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黒が似合う人 小柄|重く見えるのが上か下かで黒の置き場所を分ける

メグラシ編集部//読了 11分
小柄な女性が黒のVネックニットにライトグレーのパンツを合わせ、駅の通路を歩いている

**黒が似合うと言われたのに、小柄な自分が黒を着ると重く見える。**その原因は色ではなく、黒の塊の長さです。黒をやめる必要はありません。

全身を写真に撮って、ひと続きの黒が身長の6割を超えていたら、それが重さの正体です。重く見える場所が顔まわりなら黒を首から指3本離し、脚なら足首か靴のどちらかを黒以外にし、全身ならコートの裾から下に頭ひとつ分の脚を見せてください。

この記事は、黒が顔に合っている人を前提にしています。黒を顔に当てると沈む、きつく見えるという人は、先にネイビーと黒どっちが似合うかを確かめてから戻ってきてください。

結論|黒は減らさず、端の位置を動かす

小柄な人が黒で重く見えるとき、多くの人は黒を明るい色に替えようとします。けれど黒が顔に合っているなら、替えると今度は顔がぼやけます。動かすのは色ではなく、黒が始まる場所と終わる場所です。

背が高い人は、同じ長さの黒を着ても身長に対する割合が小さくなります。小柄な人は同じ服でも割合が大きくなるので、黒の塊が体のほとんどを覆ってしまいます。重く見えるのは体ではなく、黒の割合です。

だから答えは、重く見える場所によって3つに分かれます。上が重い、下が重い、全身が重い。まずどれに当たるかを見分けます。

写真1枚で、どこが重いかを見分ける

鏡ではなく写真を使います。鏡は顔に目が行くので、全身の割合が分かりにくいからです。

  1. 黒をいちばんよく着る日の服で、全身を正面から撮る。スマホは胸の高さで構え、頭から靴まで入れる
  2. 写真の上で、ひと続きになっている黒の上端と下端に指を置く
  3. その長さが、頭のてっぺんから靴の底までの何割かを見る

6割を超えていたら、黒が長すぎます。次に、黒の上端がどこにあるかを見ます。あごのすぐ下まで黒が来ているなら「上が重い」、黒の下端が床まで続いているなら「下が重い」、上端も下端も外に出ていないなら「全身が重い」です。

上が重い人|黒を首から指3本離す

黒のタートルネックや、首の詰まった黒のニットを着たときに重く見える人です。小柄な人は顔から肩までの距離が短いので、黒が首まで来ると、顔のすぐ下から黒の面が始まります。

直し方は、黒の上端を下げることです。あごの下に指を横に3本当てて、その下から黒が始まるようにします。

  • Vネックかボートネックの黒にする
  • 黒のタートルを着るなら、上に白や生成りのシャツの襟を出す
  • 首元にグレーやベージュのストールを、指3本分の幅で見せる

黒の量は変わっていません。顔と黒のあいだに肌か明るい色が入るだけで、頭から肩までが1つの塊に見えなくなります。

下が重い人|足首か靴のどちらかを抜く

黒のパンツに黒のタイツ、黒のブーツを合わせたときに重く見える人です。腰から床まで黒がつながると、下半身が1本の太い柱に見えます。小柄な人はこの柱の長さが身長に対して長くなるので、足元に重心が落ちます。

直し方は、黒の下端を床から離すことです。足首と靴のうち、どちらか1か所を黒以外にします。

  • 黒のパンツなら、くるぶしが見える丈にして、靴をグレーかブラウンにする
  • 黒のスカートなら、タイツをチャコールかベージュに替える
  • ブーツを黒のままにするなら、ボトムスを黒以外にする

3か所とも抜く必要はありません。1か所抜けば、柱が途中で切れます。

全身が重い人|コートの裾から下に頭ひとつ分を見せる

黒のロングコートを着たときに、全身が覆われて見える人です。冬の外出でいちばん多い相談がこれです。

目安は、コートの裾から床までの長さです。立った写真で、裾から靴の底までが頭ひとつ分より短いなら、黒の塊が長すぎます。

  • コートの丈を膝下10cmほどにする
  • 丈を変えられないなら、裾の下に見えるボトムスと靴を黒以外にする
  • 前を開けて着て、内側の明るい色を縦に1本見せる

前を開けるのは、小柄な人にとっていちばん手軽な方法です。黒の面が左右2枚に分かれ、そのあいだに縦の線ができます。

どちらとも取れる場合|上も下も重い気がする人

写真を見ても、上が重いのか下が重いのか決められない人がいます。その場合は、黒の上端と下端のどちらが顔に近いかで決めてください。顔に近いほうから先に直します。

理由は、人は全身を見るときに、まず顔を見て、そこから下に目を動かすからです。顔のすぐ下で黒が始まっていると、最初に目に入るのが黒の面になります。下を直しても、第一印象の重さは残ります。

それでも決められない人は、次の順に1か所ずつ試してください。

  1. 首元に指3本分の明るい色を入れて撮る
  2. 次に、靴だけを黒以外にして撮る
  3. 2枚を並べて、軽く見えたほうを残す

1枚ずつ変えるのが大事です。首元と靴を同時に変えると、どちらが効いたか分からなくなり、次に服を選ぶときに使えません。

もう1つ、迷う人に多いのが「黒のワンピース」です。ワンピースは上端も下端も1枚の中にあるので、上と下のどちらかではなく、ウエストで黒を切るのが早道です。黒以外のベルトを締めるか、明るい色のカーディガンを肩に掛けて、黒の面を上下に分けてください。

髪が黒い人と明るい人で、黒の距離が変わる

首から指3本、という目安は、髪の色で少し変わります。

髪が黒くて肩より長い人は、髪と服の黒がつながりやすいので、距離を指4本に広げてください。髪を後ろでまとめるだけでも、首が見えて塊が切れます。

髪が明るい茶色の人は、髪と黒のあいだにすでに色の差があるので、指2本でも重く見えにくくなります。髪と黒の関係は黒が似合う女性の髪・眉・瞳の黒の量でも詳しく扱っています。

黒の素材で、重さは変わる

同じ黒でも、表面によって重さが違います。小柄な人が気をつけたいのは、厚手で起毛した黒です。

起毛した黒は光を吸うので、面がいっそう濃く見えます。厚手のフリースや毛足の長いニットを黒で選ぶと、同じ長さでも重く見えます。

逆に、薄手で目の詰まったニットや、少し艶のある生地は、光を返すので黒が軽く見えます。全身黒にするなら、上と下で表面を変えて、境目を1本作ってください。素材ごとの違いは黒が似合う人の素材選びにまとめています。

黒を減らさずに軽くする順番

手持ちの黒を減らしたくない人は、次の順で試すと、買い足しが最小で済みます。

  1. 着方を変える(前を開ける、首元をあける、裾をまくる)
  2. 小物を変える(靴、タイツ、ストールのうち1つ)
  3. 1枚だけ替える(顔に近い1枚を、チャコールかネイビーに)

1と2で軽くなれば、黒の服はそのまま使えます。3に進むのは、1と2をやっても写真で重く見えるときだけです。

小物の黒は、顔から遠いほど自由に使える

バッグや靴、ベルトの黒は、顔から遠いので重さになりにくい場所です。黒の服を減らしたぶん、小物で黒を足しても全体は重くなりません。

ただしバッグは例外があります。小柄な人が大きな黒のバッグを肩に掛けると、バッグの面が胴の半分近くを覆います。肩掛けにするなら、バッグの縦の長さを胴の半分以下にしてください。

黒の代わりを選ぶ前に

黒を何色かに替えたくなったときも、替えるのは顔に近い1枚だけで十分です。替える色は、顔が沈む人ならチャコール、顔が黄ばむ人ならネイビー、という分け方が目安です。

全身を黒以外に替えると、黒が似合う人の場合は顔の輪郭がぼやけます。黒が似合うというのは、顔の近くに濃い色を置いたときに顔が締まる、ということだからです。その利点は残してください。全身を黒でまとめたい人は、全身黒が似合う人の重ね方も参考になります。

場面で変わる黒の長さ|座る日と歩く日

同じ服でも、立っている時間が長い日と座っている時間が長い日では、黒の見え方が変わります。小柄な人ほど、この差が大きく出ます。

座る日は、上半身しか見られません。机をはさんで話す仕事の日や、食事の席では、相手に見えるのは胸から上だけです。この日に気をつけるのは上端だけで、首元に指3本の明るい色があれば、下が全部黒でも重くは見えません。黒のパンツと黒の靴をそのまま使えます。

歩く日は、全身が遠くから見られます。駅や街なかでは、相手は数メートル先から頭から足までを一度に見ます。この日は下端を気にしてください。足首か靴のどちらかを黒以外にして、柱を途中で切ります。

両方ある日、たとえば移動して会議に出る日は、上着で切り替えるのが手軽です。黒のコートで移動して、席では脱いで明るい色のトップスを見せる。逆に、明るい色のコートで移動して、席では黒のニットにする。どちらでも、その場面で見られる範囲の黒が6割を超えなければ十分です。

子どもや年上の人と並ぶ日

写真に一緒に写る相手によっても、黒の重さは変わります。背の高い人と並ぶと、小柄な人の黒は面積が小さく見えるので、重さは気になりにくくなります。逆に、小さな子どもと並ぶと、黒の面が写真の中で目立ちます。

行事や家族の集まりで写真に残る日は、黒を上下どちらかに寄せて、もう一方を明るくしておくと、並んだときに浮きません。

集合写真は、前の列に座るか、後ろの列に立つかでも変わります。前の列に座るなら上端だけを、後ろの列に立つなら上半身しか写らないので、やはり上端だけを気にすれば足ります。全身が写るのは、端に立つときです。

外れ方の早見

重く見える場所写真で見えること動かす場所
上黒の上端があごのすぐ下首元を指3本あける
下黒の下端が床まで続く足首か靴のどちらか1つ
全身コートの裾から床まで頭ひとつ分以下丈を上げるか、前を開ける
決められない上も下も重い顔に近いほうから1か所ずつ

表は見分けの軸を並べただけです。どこを動かすかは、写真で自分の黒の端を確かめてから決めてください。黒のニットで下の色に迷う人は黒ニットコーデの下の色と素材も合わせて読むと、組み合わせが決めやすくなります。

よくある問い

Q. 小柄でも黒のロングコートは着られますか
着られます。目安は、コートの裾から下に見える脚と靴の長さです。立った姿を写真に撮って、裾から床までが頭ひとつ分より短いなら、黒の塊が長すぎて重く見えます。丈を膝下10cmほどまで上げるか、裾の下に明るい色のボトムスや靴を見せてください。
Q. 黒が似合うなら、全身黒でも大丈夫ですか
顔が黒に負けない人でも、小柄だと黒の面積がそのまま重さになります。全身黒にするなら、上と下で素材を変えて、境目を1本作ってください。マットなニットに艶のあるボトムス、のように表面が違うと、同じ黒でも塊が2つに分かれて見えます。
Q. 黒をネイビーやチャコールに替えたほうがいいですか
替える前に、黒の置き場所を動かしてください。置き場所を変えても重いときだけ、顔に近い1枚をチャコールかネイビーに替えます。顔から遠い脚や靴は黒のままで構いません。
Q. 黒い髪だと、黒の服はさらに重く見えますか
髪と服の黒がつながると、頭から肩までが1つの塊になります。髪が胸まであって黒いなら、首元に黒以外の色を指3本分はさむか、髪を後ろでまとめて首を見せてください。

— メグラシ編集部

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