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骨格ナチュラルのウェディングドレス|布の重さで広がる一着に寄せる

メグラシ編集部//読了 8分
試着室で、スカートの布が止まったあとにどれだけ遅れて動くかを鏡で確かめている様子

ウェディングドレスは、形の呼び名で選ぶと決まりません。同じ名前でも、ふくらみを内側の骨組みで作っているものと、布そのものが落ちて広がるものでは、着て歩いた結果がまるで違うからです。

見るのは3つです。ふくらみを何で作っているか。切り替えの縫い目がどれだけ目立つか。布の縁が鎖骨からどれだけ離れているか。骨格ナチュラルに寄る体では、この3つの答えが同じ方向を向きます。

試着の前に測る2か所

予約より前に、家の鏡で2か所を確かめておいてください。

1つ目は鎖骨です。人差し指を中央に置いて、どのくらい沈むか。指が第一関節まで入るなら、線が1本すでにあるということです。

2つ目は手首の断面です。軽くつかんで、断面が丸いか平たいか。丸ければ骨が前後に出るタイプで、腕や肩にも同じ出方があります。この2つが、試着室での判断の基準になります。

ふくらみは、布の重さで作られたものを

いちばん効くのはここです。ドレスのふくらみには2つの作り方があります。

内側に骨組みや重ねた布が入っていて、外側の布がその形に沿うもの。もう1つは、外側の布そのものが落ちて広がるものです。

骨がはっきり出る体には、選ぶのは後者です。関節や骨の線は、それ自体がしっかりした線を持っています。そこへ内側の骨組みで形を保つドレスを合わせると、体の線と布の線が別々に立ち、動きが揃いません。布そのものが落ちて広がる一着なら、歩いたときに布と体の速度が近づきます。

見分け方は1つです。歩いて止まったあと、スカートが1〜2秒だけ遅れて動くかどうか。その場で止まるなら内側の構造、遅れて動くなら布の重さです。この違いは写真でも説明でも分かりません。必ず着て3歩歩いてください。

切り替えは、高さより縫い目の作り方

切り替えは、上半身とスカートの継ぎ目です。高さは、体のいちばん細い位置から0〜5cm上が基準になります。

ただしナチュラルに寄る体では、高さそのものより縫い目の作り方のほうが結果を分けます。

細く鋭い縫い目でぴたりと区切ると、その線が体の骨の線とぶつかり、線が2本並びます。布の重なりや太めの帯でゆるく区切るほうが、線が1本にまとまります。ドレスショップでは「切り替えを目立たせない作りはありますか」と聞くと通じます。

布の縁は、鎖骨から3cm離す

上半身は、襟ぐりの呼び名ではなく、布の縁がどこに来るかで決めます。

鎖骨がはっきり出る体には、すでに線が1本あります。そこへ布の縁を近づけると線が二重になり、上半身の情報が増えます。鎖骨の線から3cm以上離してください。

具体的には、首に近い位置まで上げるか、鎖骨の下を大きく開けるかの二択です。3cmの帯から外すことだけを目的に動かせば、どちらでも成立します。

肩と腕は、腕の付け根から下へ一続きに落ちる布か、肩を出すかで考えてください。肩の上だけに細く布が乗る作りは、肩の骨の位置がはっきりしているほど、そこで段になります。

素材の目は、粗いほうへ

同じ白でも、織りの目が細かいものと粗いものがあります。骨がはっきり出る体では、目に見える織りや、表面に凹凸がある布のほうが釣り合います。

目の細かいつるりとした布は、体の線をそのまま拾って布の面に映します。粗い布は、布自体が持つ表情のぶんだけ線が分散します。

刺繍やレースを選ぶ場合も同じで、細かく密なものより、大きめの柄がゆったり配置されたもののほうが、体の線と競いません。

割れたときの二択

上半身は決まったのにスカートだけ自分と離れて感じるときは、たいてい内側の構造で形を保つタイプを着ています。同じ切り替えの高さのまま、布の重さで広がる一着に替えてもらってください。

逆に、スカートは決まったのに胸元が落ち着かないときは、布の縁と鎖骨の距離を測ります。3cm以内に来ているなら、上げるか下げるかで解決します。

小物は、ドレスが決まってから

小物は最後です。先に足すと、寸法の判定を隠してしまいます。順番は首元、頭、手元。

首元は、鎖骨の線から離れた位置に置くか、鎖骨より下に落ちる長さのものにします。線が2本並ぶのを避けるためです。頭のものは、上半身の露出が大きいほど面を作ったほうが上下の配分が整います。

3タイプを横断した4つの軸はウェディングドレスを骨格で選ぶに、体の出方そのものは骨格ナチュラルに似合う服の3原則にまとめてあります。

布の落ち方の違いは、着てみないと分かりません。airClosetのようなレンタルで、同じ形・違う素材を並べて着ておくと、試着室での判断が速くなります。

よくある質問

  • Q: 内側の構造と布の重さ、どちらですか。 A: 布の重さです。止まってから1〜2秒遅れて動くものを選んでください。
  • Q: 切り替えで見るのは高さですか。 A: 高さより縫い目です。細く鋭い線ではなく、布の重なりでゆるく区切るものを選びます。
  • Q: 布の縁はどこに置きますか。 A: 鎖骨の線から3cm以上離します。上げるか下げるかはどちらでも構いません。

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 骨格ナチュラルに合うドレスの形は決まっていますか?
呼び名では決まりません。同じ名前の形でも、ふくらみを内側の骨組みで作っているものと布の重さで落として作っているものでは、着て歩いたときの結果がまるで違います。見るのはふくらみの作り方、切り替えの縫い目の目立ち方、布の縁と鎖骨の距離の3つです。この3つが同じなら、呼び名が違っても近い結果になります。
Q. 内側の構造と布の重さ、どちらを選びますか?
布の重さで広がるほうです。関節や骨がはっきり出る体は、それ自体がしっかりした線を持っています。そこへ内側の骨組みで形を保つドレスを合わせると、体の線と布の線が別々に立って、動きが揃いません。布そのものが落ちて広がる一着なら、歩いたときに布と体の速度が近づきます。
Q. 布の重さで広がるドレスはどう見分けますか?
歩いて止まったあとを見ます。内側の構造で作られたドレスは、止まった瞬間に形も止まります。布の重さで広がるドレスは、止まってから1〜2秒だけ布が遅れて動きます。この遅れがあるかどうかは写真でも説明でも分からないので、必ず着て3歩歩いてください。
Q. 切り替えの高さはどこですか?
体のいちばん細い高さから0〜5cm上です。ただしナチュラルに寄る体では、高さそのものより縫い目の作り方のほうが効きます。細く鋭い縫い目で区切ると、その線が体の骨の線とぶつかって線が2本並びます。布の重なりや太めの帯でゆるく区切るほうが、線が1本にまとまります。
Q. 上半身の布の縁はどこに置きますか?
鎖骨の線から3cm以上離してください。鎖骨がはっきり出る体には、すでに線が1本あります。そこへ布の縁を近づけると線が二重になり、上半身の情報が増えます。鎖骨より上の首に近い位置に置くか、鎖骨の下を大きく開けるかのどちらかにします。
Q. 試着で何を確かめればいいですか?
3歩歩く、座る、腕を前に伸ばすの3つです。歩いて止まったあとの遅れがあるかを見ます。座って切り替えが1cm以上ずれるなら当日も動きます。腕を伸ばして背中が引かれるなら、背中側の布の量が足りていません。

— メグラシ編集部

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