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大人可愛い服40代プチプラ|安く見えるか甘すぎるかで分ける

メグラシ編集部//読了 11分
商店街を歩く女性の首から膝。生成りのニットカーディガンにくすんだピンクのプリーツスカートを合わせ、甘さをスカートに寄せている

量販の価格帯で大人可愛い服をそろえた40代が、鏡の前で引っかかる理由は2つしかありません。「なんだか安っぽい」か、「甘すぎて若作りに見える」かです。

安っぽく見える人は、生地と顔の近くを直します。甘さの量はそのままで構いません。量販で買うのは、ブラウスやニットのように顔の近くに来る服ではなく、スカーフ、靴下、髪留め、バッグの持ち手に巻く布のような、甘さを足す小さい物に寄せます。

甘すぎて見える人は、甘さの記号を全身で2つまでに減らします。フリル、リボン、パフ袖、レース、花柄、明るいパステル。このうち2つを残し、残りは無地の服に置き換えます。生地の質はそこまで気にしなくて大丈夫です。どちらに当たるかは、この先の写真2枚で分かります。

安く見えるか甘すぎるか、写真2枚で分ける

手持ちでいちばん大人可愛いと思うコーデを着て、写真を2枚撮ってください。

撮り方写るもの気になったら
全身を3m離れて色の明るさ、甘い記号の数、丈の釣り合い甘すぎる側
胸から上を50cmで生地の光り方、毛羽、縫い目、ボタン安く見える側

3mの写真では生地の細かい違いは見えません。それでも引っかかるなら、原因は量です。50cmの写真で引っかかるなら、量ではなく質です。

両方で引っかかった人は、先に生地を直してください。生地が整うと甘さの許容量が一段上がるので、甘さを減らす量が少なくて済みます。逆の順で直すと、甘さを削ったのに安く見えたままになり、地味で安いという一番つらい所に落ちます。

40代で同じ服が急に安く見え始める理由

20代のころに着ていた量販の服が、40代で急に安っぽく見えるのは、服が変わったからではありません。肌と髪の質感が変わり、そこに並ぶ生地の粗さが目立つようになるからです。

若い肌は光を均一に返すので、隣にある生地が多少光っていても、全体が同じ明るさにまとまります。40代になると肌の光り方にむらが出て、つやのある所とない所が混ざります。そこにテカテカと光る化学繊維が並ぶと、光り方の違いが顔のすぐ横で比べられてしまいます。

だから、同じ量販の服でも、顔から離れたスカートやパンツは平気で、顔の近くのブラウスやニットだけが安く見える、ということが起きます。全部を買い替える必要はありません。顔から30cm以内に来る服だけ、買い方を変えれば足ります。

安く見える人の直し方|顔から30cm以内の生地を変える

安く見えるタイプの人は、まずトップスの生地を手で確かめます。売り場でも自宅でも使える見方を3つ置きます。

  • 天井の照明の下で生地を傾けて、白く光る線が出るか。出るなら、顔の横で肌と光り方が比べられる
  • 生地の内側に手を入れて、指の形が透けて見えるか。透けるなら、40代の肩や胸の厚みを拾いやすい
  • 袖口と脇を指でこすって、毛羽が立つか。立つなら、数回の洗濯で毛玉になり、さらに安く見える
左に目の詰まったつやの少ないベージュのウール混ニット、右に薄手で表面に毛玉が付いた明るい色のニットを重ねた接写
顔の近くに置くニットは、左のように光を吸う詰まった編みを選ぶと、量販の価格帯でも肌と光り方がぶつかりません。

3つのうち2つ以上当てはまったトップスは、甘さを担当させずに部屋着か重ね着の下に回します。顔の近くに置くのは、つやの少ない詰まった生地の無地のものにします。ここだけは、量販でも生地の厚い棚から選ぶか、価格帯を一段上げてもよい所です。

安く見える人が量販で買ってよい物

顔の近くの生地を整えたら、甘さは小さい物で足します。安く見えるタイプの人ほど、甘さの記号そのものは減らさなくて大丈夫です。

量販で買って崩れにくいのは、面積が小さく、顔から離れていて、光らない素材の物です。

物甘さの出し方安く見えない条件
靴下薄いピンクやラベンダーを足首に光る糸が入っていない
髪留め細いリボンやくすんだ色のクリップ金具がつや消し
スカーフ小さな柄をバッグの持ち手や首に薄すぎて透けない
靴ストラップや丸いつま先合皮でも表面が光りすぎない

どれも全身の面積の1割に満たない物です。少し安い作りでも遠目では分からず、近くで見られる位置にも来ません。

安く見える人がやりがちな、逆効果の足し方

安く見えると感じたとき、多くの人はアクセサリーを足して格を上げようとします。ここで大ぶりの光る金具や、大きなパールを顔の横に足すと、肌と生地と金具の3つの光り方が並んで、かえって安く見えます。

足すなら、光らない物を一つだけにします。つや消しの小さなピアス、布のヘアバンド、マットな革の細いベルト。光で格を足すのではなく、光を減らして揃えるほうが、40代の肌の横では落ち着きます。

甘すぎる人の直し方|甘さの記号を全身で2つまでにする

甘すぎて見えるタイプの人は、生地より先に数を見ます。全身の写真を見ながら、次の記号がいくつあるか数えてください。

  • フリル
  • リボン
  • パフ袖やふくらんだ袖
  • レース
  • 花柄やドット
  • 明るいパステル色
  • 丸い襟

3つ以上あれば、甘すぎて見える原因はそこです。一つ一つは小さくても、数が増えると見る人は全体を一つの甘い印象として受け取ります。

2つまで減らすときは、どれを残すかで迷うはずです。残すのは、自分がいちばん好きな1つと、それに合う1つです。好きなものを削ると、整っても気持ちが乗らない服になります。

残した甘さは丈か色のどちらかに寄せる

甘さを2つに絞ったら、その2つを丈か色のどちらかに寄せます。両方に散らすと、数を減らしたのにまだ甘く見えます。

丈に寄せる人は、スカートの裾の形や揺れで甘さを出し、色は無彩色かベージュにします。膝が隠れて、ふくらはぎの真ん中あたりに裾が来る長さなら、フレアやプリーツが揺れても子どもっぽくなりません。

色に寄せる人は、甘い色を一か所だけ使い、形は直線的なものにします。くすんだピンクのニットなら、パンツは真っすぐな形、靴は甲の浅いシンプルなもの。色が甘ければ、形まで甘くする必要はありません。

甘すぎる人がプチプラで買い足すと悪化する理由

甘すぎるタイプの人が量販の売り場に行くと、目に入るのはまた甘い服です。大人可愛いの棚には、フリルもリボンも花柄も一度に付いた服が多く並びます。一枚の中に記号が3つ入っている服を足すと、それだけで上限を超えます。

甘すぎる人が量販で買うなら、無地の土台のほうです。グレーやネイビーの細い編みのニット、真っすぐなパンツ、飾りのないシャツ。手持ちの甘い服を一枚だけ取り出して、それと合わせる土台を量販で買うと、手持ちの甘い服が生き返ります。

どちらとも取れるときの決め方

写真2枚でどちらとも決めきれない人がいます。安くも見えるし、甘すぎる気もする。この場合は、どちらか一方を先に直して、写真を撮り直します。

先に直すのは生地です。顔の近くのトップスを、つやの少ない無地の物に1枚だけ替えて、同じ構図でもう一度撮ってください。

  • 撮り直して違和感が消えたら、原因は生地だけだった
  • まだ甘く見えるなら、次に記号を2つまで減らす
  • 生地を替えたら逆に地味に見えたなら、甘さを靴か髪留めで1つ足す

一度に両方を直すと、何が効いたのか分からなくなり、次に服を買うときに同じ迷いが戻ってきます。1枚ずつ替えて、写真で確かめるのがいちばん早く答えに着きます。

もう一つ、迷ったときに見てほしいのは、その服を着て会う相手です。同年代の人と会う日が多いなら、甘さの量で目立ちやすく、甘すぎる側の直し方が効きます。若い人や子どもの行事で会う人が多いなら、生地の質で年齢差が見えやすく、安く見える側の直し方が効きます。自分の一週間で多い場面に合わせて、先に直す側を選んでも構いません。

洗ったあとで安く見える側に転ぶ服

買ったときは問題なかったのに、数回洗ったら急に安っぽく見えた、という服もあります。これは甘すぎるタイプの人にも起きます。洗濯で起きる変化は、だいたい3つに決まっています。

  • 襟やフリルの端が波打って、形が戻らない
  • 黒や紺が白っぽく抜けて、生地の表面が毛羽立つ
  • 首まわりの縫い目が伸びて、肩の位置が下がる

フリルやレースは、洗うと最初に形が崩れる場所です。量販の価格帯で甘い飾りの付いた服を買うなら、洗濯ネットに入れて裏返して洗うか、飾りのある服だけ手洗いにすると、安く見える側に転ぶのを遅らせられます。洗い方を変えるのが面倒な人は、飾りは服に付いている物より、靴下や髪留めのように外せる物で足すほうが長持ちします。

色の明るさは顔からの距離で変える

大人可愛いの色選びで迷う人は、顔からの距離で明るさを変えると決めやすくなります。

顔の近く、つまりトップスと首元には、グレーやベージュが混ざったくすんだ色を置きます。40代の肌の横で明るすぎるパステルを使うと、肌が相対的にくすんで見えやすいからです。顔から離れたスカートや靴には、もう一段明るい色を使っても浮きません。

甘い色の面積は、全身の3分の1までを目安にします。スカートを淡いピンクにしたら、トップスと上着は無彩色にする。トップスをくすんだピンクにしたら、下は濃い色にする。この割合を守ると、色そのものが甘くても全体は大人の側に収まります。

寒い時期の大人可愛いは上着で決まる

秋冬は、家を出てから帰るまでの大半を上着が占めます。中に大人可愛いを仕込んでも、外で見えているのは上着と足元だけ、という日が多くなります。

駅の構内を歩く40代の女性の首から膝。チャコールグレーの細い編みのクルーネックニットに、淡いピンクのつやのあるフレアスカート
上半身を無地のグレーで締めて、甘さをスカートの色と揺れだけに寄せた例です。記号は2つに収まっています。

上着は量販でなくてよい物の代表です。面積が大きく、毎日着て、顔のすぐ下に来ます。上着だけは形の真っすぐな無地を選び、甘さは中の服か足元に預けます。逆に、上着でフリル付きの襟やリボンの付いたコートを選ぶと、中に何を着ても甘い人に見えるので、甘すぎるタイプの人は特に避けたほうが落ち着きます。

年齢の線より、自分の「好き」を残す

40代だからリボンはだめ、ピンクはだめ、という線はありません。崩れるのは年齢のせいではなく、生地と数の置き方です。好きなものを一つ残して、それ以外を静かにすると、40代の大人可愛いはむしろ20代より落ち着いて見えます。

若作りに見えるのが怖い人は、浮く場所が顔まわりか脚まわりかで分けて考える方法もあります。若作りに見えるのが怖い|浮くのは顔まわりか脚まわりかも合わせて読むと、甘さの置き場所が決めやすくなります。秋の服全体で迷うなら40代ファッション 秋|若作りか地味か、迷う1枚を3か所で見分けるが近い答えを出しています。

まとめ

  • 量販の価格帯の大人可愛いは、安く見えるか甘すぎるかのどちらかで崩れる。写真2枚で分ける
  • 安く見える人は、顔から30cm以内の生地を、つやの少ない詰まった無地に替える。甘さは小さい物で足す
  • 甘すぎる人は、記号を全身で2つまでにして、丈か色のどちらかに寄せる。量販で買うのは無地の土台
  • どちらとも取れるときは、生地を先に1枚だけ替えて撮り直す
  • 秋冬は上着を真っすぐな無地にして、甘さは中か足元に預ける

よくある問い

Q. 40代でプチプラの大人可愛い服は、やめたほうがいいですか
やめなくて大丈夫です。崩れるのは、量販の服を顔の近くと面積の大きい所に同時に置いたときです。土台の無地の服か、甘さを足す小さい物のどちらかに量販を寄せると、価格帯が見た目に出にくくなります。
Q. 安っぽく見えるのか、甘すぎるのか、自分で判断できません
全身を3m離れて撮った写真と、胸から上を50cmで撮った写真を並べてください。3mの写真で気になるなら甘さの量、50cmの写真で気になるなら生地の質が原因です。両方で気になるなら、先に生地から直します。
Q. フリルやリボンは40代でもつけていいですか
つけて構いません。数を全身で2つまでにして、1つは襟元か袖のどちらか一か所に寄せてください。フリルとリボンと花柄が同時にあると、一つ一つが小さくても全体が甘く読まれます。
Q. ピンクは40代の大人可愛いに使えますか
使えます。顔から離れたスカートや靴なら明るめでも浮きにくく、顔の近くならグレーやベージュが混ざったようなくすんだ色にします。面積は全身の3分の1までが目安です。

— メグラシ編集部

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