スーツの着こなし 女性|秋冬の式典・商談・会食で1着を着分ける

**手持ちの仕事のスーツは何着ですか。1着なら、10月から3月の予定のうち、そのスーツを着る日を書き出してください。**式典や表彰式、商談やプレゼン、取引先との会食、社外の研修や出張。予定の種類が3つ以上あるなら、この記事の手順がそのまま使えます。
1着のスーツを秋冬の予定で着分けるときは、**スーツの本体は替えずに、中に着るもの・首元・足元・ジャケットの前の留め方の4か所だけを替えます。**予定ごとに別のスーツを用意しなくても、この4か所で予定の段に合わせられます。
仕事のスーツの選び方はスーツの選び方 女性に、パンツスーツの裾丈の決め方はパンツスーツの着こなしにまとめてあります。この記事は、手持ちの1着を秋冬の予定で着分ける話です。
結論:本体はそのまま、4か所を予定で替える
替えるのは次の4か所です。スーツの本体と、コートとバッグは、秋冬のあいだ替えなくて構いません。
| 場所 | 替えるもの | 替えると変わること |
|---|---|---|
| 中に着るもの | ブラウス・薄いニット・カットソー | 顔の近くの色と形 |
| 首元 | アクセサリー・スカーフ | 遠くからの華やかさ |
| 足元 | ストッキングかタイツ、靴 | 改まり具合と、屋外の寒さ |
| ジャケットの前 | 留めるか、開けるか | 硬さと、やわらかさ |
| 替えないもの | スーツの本体・コート・通勤のバッグ | — |
1つの予定で替えるのは2か所までにしておくと、朝の準備が5分で済みます。4か所すべてを替えたくなる日は、その予定の段を見直してください。
着分ける前に|予定を3つの段に分ける
スーツを着る予定を、次の3つの段に分けます。段が上がるほど、4か所を静かで整った側に寄せます。
| 段 | 入る予定 | 4か所の寄せ方 |
|---|---|---|
| 式典の段 | 取引先の式典、表彰式、周年の会、年始の挨拶回り | 中は襟のあるもの、首元は小さく、前は留める |
| 商談の段 | 商談、プレゼン、社外の研修、評価面談 | 中は落ち着いた色、首元は1つ、前は場に合わせる |
| 社内の段 | 社内の会議、納会、社内の研修 | 中は色のあるもの、首元は自由、前は開ける |
迷う予定は、社外の人に会うかどうかで分けてください。社外の人に会うなら商談の段より上、会わないなら社内の段です。
10月から3月の予定と、段
秋冬に増えやすい予定を、月と段で並べると次のようになります。自分の手帳の予定を、この表に当てはめてみてください。
| 予定 | よくある時期 | 段 |
|---|---|---|
| 取引先の式典・周年の会 | 10月〜11月 | 式典 |
| 社外の研修・セミナー | 10月〜2月 | 商談 |
| 取引先との会食 | 11月〜12月 | 商談 |
| 社内の納会・忘年会 | 12月 | 社内 |
| 年始の挨拶回り | 1月 | 式典 |
| 商談・プレゼン | 通年 | 商談 |
| 社内の表彰式 | 12月・3月 | 式典 |
| 評価面談 | 3月前後 | 商談 |
式典の段は、秋冬のあいだに2〜4回あることが多いので、その日に使う中の1枚と首元の小物を、先に1組だけ決めておくと慌てません。
4か所を、段ごとに組む
4か所を3つの段で組むと、次の表になります。
| 場所 | 式典の段 | 商談の段 | 社内の段 |
|---|---|---|---|
| 中に着るもの | 襟のあるブラウス、首元の詰まった薄いニット | 白か淡い色のブラウス、落ち着いた色の薄いニット | 色のある薄いニット、カットソー |
| 首元 | 小さめのアクセサリーを1つ | アクセサリーかスカーフを1つ | 好きなものを1〜2つ |
| 足元 | 肌色か薄い黒のストッキング、パンプス | ストッキングか薄手のタイツ、パンプス | タイツ、かかとの低い靴 |
| ジャケットの前 | 留める | 立つときは留め、座ったら開ける | 開ける |
**段を1つ下げたいときは、表の右に1マスずつずらします。**全部をずらさなくても、中に着るものとジャケットの前の2か所をずらせば、印象は1段変わります。
中に着るもの|段ごとに
中に着るものは、顔の近くに来るので、4か所の中でいちばん印象を動かします。首元の形の選び方はセットアップの中に着るもの レディースにも詳しく書いています。
| 中に着るもの | 合う段 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 襟のあるブラウス | 式典・商談 | 襟をジャケットの外に出すかを先に決める |
| 首元の詰まった薄いニット | 式典・商談・社内 | 毛羽立ちが少ないもの |
| 白か淡い色のブラウス | 商談 | 透けないインナーを合わせる |
| 色のある薄いニット | 商談・社内 | 顔の近くの色が1色になるように |
| 襟のないブラウス | 商談・社内 | 首元が開きすぎないもの |
| 薄手のタートルネック | 社内 | 式典の日は避けるほうが落ち着く |
| カットソー | 社内 | 表面がなめらかなもの |
式典の段の日は、中の1枚に柄を入れないと決めておくと迷いません。柄は商談の段と社内の段で使います。
中に着るもの|月ごとに
同じ段でも、月によって中に着るものの厚みが変わります。
| 月 | 中に着るもの | 寒さの受け止め方 |
|---|---|---|
| 10月 | ブラウス、カットソー | ジャケットだけで足りる日が多い |
| 11月 | ブラウスか薄いニット | 朝の通勤に薄手のコート |
| 12月 | 首元の詰まった薄いニット | コートと首元の小物 |
| 1月 | 薄いニットか薄手のタートルネック | 中にもう1枚、薄い肌着を重ねる |
| 2月 | 薄いニットか薄手のタートルネック | 1月と同じ |
| 3月 | ブラウス、薄いニット | 朝晩だけコート |
ジャケットの袖に通したとき、中の袖がたまらない厚みまでにしてください。厚手のニットは、袖の中で腕が動かしにくく、ジャケットの肩の形も崩れます。
首元|アクセサリーとスカーフ
首元は、遠くから見たときの華やかさを決める場所です。式典の会場やプレゼンの会議室では、後ろの席からはスーツの色より首元が目に入ります。
| 首元のもの | 合う段 | 見える距離 |
|---|---|---|
| 小さめの一粒のネックレス | 式典・商談 | 1〜3m |
| 短めの一連のネックレス | 式典 | 3〜5m |
| 小さめのイヤリングかピアス | 式典・商談・社内 | 1〜2m |
| 細く巻いたスカーフ | 商談・社内 | 3〜5m |
| 大きめのアクセサリー | 社内 | 5m以上 |
| 何も付けない | 社内・研修 | — |
首元に足すのは1つまでにしておくと、どの段でも落ち着きます。ネックレスとスカーフを同じ日に重ねると、首元が混み合います。
ジャケットの前を留めるか、開けるか
ジャケットの前を留めるか開けるかで、同じスーツでも硬さが変わります。
| 場面 | 前 | 理由 |
|---|---|---|
| 式典で立っているとき | 留める | いちばん整って見える |
| 式典で座っているとき | 留めたまま | 式のあいだは姿が見られている |
| 商談で挨拶するとき | 留める | 最初の印象が整う |
| 商談で座って話すとき | 開けてよい | 座るとボタンのまわりが突っ張る |
| プレゼンで立って話すとき | 留める | 腕を動かしても前が開かない |
| 社内の会議 | 開ける | やわらかく見える |
| 会食の席 | 相手に合わせる | 相手が開けていれば開けてよい |
立つときに留め、座ったら開けるというのが、商談の段のいちばん楽な形です。式典の段だけは、座っても留めたままにしておいてください。
ジャケットを脱ぐか、着たままか
秋冬は、暖房の効いた室内でジャケットを脱ぎたくなる日もあります。脱ぐかどうかは、段と場所で決めます。
| 場所 | 脱ぐか | 脱いだとき |
|---|---|---|
| 式典の会場 | 着たまま | — |
| 取引先の会議室 | 着たまま | — |
| 自社の会議室 | 脱いでよい | 椅子の背にかける |
| 会食の席 | 相手に合わせる | 椅子の背にかけるか、店に預ける |
| 研修の会場 | 休憩のあいだは脱いでよい | 椅子の背にかける |
| 移動の新幹線や飛行機 | 脱ぐ | 畳んで荷物棚に |
**脱ぐかもしれない日は、中の1枚を、それだけで整って見えるものにしておきます。**カットソー1枚より、ブラウスか首元の詰まった薄いニットのほうが、ジャケットを脱いだ姿も予定に合います。
足元|ストッキング・タイツ・靴
秋冬の足元は、段と屋外の寒さの両方で替えます。
| 段と条件 | 脚 | 靴 |
|---|---|---|
| 式典・屋内 | 肌色か薄い黒のストッキング | 濃い色のパンプス |
| 式典・屋外で立つ | 薄い黒のストッキングか薄手の黒タイツ | かかとの低い濃い色のパンプス |
| 商談・屋内 | ストッキングか薄手のタイツ | 濃い色のパンプス |
| 商談・外回り | 薄手のタイツ | かかとの低い靴 |
| 社内 | タイツ | かかとの低い靴 |
| 雪や雨の日 | 厚手のタイツ | 底に溝のある靴。会場で履き替える |
パンツのスーツの日は、座ったときに足首が見えます。パンツの日の靴下やタイツは、靴の色に寄せると、座っても足首の色が浮きません。
バッグ
バッグは秋冬のあいだ1つで通しても構いませんが、式典の段と会食の日だけは見直します。
| 予定 | バッグ |
|---|---|
| 商談・研修 | 書類の入る、自立する通勤のバッグ |
| 式典 | 書類が要らなければ、小さめのバッグ |
| 会食 | 椅子の背か足元に置ける大きさ |
| 挨拶回り | 肩にかけられるもの |
| 出張 | 通勤のバッグと、着替えの入る荷物 |
式典の日に通勤のバッグしかないなら、会場の受付やクロークに預けて、小さなポーチだけを持って席に着きます。
予定ごとの着方①|商談・プレゼン
商談やプレゼンの日は、話す相手で中の1枚を替えます。
| 相手 | 中に着るもの | 首元 |
|---|---|---|
| 初めての取引先 | 襟のあるブラウスか、首元の詰まった薄いニット | 小さめのアクセサリー |
| 何度も会っている取引先 | 色のある薄いニット | 小さめのアクセサリーかスカーフ |
| 社内の役員 | 白か淡い色のブラウス | 小さめのアクセサリー |
| 大勢の前でのプレゼン | 明るい色の中の1枚 | 後ろの席から見えるもの |
人前に立つ日は、顔の近くに明るい色を1つ置いてください。会議室の後ろからは、スーツの色より首元の明るさが目に入ります。
予定ごとの着方②|式典・表彰式・周年の会
式典の段の日は、4か所をすべて整った側に寄せます。中は柄のない襟のあるブラウスか、首元の詰まった薄いニット。首元は小さめのアクセサリーを1つ。足元はストッキングとパンプス。ジャケットの前は、式のあいだずっと留めておきます。
周年の会のように、式のあとに立食の懇親会が続く日もあります。懇親会に移ったら、首元のアクセサリーを1段明るいものに替えると、同じスーツのまま懇親会の雰囲気に合います。
表彰式では、壇上に上がったり、集合写真を撮ったりすることがあります。写真には全身が写るので、足元の色をスーツの色に近づけておくと、写真の中で足元だけが浮きません。壇上に上がる前には、ジャケットのボタンが留まっているか、中の1枚の襟がジャケットの内側で折れていないかを、控えの場所で一度だけ確かめてください。
予定ごとの着方③|取引先との会食
会食の日は、席の形で替える場所が決まります。
| 席の形 | 替える場所 |
|---|---|
| テーブル席のレストラン | 中を色のあるブラウスに |
| 個室の和食店 | パンツの日にして、足先を見ておく |
| ホテルの宴会場 | 首元に光るものを1つ |
| 居酒屋の個室 | ジャケットを脱いで、中の1枚で過ごす |
**靴を脱ぐ店かどうかは、前の日に幹事に聞いておきます。**タイツのつま先とスカートの丈は、当日の朝には直せません。
予定ごとの着方④|社外の研修・出張
研修や出張の日は、座る時間と移動の時間が長くなります。ジャケットは移動のあいだ脱いで畳み、着いてから着てください。座ったままのジャケットは背中にしわが寄ります。
| 予定 | 起きること | 替える場所 |
|---|---|---|
| 一日の研修 | 座る時間が長い | パンツの日にして、ジャケットは休憩のあいだ椅子にかける |
| グループで作業する研修 | 腕を動かす | 袖をまくれる中の1枚 |
| 日帰りの出張 | 移動で座る、駅で歩く | かかとの低い靴 |
| 泊まりの出張 | 連日着る | 下を2本持って交互に履き、中の1枚を日ごとに替える |
| 展示会 | 立って歩く時間が長い | かかとの低い靴と、薄手のタイツ |
泊まりの出張では、**中の1枚と首元の小物を日数分だけ持って行けば、スーツの本体は1着で足ります。**ホテルに着いたらすぐにジャケットをハンガーにかけ、浴室の湯気の近くに置いておくと、翌朝までに座りじわが落ち着きます。
予定ごとの着方⑤|1月の年始の挨拶回り
年始の挨拶回りは式典の段ですが、1日に何か所も回り、建物の出入りのたびにコートを脱ぎ着します。
| 起きること | 合わせ方 |
|---|---|
| 1日に3か所以上を回る | 前を留めたまま座っても苦しくない中の1枚 |
| 建物の入口でコートを脱ぐ | 畳んで腕にかけられる厚みのコート |
| 屋外を歩く時間が長い | 首元の詰まった薄いニット、薄手の黒のタイツ |
| 手土産を持つ | 肩にかけられるバッグ |
挨拶回りの日は、訪問先の中でジャケットの前を留めた姿で立てるように、寒さはスーツの中とコートで受け止めます。
予定ごとの着方⑥|社内の納会や忘年会
社内の納会は、スーツを着る予定の中でいちばん下の段です。仕事のあとにそのまま移る日が多いので、朝の段階では商談の段に合わせておき、会場で2か所をゆるめます。
ゆるめるのは、ジャケットの前を開けることと、首元のアクセサリーを1つ足すことです。中の1枚まで替えるなら、色のある薄いニットを朝から着て行き、日中はジャケットの前を留めて過ごしてください。
同じ週に予定が2つあるとき
秋冬は、同じ週や同じ日に、段の違う予定が重なることがあります。
| 重なる予定 | 合わせる段 | 下の予定でゆるめる場所 |
|---|---|---|
| 式典と夜の会食 | 式典 | 会食の席で前を開ける |
| 商談と社内の納会 | 商談 | 首元を足し、前を開ける |
| 研修と会食 | 商談 | 会食の前に首元を足す |
| 挨拶回りと社内の会議 | 式典 | 自社に戻ったらジャケットを脱ぐ |
| 同じ取引先に2回会う | 商談 | 2回目は中の1枚の色を替える |
**同じ日に2つの予定があるときは、上の段に合わせて家を出ます。**下の段に合わせて出ると、上の段の予定の前に足すものが増えて、化粧室で慌てます。
上下を別々に着る日
スーツのジャケットだけを、普段のパンツやスカートに合わせて着る日もあります。社内の段の日や、スーツを着るほどではない予定の日です。
ジャケットだけを着る日は、**下を同じ色の濃さにそろえると、上下で別の服に見えにくくなります。**濃紺のジャケットなら、黒か濃いグレーの下。明るい色の下にすると、ジャケットだけが浮いて見えることがあります。上下を別々に着るときの組み方はセットアップの着こなしにあります。
コート
秋冬の予定では、スーツの上のコートも一緒に考えます。コートは秋冬のあいだ1着で通して構いません。
| 確かめること | 目安 |
|---|---|
| 色 | 濃い色の無地 |
| 丈 | ジャケットの裾がコートの下から出ない |
| 肩 | ジャケットの上から着て、肩が突っ張らない |
| 脱ぐ場所 | 訪問先の建物の入口の外 |
| 手袋・マフラー | コートと一緒に入口の外で外す |
スーツに重ねるコートの丈と肩の見方はスーツに合うコート 女性にまとめてあります。
予定と予定のあいだの手入れ
1着で着分けると、スーツを着る日が続く週もあります。予定と予定のあいだの手入れで、次の予定の日の見え方が変わります。
| 着たあと | すること |
|---|---|
| 帰ったらすぐ | 肩の厚みのあるハンガーにかけ、ポケットの中を空にする |
| その日のうちに | 洋服ブラシで、上から下へほこりを落とす |
| 翌日 | 1日休ませる。続けて着る日は下を替える |
| 座りじわが出た | 浴室の湯気の近くに一晩かける |
| 食事の匂いがついた | 風の通る場所に半日かける |
| 雨や雪で濡れた | 乾いた布で押さえ、形を整えて陰で干す |
1日着たら1日休ませるのが、1着を秋冬のあいだ持たせるいちばんの近道です。2日続けて着る週は、スカートとパンツを交互に履くと、下が傷みにくくなります。
どちらとも取れるとき①|子どもの入学式や卒業式にも着たい
仕事のスーツを春の子どもの式典に着るなら、仕事の式典の段と同じ組み方で足ります。そのうえで、中の1枚を明るい色のブラウスにして、首元に一連のネックレスを足すと、仕事の日とは別の装いに見えます。
春の式典は3月から4月なので、中の1枚は秋冬より薄いものにしてください。ジャケットの前は、式のあいだ留めておきます。
どちらとも取れるとき②|手持ちが就活の黒のスーツだけ
就活のときの黒のスーツで秋冬の予定を着分けるなら、中の1枚から白いシャツを外すことから始めます。白いシャツと黒のスーツの組み合わせは、就活の姿に見えやすいからです。
色のある薄いニット、襟のないブラウス、首元の詰まった淡い色のニット。中を替えるだけで、仕事のスーツに寄ります。首元には小さめのアクセサリーを1つ足してください。黒のスーツは弔事の印象にも寄りやすいので、式典の段の日ほど、中の1枚に明るさを入れておきます。
どちらとも取れるとき③|職場ではほとんど着ない
普段はオフィスカジュアルで、スーツは年に数回だけという人もいます。この場合は、年に数回の予定ごとに、中の1枚と首元の組み合わせを手帳に書いておくと、次に着る日に迷いません。
着る回数が少ないと、次に着る日まで間が空きます。秋冬の最初に着る前に、一度袖を通して、肩や袖、スカートやパンツのウエストがきつくなっていないかを確かめておいてください。
どちらとも取れるとき④|スカートとパンツの両方がある
同じ生地のスカートとパンツの両方があるなら、下を替えるのも着分けの1か所になります。
式典の段と、座る時間の長い会食の日はスカート、出張や研修、屋外の挨拶回りの日はパンツ。**同じ相手に2回会う週は、下を替えるだけで、別の日の装いに見えます。**下を交互に履くと、ジャケットより先に下が傷むのを防げます。
よくある行き違い
**「スーツが1着だと、毎回同じに見える」。**周りの記憶に残るのは、スーツの色より、中の1枚と首元です。4か所のうち2か所を替えれば、同じ服には見えにくくなります。
**「式典の日は新しいスーツを買うもの」。**手持ちのスーツで、中と首元と足元を整った側に寄せれば、多くの式典に合います。
**「会食では必ずジャケットを着たまま」。**相手に合わせるのが落ち着きます。相手が脱いだら脱いでよく、脱いでも整って見える中の1枚にしておけば困りません。
**「冬は厚手のニットを中に着る」。**厚手のニットはジャケットの袖と肩を崩します。寒さは、薄い中の1枚と肌着、コートで受け止めてください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. スーツが1着しかありません。秋冬の予定ごとに印象を変えられますか
- 変えられます。スーツの本体はそのままにして、中に着るもの、首元、足元、ジャケットの前の留め方の4か所を予定で替えてください。式典の日は首元の詰まったブラウスに小さなアクセサリーを1つ、ジャケットの前は留める。社内の納会の日は色のある薄いニットにして、前は開ける。4か所のうち2か所を替えるだけで、周りから同じ服には見えにくくなります。
- Q. 取引先との会食で、ジャケットは脱いでもいいですか
- 相手に合わせるのが落ち着きます。相手が脱いだら脱いでよく、着たままなら着たままにしておきます。最初から脱ぐつもりなら、中に着るものを、ジャケットを脱いでも1枚で整って見えるブラウスか、首元の詰まった薄いニットにしておいてください。居酒屋の個室のような席では、最初から脱いで椅子にかける人も多くいます。
- Q. 秋冬のスーツの中には、何を着ればいいですか
- 月で替えます。10月と3月は襟のないブラウスやカットソー、11月から2月は首元の詰まった薄いニットや薄手のタートルネックが合います。式典や商談の日は、襟のあるブラウスか、首元の詰まった薄いニットにしておくと迷いません。厚手のニットは、ジャケットの袖の中で腕が動かしにくくなるので、袖にたまらない薄さまでにしてください。
- Q. 式典と商談が同じ週にあると、同じスーツだと分かってしまいませんか
- 見る人が同じでなければ、ほとんど気づかれません。同じ相手に2回会う週なら、中に着るものの色と首元の形を替えてください。スーツの色より、顔の近くにある中の1枚と首元の小物のほうが、相手の記憶に残ります。スカートとパンツの両方があるなら、下を替えるのも効きます。
— メグラシ編集部





