顔タイプフレッシュ × 11月の装い|横に走る線を、上着の開いた帯の中に1本だけ通す

顔タイプフレッシュの人が11月に崩れるのは、線が足りないからではありません。 10月まで1本に見えていた横の線が、上着の前身頃で左右に分断されて2本に割れることです。確かめるのは1つ。上着の開いた帯の中で、横線が途切れずに見えているか。
11月に起きるのは、横線が真ん中で切れること
横に走る線は、一本で通っているときに軽さをつくります。 途中で切れて左右に分かれると、同じ線でも「止まった2本」として読まれます。
上着を着ると、前身頃が体の左右を覆います。中に横縞や切り替えがあっても、見えているのは帯の中の短い一区間だけです。
線が無くなったのではなく、分断されました。 10月までは上着を脱いでいたので起きなかったことが、着たまま過ごす11月に出てきます。
数える|横に走る線を5つの中から探す
外から見えていて、体を横切っている線を数えます。
| 数えるもの | 位置 | 11月の扱い |
|---|---|---|
| 横縞 | 胸〜腰 | 帯の中で途切れないか見る |
| 切り替えの水平線 | 胸下・腰 | 上着の裾と高さが近いと2本が近接する |
| ベルトの位置 | 腰 | 上着を着ると隠れる。数から外す |
| 裾の水平線 | 腰〜太もも | 上着の裾とそろえると1本にまとまる |
| 襟の開きが横一文字 | 鎖骨 | 帯が狭い日でも残る、いちばん強い1本 |
上着の裾の水平線も1本として数えてください。 11月は上着を着たままなので、これが常に見えています。
帯の中で、1本に見えているか
鏡の前に立ち、目で線を左から右へなぞります。 途中で止まるかどうかだけを見てください。
| 見え方 | 判定 | 対処 |
|---|---|---|
| 帯の中で途切れずに続く | 1本として働く | このまま |
| 帯の左右で切れて見える | 2本に割れている | 線を上へ上げる |
| 帯の中に見えない | 0本 | 首元の開きを横一文字にする |
| 帯の中に2本ある | 過密 | 1本を外す |
判定は立って両腕を下ろした状態で行ってください。 腕を上げると帯が広がるので、実際の見え方と変わります。
もう1つ確かめるのは歩いたあとです。歩くと前身頃が左右に振れて、帯の幅が動きます。3歩歩いて止まり、そのときの帯でもう一度見てください。
鎖骨の高さという、いちばん強い1本
帯が狭い日でも残るのが、鎖骨の高さの横線です。
上着の襟の開きは、たいてい鎖骨より下にあります。つまり鎖骨の高さは、上着に覆われずに外へ出ます。
横縞を持っていない日でも、首元の開きを横一文字にすれば、それが1本の横線になります。 服を替えずに済む手です。
縦線は1本だけ、上着に任せる
上着の前立ては、それだけで縦線を1本作っています。
縦1本・横1本が、11月のいちばん安定する組み合わせです。横線が1本でも、縦が1本あれば面が締まります。
避けたいのは縦線を2本以上入れることです。中にも縦の切り替えがあると、縦が2本・横が1本になり、横方向の均衡が働かなくなります。
- 上着の前立て ── 1本(数に入る)
- 中の前開き ── 上着と重なるので数に入らない
- 細長い布を垂らす ── 1本増える。この日は横線を2本にしてよい
上着の裾と、中の裾の高さ
11月に起きやすいのが、上着の裾と中の裾が5cm違うという状態です。
水平線が2本、近い高さに並ぶと、どちらも線として弱くなり、腰まわりだけが重く見えます。
対処は2つのどちらかです。
- そろえる ── 差を2cm以内にすると1本にまとまります
- 離す ── 差を15cm以上にすると、別々の線として読まれます
中途半端な5〜10cmがいちばん扱いにくいので、ここを避けてください。
差が5〜10cmになってしまった日は、中の裾を折り上げて上着の裾と2cm以内にそろえるか、中を腰の中に入れて1本消すかの二択です。どちらも服を替えずにできます。
上着を脱ぐ場面がある日
脱ぐと、上着の裾の水平線が1本消えます。 全体の横線が1本減ります。
ここで中に2本あると、脱いだ瞬間に2本だけが残って割れて見えます。
出かける前に、上着を脱いだ状態で横線を数えてください。 1本であれば、着ても脱いでも成立します。
どちらとも取れるとき|横縞が細かい日
線の幅が細く、本数が多い面は、1本ずつ数えません。 面として読まれます。
この場合、その面全体を1本の横線として扱ってください。帯の中で面が切れていても、細かい線は分断として読まれにくくなります。
線が太いほど、分断が目立ちます。 太い線の面を着る日ほど、帯の幅を広く取ってください。
細かい面と太い線のどちらを持っているかは、2m離れて1本ずつ数えられるかで分かります。数えられるなら太い側、溶けて見えるなら細かい側です。
どちらとも取れるとき|上着を閉めたい寒い日
閉めると帯が0cmになり、中の横線は全部消えます。
残るのは2つです。
- 上着自身の裾の水平線 ── 1本
- 首元から出ている部分 ── 横一文字にできれば1本
閉める日は、首元だけで横線を1本作ると決めてください。中を替える必要はありません。
どちらとも取れるとき|上下で色が分かれている
上下で明るさが分かれていると、腰の位置に水平線が1本増えます。 これは服の形とは別の線です。
上着を着るとこの境目は隠れますが、上着の丈が短い場合は下に出ます。
- 上着が境目より長い ── 境目は隠れる。数に入れない
- 上着が境目より短い ── 境目が見える。1本として数える
上着の丈で、横線の本数が変わります。 11月に上着を選ぶとき、ここを先に確かめると毎朝が早くなります。
手持ちの上着を並べて、上下の境目の高さを通り過ぎているかを測っておくと、朝に迷いません。境目より長い上着が1枚あれば、その日は境目を数えずに済みます。
失敗からの戻し方|割れた日に、1つだけ動かす
| 起きていること | 戻す手 | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 横線が帯の左右で切れている | 首元の開きを横一文字にして、そこを1本にする | 鎖骨の高さは上着に覆われない |
| 上半身が左右に割れて見える | 上着の前を1cm広く開ける | 帯が広がると線がつながる |
| 腰まわりだけ重い | 上着と中の裾の差を2cm以内か15cm以上にする | 近い2本は互いを弱める |
| 脱いだら横線が2本残った | 中の1本を外す | 上着なしで成立するのは1本 |
| 縦線が2本ある | 中の縦の切り替えを見えない位置に回す | 縦1本・横1本に戻る |
動かすのは1つだけです。 2つ動かすと、今度は線が足りなくなります。
店員・同行者に言う3点
- 「前を開けたときに、中の横の線が途切れずに見える上着を探しています」。丈でも身幅でもなく、帯の幅で聞くと候補が変わります
- 「着たまま過ごす前提です」。脱ぐ前提かどうかで、勧められる形が変わります
- 「中の裾と上着の裾の高さを、そろえるか15cm離したいです」。数字で言うと合わせる相手が決まります
同行者には、「開いているところの横線が、途中で切れていないか見て」 と1文で伝えてください。自分の目では正面が確認しにくい場所です。
手持ちで一度やってみる|3分で終わる
朝ではなく、時間のある日に一度やっておくと、11月のあいだ迷いません。
- 手持ちの上着を着て、帯の中に横線が通るかを1枚ずつ確かめる
- 中の裾と上着の裾の差を、上着ごとに測って書き留める
- 首元の開きが横一文字になる一枚を、1枚決めておく
3つ目が決まっていると、帯が狭い日でも横線を1本確保できます。 測るのは一度で足ります。
まとめ|横線は1本、途切れさせない
- 11月に崩れるのは、横線が上着の前身頃で左右に分断されるとき
- 上着の開いた帯の中で、線が途切れずに見えているかだけを確かめる
- 帯が狭い日は、鎖骨の高さまで横線を上げる。首元の開きでも1本作れる
- 縦は上着の前立ての1本に任せる。縦1本・横1本が安定する
- 上着と中の裾は、2cm以内にそろえるか15cm以上離す
その線は、左から右まで通っているか。 鏡の前で目でなぞれば、3秒で分かります。
11月は、線を増やす月ではなく、1本を通す月です。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 「横に走る線」とは何を指しますか
- 外から見えていて、体を横切っている線すべてです。横縞、切り替えの水平線、ベルトの位置、裾の水平線、襟の開きが横一文字になっているもの。この5つが代表です。11月は上着が加わるので、上着の裾の水平線も1本として数えます。数えるのは腰より上と、上着の裾の高さまでです。
- Q. なぜ横線が分断されると崩れるのですか
- 横に走る線は、一本で通っているときに軽さと健やかさをつくります。真ん中で切れて左右に分かれると、同じ線でも「途中で止まった2本」として読まれ、上半身が左右に割れて見えます。顔立ちが持っている横方向の均衡と、服が作る線の向きが噛み合わなくなるのがここです。分断されているかどうかは、鏡の前で線を目で左から右へなぞれば分かります。
- Q. 上着の前が狭い日はどうしますか
- 横線を鎖骨の高さまで上げてください。鎖骨の高さは上着の襟の開きより上にあることが多いので、帯が狭くても途切れずに見えます。逆に、胸の高さより下にある横線は、帯が狭い日には確実に分断されます。上げられない場合は、その日は横線を持たずに首元の開きを横一文字にして、そこを唯一の横線にします。
- Q. 上着を脱いだあとはどうなりますか
- 上着の裾の水平線が1本消えるので、全体の横線が1本減ります。ここで中に2本あると、脱いだ瞬間に2本だけが残って割れて見えます。出かける前に、上着を脱いだ状態で横線を数えてください。1本であれば、着ても脱いでも成立します。
- Q. 11月に縦の線は入れないほうがいいですか
- 入れて構いません。むしろ上着の前立てがすでに縦線を1本作っているので、そこを利用します。縦線が1本あると、横線が1本でも面が締まります。避けたいのは縦線を2本以上入れることで、その場合は横線が相対的に弱くなり、横方向の均衡が働かなくなります。縦1本・横1本が、11月のいちばん安定する組み合わせです。
— メグラシ編集部





