丸顔で「やってはいけない」と言われる髪型の違い|正面40cmと斜め120cm、2枚とも出た形だけを避ける

「やってはいけない」で調べたときに出てくるもの
丸顔の髪型を調べると、避けたほうがいいとされる形がいくつも並びます。あご先の高さで終わるボブ、幅の広いぱっつん前髪、顔まわりを全部内側に入れる巻き、きっちり結んで顔まわりを出す形、根元を潰したまま乾かした状態。
並んでいる形はどれも実在しますが、同じ理由で挙がっているわけではありません。 起きていることは3種類あって、そのうち1種類は髪型ではなく、見ている条件のほうで起きています。
先に立場を書いておきます。丸顔は、初対面で構えられにくく、年齢が上がっても表情の柔らかさが残る輪郭です。この記事は丸みを消すための記事ではありません。いま自分の髪で実際に何が起きているかを、条件を揃えて確かめるための記事です。
輪郭の分類そのものは顔の形診断で測れます。顔立ちの印象で分ける顔タイプ8分類とは別の軸なので、混ぜずに読んでください。
結論:2枚撮って、線が何枚に出たかで分ける
やることは決まっています。いまの髪のまま、条件の違う写真を2枚撮ります。
| 枚目 | 距離 | 向き | これが写しているもの |
|---|---|---|---|
| 1枚目 | 40cm | 正面 | 自分が洗面所の鏡で見ている条件 |
| 2枚目 | 120cm | 斜め45度 | 人が話しながら見ている条件 |
そのうえで、それぞれの写真に顔まわりの横の線が出ているかを数えます。
- 2枚とも出る ── 髪の側で起きている。手を入れる価値がある
- 1枚だけ出る ── 見ている条件の側で起きている。切る必要はない
- どちらにも出ない ── 何も起きていない
「やってはいけない」とされている形でも、2枚とも出るかどうかは人によって変わります。頬のいちばん張っている高さも、あご先から耳たぶ下端までの距離も、人ごとに違うからです。
なぜ距離と向きを2つに分けるのか
洗面所の鏡に立つと、顔までの距離は30〜45cmしかありません。この距離では顔の中央にあるものが近く写り、外側にある頬骨の幅が相対的に強く出ます。しかも鏡の前では、人はほぼ必ず正面を向きます。
一方、人と話すときの距離は1.0〜1.5mです。この距離では中央と外側の写り方の差がほとんどなくなります。向きも、正面で固定されることは少なく、斜めを向いている時間のほうが長くなります。
40cmの正面は、一日のうちで自分だけが見ている条件です。 ここだけで判定すると、他の誰も見ていない場面の見え方を基準にしてしまいます。写真に撮られる条件については写真で顔の輪郭が違って見える理由も合わせて読めます。
2枚の撮り方
- カメラは目の高さ、上下±5cm以内。あごは引かない
- 光は正面か、正面よりやや上からの拡散光。真上からの照明は避ける
- 1枚目は腕を伸ばさず、台に置いて40cmの位置で。2枚目は120cm離して、体ごと45度まわす
- 同じ髪のまま、続けて撮る。あいだで触らない
横の線が出ているかどうかの見方
写真の上で、2本の線を探します。
1本目は輪郭の縁です。頬のいちばん張っている位置から、あご先へ向かって下りていく線。2本目は髪の端で、毛先が終わっている高さ、段の最上部、前髪の下端のうち、その写真でいちばんはっきり見えているものを1つ選びます。
この2本の高さの差を見ます。
| 2本の高さの差 | 目がどう読むか |
|---|---|
| 2cm以内 | 1本の太い横線として読まれる |
| 2〜3cm | 写真によって割れる。もう1枚撮る |
| 3cm以上 | 別々の線として読まれる。線は増えていない |
端の高さそのものをどこに置くかは丸顔の髪型|避ける帯を4つの数字で出すのほうに詳しくあります。ここで見ているのは高さの絶対値ではなく、2枚の写真でその重なりが再現するかどうかです。
起きていることは3種類しかない
2枚とも線が出たとき、その中身は3つに分かれます。並んでいる「避けたい形」は、どれかに必ず入ります。
| 種類 | 何が起きているか | 2枚のうち何枚に出るか |
|---|---|---|
| あ|線が重なる | 輪郭の縁と髪の端が2cm以内に並ぶ | 2枚とも |
| い|余白が消える | 顔の輪郭と髪の外側の隙間が1cm未満 | 正面に出やすい |
| う|時間で変わる | 朝と夕方で根元の高さが違う | 撮る時刻で入れ替わる |
(あ)は、あご先の高さで終わるボブや、幅の広い前髪で出ます。 打ち手は高さをずらすことで、毛先なら3cm下げるか上げる、前髪なら幅を黒目の外側までに狭めて両端を頬へ流します。前髪の幅と角度は丸顔の前髪の決め方に数字があります。
(い)は、顔まわりを全部内側に入れる巻きで出ます。 隙間がゼロになると、髪と輪郭がひと続きの面として読まれます。打ち手は隙間を3か所で違う数字にすることで、丸顔の垢抜け髪型にその配り方があります。
(う)は、根元を潰したまま乾かした日に出ます。 これは髪型の問題ではなく、その日の乾かし方の問題です。朝に撮った写真と夕方に撮った写真で結果が違うなら、(う)が動いています。翌朝の乾かす向きと束の幅で戻せます。
手を入れる順番は、戻すのにかかる日数で決める
2枚とも線が出て、手を入れると決めたとします。それでも、最初に切りに行く必要はありません。
| 動かすもの | 戻すのにかかる日数 | 効く種類 |
|---|---|---|
| 耳かけの左右 | 0日 | あ・い |
| 分け目の位置 | 1日 | あ |
| 乾かす向き | 1日 | う |
| 結ぶ高さ | 1日 | あ |
| 前髪の幅 | 3〜6週 | あ |
| 長さ・段の位置 | 5〜10週 | あ・い |
| パーマ | 3〜4か月 | い |
上から順に試します。1回に動かすのは1つだけにして、3日続けてから同じ条件で2枚撮り直してください。2つ同時に動かすと、効いたのがどちらか分からなくなり、次に迷ったとき同じところからやり直すことになります。
日数の長いものから手をつけると、外したときに戻せる場所が残りません。逆に、0〜1日の3つで線が消えるなら、切る話そのものが要らなくなります。
伸びてきて結果が変わる時期については切った日から数える週数が使えます。
判断がつかないとき
2枚で結果が割れて、どちらが本当か決まらない。 もう1枚、120cmの正面を足して3枚にしてください。3枚のうち2枚に出ていれば「出ている」として扱います。1枚だけなら条件由来です。
左右で結果が違う。 頬の張る位置は左右で1cmほど違う方が多くいます。判定は広いほうに合わせます。狭いほうに合わせると、広いほうがはみ出して見えるためです。
自分では線が見えない。 写真をいったん白黒にして、画面から1.5m離れて見てください。色の情報が消えると、明暗の境目だけが残ります。横に伸びる境目が1本に見えるなら、それが線です。
美容室での伝え方
形の名前で伝えると、受け取る側は高さを推測することになります。伝えるのは高さのほうです。
「丸顔に似合う形にしてください」ではなく、**「あご先から5cmのところに毛先を置かないでほしい」**と言えば、座った時点で共有できます。前髪なら「幅を黒目の外側までにしてほしい」、段なら「段の最上部を耳の上端より上に置いてほしい」。
2枚の写真をそのまま見せるのも早い方法です。どちらの条件で撮ったものかを添えれば、近距離の正面でだけ起きていることなのか、離れても起きていることなのかが伝わります。
よくある行き違い
「丸顔だから縦を作らないといけない」。 縦を作るのは手段であって目的ではありません。2枚とも線が出ていないなら、縦を足す必要はありません。足しすぎると顔まわりが硬くなり、もともとあった表情の出やすさのほうが先に削れます。
「避けるべき形のリストを覚えれば失敗しない」。 リストは平均で作られています。頬のいちばん張る高さも、あご先から耳たぶ下端までの距離も人ごとに違うので、同じ形が誰にでも同じ結果を出すことはありません。覚えるのはリストではなく、2枚撮って数える手順のほうです。
「鏡で見て気になるなら、直したほうがいい」。 鏡は40cmの正面です。一日のうち、その条件であなたを見ている人はいません。120cmの斜めで消えるなら、それは直す対象ではなく、条件の差として置いておける範囲です。
装いに活かすなら
顔まわりの線は、髪だけで決まっているわけではありません。襟の開きの幅、イヤリングの下端の高さ、眼鏡のフレームの下線。どれも同じ高さの帯に入れば、髪と同じように1本の線になります。
2枚撮る手順は、髪を切らない日にも使えます。今日の襟でどう見えるか、今日のイヤリングで線が増えていないか。40cmと120cmという2つの条件を持っておくと、判断の基準が自分の鏡の外にも広がります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 丸顔に向かない髪型というものは、結局あるのですか
- 形の名前としては決まりません。同じボブでも毛先が終わる高さが2cm違えば別の結果になりますし、頬のいちばん張る位置は人ごとに違うからです。決まるのは、顔まわりに横の線が実際に出ているかどうかのほうです。確かめ方は、いまの髪のまま正面40cmと斜め45度120cmで2枚撮り、それぞれで顔の輪郭の縁と髪の端が縦に2cm以内へ並んでいるかを見ます。2枚とも並んでいれば髪の側で起きているので、手を入れる価値があります。どちらか1枚だけなら、見ている条件のほうで起きているので、切る必要はありません。リストを覚えるより、この数える手順を覚えるほうが早く終わります。
- Q. なぜ40cmと120cmの2枚なのですか
- 自分が自分を見る距離と、人が自分を見る距離が違うからです。洗面所の鏡に立つと顔まで30〜45cmしかなく、視線は正面で固定されます。一方、人と話すときの距離は1.0〜1.5mで、向きも正面より斜めになっている時間のほうが長くなります。近い正面では顔の中央にあるものが大きく写り、外側にある頬骨の幅が相対的に強く出ます。この1枚だけで判定すると、離れたところでは起きていないことまで拾ってしまいます。40cmの正面は、一日のうち自分しか見ていない条件です。条件の違う2枚を並べて初めて、その差が見えます。
- Q. 2枚のうち1枚にしか線が出ないときは、何もしなくていいのですか
- 髪を切る必要はありません。出ている1枚がどちらかで、次にやることが変わります。正面40cmだけに出るなら、近距離の正面という条件が作っている線なので、写真を撮られる予定がある日に分け目を1〜2cmずらすだけで足ります。斜め120cmだけに出るなら、耳の上から後ろにかけての毛量の置き方で出ていることが多く、耳かけを片側だけにすると消えます。どちらも当日のうちに戻せる範囲の調整です。判断に迷うときは、120cmの正面をもう1枚足して3枚にし、3枚のうち2枚に出ていれば出ているものとして扱ってください。
- Q. 「横の線が出ている」かどうかは、どう見分ければいいですか
- 写真の上で2本の線を探します。1本目は輪郭そのもの、つまり頬の張っている位置からあご先へ向かって下りる縁です。2本目は髪の端で、毛先が終わっている高さ、段の最上部、前髪の下端のうち、その写真でいちばんはっきり見えているものを1つ選びます。この2本の高さの差が2cm以内なら、目は2本を1本の太い線として読みます。2〜3cmは写真によって割れるのでもう1枚撮り、3cm以上あれば別々の線として読まれるので線は増えていません。見つけにくいときは写真を白黒にして、画面から1.5m離れて見てください。色が消えると明暗の境目だけが残ります。
- Q. 直す順番はどう決めればいいですか
- 戻すのにかかる日数が短いものから試します。耳かけは0日、分け目と乾かす向きは1日、結ぶ高さも1日です。ここまでで結果が変わるなら、切る話そのものが要りません。変わらなければ前髪の幅で、伸びて戻るまで3〜6週。次が長さと段の位置で5〜10週、パーマは3〜4か月かかります。日数の長いものから手をつけると、外したときに戻せる場所が残りません。1回に動かすのは1つだけにして、3日続けてから同じ条件で2枚撮り直してください。2つ同時に動かすと、効いたのがどちらか分からなくなります。
— メグラシ編集部





