メグラシ
自分を知る

パンツスーツの着こなし|きつく見える・硬すぎるときの直し方

メグラシ編集部//読了 20分
前を開けたチャコールグレーのパンツスーツの下に生成りの丸首ニットを着て、バッグを手に明るい通路を歩く女性の首元から膝まで

**パンツスーツを着た日の自分を、鏡で頭から足まで見てください。暗い色が全身の大半を占めていて、首元にシャツの襟、足元にとがった靴先がありますか。**そろっているなら、きつく見えると言われる原因は、スーツの形ではなく組み方にあります。

パンツスーツは、スカートのスーツより縦の直線が多い服です。そこに暗い色と角が重なると、話しかけにくい印象になります。**直すのは、中の1枚と首元と靴先の3か所です。**スーツを買い替えなくても、この3か所で印象の硬さは大きく動きます。

この記事では、きつく見える原因を4つの数で確かめて、手持ちの1着のまま和らげる直し方を書きます。裾丈と靴のかかとの合わせ方はパンツスーツの着こなしに、中に着るものを襟の開きで選ぶ方法はセットアップの中に着るものにまとめてあります。

結論:きつく見えるのは、暗い面と角が重なっているから

きつく見える原因確かめるもの直し方
暗い面が広い全身のうち、黒・濃紺・チャコールの割合中の1枚を明るくして、前を開ける
角が多い襟先・ラペル・靴先・バッグの角の数角を1つずつ丸いものに替える
首元が詰まっている首の付け根から開きの底までの長さ開きを指2本ぶん広げる
生地が硬く光る張りと艶の強さ中の1枚で表面の柔らかさを足す
線がまっすぐすぎるパンツのプレス線と裾幅プレスを弱める、裾幅のある1本にする
小物まで硬い靴・バッグ・時計がすべて角ばっている1つだけ丸みのあるものにする

**直す順番は、中の1枚、首元の開き、靴先です。**この3つは顔と足元という、相手の目が最初に行く場所にあるので、少し替えただけで全身の印象が動きます。

パンツスーツがきつく見えやすい理由|縦の直線が多い

同じ色と生地のスーツでも、パンツとスカートでは印象が変わります。違いは、全身に入る線の向きと数です。

比べる場所パンツスーツスカートスーツ
脚2本の筒が床まで続き、縦の直線が4本入る膝下で布が終わり、脚の線は肌かストッキング
裾プレス線が裾まで通る裾は横の線1本
足元裾から靴先まで暗い面が続く足首と甲で色が区切られる
歩いたとき筒がまっすぐ前後に動く裾がわずかに揺れる
座ったとき膝で角ができる膝で布が丸く落ちる

パンツスーツは、上から下まで縦の直線がつながっています。**直線が多い服は、それだけできちんと見える一方で、角が足されると硬さが急に増えます。**パンツそのものを替える必要はありません。足されている角を減らせばよいのです。

確かめ方①|全身の暗い面の割合

最初に、全身鏡か、2mほど離れて撮った全身の写真で、暗い色の面がどれだけあるかを見ます。

暗い面の割合組み方の例印象
9割以上黒のスーツ、黒の中の1枚、黒の靴喪服や制服に近く、いちばん硬い
7〜9割黒のスーツ、白いシャツ、黒の靴きっちりしているが、近寄りがたいと言われやすい
5〜7割黒のスーツ、明るい中の1枚、前を開けるきちんとしていて、話しかけやすい
5割未満明るいグレーやベージュのスーツ柔らかいが、場によっては軽く見える

**7割を超えると、きつく見えると言われやすくなります。**白いシャツを着ていても、ジャケットの前を留めると、見える白は首元の細い三角だけになり、割合はほとんど下がりません。

確かめ方②|角の数を数える

次に、全身の中で尖っているところを数えます。角は1つなら引き締まって見え、3つを超えると硬さに変わります。

角の場所角になる形丸くなる形
中の1枚の襟先襟先のとがったシャツ丸首、襟のないブラウス
ジャケットの襟下襟の先が上を向いて尖る形襟のない形、へちま襟
肩肩先が張って四角い肩の線がなだらかに落ちる
靴先先が細くとがる先が丸い、四角くても角が落ちている
バッグ底と側面が直角の箱型底が丸い、柔らかく形の変わる素材
時計やアクセサリー四角い文字盤、角ばった金具丸い文字盤、丸い粒

**4つ以上あれば、硬さの原因は角の数です。**スーツの襟と肩は替えられないので、残りの4か所から2つを丸くしてください。それだけで角は2つ減ります。

確かめ方③|首元の開きを測る

首元は、相手と向き合ったときにいちばん長く見られる場所です。首の付け根のくぼみから、開きの底までの長さを指で測ります。

開きの深さ指で測ると印象
首に沿って詰まっている0本硬く、緊張して見える
首の付け根のすぐ下指1本きちんとしているが、まだ硬い
鎖骨のくぼみが少し見える指2〜3本きちんとしていて、柔らかさもある
鎖骨の下まで開く指4本以上柔らかいが、場によっては開きすぎる

**仕事のパンツスーツで和らげたいなら、指2〜3本の深さが目安です。**シャツのいちばん上のボタンを留めていると0本、外すと1本ほどになります。シャツのままで足りないときは、中の1枚を替えるほうが早いです。

確かめ方④|生地の張りと艶

最後に、スーツの生地を光に向けて傾けます。張りが強く、光をまっすぐ返す生地ほど、硬く見えます。

生地の表面見分け方印象
張りが強く、艶がある光に傾けると白い筋が走るいちばん硬い。夜の照明でさらに強まる
張りがあり、艶は控えめ筋は出るがぼんやりしているきちんとしている
起毛していて、艶がない表面に薄く毛が立ち、光を吸う柔らかく見える
とろみがある布が下に落ち、ひだが揺れる柔らかいが、スーツとしては軽い

張りと艶の強い生地は、それだけで硬さを持っています。この場合は、中の1枚に艶のない柔らかい表面を選ぶと、上下で表面の差ができて和らぎます。

秋冬に硬さが増す理由

同じスーツでも、春夏より秋冬のほうがきつく見えると感じる人は多いはずです。理由は3つあります。

秋冬に起きること硬さへの影響和らげる場所
中の1枚が暗い色に寄る暗い面の割合が上がる中の1枚を明るい側に残す
首元を詰めた服が増える首元の開きが0本になるハイネックの日は前を開ける
ストッキングが黒やタイツになる足元まで暗い面が続く靴か靴下で色を区切る
上にコートを重ねる肩と襟の角が二重になるコートは襟のない形か、へちま襟にする
日が短く、照明の下で過ごす暗い色の差が縮み、面が一体になる中の1枚で明るさの段を作る

**秋冬は、何もしなくても暗い面と首元の詰まりが増える季節です。**春夏と同じ組み方で硬くなかった人でも、秋冬は1か所多めに和らげてください。顔まわりの黒の近さについては秋冬に顔がきつく見えるのは黒い面の近さで、あごからの距離で測っています。

直し方①|中の1枚をシャツから替える

いちばん効くのは、ジャケットの下に着る1枚を替えることです。シャツの襟は、それだけで角を2つ持っています。

中の1枚角首元の開き和らぎ方
襟のとがったシャツ2つ0〜1本硬いまま
襟の丸いシャツ00〜1本角は消えるが、詰まりは残る
丸首の薄手ニット01〜2本落ち着いて柔らかい
とろみのある襟なしブラウス02〜3本いちばん柔らかい
ボウタイのブラウス00本だが結び目が丸い柔らかいが、華やかに寄る
薄手のタートル00本角は消えるが、首元は詰まる

**丸首の薄手ニットか、とろみのある襟なしブラウスに替えるのが、いちばん失敗の少ない直し方です。**秋冬は薄手のニットが手に入りやすく、ジャケットの下でもごわつきません。襟のある服を残したいなら、襟付きのニットのように、襟先が柔らかく寝るものを選んでください。襟の高さの見方は襟付きニットコーデにあります。

直し方②|首元の開きを指2本ぶん広げる

中の1枚を替えられない日は、首元の開きだけを広げます。

今の首元広げる方法広がる深さ
シャツのボタンを上まで留めている1つ外す指1本
シャツのボタンを1つ外しているもう1つ外して、襟を外に開く指2〜3本
丸首のカットソー浅いVネックに替える指2本
ハイネックジャケットの前を開けて、縦に明るさを通す首は詰まるが、胸元が開く
首元にスカーフ結び目をゆるめ、端を下に落とす結び目が丸くなる

**首元が詰まった日は、その下の胸元を開けて縦の帯を作ると、詰まりの硬さが和らぎます。**ハイネックのまま和らげたいときは、ジャケットの前を開けて着てください。

直し方③|中の色を1段明るくする

中の1枚の色を、ジャケットより明るくすると、暗い面の割合が下がります。白い紙の上に置いて、紙との差で明るさの段を見ます。

ジャケットの色中の1枚の色暗い面の割合和らぎ方
黒黒9割以上硬い
黒白7〜8割白が鋭く光り、まだ硬い
黒生成り・薄いグレー7割前後白より柔らかく、明るさは残る
濃紺薄い水色・生成り6〜7割柔らかく見える
チャコール薄いベージュ・くすんだ桃色6割前後柔らかく、温かく見える
ベージュ白・生成り3割以下柔らかいが、締まりが弱い

**真っ白より生成りや薄いグレーのほうが、黒との差がやわらかくなります。**白は暗い色の隣で鋭く光るので、かえって角が立って見えることがあります。

直し方④|ジャケットの前を開ける

ジャケットのボタンを留めるか開けるかで、暗い面の割合と線の向きが変わります。

ボタンの状態見える中の1枚線の向き印象
留める首元の細い三角横に締まるきっちり、硬い
開ける胸から裾まで縦の帯縦に通るきちんとして柔らかい
開けて、袖を少し上げる縦の帯と手首縦と横が混ざるくだけて見える

開けて着ると、中の1枚が胸から裾まで縦の帯になって見えます。**中の色が明るければ、それだけで暗い面の割合が1割ほど下がります。**面接や式典で留めるのが決まりの日は、留めたうえで首元の開きで和らげてください。

直し方⑤|靴先とかかとを替える

足元は、パンツスーツの暗い面が終わる場所です。靴先の形で、全身の硬さの締めくくりが決まります。

靴の形角足元の暗い面印象
先のとがった黒のパンプス1つ裾から続く鋭い
先の丸い黒のパンプス0裾から続く落ち着いている
先の丸い茶やグレーのパンプス0靴で区切れる柔らかい
甲の深いローファー0区切れるきちんとして親しみがある
甲の見える浅いパンプス0か1甲の肌で区切れる軽く柔らかい
ショートブーツ0裾に隠れて続く秋冬らしいが、硬さは残る

**先の丸い靴に替えるだけで、角が1つ減ります。**色も替えられるなら、スーツより一段明るい茶かグレーにすると、裾から続く暗い面が足元で区切れます。

直し方⑥|パンツの裾幅とプレス線

パンツそのものを和らげたいときは、プレス線と裾幅を見ます。

パンツの形線の見え方和らぎ方
細身でプレス線がくっきり鋭い縦の線が2本いちばん硬い
まっすぐでプレス線がくっきり縦の線がまっすぐ床まで硬い
まっすぐでプレス線が弱い縦の面になる落ち着いている
裾に向けてゆるく広がる裾で線がふくらむ柔らかい
幅が広く、落ち感がある線が消え、布が揺れる柔らかいが、スーツとしては軽い

プレス線は、アイロンで強く付け直さずに、自然に残る程度にしておくと和らぎます。**裾幅のある1本を持っているなら、硬さを抜きたい日はそちらに替えてください。**裾丈の決め方はパンツスーツの着こなしにあります。

直し方⑦|バッグと小物の角を1つ丸くする

最後に、手に持つものと身につけるものです。ここは全部を替える必要はなく、1つだけ丸くすれば足ります。

小物角の多い選び方丸みのある選び方
バッグ底と側面が直角の黒い箱型底の丸い形、柔らかい革
時計四角い文字盤、金属のベルト丸い文字盤、革のベルト
耳元小さな四角い金具小さな丸い粒
髪どめ黒い細い金具布か丸い金具
名札やストラップ黒い硬い素材職場の決まりに合わせる

**小物は、顔に近いものから丸くするのが効きます。**耳元か首元に丸いものが1つあるだけで、顔まわりの角が和らぎます。

上下を分けて着る日

パンツスーツは、上下を分けて着ることで硬さを抜くこともできます。

組み方硬さ向く日
スーツの上下いちばん硬い面接・式典・社外の会議
ジャケットだけ、下は色の違うパンツ少し和らぐ社内の会議
ジャケットだけ、下はスカート和らぐ社内の日、保護者の集まり
パンツだけ、上はニット柔らかい社内だけの日
パンツだけ、上はカーディガン柔らかい在宅や移動の多い日

上下を分けると、スーツの持っている縦の直線のつながりが途中で切れます。社内だけの日は、ジャケットかパンツのどちらかを外すだけで、きつく見えることはほとんどなくなります。

手持ちのスーツの色別|まず和らげる場所

手持ちの色によって、最初に手を入れる場所が違います。

スーツの色硬さの出どころ最初に替える場所
黒暗い面の広さ中の1枚を生成りか薄いグレーに
濃紺暗い面と、白いシャツとの差中を薄い水色か生成りに
チャコール生地の張りと艶中の1枚を艶のない柔らかい表面に
明るいグレー角の多さ靴先を丸く
ベージュ硬さは少ない和らげる必要は少ない。締まりを足す
ストライプ縦の線の多さ中を無地にし、前を開けない

ストライプのスーツは、柄そのものが縦の直線を増やしています。この場合は前を開けると縦の線がさらに増えるので、留めたまま首元と靴で和らげてください。

場面別|どこまで和らげるか

和らげる量は、場面で変えます。全部の場所を柔らかくすると、今度は場に合わない軽さが出ます。

場面和らげてよい場所残す場所
面接首元の開き、靴先の丸さスーツの上下、ボタン、色
社外の会議・商談中の1枚の色、首元スーツの上下、靴の色
社内の会議中の1枚、前を開ける、靴ジャケット
前に立って話す日首元、中の色肩の線、ボタン
保護者の集まり上下を分ける、中の1枚、靴色は落ち着いたまま
式典首元の小物形と色はほぼ全部

和らげるのは顔に近い1か所から、場が許すほど足元へ広げると考えてください。面接で何を残すかは面接スーツ 女性で、手持ちの実寸から決められます。

やりがちな直し方の失敗

硬さを抜こうとして、別のずれが出ることがあります。

やりがちな直し方起きること代わりの直し方
中を明るい色の柄物にする柄だけが浮いて、スーツと別々に見える無地で、明るさだけ上げる
とろみの強いブラウスにする中だけ崩れて見える形を保つ程度の張りが残るものにする
首元を深く開ける場によっては開きすぎる指2〜3本までにする
大ぶりのアクセサリーを足す角が増えることがある小さな丸い粒を1つ
全部を一度に柔らかくするスーツを着ている意味が薄れる顔に近い1か所から始める
髪型だけを大きく変える服の硬さは残ったまま先に首元と中の1枚を替える

いちばん多いのは、中の1枚を柔らかくしすぎて、ジャケットとの差が大きくなる失敗です。中の1枚は、ジャケットを留めたときにたるまずに収まる程度の張りを残してください。

どちらとも取れるとき①|強く見せたい場面もある

交渉や、自分より年上の人の前で話す日のように、ある程度の強さを見せたい場面もあります。そのときに全部を和らげる必要はありません。

**強さはスーツの形と色に任せて、首元だけを和らげてください。**ジャケットは留め、パンツはプレス線のある1本、靴は黒のまま。中の1枚だけを丸首にして、明るさを1段上げます。きちんとした強さは残しながら、話しかけにくさだけが外れます。

逆に、相手の話を聞く側に回る日は、前を開けて縦の帯を通し、靴先を丸くするところまで進めて構いません。

どちらとも取れるとき②|職場の決まりで、中はシャツ

職場の決まりで、ジャケットの下はシャツと決まっていることもあります。

この場合は、シャツの中で角を減らしてください。襟先の丸いシャツ、襟の小さいシャツ、ボタンが隠れる比翼仕立てのシャツは、同じシャツでも角が少なく見えます。色は真っ白より、生成りか薄い水色にすると、黒や紺のスーツとの差がやわらかくなります。

ボタンは上から1つ外せる職場なら、それだけで首元の開きが指1本ぶん広がります。

どちらとも取れるとき③|言われたのは1人だけ

きつく見えると言われたのが1人だけで、ほかの人からは何も言われていない。直すべきか迷うこともあります。

この場合は、言われた場面を思い出してください。**近い距離で向かい合って話していたなら、原因は首元です。**離れたところから見られていたなら、原因は暗い面の広さです。原因の場所が分かれば、そこだけを直せば足ります。全身を変える必要はありません。

それでも気になるなら、2mほど離れた全身の写真と、胸から上の写真を撮り比べてください。どちらの写真で硬く見えるかで、直す場所が決まります。

鏡の前で5分|確かめる手順

  1. 全身鏡から2m離れて、暗い色の面が全身の何割かを見る
  2. 首元・ジャケットの襟・肩・靴先・バッグ・時計の角を数える
  3. 首の付け根から開きの底までを指で測る
  4. 角が4つ以上なら、中の1枚と靴先から1つずつ丸くする
  5. 暗い面が7割を超えていたら、中の1枚を明るくするか、前を開ける

4と5の両方に当てはまるなら、**まず中の1枚を替えてください。**角と暗い面の両方を、1か所で同時に減らせるからです。

よくある行き違い

**「パンツスーツはそもそもきつく見える服だ」。**縦の直線が多いのは確かですが、きつく見えるかどうかは組み方で決まります。中の1枚と首元と靴先を和らげれば、パンツのままでも柔らかく見えます。

**「黒をやめないと柔らかくならない」。**黒のままでも、中の1枚を生成りにして前を開け、靴の色を区切れば、暗い面の割合は下がります。

**「白いシャツなら明るく見える」。**ジャケットの前を留めると、見える白は首元の細い三角だけです。しかも襟の角が2つ増えます。明るさを足すなら、丸首の明るい1枚のほうが効きます。

**「柔らかくするほど印象がよくなる」。**場面によっては、柔らかくしすぎると軽く見えます。和らげるのは顔に近い1か所から始めて、場が許す範囲で広げてください。

関連記事

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. パンツスーツを着ると、きつく見えると言われます。スカートに替えるべきですか
替える前に、中の1枚と首元を見直してください。パンツスーツがきつく見えるのは、縦の直線が多いうえに、中に襟の硬いシャツを合わせて角が増えているときです。中をとろみのあるブラウスか丸首の薄手ニットに替え、首元の開きを指2本ぶん広げるだけで、パンツのままでも印象はかなり和らぎます。スカートにするのは、それでも硬いと感じたときで十分です。
Q. 黒のパンツスーツしか持っていません。色を替えないと柔らかく見えませんか
黒のままでも和らげられます。黒が硬く見えるのは、暗い面が全身の大部分を占めるからです。中の1枚を生成りや薄いグレーにして顔の下に明るい面を作り、ジャケットの前を開けて縦に明るい帯を通すと、暗い面の割合が下がります。靴を黒以外にするか、甲の見える形にすると、足元の暗さも区切れます。
Q. 面接や大事な会議では、硬く見えるほうがいいのではないですか
硬さを残したい日は、ジャケットとパンツはそのままにして、首元だけを和らげてください。きっちりした印象はスーツの形と色が受け持ち、首元の開きと中の1枚の明るさで、話しかけにくさだけを外せます。全部を柔らかくすると、場の格から外れて見えることがあるので、和らげるのは顔に近い1か所までにしておくと迷いません。
Q. インナーをブラウスに替えたら、今度はだらしなく見えました
とろみの強すぎるブラウスや、首元の開きが深すぎるものを選ぶと、ジャケットの硬さとの差が大きくなり、中だけ崩れて見えます。開きは鎖骨のくぼみが少し見える深さまで、生地は自分で形を保つ程度の張りが残るものを選んでください。ジャケットの前を留めたときに、中の生地がたるまずに収まるかどうかが目安です。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
午後の光が差す木の机に、襟のある紺の1つボタンのジャケットと同じ生地の紺のパンツが置かれ、そのあいだにグレーの薄いニットと生成りのブラウスが重なっている。手前に開いた手帳Pick

自分を知る

スーツの着こなし 女性|秋冬の式典・商談・会食で1着を着分ける

仕事のスーツが1着しかなくても、秋冬の予定ごとに着分けることはできます。スーツの本体はそのままにして、中に着るもの・首元・足元・ジャケットの前の留め方の4か所だけを、予定の段に合わせて替えます。予定を式典・商談・社内の3段に分ける方法、秋から春先までの月ごとの中の1枚、ジャケットを脱ぐか着たままかの決め方、商談・式典・会食・研修や出張・新年の挨拶回り・社内の納会ごとの着方、同じ週に予定が2つ重なる日、予定と予定のあいだの手入れまで、秋冬の予定表から決まる形でまとめました。

続きを読む
腰で裾が止まるベージュのジャケットの前を開け、紺のニットを灰色のまっすぐなパンツに入れて歩く女性の胸から膝まで

自分を知る

ジャケットの丈が中途半端に見える|手持ちの1着を下の服で直す

買ったジャケットを着ると、丈がどこか中途半端に見える。多くの場合、原因はジャケットの長さそのものではなく、裾が下の服の区切りと近すぎることです。中のトップスの裾、スカートの裾、パンツの股の位置、お尻のいちばん高いところ。このどれかとジャケットの裾が3cm以内に並ぶと、区切りが2本重なって見えます。裾が体のどこで止まっているかの測り方、5つの型ごとの直し方、パンツとスカートの形ごとの合わせ方、前を開けるか閉めるか、秋冬に中が厚くなったとき、丈を詰めるかどうかの判断まで。手持ちの1着を買い替えずに使う手順です。

続きを読む

Try the Diagnosis

文章で読んだら、次は 自分で試してみる。

骨格・パーソナルカラー・セルフイメージを組み合わせた、装い直結の無料診断へ。

無料で診断してみる

無料 / 10分程度 / airClosetサイト

あわせて読みたい

スーツの着こなし 女性|秋冬の式典・商談・会食で1着を着分ける

自分を知る

スーツの着こなし 女性|秋冬の式典・商談・会食で1着を着分ける

仕事のスーツが1着しかなくても、秋冬の予定ごとに着分けることはできます。スーツの本体はそのままにして、中に着るもの・首元・足元・ジャケットの前の留め方の4か所だけを、予定の段に合わせて替えます。予定を式典・商談・社内の3段に分ける方法、秋から春先までの月ごとの中の1枚、ジャケットを脱ぐか着たままかの決め方、商談・式典・会食・研修や出張・新年の挨拶回り・社内の納会ごとの着方、同じ週に予定が2つ重なる日、予定と予定のあいだの手入れまで、秋冬の予定表から決まる形でまとめました。

メグラシ編集部/読了 20分
ジャケットの丈が中途半端に見える|手持ちの1着を下の服で直す

自分を知る

ジャケットの丈が中途半端に見える|手持ちの1着を下の服で直す

買ったジャケットを着ると、丈がどこか中途半端に見える。多くの場合、原因はジャケットの長さそのものではなく、裾が下の服の区切りと近すぎることです。中のトップスの裾、スカートの裾、パンツの股の位置、お尻のいちばん高いところ。このどれかとジャケットの裾が3cm以内に並ぶと、区切りが2本重なって見えます。裾が体のどこで止まっているかの測り方、5つの型ごとの直し方、パンツとスカートの形ごとの合わせ方、前を開けるか閉めるか、秋冬に中が厚くなったとき、丈を詰めるかどうかの判断まで。手持ちの1着を買い替えずに使う手順です。

メグラシ編集部/読了 20分
パンツスーツの着こなし|裾丈は、秋に履く靴のかかとの高さで決める

自分を知る

パンツスーツの着こなし|裾丈は、秋に履く靴のかかとの高さで決める

パンツスーツの着こなしが決まらないとき、原因の多くは上着ではなく裾丈にあります。裾丈は、いちばん多く履く靴のかかとの高さで1回だけ決めます。0〜2cm、3〜5cm、6cm以上の3段で、裾が靴の甲にどれだけ乗るか、後ろの裾が床から何cmかが変わります。秋に増えるショートブーツとの合わせ方、通勤と会議で靴を替える日の決め方、裾上げ済みの1着を秋の靴に合わせる手順まで。

メグラシ編集部/読了 9分
ペチコートの選び方|秋冬のスカートは、丈と滑りと裾の形で決める

自分を知る

ペチコートの選び方|秋冬のスカートは、丈と滑りと裾の形で決める

秋冬のスカートの下に入れるペチコートは、透け防止より、タイツにまとわりつかないことのほうが大事になります。要るかどうかはスカートを裏返して裏地を見るだけで分かり、要るなら、丈はスカートの裾から3〜5cm上、素材はタイツの上を滑るもの、形はスカートの裾の広がりに合わせて選びます。裏地の確かめ方、丈の測り方、タイト・フレア・プリーツ・ニットそれぞれの合わせ方、ウエストと色と裾の始末、ペチパンツとの選び分け、どちらとも取れる場合の決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
下着がひびかない秋冬のボトムス|タイツとショーツの縁の線を直す

自分を知る

下着がひびかない秋冬のボトムス|タイツとショーツの縁の線を直す

夏はひびかなかった下着が、秋冬のボトムスでは線を出すことがあります。原因の多くは、タイツのウエストとショーツの縁が重なって二段になること、ニットやジャージーのスカートが下にある形を拾うこと、静電気で布が貼りつくこと、ペチコートやキャミソールの裾が段になることです。線が出る場所を7つに分け、窓の光を横から受けて座る・歩く・かがむで確かめる方法、縁の高さと重ねる順番のそろえ方、ボトムスの素材ごとの出やすさ、手持ちで直せるものと替えるもの、どちらとも取れるときの決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
スーツの選び方 女性|仕事の1着は、着る日数と上下の組み方で決める

自分を知る

スーツの選び方 女性|仕事の1着は、着る日数と上下の組み方で決める

仕事で着るスーツは、形や色より先に、月に何日着るかと、上下を何点で組むかを決めると迷いません。月に4日までなら上下2点の1着、8日なら替えのパンツを足した3点、12日を超えるなら2着目を考える目安です。そのうえで、職場と予定の帯、通年か秋冬かの生地、濃紺・チャコール・黒の色、ジャケットのボタンと襟、パンツかスカートかを順に決めます。試着で見る肩・袖・着丈・ウエスト・座ったときの5か所、秋に買うときの生地の選び方、2着目の足し方、どちらとも取れるときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 20分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込