凛々しい姿に見せたい|立ち姿で直す所は首か肩か腰か、写真で決める

**凛々しい姿は、顔立ちではなく、横から見た耳・肩・腰骨の3点が1本の線に乗っているかで決まります。**3点が乗っていれば、柔らかい顔の人でも凛々しく見え、乗っていなければ、はっきりした顔の人でも見えません。
**直すのは、線から外れている1か所だけです。**首が前に出る人は後頭部を引いて、襟は首に付く高さにする。肩が前に巻く人は肩甲骨を下げて、肩線を肩先に合わせる。腰が反って骨盤が前に出る人は、みぞおちを引いて、ウエストを腰骨の上に固定する。
どこが外れているかは、横からの写真1枚で分かります。この記事は、凛々しい姿を顔ではなく立ち姿で作るための、測り方と直し方です。言葉の意味と顔の特徴は凛々しいとはに、服の選び方は凛々しい顔に似合う服に分けてあります。
結論:凛々しい姿は3点の線で決まり、直すのは外れた1か所
人が「凛々しい姿」と感じるのは、体が重力に対してまっすぐ立っているときです。見ているのは、耳の穴・肩の中心・腰骨の出っ張りの3点です。この3点が横から見て縦1本に並ぶと、首が長く、肩が水平に、胴が引き上がって見えます。
| 外れている点 | 見え方 | 直す1か所 |
|---|---|---|
| 耳が肩より前 | 首が短く、あごが出る | 後頭部を引く。襟は首に付く高さ |
| 肩が耳より前 | 肩が丸く、胸が薄く見える | 肩甲骨を下げる。肩線を肩先に合わせる |
| 腰骨が肩より前 | 胴が反って、お腹が前に出る | みぞおちを引く。ウエストを腰骨の上に固定 |
3点のうち、外れているのは多くの場合1つです。1つを直せば残りも線に寄ります。先に全部を直そうとすると、胸を張って腰が反る、あごを引いて首が縮む、と別の点が外れます。
自分で測る|横からの写真で耳・肩・腰骨を結ぶ
用意するのは、真横から撮った全身写真1枚です。
- 壁に平行に立ち、ふだんの姿勢で力を抜く。意識して直さない
- カメラは腰の高さ、3mほど離れた位置から。スマートフォンのタイマーか、人に頼む
- 髪は耳が見えるように上げるか、耳の位置を指で押さえて撮る
- 服は体の線が見える薄手のもの。厚いニットは肩と腰の位置が見えない
撮った写真の上で、腰骨の出っ張りから真上に線を引きます。その線に対して、肩の中心と耳の穴がどこにあるかを見ます。
- 耳だけが線より前に指2本以上出ているなら、首の人
- 肩が線より前に出て、耳はその上にあるなら、肩の人
- 耳と肩は重なっているが、腰骨が2点より前にあるなら、腰の人
指2本は約3cmです。2cm以内の差は、立ち方のくせの範囲で、服で直せます。
首が前に出る人|後頭部を引いて、襟は首に付く高さ
耳が肩より前にある人は、あごが上がって首が短く見えます。直すとき、あごを引いてはいけません。あごを引くと首の前がたわみ、二重あごのように見えて、むしろ首が縮みます。
引くのは後頭部です。頭のてっぺんから糸で吊られたつもりで、後頭部を後ろ上に引きます。すると、あごは自然に水平になり、首の後ろが伸びます。鏡の前で、耳の穴が肩の中心の真上に来たら止めます。
服では、襟を首に付けます。スタンドカラー、ハイネック、きちんと立つシャツの襟。襟が首に触れていると、首を前に出したときに襟が当たるので、姿勢が戻る合図になります。首から離れた丸首や、くたっと寝る襟は、首の位置を隠すどころか、前に出た首の長さを目立たせます。
髪は、首の後ろを見せます。前に落ちる髪は、首の前への傾きを強調します。
肩が前に巻く人|肩甲骨を下げて、肩線を肩先に合わせる
肩が耳より前に出ている人は、肩が丸く、胸が薄く見えます。直すとき、胸を張ってはいけません。胸を張ると、肩は後ろに行く代わりに腰が反り、腰の点が外れます。
動かすのは肩甲骨です。両方の肩甲骨を、背中の真ん中に寄せるのではなく、下に下げます。肩を一度上にすくめてから、後ろを通して下に落とす。これで肩の中心が耳の真下に来て、首が長くなります。
服では、肩線を自分の肩先に合わせます。肩線が肩先より内側にあると、肩が前に出て見えます。肩先より外側に落ちる服は、肩の丸みを強調します。肩線がちょうど肩の骨の上に乗る服を、1枚は持ってください。硬めの生地のジャケットか、肩に縫い目のあるシャツが分かりやすいです。
バッグは、片側の肩にかけると、その肩が前に巻きます。凛々しく立ちたい場面では、手に持つか、体の前に斜めにかけます。
腰が反る人・骨盤が前に出る人|みぞおちを引いて、ウエストを腰骨の上に固定
耳と肩は線に乗っているのに、腰骨が前に出ている人は、胴が反ってお腹が前に出て見えます。胸を張る習慣のある人、ヒールを履く時間が長い人に多いです。
直すとき、お腹を引っ込めてはいけません。お腹に力を入れると息が止まり、肩が上がります。引くのはみぞおちです。みぞおちを背中側に1cm引くと、肋骨が下がり、骨盤が立ちます。
服では、ウエストの位置を腰骨の上に固定します。ベルト、ウエストに切り替えのあるワンピース、ハイウエストのボトムスのどれか。腰骨の上に横一本の線が入ると、反ったときに布が引っ張られて、戻る合図になります。腰の位置が低いボトムスや、ウエストの切り替えが無いワンピースは、反りをそのまま見せます。
2か所外れている人|下から直す
耳も肩も腰骨も、全部が前に出ている人は、下から直します。順番は腰、肩、首です。
- みぞおちを引いて、骨盤を立てる
- 肩甲骨を下げる
- 後頭部を引く
下を直すと、上は自然に寄ります。腰が立てば肩が後ろに行き、肩が下がれば首が伸びます。首から直すと、下が付いてこないので、首だけ反って苦しい姿になります。
1日に3回、横からの写真を撮って、3点が線に乗った写真が1枚あれば、その姿勢を体が覚えています。
顔が柔らかい人|姿勢に加えて、直線を1本足す
顔が丸い、目が丸い、眉が弧を描く。柔らかい印象の顔の人は、3点を線に乗せるだけで凛々しく見えるようになりますが、顔との差が残ります。姿は凛々しいのに、顔が柔らかいので、全体が真ん中に落ちます。
この人は、顔の近くに直線を1本足します。足す場所は襟か色のどちらか1つです。
- 襟なら、首に付くスタンドカラーか、まっすぐ立つシャツの襟
- 色なら、顔の近くを濃く、腰から下を明るくして、縦の線を作る
両方を足すと、顔との差が開きすぎて、顔だけが浮きます。1本で止めます。髪は耳を出すか後ろで低くまとめて、首の線を見せます。首の線が隠れると、襟の直線が効きません。
顔がはっきりした人|直すのは1か所、足すと硬くなる
眉がまっすぐ、目が切れ長、輪郭に直線がある。はっきりした顔の人は、3点のうち外れた1か所を直せば足ります。もともと顔が線を持っているので、姿が線に乗れば、全体がそろいます。
この人が襟や色の直線を足すと、全部が直線になって硬く見え、きついと言われる側に寄ります。足さない。むしろ、襟は首から少し離しても構いません。姿勢だけを直して、服は手持ちのままで試してください。
きつく見えるかどうかの境目はきつね顔 女 特徴|きつく見える人と色っぽく見える人の境目は3か所に分けてあります。
写真に写るとき|カメラの高さと体の向き
写真で凛々しく写りたい場面では、3点に加えてカメラの高さを決めます。
カメラが目より下にあると、あごが上がって見え、首が短くなります。目の高さか、少し上から撮ってもらいます。集合写真で後列に立つなら、前列の頭の高さにカメラが来るので、後列の人はあごが上がって写りやすい。後頭部を引いて、あごを水平に保ちます。
体の向きは、正面より斜め30度です。真正面は肩幅がそのまま写り、横は胴の反りがそのまま写ります。30度で、3点の線が写りに出ます。
足は、腰骨の幅に開きます。閉じると体が揺れて肩が動き、広げすぎると腰が落ちます。
人前で立つとき|手の置き場で肩が決まる
話す、挨拶する、人前に出る。立っている時間が長い場面では、手の置き場が3点を崩します。
後ろで手を組むと、肩が前に巻いて肩の点が外れます。前で強く組むと、肩が上がります。手は体の横で指を伸ばして軽く太ももに触れるか、前で軽く重ねます。重ねるなら、肘を体から離さず、手はへそより下。
バッグや書類を持つなら、片手で体の横に。両手で前に抱えると、肩が前に巻きます。
服で崩れる3か所|柔らかい襟・落ちた肩・低いウエスト
姿勢を直しても、服が3点を崩すことがあります。
| 服の形 | 崩す点 | 代わりに選ぶ |
|---|---|---|
| 首から離れて寝る柔らかい襟 | 首 | 首に付く襟、または襟の無いハイネック |
| 肩先の外に落ちる肩線 | 肩 | 肩の骨の上に縫い目が乗る肩線 |
| ウエスト位置が腰骨より下 | 腰 | 腰骨の上に横線が入るベルトか切り替え |
手持ちの服で、この3つに当たるものは、凛々しく立ちたい日には外します。捨てる必要はありません。首の人は襟が柔らかい服を、肩の人は肩が落ちる服を、腰の人はウエストが低い服を、その日だけ避ければ済みます。
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よくある問い
- Q. 姿勢を直しても、写真で凛々しく見えません
- 直した場所が、外れている場所と違っている可能性があります。多くの人は「胸を張る」で直そうとしますが、胸を張ると腰が反って、腰の点が前に出ます。首が前に出ている人が胸を張っても、首は戻りません。横からの写真をもう1枚撮って、耳・肩・腰骨のどの点が線から外れているかを見てください。それと、カメラの高さも効きます。目より下から撮られると、あごが上がって首が短く見え、凛々しさが消えます。撮る人に、カメラを自分の目の高さに上げてもらってください。
- Q. 顔が丸くて柔らかい印象なので、姿勢だけでは凛々しく見えません
- 柔らかい顔の人は、姿勢で線を作ったうえで、顔の近くに直線を1本足します。足す場所は襟です。首に付くスタンドカラー、まっすぐ立つシャツの襟、硬い生地のジャケットの襟のどれか1つ。色は、顔の近くを濃く、下を明るくすると線が締まります。足すのは1本で、襟も髪も眉もすべて直線にすると、柔らかい顔との差が大きくなって顔だけ浮きます。髪は耳を出すか、後ろで低くまとめて、首の線を見せてください。首の線が見えないと、襟の直線が効きません。
- Q. 凛々しいと言われるのが嫌で、柔らかく見せたいです
- 逆の手順で済みます。あなたの3点はすでに線に乗っているので、崩すのではなく、線の周りに丸を1つ足します。襟を首から離す、丸首にして鎖骨を見せる、髪を片側に下ろして首の線を半分隠す、のどれか1つです。姿勢を崩して柔らかく見せようとすると、だらしなく見えるだけで柔らかくは見えません。線は残して、顔の近くに丸を1つ。それでも硬く見えるなら、色を明るくするか、生地を柔らかいものに変えます。
- Q. 制服やスーツなど、服を選べない場で凛々しく立ちたいです
- 服を動かせないなら、動かすのは3点と足の幅です。横からの写真で外れている1点を直し、足は腰骨の幅に開いて、つま先を正面に向けます。手は体の横で指を伸ばして軽く太ももに触れるか、前で軽く重ねます。後ろで組むと肩が前に巻いて、肩の点が外れます。制服やスーツは肩線が決まっているので、肩の点が外れている人は、襟の内側で肩甲骨を下げるだけで肩線が肩先に乗り、服が体に合って見えます。腰が反る人は、スーツのボタンを留めると反りが隠れるので、留めて立ってください。
— メグラシ編集部





