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ワークブーツにジーンズ|裾は折るか被せるかを、筒の高さと裾幅で決める

メグラシ編集部//読了 12分
赤茶のレースアップのワークブーツに、裾を一度太めに折り返した濃い色のジーンズを合わせて歩く女性の足元

**ワークブーツを履いて、ジーンズの裾がブーツのどこで止まっているか、いま見られますか。**筒の上で止まっているのか、筒にかぶさっているのか、それとも筒と裾の間に、靴下が少し見えているのか。

ワークブーツにジーンズは、いちばんよく見る組み合わせです。それでも、裾の始末を決めかねている人は多くいます。折ると決まる日もあれば、被せたほうがよい日もある。その違いは、好みではなく、ブーツの筒の高さと、ジーンズの裾幅の2つで決まっています。

この記事では、その2つを測って、裾を被せるか、折るか、筒に入れるかを決める手順を書きます。上半身との重さの釣り合いはワークブーツコーデ 大人|上半身の重さを、つま先と筒の太さにそろえるに、ワイドパンツとの組み方はワークブーツにワイドパンツは合う?|裾のかぶり方と幅の差で見るに分けてあります。ここではジーンズの裾だけを扱います。

結論:裾幅が筒より広いなら被せる、狭いなら折る

先に結論を表にします。

ジーンズの裾ブーツの筒裾の始末
裾の外周が、筒の上端の外周より広い高さは問わない被せる
裾の外周が、筒の上端の外周より狭い足首より上に5cm以上ある折る
裾の外周が、筒の上端の外周より狭い足首より上に10cm以上あり、口にゆとりがある筒に入れてもよい

**比べるのは、ジーンズの裾の外周と、ブーツの筒の上端の外周です。**裾のほうが広ければ、裾は筒の外側にかぶさって、自然に落ちます。裾のほうが狭ければ、裾は筒の上端に引っかかって止まり、そこでだぶつきます。

被せた裾が筒に引っかかって止まるのは、裾幅が足りないということです。引っかかったまま放っておくと、膝下から足首にかけてしわが寄り、足元が実際より太く見えます。このときは、被せるのをやめて折る側に回してください。

この比べ方を知らずにいると、毎朝その日の気分で折ったり被せたりして、決まる日と決まらない日が出てきます。決まらない日の原因は、たいてい組み合わせのほうにあります。同じブーツでも、ジーンズを替えれば始末が変わる。同じジーンズでも、ブーツを替えれば始末が変わる。手持ちのブーツとジーンズの組み合わせごとに、被せる側か折る側かを一度決めておけば、あとは迷わずに済みます。

ブーツが2足、ジーンズが3本ある人なら、組み合わせは6通りです。6通りを一度に試す必要はありません。よく履く組み合わせから順に、次の章の測り方で確かめていけば、ひと月ほどで全部の答えがそろいます。

まず測る2つ|ブーツの筒の上端と、ジーンズの裾

測るのは2か所だけです。メジャーが1本あれば、5分もかかりません。

ブーツの筒の上端の外周は、ブーツを履いた状態で測ってください。脱いだ状態だと、筒の口が楕円につぶれて、実際より細く測れます。履いた状態で、筒の一番上の縁にメジャーをぐるりと一周させます。紐で締めるブーツは、いつも履くときと同じ強さで紐を締めてから測ります。

ジーンズの裾の外周は、ジーンズを平らに置いて、裾の端から端までの幅を測り、それを2倍します。裾幅が18cmなら、外周は36cmです。裾が少し広がっている形のジーンズは、裾の一番下の縁で測ってください。

もう1つ、測っておくと便利なのが、ブーツの筒の高さです。床から筒の上端までの高さではなく、くるぶしの骨の中心から筒の上端までの長さを測ります。この長さが5cmに満たない短いブーツと、10cmを超える高いブーツとでは、折り方が変わります。

測った数字は、スマートフォンのメモに残しておくと、次にジーンズを買うときにも使えます。手持ちのブーツの筒の外周がわかっていれば、売り場でジーンズの裾幅を見るだけで、被せるか折るかが先に分かります。

被せる|裾が筒の上に自然に落ちるときの決め方

裾の外周が筒の外周より広いとき、裾はブーツの上に被せます。被せると、ジーンズとブーツの境目がなくなり、脚がそのまま地面まで続いて見えます。

被せるときに気をつけたいのは、裾が筒のどこまでかぶさっているかです。裾が筒を全部覆い隠して、ブーツのつま先と甲しか見えない状態だと、ワークブーツを履いている意味が薄れます。ブーツの存在感は、筒の一部が見えることで出てきます。

目安は、筒の高さの半分くらいが裾から見えていることです。くるぶしから上に10cmある筒なら、下の5cmほどが見えていると、ブーツの形がわかり、ジーンズとの重なりもきれいに見えます。全部隠れてしまうなら、ジーンズの丈が長すぎるか、裾幅が広すぎます。

丈が長すぎるときは、裾の内側をひと折りして、外から見えないように詰めてください。裾幅が広すぎるときは、被せたままでも構いませんが、上半身にも量のある服を持ってくると、足元の量と釣り合います。

被せたときの裾の後ろ側は、かかとの上端に軽く触れる程度が理想です。地面についてしまうと、歩くたびに裾を踏み、秋冬の濡れた道では裾が汚れます。

折る|裾が筒に引っかかるときの決め方

裾の外周が筒の外周より狭いとき、裾は折ります。折ると、ジーンズの丈が短くなり、裾がブーツの筒の上で止まります。

折るときに一番大事なのは、筒の上端と、折り返しの下端の間にすき間を残さないことです。すき間があると、そこに靴下か肌が細い帯のように見えて、足元が上と下に切れます。秋冬は、その細い帯が寒々しく見えることもあります。

目安は、折り返しの上端が、筒の上端から指2本分ほど上に来る幅です。こうすると、折り返しの下端が筒の上端に少しかぶり、ジーンズとブーツの間にすき間ができません。指2本分というのは、だいたい3〜4cmです。

逆に、折り返しが筒に深くかぶりすぎると、折り返しの部分がブーツの口に押されてふくらみます。折り返しが筒の上端から5cm以上下まで垂れているなら、折り幅を1回分減らしてください。

靴下を見せたいときは、話が変わります。靴下の見せ方はワークブーツと靴下|見せる幅と厚みで、秋の足元の重さを決めるに書いています。この記事では、すき間を残さない前提で話を進めます。

折り幅は、生地の厚さで決める|細く2回か、太く1回か

折り方には、細く何回か折る方法と、太く1回だけ折る方法があります。どちらがよいかは、ジーンズの生地の厚さで決まります。

厚手の生地なら、太く1回が落ち着きます。厚い生地を細く何回も折ると、折り返しが何層にも重なって分厚くなり、足首のところだけ丸くふくらみます。太く1回だけ折ると、生地の厚みが1段分で済み、折り返しの面が平らに見えます。目安は、4〜5cmの幅で1回です。

薄手から中くらいの生地なら、細く2回が扱いやすくなります。薄い生地を太く1回だけ折ると、折り返しの面がぺたんとして、歩くたびにずり落ちてきます。細く2回折ると、生地が重なって張りが出て、折り返しの形が保たれます。目安は、2〜3cmの幅で2回です。

生地の厚さは、ジーンズを指でつまんでみて判断してください。つまんだときに、生地の厚みが指に押し返してくるような感触なら厚手、指の間でくにゃりと曲がるなら薄手です。

折り返しの裏側の色が、表側と違うジーンズもあります。裏が白っぽく見えるジーンズを折ると、折り返しの部分が明るく浮きます。それが足元のアクセントになるか、悪目立ちするかは、ブーツの色との差で決まります。赤茶や黒のブーツなら、白っぽい折り返しは足元を軽く見せる効果があります。

筒に入れる|細身で、筒が高く、口にゆとりがあるときだけ

ジーンズの裾をブーツの中に入れる、という方法もあります。ただし、合う条件は限られています。

**ジーンズが細身であること、ブーツの筒がくるぶしから10cm以上の高さがあること、筒の口に指が2本入るくらいのゆとりがあること。**この3つがそろっているときだけ、筒に入れる方法が使えます。

3つそろっていれば、裾を入れたブーツの筒が、脚の線の続きに見えます。ジーンズの細い線がそのままブーツの筒につながり、足元が軽く見えます。

どれか1つでも欠けると、うまくいきません。ジーンズが太いと、筒の口から生地がはみ出して、ブーツの上で丸くふくらみます。筒が低いと、入れた裾がすぐに抜けてきます。筒の口にゆとりがないと、入れたジーンズが筒の中でしわになり、筒の形がゆがんで見えます。

筒に入れる始末は、上半身との組み方にも条件があります。足元が細く締まって見えるので、上に量のある服を着ると、上下の差がはっきりします。厚手のニットや、身幅のゆったりした上着と組むと、細い脚と太い上半身の対比が出て、全体に動きが生まれます。反対に、上も細身でまとめると、全身が細い線だけになり、ワークブーツの重さだけが足元に残ります。筒に入れる日は、上に量を持ってくると覚えておいてください。

秋冬に筒に入れる始末を選ぶと、裾から冷たい風が入らず、足首が暖かく保てるのも利点です。寒さの厳しい日の外歩きや、駅のホームで電車を待つ時間が長い日には、見た目だけでなく暖かさの面でも、筒に入れる始末が役に立ちます。

筒に入れるときは、ジーンズの裾を足首にぴったり沿わせてから、靴下をその上から履くと、ブーツを履くときに裾がずれません。裾を入れたあとは、筒の口のところで、ジーンズがふくらんでいないかを、横から鏡で確かめてください。

裾が筒のどこで止まるか|丈の合わせ方

被せる、折る、筒に入れるのどれを選んでも、最後に見るのは裾がどこで止まっているかです。

被せる場合は、前で見て、裾がブーツの甲の紐の一番上あたりにかかる長さがきれいです。甲の紐の途中まで下がっていると、ジーンズが長すぎて見えます。紐の一番上より上で止まっていると、裾が短く、筒の大部分が見えます。それが悪いわけではありませんが、被せる意味は薄くなります。

折る場合は、前に書いたように、折り返しの下端が筒の上端に少しかぶる位置です。横から見たときに、折り返しの下端と筒の上端が、ほぼ一直線に重なっているのが目安です。

裾の後ろ側も見てください。前でちょうどよくても、後ろでかかとの上に裾がたまっていることがあります。とくに被せる場合は、後ろの裾が地面に触れていないか、歩いたときに裾がかかとに巻き込まれていないかを確かめます。

鏡で全身を見るとき、前からだけでなく、横から一度見てください。横から見ると、裾がブーツのどこで止まっているかが、前から見るよりはっきりわかります。

ジーンズの色と、ブーツの革の色の差

裾の始末と並んで、足元の印象を変えるのが、ジーンズの色とブーツの色の差です。

濃い色のジーンズに、赤茶のワークブーツは、色の差が中くらいです。どちらも暗めの色なので、足元が1つにまとまります。この組み合わせは、被せても折っても失敗が少なく、迷ったらここから始めると安心です。

明るい色のジーンズに、赤茶のワークブーツは、色の差が大きくなります。ブーツが足元で目立ち、靴の存在感が強く出ます。このときは、折るほうが合います。折り返しでジーンズの明るい色を短く切ると、ブーツの色との境目がはっきりして、ブーツの形がきれいに見えます。

黒いジーンズに、黒いワークブーツは、色の差がほとんどありません。被せると、どこからがブーツかわからなくなり、脚が長く見えます。折ると、黒の中に折り返しの段差だけが見えて、少し重く見えることがあります。黒と黒の日は、被せるほうが向いています。

グレーや色の抜けた淡い青のジーンズに、黒のワークブーツも、色の差が大きい組み合わせです。黒は赤茶よりも足元を重く見せるので、ジーンズの色が淡いほど、ブーツだけが沈んで見えます。この組み合わせでは、折り返しを太めにとって、ジーンズの淡い色と黒の間に、折り返しの段を1つはさむと、色の移り変わりがゆるやかになります。

ブーツの革の艶も、色の差の見え方を変えます。よく磨かれた艶のある革は、同じ色でも明るく見え、ジーンズとの差が小さく感じられます。艶のない起毛の革は、暗く沈んで見えるので、ジーンズとの差が大きく感じられます。同じ組み合わせなのに日によって印象が違うと感じたら、ブーツの手入れの具合を見てみてください。

色の差を調整したいときは、タイツや靴下の色で間をつなぐ方法もあります。タイツとの合わせ方は赤茶のワークブーツコーデ|秋冬のタイツは革と裾の色差で選ぶにまとめています。

秋冬の上着と組むとき|丈の長さで裾の始末を変える

秋冬は、上着を着ると、足元の見え方が変わります。上着の丈によって、裾の始末を変えたほうがいいことがあります。

腰丈の短い上着のときは、ジーンズが見える面積が大きくなります。脚の長さ全体が見えるので、裾の始末がそのまま全身の印象を決めます。被せても折っても構いませんが、上着が短く量がある場合は、足元にも量があったほうが釣り合います。裾幅が広いジーンズを被せると、上と下に量ができて、真ん中のウエストが締まって見えます。

膝丈からふくらはぎ丈の長い上着のときは、ジーンズが見えるのは膝から下だけです。このときは、足元を軽くしたほうが全身がもたつきません。折って、ブーツの筒を見せるほうが、長い上着の裾とブーツの間に縦の線が通ります。

コートの裾とブーツの筒の間の距離も見てください。長いコートの裾が、ブーツの筒の上端と同じくらいの高さまで下がっていると、ジーンズがほとんど見えなくなります。それなら、ジーンズの裾は筒に入れるか、きっちり折って、コートとブーツの間にジーンズを少しだけ見せると、すっきりします。

アウターの選び方そのものはワークブーツに合うアウター|丈と生地の厚みで足元と釣り合わせるで書いています。

どちらとも取れるとき①|裾幅と筒の外周がほとんど同じ

測ってみたら、ジーンズの裾の外周と、ブーツの筒の外周がほとんど同じだった、ということがあります。差が2cm以内のときは、被せても折っても、どちらにも決まらない感じがします。

このときは、**ジーンズの生地の硬さで決めてください。**生地が硬く張りがあるジーンズなら、被せると裾が筒の上で広がって止まり、形が決まりにくくなります。こちらは折るほうが向いています。生地が柔らかく落ち感のあるジーンズなら、被せると裾が筒に沿って落ち、きれいに重なります。こちらは被せるほうが向いています。

もう1つの判断材料は、ブーツの筒の口の形です。筒の口が外に広がっている形のブーツなら、被せたときに裾が口の広がりに乗って止まりやすくなります。この場合は、外周が同じでも折る側に回したほうが、引っかかりがなくなります。筒の口がまっすぐか、内側に少しすぼまっている形なら、被せても引っかかりません。

両方試して、横から鏡で見て、裾と筒の間に段差やしわがないほうを選びます。迷ったら、写真を2枚撮って並べると、どちらがすっきりしているかがはっきり分かります。

どちらとも取れるとき②|ストレートのジーンズで、丈がちょうど長め

ストレートのジーンズで、丈がブーツを履いたときにちょうど地面に着くかどうか、という長さの場合も、迷いやすくなります。

被せると、後ろの裾がかかとの上にたまり、少し長すぎるように見えます。折ると、ひと折りでは足りず、ふた折りすると折り返しが重くなります。

このときは、内側にひと折りしてから被せる方法を試してください。裾を外に折るのではなく、内側に向けてひと折りし、外からは見えない状態で丈を詰めます。こうすると、丈が2〜3cm短くなり、被せたときに後ろの裾がたまらなくなります。

内側に折った裾は、歩いているうちにずれてくることがあります。気になるなら、内側に折った部分を、靴下の上から押さえるように履いてください。ブーツを履く前に、内側に折った裾の位置を確かめておくと、履いたあとに直す手間が減ります。

それでも決まらないときは、そのジーンズはワークブーツの日には向いていない丈かもしれません。お直しで裾上げをするか、ワークブーツの日は別の1本を選ぶほうが、毎朝迷わずに済みます。

どちらとも取れるとき③|座ると見える足元をどうするか

立っているときはちょうどよくても、座ると足元の見え方が変わります。職場や電車で座る時間が長い日は、座ったときの見え方も考えておきたいところです。

座ると、膝が曲がって、ジーンズの裾が引き上げられます。立っているときに被せていた裾は、座ると筒の上端より上に上がり、ブーツの筒と裾の間に、靴下や肌が見えることがあります。折っていた裾も、さらに上に上がって、すき間が広がります。

**座る時間が長い日は、立っているときに、裾を少し長めにしておいてください。**被せるなら、立っているときに筒の半分より少し多めに隠れるくらい。折るなら、折り返しの下端が筒の上端より1cmほど深くかぶるくらいです。こうしておくと、座ったときに裾が上がっても、すき間ができません。

もう1つの方法は、靴下を筒の上端より長めのものにすることです。座ったときに裾が上がっても、見えるのは靴下で、肌ではありません。靴下の色をジーンズかブーツのどちらかに合わせておくと、見えても目立ちません。

座ったときに見えるすき間は、自分では気づきにくい場所です。一度、座った状態で、鏡か写真で足元を確かめておくと安心です。

歩いたあとに裾が筒に引っかかって上がってくるとき

朝はきれいに被せていたのに、歩いているうちに裾が筒の上に引っかかって、上がってきてしまうことがあります。

原因の多くは、筒の上端の縁の形です。ワークブーツの中には、筒の上端に厚い縁取りがあったり、紐を通す金具が上のほうまで並んでいたりするものがあります。この縁取りや金具に、ジーンズの裾の内側が引っかかると、歩くたびに裾が少しずつ持ち上げられます。

このときは、被せるのをやめて、折る側に回すのが一番確実です。それでも被せたいなら、紐を一番上の金具まで通さず、1つ下の金具で結ぶ方法があります。筒の上端の金具がジーンズの内側に当たらなくなり、引っかかりが減ります。

もう1つの原因は、ジーンズの裾の内側の縫い代です。縫い代が厚いジーンズは、裾の内側が筒の縁に乗りやすくなります。この場合も、被せるより折るほうが向いています。

歩いたあとに裾がどうなっているかは、外出先で確かめにくいものです。家を出る前に、廊下を往復して歩いてから鏡を見ると、引っかかりがあるかどうかがわかります。

折った裾が歩くうちにほどけてくる場合も、原因は似ています。折り返しの幅が細すぎて、生地の張りが足りないか、ジーンズの生地が柔らかすぎて形を保てないかのどちらかです。前者なら折り幅を太くし、後者なら細く2回折って、生地の重なりで張りを出してください。それでもほどけるなら、折り返しの内側を一か所だけ、目立たない糸で軽く留めておく方法もあります。洗濯の前に糸を切れば、ジーンズを傷めません。

外出先で裾が乱れたときは、ブーツの紐を一度ゆるめてから裾を整え、紐を締め直すと、裾の位置が元に戻りやすくなります。

ジーンズの形ごとの決め方|細身・ストレート・ワイド・フレア

ここまでは、裾の外周と筒の外周の比較で決めてきました。手持ちのジーンズの形がわかっていれば、測る前にだいたいの見当がつきます。

細身のジーンズは、裾の外周が筒の外周より狭いことがほとんどです。折るか、筒に入れるかのどちらかになります。筒が足首から5cm程度の短いブーツなら折る、10cm以上の高いブーツで口にゆとりがあるなら、筒に入れることも選べます。細身を被せようとすると、裾が筒の上で止まり、足首のところでしわがたまります。

ストレートのジーンズは、裾の外周と筒の外周が近いことが多い形です。いちばん測る価値がある形で、同じストレートでも、裾幅が1〜2cm違うだけで被せるか折るかが入れ替わります。迷ったときの決め方は、前に書いた生地の硬さと筒の口の形で判断してください。

ワイドのジーンズは、ほぼ必ず被せる側です。裾の外周が筒の外周よりかなり広いので、折ると折り返しが大きく広がり、裾が筒から離れて浮きます。被せたうえで、丈が長すぎないかを、後ろのかかとで確かめます。

フレアのジーンズも被せる側ですが、裾が広がっている分、筒が完全に隠れやすくなります。つま先とブーツの甲の紐の一番上が見えるくらいの丈に合わせると、ワークブーツの形が残ります。

足首の太さと筒のすき間で、被せたときの落ち方が変わる

同じブーツと同じジーンズでも、履く人の足首の太さによって、被せたときの裾の落ち方が変わります。

ブーツを履いたとき、筒の口と足首の間に、指が何本入るかを確かめてください。**指が2本以上入るなら、筒の口にゆとりがあり、裾を被せたときに裾が筒の口の上でたわみます。**このたわみが、足首のところで生地のたまりになって見えることがあります。

このときは、紐を筒の上のほうだけ少しきつめに締めて、筒の口を足首に沿わせると、たわみが減ります。紐で調整できないブーツなら、厚手の靴下を履いて、筒の口と足首のすき間を埋める方法もあります。秋冬は、厚手の靴下のほうが暖かいので、すき間を埋めるのと防寒を兼ねられます。

指が1本しか入らないくらい筒の口が足首にぴったりしているなら、被せた裾はまっすぐ落ちます。この場合は、被せる側でも折る側でも、形が決まりやすくなります。

雨の日と雪の日の裾|濡れた道では折る側に寄せる

秋冬は、雨や雪の日にワークブーツを履く人も多くいます。革のワークブーツは、ある程度の雨なら気にせず履けるので、天気の悪い日の靴として選ばれやすいからです。

**濡れた道を歩く日は、被せるより折る側に寄せてください。**被せた裾は、歩くたびに地面の跳ね返りを受けて、裾の後ろ側から濡れていきます。濡れた裾は重くなり、さらに下がって地面に近づき、もっと濡れます。折った裾なら、地面から離れた位置にあるので、跳ね返りが届きにくくなります。

雪の日は、さらに裾を上げておくと安心です。折り返しの上端が、筒の上端から指3本分ほど上に来る幅にしておくと、積もった雪の中を歩いても、裾に雪がつきにくくなります。

濡れて帰ってきた日は、裾の折り返しを伸ばしてから干してください。折ったまま乾かすと、折り目の内側が乾かず、湿ったまま次の日を迎えることがあります。ブーツも、筒の口を少し開いて、中に紙を入れて乾かします。

朝の5分で決める手順|鏡の前で順番に見る

毎朝、裾をどうするかで迷わないために、決める順番を1つにまとめておきます。

**1つ目は、その日のジーンズとブーツの組み合わせを、前もって測った数字で照らし合わせること。**裾の外周が筒の外周より広ければ被せる、狭ければ折る。ここで8割は決まります。

**2つ目は、その日の上着の丈を確かめること。**腰丈の短い上着なら、ここで決めた始末のまま。膝丈以上の長い上着なら、折る側に寄せて、ブーツの筒を見せます。

**3つ目は、その日の天気と、座る時間を確かめること。**雨や雪なら折る側に寄せる。座る時間が長いなら、裾を少し長めにしておく。

**4つ目は、鏡の前で横から一度見ること。**裾と筒の間にすき間がないか、裾が筒の上でたまっていないかを見ます。

この4つの順番で見ていけば、5分かからずに決まります。迷う日がなくなれば、ワークブーツを履く日が増えるはずです。

買い足すなら、手持ちのどちらに合わせて選ぶか

ワークブーツかジーンズのどちらかを買い足すとき、手持ちのもう一方に合わせて選ぶと、裾の始末で迷う日が減ります。

**ブーツを買い足すなら、手持ちのジーンズの中で一番よく履く1本の裾幅に合わせて、筒の外周を選んでください。**そのジーンズを被せたいなら、筒の外周が裾の外周より狭いブーツを。折りたいなら、筒の外周が裾の外周より広く、筒の高さが足首から5cm以上あるブーツを選びます。

**ジーンズを買い足すなら、手持ちのワークブーツの筒の外周を覚えておいて、売り場で裾幅を測ってください。**裾幅を2倍した数字が、筒の外周より広いか狭いかで、そのジーンズが被せる側か折る側かが先に分かります。手持ちのジーンズが折る側に偏っているなら、被せる側の1本を足すと、日によって始末を変えられて、組み合わせの幅が広がります。

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よくある問い

Q. ワークブーツにジーンズを合わせるとき、裾は折るのと被せるのとどちらがいいですか
ジーンズの裾幅で決まります。裾をまっすぐ平らに置いて、端から端までを測り、その長さを2倍してください。それがジーンズの裾の外周です。ブーツの筒の上端の外周をメジャーで測り、裾の外周のほうが広ければ被せる、狭ければ折るのが基本です。広いほうに被せると、裾が筒にかぶさって足元が1つの面にまとまります。狭いほうを被せると、裾が筒に引っかかって途中で止まり、だぶついた段ができます。
Q. ロールアップの幅はどれくらいがいいですか
折り返しの上端が、ブーツの筒の上端から指2本分ほど上に来る幅を目安にしてください。筒の上端と折り返しの下端の間にすき間があると、靴下か肌が細く見えて、足元が上下に切れます。すき間がなく、折り返しが筒の上端に少しかぶるくらいだと、ジーンズとブーツが一続きに見えます。ひと折りの幅は、ジーンズの生地が厚いほど太めにしたほうが形が落ち着きます。薄手なら細く2回、厚手なら太く1回が扱いやすいはずです。
Q. ワークブーツの中にジーンズの裾を入れるのはおかしいですか
おかしくはありませんが、合う条件が限られます。ジーンズが細身で、ブーツの筒が足首より10cm以上高く、筒の口にゆとりがあるときです。この3つがそろっていれば、裾を中に入れると、ブーツの筒がそのまま脚の線の続きになります。どれか1つでも欠けると、筒の口でジーンズがしわになってふくらみ、そこだけ太く見えます。ワイドやストレートのジーンズを中に入れるのは、筒の口からはみ出す生地が多くなるので避けたほうが無難です。
Q. ジーンズの丈が長くて、折っても被せても決まりません
丈が長いと、被せた裾がかかとの後ろで地面に触れ、折ると折り返しが何段にもなって重くなります。このときは、まず被せた状態で、裾の後ろ側がかかとの上端より下に何cm落ちているかを見てください。3cm以内なら、靴を履く前に裾を内側へひと折りして長さを詰めると、外から見えないまま被せられます。3cmを超えるなら、そのジーンズはワークブーツの日には向いていない丈です。お直しで裾上げするか、丈の短い別の1本と組み替えてください。

— メグラシ編集部

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スーツはスカートかパンツか 女性|秋冬は座る時間と脚の冷えで決める

スーツをスカートにするかパンツにするかは、好みや流行ではなく、1日に座っている時間と、脚のどこが冷えるかで決まります。座る時間が長い人、立って歩く時間が長い人、足首が冷える人、太ももが冷える人で答えが分かれる理由と、タイツの厚さが決められない職場でどう寄せるか、どちらとも取れる人の1着目と2着目の順番、コートの裾との相性、雨や雪の日の切り替えまで。手持ちの1着を秋冬に向けて直す手順も含めて、自分の暮らし方から決める記事です。

メグラシ編集部/読了 11分
スーツ 選び方 女性|秋冬の2着目は1着目と変える所を1つ決める

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スーツ 選び方 女性|秋冬の2着目は1着目と変える所を1つ決める

2着目のスーツは、1着目と何を変えるかで使い道が大きく変わります。決め手は、この4週間で1着目を何回着たか。週4回以上なら同じ形で色だけ変える、週2〜3回なら下だけ変える、週1回以下なら使う場面を変える。上下を組み替えられるかの確かめ方、秋冬の生地の厚さのそろえ方、1着目が古くなりかけているときや上だけ着る日が多いときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 22分

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