若作りに見えるのが怖い|浮くのは顔まわりか脚まわりかで分ける

**若作りに見えるのが怖いなら、まず「浮いて見えるのは顔まわりか、脚まわりか」を確かめてください。**ほとんどの場合、浮いているのはどちらか一か所だけです。
顔まわりが浮く人は、色の明るさと首元の甘さを一段落とせば済みます。脚まわりが浮く人は、丈と脚の見え方を合わせれば済みます。どちらも、好きな服そのものを手放す必要はありません。
全身を「年相応」に替えてしまうと、浮く感じは消えても、好きな服がなくなります。この記事では、浮く場所を確かめる方法と、場所ごとの直し方を順に書きます。いちばん厚く書くのは、顔まわりと脚まわりのどちらとも取れる人の決め方です。
結論:直すのは浮いている一か所だけ
| 浮く場所 | 原因になりやすいもの | 直す場所 |
|---|---|---|
| 顔まわり | 明るすぎる色、甘い首元、大きな飾り | 首元の形と色の明るさ |
| 脚まわり | 短い丈と脚の色の差、靴との段差 | 脚の色と靴の色 |
| どちらとも取れる | 上下に甘さが分かれている | 先に目が行くほうだけ |
この表は、浮く場所によって直す場所が違うことを見せるためのものです。どちらに当てはまるかは、次の方法で確かめてください。
浮く場所を確かめる方法
気になっている服を着て、鏡から2メートル離れて立ってください。そこで鏡を見た瞬間、最初に目が行った場所が浮いている場所です。
顔のあたりで目が止まったなら顔まわり、膝から下で目が止まったなら脚まわりです。
自分の目は慣れているので、わかりにくいときは写真を使います。全身が入るように撮って、一度スマートフォンの画面を伏せてください。10秒たってから画面を見て、最初に目が行った場所を確かめます。
もうひとつ、同じ服で上だけ、下だけを無地の落ち着いた服に替えてみる方法もあります。上を替えて浮く感じが消えたなら顔まわり、下を替えて消えたなら脚まわりです。
顔まわりが浮く人
顔まわりが浮く人は、服の色や首元の飾りが、顔の印象より先に目に入っている状態です。年齢とともに顔の色や輪郭の印象が落ち着いてくると、明るい色や甘い飾りとの差が大きくなり、そこが浮いて見えます。
これは顔が悪いわけでも、服が悪いわけでもありません。顔と服の間の差が大きいだけです。差を少し縮めれば、同じ服の雰囲気は残ります。
顔まわり|色の明るさを一段落とす
顔のそばの色が浮いているなら、色そのものを変えずに明るさを一段落としてください。
淡いピンクなら、灰色を少し混ぜたようなくすんだピンクに。淡い水色なら、少し灰みのある青に。白なら、真っ白ではなく生成りや薄い灰色に寄せます。
色の系統は残るので、好きな色を着ている感覚は変わりません。顔との差が縮まって、色だけが浮く感じが減ります。
どうしても明るい色を顔のそばに置きたい日は、明るい色の面積を小さくしてください。首元から少し見える程度なら、浮く感じはかなり減ります。
顔まわり|首元の甘さを一つだけ減らす
フリル、大きなリボン、丸い襟、レースなど、首元の甘い飾りが浮いているなら、飾りを一つだけ減らしてください。全部を取る必要はありません。
フリルとリボンが両方あるなら、どちらかを残します。丸い襟が好きなら、襟は残して色を落ち着かせます。
秋冬はコートやニットの襟が顔のすぐそばにくるので、首元の甘さが目立ちやすい時期です。コートの襟が丸く大きいなら、中に着るものの首元はすっきりさせると釣り合います。
脚まわりが浮く人
脚まわりが浮く人は、丈の短さそのものより、脚の色と靴の色の段差が目に入っていることがほとんどです。
たとえば短いスカートに素足に近い色のタイツ、そこに濃い色の靴を合わせると、脚の部分だけが明るく浮いて、丈の短さが強調されます。
丈を長くすれば浮く感じは消えますが、短い丈が好きならそれを手放す必要はありません。脚の見え方を変えれば、同じ丈のまま落ち着いて見えます。
脚まわり|脚の色を靴に合わせる
脚まわりが浮くときにいちばん効くのは、タイツの色と靴の色をそろえることです。
濃い色のタイツと同じ色の靴を合わせると、脚から足先までがひと続きに見えます。目がスカートの裾で止まらず、縦に流れるので、丈の短さより全体の線が先に目に入ります。
秋冬はタイツを履く季節なので、この方法をいちばん取り入れやすい時期です。タイツの濃さは、透けない程度のものから始めると変化がわかりやすいです。
明るい色の靴が好きなら、タイツも同じ明るさに寄せてください。大事なのは色をそろえることで、暗くすることではありません。
脚まわり|丈と上の服の長さを合わせる
脚の色を合わせても浮く感じが残るなら、上に着る服の長さを見てください。
短いスカートの上に、腰より長い上着を羽織ると、スカートが上着の下から少しだけ見えて、短さが強調されます。上着を腰の高さで止まる短めのものにするか、逆にスカートの裾が隠れるくらい長いコートにすると、浮く感じが減ります。
秋冬は上着の丈がその日の印象を大きく決めます。スカートの裾と上着の裾の差が、手のひら一枚分くらいまでなら浮きにくいと考えてください。
どちらとも取れる人の決め方
鏡の前で、顔まわりにも脚まわりにも目が行く人がいます。上にも下にも甘さや明るさがある服を合わせているときに起こりやすいです。
この場合、**両方を直そうとしないでください。**両方を落ち着かせると、全身が急に地味に見えて、今度は「老けて見える」が気になり始めます。
決め方は次の順番です。
まず、どちらの服のほうが好きかを考えてください。好きなほうを残し、もう一方を直します。
次に、どちらも同じくらい好きなら、その日の場面で決めます。人と向かい合って話す時間が長い日は、相手の目が顔まわりに行くので顔まわりを直します。歩く時間が長い日や、立って過ごす日は、全身が見られるので脚まわりを直します。
それでも決められないなら、写真で先に目が行ったほうを直してください。
秋冬の小物が浮くとき
服を直しても浮く感じが残るなら、小物を見てください。秋冬は帽子、マフラー、手袋、バッグなど、顔と脚のそばに置く小物が増える時期です。
顔まわりなら、耳あてのついた帽子や大きなぽんぽんのついたニット帽、明るい色のふわふわしたマフラーが浮きやすいものです。服のときと同じで、全部をやめる必要はありません。ぽんぽんのない帽子に替える、マフラーの色を一段落とす、どちらか一つで足ります。
脚まわりなら、靴下の柄や靴の飾りが浮くことがあります。リボンや大きな金具のついた靴は、タイツと同じ色にそろえると飾りだけが浮きにくくなります。
小物は服より安く手に入るので、つい足していきがちです。浮く場所が決まっているなら、その場所の小物は一つだけにしてください。
髪やメイクとの差が浮くとき
服の色や形を直しても顔まわりが浮くなら、髪やメイクと服の間に差があるかもしれません。
たとえば髪をきっちりまとめて落ち着いた印象にしている日に、甘い首元の服を着ると、そこだけが目立ちます。反対に、髪をふんわり下ろしている日なら、同じ服でも浮きにくくなります。
この場合は、服を替える前に髪の形を変えてみてください。服を手放すより先に試せることです。好きな服に合わせて髪の形を決める日があってもかまいません。
服とメイクの印象のずれをもう少し細かく見たい人は、服とメイクの系統が合わないで、色・質感・線のどれがずれているかを確かめられます。
一か所直して一週間着る
浮く場所を一か所直したら、そのまま一週間着てみてください。最初の数日は落ち着かないかもしれませんが、目が慣れてくると、それが自分の普通になります。
一週間たっても浮く感じが残っているなら、そのときに次の場所を考えます。一度に全部を直すより、一か所ずつのほうが、好きな服を残せる量が多くなります。
服を選ぶこと自体に疲れている人は、服選びに疲れたも読んでみてください。おしゃれに自信がないところから始めたい人には、おしゃれが苦手・自信がないがあります。
「年相応」に寄せすぎないこと
若作りが怖くなると、年齢に合わせた服を選ばなければと考えがちです。でも年相応という言葉には、決まった形がありません。
周りの同年代の服を見ても、一人ひとり違います。浮いて見えないことと、好きな服を着ることは、両立できます。そのために直すのは、全身ではなく一か所です。
若作りという言葉が気になったときは、服を手放す前に、まず鏡から2メートル離れて立ってみてください。目が行く場所がわかれば、次にすることは小さく決まります。
よくある質問
Q. 若作りと言われたことはないのに、自分で気になります
人に言われていないなら、浮いている場所はたいてい一か所だけです。鏡から2メートル離れて最初に目が行く場所を確かめ、そこだけ直してください。
Q. 好きな色が淡いピンクで、顔まわりが浮きます
顔から離れた場所に移すか、顔のそばに置くなら灰色を少し混ぜたようなくすんだピンクに替えてください。色の印象は残せます。
Q. ミニ丈が好きですが、脚まわりが浮く気がします
丈を変えずに、タイツと靴の色をそろえてください。脚がひと続きに見えて、丈の短さより縦の線が先に目に入ります。
Q. 年齢に合わせて服を全部買い替えたほうがいいですか
全部を替える必要はありません。浮く場所を一か所だけ直して一週間着てみて、それでも気になるときに次の場所を考えてください。
— メグラシ編集部





