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靴のサイズの選び方|足長より足囲・かかと・甲、秋冬はタイツ分も

メグラシ編集部//読了 20分
靴から抜いた中敷きの上に足を乗せて、つま先にどれだけ余りがあるかを確かめているところ

靴が合わないとき、ずれているのは表示サイズではありません。

表示サイズが決めているのは、足長という1つの数字だけです。ところが、足が靴に触れている場所は足長のほかに3つあります。足囲、かかとの幅、甲の高さ。ここが合っていなければ、足長がぴったりでも靴は合いません。

このページで決めることは1つです。いまの1足が合っていないとして、4か所のうちどこがずれているか。 測り方と、ずれごとに当たる場所と、「サイズは合っているのに痛い」「大きめを買ったのに脱げる」という、どちらとも取れる場合の切り分け方を置きました。サイズ表は出てきません。

📋 早見表|当たる場所から、ずれている寸法を1つに決める

いま困っている場所を1つ選んでください。見る寸法が1つに決まります。

当たる・痛む場所ずれている寸法表示サイズを1つ上げて直るか
指の付け根の左右が押される足囲直らない
指の先が前に当たる捨て寸(足長)直る
甲の真ん中に横1本の跡が残る履き口の深さ・甲の高さ直らない
かかとが上下に動く・脱げるかかとの幅悪化する
指の付け根の下だけ熱くなるソールの曲がる位置直らない

5つのうち、表示サイズを上げて直るのは1つだけです。残りは上げるほど余りが増えて、別の場所が当たります。

結論:合う靴とは、4つの寸法のうちずれが0か1つの靴

足と靴が触れている場所は4か所です。つま先の余り(捨て寸)、足囲、かかとの幅、甲の高さ。

ずれが0のとき、靴は履いていることを忘れる状態になります。1つずれていても、その1か所を靴下の厚みや締め具合で埋められるなら実用に入ります。2つ以上ずれると、片方を埋めるともう片方が悪くなるので、その靴には出口がありません。

だから最初にやることは、「合う靴を探す」ではなく「いまの靴が何個ずれているかを数える」ことです。数が分かれば、替えるべきなのは表示サイズなのか形なのかが決まります。

測るのは足の5か所|夕方に、立って、両足とも

用意するのはやわらかいメジャー1本と、壁と、紙が1枚。座って測ると足囲は小さく出ます。体重が乗った状態が、歩いているときの足だからです。

  • 足長:かかとを壁につけて立ち、いちばん長い指の先を紙に印して、壁からの距離を測ります
  • 足囲:親指の付け根のいちばん出ている点と、小指の付け根のいちばん出ている点を通して、足を1周させます
  • 足幅:同じ2点のあいだを、上から見て直線で測ります
  • かかとの幅:かかとのいちばん広い位置を、床から2〜3cmの高さで測ります
  • 甲の高さ:足長の中間あたり(土踏まずの少し前)で、足を1周させます

左右差は3〜5mmあるのが普通です。判定はいつも大きいほうの足で行ってください。小さいほうは中敷きや靴下で埋められますが、大きいほうは埋められません。

足長と捨て寸|表示サイズではなく、中敷きを抜いて実測する

表示サイズの数字は足長の目安であって、靴の中の長さではありません。同じ表示でも、内側の長さは形によって数mm違います。見るのは表示ではなく、つま先に何mm余っているかです。

いちばん確実なのは中敷きを抜くことです。抜ける靴なら床に置き、かかとを合わせて足を乗せ、いちばん長い指の先から中敷きの先端までを測ります。

  • 歩く時間が長い靴:10〜15mm。歩くと足は靴の中で5〜10mm前に動きます
  • ヒールが3cm以上ある靴:5〜10mm。前に滑るぶんを見込んで少なめに取ります
  • 足を包んで締める形の靴:10mm前後。中で足が動かないので、余りは指1本の厚みで足ります

抜けない靴は、履いたままかかとを靴の後ろに寄せて立ち、指の先を上から押します。靴の先端とのあいだに指1本の腹(およそ10mm)が入るかどうかで代用できます。

足囲|足長が同じでも、一周が2cm違えば別の靴

足囲は表示サイズにほとんど出てこないので、いちばん取りこぼされる寸法です。足長が同じ2人でも、足囲は2cm以上違います。

足囲と靴の内周の差履いた瞬間30分後
靴のほうが5mm以上小さい指の付け根に横から圧圧が動かない。1日は持たない
差が0〜4mm軽く触れている感じ気にならなくなる
靴のほうが5〜10mm大きい余裕がある指の付け根が前後に動く
靴のほうが10mm以上大きい締めないと落ち着かない前に滑り、指の先が当たる

寸法の書かれていない靴でも、試着で同じことが分かります。立った状態で、指の付け根の左右から内側に押される感じがあるかどうか。 座って履いたときに何も感じなくても、立てば足囲は数mm増えます。

「幅が広いから大きめを」は、ここでいちばん多い遠回りです。表示サイズを1つ上げると、靴の中でいちばん広い位置が5〜7mm前に移動します。足囲も数mmは増えますが、広い場所が自分の付け根より前に来てしまうので、付け根はやはり狭いところで押されます。増やしたい寸法と、実際に増える寸法が違うのが理由です。

かかとの幅|前が合っていても、ここが広いと脱げる

かかとは、同じ足長でも幅が10mm以上違う場所です。ここは表示サイズにまったく出てきません。

判定は2つあります。

  • 指1本テスト:靴を履いて立ち、かかとを床につけたまま、靴の後ろの内側に人差し指を差し込みます。第1関節まですっと入るなら、かかとに対して靴が広すぎます
  • 足踏みテスト:その場で3歩足踏みします。かかとが1cm以上上下するなら、靴は足を止めていません

かかとが広い靴に足長だけで合わせると、歩くたびに足が前後に動き、指の先が前に当たります。痛みは前に出るのに、原因は後ろにあります。 前だけを見ていると判断がサイズを下げる方向に動いて、足囲のほうまで悪くなります。

甲の高さ|履き口の縁が、甲の山の前か後ろか

甲は、靴が足を止める場所です。ここで止められていないと、足長も足囲も合っている靴が滑ります。

見るのは高さそのものより、履き口の縁が甲のどこに当たるかです。

  • 縁が足首寄り(甲の山より後ろ):山を越えた位置で押さえるので、足は前に滑りにくい
  • 縁が甲の山のちょうど上:山の頂点に線が当たり、30分ほどで横1本の跡が残る
  • 縁が指の付け根寄り(山より前):押さえる力がほぼない。歩くと後ろが抜ける

甲が高い足は、足囲の数字が同じでも履き口の浅い靴で当たります。逆に甲が低い足は、深い靴で余ります。目安として、足囲と足幅の差が大きいほど甲は高いと考えてください。差が小さいのに足囲が大きいなら、それは甲ではなく幅の広い足です。

指の並び|いちばん長いのは親指か、人差し指か

紙の上に足を乗せて、指の先を1本ずつ印します。いちばん前に出ている印がどれか、それだけ見ます。

いちばん長い指つま先の形が合うのは合わないと起きること
親指(第1趾)内側から外側へ斜めに下がる形丸い形だと親指の先だけ当たる
人差し指(第2趾)先端の丸い形・角の取れた四角い形斜めに下がる形だと人差し指が先に当たる
親指と人差し指がほぼ同じ四角い形尖った形だと2本同時に当たる

先の尖った靴は、この並びの影響がいちばん強く出ます。先端が中心線に寄っているので、余りが「いちばん長い指の前」ではなく「靴の中心線の前」に付くためです。人差し指がいちばん長い足で先の尖った靴を履くと、実測10mm余っていても、指が実際に使える余りは3〜4mmしか残りません。

時間帯|朝の判定は、夕方まで持たない

朝と夕方で、足の寸法は変わります。動く量には順番があります。

  • 足囲:3〜7mm増える。立って過ごした日や、気温の高い日ほど大きい
  • 足長:1〜2mm増える。足囲ほどは動かない
  • 甲の高さ:足囲に連動して数mm増える

足囲が5mm増えると、上の表の1行ぶんがそのまま動きます。朝「差が0〜4mm」だった靴は、夕方には「5mm以上小さい」側に入ります。

判定は夕方に、一度だけ行ってください。 朝と夕方の両方でちょうどよく感じる靴は存在しないので、どちらかに合わせるしかありません。合わせるなら、きつい側に振れる夕方です。

秋冬に判定がずれる理由|タイツと厚手の靴下で足囲が変わる

秋冬は、足と靴のあいだに入る布が厚くなります。薄いストッキングから厚手のタイツへ、薄手の靴下から厚手の靴下へ替わると、足囲は布の厚みのぶんだけ増えます。

増える量の目安は、厚手のタイツで足囲が2〜4mm、厚手の靴下で4〜6mmです。足囲の表で言えば、ほぼ1行ぶんが動きます。夏に「差が0〜4mm」でちょうどよかった靴は、厚手の靴下を履くと「5mm以上小さい」側に入ります。

足長も、布の厚みでつま先とかかとの両方に1mmほどずつ足されます。捨て寸が10mmあった靴なら、8mm前後に減ります。歩く時間が長い靴で、この2mmの差が指の先に出ます。

判定は、その季節に実際に履く厚みの靴下で行ってください。 試着のときだけ薄い靴下で済ませると、家で厚手に替えた日に合わなくなります。店に行く日は、秋冬に履くつもりの靴下を履いていくか、持っていくのが確実です。

反対に、秋冬に厚手の靴下で合わせた靴は、薄手に替える季節に緩くなります。1年を通して履く靴は、薄い側と厚い側のどちらで履く日が多いかを先に決め、多いほうの厚みで判定します。

厚手の靴下で判定するときは、靴下のかかとの位置を自分のかかとにきちんと合わせてから履いてください。靴下のかかとがずれて足の裏側に回っていると、その部分だけ布が二重になり、かかとの幅の判定が狭い側に振れます。つま先の縫い目が指の上に乗っていないかも、履く前に一度確かめます。

ブーツのサイズの選び方|足首と筒で加わる寸法

ブーツは、靴の4か所に加えて、足首とふくらはぎという寸法が加わります。足首まわりで足が止まるので、甲の高さの役割を足首が受け持ちます。

捨て寸は、厚手の靴下を履いた状態で10mm前後を目安にしてください。ブーツは筒で足首が固定されるぶん、中で足が前後に動く量が小さく、パンプスより多めの余りは要りません。余りが15mmを超えると、足首を曲げるたびにつま先側で靴が折れ、甲に横じわの跡が残ります。

かかとは、パンプスより判定が甘くなりがちです。筒が足首を包んでいるので、かかとが浮いていても脱げないからです。脱げなくても、歩くたびにかかとが上下していれば、靴の中でかかとの皮膚がこすれます。足踏みテストで、かかとが1cm以上上下するかを見てください。

足首まわりは、筒の内側と足首のあいだに指が1本入るかどうかで見ます。入らないと、足首を曲げる動きが筒に止められ、歩幅が小さくなります。2本以上入ると、筒の中で足首が回り、かかとの位置が定まりません。筒が長いブーツのふくらはぎ周りは、ふくらはぎ周り・膝下丈・身長で決めるに分けてあります。

靴のサイズが大きい時|表示を下げる前に、余っている場所を見る

手持ちの靴が大きいと感じたとき、すぐに表示サイズを下げる判断はしないでください。余っている場所が、足長なのか、足囲なのか、かかとなのかで、出口が変わります。

つま先に15mm以上の余りがあるなら、足長が余っています。この場合は、つま先側に半分だけの中敷きを入れると、足が前へ滑る距離が縮まります。表示サイズを下げて直るのも、この場合だけです。

指の付け根のまわりが前後に動くなら、足囲が余っています。中敷きを全体に1枚足すと、足の甲が上に持ち上がり、足囲の余りが埋まります。足長の余りは変わらないので、つま先の余りが少ない靴にも使えます。

かかとが上下するなら、かかとの幅が余っています。かかとの内側に貼るクッションで後ろの幅を狭めるのが出口です。中敷きを足しても、後ろの幅は狭くなりません。

大きいと感じる靴の多くは、4か所のうち1か所だけが余っています。 その1か所を埋めれば、表示サイズを動かさずに履ける靴になります。2か所以上が余っているときだけ、表示サイズを下げるか、形を替える判断に進んでください。

埋めたあとは、夕方に3歩以上歩いて、埋めた場所の隣が当たっていないかを確かめます。中敷きを足すと甲が持ち上がるので、履き口の縁が甲の山に近づくことがあります。埋めた1か所の代わりに別の1か所がずれていないかを見るところまでが、この手順です。

季節をまたいで履く靴|夏に選んだ1足が秋冬に合わない理由

夏に選んだ靴が、秋冬に急にきつく感じることがあります。足の寸法そのものより、間に入る布と、足の膨らみ方が変わっているからです。

夏は素足か薄い靴下で選ぶので、布の厚みはほぼ0です。秋冬に厚手のタイツを合わせると、その厚みのぶんだけ足囲と甲が増え、夏に合っていた余りが消えます。

反対に、秋冬は気温が下がるぶん、夕方の足の膨らみが夏より小さくなる日もあります。足囲の増え方が夏より1〜2mm少ない日は、厚手の靴下で増えた分と打ち消し合い、夏と同じ感覚で履けることもあります。

どちらに転ぶかは、靴下の厚みと、その日の過ごし方で変わります。季節が変わった最初の1週間に、夕方の時点で指の付け根の左右とかかとを確かめてください。季節の変わり目は、靴の判定をやり直す時期です。

通販で選ぶとき|書かれた寸法を自分の5つと照らす

試着できない買い方では、ページに書かれた寸法が判定の材料になります。書かれていることが多いのは、表示サイズ、足囲の記号、ヒールの高さ、筒の高さと周りです。

足長は、表示サイズに自分の捨て寸を足した長さと比べます。歩く時間が長い靴なら、足長に10〜15mmを足した数字が表示サイズに近いかを見ます。

足囲は、記号が書かれていれば、自分の足囲を記号の表に当てはめます。記号がない場合は、同じ作り手の靴で以前に合ったものがあるかどうかが、いちばん確かな手がかりです。

かかとと甲は、ページの寸法ではほとんど分かりません。写真で、履き口の縁が甲のどのあたりに来ているか、かかとの後ろがどれだけ立ち上がっているかを見ておきます。

届いたら、夕方に、その季節に履く厚みの靴下で、家の中で試してください。床の上で歩くのは室内だけにしておくと、合わなかったときに戻す選択肢が残ります。

靴の形|同じ表示サイズでも、3つの条件で結果が変わる

形の違いは、履く前に手で確かめられます。

靴の側の条件見る場所判定の変わり方
先の尖り方先端が中心線に寄っているか、指の並びに沿っているか尖るほど、使える余りが実測より5mm前後短い
履き口の深さ縁が甲の山より前か後ろか浅いほど前に滑るので、捨て寸を多めに要る
ソールの曲がる位置両手で持って、つま先を上げるように曲げる折れる位置が指の付け根とずれると、そこだけ熱くなる

3行目は見落とされやすい条件です。折れる場所が自分の指の付け根と5mm以上ずれていると、歩くたびにソールが足の途中を押し上げます。 表示サイズをどちらに動かしても、この位置は変わりません。

つま先が最初から反り上がっている靴は、折れる位置が多少ずれても影響が小さくなります。逆に、反りのない平らな靴ほど、位置が合っているかがそのまま出ます。薄底で何が変わるかにソールの厚みの側の話を分けてあります。

「サイズは合っているのに痛い」|3手順で、足囲・かかと・甲に割る

いちばん多いのがこの状態です。足長を測って表示サイズも合っているのに、履くと痛い。

まず確認したいのは、「合っている」と言えているのが足長1つだけという点です。表示サイズが決めているのは足長で、痛みが出るのは足囲・かかと・甲のどれかです。合っている寸法と痛む寸法が最初から別なので、矛盾はしていません。

手順1|1日履いて、跡が残った場所を1か所だけ選ぶ

靴下を履いて1日過ごし、脱いだ直後に足を見ます。跡や赤みが残っている場所を、1か所だけ選んでください。2か所以上あるときは、いちばん濃い1か所です。

  • 指の付け根の左右:足囲
  • 甲の真ん中に横1本:履き口の深さ
  • かかとの上の縁:かかとの幅(後ろが広く、上下に動いている)
  • 指の先:捨て寸(4つのうち、ここだけ表示サイズで直る)

手順2|靴下を1枚厚くして、増えるか減るかを見る

同じ靴を、いつもより厚い靴下で履きます。10分歩けば分かります。

  • 痛みが増える:足囲か甲。中の余りが元から無い側
  • 痛みが減る:かかとか捨て寸。中で足が動いていた側

この1手で候補が半分になります。足囲・甲の側なら、埋める方向の手はすべて逆効果なので、ここで判断の向きが決まります。

手順3|座って測った足囲と、立って測った足囲を比べる

差が5mm以上ある足は、体重で広がる量が大きい足です。この場合、座って履いたときに合っていた靴が、立った瞬間に足囲側でずれます。

試着を座ったまま終わらせていないかを、ここで確認してください。座って履く→立つ→もう一度締め直す、の順にすると、広がったあとの足で判定できます。

3手順でも決まらないとき

目安が1つあります。痛む場所が毎回同じで、靴を替えても同じ場所なら、それは靴の側ではなく足の側の条件です。 サイズや形を動かしても出口が出ません。

痛みが続くようであれば、自分で対処を決めずに、足を見てくれる専門家に相談してください。このページで扱えるのは、寸法が合っているかどうかまでです。

「大きめを買ったのに脱げる」|大きくしたのは、原因ではない寸法

もう一方の、どちらとも取れる場合です。きついのが嫌で大きめを買ったのに、歩くとかかとが抜ける。

起きていることは単純です。大きくしたのは足長で、脱げる原因はかかとの幅か甲の高さにあります。 表示サイズを1つ上げると、靴は長くなりますが、かかとの幅は2〜3mm、甲の高さは1〜2mmしか増えません。足の側の寸法は何も変わっていないので、後ろと上の隙間はほぼそのまま残ります。

そのうえ、長くなったぶんだけ足が前に滑る余地が増えます。滑るとかかとが靴の後ろから離れ、離れた分だけ抜けます。大きくすることで、抜ける条件のほうを作っています。

切り分けは2つです。

  • 後ろの隙間を見る:かかとを床につけて立ち、靴の後ろの内側に人差し指を差し込む。第1関節まで入るなら、かかとの幅の側
  • 前への滑りを見る:階段を3段下りる。指の先が前に当たるなら、甲で止められていない側

判定ごとに、出口が変わります。

  • かかとの幅の側:表示サイズを戻して、かかとの内側が狭い形に替えます。中敷きを1枚足しても、後ろの幅は狭くなりません
  • 甲の高さの側:表示サイズはそのままで、履き口が甲の山より後ろで当たる形か、甲を締められる形に替えます
  • 両方に当たる:まず表示サイズを戻します。長さが余ったままだと、甲で止めても滑る距離が残ります

3行目に入る人が、いちばん往復しやすい場所です。大きめと小さめのあいだを行き来し続けるのは、動かしているのが足長という、原因ではない寸法だからです。動かす寸法のほうを変えてください。

それでも決まらない4つの場合

どちらとも取れる状態次にやること決まる条件
左右で片方だけ痛い大きいほうの足に合わせ、小さいほうを中敷きか靴下で埋める埋めて痛む場所が動くなら、左右差の側
履いた直後は平気で、30分後に痛い30分後にもう一度、同じ場所を見る場所が変わるなら足の膨らみ、変わらないなら寸法のずれ
店では合ったのに、家では合わない試着した時間帯と靴下の厚みを思い出す朝・薄い靴下で試したなら、条件が2つ違っている
表示サイズを上下どちらに動かしても痛い足長ではなく、足囲と甲を測る2か所以上ずれているなら、その形に出口はない

4行目が、このページでいちばん言いたい行です。ずれが2つ以上ある靴は、表示サイズをどちらに動かしても出口がありません。 上げれば余りが増えて滑り、下げれば足囲で押されます。ここに気づいた時点でその形を候補から外すほうが、結果的に早く決まります。

同じ表示サイズでも作り手で違う|数字を引き継がない

前に履いていた靴と同じ表示サイズを選んだのに合わない、ということはよく起きます。表示サイズは足長の目安で、靴の中の長さや形は作り手ごとに決めているからです。

同じ表示でも、内側の長さは数mm違います。足囲の取り方、かかとの幅、履き口の深さは、さらに大きく違います。前の靴で合っていた数字は、その形の靴で合っていたという記録であって、別の靴での答えではありません。

引き継ぐなら、表示サイズではなく、自分の足の5か所の数字です。足長、足囲、足幅、かかとの幅、甲の高さ。この5つは靴が替わっても変わらないので、どの靴を選ぶときも同じ物差しとして使えます。

表示サイズは靴の側の数字、5か所は足の側の数字です。 合うかどうかは、この2つを照らして初めて決まります。

測った数字の残し方|次の1足で使うために

5か所を測ったら、数字を1か所にまとめて残しておきます。左右それぞれの数字と、測った時間帯、履いていた靴下の厚みも一緒に書きます。

靴下の厚みを書いておくのは、秋冬と春夏で判定の基準が変わるからです。薄い靴下で測った数字なのか、厚手の靴下で測った数字なのかが分かれば、季節が変わったときに足し引きできます。

合った靴があったら、その靴の表示サイズと、つま先の余り、かかとに指が入るかどうかも書き足してください。合った靴の記録が3足ぶんたまると、自分の足に合いやすい形の傾向が見えてきます。

測り直すのは、年に1回で足ります。足の寸法は大きくは変わりませんが、靴を選ぶ前に一度だけ足囲を測り直すと、記録との差がすぐに分かります。

試着で見る順番|10分、この並びで

順番を変えると、前の判定が後ろの条件で崩れます。

  1. 夕方に、いつも履く厚みの靴下で行く
  2. 履く前に、靴を両手で持ってつま先側を曲げ、折れる位置を見ておく
  3. 両足とも履く。片足だけで決めない
  4. 座ったまま履き口を締め、そのあと立ち上がる
  5. 立った状態で、指の付け根の左右に押される感じがあるかを見る(足囲)
  6. かかとを床につけたまま、後ろの内側に指が入るかを見る(かかとの幅)
  7. 甲の上に手を当てて、履き口の縁が山より前か後ろかを見る(甲の高さ)
  8. 3歩以上歩き、指の先が前に当たるかを見る(捨て寸)

見る順が足囲→かかと→甲→捨て寸になっているのには理由があります。捨て寸を最後にするのは、前の3つが決まっていないと足が中で動いて、余りの読みが変わるからです。

足元がボトムスとどう見えるかまで決めたい場合は、裾幅と甲の見え方で決めるときれいめに見える3つの条件に、丈との関係を分けて置いてあります。筒のある靴はふくらはぎ周りという5つ目の寸法が加わるので、ふくらはぎ周り・膝下丈・身長で決めるのほうを見てください。

まとめ|数字は6つ、測るのは1回

  • 測る5か所:足長・足囲・足幅・かかとの幅・甲の高さ。夕方に、立って、両足とも
  • 捨て寸:歩く靴は10〜15mm、ヒールのある靴は5〜10mm。中敷きを抜いて実測する
  • 足囲:靴の内周との差が0〜4mmで合う。5mm小さいと1日持たず、10mm大きいと前に滑る
  • かかとの幅:後ろの内側に人差し指が第1関節まで入るなら広すぎる
  • 甲の高さ:履き口の縁が甲の山より後ろに当たれば止まる。山の上だと横1本の跡が残る
  • どちらとも取れるとき:跡の場所を1か所選ぶ → 靴下を1枚厚くする → 立って測り直す

表示サイズを動かして直るのは、4か所のうち1か所だけでした。残りの3か所は、動かすほど別の場所が当たります。測るのは1回、5分。 数字が手元にあれば、次からは表示の数字を見なくても判定できます。

試着室で服を見るときの手順は試着室で3点採点するに、履き口と靴下がぶつかる寸法は履き口と靴下の丈にあります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 靴は足長より何mm大きいものを選べばよいですか
靴の種類で変わります。歩く時間が長い靴は足長+10〜15mm、ヒールが3cm以上ある靴は+5〜10mmが目安です。ただし表示サイズの数字で足すのではなく、中敷きが抜けるなら抜いて床に置き、かかとを合わせて足を乗せ、いちばん長い指の先から中敷きの先端までを実測してください。表示が同じでも、先の尖った形は余りの大半がつま先の三角の部分に消えるので、指が実際に使える余りは3〜5mmしか残っていないことがあります。
Q. 足囲はどこを測りますか。ワイズの記号とはどう対応しますか
立った状態で、親指の付け根のいちばん出ている点と、小指の付け根のいちばん出ている点を通して足を1周させた長さです。この足囲と足長の組み合わせで、E・2E・3E・4Eといった記号の位置が決まります。記号を先に覚える必要はありません。自分の足囲をmmで1回測っておけば、寸法の書かれた靴はその数字と比べるだけで判定できますし、書かれていない靴でも、立った状態で指の付け根の左右から内側に押される感じがあるかを見れば同じことが分かります。
Q. サイズは合っているはずなのに、履くと痛くなります
痛む場所で切り分けます。指の付け根の左右が押されるなら足囲、指の先が前に当たるなら捨て寸、甲の真ん中に横1本の跡が残るなら履き口の深さ、かかとの上の縁が擦れるならかかとの幅です。表示サイズを1つ上げて直るのは2番目だけで、残りの3つは上げると余りが増えて別の場所が当たります。まず1日履いたあとに、いちばん濃い跡が残った場所を1か所だけ特定してください。痛みが続く場合は、自分で対処を決めずに専門家に相談してください。
Q. 大きめを買ったのに、歩くとかかとが脱げます
足長を1つ上げても、かかとの幅は2〜3mm、甲の高さは1〜2mmしか増えません。足の側の寸法は変わっていないので、後ろと上の隙間はほぼそのまま残り、長くなったぶんだけ足が前に滑る余地が増えます。判定は、靴を履いて立ち、かかとを床につけたまま靴の後ろの内側に人差し指を差し込むこと。第1関節まで入るならかかとの幅の側です。入らないのに脱げるなら、甲で止められていないので履き口の深さの側になります。
Q. 靴は朝と夕方、どちらで選べばよいですか
夕方です。足囲は朝から夕方までに3〜7mm、足長も1〜2mm大きくなります。足囲が5mm増えると、指の付け根まわりの余りはほぼ消えるので、朝ちょうどよかった1足は夕方にきつい側へ入ります。逆に夕方に少し余ると感じる靴は、朝には明確に緩く、中で足が前後に動きます。朝と夕方の両方でちょうどよく感じる靴は存在しないので、きつい側に振れる夕方に合わせてください。
Q. 秋冬にタイツや厚手の靴下を履くと、靴のサイズは変えるべきですか
表示サイズを変える前に、その靴下を履いた状態で判定し直してください。厚手のタイツで足囲は2〜4mm、厚手の靴下で4〜6mm増え、捨て寸も2mmほど減ります。夏にちょうどよかった靴は、指の付け根の左右がきつい側に入ることがあります。足長が足りないのでなければ、表示を上げるより、足囲に余裕のある形を選ぶほうが合います。

— メグラシ編集部

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スーツ 選び方 女性|秋冬の1着の色は手持ちの靴とバッグで決める

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スーツ 選び方 女性|秋冬の1着の色は手持ちの靴とバッグで決める

スーツの色で迷うときは、スーツの売り場ではなく、手持ちの靴とバッグを先に見てください。黒の系統か茶の系統かで、合う色はほぼ決まります。秋冬の1着を選ぶときの色の分け方と、どちらとも取れるときの決め方をまとめました。

メグラシ編集部/読了 20分

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