顔タイプクールカジュアル × 11月の装い|抜く場所は1か所。重ねた日に2か所抜くと崩れる

顔タイプクールカジュアルの人が11月に崩れるのは、重ね着が下手だからではありません。 枚数が増えたぶん、抜く場所も増やしてしまうことです。抜けるのは首・手首・足首の3か所のうち1か所だけ。2か所抜くと、枠そのものが消えます。
抜いた場所は、輪郭が読める「窓」
覆える場所をあえて覆わずに、素肌か下の層を出す。これが窓です。
窓が1つなら、そこに視線が集まって全体の枠が締まります。 覆っている面が大きくても、窓が1つあれば輪郭が読めます。
窓が2つあると視線が分散して、どちらも窓として働かず、覆っている面のほうが緩んで見えます。
10月は覆う面積が小さいので2か所でも成立しました。11月は覆う面積が大きいぶん、窓が2つだと均衡が取れません。
測る|素肌が見えている幅で数える
窓として働くかどうかは、見えている幅で決まります。
| 見えている幅 | 判定 |
|---|---|
| 1cm以下 | 窓として読まれない。0か所 |
| 3〜8cm | 1か所として働く |
| 10cm以上 | 窓ではなく面になる。覆っている側とつり合わない |
指の幅がおよそ1.5cmなので、指2本ぶんで3cmです。袖をひと折りすると、たいてい3〜5cmになります。
測るのは座った状態でもう一度確かめてください。座ると袖が上がり、手首の窓が予定より広くなります。
3か所のどれを選ぶか|距離で決める
その日にいちばん長く取る相手との距離で決めます。
| 距離 | 場面 | 抜く場所 |
|---|---|---|
| 1m以内 | 向かい合って座る、食事 | 首元 |
| 2〜3m | 立って話す、歩く | 手首 |
| 5m以上 | 会場で見かけられる、写真 | 足首 |
距離が近いほど上を抜き、遠いほど下を抜く。 この覚え方で迷いません。
近い距離では首元しか視界に入りませんし、遠い距離では首元の3cmは読めません。読まれない場所を抜いても、その日は0か所です。
距離が読めない日は、手首を選んでおくと外しません。手首は2〜3mでも1m以内でも読まれる、いちばん中間の位置にあります。
首元を抜く日|開ける幅は鎖骨まで
首元の窓は、鎖骨が見えるところまでが上限です。
- 鎖骨の手前まで ── 3〜5cm。1か所として働く
- 鎖骨が見える ── 8cm前後。まだ窓として働く
- 鎖骨より下 ── 面になる。覆っている上着と釣り合わない
11月は上着の襟が高くなるので、中の襟を上着より低くしておくと、上着を着たまま首元の窓が保てます。
手首を抜く日|ひと折りで足りる
手首は、11月にいちばん扱いやすい窓です。上着を着ていても、袖口は常に外に出ています。
袖をひと折りすると3〜5cm。ふた折りすると8cmを超えて、腕の途中が面になります。 ひと折りで止めてください。
注意が1つあります。上着と中の袖の両方を折ると、窓が二重になって幅が広がりすぎます。 折るのはいちばん外側だけです。
足首を抜く日|裾と靴の距離
足首の窓は、裾の終わりと靴の履き口のあいだの距離です。
| 距離 | 判定 |
|---|---|
| 0cm(裾が靴に乗る) | 窓は無い。0か所 |
| 3〜6cm | 1か所として働く |
| 10cm以上 | 脚が途中で切れて見える |
11月は足元が厚くなるので、靴の履き口が高くなるぶん距離が縮みます。 同じ丈のボトムスでも、靴を替えるだけで窓が消えることがあります。
朝に靴を決めてから、丈を確かめる。 順番を逆にすると、玄関で気づきます。
靴の履き口の高さは、手持ちの靴を並べて一度測っておくと以後は使い回せます。高い靴と低い靴が分かっていれば、足首の窓を作りたい日にどれを履けばよいかが先に決まります。
寒くて抜けない日|下の層を出す
11月後半は、素肌を出したくない日が出ます。この場合は下の層を1つ出してください。
- 袖口から中の袖を3〜5cm出す
- 首元から中の襟を3cm出す
素肌ほど強くはないので、幅は素肌のときより少し広めに取ります。
これも1か所です。 袖口と首元の両方で下の層を出すと、やはり2か所になります。
上着を脱ぐ場面がある日
上着を着ているときに袖口で抜いていたなら、脱いだ瞬間に中の袖口も窓になります。
出かける前に、上着を脱いだ状態でも窓が1か所かを確かめてください。
- 中の袖が手首を覆う長さ ── 脱いでも窓は首元の1か所のまま
- 中の袖が七分丈 ── 脱ぐと手首が窓になり、首元と合わせて2か所
中の袖丈で、脱いだあとの結果が決まります。 ここを先に選んでおくと、屋内でも崩れません。
どちらとも取れるとき|窓が1か所だが、緩く見える
窓の数は合っているのに緩く見える日は、覆っている面のほうが大きすぎます。
窓は1つのままで、覆っている面を1つ減らしてください。 中の羽織りを1枚外すか、丈を短いものに替える。
窓を増やすのは最後の手です。 増やすと、緩さが2か所になります。
どちらとも取れるとき|遠くと近くの両方がある日
移動が長く、着いてから座る時間も長い日は、距離が途中で変わります。
このときは手首を選んでください。 手首は、2〜3mでも1m以内でも読まれる、いちばん中間の位置にあります。
足首は座ると机に隠れ、首元は遠くからは読めません。どちらの場面も取れるのは手首だけです。
どちらとも取れるとき|上着を閉めたい日
閉めると、首元の窓も手首の窓も上着に移ります。
- 上着の襟を開けたまま留める ── 首元の窓は上着が作る
- 上着の袖をひと折りする ── 手首の窓は上着が作る
閉める日は、窓の担当が中から上着へ移るだけです。数は変わりません。どちらか1か所にしてください。
失敗からの戻し方|緩んだ日に、1つだけ閉じる
| 起きていること | 戻す手 | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 全体が緩んで見える | 窓を数えて、2か所なら1か所閉じる | 視線が1点に戻る |
| どこを閉じるか迷う | 相手との距離から遠いほうを閉じる | 読まれない窓を先に消す |
| 窓が1か所でも緩い | 窓はそのままで、覆う面を1枚減らす | 緩さの原因は面のほう |
| 袖口が広がりすぎた | ふた折りをひと折りに戻す | 8cmを超えると面になる |
| 脱いだら2か所になった | 中の袖を手首まで下ろす | 窓の担当を1つに戻す |
閉じるのは1か所だけです。 全部閉じると、今度は輪郭が読めなくなります。
閉じる順番は、顔から遠いほうが先です。足首、手首、首元の順に消していくと、いちばん効いている1か所が最後まで残ります。逆から閉じると、残った窓が読まれない位置になります。
店員・同行者に言う3点
- 「首か手首か足首の、どれか1か所だけ抜きたいです」。方針を先に言うと、合わせる相手が決まります
- 「中の袖は手首まであるものにしたいです」。上着を脱いだときに窓が増えないようにできます
- 「上着を着たまま、首元が3cm開く組み合わせを見たいです」。数字で言うと、襟の高さの相談ができます
同行者には、「素肌が見えている場所が、いくつあるか教えて」 と1文で伝えてください。背中側や後ろ姿も、これで見てもらえます。
手持ちで一度やってみる|3分で終わる
朝ではなく、時間のある日に一度やっておくと、11月のあいだ迷いません。
- 中に着る一枚の袖丈を確かめる。 手首を覆うか、七分丈か
- 上着を着た状態で、首元が何cm開くかを測る
- 靴の履き口の高さを測っておく。 足首の窓が作れる靴はどれか
この3つが分かっていれば、朝は窓を1つ選ぶだけになります。測るのは一度で足ります。
まとめ|窓は1つ、場所は距離で決める
- 11月に崩れるのは、重ねた枚数が増えたぶん抜く場所も増やしたとき
- 抜けるのは首・手首・足首のうち1か所だけ。2か所で枠が消える
- 窓は素肌が見える幅で数える。3〜8cmが1か所として働く
- どこを抜くかは、その日にいちばん長く取る距離で決める
- 寒い日は素肌ではなく下の層を3〜5cm出す。これも1か所
今日の自分に、窓はいくつあるか。 鏡の前で素肌が見えている場所を数えれば、5秒で分かります。
11月は、覆う面が増える月です。増えたぶん、窓は1つで足ります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 「抜く」とは何をすることですか
- 覆える場所をあえて覆わず、素肌か、その下の層を外に出すことです。首元を開ける、袖をひと折りして手首を出す、足首を出す。この3か所が代表です。抜いた場所は、素肌が見えている幅で数えます。3cm以上見えていれば1か所として働き、1cm以下ならほとんど読まれません。11月は覆う面積が増えるので、抜いた1か所の効き方が10月より強くなります。
- Q. なぜ2か所抜くと崩れるのですか
- 抜く場所は、体の輪郭が読める窓です。窓が1つなら、そこに視線が集まって全体の枠が締まります。2つあると視線が分散して、どちらも窓として働かず、覆っている面のほうが緩んで見えます。10月は覆う面積が小さいので2か所でも成立しましたが、11月は覆う面積が大きいぶん、窓が2つだと均衡が取れません。
- Q. 3か所のうち、どれを選べばいいですか
- その日にいちばん長く取る相手との距離で決めてください。向かい合って座る時間が長い日は首元。立って話したり歩いたりする時間が長い日は手首。全身を遠くから見られる場面がある日は足首です。距離が近いほど上を抜き、遠いほど下を抜く、と覚えると迷いません。
- Q. 寒くて抜けない日はどうしますか
- 素肌ではなく、下の層を1つ出してください。袖口から中の袖を2cm出す、首元から中の襟を1cm出す。これも窓として働きます。素肌ほど強くはありませんが、覆いながら1か所を確保できます。11月後半はこの方法が実際的です。出す幅は、素肌のときより少し広めの3〜5cmを目安にしてください。
- Q. 上着を脱ぐと窓が増えませんか
- 増えます。上着を着ているときに袖口で抜いていたなら、脱いだ瞬間に中の袖口も窓になり、2か所になることがあります。出かける前に、上着を脱いだ状態でも窓が1か所かを確かめてください。中の袖丈が手首を覆う長さであれば、脱いでも窓は首元の1か所のままになります。
— メグラシ編集部





