グレーと茶色が合わない|上下で隣り合うか、離れて置くかで直す

**グレーと茶色が合わないと感じたら、まず2色が体のどこで出会っているかを見てください。**ニットとパンツのように上下で隣り合っているのか、コートと靴のように体の上と下に離れて置かれているのかで、直す場所が逆になります。
上下で隣り合っているなら、境目で2色がぶつかっています。ベルトや中に着るシャツで、境目に白・生成り・黒などの第3の色を細く挟んでください。2色が切り離されて、それぞれが落ち着きます。
離れて置かれているなら、片方の色が1か所にしか無くて浮いています。間のどこかに、同じ茶色かグレーをもう1か所置いてください。2色が呼び合って、全身が1つの配色に見えます。**隣り合うなら切り離す、離れているならつなぐ。**これがこの記事の答えです。
結論:隣り合うなら挟み、離れているなら呼び合わせる
グレーは色みの無い色、茶色は赤みと黄みを含んだ色です。2色が並ぶと、グレーは茶色の横で少し青く、茶色はグレーの横で少し赤く見えます。この小さな差が、隣り合う場所ではぶつかりとして、離れた場所では片方の浮きとして出ます。
| 出会い方 | 上下で隣り合う | 離れて置かれる |
|---|---|---|
| よくある組み合わせ | ニットとパンツ・コートとスカート | コートと靴・コートとバッグ |
| 見え方 | 境目がちぐはぐ・上下が別の人の服 | 茶色の小物だけが浮く |
| 直す場所 | 境目に第3の色を細く挟む | 間にもう1か所同じ色を置く |
| 足すもの | ベルト・シャツの裾・中の1枚 | バッグ・マフラー・手袋 |
自分の組み合わせがどちらの列か分からないときは、次の章の確かめ方を使ってください。
確かめ方:2色の間に指を何本置けるか
鏡の前に立って、グレーの服と茶色の服の間の距離を見ます。2色が触れ合っている、または指1本分の隙間しか無いなら「隣り合う」側です。2色の間に、顔の長さ以上の別の色の面が入っているなら「離れて置かれる」側です。
迷いやすいのは、グレーのコートの裾から茶色のスカートが少し出ているような場合です。コートを着たまま外を歩く日が多いなら、見えている茶色の面積で判断してください。手のひらより小さければ離れて置かれる側、それ以上なら隣り合う側として扱います。
もう1つの確かめ方は、写真を撮って小さく縮めることです。縮めた写真で茶色が点に見えるなら離れて置かれる側、帯や面に見えるなら隣り合う側です。
もう1つ見ておきたいのは、グレーの素材です。毛羽立ちのある杢のグレーは、色が混ざって見えるぶん茶色との境目がやわらかく、つるりとした無地のグレーは境目がはっきり出ます。同じ組み合わせでも、無地のグレーのほうが「合わない」と感じやすいので、迷ったら素材も確かめてください。
上下で隣り合う人|境目で2色がぶつかる
グレーのニットに茶色のパンツ、グレーのジャケットに茶色のスカートのように、上と下で2色が接していると、境目の1本の線に目が集まります。そこでグレーの青みと茶色の赤みが並び、ちぐはぐに見えます。
この型の人は、2色を選び直す必要はありません。グレーと茶色はどちらも落ち着いた色なので、それぞれは整っています。足りないのは、2色の間の「区切り」だけです。
隣り合う人の直し方①|ウエストに細いベルトを1本
いちばん手軽なのは、境目に細いベルトを入れることです。ベルトの色は、黒・こげ茶・生成りのどれか。グレーのニットをパンツに前だけ入れて、ベルトを見せてください。

ベルトの幅は指1本から2本分で足ります。太いベルトを入れると、境目が帯になって3色の配色に見え、上下がかえって分かれます。パンツと同じ色のベルトを選ぶと、パンツが少し上まで伸びたように見えて脚が長く見えます。
隣り合う人の直し方②|中の1枚を裾か首元からのぞかせる
ベルトをしない服なら、ニットの下に白か生成りのシャツを着て、裾から指1本分のぞかせます。シャツの裾は、グレーと茶色の間に明るい線を1本引く役をします。
首元からのぞかせる方法もあります。グレーのニットの首元から白い襟を出すと、顔の下にも同じ白が1か所でき、裾と首元の2か所で白が呼び合います。上下の境目だけに白があるより、全身がまとまります。
隣り合う人の直し方③|明るさの差を1段広げる
挟むものが無い日は、2色の明るさの差を広げます。明るいグレーにこげ茶、濃いグレーにキャメルのように、片方を明るく、片方を暗くしてください。明るさの差が開くと、目は色みの違いより明るさの違いを先に読むので、ちぐはぐさが目立たなくなります。
同じくらいの明るさのグレーと茶色を上下に置くのが、いちばんぶつかります。中くらいのグレーに中くらいの茶色を合わせて困っている人は、どちらか1枚を濃いものか明るいものに替えるだけで直ります。
明るさの差を確かめるには、写真を撮って白黒にしてみてください。白黒にしたときにグレーと茶色がほとんど同じ灰色になるなら、明るさが近すぎます。はっきり違う灰色に分かれるなら、明るさの差は十分で、残っているのは色みの違いだけです。その場合は、ベルトか中の1枚で区切るほうが効きます。
離れて置かれる人|片方の色が1か所にしか無い
グレーのコートに茶色のブーツ、グレーのコートに茶色のバッグのように、2色が体の離れた場所にあるときは、ぶつかりは起きません。代わりに、茶色が全身の中で1か所にしか無いので、そこだけが浮いて見えます。
この型の人は、ブーツやバッグを黒に替えればいいと考えがちです。でも黒に替えても、今度は黒が1か所だけになります。替えるより、同じ色をもう1か所増やすほうが早く直ります。
増やす場所は、すでにある色から体の反対側です。足元に茶色があるなら首元か手元、首元に茶色があるなら足元か手元。同じ側に2つ並べると、そこだけが重くなって、反対側が空いたままになります。上下に1つずつ、または左右に1つずつと、離して置くのが基本です。
離れている人の直し方①|茶色をもう1か所、反対側に置く
茶色のブーツが足元にあるなら、体の上半分のどこかにもう1つ茶色を置きます。マフラー、バッグ、手袋、髪留めのどれかです。上と下に茶色が1つずつあると、目がその間を行き来して、グレーのコートの上に茶色が配られているように見えます。

足す茶色は、ブーツとまったく同じ色でなくて構いません。明るさが近ければ、同じ茶色の仲間として読まれます。こげ茶のブーツならこげ茶から中くらいの茶色まで、キャメルのブーツならキャメルからベージュまでが目安です。
離れている人の直し方②|グレーを小物に回す
逆の方法もあります。茶色のコートにグレーのバッグを合わせて浮くときは、グレーをもう1か所足します。グレーのマフラーやグレーの靴下を足元から少しのぞかせると、グレーが上下2か所になり、茶色の上にグレーが配られた形になります。
コートが大きな面積を持つ色、小物が小さな面積の色です。小さい側の色を2か所に増やすと覚えておくと、どちらの組み合わせでも迷いません。
3か所以上に増やす必要はありません。同じ色の小物が3つを超えると、そろえすぎた印象になり、今度は小物の色ばかりが目に入ります。2か所で足りないと感じたら、増やすより、小物の明るさをコートに近づけるほうが自然にまとまります。
顔の横で出会うとき|マフラーとコートの襟
グレーのコートの襟元に茶色のマフラーを巻くと、2色は顔のすぐ下で隣り合います。上下で隣り合う型と同じぶつかりが、顔のすぐそばで起きる形です。顔色まで悪く見えるのはこの場合です。

この場合は、マフラーをグレーと茶色の両方が入った柄か、灰みのある茶色にしてください。両方の色が1枚に入っていると、コートとマフラーの間の境目がやわらぎます。無地の茶色を巻きたいなら、コートの襟を立てずに寝かせ、2色の間に首の肌を少し残します。
髪の色も、顔の横で出会う色の1つです。髪が茶色い人がグレーのコートを着ると、髪とコートの襟が顔の横で隣り合います。この場合も考え方は同じで、襟元に白か生成りのマフラーを挟むと、髪の茶色とコートのグレーが切り離されます。黒髪の人は、髪がグレーとも茶色ともぶつからないので、この心配はいりません。
どちらとも取れるとき①|コートを着ると離れ、脱ぐと隣り合う
外ではグレーのコートと茶色の靴が離れていて、室内でコートを脱ぐとグレーのニットと茶色のパンツが隣り合う、という日があります。両方の型が1日の中に出てくる場合です。
この日は、室内の上下を先に整えてください。ベルトかシャツの裾で境目を区切っておけば、コートを着たときは茶色の靴とベルトが上下2か所になり、離れている側の直し方も同時に済みます。1つの手で2つの型が直る組み方です。
どちらとも取れるとき②|グレーも茶色も小物しかない
服は黒や紺で、グレーのバッグと茶色の靴だけを持つという場合、2色はどちらも小さく、離れて置かれています。この組み合わせは、合わないというより、小物が2色に分かれて全身がまとまらない状態です。
この場合は、どちらかの色を服の中にも1か所入れてください。グレーのバッグなら、グレーの靴下かグレーのインナー。茶色の靴なら、茶色のベルト。小物の色が服の中にもう一度出てくると、2色の小物がそれぞれ居場所を持ちます。
どちらとも取れるとき③|何をしても顔色が悪い
挟んでもつないでも、グレーと茶色を着た日は顔色が悪く見えるという人は、置き場所ではなく色そのものが肌と合っていない可能性があります。グレーの青みが強すぎるか、茶色の赤みが強すぎるかのどちらかです。
顔の横に、手持ちのグレーと茶色を1枚ずつ当てて、どちらで顔がくすむかを確かめてください。くすんだほうの色を顔から遠い下半身に回せば、組み合わせはそのままで顔色だけが戻ります。色そのものの相性を詳しく見たい人は、グレーとブラウンの相性で明るさと温度の合わせ方を確かめてください。
まとめ
グレーと茶色が合わないときは、2色が上下で隣り合っているか、離れて置かれているかを先に見ます。隣り合うなら境目にベルトやシャツで第3の色を細く挟み、離れているなら小さい側の色をもう1か所増やします。顔の横で出会うなら、両方の色が入ったマフラーで境目をやわらげてください。
顔に合うグレーを選び直したい人はグレーが似合う人を、茶色のニットで顔がくすむ人はブラウンのニットが似合わないを続けて読んでください。
よくある質問
Q. グレーのコートに茶色のブーツは合わないのでしょうか 茶色が足元の1か所にしか無いので、ブーツだけが離れて見えている状態です。バッグかマフラーのどちらかに、ブーツと近い茶色をもう1か所置くと、2色がつながります。
Q. グレーのニットと茶色のパンツが、なんとなくちぐはぐに見えます 上下で隣り合っているので、境目で2色がぶつかっています。ウエストに細いベルトを1本入れるか、ニットの裾から白や生成りのシャツを指1本分のぞかせてください。
Q. グレーと茶色の間に挟むなら、何色がいいですか 白・生成り・ベージュ・黒のどれかです。明るくしたいなら生成りかベージュ、締めたいなら黒を選び、手持ちの靴やバッグの色にそろえると全身がまとまります。
— メグラシ編集部





