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くすみカラーの服でメイクが浮く|唇が強いか眉が濃いかで顔を合わせる

メグラシ編集部//読了 10分
くすんだグレーのニットを着た女性が、窓辺で小さな丸い手鏡をのぞきながら唇に指を添えている

グレージュやくすみピンクの服を着た日に、いつものメイクだけが顔から浮いて見えるなら、**直すのは服ではなく顔の1か所です。**鏡から2m離れて、最初の3秒で目が行く場所を見てください。そこが唇なら唇の色の強さを、眉や目元なら線の黒さを、半段だけ引きます。

くすみカラーは、灰色を混ぜて鮮やかさを落とした色です。服の面がにごると、顔の中でいちばん濃い所、いちばん鮮やかな所だけが一人で残ります。いつもと同じメイクが浮くのはそのためで、メイクが濃すぎるわけでも、くすみカラーが似合わないわけでもありません。

唇と眉のどちらが浮いているか決められない人は、スマホで白黒写真を撮り、服と唇、服と眉の濃さの差を数えます。差が大きいほうから直してください。メイクを引いたら逆に顔ごと沈んだ人は、色ではなく艶を戻します。

結論:浮いているのが唇か眉かで、直す場所を1つに絞る

くすみカラーの服でメイクが浮くとき、全部をくすみ色にそろえ直す必要はありません。そろえると、顔の中の濃い所がまとめて消えて、今度は顔ごと沈みます。直すのは、離れて見たときに最初に目が行く1か所だけです。

最初に目が行く場所起きていること直す向き
唇・頬色の鮮やかさだけが服から飛び出している色の強さを半分にする。濃さは変えなくてよい
眉・目元線の黒さが、服の明るさから離れている線を髪より半段明るくするか、細くする
どこにも行かない、顔が暗いメイクを引きすぎて顔ごと沈んでいる色ではなく艶を戻す

この3つは同時に起きません。1つ直して、もう一度2m離れて見る。次に目が行く場所があれば、そこを直します。たいていは1か所で止まります。

なぜくすみカラーの服でメイクだけが浮くのか

鮮やかな服を着ているとき、顔の中の鮮やかな色は、服の鮮やかさに紛れて目立ちません。服がくすみカラーになると、まわりの鮮やかさが下がるので、唇や頬の色が相対的に強く見えます。

同じことが明るさでも起きます。くすみカラーは明るさが中くらいの色が多く、黒や紺の服よりも顔まわりが明るくなります。そこに黒に近い眉やアイラインがあると、線だけが濃く浮き上がって見えます。

つまり浮いて見えるのは、メイクの量ではなく、服と顔のいちばん濃い所の差です。差は、顔の側を減らしても、服の側を足しても縮みます。この記事では両方の手を書きますが、先に試すのは顔の側です。服を替えるより、リップ1本、眉ペン1本のほうが手が少ないからです。

まず測る:鏡から2m離れて、最初に目が行く場所を3秒で見る

測るのは、くすみカラーの服を着て、いつものメイクをした状態です。窓のある部屋で、昼の自然光で見ます。照明の下だと色の鮮やかさが変わって、浮き方が変わります。

  1. 姿見か、壁に立てかけた鏡から2m離れて立つ
  2. 目を閉じて3秒数え、開けた瞬間に最初に目が行った場所を覚える
  3. これを3回くり返す。3回とも同じ場所なら、そこが浮いている場所
3回の結果判定
3回とも唇唇の色の強さを直す
3回とも眉か目元眉・目元の線を直す
唇と眉で割れた白黒写真で差を数える(後の章)
3回ともどこにも行かず、顔全体が暗い顔ごと沈んでいる。艶を戻す

2mにするのは、人と話すときの距離に近いからです。手鏡の距離では、唇も眉もどちらも気になってしまい、どこが浮いているかが分かりません。

唇・頬が浮く人:色の強さを服の濁りに半分寄せる

唇が浮く人は、口紅の濃さではなく鮮やかさが服から離れています。濃い色をやめて薄い色にすると、今度は唇が消えて顔がぼやけます。変えるのは鮮やかさだけです。

木の机の上に、くすんだローズ色と鮮やかなピンク色の口紅と、灰みのある桜色の布が寄せて置かれている
くすみカラーの服に合わせるときは、濃さは同じでも鮮やかさが一段低い側の口紅を選ぶ

手持ちのリップで直すなら、次の順に試してください。

  • 塗ったあと、ティッシュで1回押さえて表面の色を半分落とす
  • 指でたたき込んで、唇の輪郭をぼかす。輪郭がくっきりしているほど色は強く見える
  • 上から、灰みのある透明に近いグロスか、ベージュ寄りのリップを薄く重ねる

新しく選ぶなら、手持ちのリップと同じ色みで、少し灰色を混ぜたような色を探します。売り場で手の甲に2本並べて塗り、腕を伸ばした距離で見て、服の色と同じくらいの鮮やかさに見えるほうを選びます。

頬が浮く人も同じです。チークは服より鮮やかな色になっていることが多いので、入れる量を半分にして、頬の高い所から耳の方へ横長にのばします。丸く入れると色が一か所に集まって浮きやすくなります。

眉・目元が浮く人:線の黒さを髪より半段明るくする

眉や目元が浮く人は、線の色が、服の明るさよりも大きく暗い側にあります。くすみカラーの服は明るさが中くらいなので、黒い線との差が開きます。

眉は、髪の毛先より半段明るい色にします。髪が黒い人は焦げ茶、髪が茶色い人はその茶より少し明るい色です。髪より明るくしすぎると、眉がなくなったように見えて、顔の上半分がぼやけます。

アイラインは、黒を焦げ茶か灰みの茶に替えるだけで差が縮みます。替えたくない人は、目尻の跳ね上げを2mm短くし、下まぶたには引かないようにしてください。線の長さを減らすと、黒の量そのものが減ります。

眉の色を変えずに直したい人は、太さを触ります。眉頭から5mmだけ毛流れを上に立てて、眉頭の塗りを薄くします。眉頭が濃いと、目と眉がつながって一つの濃い塊に見えるからです。

顔ごと沈む人:引きすぎたメイクを艶で戻す

くすみカラーに合わせてメイクを全体に薄くした結果、顔ごと暗く、疲れて見えることがあります。2m離れて見て、どこにも目が行かず、顔全体の印象が服より後ろに下がって見えるときがそれです。

くすんだグレージュのニットを着た女性が窓辺に立ち、頬の高い所に柔らかな光が当たっている横顔
色を足さずに、頬の高い所とまぶたの中央に光を置くと、くすみカラーの服でも顔が沈まない

この場合、色を戻すとまた浮きます。戻すのは艶です。

  • 頬の高い所と、まぶたの中央に、色のない艶を指で薄く置く
  • 唇は色を足さず、中央にだけ透明の艶を置く
  • ファンデーションを厚くしているなら、頬の中央以外を薄くして、肌の質感を出す

くすみカラーの服は表面に艶が少ない生地が多いので、顔にも艶がないと、服と顔の両方がマットになって、全体に平らに見えます。顔に光の点が2〜3か所あるだけで、顔は服より前に出て見えます。

どちらとも取れる人:白黒写真で、服と顔の濃い所の差を数える

鏡の3回で唇と眉に割れた人、そもそもどこに目が行ったのか分からなかった人は、白黒写真で測ります。色を抜くと、鮮やかさの差が消えて、濃さの差だけが残ります。この差がそのまま浮き方の大きさです。

撮り方は次のとおりです。

  1. 窓に向かって立ち、胸から上を正面から撮る。ズームは使わず、腕を伸ばした距離で
  2. スマホの編集でモノクロにする。明るさやコントラストは触らない
  3. 服の首元の濃さ、唇の濃さ、眉の濃さを見比べる

濃さは、白から黒までを5段に分けて数えます。いちばん明るい白を1、いちばん暗い黒を5とします。服が3なら、唇と眉がそれぞれ何段離れているかを数えてください。

服との差見え方直すか
0〜1段なじんでいる直さない
2段近くで見ると目立つが、2mでは気にならない気になるときだけ直す
3段以上2mでも最初に目が行く直す

唇と眉の両方が3段以上離れていたら、差の大きいほうから直します。同じ段数なら、眉から直してください。眉は顔の上の方にあって目に近いので、同じ差でも目立ちやすいからです。

白黒にしても唇がほとんど浮いていないのに、カラーで見ると唇が浮く人がいます。この場合は濃さではなく鮮やかさの差なので、唇の章のやり方で、色の強さだけを半分にします。逆に、カラーでは分からないのに白黒にすると眉だけが黒く残る人は、眉の章のやり方です。

それでも決まらない人は、片方だけ直して1日過ごしてください。夜に鏡から2m離れて、朝と比べてどうだったかを見ます。翌日はもう片方だけ直して同じことをします。2日比べて、楽に見えたほうを残します。両方とも変わらなければ、浮いているのはメイクではなく、首元の服の面積です。次の章に進んでください。

服の側で寄せる場合:首元に明るい色を1枚挟む

メイクを変えたくない人、仕事の日はメイクを変えにくい人は、服の側で差を埋めます。くすみカラーの服と顔の間に、中間の明るさを1枚挟むやり方です。

くすみピンクのカーディガンの襟元から、白に近い淡い桜色のインナーがのぞいている首元から膝までの着こなし
くすみカラーと顔の間に、同じ色みでいちばん明るい色を幅3cm以上挟むと、唇や眉だけが浮いて見えにくくなる

挟む色は、服と同じ色みで、いちばん明るい色です。くすみピンクの服なら白に近い桜色、グレージュなら生成り、くすみブルーなら白に近い水色、セージグリーンなら灰みの白です。首元に幅3cm以上見えていれば効きます。

インナーで挟めない服なら、マフラーやストールを首に1周させて、顔に近い側に明るい色が来るようにします。耳たぶに小さな明るいアクセサリーを足すのも同じ働きをします。

逆に、顔から遠い場所にくすみカラーを移すやり方もあります。くすみカラーをボトムスやコートの裾に回し、顔まわりは白や明るい無地にする。こうすると、メイクを一切変えずにくすみカラーを着られます。

くすみの色み別に、浮きやすいメイクと寄せる向き

くすみカラーといっても、色みによって浮きやすいメイクが違います。手持ちの服の色で見てください。

服の色浮きやすいもの寄せる向き
グレージュ・モカ青みの強いピンクの口紅、黒いアイライン口紅は茶みのあるローズへ、ラインは焦げ茶へ
くすみピンク鮮やかな赤やコーラルの口紅服と同じピンクの色みで、灰みのある方へ
セージ・くすみグリーン赤みの強い頬、黄みの強い茶の眉頬は量を半分に、眉は灰みの茶へ
くすみブルー・グレーオレンジ系の口紅、黄みの強いファンデーション口紅はローズ寄りへ、ファンデーションは首の色に合わせる

これは浮きやすい組み合わせの目安で、全部を替える必要はありません。2m離れて見て最初に目が行く場所が、この表の「浮きやすいもの」と一致していたら、そこだけを寄せてください。

昼と夜、屋内と屋外で浮き方が変わる人

朝の鏡では大丈夫だったのに、昼の外で写真を見たら唇が浮いていた、という人は、光で鮮やかさが変わっています。自然光の下では色が鮮やかに見え、黄色い照明の下では赤やオレンジがなじんで見えます。

外にいる時間が長い日は、窓際の自然光で測った結果に合わせます。屋内の照明の下で過ごす日は、照明の下でもう一度2m離れて見てください。浮き方が違ったら、その日いちばん長くいる場所の光に合わせます。

両方にいる日は、唇の色を一段控えめにしておくと外れにくいです。控えめにした唇は照明の下でも消えにくく、自然光の下でも浮きにくいからです。

眼鏡や髪色で浮き方が変わる人

眼鏡をかける人は、眼鏡をかけた状態で2m離れて見てください。黒い太めの枠は、眉と同じ働きをします。枠が黒いと、眉を明るくしても、目のまわりの黒さは変わりません。この場合は、眉を枠より半段明るくして、枠と眉が重なって一本の太い線に見えないようにします。

髪を明るく染めている人は、眉が髪より暗くなっていることが多く、くすみカラーの服を着ると眉だけが浮きます。眉の色を髪の根元ではなく、毛先の明るさに合わせてください。

逆に、髪が黒くて量が多い人は、顔の上にすでに濃い面があるので、眉を明るくしすぎると髪と眉の間に段差が出ます。眉は髪より半段明るい焦げ茶で止めて、それ以上明るくしないようにします。

まとめ

  • くすみカラーの服でメイクが浮くのは、服がにごった分、顔のいちばん濃い所・鮮やかな所が一人で目立つから
  • 鏡から2m離れて、3秒で最初に目が行く場所を3回見る。唇なら色の強さを半分に、眉や目元なら線を髪より半段明るくする
  • 顔ごと沈んだら、色ではなく艶を頬とまぶたの中央に戻す
  • 決まらないときは白黒写真で、服との差を5段で数える。3段以上離れているほうから直す
  • メイクを変えたくない日は、首元に同じ色みでいちばん明るい色を幅3cm以上挟む

よくある質問

Q. くすみカラーの服を着る日は、メイクもくすみ色にそろえるべきですか A. 全部そろえる必要はありません。そろえると顔ごと沈む人が多いからです。2m離れて最初に目が行く1か所だけを直し、残りはいつものままで構いません。

Q. リップの色を変えたくありません。服の側で何とかなりますか A. 首元に、唇と同じ色みでいちばん明るい色を幅3cm以上挟んでください。唇と服の間に中間の明るさが入ると、唇だけが飛び出して見えなくなります。

Q. 眉を明るくしたら、顔がぼやけて見えるようになりました A. 明るくしすぎています。眉色は髪の毛先より半段明るいところで止めます。それでもぼやけるなら色は戻して、眉頭の毛流れを立てて線を細く見せる方へ切り替えます。

Q. くすみカラーの服をやめたほうが早いでしょうか A. 顔から離れた場所なら、そのまま着て構いません。ボトムスやコートの下のほうにくすみカラーを回し、顔まわりを明るい色にすると、メイクを変えずに着られます。

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— メグラシ編集部

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