ブルベ冬 金髪にする前に|肌の濃さと地毛の赤みで止める段を決める

**ブルベ冬で金髪にするなら、先に決めるのは「どの金か」ではなく「どこで止めるか」です。**止める段は、肌の濃さと、地毛を抜いたときに残る赤みの2つで決まります。
明るい肌で、地毛が黄色まで素直に上がる人は、白っぽい金まで抜いて構いません。ブルベ冬は明暗の差がはっきりしているほど顔が締まるので、白に近い金と、黒い瞳や眉の差がそのまま映えます。**濃い肌の人は、白っぽい金の1段手前、灰みの金で止めてください。**白に近づくほど髪だけが明るく浮いて、顔が実際より暗く見えます。
抜くと赤や橙が残る髪の人は、一度で白っぽい金を狙わないことです。2回に分けて上げるか、金を置く場所を内側や毛先に絞る。どちらとも取れる人は、1回目を手前の段で止めて2週間見てから決めます。金になったあとの服や眉の合わせはブルベ冬 金髪|白っぽい金か黄色い金かで、服の黒を残すか決めるにまとめてあるので、この記事は抜く前に決めることだけを書きます。
結論:肌の濃さで上限を、地毛の赤みで回数を決める
止める段を決める2つの軸は、役割が違います。
- 肌の濃さは、どこまで明るくしてよいかの上限を決めます。明るい肌は白っぽい金まで、濃い肌は灰みの金まで
- 地毛の赤みは、その上限まで何回で届くかを決めます。黄色まで素直に上がる髪は1回で、赤や橙が残る髪は2回か、置く場所を絞る
この2つを掛け合わせると、4つの組み合わせになります。
| 肌の濃さ | 地毛の赤み | 止める段 | 進め方 |
|---|---|---|---|
| 明るい | 黄色まで上がる | 白っぽい金 | 1回で届く |
| 明るい | 赤みが残る | 白っぽい金 | 2回に分ける |
| 濃い | 黄色まで上がる | 灰みの金 | 1回で、白の手前で止める |
| 濃い | 赤みが残る | 灰みの金を部分に | 全体の金をやめ、置く場所を絞る |
表は分かれ目を示すためのものです。自分がどの行に入るかは、次の2つの測り方で決めてください。
先に測る①|肌の濃さは、首と白い紙で見る
肌の濃さは、顔ではなく首で見ます。顔は化粧や日焼け、赤みで日によって変わるからです。
昼の窓際で、コピー用紙のような真っ白な紙を顎の下に当て、鏡で首と紙の境目を見てください。
- 紙と首の差が小さく、首が白っぽく見える人は「明るい肌」です。白っぽい金にしても、髪と肌が離れすぎません
- 紙と首の差がはっきりあり、首が紙の横で一段沈んで見える人は「濃い肌」です。ブルベ冬にも肌の濃い人は珍しくありません。白っぽい金にすると、紙を当てたときと同じ差が髪と顔の間にも出ます
迷ったら、手首の内側と手の甲を並べてください。手の甲のほうが日に焼けて濃い人は、首も同じ側に寄っていることが多いです。肌の濃さは良し悪しではなく、髪をどこまで明るくすると顔との差が開きすぎるかの目安です。
先に測る②|地毛の赤みは、日なたで毛束を白い紙にのせる
地毛の赤みは、室内の照明では分かりません。晴れた日の昼、日なたで見ます。
耳の後ろの内側から細い毛束を指でつまんで、白い紙の上に広げてください。
- 毛束が青みのある黒か、灰色がかった黒に見える人は、抜いたときに黄色まで素直に上がりやすい髪です
- 毛束の縁が赤茶に透ける人は、抜いたときに赤や橙が長く残りやすい髪です。太くて量の多い髪もこちらに寄ります
過去に明るく染めたことがある人は、そのときの色落ちを思い出してください。2〜3週間で赤茶っぽくなったなら赤みが残る側、黄色っぽく抜けたなら黄色まで上がる側です。

明るい肌×黄色まで上がる髪|白っぽい金まで抜いてよい
いちばん素直な組み合わせです。止める段は白っぽい金、1回で届くことが多いです。
ブルベ冬の顔は、黒い瞳と眉、白い肌の差がはっきりしています。黄みの残った中くらいの金で止めると、この差が髪のところだけ曖昧になって、顔がぼやけて見えます。白っぽい金まで振り切ると、髪が白の側に入るので、瞳と眉の黒が締まります。
注意したいのは、白っぽい金と黄色い金の境目です。抜いた直後は白っぽく見えても、色が落ちるにつれて黄色が出てきます。仕上げに灰みか紫みを重ねてもらい、黄色を抑えておくと、白っぽさが長く続きます。
明るい肌×赤みが残る髪|白っぽい金は2回に分ける
上限は白っぽい金でよいのですが、1回で届かせようとすると、途中の橙のまま止まりやすい組み合わせです。
橙が残った金は、ブルベ冬の顔に黄みと赤みを同時に乗せます。明るい肌ほど、その色が顔の横で目立ちます。そこで、
- 1回目は、橙を抑える灰みを重ねて、赤みの少ない暗めの金で止める
- 2〜3週間おいて色が落ち着いたら、2回目で白っぽい金まで上げる
という順にします。間をあけるのは、1回目の色がどちらに落ちるかを見るためでもあります。2週間で黄色に寄ったなら2回目は素直に上がりますし、まだ赤茶が出るなら、2回目も灰みを強めにしてもらいます。
濃い肌×黄色まで上がる髪|白っぽい金の手前、灰みの金で止める
髪は上がるのに、上げすぎると顔が暗く見える組み合わせです。止める段は、白っぽい金の1段手前です。
**濃い肌の人が白に近い金にすると、首と白い紙を並べたときの差が、そのまま髪と顔の間に出ます。**髪だけが浮いて、顔が沈んで見えるのはこのためです。灰みを入れた金で止めると、髪と肌の差が適度に縮まり、ブルベ冬らしい冷たさとはっきりした印象は残ります。
灰みの金は、黄色い金より色の強さが落ち着いているので、肌の濃さとけんかしません。逆に黄みの強い金は、濃い肌の黄みを拾って、顔全体がくすんで見えます。濃い肌のブルベ冬は「明るさは控えめ、色みは冷たく」と覚えておくと迷いません。

濃い肌×赤みが残る髪|全体の金をやめ、置く場所を絞る
上限は灰みの金で、そこに届くまでにも橙が残りやすい組み合わせです。全体を金にすると、橙の残りと肌の濃さが重なって、顔の横がいちばんくすみやすくなります。
この組み合わせの人は、金を全体ではなく場所に置きます。
- 内側だけ…耳より下の内側に金を入れ、表面は暗めに残す。動いたときにだけ金が見える
- 毛先だけ…顎より下の毛先に金を置く。顔の横には暗い髪が来るので、橙が顔に映らない
- 顔から離れた後ろだけ…まとめ髪にしたときに金が見える位置に置く
どれも、顔のすぐ横は暗めの髪で区切るのが要点です。金を楽しみつつ、顔の近くの色はブルベ冬の得意な深い側に残せます。
どちらとも取れる人|1回目は手前で止めて2週間見る
首と紙の差が中くらい、毛束も黒とも赤茶ともつかない。そういう人は、最初から上限まで上げないでください。
**1回目は灰みの金で止めて、2週間、昼の光で顔と並べて見ます。**見るのは次の2つです。
- 鏡から1mほど離れて、顔より髪に先に目が行くなら、髪が明るすぎる側。そこで止めるか、次は少し暗めに戻す
- 顔と髪が一つにまとまって見え、首元に黒を置いたときに顔がはっきりするなら、もう1段上げても大丈夫な側
2週間おくのは、抜いた直後の色ではなく、落ち着いた色で判断するためです。直後はどの髪も白っぽく見えますが、そこから黄色や赤茶が出てきて、本当の止まり方が分かります。
日焼けで肌の濃さが動く人|濃い時期に合わせて止める
首と紙の差が、季節で変わる人もいます。外で過ごす時間が長い人や、日に焼けやすい人は、肌の濃さが冬と暖かい時期で一段違うことがあります。
この人は、**肌がいちばん濃くなる時期に合わせて、止める段を決めてください。**冬の明るい肌に合わせて白っぽい金まで上げると、暖かくなって肌が焼けたときに、髪だけが浮いて見えはじめます。反対に、濃い時期に合わせて灰みの金で止めておけば、肌が明るい時期は少し控えめに見えるだけで、浮くことはありません。
金髪を半年以上続けるつもりなら、首と紙の測り方を季節が変わるごとに一度やり直してください。差が大きく開いたと感じたら、次の染め直しで1段暗くするか、灰みを強めます。
顔まわりの毛だけで、先に試す
全体を抜く前に、顔まわりの細い毛束だけを先に明るくしてもらう方法もあります。
顔まわりの毛は、耳にかけるか下ろすかで見え方を変えられます。下ろしたときに顔が明るく見えるか、髪だけが浮くかを1〜2週間見てから、全体に広げるかを決めます。濃い肌か明るい肌か、自分でも判断がつかない人には、この順がいちばん失敗が少ないです。
顔まわりで「浮く」と感じたら、全体を金にするのはやめて、前の章の内側や毛先に切り替えれば済みます。
金にした日から変える2つ|眉と首元
抜く前に、金にした日から変えるものも決めておくと慌てません。
ひとつは眉です。黒髪に合わせた濃い眉のままだと、金の髪との差が大きすぎて、眉だけが浮きます。白っぽい金なら灰みの明るい茶、灰みの金なら灰みのやや暗めの茶が目安です。
もうひとつは首元です。ブルベ冬は髪と顔の間に白か黒を置くと、顔の輪郭が戻ります。金髪にした日に黒のタートルネックを1枚着てみて、顔がはっきりするかを確かめてください。黒で締まらないときは、白に近い色を首元に置きます。
服の黒を残すか替えるかは、金の寄りでさらに分かれます。詳しくはブルベ冬 金髪|白っぽい金か黄色い金かで、服の黒を残すか決めるを読んでください。
黄ばみと根元|色が落ちる向きで手入れを分ける
金髪は、抜いた日がいちばん白く、そこから黄色に戻っていきます。戻り方で手入れが変わります。
- 黄色に戻る髪…紫みの入ったシャンプーで、週に2〜3回、黄みを打ち消します。毎日使うと灰色っぽく沈むことがあるので、黄色が見えてきた日に使うくらいで足ります
- 赤茶に戻る髪…紫より、青みや灰みで赤を抑えるほうが効きます。美容室で灰みを重ねてもらう間隔を、黄色に戻る髪より短めにします
根元は1か月で1cm前後伸びます。地毛の黒が2cmを超えると、金と黒の境目が顔の印象を二つに割るので、そこが染め直しの目安です。
黒に戻す可能性がある人|戻す日を先に決める
仕事や行事で、数か月後に黒に戻すかもしれない人は、止める段を決める前に戻す日を決めてください。
明るく抜いた髪ほど、黒に染め戻したときに色が入りすぎて真っ黒で重く見えたり、数週間で赤茶に退色したりします。戻す予定が3か月以内なら、白っぽい金まで上げず、灰みの金で止めておくほうが、戻すときも戻したあとも扱いやすいです。
戻す日が決まらないときは、内側や毛先に金を置く方法を選ぶと、表面の暗い髪を残したまま楽しめます。戻すときも、金の部分だけを暗くすれば済みます。
美容室で伝える3つ
頼むときは、色の名前より次の3つを伝えると、止める段がずれにくくなります。
- 肌の濃さ…首と白い紙で見た結果。「白い紙の横で首が沈む」と言えば伝わります
- 地毛の赤み…過去に明るくしたとき、赤茶に落ちたか黄色に落ちたか
- 止めたい段と、黒に戻す予定…白っぽい金まで行きたいのか、灰みの金で止めたいのか。戻す日があるならその時期も
写真を見せる場合は、髪色だけでなく、写っている人の肌の濃さが自分と近いものを選んでください。同じ金でも、肌が違えば見え方が変わるからです。
まとめ:上限は肌、回数は地毛で決める
- 明るい肌は白っぽい金まで、濃い肌は灰みの金で止める
- 黄色まで素直に上がる髪は1回で、赤みが残る髪は2回に分けるか置く場所を絞る
- 肌は首と白い紙、地毛は日なたの毛束で測る
- どちらとも取れる人は、1回目を手前で止めて2週間見る
- 黒に戻す予定があるなら、先に戻す日を決めてから止める段を決める
ブルベ冬の金髪は、白に近いほど映える人と、手前で止めたほうが映える人に分かれます。どちらかは、抜く前に測れば分かります。
よくある問い
- Q. ブルベ冬に金髪は似合いますか
- 似合う人は多いですが、金の種類と止める段で結果が大きく変わります。ブルベ冬は明暗の差がはっきりした組み合わせで映えるので、黄みの強い金や、肌より少し明るいだけの中途半端な金は苦手です。明るい肌の人は白っぽい金まで振り切ると顔がはっきりしますし、濃い肌の人は灰みを入れた金で止めると、肌との差が開きすぎずに済みます。抜く前に肌の濃さと地毛の赤みを測っておくと、どこで止めればよいかが決まります。
- Q. ブリーチ1回だとオレンジっぽくなります。ブルベ冬には合いませんか
- オレンジが残った状態のままだと、ブルベ冬の顔には黄みと赤みが同時に乗って、肌がくすんで見えやすくなります。ただ、そこで止めて終わりにする必要はありません。赤みが強く残る髪は、1回目で灰みや紫みを重ねて黄みを抑え、色が落ち着いてから2回目で上げると、白っぽい金まで届きやすくなります。2回目を入れられない事情があるなら、全体ではなく内側や毛先だけに金を置き、顔のすぐ横は暗めに残すと、オレンジの残りが顔に映りにくくなります。
- Q. 肌が濃いブルベ冬です。金髪はやめたほうがいいですか
- やめる必要はありません。濃い肌の人が白に近い金にすると、髪だけが明るく浮いて、顔が実際より暗く見えやすいというだけです。白っぽい金の1段手前で止めて、灰みのある金にすると、髪と肌の差が開きすぎず、ブルベ冬らしいはっきりした印象は残せます。首元に白か黒を置いて、髪と顔の間を区切ると、さらにまとまります。
- Q. 仕事の都合で、数か月後に黒に戻すかもしれません
- 戻す可能性がある人は、抜く段を決める前に戻す日を決めておいてください。金から黒に染め戻すと、明るく抜いた髪ほど色が入りやすく、真っ黒で重く見えたり、数週間で赤茶に退色したりします。戻す予定が3か月以内なら、白っぽい金まで上げずに灰みの金で止めておくほうが、戻すときも戻したあとも扱いやすくなります。
— メグラシ編集部





