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アイボリーとオフホワイトどっちが似合う|顔が黄ばむか青白いかで分ける

メグラシ編集部//読了 9分
窓辺の木の椅子の背に、黄みのある白のニットと灰みのある白のニットが重ねて掛けてある

**顔の下に2枚当てて、あご下と小鼻の脇が黄ばむ人はオフホワイト、頬が青白く冷える人はアイボリーを選んでください。**どちらも「真っ白より落ち着いた白」ですが、白から離れる向きが逆です。アイボリーは白に黄みを足した色、オフホワイトは白にわずかな灰みを足した色なので、片方で顔がなじむ人は、もう片方で崩れることがあります。

どちらを当てても顔が変わらない人は、色の差では決まりません。その場合は表面の艶で選びます。反対に、どちらを当てても顔が負ける人は、白そのものを顔から離す着方に切り替えてください。

判定は30秒で終わります。用意するのは、手持ちの白っぽい服を2枚と、白いコピー用紙1枚と、窓の光です。以下、どちらに当たるかを先に決めて、その章だけ読めば足ります。

結論:黄ばむならオフホワイト、冷えるならアイボリー

まず、2色の違いを比べる軸だけ並べます。売り場の色名は揺れるので、名前より「白い紙と並べたときにどちらへずれて見えるか」で見分けてください。

比べる軸アイボリーオフホワイト
白い紙と並べたとき紙より黄色く見える紙より少し暗く、灰色に見える
顔の下で起きやすいこと肌の黄みを足す肌の黄みを抑え、赤みを残す
向いている人白で頬が冷える・唇の色が抜ける人白で黄ばむ・くすむ人
なじみやすい手持ちの色茶・ベージュ・カーキ黒・紺・グレー

表の3行目だけ覚えておけば足ります。真っ白で困ったときの症状が「冷える」ならアイボリー、「くすむ」ならオフホワイトです。症状が出ないなら、どちらも着られます。

見分ける:顔の下に2枚当てて、あご下を見る

窓に向かって立ち、天井の照明は消してください。照明の色が混ざると、黄みと灰みの差が消えます。鏡は顔から40〜50cm離して置き、近づきすぎないようにします。

1枚目を、鎖骨の下からあごの下まで覆うように当てます。見るのは顔全体ではなく、あご下の影、小鼻の脇、唇の3か所です。5秒見たら外し、2枚目を同じ位置に当てて、同じ3か所を見ます。これを2回繰り返します。

窓辺で、黄みのある白と灰みのある白の2枚のニットを手に持ち、見比べている女性の手元
2枚は同じ位置に交互に当てる。顔全体ではなく、あご下の影と唇の色だけを比べる

あご下の影が黄土色に寄ったほうが、自分の肌の黄みを足しすぎている色です。唇の色が薄くなって、頬が白く平らに見えたほうが、自分の肌から血色を奪っている色です。2回とも同じほうで同じことが起きたら、それが答えです。1回目と2回目で入れ替わったら、どちらでも大きな差がない人なので、後ろの「どちらでも変わらない人」の章へ進んでください。

境目を測る:白い紙との差が大きいほうを疑う

服の色が本当にアイボリー寄りか、オフホワイト寄りかが分からないときは、白いコピー用紙を服の上に半分重ねてください。紙の白と比べて、黄色く見えればアイボリー寄り、暗く灰色に見えればオフホワイト寄りです。

ここで差が小さいものは、顔の下でも差が出にくい服です。判定に使うなら、紙と並べてはっきり差が分かる2枚を選んでください。差のない2枚で比べても、答えは出ません。

もう1つの目安は、自分の手の甲を紙の上に置いたときの見え方です。手の甲が紙に対して黄色く見える人は、アイボリーで黄みが重なりやすい側です。赤く見える人は、オフホワイトで赤みが残りやすい側です。ただしこれは当たりをつけるためのもので、最後は顔の下で決めます。

黄ばむ人:オフホワイトを顔の近くに

アイボリーで黄ばむ人は、肌にもともと黄みがあり、そこへ服の黄みが重なって、あご下の影が濁って見えています。オフホワイトのわずかな灰みは、その黄みを打ち消す側に働くので、顔の下に置くと影が澄んで見えます。

トップス、マフラー、シャツの襟など、顔から20cm以内に来るものはオフホワイトにしてください。アイボリーを着たいときは、ボトムスやコートの裾など、顔から離れた場所に回せば問題ありません。

灰みのある白のタートルネックニットに濃いグレーのパンツを合わせた女性の、鎖骨から膝までの着姿
黄ばむ人は、顔の近くを灰みのある白にして、下を濃い色で締めると白の面がくすまない

注意したいのは、オフホワイトの中でも灰みが強すぎるものです。紙と並べてはっきり灰色に見えるほど暗いものは、顔の黄みは抑えても、肌全体を暗く見せます。紙と並べて「少し落ち着いた」程度のものを選んでください。

青白くなる人:アイボリーを顔の近くに

オフホワイトで頬が冷えて見える人は、肌の黄みが少なく、服の灰みが肌から血色を奪っています。唇の色が抜け、頬の高い位置が平らに見えるのが特徴です。アイボリーの黄みは、その抜けた血色を補う側に働きます。

顔の近くにはアイボリーを置き、オフホワイトはボトムスや小物に回してください。アイボリーを選ぶときは、紙と並べて黄色がはっきり見えるものより、うっすら温かみを感じる程度のものが合います。黄みが強すぎると、今度は顔の白さと服の黄色が離れて、服だけが浮きます。

青白くなる人は、唇の色で補うのも効きます。オフホワイトしか手元にない日は、いつもより少し血色のある口紅を選ぶだけで、冷えた印象は半分ほど戻ります。

どちらでも変わらない人:色ではなく艶で選ぶ

2回比べて答えが入れ替わった人、どちらでも差が分からなかった人は、黄みと灰みのどちらにも強く反応しない肌です。この場合、色の名前で迷う必要はありません。代わりに、生地の艶で選んでください。

顔に艶がある人、つまりおでこや頬の高い位置に光が乗りやすい人は、マットな生地の白が合います。光る生地を重ねると、顔と服の両方が光って、全体がのっぺり見えるからです。顔がマットな人は、少し艶のあるシャツ地やなめらかな編みの白を選ぶと、顔の近くに光が入って明るく見えます。

それでも決められないときは、手持ちの服に合わせて選びます。黒と紺が多いならオフホワイト、茶とベージュが多いならアイボリーです。手持ちとなじむほうを選べば、着る回数が増えます。

どちらでもおかしい人:白を顔から離す

どちらを当てても、顔より服に目が行く人がいます。白の面が明るすぎて、顔の色や形が負けてしまうのです。髪や眉が暗く、肌と髪の明るさの差が大きい人に多く見られます。

この場合は、色を選び直すのではなく、白を置く場所を変えてください。白は顔から20cm以上離れた場所、つまりパンツ、スカート、コートの下半分に回します。首元には、髪や眉の色に近い濃い色を1枚入れます。濃い色の襟が、顔と白の面の間の緩衝材になります。

トップスで白を着たい日は、襟ぐりを開けてください。Vネックや開きの大きい形にすると、首元に肌が見える面積が増え、白の面が顔から下がります。白のシャツなら、上のボタンを2つ開けて、襟を後ろに少し倒すだけでも違います。

冬の厚い生地は、白の向きを一段強く見せる

同じアイボリーでも、ニットで着るとシャツより黄色く、オフホワイトもニットで着ると灰色に見えます。凹凸のある生地は、凹みに影ができて、色が一段濃く見えるからです。

黄みのある白の太い畝編みニットの表面を斜めから写した接写。凹みに影が落ちている
編み目の凹みに落ちる影が、白の黄みや灰みを濃く見せる。厚手ほど一段弱い色を選ぶ

そのため、薄手のシャツで似合うと分かった色を、冬にニットやウールのコートで買うときは、一段弱い側を選んでください。アイボリーが合う人なら、売り場でやや白に近いアイボリーを。オフホワイトが合う人なら、灰みが控えめなものを選びます。

起毛した生地やボア、ダウンのように表面に毛足があるものは、光を散らすので、逆に色が明るく柔らかく見えます。これらは色の向きの差が出にくいので、迷ったら手持ちの服との合わせで選んでかまいません。

合わせる色:手持ちの黒・紺・茶・グレーで選ぶ

アイボリーとオフホワイトは、隣に置く色でも見え方が変わります。黒や紺と並べると、オフホワイトはすっきりと明るく、アイボリーは黄みが目立って少し古びて見えます。茶やベージュと並べると、アイボリーは自然になじみ、オフホワイトは灰みが浮いて冷たく見えます。

床の上に黄みのある白のニット、こげ茶の革のバッグ、ベージュのウールのパンツが重なって置かれている
茶やベージュの隣ではアイボリーがなじみ、灰みのある白だと浮いて見える

グレーは、明るさで変わります。明るいグレーの隣では、オフホワイトは同じ系統にまとまり、アイボリーは黄みが目立ちます。濃いチャコールの隣では、どちらも明るく引き立ちます。

顔で決めた色と、手持ちの色が合わないときは、顔の近くを優先してください。顔の下に来るトップスとマフラーは顔で決めた色にし、ボトムスや靴で手持ちの色に寄せれば、全体がちぐはぐになりません。

髪色が明るい人、暗い人

髪を明るい茶色に染めている人は、アイボリーが髪の色となじみやすく、顔まわりが柔らかくまとまります。ただし、髪に黄みが強い人がアイボリーを顔の近くに置くと、髪・服・肌の3つが同じ方向に寄って、全体がぼやけることがあります。その場合はオフホワイトにして、髪との間に少し差を作ってください。

髪が黒や暗い茶色の人は、オフホワイトのほうがすっきりまとまりやすくなります。アイボリーを着ると、暗い髪と黄みのある白の差で、白だけが浮いて見えることがあるからです。アイボリーを着たいときは、ボトムスに回すか、首元に髪色に近い濃い色を1枚入れてください。

40代・50代で白が変わったと感じたら

以前はアイボリーで柔らかく見えていたのに、最近は黄ばんで見える、という相談はよくあります。肌の黄みや、頬や目の下の影が少しずつ深くなると、アイボリーの黄みがそこに重なりやすくなるからです。

この場合は、顔の下に当てる判定をもう一度やり直してください。以前と答えが変わっていたら、顔の近くだけを替えれば足ります。手持ちのアイボリーを手放す必要はありません。ボトムスやコートに回せば、これまでどおり着られます。

白髪が増えてきた人は、髪の白さとの関係も見てください。白髪の白に対して、オフホワイトは同じ系統になじみ、アイボリーは黄みの差が出ます。白髪をそのまま生かしている人は、オフホワイトのほうが全体がまとまりやすくなります。

売り場で確かめる3点

売り場では照明が強く、色の差が分かりにくくなります。買う前に、次の3点だけ確かめてください。

  1. 白い紙かレシートを服の上に重ねて、黄色く見えるか、灰色に見えるかを見る
  2. 鏡の前で、あご下まで当てて、影の色と唇の色だけを見る
  3. 手持ちの服で最も多い色を思い出し、その色の隣に置いたときになじむかを考える

1で向きが分かり、2で顔に合うかが分かり、3で手持ちと合うかが分かります。3つのうち2つがそろえば、その白は長く着られます。

白のコートとマフラーは、顔に近い面積で決める

冬に白を買うとき、いちばん迷いやすいのがコートとマフラーです。どちらも面積が大きく、顔のすぐ下に来るので、トップスより色の向きが強く出ます。

マフラーは、顔に最も近い場所に、最も大きな面で白を置くものです。ここだけは、顔の下で判定した答えを必ず守ってください。黄ばむ人がアイボリーのマフラーを巻くと、トップスがオフホワイトでも、顔のすぐ下で黄みが重なります。

コートは、襟の形で変わります。襟が大きく立つもの、首元まで閉じるものは、マフラーと同じ扱いにしてください。襟が開いて、中のトップスや首元が見えるものは、中の服で顔の近くを決められるので、コートの白は手持ちの服との合わせで選んで構いません。

まとめ

アイボリーとオフホワイトは、どちらも真っ白より落ち着いた白ですが、白から離れる向きが逆です。顔の下に2枚当てて、黄ばむ人はオフホワイト、青白く冷える人はアイボリーを顔の近くに置きます。

どちらでも変わらない人は艶で、どちらでもおかしい人は白を顔から離して着ます。厚い生地は白の向きを強く見せるので、冬は一段弱い側を選んでください。

白で困ったときの基本は、白い服が似合わない原因を髪と肌の差で見る記事に、ベージュでぼやける人はベージュが似合わない|ぼやけるか黄ばむかにまとめています。黄みと灰みの向きそのものを確かめたい人は、パーソナルカラーの自己診断の決め方から読んでください。

よくある問い

Q. アイボリーとオフホワイトは、どちらが無難ですか
無難な側は人によって逆になります。顔の下に当てて、あご下や小鼻の脇に黄みが浮く人にとってはオフホワイトが、頬が白く冷えて唇の色が抜ける人にとってはアイボリーが無難です。どちらでも変化がない人は、どちらを選んでも外れません。その場合は、合わせたい服の色で決めてください。黒と紺が多いならオフホワイト、茶とベージュが多いならアイボリーが手持ちになじみます。
Q. イエベならアイボリー、ブルベならオフホワイトと考えていいですか
おおむねその向きですが、そのまま当てはまらない人がいます。イエベでも肌の明るい人は、黄みの強いアイボリーで顔が黄ばむことがありますし、ブルベでも頬の赤みが強い人は、灰みの強いオフホワイトで赤みが目立つことがあります。診断名はあくまで最初の当たりにして、最後は顔の下に2枚当てたときの、あご下の影の色で決めてください。
Q. 白い服を着るといつも顔が負けます。どちらも諦めたほうがいいですか
諦める必要はありません。顔の近くに置かなければ、白はほとんどの人が着られます。パンツ、スカート、コートの裾側など、顔から20cm以上離れた場所に置き、首元には髪や肌になじむ濃い色を1枚入れてください。トップスで着たいときは、襟ぐりの詰まった形を避け、Vや開きのある形にして、肌が見える面積を増やすと白の面が顔から離れます。
Q. 同じアイボリーでも、ニットとシャツで印象が違います
生地の厚みと表面の凹凸で、同じ色でも見え方が変わります。ニットのように凹凸のある生地は、凹みに影ができるので、色が一段濃く、黄みも強く見えます。シャツのように平らな生地は光を返すので、一段明るく見えます。薄手のシャツで似合ったアイボリーをニットで買うときは、売り場で見て少し白に近いものを選ぶと、着たときの印象がそろいます。

— メグラシ編集部

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