50代のボブ前髪あり丸顔|秋冬の帽子・マフラー・式典の日の前髪

**50代で前髪ありのボブ、丸顔の人は、秋冬になると顔まわりに水平な線が増えます。**前髪の毛先、ボブの毛先に加えて、マフラーやタートルの首元、帽子のつば、コートの襟が並びます。
決め方は1つです。**顔の縦の範囲(生え際からあご先の少し下まで)に、水平な線は1本まで。**その日の予定で増える線に合わせて、前髪か毛先のどちらかを斜めにします。
前髪と横の髪の境目を何cm斜めにして切るかは丸顔のボブに前髪をつくる・50代にあります。この記事は、切ったあとの秋冬の予定ごとの置き方の話です。
結論:その日に増える線に合わせて、斜めにする場所を決める
秋冬の予定と小物ごとに、水平になりやすい線と、斜めにする場所を決めました。
| 予定・小物 | 増える水平な線 | 斜めにする場所 | 水平のまま残す線 |
|---|---|---|---|
| マフラーを巻く日 | 首元の巻き | ボブの毛先 | マフラーの上端 |
| タートルネックの日 | 首元の折り返し | ボブの毛先 | タートルの上端 |
| 帽子をかぶる日 | つばの線 | 前髪 | つば |
| コートの襟を立てる日 | 襟の上端 | ボブの毛先 | 襟 |
| 法事・一周忌 | 喪服の首元 | 前髪(分けて流す) | 首元 |
| 結婚式・お祝いの席 | ネックレス | 前髪と毛先(耳にかける) | ネックレス |
| 孫の七五三・行事 | 屋外の風で前髪が割れる | 前髪(流して留める) | ボブの毛先 |
| 同窓会・忘年会 | 照明で前髪の影 | 前髪 | ボブの毛先 |
| 旅行 | 帽子と風 | 前髪 | つば |
| 家族写真 | 並んだ人の肩の線 | 前髪 | ボブの毛先 |
**水平のまま残すのは、どの日も1本だけです。**残りは斜めにするか、縦の線に変えます。
なぜ小物の側の線を残すのかというと、小物はその場で外したり巻き直したりしにくいからです。マフラーやタートルや帽子は、屋外では外せません。髪の線は、手ぐしやピン1本でその場で動かせます。動かしにくいものを残し、動かしやすいものを斜めにする、と覚えておくと、表を見なくても決められます。
表の使い方は、予定の前の晩に、その日に使う小物の行を探し、斜めにする場所だけを決めておくことです。朝は、その場所を手ぐしで動かすだけで済みます。
先に確かめる|丸顔の前髪ありボブか
この記事は、次の3つが当てはまる人のためのものです。鏡の前か、正面から撮った写真で確かめてください。
| 見る点 | この記事の対象 | 当てはまらないとき |
|---|---|---|
| 顔の縦÷横幅 | 1.3倍より短い | 1.4倍より長いなら面長の側 |
| ボブの毛先の高さ | あご先の上下3cm以内 | 肩につくなら、首元との重なりは少ない |
| 前髪の毛先 | 眉にかかるか、眉の上1cm以内 | 目にかかる長さなら流す前提 |
3つとも当てはまれば、この記事の置き方がそのまま使えます。2つだけ当てはまる人も、当てはまった側の節を読めば足ります。**ボブが肩まで届く人は、マフラーやタートルの節を飛ばして読んで構いません。**毛先が首元の布より下にあるので、重なりが起きにくいからです。
秋冬に増える、水平な線
夏の顔まわりの水平な線は、前髪の毛先とボブの毛先の2本がほとんどです。秋冬は、ここに小物と服の線が加わります。
| 季節 | 顔まわりの水平な線 | 本数 |
|---|---|---|
| 夏 | 前髪の毛先、ボブの毛先 | 2本 |
| 10月 | 前髪、毛先、薄手のタートルやスカーフ | 3本 |
| 11月 | 前髪、毛先、マフラーかコートの襟 | 3〜4本 |
| 12〜1月 | 前髪、毛先、マフラー、帽子のつば | 4本 |
**線が1本増えるごとに、目は線と線のあいだの横幅を1回ずつ読みます。**4本並ぶと、顔の上から下まで横の帯が重なり、縦と横の差がいちばん小さく読まれます。
夏に気に入っていた前髪ありのボブが、10月の終わりごろから急にしっくりこなくなるのは、この本数の変化のためです。髪型そのものは変わっていないので、切り直す必要はありません。増えた線の数だけ、髪の側の線を斜めにして差し引けば、夏と同じ本数に戻ります。
3本の線を、鏡の前で測る
測るのは3つです。どれも鏡の前で、指と定規があれば1分で終わります。
| 測るもの | 測り方 | 水平かどうかの目安 |
|---|---|---|
| A 前髪の毛先の傾き | 左右の端の高さの差を見る | 差が1cm以内なら水平 |
| B ボブの毛先とあご先 | 毛先の高さとあご先の高さの差 | 差が3cm以内なら、毛先があご先と並んで横線になる |
| C 首元の布と毛先の間 | マフラーやタートルの上端から毛先までの距離 | 3cm以内なら、毛先が布に乗って横に広がる |
**Aが1cm以内、Bが3cm以内、Cが3cm以内の3つがそろうと、水平な線が3本並びます。**どれか1つを外せば2本、2つ外せば1本です。
小物を2つ重ねる日の数え方
真冬は、マフラーと帽子、タートルと眼鏡のように、小物を2つ重ねる日が増えます。小物が2つあると、水平になりうる線は4本から5本になります。この日は、小物のほうを1本だけ水平に残し、髪の線は2本とも斜めにしてください。
| 重ねる小物 | 水平になりうる線 | 残す1本 | 斜めにするもの |
|---|---|---|---|
| マフラー+帽子 | 前髪、毛先、マフラー、つば | つば | 前髪は中に、マフラーは前で垂らす |
| タートル+帽子 | 前髪、毛先、タートル、つば | タートル | 帽子を斜めにかぶり、前髪を流す |
| マフラー+眼鏡 | 前髪、フレーム、毛先、マフラー | フレーム | 前髪を流し、マフラーは前で垂らす |
| タートル+眼鏡 | 前髪、フレーム、毛先、タートル | フレーム | 毛先を後ろへ、前髪を流す |
| コートの襟+マフラー | 毛先、襟、マフラー | マフラー | 襟を寝かせ、毛先を内に入れる |
| 帽子+眼鏡 | 前髪、つば、フレーム | つば | 前髪を中に入れ、フレームは細いものに |
小物が2つある日は、髪を2本とも斜めにすると決めておくと、朝に迷いません。前髪は流すか帽子の中へ、毛先は片側を耳にかけるか内側に入れる。このどちらかだけで、線の数は1本に戻ります。
小物を2つ重ねる日は、屋外にいる時間が長い日でもあります。風が強く、帽子やマフラーを何度もかけ直すので、そのたびに前髪と毛先が水平に戻りがちです。かけ直したあとは、鏡がなくても、前髪を指で分け目から斜めに払い、毛先の片側を耳にかける、の2つの動きだけを覚えておいてください。
前髪を斜めにする|落差と流す方向
前髪を斜めにするのは、帽子の日、式典の日、写真を撮る日です。切り方は変えず、分け取り方と流す方向で斜めにします。
| 置き方 | 斜めになる量 | 向く予定 |
|---|---|---|
| そのまま下ろす | 0〜1cm(水平) | マフラーもタートルも使わない日 |
| 分け目から片側へ流す | 2〜3cm | 帽子の日、同窓会 |
| 分けて流し、耳の上でピン | 3〜4cm | 法事、結婚式 |
| 根元を起こして横へ流す | 2〜4cm | 旅行、家族写真 |
| 帽子の中に入れる | 前髪の線がなくなる | 屋外で長くかぶる日 |
**流す方向は、分け目の生えぐせに逆らわない側にしてください。**逆らう側に流すと、1〜2時間で前髪が戻ってきて、また水平に並びます。
ボブの毛先を横線にしない|内に入れるか外に逃がすか
マフラーやタートルの日は、ボブの毛先を斜めにします。毛先が首元の布に乗ると、布の上端と毛先が同じ高さで重なって、横に広がる帯になります。
| 毛先の置き方 | 首元との関係 | 向く小物 |
|---|---|---|
| 毛先をマフラーの内側に入れる | 毛先の線が消える | 厚手のマフラー、スヌード |
| 片側だけ耳にかける | 毛先が左右で違う高さになり斜めになる | 薄手のマフラー、スカーフ |
| 毛先を外に出して前に流す | 縦の線になる | 前で垂らすマフラー |
| 後ろに流して首元を空ける | 毛先が顔の横から消える | タートルネック |
| 低い位置で小さく結ぶ | 毛先がなくなる | 首元の詰まった服すべて |
**いちばん手軽なのは、片側だけ耳にかけることです。**左右で毛先の高さが変わるので、それだけで水平な線が斜めの線になります。耳にかける側は、前髪を流す方向と反対にすると、顔の上と下で斜めの向きが交差して、縦の印象が強く残ります。
マフラーを巻く日
マフラーは、巻き方で水平な線にも縦の線にもなります。
| 巻き方 | 線の向き | ボブの毛先 |
|---|---|---|
| 首にぐるりと二重に巻く | 水平で、あご先のすぐ下 | 内側に入れる |
| 一重に巻いて前で垂らす | 縦 | そのまま外に出してよい |
| 結び目を横に作る | 斜め | 結び目と反対側を耳にかける |
| スヌードを1回ねじる | 水平で厚い | 内側に入れるか、低く結ぶ |
| 肩に掛けて前で交差させる | 斜めのV | そのまま |
**丸顔のボブでいちばん落ち着くのは、一重に巻いて前で垂らす巻き方です。**首元の線が縦になるので、ボブの毛先の水平な線が1本残っても、顔の下に縦の空間が続きます。
寒さの強い日に二重に巻きたいときは、巻いたマフラーの上端をあご先から3cmほど下げて、ボブの毛先をマフラーの内側に入れてください。毛先の線がマフラーの中に消えるので、首元の水平な線だけが残ります。マフラーの色が髪の色に近いと、毛先とマフラーの境目がひと続きになって太い帯に見えやすいので、髪より明るい色か、はっきり違う色のマフラーを選ぶと境目が分かれます。
タートルネックの日
タートルネックは、首元の上端があご先のすぐ下で水平な線を作ります。ボブの毛先があご先と同じ高さにあると、毛先がタートルの上端に乗って、あご先のまわりに線が2本重なります。
折り返しを浅くして、上端をあご先から3cm以上離すか、ボブの毛先を後ろに流して首元を空けてください。**首の詰まり方を浅くしたいなら、タートルをモックネックに替えると、上端が1〜2cm下がります。**それだけで毛先との重なりが外れることがあります。
| 首元の形 | 上端とあご先の距離 | ボブの毛先の置き方 |
|---|---|---|
| 折り返しの深いタートル | 1cm以内 | 後ろに流すか、低く結ぶ |
| 折り返しの浅いタートル | 2〜3cm | 片側を耳にかける |
| モックネック | 3〜4cm | そのまま下ろしてよい |
| ハイネックのブラウス | 2〜3cm | 片側を耳にかける |
タートルの色も線の強さを変えます。顔や髪との差が大きい色ほど、上端の線がくっきり出ます。黒髪で白いタートルを着る日は、首元の線がいちばん強くなるので、毛先は必ず後ろか耳へ逃がしてください。
帽子をかぶる日|前髪を中に入れるか、斜めに出すか
帽子のつばは、眉の上に水平な線を作ります。前髪を下ろしたまま帽子をかぶると、つばと前髪の毛先の2本が眉の上に並びます。
| 帽子 | つばの線 | 前髪の置き方 |
|---|---|---|
| ベレー帽(浅く斜めに) | 斜め | 流して片側だけ出す |
| ベレー帽(まっすぐ深く) | 水平 | 帽子の中に入れる |
| つばの狭いハット | 水平 | 中に入れて、額を少し見せる |
| つばの広いハット | 水平で強い | 中に入れる |
| ニット帽(浅く) | 水平 | 斜めに流して出す |
| ニット帽(深く) | 水平で眉のすぐ上 | 中に入れる |
| キャップ | 斜め前 | そのまま出してよい |
帽子をかぶる日は、屋外にいる時間が長く、帽子を脱ぐのは室内に入ったときだけ、という日がほとんどです。前髪を中に入れておけば、屋外のあいだは線がつばの1本になり、室内で脱いだときに流し直すだけで済みます。**帽子は、少し斜めにかぶるだけで、つばの線が水平でなくなります。**頭の上での山の高さの目安は輪郭に合う帽子にあります。帽子を脱いだあとは、手のひらで前髪の根元を起こしてから、斜めに流し直してください。
コートの襟を立てる日
スタンドカラーのコートや、襟を立てて着るコートは、首の横から後ろに水平な線を作ります。ボブの毛先が襟の上に乗ると、毛先が外にはねて横幅が広がります。
冬の風の強い日は、襟を立てて首を守りたくなります。立てた襟の上端は、ちょうどボブの毛先と同じ高さに来ることが多く、毛先が襟に押されて外へはね、顔の横で広がります。襟を立てる日は、毛先を襟の内側に入れるか、片側だけ耳にかけてください。襟を寝かせて着られるコートなら、ボタンを1つ開けて襟を寝かせると、首元の線が斜めのVになります。
法事・一周忌|前髪を分けて、斜めに留める
秋は法事や一周忌が入ることもあります。喪服は首元が詰まった形が多く、黒い首元があご先の下に水平な線を作ります。
法事では、座ってお経を聞く時間と、お辞儀をする回数が多くなります。お辞儀のたびに前髪が前に落ちて、顔を上げたときに水平に戻っていることがあります。この日は、**前髪を分けて斜めに流し、耳の上あたりで小さな黒いピンで留めてください。**前髪を水平に下ろしたままだと、前髪の毛先、ボブの毛先、喪服の首元の3本が顔の上下に並びます。前髪を斜めにすれば、水平な線は首元の1本に近づきます。ボブの毛先は、片側を耳にかけるか、低い位置で小さく結びます。まとめる高さと留め具の選び方は法事の髪型にあります。
結婚式・お祝いの席|耳にかけてハーフアップ
甥や姪、友人の子どもの結婚式など、お祝いの席に出る秋もあります。ボブはまとめ髪が作りにくい長さですが、耳にかけるだけでも毛先の線が斜めになります。
| 髪の置き方 | 前髪 | 毛先 |
|---|---|---|
| 両耳にかける | 分けて流す | 耳の後ろに流れて斜め |
| 片耳だけかける | 反対側に流す | 左右で高さが違い斜め |
| 小さなハーフアップ | 分けて流す | 下ろした毛先が残る。片側を耳に |
| 低い位置でまとめる | 流してピン | 毛先がなくなる |
お祝いの席ではネックレスを付けることが多く、ネックレスが首元の水平な線になります。ネックレスの線を1本残すなら、前髪と毛先は両方とも斜めにしてください。
孫の七五三や行事|屋外の風で前髪が割れる
11月は、孫の七五三や運動会、発表会に出かけることもあります。神社の参道や校庭は風が通り、前髪が割れたり持ち上がったりします。
七五三のお参りでは、孫と並んで写真を撮ったり、しゃがんで目線を合わせたりする時間が多くあります。しゃがむと前髪が前に落ち、立ち上がったときには水平に戻っています。**屋外の行事の日は、前髪を最初から斜めに流して、耳の上で留めておいてください。**風で前髪が割れると、額の上に不ぞろいな横線ができ、写真にもそのまま写ります。最初から流して留めておけば、風が吹いても形が残ります。帽子をかぶらない日なら、ボブの毛先はそのまま下ろして、水平な線として1本残しておけます。
同窓会・忘年会|夜の照明と写真
夜の集まりは、天井からの照明が多く、前髪の下に影ができます。水平な前髪の下にできる影は、眉の上に濃い横線として見えます。
**前髪を2〜3cm斜めに流すと、影も斜めになり、額の一部に光が当たります。**久しぶりに会う同級生と正面から向かい合う時間が長いので、額にかかる前髪の影は、昼の光の中より目立ちます。同窓会や忘年会は写真を撮る機会も多いので、前髪は斜めに、ボブの毛先は水平のまま1本残すのが、写真の中でもいちばん落ち着きます。首元はマフラーを外した一枚になるので、Vネックか浅めのクルーネックにしておくと、あご先の下に空間が続きます。
秋の旅行|風と帽子と、洗面台の狭い朝
旅行の日は、帽子をかぶる時間と脱ぐ時間が交互にあり、宿の洗面台では家と同じように前髪を整えられないこともあります。
| 旅の場面 | 前髪の置き方 | 準備しておくもの |
|---|---|---|
| 屋外を歩く | 帽子の中に入れる | 浅くかぶれる帽子 |
| 帽子を脱いで室内へ | 根元を起こして斜めに流す | 小さなピン2本 |
| 風の強い展望台 | 流して耳の上で留める | ピン |
| 宿での食事 | 斜めに流す | 手ぐしで足りる |
| 翌朝 | 分け目から流し、毛先を片側だけ耳に | 小さなブラシ |
**旅行には、前髪を斜めに留める小さなピンを2本持っていってください。**それだけで、帽子の日も風の日も、前髪を水平に戻さずに済みます。宿の朝は、寝ぐせで前髪の根元が寝ていることが多いので、手のひらを軽く湿らせて根元を起こしてから、分け目から流してください。
年末年始の帰省・親族の集まり
帰省先では、座って話す時間と、台所に立つ時間が混ざります。台所では前髪が顔にかかるのを避けたくなり、ピンで額を全部出したり、ヘアバンドで押さえたりしがちです。
ヘアバンドは、額の上に太い水平な線を作ります。**台所に立つ時間が長い日は、ヘアバンドではなく、前髪を斜めに流して耳の上で留めてください。**額が少し出て、線が斜めになります。親族と写真を撮るときも、そのままで写れます。
帰省先では、湯気の立つ台所と、暖房の効いた居間と、冷えた玄関を行き来します。湯気で前髪がしんなりして額に貼りつき、居間の暖房で乾いてふくらむ、というように、1日のうちに前髪の形が何度も変わります。留めておけば、どの部屋に移っても斜めの線が残ります。
年賀状・家族写真
年賀状の写真や家族写真では、数人が並び、顔の横に隣の人の肩や頭が写ります。並んだ人の肩の線は、顔の下に水平に続く線に見えます。
**写真を撮る日は、前髪を斜めに流し、ボブの毛先は片側だけ耳にかけてください。**顔の上と下で斜めの線が交差するので、並んだ肩の水平な線に引っぱられにくくなります。首元はマフラーを外し、あご先の下に空間を残します。
並ぶ位置も見てください。列の端に立つと、顔の片側に何も写らないので、斜めの線がそのまま見えます。列の真ん中に立つと、両側の人の肩や頭が水平に並ぶので、前髪の流す方向を、耳にかけた毛先と反対側にしっかり向けておくと、線が交差したまま写ります。
冬の静電気と乾燥で、前髪の線が崩れる
12月から2月は、空気が乾き、セーターやマフラーを脱ぎ着するたびに静電気が起きます。前髪が浮いて広がったり、額に貼りついたりすると、せっかく斜めにした線が崩れます。
| 起きること | 見え方 | 直し方 |
|---|---|---|
| 前髪が浮いて広がる | 額の上に横に広がる帯 | 手のひらを軽く湿らせて押さえ、斜めに流し直す |
| 前髪が額に貼りつく | 水平な線がくっきりする | 根元を指で起こしてから流す |
| ボブの毛先が外にはねる | 毛先の線が横に広がる | ニットの首元を脱いでから、内側に入れ直す |
| マフラーを外したあと毛先が乱れる | 左右でばらばら | 片側を耳にかけて、斜めにそろえる |
脱ぎ着の順番を、先にマフラー、次にコート、最後に髪を整える、と決めておくと、整えた前髪が脱ぎ着で崩れません。セーターを頭からかぶる日は、着たあとに前髪がいちばん乱れるので、着替えを先に済ませてから前髪を流してください。毛先の広がりが気になる日は、手のひらに少量のヘアオイルを伸ばして、毛先だけを包むように押さえてください。
前髪の幅と厚みで、斜めの効き方が変わる
同じように流しても、前髪の幅と厚みで、斜めの線がどれだけはっきり出るかが変わります。自分の前髪がどれに当たるかを見てください。
| 前髪の形 | 流したときの斜め | 向く置き方 |
|---|---|---|
| 幅が黒目の外側まで、薄め | 斜めがはっきり出る | 流すだけで足りる |
| 幅が黒目の外側まで、厚め | 斜めが出るが重たい | 流して耳の上で留める |
| 幅がこめかみまで、薄め | 端が横に広がりやすい | 端を耳にかけて流す |
| 幅がこめかみまで、厚め | 流しても水平に戻りやすい | 分け目を深く取って留める |
| 幅が狭く、額の中央だけ | 斜めが短い | 分け目から大きく流す |
**幅が広く厚い前髪ほど、流しても水平に戻りやすくなります。**その場合は、流すだけでなく、耳の上で小さなピンで留めるところまでを1つの動きとして決めておいてください。留める位置は、耳の上端より2〜3cm上です。そこより低いと、前髪の端が頬の横に下がって、顔の横幅の線に重なります。
厚みは、前髪をつまんだときの指の感触で分かります。指の腹が埋まるくらいなら厚め、指先で挟める程度なら薄めです。秋冬は乾燥で前髪がふくらみやすく、夏より厚く見えることがあります。夏と同じ流し方で戻ってくるなら、冬のあいだだけ留める側に移してください。
秋に美容室へ行くなら、冬の予定を伝える
秋の終わりに髪を切るなら、冬の予定と小物を伝えてください。同じ前髪ありのボブでも、冬の使い方で決める長さが変わります。
| 冬に多い日 | 伝えること | 決まる長さ |
|---|---|---|
| マフラー・タートルの日が多い | 首元の布と毛先を重ねたくない | 毛先があご先から3cm以上離れるか、首元の布より下 |
| 帽子の日が多い | 前髪を流して帽子に入れたい | 前髪が眉の外側へ斜めに落ちる幅 |
| 式典が続く | 前髪を分けて留めたい | 前髪をピンで留められる長さ |
| 写真を撮る予定がある | 片側を耳にかけたい | 耳にかけても落ちてこない長さ |
どちらとも取れるとき①|前髪を伸ばしかけている
前髪を伸ばしている途中で、目にかかる長さになっている人は、下ろしておくと視界の邪魔になり、流すと落ちてくる、という状態です。
伸ばしかけの前髪は、日によって長さの感じ方が変わり、朝は眉にかかっていたのに、昼には目にかかって見える、ということもあります。**伸ばしかけの時期は、前髪を最初から流す前提にして、分け目を斜めに取ってください。**分け目を斜めにすると、前髪の根元に角度がつき、流した前髪が落ちてきにくくなります。帽子の日は中に入れ、式典の日はピンで留めます。この時期は、前髪の線を水平に戻すことがないので、マフラーやタートルの日も毛先を1本水平に残せます。
どちらとも取れるとき②|眼鏡をかけている
眼鏡のフレームの上辺は、眉のすぐ下にもう1本水平な線を作ります。前髪の毛先とフレームの上辺が2本並ぶと、目のまわりに横の帯ができます。
眼鏡は外すことが少なく、1日じゅう顔の中心に線を置き続けます。そのぶん、ほかの線を動かして数を合わせます。**眼鏡の日は、前髪を斜めに流して、フレームの上辺と前髪の毛先のあいだに額を少し見せてください。**フレームそのものの選び方は丸顔のメガネにあります。眼鏡で水平な線を1本使う日は、ボブの毛先を片側だけ耳にかけて、顔の下の線を斜めにしておくと、線の数が1本に収まります。
どちらとも取れるとき③|ボブの長さがあご先ちょうど
毛先がちょうどあご先の高さにあるボブは、あご先の線と毛先の線がぴったり重なって、顔の下に太い横線ができます。首元の布がなくても、1本ぶん強い線になっています。
この長さは、夏の一枚で過ごす季節にはすっきり見えますが、秋冬に首元の布が加わると、あご先・毛先・首元の3本がごく狭い幅に集まります。**あご先ちょうどの長さの人は、首元の小物がない日でも、毛先を片側だけ耳にかけておいてください。**あご先と毛先が同じ高さで並ぶのを、片側だけでも外せば、線が斜めになります。次に切るときは、あご先から3cm以上上か下にずらす長さを相談すると、冬の首元との重なりも外れます。
一式で見る|11月、法事と同窓会が同じ週
同じ週に、昼の法事と夜の同窓会がある場合です。
法事の日は、前髪を分けて左へ斜めに流し、耳の上で小さな黒いピンで留めます。ボブの毛先は右側だけ耳にかけて、首元の喪服の線を1本だけ残します。外に出るときはコートの襟を寝かせて、マフラーは使いません。
同窓会の日は、前髪を同じく左に2〜3cm流して、ピンは外します。首元はVネックのニットで、あご先の下に空間を残し、ボブの毛先は水平なまま1本残します。**同じ前髪でも、留めるか流すだけかで、2つの場面に合わせられます。**店に入ってマフラーを外したら、先に毛先を整えてから席に着いてください。
10月から1月の予定表
| 時期の目安 | 予定・小物 | 斜めにする場所 | 前日に確かめること |
|---|---|---|---|
| 10月 | 薄手のタートル・スカーフ | ボブの毛先 | 上端と毛先の距離 |
| 10〜11月 | 旅行 | 前髪 | 小さなピン2本 |
| 11月 | 孫の七五三・行事 | 前髪(留める) | 風の強さ |
| 11月 | 法事・一周忌 | 前髪(分けて留める) | 黒いピン |
| 11〜12月 | 同窓会・忘年会 | 前髪(流す) | 首元の開き |
| 12月 | マフラーの日 | ボブの毛先 | 巻き方 |
| 12〜1月 | 帽子の日 | 前髪(中に入れるか流す) | 帽子の傾け方 |
| 年末年始 | 帰省・家族写真 | 前髪と毛先の両方 | ヘアバンドを使わない |
| 1月初め | 初詣 | 前髪(帽子の中か流す) | 帽子とマフラーの重ね方 |
| 1月 | 年始の挨拶・新年会 | 前髪(流す) | 首元の開き |
よくある行き違い
**「丸顔は前髪を作らないほうがいい」。**前髪があっても、水平な線が1本に収まっていれば、縦と横の差は小さく読まれません。前髪をなくすより、その日の線の数を数えるほうが早く決まります。
**「冬は髪を長く伸ばせば、首元と重ならない」。**伸ばしている途中は、毛先がちょうど首元の布の高さを通ります。伸ばすなら、首元の布より下に届くまでの数か月は、毛先を耳にかけるか結ぶ前提で考えてください。
**「帽子は丸顔には向かない」。**帽子は、つばの線を1本足すものです。前髪を中に入れるか斜めに出せば、水平な線は1本のままです。帽子そのものを避ける必要はありません。
**「マフラーは顔から離して巻けばいい」。**離して巻いても、二重に巻けば水平な帯が首元にできます。距離より、巻き方の線が水平か縦かを見てください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 50代の丸顔で前髪ありのボブです。冬になると顔が丸く見えるのはなぜですか
- 顔まわりに水平な線が増えるからです。前髪の毛先とボブの毛先は、もともと顔の上と下に1本ずつ水平な線を作っています。冬はそこに、マフラーやタートルの首元、帽子のつば、コートの襟が加わります。水平な線が顔の縦の中に2本以上並ぶと、目は線と線のあいだの横幅を読むので、縦と横の差が小さく読まれます。その日に増える線に合わせて、前髪か毛先のどちらかを斜めにしてください。
- Q. 帽子をかぶると前髪がつぶれて、額に貼りつきます
- 帽子の日は、前髪を帽子の中に入れるか、斜めに流して片側だけ出すかのどちらかにしてください。つばの下から前髪を水平に出すと、つばと前髪の毛先の2本の水平な線が眉の上に並びます。前髪を中に入れて額を少し見せるか、分け目から斜めに流して、つばの下から斜めの線として出すと、水平な線はつばの1本だけになります。帽子を脱いだあとの前髪は、手のひらで根元を起こしてから斜めに流し直すと、跡が目立ちにくくなります。
- Q. 法事で前髪をどうすればいいか迷います
- 法事は、前髪を分けて斜めに流し、耳の上あたりで小さなピンで留めるのが、場にもなじみ、顔の縦も残る置き方です。眉の上で水平に切りそろえた前髪をそのまま下ろすと、黒い喪服の首元とボブの毛先と合わせて、顔の上下に水平な線が3本並びます。前髪を斜めにすれば、水平な線は首元の1本だけになります。まとめる高さと留め具の選び方は、法事の髪型の記事にまとめてあります。
- Q. 秋に美容室に行くとき、何を伝えればいいですか
- 冬に首元の詰まる服を着る日が多いか、帽子をかぶる日が多いかを伝えてください。タートルやマフラーの日が多いなら、ボブの毛先があご先から3cm以上離れる長さか、首元の布より下まで届く長さにしてもらうと、毛先と首元が同じ高さで重なりません。帽子の日が多いなら、前髪を分けて流せる長さと、流したときに眉の外側へ斜めに落ちる幅にしてもらうと、帽子の中に入れても外に出しても形が残ります。
— メグラシ編集部





