドーのカーディガンなら、前を開けて内側に明るい色を着る。ボルドーのタートルなら、上から明るい色のシャツを重ねて襟を出す。どちらも、顔の下15cmをボルドー以外の色で埋めるやり方です。
青み寄りのボルドーが似合いやすい人
青み寄りのボルドー、つまり黒の隣で紫やぶどう色に見えるものは、肌が青み寄りの人になじみます。パーソナルカラーで言えば、ブルベ冬とブルベ夏です。
ブルベ冬の人は、明るさのコントラストに強いので、深く澄んだボルドーを顔の下に置いてもよく映えます。白や黒と合わせても負けません。髪との差も比較的気にせず、首元が詰まった形でも着られることが多いです。
ブルベ夏の人は、やわらかい明るさの肌なので、深すぎるボルドーは重くなります。灰みが入って少し明るい、ローズブラウン寄りのボルドーを選び、顔の下に置くなら首元を開けます。真っ暗なボルドーは胸より下に回してください。
黄み寄りのボルドーが似合いやすい人
黄み寄りのボルドー、つまりこげ茶の隣で茶色やレンガ色に沈むものは、肌が黄み寄りの人になじみます。パーソナルカラーで言えば、イエベ秋とイエベ春です。
イエベ秋の人は、深くて濁りのある色に強いので、茶みのボルドーはいちばん得意な色のひとつです。こげ茶やカーキ、からし色と合わせても、秋の色同士でまとまります。髪との差も、茶みのボルドーなら比較的取りやすいはずです。
イエベ春の人は、明るく澄んだ色に強いので、ボルドーのような暗い色は全体に重く感じやすいです。顔の下に置くなら、明るめで赤みの強いボルドーを、首元を大きく開けて着ます。それ以外のボルドーは、スカートや小物にして、上半身は明るい色にすると軽さが保てます。
こげ茶との組み合わせを知りたい人はこげ茶が似合う人もあわせて読んでください。
どちらとも取れるとき①:黒の隣でもこげ茶の隣でも赤に見える
中間のボルドーは、寄りの判定で迷う人がいちばん多い色です。黒の隣でもこげ茶の隣でも赤に見え、どちらとも言えません。
このときは、**口元の色で寄りを決めてください。**中間のボルドーは、それ自体がどちらにも寄っていないので、隣に置かれた色の寄りに引っ張られます。顔の近くでいちばん色のある場所は口元です。口元を青み寄りの色にすれば、ボルドーも青み寄りに見え、黄み寄りの色にすれば黄み寄りに見えます。
つまり、中間のボルドーは、あなたの肌の寄りに合わせて口元の色を選べば、どちらの人でも着られる色になります。ブルベの人はローズや青みのピンク、イエベの人はレンガやオレンジ寄りのブラウンを口元に置くと、ボルドーがそちらに寄ってくれます。
小物でも同じことができます。銀色のアクセサリーは青み側、金色のアクセサリーは黄み側にボルドーを引っ張ります。
どちらとも取れるとき②:昼と夜で寄りが変わって見える
昼の窓辺では茶色く見えたのに、夜の照明では紫に見える。ボルドーはこうしたずれがとくに起きやすい色です。
光の色がボルドーの寄りを変えるからです。昼の自然光は青みを含み、照明の多くは黄みを含みます。同じ1枚でも、昼と夜で反対側に寄って見えることがあります。
決め方は、その服をいちばん長く着る時間帯の光で判定することです。仕事で着るなら職場の照明に近い光で、休日の外出で着るなら昼の自然光で判定します。夜の食事にだけ着るボルドーのワンピースなら、夜の照明で選んでかまいません。
どちらの光でも着る服なら、自然光での判定を優先してください。人に見られる時間がいちばん長いのは、たいてい昼の光の下です。
どちらとも取れるとき③:寄りは合うが、明るさが少しだけ足りない
寄りは肌と合っているのに、白黒写真で髪との差が半段しかない。似合うとも似合わないとも言いにくいボルドーです。
この場合は、素材で半段を埋めます。
- 起毛・モヘア・アンゴラ:表面の毛羽が光を散らし、半段明るく見える
- ベロア・ベルベット:見る角度で明るさが変わり、光が当たる面が明るく出る
- なめらかなウール:写真どおりの明るさ。差は埋まらない
- ざっくりした編み地:編み目の影で半段暗くなる。差がさらに縮む
半段だけ足りないボルドーは、起毛やベロアなら顔の下に置けることが多いです。逆に、なめらかな素材やざっくり編みなら、首元を開けるか、顔から離してください。
それでも迷う場合は、ボルドーと顔の間に、2〜3cm幅の明るい色を1本挟んでください。シャツの襟、明るい色のインナーの縁、細いネックレス。それだけで顔の上下が同じ暗さで挟まれる状態がほどけます。
ボルドーと合わせる色は、寄りで選ぶ
ボルドーと何を合わせるかも、寄りで決まります。合わせる色を寄りと同じ側にそろえると、全体が一つの温度でまとまります。
青み寄りのボルドーには、黒、チャコール、灰、濃紺、青みのある白が合います。茶色を合わせると、温度がずれて濁って見えやすいので、靴やバッグなど小さな面積にとどめます。
黄み寄りのボルドーには、こげ茶、キャメル、カーキ、ベージュ、生成りが合います。真っ黒を合わせると、ボルドーの茶みが沈んで重く見えるので、黒は靴くらいにとどめます。
中間のボルドーは、口元と小物で決めた寄りに合わせて、相手の色も選んでください。最初に寄りを決めておけば、合わせる色で迷う時間は大きく減ります。
グレーとネイビーは、ボルドーの寄りを映す鏡になる
グレーとネイビーは、ボルドーの相手として売り場でもよく勧められる色です。ただし、この2色は、ボルドーの寄りによって相性がはっきり分かれます。
青み寄りのボルドーにグレーを合わせると、ボルドーの紫みが引き立ち、全体が冷たく澄んだ印象にまとまります。ネイビーを合わせると、どちらも青みの暗い色なので、深さのある落ち着いた組み合わせになります。
黄み寄りのボルドーにグレーを合わせると、ボルドーの茶みが少しくすんで見えることがあります。合わせるなら、グレーの中でも黄みを含んだグレージュを選んでください。ネイビーは、黄み寄りのボルドーとは温度が逆なので、全身で組むより、靴やバッグに一点だけ置くほうがまとまります。
白を合わせるなら、ボルドーの寄りに合わせた白を
ボルドーの近くに白を置くと、顔の下が明るくなり、ボルドーの深さも引き立ちます。ここでも、白の寄りをボルドーにそろえてください。
青み寄りのボルドーには、真っ白か、わずかに青みのある白が合います。黄み寄りのボルドーには、生成りやアイボリーのような黄みのある白が合います。寄りの違う白を合わせると、ボルドーと白のあいだで温度がずれて、どちらかが浮いて見えます。
白は面積を小さくしても効きます。シャツの襟、インナーの縁、細いストールの1本で十分です。顔の下15cmに、ボルドーと同じ寄りの白が1本入るだけで、ボルドーが髪と同じ明るさでも、顔は沈みにくくなります。
黒との合わせ方そのものに迷っている人は、黒が似合わないのに黒い服が多いときも参考になります。
服の形ごとに、ボルドーをどこに置くか
同じボルドーでも、どの服で着るかによって、顔からの距離と面積が変わります。形ごとに、気をつけるところを整理します。
ニット・タートル
顔の下にいちばん大きな面で入る形です。寄りと明るさの両方が合っていることが前提になります。タートルは首が埋まるので、髪と同じ明るさのボルドーだと、顔の上下が同じ暗さで挟まれる状態がいちばん強く出ます。
タートルで着たいなら、髪より1段以上明るいボルドーを選ぶか、起毛やモヘアで半段明るく見せます。どちらも難しい場合は、Vネックやクルーネックのニットにして、首元に肌を見せてください。クルーネックでも、首の付け根から指2本分(約3cm)下で襟が止まれば、肌の明るさが少し挟まります。
カーディガン
前を開けて着れば、顔の下15cmには内側の服の色が来ます。ボルドーは顔の両脇から胸にかけて縦に入るだけなので、寄りが合っていれば、明るさはそれほど厳密でなくてかまいません。
ボルドーを初めて試す人にとって、いちばん失敗の少ない形です。内側には、自分の肌の寄りに合わせた明るい色を置いてください。ブルベなら灰みの白や明るいグレー、イエベなら生成りやベージュが、ボルドーとのあいだを明るくつないでくれます。
コート
コートは面積が大きく、ボルドーが全身の印象を決めます。そのぶん、寄りがずれていると、遠くから見ても違和感が出ます。コートを選ぶ前には、手順1と手順2を必ず済ませてください。
明るさは、襟の形で調整できます。ノーカラーやVの深い形なら、内側の服が首元を受け持つので、ボルドーが暗くても顔は沈みにくいです。スタンドカラーや襟を立てて着る形だと、ボルドーが顔のすぐ横に来るので、髪より明るいものを選んでください。
スカート・パンツ・ワンピースの下半分
顔からいちばん遠い場所なので、明るさはほとんど気にしなくてかまいません。寄りが多少ずれていても、上半身を自分の寄りの色でまとめれば、ボルドーは「秋冬らしい深い色」として全体になじみます。
寄りの判定に自信がない人や、髪と同じ明るさのボルドーしか見つからない人は、まずスカートやパンツで取り入れるのが安全です。
バッグ・靴・手袋などの小物
面積が小さく、顔からも遠いので、どの寄りのボルドーでも使えます。黒やこげ茶の小物の代わりにボルドーを置くと、全体の色数を増やさずに、秋冬の深みを足せます。
ただし、マフラーやストールは小物でも顔のすぐ下に来るので、ニットと同じ判定が必要です。寄りと明るさの両方を確かめてから選んでください。手袋やバッグのように胸より下に来るものだけが、判定を気にせず使える小物です。
髪の色が変わると、ボルドーの判定も変わる
手順3では、ボルドーの明るさを髪と比べました。ですから、髪の色が変わると、同じボルドーでも判定が変わります。
髪を明るい茶色に染めた人は、髪が3〜3.5段に上がるので、ボルドーが髪より暗く出やすくなります。黒髪のときには顔の下に置けたボルドーが、染めたあとには重く感じる、ということが起きます。この場合は、ボルドーを胸より下に回すか、明るめで赤みの強いボルドーに選び直します。
白髪が増えてきた人や、グレーの髪を生かしている人は、髪が明るくなるぶん、ボルドーとの差が大きくなります。差が大きいと、ボルドーが顔の下でくっきり目立ちます。似合わないわけではありませんが、強く見えすぎると感じたら、灰みのあるボルドーや、起毛でやわらかく見える素材を選んでください。
髪を暗く染め直した人は、黒髪と同じ判定に戻ります。髪の色を変えたときは、手持ちのボルドーを一度白黒写真で撮り直しておくと、着る場所を迷わずに済みます。
髪の色を変えたあとの、顔の下の確かめ方
寄りも明るさも合っているはずなのに、なんとなく自信が持てない。そんなときは、次の3つを鏡から2歩離れて見てください。
- 目の下:影が濃くなっていないか。濃くなっていれば、明るさが足りない
- 頬:赤みが服の色と別に浮いていないか。浮いていれば、寄りがずれている
- 唇:色が見えているか。消えていれば、ボルドーのほうが強すぎる
3つとも問題がなければ、そのボルドーはあなたの顔の下に置いてかまいません。どれか1つでも引っかかれば、首元を開けるか、顔から離すか、素材を変えるかのどれかで調整します。2歩離れて見るのは、近くでは細部に目が行き、離れると顔と服の明るさの差が見えるからです。人から見られるのは、たいてい2歩以上離れた場所です。
秋冬の手持ちに1枚足すなら
これからボルドーを1枚買うなら、次の順で選ぶと外しにくくなります。
- まず、自分の肌の寄りを決める(診断結果か、手順2の頬と唇)
- 売り場で、同じ寄りのボルドーを探す(黒い服かこげ茶の服の隣に一度置いてみる)
- 顔の下に置く服なら、髪より1段以上明るいものを選ぶ。足りなければ起毛を選ぶ
- 顔から離す服(スカート・パンツ・小物)なら、明るさは気にしない
最初の1枚に向くのは、顔から離して使えるスカートか、首元の開いたカーディガンです。この2つは、明るさの判定で多少外しても置き場所で調整できるので、ボルドーを試すには失敗が少ない形です。
売り場で、黒もこげ茶も手元にないとき
買い物の途中で、比べるための黒い服もこげ茶の服も持っていない、ということはよくあります。その場合は、売り場にあるものを借ります。
ボルドーの服を手に取ったら、同じ売り場の黒いニットと、茶色のニットの棚の前まで持っていき、それぞれの隣にかざしてください。どの売り場にも、黒と茶色の服はほぼ必ず置かれています。自分の黒い靴や、こげ茶のバッグを隣に置くのでもかまいません。
照明が黄みの強い売り場では、どのボルドーも茶色寄りに見えます。判定が茶色に寄ったときは、売り場の出口や窓の近くまで持っていって、もう一度見てください。そこで紫寄りに変わったなら、そのボルドーは中間か青み寄りです。
明るさは、スマホで撮って白黒にすれば、売り場でもその場で測れます。自分の髪が一緒に写るように撮るのを忘れないでください。
画面越しに買うとき
画面で見る色は、撮影の光と画面の設定で大きく変わります。ボルドーのような暗い色は、とくにその差が大きく、届いてみたら茶色だった、紫だった、ということが起きやすい色です。
画面越しに選ぶときは、色名ではなく、同じページに写っている他の色と比べてください。同じ服の黒やこげ茶の色違いが並んでいれば、その写真の中でボルドーがどちらに寄って見えるかを見ます。黒の隣で紫に見えれば青み寄り、こげ茶の隣で茶色に見えれば黄み寄りです。
届いたら、手順1から手順3までを家で一通り行ってください。顔の下に置けないと分かっても、スカートやカーディガンなら置き場所で使えることが多いので、すぐに手放す必要はありません。
全体を3色以内でまとめる
ボルドーは存在感のある色なので、全身の色数を3色以内に抑えると、ボルドーがきれいに立ちます。ボルドー、ボルドーと同じ寄りの暗い色、ボルドーと同じ寄りの明るい色の3つです。
青み寄りなら、ボルドー・チャコール・灰みの白。黄み寄りなら、ボルドー・こげ茶・生成り。中間なら、口元で決めた寄りに合わせてどちらかの3色を選びます。明るい色を顔の下に、暗い色を足元に置けば、顔の下の明るさとボルドーの深さが両立します。
まとめ:似合わなかったボルドーは、寄りか明るさか距離のどれかがずれていた
ボルドーが似合う人は、特定の誰かではありません。自分の肌と同じ寄りのボルドーを、髪より少し明るい段で選び、足りない分を距離か素材で補える人です。
寄りは、黒とこげ茶の隣に置いて決めます。明るさは、白黒写真で髪と比べます。髪と同じ明るさなら、首元を開けるか15cm以上離します。どちらとも言えない中間のボルドーは、口元と小物の色で寄りを決めてしまえば、どちらの人でも着られます。
一度似合わないと感じたボルドーも、この3つのどれがずれていたかを確かめれば、もう一度着られる場所が見つかるはずです。
判定に使うのは、黒い服とこげ茶の服、窓際の光、スマホの白黒写真の3つだけです。どれも家にあるもので、5分あれば終わります。クローゼットにしまったままのボルドーがあるなら、今日のうちに一度出して、黒とこげ茶の隣に置いてみてください。寄りが分かった時点で、そのボルドーをどこに置けばいいかは、もう決まっています。
もし判定の結果、顔の下には置けないボルドーだと分かっても、がっかりする必要はありません。スカート、パンツ、バッグ、靴のように、顔から離れた場所に置けば、そのボルドーは秋冬の装いに深さを足す1色としてきちんと働きます。似合う・似合わないは服そのものではなく、置き場所の問題であることがほとんどです。
よくある問い
- Q. ボルドーとワインレッドは同じ色ですか
- 売り場では同じように使われますが、ワインレッドと呼ばれるものは赤みが強く明るめ、ボルドーと呼ばれるものは茶か紫に寄って暗めのことが多いです。ただし名前の使い方は売り場ごとにばらばらなので、名前ではなく、黒とこげ茶の隣に置いたときの寄り方で判断してください。
- Q. ボルドーを着ると顔が老けて見えます
- 多くは、ボルドーが髪と同じ明るさで、顔の下に面で入っているときに起きます。顔の上と下が同じ暗さで挟まれ、顔だけが浮いて影が目立つからです。首元を開けて肌を見せる、ボルドーを胸より下のスカートやパンツに回す、のどちらかで変わります。
- Q. パーソナルカラーが分からなくても、ボルドーが似合うか判定できますか
- できます。黒とこげ茶の隣に置いて自分のボルドーの寄りを決め、顔の下にあてたときに頬と唇の赤みが自然に見えるかを見てください。頬が赤く浮いたり、唇の色が消えたりするなら、そのボルドーは顔の下には向きません。パーソナルカラーは、そのあとで答え合わせに使うくらいで足ります。
- Q. ボルドーのリップと服を合わせてもいいですか
- 合わせられますが、同じ明るさで合わせると顔の下と口元が一体になって重く見えます。服がボルドーなら、リップは服より半段明るく、同じ寄り(紫寄りなら青み、茶寄りなら黄み)にそろえると、色はつながったまま重くなりません。
— メグラシ編集部





