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トレンドブーツ|今年の1足は、冬までの予定で筒の高さを選ぶ

メグラシ編集部//読了 20分
玄関の上がり框に開いた手帳が置かれ、その横に茶色の足首までのブーツと黒の膝下までのブーツが並んでいる

**今年のブーツを1足買うなら、先に手帳を開いて、10月から2月までの予定を書き出してください。**そのうえで、靴を脱ぐ予定が月に何回あるか、1日に歩く時間がどれくらいか、スカートとパンツのどちらの日が多いかを数えます。

この3つの数で、筒の高さと底の厚み、表面の質が決まります。トレンドの要素は、そのあとで1か所だけ受ければ足ります。形の名前から選ぶと、履く日が思ったより少ない1足になりやすいからです。

去年のブーツを今年も履いていいかは、ブーツの流行り|去年のブーツを今年も履いていいかに測り方をまとめてあります。この記事は、今年新しく1足を選ぶときの話です。

結論:脱ぐ回数で筒、歩く時間で底、雨の予定で表面を決める

数えるもの境目決まるもの
靴を脱ぐ予定月に3回以上か筒の高さ(足首まで/膝下まで)
スカート・ワンピースの日着る日の半分を超えるか筒の高さ(膝下までを選ぶか)
1日に歩く時間1時間を超える日が週2回以上か底の厚みと、ヒールの高さ
雨・雪の予定外を歩く予定の日に、月3回以上重なるか表面(起毛か、表革か)
きちんとした場会食・式典が月2回以上あるかつま先の形と、表面の艶

この表の上から順に決めていきます。先に決まるのは筒の高さで、底と表面はそのあとです。トレンドは最後に、どこか1か所だけで受けます。

まず手帳に、10月から2月までの予定を書き出す

予定は細かくなくて構いません。月ごとに、決まっていることと、毎年ある行事を書き出してください。通勤の日数、子どもの行事、旅行、会食、実家への帰省などです。

書き出すときは、予定ごとに次の4つの印をつけていきます。印の数を月ごとに足すと、その冬のブーツに何が要るかが見えてきます。

印つける予定例
脱靴を脱ぐ場面がある座敷のお店、実家、体育館の行事、試着
歩外を1時間以上歩く旅行、街歩き、行楽、子どもの付き添い
座座って過ごす時間が長い会食、観劇、会議、長い移動
濡雨や雪の中を歩く可能性がある屋外の行事、雨の多い地域への旅行
式服装にきちんとした決まりがある式典、目上の人との会食、面談

1つの予定に印が2つ以上つくこともあります。旅行なら「歩」と「脱」がつくことが多く、会食なら「座」と「式」がつきます。

印をつけるときに迷うのは、行ってみないと分からない予定です。お店が座敷かどうか、行事が屋内か屋外か、といったことは、案内や予約のページで先に確かめられることが多いので、分かる範囲で印をつけてください。分からない予定は、印をつけずに空けておきます。空けた予定の数が多いときの決め方は、後の「どちらとも取れるとき」で扱います。

予定の印を、月ごとに数える

印をつけたら、月ごとに数を足します。見るのは合計ではなく、どの印がいちばん多いかです。

月よくある予定つきやすい印
10月行楽、運動会、秋の旅行、結婚式歩・濡・式
11月七五三、紅葉の外出、学校の発表会歩・脱・式
12月会食、忘年会、買い物座・脱・式
1月初詣、帰省、新年会歩・脱・濡
2月雪の日の通勤、受験の付き添い濡・歩

この表はよくある形の一例で、地域や家族の形によって印の並びは変わります。雪の多い地域では12月から「濡」が増え、子どもが小さい家では「脱」が毎月続きます。自分の手帳で数えると、たとえば「脱」が毎月2回以上ある人もいれば、ほとんどない人もいます。同じ流行のブーツでも、印の並びが違えば、選ぶ筒の高さが変わります。

筒の高さ①|脱ぐ予定が月3回以上なら、足首までの筒

靴を脱ぐ予定が月に3回以上ある冬は、足首まで、またはくるぶしから10cmほど上までの筒を選んでください。脱ぎ履きが早く、玄関でほかの人を待たせません。

脱ぎ履きの速さは、玄関で自分で測れます。いま持っているブーツを1回脱いで、履き直して、ファスナーや紐を留め終えるまでの秒数を数えてください。

筒の高さと留め方脱いで履き直すまでの目安脱ぐ予定が多い冬に
足首まで・側面が伸びる10〜20秒いちばん向く
足首まで・ファスナー20〜30秒向く
足首まで・紐40秒〜1分紐をゆるめたまま履ける形なら向く
膝下まで・ファスナー30秒〜1分月2回までなら困らない
膝下まで・ファスナーなし1分を超えることがある脱ぐ予定の多い冬には向かない

紐のブーツでも、上のほうの紐をゆるめたまま足を入れられて、内側にファスナーがついている形なら、脱ぎ履きは20秒ほどで済みます。紐の数ではなく、紐をほどかずに脱げるかどうかを見てください。

30秒を超えるブーツは、座敷のお店や実家の玄関で、先に上がった人を待たせる時間になります。月に3回以上その場面があるなら、30秒以内に収まる筒を選んでおくほうが、その冬の予定と合います。

筒の高さ②|スカートの日が半分を超えるなら、膝下までの筒

手帳の予定のうち、スカートかワンピースを着る日が半分を超えるなら、膝下までの筒が働きます。スカートの裾と筒の上端のあいだに、脚が見える幅が少なくなり、寒い日でも脚が冷えにくくなります。

スカートの裾と筒の上端のあいだの幅は、服と靴を合わせて鏡の前で測れます。

スカートの裾と筒の上端のあいだ見え方寒い日に
重なっている(筒が裾の中に入る)脚が見えず、縦に1本つながるいちばん暖かい
0〜5cm境目が細い帯になる暖かい
5〜15cm脚がはっきり見えるタイツの色で寒さが変わる
15cmを超える靴と服が離れて見える足首までの筒のほうが合うこともある

膝丈のスカートなら膝下までの筒、ふくらはぎの半ばまでの丈なら、筒の上端が裾に入る高さが目安です。筒の上端が膝の骨にかかると、座ったときに筒が折れて当たることがあります。膝の骨の下端から指2本ぶん下で筒が終わるものを選ぶと、座る予定の多い日も楽です。

筒の高さ③|パンツの日が多いなら、裾の中に入る高さ

パンツの日が多い冬は、筒の高さを、パンツの裾の中に収まるかどうかで決めます。裾の幅と、筒のまわりの長さを比べてください。

パンツの形向く筒の高さ見るところ
裾の広いワイドパンツ足首から15cmまで裾の中に筒が入り、つま先だけ出る
まっすぐのパンツ足首から10cmまで座ったときに筒の上端が出ないか
足首に向かって細くなるパンツ足首まで裾が筒の上に乗る長さか
脚に沿う細いパンツ膝下まで裾を筒の中に入れられるか
裾を折り返したパンツ足首まで折り返しと筒の上端が近づきすぎないか

パンツの裾が筒に引っかかると、歩くたびに裾が上がって止まります。**裾の内側に指を入れて、筒の上端まで楽に下ろせるかを試着で確かめてください。**脚に沿う細いパンツだけは、裾を筒の中に入れる形になるので、膝下までの筒が合います。

底の厚みは、1日に歩く時間で決める

1日に1時間を超えて外を歩く日が週に2回以上ある冬は、底に厚みとゴムの溝のあるブーツを選んでください。歩く時間が短い冬なら、底の薄いものでも困りません。

歩く時間が1時間を超える日底の厚みヒールの高さ
ほとんどない1cm前後でもよい5cmまで
月に数回1.5cm前後4cmまで・太いもの
週に1回2cm前後・溝あり3cmまで・太いもの
週に2回以上2〜3cm・深い溝あり平らか、太い3cmまで

底の厚みは、ブーツを横から見て、つま先の下の底の高さで測ります。かかとの高さではありません。つま先の下が薄いと、石畳や砂利で足裏に当たりを感じやすくなります。

ヒールの高さは、底の厚みとは別に見ます。ヒールが高くなるほど、歩くたびに体の重さがつま先側にかかり、長く歩く日には足の前のほうが疲れやすくなります。歩く予定の多い冬は、ヒールの面が広く、高さが3cmまでのものが、1日を通して履きやすい形です。

旅行や行楽の予定がある月は、その1日のために底を決めてください。歩く予定が1回でも、その日に足が痛むと、ほかの予定よりも記憶に残ります。

表面は、雨の予定と場のきちんと度で決める

表面の質は、起毛の革(表面が毛羽立ったもの)と、表の革(表面がなめらかなもの)で分かれます。雨の予定と、きちんとした場の予定を数えてから決めてください。

予定の印起毛の革表の革(艶が少ない)表の革(艶がある)
濡が月3回以上防水の手入れをしても水染みが残りやすい向く向く
濡が月2回以下向く向く向く
式が月2回以上場によってはくだけて見える向くいちばん向く
歩が多い向く向く傷が目立ちやすい
座が多い向く向く向く

表面の質は、服との組み方にも関わります。起毛の革は、秋冬の服の表面と揃いやすく、ニットやウールの服と組むとまとまります。その一方で、雨の日の水染みが残りやすいのが弱いところです。雨の中を歩く予定の多い冬に1足だけ持つなら、表の革を選ぶほうが、予定を選ばずに履けます。

起毛の革を選ぶ場合は、履き始める前に防水のスプレーをかけて、雨の予報の日は別の靴に回すと決めておいてください。雨の日の代わりの1足が手元にあるなら、起毛の革でも冬を通して履けます。

トレンドの要素は、1足の中で1か所だけ受ける

ここまでで、筒の高さ、底の厚み、表面が決まりました。トレンドの要素は、そのあとで1か所だけ受けてください。

ブーツで流行が出る場所は、主に3つです。筒の形(まっすぐか、ゆるみがあるか)、つま先の形(丸いか、角があるか、細いか)、表面の質(起毛か、艶か)。この3つを全部その年の売り場に寄せると、翌年に流れが動いたとき、3か所とも同時にずれます。

受ける場所受け方予定との関係
筒の形売り場で目立つ筒のゆるみや、まっすぐさに寄せる筒の高さは予定で決めたまま、形だけ寄せる
つま先売り場で目立つ丸み・角・細さに寄せる歩く予定が多いなら、細すぎるものは避ける
表面売り場で目立つ質感に寄せる雨の予定が多いなら、起毛は避ける

**1か所だけなら、翌年ずれても、残りの2か所で履き続けられます。**どこで受けるかは、予定と引っかからない場所を選んでください。歩く予定が多い人がつま先で流行を受けると、細いつま先で長く歩く日が来ます。

売り場で見る3か所|筒の形・つま先・表面

売り場では、同じ高さの棚に並んでいるブーツを5足ほど見比べてください。5足のうち3足以上に共通している形が、その年に目立っている形です。

見る場所見方5足の比べ方
筒の形横から見て、筒がまっすぐ立つか、ゆるみが出るか立つもの・ゆるむものを数える
筒の口上から見て、口が脚に沿うか、広く開くか指が何本入るかを数える
つま先上から見て、先が丸いか、角があるか、細いか先端から1cm下がった所の幅を見比べる
底横から見て、つま先の下の厚み薄い・中くらい・厚いを数える
表面光に当てて、艶があるか、起毛か艶・起毛・その中間を数える

5足の中で数が多かった側が、今年の売り場の側です。そのうち、自分が流行を受けると決めた1か所だけを、売り場の側に寄せます。残りは手帳の予定から決めた通りにしてください。

予定別|10月の予定で選ぶ

10月は、行楽や運動会、秋の旅行、結婚式が重なる月です。まだ暖かい日もあるので、ブーツを履く日そのものが少ないこともあります。

10月の予定向くブーツ理由
行楽・秋の旅行足首までの筒、底2cm前後歩く時間が長く、昼は暖かい
運動会・屋外の行事足首までの筒、表の革砂や土がつき、拭き取りやすいほうがよい
結婚式ブーツは履かない式の服装の決まりに合わせてパンプスにする
平日の通勤下旬から、足首までの筒上旬は暑く感じる日がある

10月の結婚式や式典は、ブーツではなくパンプスの日として手帳に書いておいてください。この月のブーツは、行楽や旅行のように歩く予定のために選ぶことが多く、筒の高さより底の厚みが先に効きます。

10月のうちは、ブーツを履き始めるかどうかそのものが分かれ目です。**最高気温が20度を下回る日が続きだしたら、足首までの筒から始めてください。**履き始める時期の目安は10月のブーツ解禁時期にもあります。

予定別|11月から12月の予定で選ぶ

11月から12月は、七五三や学校の発表会、会食や忘年会が重なり、「脱」と「座」と「式」の印が増えます。

11〜12月の予定向くブーツ気をつけること
七五三足首までの筒、表の革、太い低めのヒール参道の砂利と、写真に写る足元
学校の発表会足首までの筒、脱ぎ履きの早いもの体育館で上履きに履き替えることがある
会食膝下までの筒、表の革座敷かどうかを先に確かめる
忘年会足首までの筒座敷が多い。脱ぎ履き30秒以内
買い物足首までの筒、底1.5cm前後試着で何度も脱ぐ

七五三の日は、家族の写真に足元まで写ることが多い予定です。子どもの着物や服の色と比べて、ブーツの色が暗すぎないか、明るすぎないかを前の日に見ておくと、写真の中で足元だけが目立つことが減ります。

この2か月は、1年のうちでもっともブーツを脱ぐ場面が多くなる時期です。会食の予定が決まったら、座敷かどうかを先に確かめて、その日の靴を決めてください。

予定別|1月から2月の予定で選ぶ

1月から2月は、初詣、帰省、新年会、雪の日の通勤があり、「歩」と「濡」の印が増えます。いちばん寒い時期なので、筒の高さで暖かさが変わります。

1〜2月の予定向くブーツ気をつけること
初詣足首までの筒、底2cm前後行列で長く立つ。石段と砂利
帰省足首までの筒実家の玄関で何度も脱ぐ
新年会足首までの筒座敷が多い
雪・凍った道の通勤底の溝が深いもの起毛の革は水染みが残りやすい
寒い日の外出膝下までの筒スカートの日は脚が冷えにくい

初詣は、人の多い日に行くと、境内に入るまで30分以上並ぶことがあります。立っている時間が長い日は、底が薄いと足の裏に冷たさが伝わりやすいので、底の厚みを2cm前後にしておくと楽です。

雪の多い地域に住んでいる人や、雪の地域へ出かける予定がある人は、この月のために底を決めてください。溝の浅い底は、凍った道ですべりやすくなります。

通勤が主な人の1足

平日の通勤でいちばん長くブーツを履く人は、通勤の服装に合わせて1足を決めます。職場の服装の決まりと、駅までの距離で見てください。

通勤の服装向く筒の高さ表面
パンツが多い足首まで表の革・艶が少ない
スカートが多い膝下まで表の革・艶が少ない
パンツとスカートが半々足首から10cm上まで表の革
服装の決まりがゆるいどちらでもよい起毛でもよい

通勤で1日に歩く時間が合計40分を超えるなら、底を2cm前後にしておくと、1週間履いても疲れがたまりにくくなります。職場で靴を履き替えるかどうかでも変わるので、履き替える人は脱ぎ履きの早さも見てください。

子どもの行事が多い人の1足

子どもの行事が多い冬は、「脱」と「歩」の印が増えます。体育館での行事は上履きに履き替えることが多く、屋外の行事は長く立つことになります。

行事向くブーツ見るところ
体育館の発表会足首まで・側面が伸びる脱ぎ履き20秒以内
屋外の行事足首まで・底2cm砂や土を拭き取れる表面
保護者会足首まで教室で履き替えることがある
送り迎え足首まで・平ら自転車に乗るならヒールなし

行事の日は、上履きや持ち帰り用の袋も一緒に持つことが多く、両手がふさがった状態で靴を脱ぎ履きする場面があります。手を使わずにかかとを入れられる形か、つまみのついたものだと、荷物を置かずに履けます。

このタイプの冬は、膝下までの筒を選ぶと、履き替えのたびに時間がかかります。子どもの行事が月に2回以上あるなら、足首までの筒にしておいてください。

旅行の予定がある人の1足

冬のあいだに旅行の予定がある人は、その旅行で履けるかどうかを1足の条件に入れてください。旅行は、1日に歩く時間がもっとも長くなる予定です。

旅行の形向くブーツ理由
街歩きの多い旅行足首まで・底2cm前後石畳や坂で歩きやすい
温泉旅館に泊まる足首まで・脱ぎ履きの早いもの玄関で何度も脱ぐ
雪の地域への旅行底の溝が深いもの凍った道ですべりにくい
飛行機での移動足首まで保安検査で脱ぐことがある

旅行の荷物に2足目の靴を入れられるかどうかでも変わります。泊まりの旅行で荷物に余裕があるなら、歩く日の1足と、宿や食事の場で履く1足に分けられます。日帰りや荷物を減らしたい旅行では、1足で通すことになるので、底の厚みを優先してください。

旅行のために新しく買うなら、出発の2週間前には手元に置いて、家の中で履き慣らしてください。新しいブーツで旅行の初日を迎えると、靴ずれを起こしやすくなります。

会食・集まりが多い人の1足

会食や集まりが多い冬は、「座」と「式」の印が増えます。きちんとした場で足元が浮かないかと、座ったときの見え方で選んでください。

集まりの形向くブーツ見るところ
ホテルやレストランの会食膝下まで・表の革・艶ありスカートとの境目
座敷のお店足首まで脱ぎ履き30秒以内
友人の家足首まで玄関で脱ぐ
目上の人との会食表の革・つま先が細すぎないもの飾りが多すぎないか

座って過ごす時間が長い予定では、座ったときに筒の上端がどこに来るかも見ておいてください。**膝下までの筒は、座るとスカートの裾と筒の上端が近づき、脚の見える幅が少なくなります。**立っているときより、座っているときのほうがまとまって見える形です。

買う時期|いちばん早い予定の2週間前までに

新しいブーツは、足に沿うまでに何回か履く時間が要ります。手帳の予定のうち、いちばん早くブーツを履きたい日の2週間前までに買ってください。

履き慣らしの段階時間回数
家の中で履く30分2〜3回
近所の買い物1時間2〜3回
ふだんの外出半日1〜2回
長く歩く予定の日1日本番

家の中で履いて、かかとや小指の横が当たるなら、その場所に当たりの出にくい貼るものを用意しておきます。**2週間の慣らしのあいだに当たりが消えないブーツは、長く歩く予定の日には向きません。**その場合は、歩く時間の短い予定に回してください。

試着で確かめる5つ

売り場で試着するときは、次の5つを順に確かめてください。店の中を歩くだけでは分からないことがあります。

確かめることやり方目安
脱ぎ履きの速さ1回脱いで、履き直す脱ぐ予定が多い人は30秒以内
つま先のゆとり立った状態で、つま先を上から押す指先の前に1cmほど空きがある
かかとの浮き階段や段差を上がるかかとが1cm以上浮かない
筒と裾の関係予定でよく着る服と合わせる裾が筒に引っかからない
座ったときの筒椅子に座って、膝を曲げる筒の上端が膝の裏に当たらない

試着の日は、手帳の予定でいちばん多く着る服か、それに近い丈の服で行ってください。ふだんの服と合わせてみないと、筒の高さが合っているかは分かりません。

どちらとも取れるとき①|脱ぐ予定もスカートの日も多い

脱ぐ予定が月に3回以上あり、スカートの日も半分を超える。この場合は、筒の高さの答えが2つに割れます。

この冬は、足首から10cmほど上までの筒を選んでください。足首までより高く、膝下までより低い、中間の高さです。側面にファスナーのあるものなら、脱ぎ履きが30秒以内に収まり、スカートの裾との境目も膝下までの筒に近づきます。

迷ったときの中間筒の高さ合わせる服
脱ぐ予定とスカートの日が両方多い足首から10cm上まで・ファスナーふくらはぎの半ばまでのスカート
脱ぐ予定と歩く日が両方多い足首まで・底2cmパンツ・スカートどちらも
式と雨の予定が両方多い足首まで・表の革・艶ありきちんとしたパンツ

中間の高さを選んだときは、スカートの丈をふくらはぎの半ばまでのものに寄せると、脚の見える幅が少なくなります。膝丈のスカートと合わせると境目が広くなるので、タイツの色を筒に近づけて、境目を目立たなくしてください。

どちらとも取れるとき②|予定がまだ決まっていない

10月の時点で、冬の予定がほとんど決まっていないこともあります。その場合は、去年の10月から2月の予定を思い出して、印をつけてください。

毎年の行事や、職場の会食、帰省のように、繰り返す予定は今年も起きる可能性が高いからです。去年の予定も思い出せないなら、次の順で決めます。

  1. 通勤や送り迎えのような、毎週の予定で筒の高さを決める
  2. 1日に歩く時間が長い日が月に何回あるかで、底を決める
  3. 表面は、雨の中を歩く可能性があるなら表の革にする

空けた予定があとから決まったときは、その予定に手持ちのブーツが合うかを、決まった時点で確かめてください。合わない予定が1つだけなら、その日は別の靴にします。合わない予定が同じ月に3つ以上たまったときが、2足目を考える時期です。

**決まっていない予定のために、特別な1足を選ぶ必要はありません。**毎週の予定に合う1足を先に持ち、特別な予定には、手持ちの別の靴を合わせる形のほうが、履く日が多くなります。

どちらとも取れるとき③|欲しい形と、予定が合わない

売り場で気に入った形が、手帳の予定と合わないことがあります。たとえば、脱ぐ予定が多い冬に、ファスナーのない膝下までのブーツが気に入ったときです。

この場合は、次の表で、どれだけ履けるかを数えてください。

気に入った形の使える日判断
予定の半分以上で履ける今年の1足にしてよい
予定の3分の1ほどで履ける2足目として考える
予定の4分の1以下でしか履けない今年は見送る

**気に入った形でも、履ける日が冬のあいだに数回しかないなら、今年の1足にはしないでください。**その形は、予定が変わった年か、2足目を足す年に回します。どうしても今年履きたいなら、履けない予定の日に何を履くかを先に決めておくと、買ったあとに迷いません。

どちらとも取れるとき④|去年のブーツがもう1足ある

去年のブーツがまだ履ける状態で手元にあるなら、今年の1足は、去年の1足と反対の側に振ってください。

去年のブーツ今年の1足
膝下までの筒足首までの筒
足首までの筒・起毛足首までの筒・表の革、または膝下まで
足首までの筒・表の革膝下までの筒、または起毛の足首まで
底の薄いもの底が2cm前後のもの

2足が同じ側にそろうと、予定の印のうち、どちらのブーツでも合わない日が残ります。**反対の側に振っておけば、手帳のほとんどの予定をどちらかの1足で受けられます。**去年のブーツを今年も履けるかの確かめ方は、ブーツの流行りにあります。

2足目を足すなら、1足目で受けられない予定から決める

1足目を選んで、手帳の予定に当てはめたとき、どの予定にも合わない日が月に3回以上残ったら、2足目を考えてください。

1足目で受けられない予定2足目
座敷・実家の玄関足首まで・側面が伸びる
スカートの寒い日膝下までの筒
雪・雨の日の外歩き底の溝が深い、表の革か防水のもの
長く歩く旅行底2cm前後の足首まで

2足目も、1足目と同じようにトレンドの要素は1か所だけにします。**2足とも同じ場所で流行を受けると、翌年に2足とも同じ場所でずれます。**1足目が筒の形で受けているなら、2足目は表面かつま先で受けてください。

翌年、流行を受けた1か所がずれたとき

1足の中で流行を受ける場所を1か所に絞っておくと、翌年に売り場の流れが動いたとき、ずれるのはその1か所だけです。そのときの扱いは、ずれた場所によって変わります。

ずれた場所翌年の扱い
筒の形パンツの裾で筒を覆う日を増やし、筒が見える日を減らす
つま先裾の長いパンツと組んで、つま先の出る長さを短くする
表面服の表面を同じ質にそろえて、足元だけが浮かないようにする

ずれた1か所は、服の組み方で目立たなくできることが多い場所です。筒の形がずれたなら、筒が隠れる丈のパンツと組む日を増やします。表面がずれたなら、同じ質感の服と組むと、足元だけが浮いて見えることが減ります。3か所とも予定に合わせて選んだ1足なら、1か所ずれても、手帳の予定の多くでそのまま履けます。

そのうえで、ずれた1か所が気になって履く日が減ったなら、そのときが入れ替えを考える時期です。その判断のしかたは、去年の1足を確かめる記事と同じ手順で進められます。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. トレンドのブーツを買うなら、ロングとショートのどちらがいいですか
10月から2月までの予定を書き出して、靴を脱ぐ予定が月に何回あるかを数えてください。月に3回以上なら、脱ぎ履きの早い足首までの筒が向きます。脱ぐ予定が少なく、スカートやワンピースの日が半分を超えるなら、膝下までの筒のほうが出番が多くなります。どちらが流行っているかより、その冬に何回履けるかで決めると、買ったあとに履かない1足になりにくくなります。
Q. 流行りのブーツは、来年には古く見えませんか
1足の中で流行を受けている場所が多いほど、翌年に古く見えやすくなります。筒の形・つま先・表面の3か所のうち、流行を受けるのを1か所だけにしておくと、翌年に売り場の流れが動いても、ずれるのは1か所で済みます。残りの2か所は、予定に合わせて選んだものなので、流行とは関係なく働き続けます。去年のブーツを今年も履けるかの確かめ方は別の記事にまとめています。
Q. ブーツを買うのに一番いい時期はいつですか
いちばん早く履く予定の2週間前までに買ってください。新しいブーツは、革が足に沿うまでに何回か履く時間がかかります。家の中で30分ずつ、近所の買い物で1時間ずつ、と慣らしてから、長く歩く予定の日に履くと、靴ずれを起こしにくくなります。10月の旅行や行事に履きたいなら、10月の頭には手元にあるのが目安です。
Q. 座敷のお店に行く日に、ロングブーツを履いても大丈夫ですか
履いて行くこと自体は問題ありませんが、玄関で脱ぐのと、帰りに履くのに時間がかかります。ファスナーのないロングブーツは、脱いで履き直すまでに1分を超えることがあり、ほかの人を待たせる形になります。座敷の予定が月に1〜2回なら、その日だけ別の靴にしてください。月に3回以上あるなら、今年の1足は足首までの筒にしておくほうが、予定と合います。

— メグラシ編集部

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服装の流行は身長で着方が変わる|売り場の丈と幅を自分の背丈に引き直す

流行の服を着て「なんだか違う」と感じるとき、原因は形ではなく、裾や肩が体のどこで終わっているかにあります。売り場で見た丈と幅は、背の高い体で見せてあることが多いからです。膝・ふくらはぎ・くるぶし・腰骨・手首の5つの目印を自分で測り、長いスカート・幅のあるパンツ・大きめの上着・短い上着を、cmではなく目印で選び直す手順をまとめました。身長ごとの計算のめやすと、どちらとも取れるときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 14分
ニットの流行の見分け方|編み目・袖の太さ・裾の切れる位置を3枚くらべて決める

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ニットの流行の見分け方|編み目・袖の太さ・裾の切れる位置を3枚くらべて決める

今年のニットがどれか分からないのは、形の名前を覚えようとしているからです。名前は毎年入れ替わりますが、見る場所は入れ替わりません。1cmに畝が何本入るか、手首でのゆとりが何cmか、裾が腰骨のどこで切れるか。この3か所を売り場で3枚くらべると、今年の側がどこに集まっているかが5分で出ます。手持ちの1枚が古い側に見える理由と、買い足さずに今の側へ寄せる手順まで整理しました。

メグラシ編集部/読了 9分
バッグのトレンドで買って失敗|使わない・服に合わない日の直し方

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バッグのトレンドで買って失敗|使わない・服に合わない日の直し方

流行っているからと買ったバッグを、気づけば1か月持っていない。使わなくなる理由は、荷物が入らない・大きすぎる・持ち方が暮らしに合わない・重い・服から浮く・季節がずれる・形が崩れる、の7つにほぼ分かれます。まず自分の1つがどの理由かを当て、それぞれ手持ちのまま直す方法を並べました。荷物を並べて測る表、空の重さの目安、浮いて見える場所の見分け方、色を服の1か所とつなぐ組み方、通勤と休日で役割を分ける考え方、手放すか残すかの判断表、次に買う前に売り場で確かめることまで入れています。

メグラシ編集部/読了 13分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

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