顔タイプフレッシュ × 10月の装い|横に走る線を、鎖骨から下に1本だけ残す

10月になると急に重たく見えるのは、色を秋に寄せたからではありません。 増えたのは体に走る横の線です。鎖骨から下に何本あるか。数えれば、その日どこを1つ減らすかが決まります。
見るのは、鎖骨から下の横線の本数
顔まわりの印象が明るく読まれる人は、全身にも同じ軽さがあるほうが、上下がつながって見えます。
軽さを作っているのは色ではなく、面が切れていないことです。切れ目が少ないほど、全身がひとつながりに読まれます。
10月は、この切れ目が増える月です。羽織りが1枚増えると、その裾で線が1本増えます。 気温だけが変わったつもりでも、見え方は別の理由で変わっています。
測る|鏡の前で、上から下へ数える
鏡の前に立ち、鎖骨のあたりに指を置いてください。そこから下へ、視線をゆっくり下ろします。
数えるのは3種類です。
- 布が終わっている場所(裾・袖口・襟の縁)
- 色が切り替わっている場所
- 細い帯がある場所(ベルト・鞄の紐)
| 横線の本数 | 読まれ方 | やること |
|---|---|---|
| 1〜2本 | 軽さが残る | そのままで成立する |
| 3本 | 境目。その日の予定で決まる | 1本消せる場所を探しておく |
| 4本以上 | 全身が切れて読まれる | 1本消す |
前から見て数えるだけで足ります。 後ろは同行者に聞いてください。
1〜2本|そのままで成立する
線が2本までなら、全身は縦につながって読まれます。
この段では、色を秋に寄せても軽さは残ります。濃い色を着ても、面が切れていなければ重くなりません。
足元だけ確かめてください。 靴の履き口が足首の細いところで終わっていると、そこにもう1本線が増えます。足首は数えにくい場所なので、忘れやすいところです。
3本|1本消せる場所を先に決めておく
3本は境目です。その日の光と、上の厚みで、軽くも重くも読まれます。
外に出る前に、消せる場所を1つ決めておいてください。 出先で気づいたときに、迷わず動けます。
消しやすいのは次の3つです。
- トップスの裾を前だけ入れる。 線が斜めになり、横として読まれにくくなります
- 羽織りの前を開ける。 縦の線が2本入り、横の線が弱くなります
- ベルトを外す。 細い帯は1本まるごと消せます
4本以上|いちばん上の1本から消す
線が4本以上あると、全身が区画に分かれて読まれます。
消すのはいちばん上の1本からです。顔に近い線ほど先に読まれるので、そこを消すといちばん効きます。
上から消していけば、2本消す前にたいてい収まります。
羽織りを1枚足す日は、先に1本減らす
10月は、羽織りを持って出る日が増えます。羽織りは、着ても脱いでも線を1本増やします。
着ていれば裾で1本。脱いで腕に掛ければ、腕の位置に1本。どちらにしても増えるので、足す前に1本減らしておいてください。
減らす場所は、その羽織りといちばん近い高さの線です。トップスの裾が羽織りの裾と近いなら、トップスの裾を前だけ入れます。
羽織りの丈は、下の裾と10cm離す
羽織りの裾と、その下のトップスの裾。この2つが近い高さで終わると、二重の線になります。
寄せ方は2通りです。
- 10cm以上離す。 線が2本のまま、離れて読まれます
- 完全に隠れる長さにする。 線が1本になります
いちばん読まれるのは、数cm差で重なっているときです。 そこだけ二重の濃さになり、腰まわりに帯ができます。
顔が沈んだと感じる日は、色ではなく明るさ
秋色を着て顔まわりが沈むのは、顔から30cmの範囲に返ってくる光が減っているからです。
色そのものではありません。同じ色でも、光沢のある面は光を返し、マットな面は吸います。
直す手は1つで足ります。首元に明るい面を1つ入れてください。
- 下に襟のあるものを入れて、縁を1〜2cm出す
- 首に巻くものを1つ足す
10月の終わりから11月にかけて、線は増え続ける
11月になると、羽織りがもう1枚増える日が出てきます。線はさらに1本増えます。
| 時期 | 枚数 | 横線の目安 |
|---|---|---|
| 10月上旬 | 1〜2枚 | 2本 |
| 10月下旬 | 2枚+羽織り | 3本 |
| 11月 | 3枚+上着 | 4本 |
枚数が増えた月は、消す場所も1つ増やしてください。 同じ組み方を続けると、月が進むほど重くなります。
どちらとも取れるとき|線が3本ちょうど
3本は、その日の予定で決めてください。
屋外にいる時間が長いなら、光が当たって線がはっきり出ます。 この日は1本消しておくと、どちらに転んでも収まります。
屋内が長いなら、3本でも読まれにくくなります。 そのままで構いません。
どちらとも取れるとき|数えにくい線がある
色が近い2枚が重なっていると、そこに線があるのか分かりません。このときは、写真に撮って白黒にしてください。
白黒にすると、色の印象が消えて、明るさの差だけが残ります。 差が見えるなら線、見えないなら線ではありません。
縦の線を1本作ると、横線の許容が1本増える
横の線を減らすのが基本ですが、縦の線を1本足すという逆の手もあります。
前を開けた一枚を羽織ると、縦の線が2本入ります。この2本があると、横の線が3本あっても全身は縦に読まれます。 目が縦を先に追うためです。
- 前を開けた羽織り … 縦の線が2本。いちばん強く効きます
- 細長い面を首から下げる … 縦の線が1本。首元から胸元までを縦に通します
- 上下を同じ色でそろえる … 境目が消えて、縦の面が1つになります
線を減らせない日は、縦を足す。 消すか足すかのどちらかで、その日は収まります。
素材の軽さは、厚みではなく光の抜け方
10月に軽さを保つとき、薄い素材を選ぶ必要はありません。
軽く読まれるのは、光が抜ける面です。編み目に空きがある面、織りが粗い面は、厚くても光が抜けます。 逆に、目の詰まった薄い布は、薄くても光を通さず重く読まれます。
明るい場所で持ち上げて、向こう側が透けて見えるかを確かめてください。 透けるなら、厚みがあっても軽さは残ります。
横線の数は、鞄の持ち方でも変わります。肩に掛ければ紐が斜めに走り、縦に近い線になります。手で持てば線は増えません。腕に掛けると、腕の位置に横の線が1本できます。持ち方を変えるだけで、1本増えたり減ったりするので、出先で数が多いと感じた日はここから動かしてください。
失敗からの戻し方|重く見えた日に、1本だけ消す
外に出てから気づいたときに、消す線は1本で足ります。
| 起きていること | 消す線 | やること |
|---|---|---|
| 全身が区画に分かれて見える | いちばん上の1本 | 襟を出す、または中に入れる |
| 腰まわりに帯ができた | 羽織りとトップスの裾のどちらか | トップスの前だけ入れる |
| 全身が横に広く見える | 腰の細い帯 | ベルトを外す |
| 上半身だけ重い | 羽織りの前で切れている線 | 前を開けて縦の線を2本作る |
| 足元で切れている | 足首の線 | 靴下をパンツと同じ色に |
替えるのは、面積の小さい側からです。 上着を脱ぐのは最後の手です。
店員・同行者に言う3点
売り場と、一緒に出かける人に伝える内容は3つです。
- 「上に着ているものと、裾の高さが10cm以上離れる羽織りを見たい」。丈の呼び名は店ごとに違うので、離す距離で言うと伝わります
- 「前を開けて着た状態で、鏡を見たい」。縦の線が2本入った形は、羽織ってはじめて分かります
- 「顔の下に明るい面が来るものを一緒に見たい」。秋色に寄せた日ほど、この1か所が効きます
同行者には、「後ろから見て、腰のあたりに線が何本ある?」 と聞いてください。前は自分で見られますが、後ろは見えません。この一言で、その日の直す場所が分かります。
この3つは、一度に全部言わなくて構いません。 買う日は1と3、出かける日は2だけ。場面ごとに1つ持っていれば、そのつど判断が返ってきます。 線の数は自分の目でも数えられますが、後ろだけは人の目が要ります。
まとめ|数えてから、1本減らす
- 10月に重たく見えるのは色ではなく、体に走る横の線が増えたため
- 鎖骨から下へ視線を下ろし、布の終わり・色の切り替わり・細い帯を数える
- 2本までなら軽さが残り、4本以上だと全身が区画に分かれる
- 消すのはいちばん上の1本から。顔に近い線ほど先に読まれる
- 羽織りを足す日は、足す前に1本減らしておく
軽さは、色ではなく面のつながりで作られています。
次に出かける前に、鎖骨に指を置いて下へ数えてください。本数が分かれば、その日にやることは1つに決まります。
この軸は、季節が変わっても使えます。 増えるものが変わるだけで、数え方は同じです。春は薄い羽織り、夏は小物、秋冬は上着。枚数が増える月に1本消すという手順を覚えておけば、毎年の10月に迷わずに済みます。
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よくある問い
- Q. 10月になると急に重たく見えるのはなぜですか
- 色ではなく、体に走る横の線が増えているためです。9月までは1枚か2枚で済んでいたものが、10月は羽織りが1枚増えます。羽織りの裾で1本、その下のトップスの裾で1本、合計2本の横線が腰の近くに並びます。線が並ぶと、そこで全身が切れて読まれます。鏡の前で鎖骨から下の横線を数えて、3本以上あるならどれか1本を消してください。
- Q. 横の線はどうやって数えるのですか
- 鏡の前に立ち、鎖骨のあたりに指を置いて、そこから下へ視線を下ろします。布が終わっている場所、色が切り替わっている場所、ベルトのような細い帯がある場所。この3つが横の線です。前から見て数えるだけで足ります。裾を前だけ入れる、羽織りの前を開ける、ベルトを外す。どれか1つで線は減ります。
- Q. 秋色を着ると顔が沈んで見えます
- 顔の下にある面の明るさが下がっているためです。色そのものではなく、顔から30cmの範囲にどれだけ光が返っているかで決まります。首元に明るい面を1つ入れてください。下に襟のあるものを入れて縁を1〜2cm出すか、首に巻くものを足すか、どちらかです。上着や下を全部替えなくても、この1か所で戻ります。
- Q. 10月に羽織りを1枚足すとき、何を見ればいいですか
- たたんだときの厚みと、脱いだあとの置き場所です。10月は1日のうちに着たり脱いだりする回数が増えるので、片手で持てるかが実際の使いやすさを決めます。もうひとつは丈です。羽織りの裾が下のトップスの裾と近い高さで終わると、そこに二重の線が出ます。10cm以上離すか、完全に隠れる長さにするかのどちらかに寄せてください。
- Q. 同行者に何を見てもらえばいいですか
- 後ろから見たときの横線の本数を聞いてください。前は自分で鏡を見られますが、後ろは見えません。羽織りの裾、トップスの裾、鞄の紐の位置。この3つが後ろで重なっていると、前で整えていても背中側で切れて見えます。「後ろから見て、腰のあたりに線が何本ある?」の一言で、その日の直す場所が分かります。
— メグラシ編集部





