フェミニンでたぬき顔|甘さが重なる人は曲線を置く位置で分ける

**顔タイプ診断でフェミニン、周りからはたぬき顔。両方言われる人は、服の甘さを足すか引くかで悩む必要はありません。**決めるのは量ではなく、曲線を置く場所です。顔の近くに曲線を1つ、顔から離れた場所に2つ。この配分にすると、幼く見えず、顔だけ浮きもしません。
どちらが強いかは2か所で測れます。笑っていない正面写真で、頬のいちばん高い位置が小鼻の上の縁より上にあればたぬき寄り、下にあればフェミニン寄り。顔の縦の長さを頬骨の横幅で割って1.3を超えれば大人側、1.2を下回れば幼い側に寄っています。
両方の数字が割れた人、つまり頬は上にあるのに縦横比が1.3を超える人や、頬は下なのに1.2を下回る人は「どちらとも取れる人」です。この人の組み方が、いちばん厚く書くところです。首元だけ直線にして、曲線は袖口と裾へ移す。それだけで、甘さが重なりません。
結論:顔の近くに曲線は1つ、離れた場所に2つ
フェミニンは「大人寄りで曲線が多い顔」、たぬき顔は「頬の高い位置が上にあって目が丸い顔」です。見ている場所は違いますが、どちらも曲線を指しています。同じ顔に両方が出る人は、顔の中に曲線が2種類あるということです。
服で曲線を足すと、顔の2種類の曲線に3つ目が加わって幼く見えます。服を直線だけにすると、顔の丸みが取り残されて浮きます。だから配分で決めます。
| 置く場所 | 曲線の数 | 例 |
|---|---|---|
| 顔の近く(首元・耳・前髪) | 1つだけ | 丸首の縁、小さな丸いピアス、毛先の丸みのどれか1つ |
| 顔から離れた場所(袖口・裾・バッグ) | 2つまで | 袖口のふくらみ、裾の丸み、丸いバッグ |
| 胴の中央(胸〜腰) | 0 | ボタンの列、ベルト、縫い目は直線のまま |
この表は曲線の置き場を比べる軸を示すためのもので、どの服を買うかの答えではありません。答えは次の測り方の結果で変わります。
自分がどちら寄りかを測る|頬の高さと顔の縦横比の2つ
道具は、スマホの正面写真1枚と定規だけです。笑わず、あごを引かず、カメラは目の高さに置きます。
**1つ目は頬のいちばん高い位置。**写真の中で、頬がいちばん前に出ている点を探し、小鼻の上の縁と高さを比べます。小鼻より上ならたぬき寄り、下ならフェミニン寄りです。判断がつかないときは、横顔の写真で頬のいちばん出ている点を探すと、正面よりはっきり見えます。
**2つ目は顔の縦横比。**額の生え際からあご先までの長さを、頬骨のいちばん広いところの横幅で割ります。写真の上で定規を当てて構いません。1.3を超えれば縦が長い大人側、1.2を下回れば幼い側、間なら中間です。
目の丸さは三番目の条件です。目の縦幅を横幅で割って0.45を超えると丸い目ですが、これはたぬき顔の判定を補強するだけで、服の置き方を変えるほどの力はありません。頬と縦横比の2つで決めてください。
寄り①:フェミニン寄り(頬が小鼻より下・縦横比1.3以上)
大人の曲線が主で、たぬき顔と言われるのは目の丸さだけ、という人です。この人は曲線に強く、甘さを足しても幼くなりにくい。
顔の近くに置く1つは、丸首の縁で構いません。首元の丸みは、頬が下にあるので頬の丸みと高さがずれ、重なりません。袖口と裾の曲線は、とろみ素材の落ち感で出すと、大人の曲線に沿います。
避けたいのは、首元に直線を立てすぎることです。深いVネックや角の立ったシャツ襟を顔の真下に置くと、顔の曲線と服の直線が離れすぎて、顔だけ別のものに見えます。Vなら鎖骨から指2本までの浅さに止めます。
寄り②:たぬき寄り(頬が小鼻より上・縦横比1.2未満)
幼い丸みが主で、フェミニンと出るのは曲線の多さのせい、という人です。この人は、顔の近くの曲線がそのまま幼さになります。
顔の近くに置く1つは、丸首ではなく耳か前髪に移します。首元は浅いVか、襟の縁が鎖骨にかかる横に広い丸首にして、頬の丸みと同じ高さに丸い線を置かない。耳に小さな丸いピアスを1つ、または毛先に丸みを1つ。これで「受け渡し」の曲線は足ります。
袖口と裾の曲線は、ふくらみで出さず、丸みのある形で出します。袖をふくらませると幼さが増すので、袖はまっすぐにして、裾の角を丸く落としたトップスや、丸いバッグで曲線を補います。
寄り③:どちらとも取れる人(2つの数字が割れた人)
頬は小鼻より上なのに縦横比が1.3を超える人。頬は下なのに1.2を下回る人。それから、縦横比が1.2〜1.3の間に入った人。ここがいちばん多く、いちばん迷います。
この人は、強いほうに合わせようとすると、日によって答えが変わります。髪を下ろした日は縦が短く見えてたぬき寄りになり、結んだ日はフェミニン寄りに見える。服を2系統持つのは現実的ではありません。
**答えは、首元だけを直線にして、曲線を袖口と裾へ全部移すことです。**首元を直線にすると、顔の曲線と服の曲線が同じ高さに並ばなくなり、幼さの足し算が止まります。袖口と裾に曲線が2つあれば、顔の曲線が取り残されず、浮きません。顔の近くの1つは、耳のピアスか毛先のどちらかで出します。
首元の直線は、浅いVでも、襟の縁がまっすぐな船底型でも、襟のないまっすぐな縁のニットでも構いません。条件は「顔の真下10cm以内に丸い線がないこと」だけです。
日によって見え方が動くのが気になるなら、髪で固定します。髪を結ぶ日は耳のピアスで曲線を1つ、下ろす日は毛先の丸みで1つ。どちらの日も首元は直線のまま。これで服を替えなくても配分が崩れません。
首元の形|寄りごとの選び方
首元は、顔にいちばん近い服の線です。寄りごとに、置ける曲線が違います。
| 寄り | 選ぶ首元 | 避ける首元 |
|---|---|---|
| フェミニン寄り | 丸首、浅いU、浅いV(鎖骨から指2本まで) | 深いV、角の立ったシャツ襟 |
| たぬき寄り | 浅いV、横に広い丸首(縁が鎖骨にかかる) | 詰まった丸首、フリル付きの丸い襟 |
| どちらとも | 直線の縁(浅いV・船底型・襟なし) | 顔の真下10cm以内の丸い線 |
タートルネックは、首元が直線でも曲線でもなく「面」になります。どの寄りでも使えますが、顔の真下が隠れるぶん、顔の曲線だけが目立ちます。たぬき寄りの人は、タートルの上に直線の縁のストールを1本横に渡すと、面が割れて丸みが引きます。
袖口と裾|曲線を離した場所に置く
袖口と裾は、顔から40cm以上離れています。ここに曲線を置いても、顔の丸みとは重なりません。だから、甘さを出したい人はここで出します。
袖口の曲線は、ふくらみと丸みの2種類あります。ふくらみは幼さに寄るので、たぬき寄りの人は避け、袖口の縁が丸く落ちる形を選びます。フェミニン寄りの人はふくらみでも構いませんが、ふくらむ位置が肩に近いと顔に寄るので、手首側でふくらむ袖にします。
裾の曲線は、前後で丸く落ちる裾や、角を丸く取った裾で出します。スカートなら、広がり方が直線的な台形より、腰から丸く落ちるフレアのほうが曲線になります。ただし、曲線は袖口と裾を合わせて2つまで。両方に置いたら、バッグは四角いものにします。
素材|とろみと起毛で、甘さの種類を分ける
同じ丸みでも、素材で甘さの種類が変わります。とろみのある落ち感は大人の曲線、起毛のふくらみは幼い曲線です。
フェミニン寄りの人は、とろみで曲線を出すと顔の大人の曲線に沿います。たぬき寄りの人は、起毛のふわふわした素材を顔の近くに置くと幼さが増すので、起毛は裾側に下ろします。ニットなら、顔の近くは目の詰まった平らな編み、下半身に起毛を置く組み方です。
どちらとも取れる人は、上半身をとろみ、下半身を起毛にすると、大人の曲線と幼い曲線が上下に分かれて、どちらにも寄りません。
柄の大きさと丸さ
柄は、曲線の数に数えます。丸い柄、花、水玉は曲線の柄。縞、格子は直線の柄です。
曲線の柄を顔の近くに置くと、それだけで「顔の近くの1つ」を使い切ります。たぬき寄りの人は、顔の近くに曲線の柄を置かず、直線の柄か無地にして、曲線の柄は下半身に。フェミニン寄りの人は、顔の近くに曲線の柄を置いてもよいですが、そのときは首元の縁を直線にして、曲線の数を守ります。
柄の大きさは、頬の高さで決めます。頬が上にある人は、小さい柄だと頬の丸みと柄の丸みが同じ大きさに見えて幼くなるので、手のひらより大きい柄にします。頬が下にある人は、小さい柄でも重なりません。
髪とメイクで、顔の近くの曲線を調整する
服を替えずに配分を直すなら、髪です。顔の近くの曲線の1つを、服ではなく髪で出せば、首元は直線のままにできます。
前髪の毛先を丸く内に入れると、曲線が1つ。毛先をまっすぐ落とすと0。耳の近くの一束を丸く巻くと1つ。結んだときの結び目の位置が高いと顔が縦に伸びて大人側に、低いと幼い側に寄ります。
メイクは、頬の色を置く高さで調整します。たぬき寄りの人は、頬の色を頬のいちばん高い位置より下に置くと、頬の高さが見かけの上で下がり、フェミニン寄りに動きます。フェミニン寄りの人は、頬の高い位置にそのまま置いて構いません。
秋冬の具体例:ニット・コート・スカート
ニットは、首元の形で選びます。寄りごとの首元は上の表のとおりで、素材は顔の近くを平らな編みに。袖口は、たぬき寄りなら縁が丸く落ちるもの、フェミニン寄りならふくらんでもよい。
コートは、襟で決まります。丸い襟のないノーカラーは、縁の線が顔の近くの1つになります。たぬき寄りの人は、ノーカラーの縁が丸いと頬と重なるので、縁がまっすぐなノーカラーか、襟を立てて直線を作れるものに。フェミニン寄りの人は、丸い襟のコートでも、首元のニットを直線にすれば配分を守れます。
スカートは、どの寄りでも曲線を置ける場所です。顔から遠いので、フレアでも丸みのある裾でも構いません。ただし、袖口にも曲線があるなら、スカートは台形の直線的なものにして、合計2つを守ります。
言われ方と測った結果が食い違うとき
測るとフェミニン寄りなのに、周りからはたぬき顔と言われる。この食い違いは、笑ったときの顔で言われているからです。笑うと頬が上がり、小鼻より上に来る人は多い。周りはあなたの笑った顔を見て言い、写真は笑っていない顔で測っています。
この場合、服は測った結果に合わせます。服は笑っていない時間のほうが長く着ているからです。笑った顔で甘さが増すのが気になる日は、耳のピアスを外して、顔の近くの曲線を0にする。それだけで、笑ったときの足し算が1つ減ります。
逆に、測るとたぬき寄りなのにフェミニンと言われるのは、髪や服の曲線を顔の一部として見られているからです。髪を結んで首元を直線にした写真でもう一度測ると、結果が揃うことがあります。
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よくある問い
- Q. 顔タイプ診断でフェミニンと出ましたが、たぬき顔とも言われます。どちらを信じればいいですか
- 両方とも正しい見立てです。顔タイプのフェミニンは『大人寄りで曲線が多い顔』、たぬき顔は『頬の高い位置が上にあり、目が丸い顔』を指していて、見ている場所が違います。曲線が多いという点は同じなので、同じ顔に両方が出ることは珍しくありません。決めるのは、どちらを信じるかではなく、どちらが強いかです。笑っていない正面写真で、頬のいちばん高い位置が小鼻の上の縁より上にあればたぬき寄り、下にあればフェミニン寄り。顔の縦の長さを横幅で割って1.3を超えれば大人側に寄っています。この2つの結果で、服の甘さをどこに置くかが決まります。
- Q. 甘い服が好きなのに、着ると子どもっぽく見えます
- 甘さの量ではなく、置く高さの問題です。たぬき顔の丸みは頬と目にあり、顔の下半分に近い首元へ丸い襟やフリルを置くと、顔の丸みと服の丸みが同じ高さに並んで、幼さが足し算になります。首元だけを直線か浅いVにして、丸みは袖口や裾、バッグの形へ移してください。好きな甘い服を手放す必要はなく、曲線が顔から20cm以上離れた場所にあるかを確かめるだけで、同じ服でも見え方が変わります。
- Q. 逆に大人っぽくしようとすると、顔だけ浮いて見えます
- 直線の服で顔の曲線を打ち消そうとすると、丸い頬と目だけが取り残されて浮きます。顔が曲線寄りなら、服のどこかに曲線が1つは要ります。全部を直線にせず、顔の近くに1つだけ曲線を残してください。残す場所は、首元の襟の丸みか、耳の近くの小さな丸いピアスか、前髪の毛先の丸みのどれか1つ。そこから下は直線で構いません。顔と服の間に『受け渡し』の曲線が1つあると、浮かなくなります。
- Q. 秋冬のニットは丸首とVネック、どちらを選べばいいですか
- 頬のいちばん高い位置で決めてください。小鼻より上にあるたぬき寄りの人は、丸首を着ると頬の丸みが二重になるので、浅いVか、襟の縁が鎖骨にかかる横に広い丸首にします。小鼻より下にあるフェミニン寄りの人は、丸首で問題ありません。むしろ深いVは首元に直線が立って顔の曲線と離れすぎるので、Vなら鎖骨から指2本までの浅さに。どちらとも取れる人は、丸首を選んで、首の下に直線の縁のインナーを1cmのぞかせると、両方の条件を満たせます。
— メグラシ編集部





