似合う髪色診断|眉ペンシルの色と段数差で、明るさと色みを決める

あなたに似合う髪色の答えは、毎朝使っている眉ペンシルに半分書いてあります。
髪色の診断というと、肌の色や瞳の色から出すものが多いのですが、毎日見る鏡のなかで、髪と並んでいちばん目に入る「毛」は眉です。髪と眉が同じ人の色に見えていれば、髪色は顔に馴染みます。髪と眉が別々の明るさや色みに見えると、髪色そのものがきれいでも、顔だけが浮いて見えます。
このページでは、似合う髪色を2つに分けて決めます。
- 明るさ:眉の段数から、髪を何段まで離すか
- 色み:左右の眉に違う色のペンシルを描き分けて、どちらが馴染むか
どちらも、家の窓辺と鏡、手持ちの眉ペンシルでできます。最後に、眉が薄い人、濃い人、前髪で眉が隠れる人の分け方と、秋冬の退色を見込んだ選び方を書きます。
肌に近い布の色から髪色を考える方法はヘアカラーの色選び診断|秋冬のコートの襟に毛先をのせて決めるにまとめています。このページは、顔のなかの毛から決める回です。
結論:明るさは眉から何段離すか、色みは眉ペンシルの色で決める
先に答えを書きます。
- 眉の段数を測る(白黒写真で、髪の根元と眉の濃さを比べる)
- 髪は、眉から3段以内の明るさにする。そのまま馴染む上限が3段
- 4〜5段離したいなら、眉マスカラで眉を1〜2段明るくする手入れを毎朝足す
- 6段以上離すなら、眉の色を明るくする手入れを続ける前提で選ぶ
- 色みは、左右の眉に違う系統のペンシルを描いて、窓辺で3秒見る。目元がはっきりした側の色みに、髪を寄せる
髪の明るさは、染めた日からだんだん上がっていきます。そのため、染めた直後ではなく、4〜6週間後に眉から3段以内に収まる明るさを選ぶと、次に染めるまでのあいだずっと馴染みます。この見込み方も後半で書きます。
なぜ眉なのか|顔のなかで、いちばん髪に近い「毛」
人が顔を見るとき、目の次に見ているのは眉です。眉は目のすぐ上にあって、髪の生え際とも近い場所にあります。だから、髪と眉は1つの「毛の色」としてまとめて見られます。
肌の色や瞳の色から出す髪色の診断は、顔全体の色の調和を見るものです。眉からの診断は、それより狭く、髪と眉が同じ人の色に見えるかどうかだけを見ます。狭い分、答えがはっきり出ます。
もう1つ、眉からの診断がやりやすい理由があります。眉の色は、毎朝の眉ペンシルで、ある程度は自分で変えられることです。肌の色や瞳の色は変えられませんが、眉は1段明るくすることも、色みを寄せることもできます。だから、髪色が少しずれても、眉の側で寄せて戻せます。
段数の物差し|美容室の「明るさの段」の数え方
美容室では、髪の明るさを1から20くらいまでの段で数えます。数字が小さいほど暗く、大きいほど明るい数え方です。
目安として、染めていない髪は4〜5段くらいのことが多く、6〜7段で「少し明るくした」、8〜9段で「はっきり茶色」、10段を超えると「かなり明るい」と言われる明るさになります。人によって地毛の段数は違うので、これは目安です。
このページで「段」と書いているのは、この数え方です。眉も、同じ物差しで数えます。眉の地毛は、髪の根元と同じか、それより少し暗いことが多く、眉ペンシルで描くと、ペンシルの色の段数に寄っていきます。
段数を正確に知りたいときは、美容室で毛束の見本を眉に当ててもらうのがいちばん確かです。家でやるときは、次の白黒写真の方法で、おおよその段数を出してください。
眉の段数を測る|白黒写真で、髪の根元と並べる
用意するのはスマホだけです。いつも通りに眉を描いた状態で、窓のある部屋で、窓に顔を向けて正面から1枚撮ります。照明の下ではなく、昼間の窓の光で撮ってください。照明の色で、眉の色みが変わって見えるからです。
撮った写真を白黒にして、拡大します。見るのは次の2つです。
- 眉のいちばん濃い場所(眉頭から少し外側の、毛が集まっているところ)
- 髪の根元(分け目の、染めていない地毛が見えているところ)
眉と根元が同じ濃さなら、眉の段数は地毛と同じです。眉のほうが明るく見えるなら、眉は地毛より1〜2段明るく描けています。眉のほうが濃いなら、眉は地毛より暗い段数です。
次に、いまの髪の染めた部分(耳の横あたり)も同じ写真で見ます。眉と染めた部分の差が、いま何段離れているかの目安になります。差が大きくて段数がわからないときは、白黒写真のまま、眉と染めた部分のあいだに「何段階ありそうか」を、黒から白への階段を思い浮かべて数えてみてください。家でのこの測り方は誤差が出ますが、3段以内か、それを超えているかがわかれば、診断には十分です。
離してよいのは3段まで
眉の段数がわかったら、髪をどこまで明るくするかを決めます。境目は次の表の通りです。
| 眉と髪の差 | 見え方 | 毎朝の手入れ |
|---|---|---|
| 0〜2段 | 眉と髪が1つの毛の色に見える | いつもの眉のまま |
| 3段 | 髪がやや明るく、眉が締まって見える | いつもの眉のまま |
| 4〜5段 | 眉だけが暗く浮いて見えやすい | 眉マスカラで眉を1〜2段明るくする |
| 6段以上 | 髪と眉が別の人の色に見えやすい | 眉の色を明るくする手入れを続ける |
そのまま馴染む上限は3段です。3段までなら、眉は「髪より少し濃い、顔を締める線」として見えます。4段を超えると、眉が「髪とは別のもの」に見え始めて、目元に濃い線が2本浮いたような印象になります。
4段以上離すこと自体が悪いわけではありません。明るい髪色にしたいなら、そうしてかまいません。ただ、離すほど、毎朝の眉の手入れが1つずつ増えると考えてください。手入れを足せば馴染みますし、足さなければ浮きます。手入れを続けられるかどうかで、明るさの上限を決めるのが現実的です。
色みは、眉ペンシル2本を左右に描き分けて決める
明るさが決まったら、次は色みです。色みは、眉ペンシルで確かめます。
用意するのは、色みの違う眉ペンシルを2本です。手持ちに1本しかなければ、売り場の試し描き用を使うか、家族や友達に借りてください。2本は、次の3つの系統から、違う系統のものを選びます。
- 灰み寄り:グレーがかった茶、灰色に近い茶
- 黄み寄り:ふつうの茶、明るめの茶、黄みのある茶
- 赤み寄り:赤みのある茶、オレンジがかった茶
やり方は簡単です。左の眉を1本目、右の眉を2本目で描きます。描く量と形は、左右でできるだけそろえます。描き終わったら、窓のある部屋で鏡の前に立ち、3秒だけ顔全体を見ます。
見るのは眉そのものではなく、黒目と目のまわりがはっきり見えるのはどちら側かです。目元がはっきり見えた側のペンシルの色みが、あなたの顔に馴染む毛の色みです。反対側は、眉が目より先に目に入る、または眉だけが浮いて見えるはずです。
1回で差がわからなければ、顔を左右逆に向けて、もう一度3秒見ます。窓の光が左右どちらから当たっているかで見え方が変わるので、向きを変えて2回とも同じ側が勝てば、それが答えです。
ペンシルの色みと、髪の色みの対応
眉で勝った色みを、髪の色みに読み替えます。
| 眉で馴染んだ色み | 髪の色みの寄せ方 | 秋冬の具体的な方向 |
|---|---|---|
| 灰み寄り | 灰み・青みを含む色 | 灰みのある茶、灰みのベージュ、青みのある暗めの茶 |
| 黄み寄り | 黄みを含む色 | 黄みの茶、ベージュ、深い緑みの茶 |
| 赤み寄り | 赤みを含む色 | 赤みの茶、紅茶のような茶、赤みの濃い茶 |
ここで大事なのは、髪の色みは眉の色みと同じ系統にそろえることです。眉が灰み寄りで馴染む人が、髪を赤み寄りにすると、眉と髪の色みがぶつかって、明るさの差が3段以内でも浮いて見えることがあります。
ただし、ペンシルの色をそのまま髪にする必要はありません。同じ系統の中で、髪は少し深く、少し鮮やかにしてかまいません。眉は線、髪は面なので、同じ色にすると髪が平たく見えるからです。
例|3人の眉と髪の段数
眉からの診断のイメージがつかみやすいように、3人の例を書きます。
**1人目:眉は地毛のまま、根元と同じ5段。髪はいま9段。**眉と髪の差は4段です。美容室では明るくきれいに見えたのに、家に帰ると目元に濃い線が2本浮いて見える、という相談でした。白黒写真で見ると、眉だけが黒く締まり、髪は明るい面として離れていました。
この人は、髪を暗く戻すかわりに、眉マスカラで眉を6段ほどに明るくしました。眉と髪の差が3段に縮まり、目元の浮きが消えました。次に染めるときは、退色を見込んで、染めた直後を7段、4〜6週間後に8段になるくらいに選ぶと、眉マスカラ無しでも3段以内に収まります。
**2人目:眉はほとんど描いていて、いつも灰み寄りのペンシル。描いた眉は6段ほど。**髪を赤みの茶に染めたら、明るさの差は2段なのに、顔が赤っぽく浮いて見えるとのことでした。左右の眉を灰み寄りと赤み寄りで描き分けると、灰み寄りの側で目元がはっきりしました。
この人に合っていないのは明るさではなく、色みです。次に染めるときは、明るさはそのままで、灰みのある茶に寄せます。それまでのあいだは、眉を赤み寄りのペンシルに替えて、髪の色みに眉を合わせておくと、浮きがやわらぎます。
**3人目:眉が濃く太く、4段。髪を8段まで明るくしたい。**差は4段です。濃い眉は顔の線として強いので、4段離すと眉の存在が強く出すぎます。この人は、まず眉マスカラで眉を1段明るくして5段にし、髪を8段にしました。差が3段に収まり、濃い眉の印象もやわらぎました。
3人に共通しているのは、髪を変える前に、眉の側で1段寄せられないかを先に考えていることです。髪は染め直すのに時間もお金もかかりますが、眉は翌朝から変えられます。
眉マスカラで1段寄せるやり方
眉マスカラは、眉の毛の色を明るくしたり、色みを寄せたりするための、いちばん手軽な道具です。髪と眉の差を1〜2段縮めたいときに使います。
選ぶときは、髪と同じ系統の色みで、眉より1〜2段明るい色を選んでください。灰み寄りの髪なら灰みのある茶、黄み寄りなら明るい茶、赤み寄りなら赤みのある茶です。明るすぎるものを選ぶと、眉が白っぽく浮いて、逆に目立ちます。
塗り方は、毛の流れに逆らって1回、流れに沿って1回です。逆らって塗ると毛の根元まで色がつき、沿って塗ると表面が整います。眉頭は毛が立ちやすいので、最後に少しだけ上に向けて整えると、自然に見えます。
眉マスカラで寄せたあとは、白黒写真をもう一度撮って、髪との差が3段以内に縮まったかを確かめてください。毎朝の手入れに入れるかどうかは、2〜3日続けてみてから決めましょう。
照明で答えが変わるとき|窓辺・洗面所・職場
眉ペンシルの描き分けは、窓辺の昼の光で見るのがいちばん正確です。でも、家の洗面所や職場の照明の下では、違う側が勝つこともあります。
洗面所や部屋の電球色の照明は、黄みや赤みを強く見せます。この下では、黄み寄りや赤み寄りのペンシルが馴染んで見えやすくなります。白っぽい職場の照明は、灰みや青みを強く見せるので、灰み寄りのペンシルが馴染んで見えやすくなります。
判定は窓辺の答えを優先してください。そのうえで、いちばん長く過ごす場所の照明で、窓辺と違う側が勝つようなら、髪の色みは窓辺の答えにして、眉ペンシルの色みを過ごす場所に寄せる、という分け方ができます。髪は1色しか選べませんが、眉は場所に合わせて変えられます。
秋冬は日が短く、夕方以降の照明の下にいる時間が長くなります。帰り道や夜の集まりが多い人ほど、窓辺の答えと照明の下の答えの両方を確かめておくと、季節を通して迷いません。
眼鏡をかける人は、フレームも「線」に数える
眼鏡をかける人は、眉のすぐ下にもう1本の線があります。フレームの色が、眉と髪のあいだに入ってくるので、眉からの診断にフレームも加えて考えてください。
フレームが濃い色なら、フレームは眉と同じ「濃い線」として見えます。この場合、髪と眉の差は2段以内に縮めると、顔まわりの線がそろって見えます。フレームが明るい色や透ける色なら、眉からの差は3段まで取ってかまいません。
描き分けの診断は、眼鏡をかけた状態とはずした状態の両方でやってください。眼鏡をかけると、フレームの色みに引っぱられて、答えが変わることがあります。変わったなら、ふだん眼鏡をかけている時間の長いほうの答えを優先します。
迷ったとき① 眉が薄く、ほとんど描いている
眉の毛が少なく、ほとんどをペンシルやパウダーで描いている人は、眉の段数=いつも描いているペンシルの段数と考えてください。地毛の段数より、毎朝描いている色のほうが、人から見える眉の色だからです。
この場合、髪色を決めるのはとても自由です。眉の色をペンシルで選び直せるので、髪色を先に決めて、眉を髪から3段以内に寄せるやり方ができます。
注意したいのは、眉を描かない日の顔です。家にいる日や、朝の時間がない日に眉を描かずに出かけることがあるなら、描かない日の眉(地毛)からも6段以上離れないようにしておくと安心です。描かない日に髪だけが明るく浮いて、顔が寂しく見えるのを防げます。
迷ったとき② 眉が濃く、太い
眉の毛がしっかりあって、色が濃く、太い人は、眉が顔のなかで強い線になっています。この場合は、眉から2段以内を目安にすると、髪と眉がそろって、顔がまとまって見えます。
3段まで離すと、濃い眉が「髪より締まった線」として、むしろ印象が強く出すぎることがあります。濃い眉を活かしたいなら髪は暗めに、眉を目立たせたくないなら眉マスカラで眉を1段明るくしてから、髪を眉から3段以内にする、という順番がおすすめです。
眉の毛を減らしたり、形を大きく変えたりする前に、まず眉マスカラで色だけを1段寄せてみてください。色が寄るだけで、太さの印象もやわらぎます。
迷ったとき③ 左右どちらの眉も馴染んだ
2本のペンシルで描き分けても、左右どちらも同じくらい馴染んだ、という人もいます。
この場合は、**3つ目の系統を試してください。**たとえば灰みと黄みで差が出なかったなら、黄みと赤みで描き分けます。3つのうち2つが同じくらい馴染んで、1つだけ浮くなら、浮いた系統を外した2つの「あいだ」が、あなたの色みの幅です。灰みと黄みが馴染むなら、灰みのベージュのような中間の色みが、いちばん外しにくい色です。
3つとも同じくらい馴染んだ人は、色みの幅が広い人です。その場合、髪の色みは、秋冬にいちばん着るコートやニットの色に寄せると決めてしまってかまいません。顔の側が受け止められるので、服との相性で選ぶほうが、毎日の満足が大きくなります。
迷ったとき④ 前髪で眉が隠れている
前髪を眉の下まで下ろしていて、眉がほとんど見えない人は、眉の代わりに前髪と顔の境目で診断します。
前髪が眉を隠していると、人から見える「顔のなかの毛」は、前髪とまつ毛です。まつ毛は眉より暗いことが多いので、前髪を明るくしすぎると、前髪だけが浮いて、目元が暗く沈んで見えることがあります。
このときは、前髪を眉より上に上げた状態で、白黒写真を撮って眉の段数を測ってください。そのうえで、前髪をふだん通り下ろした写真も撮り、前髪の毛先と、まつ毛のあいだに3段を超える差があるかを見ます。差が大きいなら、髪全体はそのままでも、前髪だけ1段暗くしてもらう方法があります。前髪の長さと眉の距離の考え方は童顔の髪型|前髪と眉の距離でも扱っています。
秋冬は、退色を見込んで1〜2段暗めから始める
髪の明るさは、染めた日から少しずつ上がっていきます。色が抜けて、4〜6週間で1〜2段ほど明るくなることが多いです。特に秋冬は、乾燥した空気と、暖房の風、熱い湯での洗髪で、色が抜けやすい季節です。
そのため、染めた直後に眉から3段ちょうどだと、1か月後には4〜5段に開いていることがあります。秋冬に染めるなら、染めた直後は眉から1〜2段、4〜6週間後に3段になる、という見込みで明るさを選んでください。
もう1つ、秋冬は髪が濃い色の布の上にのる季節です。黒や紺のコート、暗い色のニットの上では、明るい髪はいっそう明るく見えます。髪と眉の差が3段以内でも、暗い襟の上で髪だけが明るく見えると、顔まわりの毛のまとまりが崩れます。暗い上着を多く着る人ほど、眉からの差は小さめに取ると安心です。
退色したあとの色で答え合わせをする方法は、別の記事でくわしく扱っています。眉からの段数を基準にしておくと、どこまで抜けたら染め直すかの目安にもなります。
前に染めた色が毛先に残っているとき
前に明るく染めた色が毛先に残っていて、根元から中間は暗い、という人も多いと思います。この場合、髪のなかに2つの段数があるので、眉からの差も2つ出ます。
見るのは、顔のまわりにいちばん長くある部分です。肩より長い髪で、顔まわりに中間の暗い部分が多く来るなら、中間の段数で眉からの差を測ります。毛先が胸の上や鎖骨のあたりで顔の近くに来るなら、毛先の段数も一緒に測ってください。
中間が眉から3段以内で、毛先だけが5段以上離れている場合は、毛先だけが浮いて見えます。次に染めるときは、全体を同じ明るさにそろえるのではなく、毛先を中間に近づけるように頼むと、眉からの差がそろいます。それまでのあいだは、毛先を内側に入れる、結んで顔から離す、など、毛先を顔の近くに置かない髪型にすると、浮きが目立ちにくくなります。
伸ばしている途中で、根元の地毛がはっきり見えてきた人は、根元と眉の段数がほぼ同じになっているはずです。この時期は、根元と眉がそろい、毛先だけが離れている状態なので、眉は根元に合わせたままでかまいません。
白髪や明るい毛が混ざってきたとき
白髪や、色の抜けた明るい毛が混ざってくると、根元の地毛の段数が上がって見えます。眉にも白い毛が混ざることがあります。
このときは、眉を描いた状態の段数を基準にしてください。眉は描けば色が戻りますが、髪は毎日描き直せません。眉を描いた段数から3段以内に髪を収めると、白髪が伸びてきたときの根元の差も目立ちにくくなります。
白髪が増えてきて、髪を明るくして白髪をなじませたい場合は、眉からの差が4段以上になることがあります。その場合は、眉も1〜2段明るめのペンシルに替えて、髪と眉の差を3段以内に戻してください。髪を暗く戻すより、眉を明るくするほうが、毎日の手入れの負担が小さく済みます。
職場や学校の決まりで、明るさに上限があるとき
職場や学校で、髪の明るさに上限が決まっていることがあります。その上限が眉から3段以内に収まっているなら、上限いっぱいまで明るくしても馴染みます。
上限が眉からの差より小さく、たとえば眉と同じくらいの暗さまでしか認められない場合は、明るさではなく色みで変化をつけるほうが、満足が大きくなります。眉で馴染んだ系統の色みを、髪に少しだけ入れてもらうと、明るさは同じでも、光が当たったときに色が見えます。
美容室での伝え方|「眉から何段」で伝える
美容室で髪色を伝えるとき、「明るめ」「暗め」のような言い方は、人によって受け取る幅が違います。眉の段数を使うと、伝える側と受ける側の基準がそろいます。
伝えるときは、次の3つを順番に話してください。
- いつも使っている眉ペンシルを見せて、「この眉に合わせたい」と伝える
- 「眉から3段くらいまで」のように、離したい段数を伝える
- 「4〜6週間後に3段になるように」と、退色の見込みも伝える
眉の段数は、美容室で毛束の見本を眉に当ててもらうと、家で測るより正確に出ます。その場で「私の眉は何段ですか」と聞いてかまいません。眉の段数がわかれば、次回からは「眉から何段」の一言で伝わります。
染めたあと、眉を合わせ直す順番
染めたあと、家の鏡で見て「なんだか顔が浮く」と感じたら、髪を染め直す前に、眉を合わせ直してください。
順番は次の通りです。
- 窓辺で白黒写真を撮り、眉と髪の差が何段あるかを見る
- 3段を超えていたら、眉マスカラで眉を1段明るくする
- 色みがずれていたら、眉ペンシルを髪と同じ系統の色に替える
- 2〜3日その眉で過ごしてから、もう一度窓辺で見る
ほとんどの「顔が浮く」は、この順番で解けます。眉を合わせても浮くなら、そのときは髪の色みが顔そのものと合っていない可能性があるので、肌の色からの診断と合わせて見直してください。肌の色と日焼けを外して見る方法はパーソナルカラー自己診断が難しい|髪色・日焼け・赤みを外して見るにまとめています。
よくあるつまずき
**つまずき1:白黒写真で、眉と髪の差が何段かわからない。**家で測る段数は、正確でなくてかまいません。大事なのは、3段以内か、それを超えているかだけです。眉と髪のあいだに、もう1段か2段、別の明るさが入りそうなら3段以内、3つ以上入りそうなら超えている、くらいの見方で十分です。迷ったら、美容室で毛束の見本を眉に当ててもらいましょう。
**つまずき2:左右の眉の描き方がそろわず、色みの比べにならない。**左右で形や濃さが違うと、色みではなく描き方の差を見てしまいます。描きにくい側から先に描き、描きやすい側をそれに合わせると、そろえやすくなります。それでもそろわないときは、眉ではなく、手の甲に2本の線を並べて描き、その手を眉の横に当てて比べる方法もあります。
**つまずき3:3段以内なのに、なぜか浮いて見える。**この場合は、明るさではなく色みがずれていることが多いです。左右の描き分けをもう一度やって、髪の色みと眉の色みが同じ系統かを確かめてください。系統が違っていたら、眉ペンシルの色を髪の側に寄せるだけで、浮きが消えることがほとんどです。
**つまずき4:眉ペンシルを替えたら、顔の印象が変わりすぎた。**ペンシルの色を変えるときは、1回に1段、1系統だけにしてください。明るさと色みを同時に変えると、顔の印象が大きく動いて、自分でも見慣れなくなります。2〜3日で目が慣れたら、次の1段に進みます。
**つまずき5:家族や友達に「前の髪色のほうがよかった」と言われた。**周りの人は、前の髪色と眉の組み合わせに見慣れています。新しい髪色で眉が合っていないと、違和感として伝わります。言われたら、髪を戻す前に、眉を新しい髪から3段以内に寄せてみてください。眉がそろうと、周りの人の違和感もたいてい数日で消えます。
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よくある問い
- Q. 眉ペンシルを1本しか持っていません
- 1本でも診断はできます。片方の眉にだけそのペンシルを描き、もう片方は何も描かない状態で、窓辺で3秒見比べてください。描いた側の目元がはっきり見えるなら、そのペンシルの色みは合っています。描いた側の眉だけが浮いて見えるなら、色みが合っていないので、売り場の試し描きで別の系統を1色だけ試してください。
- Q. 明るい髪色にしたいのですが、眉から3段を超えてしまいます
- 超えてかまいません。ただし、毎朝の眉の手入れが1つ増えると思っておいてください。4〜5段離すなら、眉マスカラで眉を1〜2段明るくすると、髪と眉の差が3段以内に戻ります。6段以上離すなら、眉の色を明るくする手入れを続けないと、髪と眉が別の人の色に見えやすくなります。
- Q. 診断で出た色みと、パーソナルカラーの結果が違いました
- 眉の診断は、顔のなかの毛と、髪の色を合わせるためのものです。パーソナルカラーは、肌に近い場所に置く布の色を決めるものです。2つが違うときは、髪の毛先が肌に触れる長さかどうかで分けてください。肩より短く、頬や首に髪が多く触れるならパーソナルカラーの側を、肩より長く、顔まわりの毛が少ないなら眉の診断の側を優先すると、どちらも大きく外しません。
- Q. 美容室で何と伝えればいいですか
- 「眉から3段くらいの明るさで、色みは眉のこのペンシルの色に寄せたい」と、いつも使っているペンシルを見せながら伝えてください。段数の数え方は美容室のほうが正確なので、眉の段数は美容室で毛束の見本を眉に当てて確かめてもらうと、話が早く進みます。
— メグラシ編集部





