メグラシ
自分を知る

骨格ウェーブ×ロマンティックの見分け方|鎖骨の丸みと手首の骨で判定するセルフチェック

メグラシ編集部//読了 9分
鎖骨のあたりに軽く指を当てて、丸みの度合いを確かめているところ

骨格ウェーブと分かったあと、「自分はロマンティック寄りなのか、それとも違うのか」と気になる人がいます。これは骨格3タイプの判定とは別の話です。 ウェーブという大枠の中で、装飾の分量がどのくらい合うかを知るための、もう一段階細かい見方です。

骨格診断の情報を調べていると、ウェーブの中にもさらに「フェミニン」「ロマンティック」「クール」といった呼び方が出てきて、混乱することがあります。これらは3タイプの判定をやり直すものではなく、すでにウェーブと分かった前提で、装飾の分量をどう調整するかの目安として使われている言葉です。この記事では、その中の「ロマンティック」寄りかどうかを、指で確かめられる2点に絞って見ていきます。用語を覚えるより、実際に自分の体で確かめられる基準を持つほうが、日々の服選びには役立ちます。何十項目もあるチェックリストではなく、まずはこの2点だけ覚えておいてください。

📋 早見表|見る2点と、判定の目安

見る点ロマンティック寄りそうでない傾向
鎖骨の丸みなだらかな曲線骨の角がはっきり触れる
手首の骨押しても触れにくい押すとはっきり触れる

2点とも「なだらか・触れにくい」側に寄っていれば、ロマンティック寄りの傾向が強いと考えられます。片方だけ当てはまる場合は、後述する部位ごとの調整方法を使ってください。

なぜこの2点を見るのか

ロマンティック寄りの装いは、曲線的な装飾(フリル・リボン・ギャザーなど)の分量が多めでも似合いやすいとされています。これは、体そのものが持つ曲線の度合いと、装飾の曲線が視覚的にそろいやすいためです。

鎖骨と手首は、服を着た状態でも観察しやすく、実測しやすい部位です。この2点を見ることで、「ロマンティックかどうか」という漠然とした問いを、指で確かめられる基準に変えられます。

他にも肩の丸みや膝下の骨格など、見方はいくつか提案されていますが、この記事ではあえて2点に絞りました。鎖骨は襟元、手首は袖口という、実際の服選びに直結する部位だからです。見る部位を増やしすぎると、かえって全体の傾向が見えにくくなります。まずはこの2点だけで、装いの方向性を決めるのに十分な材料が揃います。

見る点①|鎖骨の丸み

鏡の前で正面を向き、鎖骨のラインに指を軽く沿わせてください。指の動きがなめらかな曲線を描くように進むなら、なだらかな鎖骨です。途中で骨の角がはっきり指に触れるなら、輪郭がしっかりした鎖骨です。

なだらかな鎖骨は、襟元にフリルや共布リボンを添えても、骨の角と装飾の曲線がぶつからず、全体としてまとまりやすくなります。輪郭がはっきりした鎖骨は、直線的な襟元のほうが骨のラインと調和しやすい傾向があります。

判定するときの光の条件も揃えておくと安定します。強い影ができる照明の下では、鎖骨の輪郭が実際より強調されて見えることがあります。自然光の下、または均一な照明の下で確認すると、ぶれの少ない判定になります。姿勢もまっすぐに保ってください。猫背気味だと鎖骨のラインが歪んで見え、正しい判定がしづらくなります。

見る点②|手首の骨の出方

手首の外側にある骨を、反対の手の指で軽く押してみてください。骨の輪郭がはっきり触れ、押しても位置が動かないなら、骨が出ている側です。触れにくい、または周りの厚みに埋もれているなら、出ていない側です。

骨が出ていない手首は、袖口にフリルやギャザーを寄せても、骨の角と装飾がぶつかりにくく、自然になじみます。骨が出ている手首は、袖口をすっきりさせたほうが、手首のラインがきれいに見えます。

利き手と反対の手首で判定に差が出ることもあります。よく使う側の手首は、筋肉や脂肪のつき方でわずかに骨の触れ方が変わることがあるため、両方の手首を確認し、より判定しやすいほうを基準にしてください。左右差が大きい場合は、両方の結果を記録しておき、傾向として近いほうを採用する方法もあります。日をおいてもう一度確認し、同じ結果が出るかどうかを見ておくと、より確信を持って判定できます。

2点がそろったとき

鎖骨がなだらかで、手首の骨も触れにくい。この場合は、ロマンティック寄りの傾向が強いと考えてよいでしょう。フリル・リボン・ギャザーといった曲線的な装飾を、通常の目安よりやや多めに取り入れても、体の曲線と調和しやすくなります。

具体的には、襟元と袖口の両方に装飾がある服でも、体の曲線と装飾の曲線がそろっているため、着膨れて見えることが少なくなります。生地も、ハリのある素材よりやわらかく落ちる素材のほうが、体のラインになじみやすい傾向があります。共布リボンだけでなく、レースやチュールといった繊細な素材も、この傾向が強い人には取り入れやすい選択肢になります。

2点がそろわないとき

鎖骨はなだらかだが手首の骨ははっきりしている、あるいはその逆というケースもあります。この場合は、部位ごとに装飾の分量を変える方法があります。

なだらかな鎖骨に合わせて襟元には装飾を、はっきりした手首に合わせて袖口はすっきりさせる。全身を1つの傾向で統一する必要はありません。 部位ごとに合う分量を選び分けると、より体に沿った装いになります。

実際の服選びでは、襟元にフリルのあるブラウスに、袖口はシンプルなカフス仕立てのものを選ぶ、といった組み合わせが考えられます。1着の中で装飾の分量に差をつけるデザインを探すのが難しい場合は、無地のトップスに、襟元だけ共布リボンのブローチを添えるなど、小物で部位別の調整をする方法も実用的です。

どちらとも取れるとき①|どちらの部位もはっきりしない

鎖骨も手首も、なだらかとも輪郭がはっきりしているとも言い切れないことがあります。この場合は、無理に判定を確定させる必要はありません。

まず、装飾控えめのロマンティック服を1着試してみて、鏡の前でしっくりくるかを確かめてください。しっくりくればロマンティック寄りの傾向がある程度あると判断でき、違和感があれば控えめな分量にとどめる、あるいは直線的な要素の多い装いを軸にする、という選び方ができます。

判定がはっきりしない状態は、悪いことではありません。骨格の傾向は白黒はっきり分かれるものではなく、多くの人がどこかしらの中間に位置しています。中間にいると分かったこと自体が、「両方の分量を試しながら微調整していく」という、いちばん柔軟な選び方につながります。判定は、最終的には着た感触で確かめるのがいちばん確実です。

試着するときは、装飾のある服とない服を続けて着てみて、そのつど鏡を見ながら「なじむ」「浮いている」のどちらに近いかを1文字でメモする方法も有効です。数着分のメモがたまると、感覚だけでは気づきにくかった傾向が、記録として見えてきます。1回の試着だけで結論を出そうとせず、何度か繰り返して記録を積み重ねる姿勢が、結果的にいちばん正確な判定につながります。

どちらとも取れるとき②|他人に見てもらった結果と違う

自分で判定した結果と、人から見た印象が違うことがあります。鎖骨や手首は自分では見えにくい角度もあるため、家族や友人に確認してもらうと、見え方が変わることがあります。

自分の判定と他人の判定が割れた場合は、両方を1つの参考情報として持っておき、実際に装飾のある服とない服を両方着てみて、周囲からの反応や自分の感覚で最終的に決める方法が確実です。

見てもらう相手は、装いに詳しい人でなくても構いません。むしろ骨格の知識がない人に「どちらの服のほうがしっくりくると思うか」を素直に聞くほうが、先入観のない判定を得られることがあります。写真を撮って複数の人に見せる方法も、意見が割れにくく参考になります。1人の意見に頼らず、3人ほどに聞いて多数決に近い形で見ると、より安定した参考情報になります。

どちらとも取れるとき③|季節や年齢で感じ方が変わる

装飾の分量に対する好みは、季節や年齢によっても変わります。夏は華奢な装飾が涼しげに映え、冬は厚手の生地との組み合わせで装飾の印象が変わることもあります。

年齢を重ねると、若いころに好んでいた分量が多く感じられることもあります。この場合は、鎖骨や手首の実測結果自体は変わらなくても、取り入れる分量を1段階減らして調整すれば十分です。素材をレースからシフォンへ、リボンの幅を太いものから細いものへ、といった一段階の変更でも、印象は十分に変わります。実測は骨格の傾向を知るための材料であって、毎回同じ分量を守るための規則ではありません。

半年から1年に一度、同じ2点を測り直してみるのもおすすめです。骨格そのものは大きく変わりませんが、そのときどきの気分や似合わせ方の感覚は変わっていくものです。測り直した結果が以前と同じであれば、それは自分の中で安定した傾向として確信を持てますし、感じ方が変わっていたら、そのときの自分に合わせて分量を調整すればよいだけです。

ロマンティック寄りでなくても取り入れられる

この見分け方は、「似合うか似合わないか」の境界線を引くものではありません。ロマンティック寄りでない人でも、装飾の分量を控えめにすれば、ロマンティック服の要素を取り入れられます。

たとえば共布リボンを1点だけ、フリルは襟元のみにとどめるといった調整をすれば、鎖骨や手首の傾向にかかわらず、無理なく着こなせます。傾向は分量の目安を教えてくれるものであって、着る・着ないを決めるものではありません。

骨の輪郭がはっきりしている人がロマンティック服を着る場合は、装飾は1点に絞り、生地にはややハリのあるものを選ぶと、骨のラインと装飾がぶつからず、すっきりと着こなせます。装飾を楽しみたい気持ちと、骨格の傾向のバランスを取る方法として覚えておくと役立ちます。

まとめ

  • 骨格ウェーブの中のロマンティック傾向は、鎖骨の丸みと手首の骨の出方で見分けられる
  • なだらかな鎖骨・触れにくい手首の骨は、ロマンティック寄りの傾向が強い
  • 部位ごとに傾向が違う場合は、部位ごとに装飾の分量を変えてよい
  • 判定に迷ったら、最終的には着た感触で確かめる

分類を決めることより、自分の体に合う装飾の分量を見つけることが目的です。 手持ちの服をこの2点の視点で見直すと、なぜか着心地がしっくりこなかった1着の理由が見えてくることもあります。

関連記事

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. ロマンティックというのは、骨格3タイプとは別の分類ですか
はい、別の階層の話です。骨格3タイプ(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)を判定したうえで、ウェーブの中にもいくつかの傾向があり、その1つがロマンティック寄りという位置づけです。この記事は、すでにウェーブと分かっている人が、次の一段階を見分けるための記事です。
Q. 鎖骨の丸みは、どうやって確かめればいいですか
鏡の前で正面を向き、鎖骨のラインに指を軽く沿わせてください。指の動きがなめらかな曲線を描くならなだらか、途中で骨の角が指に触れるならはっきりした形です。なだらかなほどロマンティック寄りの傾向が強くなります。
Q. 手首の骨は、押してもよく分かりません
分からないこと自体が1つの結果です。反対の指で軽く押して、骨の輪郭がはっきり触れるか、周りの厚みに埋もれて触れにくいかを見てください。触れにくいほど、ロマンティック寄りの傾向が強くなります。判断がつかない場合は、この項目は保留にして構いません。
Q. 2つの項目で結果が割れました。どうすればいいですか
割れること自体は珍しくありません。無理に1つに決めず、両方の傾向に合う装いを実際に試してみて、しっくりくるほうを選ぶ方法があります。分類を決めることより、着たときの感触のほうが最終的な判断材料になります。
Q. ロマンティック寄りでなくても、ロマンティック服は着られますか
着られます。この見分け方は「似合うか似合わないか」の境界線ではなく、装飾の分量をどのくらいに調整すると自分の骨格の傾向に合うかを知るための目安です。傾向が薄くても、分量を控えめにすれば取り入れられます。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
窓の光の中で、片手の親指と人差し指がもう一方の手首の骨をつまんで厚みを確かめている手元Pick

自分を知る

骨格診断9タイプ 自己診断|体重で結果が変わる人は骨の項目だけで採る

骨格診断9タイプの自己診断が、太った時期と痩せた時期で違う結果になる人へ。体重で動く項目は肉の付き方を聞いているもので、骨は動きません。手首・鎖骨・膝・手の甲・肩の骨の5か所だけでメインを決め、サブはいまの体で採ります。メインまで変わった人、体重が動いている途中の人、産後の人の採り方まで。

続きを読む
曲線の切り替えとリボンのついたブラウスを、生地の落ち方を確かめながら見ているところ

自分を知る

骨格ロマンティックの服|曲線の角度とリボンの分量で見る似合わせ

骨格ロマンティックの服は曲線的な装飾が多いぶん、体に合うかどうかは分量で決まります。曲線の角度・共布リボンやフリルの分量・生地の落ち方の3点の見方と、装飾が多すぎる・少なすぎると感じたときの直し方までまとめました。

続きを読む
鎖骨から膝までが写る、細い糸のクリーム色のクルーネックニットをフレアのミディスカートに入れて、半身になって歩き出す女性の装い

自分を知る

骨格ウェーブの特徴が一部だけ合う|外れた所が上か下かで服を分ける

骨格ウェーブの特徴を読んで、当てはまる所と当てはまらない所が混ざる人へ。外れているのが上半身か下半身か、骨か肉かで、ウェーブの服をそのまま使う場所と変える場所が分かれます。横から見た胸の厚み、腰骨の高さ、二の腕のつまめる幅を自分で測って決めます。

続きを読む

あわせて読みたい

骨格ロマンティックの服|曲線の角度とリボンの分量で見る似合わせ

自分を知る

骨格ロマンティックの服|曲線の角度とリボンの分量で見る似合わせ

骨格ロマンティックの服は曲線的な装飾が多いぶん、体に合うかどうかは分量で決まります。曲線の角度・共布リボンやフリルの分量・生地の落ち方の3点の見方と、装飾が多すぎる・少なすぎると感じたときの直し方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 10分
骨格診断9タイプ 自己診断|体重で結果が変わる人は骨の項目だけで採る

自分を知る

骨格診断9タイプ 自己診断|体重で結果が変わる人は骨の項目だけで採る

骨格診断9タイプの自己診断が、太った時期と痩せた時期で違う結果になる人へ。体重で動く項目は肉の付き方を聞いているもので、骨は動きません。手首・鎖骨・膝・手の甲・肩の骨の5か所だけでメインを決め、サブはいまの体で採ります。メインまで変わった人、体重が動いている途中の人、産後の人の採り方まで。

メグラシ編集部/読了 9分
骨格ウェーブの特徴が一部だけ合う|外れた所が上か下かで服を分ける

自分を知る

骨格ウェーブの特徴が一部だけ合う|外れた所が上か下かで服を分ける

骨格ウェーブの特徴を読んで、当てはまる所と当てはまらない所が混ざる人へ。外れているのが上半身か下半身か、骨か肉かで、ウェーブの服をそのまま使う場所と変える場所が分かれます。横から見た胸の厚み、腰骨の高さ、二の腕のつまめる幅を自分で測って決めます。

メグラシ編集部/読了 9分
骨格ウェーブ|鏡の前で5か所を数えて、素材・境目・丈を決める

自分を知る

骨格ウェーブ|鏡の前で5か所を数えて、素材・境目・丈を決める

骨格ウェーブと言われた段階、あるいはそうかもしれないという段階で、最初に決めることを一枚にまとめました。まず自分の体を鏡の前で5か所数えて確かめ、その結果を生地の落ち方・上下の境目の高さ・丈の3つに翻訳します。なぜその形が合うのかは寸法と位置で説明しました。ストレートと判定が割れたときの扱いと、アイテムごとの記事への入口もここに置いています。

メグラシ編集部/読了 12分
イメコン診断の結果を服に使う|色・顔・体の話を3問で仕分ける

自分を知る

イメコン診断の結果を服に使う|色・顔・体の話を3問で仕分ける

イメコン診断で言われたことが服に落ちてこないのは、色・顔・体の話が1つにまとまって届くからです。照明・顔だけの写真・cmの3問で言葉を仕分け、体の話を骨格3タイプに置き換える手順と、受ける前の準備、当日のメモの取り方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 19分
「ハイファッション骨格」という体型はありません|モード寄りの服が成立する3つの寸法

自分を知る

「ハイファッション骨格」という体型はありません|モード寄りの服が成立する3つの寸法

ハイファッション骨格という言葉で探してきた方へ。そういう体型があるのではなく、モード寄りの服が成立するかどうかは3つの寸法で決まります。胸の前でつまんで離したときに布が体から何センチ離れたまま止まるか、肩線が肩の骨の先端より外に何センチ出ているか、丈の切れ目が関節と重なっていないか。3タイプそれぞれで、どの寸法をどう動かせば成立するかを分けて書きました。

メグラシ編集部/読了 12分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込