モスグリーンのニットに合う色|髪が黒いか明るいかで下と靴を決める

**モスグリーンのニットに合う色は、髪の明るさで反対になります。**黒髪や暗い髪の人は、下と靴を明るくします。明るい茶やベージュ系の髪の人は、下と靴を暗くします。
理由は、ニットのすぐ上に髪が来るからです。黒髪の人は、髪とモスグリーンで上半身が暗くまとまり、下まで暗いと全身が沈みます。明るい髪の人は、髪とモスグリーンが中間の明るさで溶け合い、下まで中間だと全身がぼやけます。どちらも、上半身と下半身の明るさに段差をつければ直ります。
基準は、髪の明るさが6トーン以下か8トーン以上かです。黒髪から暗い茶色までは下をアイボリー・ベージュ・明るいグレーに、明るい茶色から上は下を黒・チャコール・濃い茶にしてください。7トーン前後の中間の人や、白髪・ハイライトがある人の決め方は後半で扱います。モスグリーンという色そのものが顔に合うかはモスグリーンが似合う人で見分けられます。
結論|暗い髪は下を明るく、明るい髪は下を暗く
| 見る所 | 黒髪・暗い髪(6トーン以下) | 明るい髪(8トーン以上) |
|---|---|---|
| 上半身で起きること | 髪とニットで暗くまとまる | 髪とニットが中間で溶ける |
| 下の色 | アイボリー・ベージュ・明るいグレー | 黒・チャコール・濃い茶 |
| 靴の色 | 中間の茶・グレージュ | 黒・濃い茶 |
| 首元に挟む色 | 白か生成りを細く | なくてよい。挟むなら濃い色 |
表は、どちらの側かを決めたら下と靴の明るさの向きを選ぶためのものです。色の名前はあくまで例で、同じ明るさなら別の色でも構いません。
先に見分ける|髪の明るさを紙1枚で測る
髪の明るさは、自分では暗めに見積もりがちです。白い紙を1枚使います。
- 昼間の窓際で、白い紙を髪の毛先の後ろに当てる
- 紙から少し離して、髪が「黒に近い」か「茶色と分かる」か「明るい茶」かを見る
- 黒に近い、または茶色と分かってもかなり暗いなら6トーン以下
- 一目で明るい茶やベージュ系と分かるなら8トーン以上
カラーをしてから時間がたった人は、根元と毛先で明るさが違います。顔のすぐ横に来る、耳の高さの髪で判断してください。
なぜ髪で答えが逆になるのか|ニットは髪とつながって見える
ニットは顔のすぐ下に来る服で、離れて見ると髪とひと続きの面として目に入ります。モスグリーンは、明るさで言えば中間よりやや暗い色です。
黒髪の人がモスグリーンのニットを着ると、髪の黒とニットの暗い緑が一つの暗い塊になります。ここに黒やチャコールのボトムスを合わせると、全身の明るさがほとんど同じになり、体の区切りが消えます。
明るい髪の人は逆です。明るい茶の髪とモスグリーンは、明るさの差が小さく、どちらも黄みを含むので境目が溶けます。ここにベージュやカーキのボトムスを合わせると、全身が中間の明るさで揃い、輪郭がぼやけます。
どちらも、上半身の塊と反対の明るさを下に置けば、全身に段差が戻ります。
黒髪・暗い髪の人|下はアイボリーから明るいグレー
黒髪の人の下は、明るい側の色から選びます。
- アイボリー・生成り:モスグリーンの黄みとつながりやすく、いちばん失敗が少ない
- ベージュ:やや黄みの強いものを選ぶと、モスグリーンとなじむ
- 明るいグレー:黄みのない冷たい色なので、全体がすっきりする
- 明るいブラウン:秋らしさを出したい日に。暗くなりすぎない明るさまで
目安は、ボトムスがニットより2段以上明るいことです。並べて目を細めたときに、色の差ではなく明るさの差がはっきり見えれば足ります。
デニムを合わせるなら、色落ちした明るい青か白を選んでください。濃い紺のデニムは、黒髪とモスグリーンに加わって重さが増えます。
黒髪・暗い髪の人|靴は中間の茶で上下をつなぐ
下を明るくしたら、靴は中間の明るさにします。黒の靴だと、足元だけが急に重くなり、明るいボトムスと切り離されて見えます。
- 中間の茶色の革靴やブーツ
- グレージュやトープのスエード
- 生成りやアイボリーのスニーカー
靴の明るさを、ボトムスとニットの間に置くと、全身の明るさが下に向かってなめらかにつながります。
黒髪・暗い髪の人|首元に白か生成りを細く挟む
黒髪とモスグリーンのニットが顔のすぐ下でつながると、顔まわりが暗く見えることがあります。
ニットの首元から、白か生成りのインナーを1cmほど見せると、顔とニットの間に明るい線が1本入ります。クルーネックなら丸首のインナーを、Vネックなら襟付きのシャツを下に着ると作りやすい線です。
この線があるだけで、下を少し暗めにしても全身が沈みにくくなります。黒のボトムスをどうしても使いたい日は、この首元の線と中間の茶の靴を組み合わせてください。
明るい髪の人|下は黒・チャコール・濃い茶
明るい髪の人の下は、暗い側の色から選びます。
- 黒:もっともはっきり締まる。モスグリーンが少し明るく見える
- チャコール:黒よりやわらかく、通勤にも使いやすい
- 濃い茶・こげ茶:秋らしさを残しながら、全身を締める
- 濃い紺:冷たい色で、モスグリーンの黄みとの対比が出る
目安は、ボトムスがニットより2段以上暗いことです。黒髪の人と同じく、色ではなく明るさの差を見てください。
ベージュやカーキのボトムスを合わせたい日は、ニットの上に暗い色の上着を羽織るか、暗い色のベルトを1本入れると、中間の明るさが分かれます。
明るい髪の人|靴も暗い色で揃える
下を暗くしたら、靴も暗い色で揃えます。黒のパンツに明るい靴を合わせると、足元だけが浮き、全身の縦の線が途切れます。
- 黒か濃い茶の革靴、ショートブーツ
- 濃いグレーのスニーカー
ボトムスと靴の明るさを揃えると、下半身が1本の暗い柱になり、明るい髪とモスグリーンの上半身がその上に乗る形になります。
明るい髪の人|首元は何もなくてよい
明るい髪の人は、髪とニットの間にもともと少し明るさの差があるので、首元に線を足す必要はあまりありません。
顔まわりがぼやけると感じるときは、白ではなく、濃い色の細い線を足します。ニットの下に黒か濃い茶のハイネックを重ねると、髪とニットの間が締まります。白を挟むと、明るい髪・白・モスグリーンが全部中間から明るい側に寄り、かえってぼやけます。
どちらとも取れるとき①|髪が7トーン前後の中間
6トーンと8トーンの間にいる人は、下と靴のどちらか一方だけを、反対の明るさに振ります。
- 顔まわりを明るく見せたい日:下を明るい色、靴を暗い色
- 全身を引き締めたい日:下を暗い色、靴を明るい色
上半身・下・靴の3か所のうち、2か所を同じ明るさに揃え、1か所だけ外すと、中間の髪でも段差が生まれます。
どちらとも取れるとき②|白髪やハイライトがある
白髪や細いハイライトが混ざると、遠くから見た髪の明るさは、根元の黒より明るくなります。
判断は、3m離れて撮った写真で行います。写真の中で髪が明るく見えれば明るい髪の側、黒っぽく見えれば黒髪の側です。近くの鏡で見る白髪の量より、離れて見たときの髪全体の明るさで決めてください。
白髪が髪全体の3割前後で、写真でも判断がつかないときは、①の中間の人と同じく、下か靴の片方だけを反対の明るさに振ります。
どちらとも取れるとき③|ニットの緑が明るいか暗いか
同じモスグリーンでも、明るいものから深いものまで幅があります。ニットの緑が明るめなら、黒髪の人でも上半身の暗さは弱まり、明るい髪の人では溶けやすさが強まります。
迷うときは、ニットを髪の横に当て、髪とニットのどちらが明るいかを見ます。ニットのほうが明るいなら明るい髪の側の答えを、ニットのほうが暗いなら黒髪の側の答えを使ってください。
上着を重ねる日の考え方
秋冬は、モスグリーンのニットの上にコートやジャケットを重ねる日が多くなります。上着を着ると、髪のすぐ下に来るのはニットではなく上着の襟です。
上着の色が、ニットと同じ側の明るさなら、この記事の答えはそのまま使えます。上着が反対の明るさなら、上着が段差の役目を果たすので、下と靴はニットではなく上着に合わせて決め直します。モスグリーンのコートを着る日の合わせ方はモスグリーンのコートに合う色、ボトムスとして使う日はモスグリーンのボトムスに合う色で扱っています。
小物とバッグの色の置き方
下と靴が決まったら、バッグやマフラーなどの小物は、全身の段差を崩さない明るさにします。
黒髪の人は、下と靴で全身を明るい側に寄せているので、小物は靴と同じ中間の茶か、下と同じ明るい色に揃えます。黒い大きなバッグを持つと、腰の高さに暗い塊がもう1つ生まれ、上半身の暗さとつながって重く見えます。
明るい髪の人は、下と靴が暗いので、バッグも暗い色に揃えると全身が引き締まります。顔まわりに少し明るさを足したい日は、マフラーだけを生成りやベージュにして、顔の近くに置いてください。暗い下半身と明るい顔まわりの間に、モスグリーンのニットがちょうど中間の明るさとして収まります。
どちらの側でも、小物の色は1色か2色までに絞ります。モスグリーンは他の色とぶつかりにくい色ですが、小物の色が増えると、せっかくつけた明るさの段差が見えにくくなります。
朝の鏡で確かめる手順
- 耳の高さの髪を見て、6トーン以下か8トーン以上かを思い出す
- 暗い髪なら下を明るく、明るい髪なら下を暗くする
- 靴は、暗い髪なら中間の茶、明るい髪なら下と同じ暗さにする
- 暗い髪の人は、首元に白か生成りが1cm見えているかを確かめる
- 2〜3歩下がり、目を細めて、上半身と下半身の明るさが分かれて見えるかを確かめる
モスグリーンのニットは、合わせる色を間違えなければ、秋冬に何度でも着られる1枚です。色の名前で探すより、髪とニットがつくる上半身の明るさを先に見て、その反対を下に置いてください。
よくある問い
- Q. モスグリーンのニットには、何色のボトムスが合いますか
- 髪の明るさで決めてください。黒髪や暗い茶色の髪なら、アイボリー、ベージュ、明るいグレーのように明るい色が合います。明るい茶色やベージュ系の髪なら、黒、チャコール、濃い茶のように暗い色が合います。上半身と下半身の明るさに段差をつけるのが目的です。
- Q. モスグリーンのニットに黒のパンツは合いませんか
- 明るい髪の人にはよく合います。黒髪の人が合わせると、髪・ニット・パンツの3つがすべて暗くなり、全身が重く沈みます。黒髪で黒を使いたい日は、ニットの首元に白か生成りのインナーを1cmほど見せ、靴を中間の茶にすると重さが分かれます。
- Q. モスグリーンのニットを着ると顔色が悪く見えます
- 髪の明るさとは別に、肌の黄みとモスグリーンの黄みが重なっている可能性があります。首元に白か生成りの線を1本挟むと、顔とニットの間に区切りができて黄みが和らぎます。肌の黄みでの選び方は、モスグリーンのコートの記事で詳しく扱っています。
- Q. 白髪が増えてきました。どちらに合わせればいいですか
- 顔の近くで見たときに、白髪の明るさが目立つかどうかで決めます。白髪が髪全体の3割を超え、髪全体が明るく見えるなら明るい髪の側、まだ黒髪の印象が強いなら黒髪の側に合わせます。どちらとも言えない場合の決め方は、本文の後半で扱っています。
— メグラシ編集部





