イエベ春 ブルベ夏 違い|割れる人は顔の濃さで鮮やかさを先に決める

**イエベ春とブルベ夏で割れているなら、先に決めるのは黄みでも青みでもなく「鮮やかさ」です。**ノーメイクで昼の窓から1mに立ち、眉・瞳・唇の3か所のうち、肌からくっきり浮いて見える場所が2つ以上あるなら鮮やかな側で、あなたは春に寄ります。3か所が肌に溶けてぼんやり見えるなら、やわらかい側で夏に寄ります。
黄みか青みかは、そのあとで決めてください。春と夏はどちらも「明るい色が似合う」グループで、黄みと青みの差は紙を当てればわかりますが、その差だけで服を選んでも顔が沈む人が多いからです。沈む原因は、たいてい色の鮮やかさが顔の濃さと合っていないことにあります。
1か所だけ浮いて、2か所は溶ける。そういう人がいちばん迷います。この人は春と夏の両方の色が「当たる」ので、診断を受けるたびに答えが変わります。この記事の後半は、その人のために書いています。結論を先に言えば、浮いた1か所の近くだけに鮮やかな色を置き、それ以外は夏の色で組む。顔から30cm以内と外で、採る側を変えるやり方です。
春と夏の差は2本の軸で、割れる人は片方ずつ当たっている
パーソナルカラーの4シーズンは、黄みか青みか(色相)と、鮮やかか濁っているか(清濁)の2本の軸で分かれています。イエベ春は「黄み・鮮やか」、ブルベ夏は「青み・やわらか(濁り)」です。
ここで気づいてほしいのは、春と夏は2本の軸の両方で反対側にいるということです。隣り合って見えるので近い印象を持たれますが、共通しているのは「明るい」ことだけで、色相も清濁も逆です。
それでも割れるのは、1本の軸では春、もう1本の軸では夏が当たっている人がいるからです。黄みの肌だが顔立ちはやわらかい人、青みの肌だが目鼻立ちがくっきりした人。この人たちは、黄み青みの軸だけで測ると、測る日の光や肌の調子で答えが動きます。
先に鮮やかさを決める理由は、顔の近くで強く出るのが清濁だから
顔の横に布を当てたとき、まず動くのは顔の輪郭の見え方です。鮮やかな色を当てて輪郭がくっと締まる人と、ぼやけて色だけが目に飛び込んでくる人がいます。この差は清濁の軸で起きています。
黄みと青みの差は、肌の色そのもの、特に頬の血色の見え方で出ます。黄みの色が合わないと肌が黄ばんで見え、青みの色が合わないと青白く沈んで見える。これも大事ですが、輪郭が崩れるほうが先に目に入ります。
だから順番は、鮮やかさ、それから黄み青みです。鮮やかさが合っていれば、黄み青みが少し外れていても「少し顔色が悪い」で済みます。鮮やかさが外れると、黄み青みが合っていても「服に着られている」になります。
顔の濃さは、眉・瞳・唇の3か所を数えて決める
鮮やかさの側を決めるのは、肌ではなく顔の濃さです。ここで言う濃さは、顔立ちがはっきりしているかどうかではなく、眉・瞳・唇の3か所が、肌からどれだけ分かれて見えるかのことです。
| 見る場所 | くっきり浮く(濃い) | 肌に溶ける(薄い) |
|---|---|---|
| 眉 | 3m先の鏡でも毛の塊が黒く見える | 3m先では眉の位置がぼんやりする |
| 瞳 | 黒目と白目の境がはっきり、黒目が暗い | 境がやわらかく、黒目が茶色く明るい |
| 唇 | 唇の色が頬の色より明らかに濃い | 唇と頬の色がほぼ同じ |
ノーメイクで、昼の窓から1m離れ、顔を窓に向けて鏡を見ます。3か所のうち「浮く」が2つ以上なら濃い側で、鮮やかな色が勝ちます。春に寄る人です。「溶ける」が2つ以上なら薄い側で、やわらかい色が勝ちます。夏に寄る人です。
この数え方は、顔タイプ診断で言う「大人顔か子供顔か」「直線か曲線か」とは別の軸です。目が大きい小さい、鼻が高い低いは関係ありません。目が小さくても眉と瞳が濃い人は、鮮やかな色を着たほうが輪郭が締まります。
黄みか青みかは、鮮やかさを決めたあとで紙で確かめる
鮮やかさの側が決まったら、次に黄み青みです。ここは昔からの方法でかまいません。白い紙を顎の下に当て、昼の窓から1mで鏡を見て、肌が紙より黄色く見えるか、ピンクや青白く見えるかを見ます。
ただし、見る場所を1つに絞ってください。頬の高い位置の、血色がいちばん出る場所です。額や顎は黄みが強く出やすく、首は青みが強く出やすいので、場所を変えると答えが変わります。
黄みが出れば春側、青みが出れば夏側です。これで、鮮やかさと黄み青みの2つの答えが揃いました。
2つの答えが同じ側なら、迷いは終わっている
鮮やかさで春、黄み青みでも春。あるいは、鮮やかさで夏、黄み青みでも夏。この人は、もともと割れていなかった人です。診断が割れたのは、測った日の光や、診断する側の見方の差です。
春側に揃った人は、イエベ春の色の中で鮮やかなものを顔の近くに置いてください。黄みのあるコーラルや明るいオレンジ、黄みの強い緑が、顔の輪郭を締めます。
夏側に揃った人は、ブルベ夏の色の中でやわらかいものを顔の近くに置いてください。ラベンダー、スモーキーなピンク、青みのグレーが、顔を静かに見せます。
ここまでは検索結果にも書いてあることです。問題は次からです。
鮮やかさは春、黄み青みは夏の人は、顔の近くを夏の色で組む
顔は濃いのに、肌は青みに出る。この人は、鮮やかな色を着ると輪郭は締まるが肌が青白く沈み、やわらかい色を着ると肌はきれいだが顔がぼやける、という両方の経験をしています。
採るのは黄み青みの側(夏)を顔の近くに、鮮やかさの側(春)を離れた場所にです。理由は、黄み青みは肌に直接乗る差で、顔から離れると弱まるのに対し、鮮やかさは全身のメリハリとして遠くからでも見えるからです。
顔から30cm以内、つまりトップスの首元、ストール、イヤリングは、ブルベ夏の色で固めます。そこから外、ボトム、靴、バッグ、コートの前立てから下に、鮮やかな色を1か所だけ入れます。顔の濃さに対して全身の鮮やかさが足りない分を、顔から離れた場所で補う考え方です。
鮮やかな1か所の色は、青みのものを選ぶと全身がまとまります。鮮やかなロイヤルブルー、鮮やかなフューシャ、はっきりした白。春の色相ではなく、冬の色相から鮮やかさだけを借りる形です。
鮮やかさは夏、黄み青みは春の人は、春の淡い帯だけに絞る
顔はやわらかいのに、肌は黄みに出る。この人は、春の鮮やかな色を着ると「服が元気すぎる」と言われ、夏の色を着ると「顔色が悪い」と言われます。
採るのはイエベ春の中の、淡く明るい帯だけです。春の色は鮮やかなものが目立ちますが、黄みがあって淡い色、たとえばクリーム、淡いピーチ、黄みの薄いミント、明るいキャメルも春に含まれます。この帯は黄みが肌と合い、鮮やかさが顔の薄さと合います。
ブルベ夏に乗り換える必要はありません。乗り換えると黄みの軸が外れて、顔色が沈みます。春のまま、色の鮮やかさを一段落とす。これだけです。
見分け方は簡単で、手持ちの春の色を2枚、鮮やかなものと淡いものを並べて顔の横に当ててください。淡いほうで輪郭がすっきり見えるなら、この帯があなたの場所です。
3か所のうち1か所だけ浮く人は、浮いた場所の近くだけ鮮やかにする
眉だけ濃い、瞳だけ暗い、唇だけ赤い。3か所のうち1つだけ浮く人は、濃いとも薄いとも言えません。この人は、鮮やかな色を着ると浮いた1か所だけが強く見え、やわらかい色を着るとその1か所だけが浮いて残ります。
ここは浮いている1か所の近くに鮮やかな色を置き、それ以外はやわらかい色にすると落ち着きます。
| 浮いている場所 | 鮮やかな色を置く場所 | 残りの場所 |
|---|---|---|
| 眉だけ濃い | 髪飾り・メガネのフレーム・帽子 | 首元から下はやわらかい色 |
| 瞳だけ暗い | イヤリング・ピアス(顔の横) | トップスはやわらかい色 |
| 唇だけ赤い | リップ本体と、首元の小さな差し色 | 上着とボトムはやわらかい色 |
考え方は、顔の中で「強い場所」が1つあるなら、服の中にも「強い場所」を1つだけ作って、顔と服の強さを揃えるというものです。全身を鮮やかにすると顔の弱い2か所が負け、全身をやわらかくすると強い1か所が浮きます。
髪を染めている人は、根元の色で数え直す
眉・瞳・唇の3か所に髪を入れていないのは、髪色が変えられるからです。ただ、髪色は顔の濃さの見え方を大きく動かします。明るく染めた髪は眉との差を縮め、顔全体を薄く見せます。暗く染めた髪は瞳との差を広げ、濃く見せます。
いま割れている人は、根元の伸びた部分の色で3か所を数え直してください。根元が暗く、眉も暗いなら、あなたは本来は濃い側です。明るい髪に合わせて夏の色ばかり着ていると、顔が負けます。
逆に、根元が明るめの茶で、眉も薄いなら、暗く染めた髪のせいで濃く見えているだけです。この人は髪を明るく戻すか、髪に合わせて鮮やかな色を1か所だけ入れる、のどちらかです。
診断が割れたまま服を買うときの順番
どちらとも取れると分かったあと、すぐに全部を買い替える必要はありません。順番があります。
- 顔から30cm以内に来るもの(首元・ストール・イヤリング)を、黄み青みの側で揃える
- 全身で1か所だけ、顔の濃さに合わせた鮮やかさの色を入れる
- 残りは、濁りの度合いだけ合わせる。黄みでも青みでも、顔から離れていれば沈まない
この順番で3枚そろうと、春と夏のどちらで診断されても「当たっている」と言われる服になります。診断の結果を1つに決めてから買うのではなく、割れている状態のまま、顔の近くと遠くで採る側を変えるやり方です。
まだ迷うなら、写真ではなく動く鏡で決める
写真で見ると答えが変わる人は多いです。写真は光が固定され、肌の色が1つに決まって写るので、黄み青みは読みやすい。ところが鮮やかさは、顔が動いたときの輪郭の締まりで出るので、止まった写真では読めません。
鮮やかさを見るときは鏡で、首を左右に振りながら見てください。鮮やかな色を当てて、顔を動かしたときに輪郭が追いついてくる感じがあれば、鮮やかな側です。色だけが目に残り、顔が遅れて見えるなら、やわらかい側です。
写真と鏡の答えが違うときは、黄み青みは写真、鮮やかさは鏡を信じてください。見ているものが違うので、両方正しいことがほとんどです。
1stと2ndの考え方に進む前に
ここまでの分け方で、春と夏のどちらを顔の近くに置くかは決まります。そのうえで、もう片方をどこまで使ってよいかを知りたい人は、1stイエベ春・2ndブルベ夏|2ndは顔から30cm外で4割までに進んでください。この記事は「どちらが1stか」を決める記事で、あちらは「2ndをどこまで入れるか」の記事です。
春の色の帯の全体を見ておきたい人はイエベ春の色の全体像を、顔の濃さを顔タイプの軸から見直したい人は顔タイプ診断の記事を、それぞれ参考にしてください。
よくある質問
Q. 診断でイエベ春と言われたのに、オレンジを着ると顔が負けます。ブルベ夏ですか。 黄みは当たっていて鮮やかさが外れている可能性が高いです。眉・瞳・唇の3か所を数えて、溶けるが2つ以上なら、春の淡い帯に絞ってください。ブルベ夏に乗り換えると、今度は顔色が沈みます。
Q. ブルベ夏ですが、鮮やかな色が好きです。着られませんか。 顔から30cm以上離れた場所に1か所なら、沈みません。ボトム、靴、バッグに青みの鮮やかな色を置き、首元は夏の色のままにしてください。顔の近くに鮮やかな色を持ってくると、顔がぼやけて見えます。
Q. 測るたびに答えが変わります。 光が変わっていることがほとんどです。昼の窓から1m、窓に顔を向ける、ノーメイク、この3つを揃えて、同じ条件で3日続けて数えてください。3日とも同じ側に出れば、それがあなたの側です。
Q. 顔が濃いか薄いか、家族に聞いたら意見が割れました。 人の目は、慣れている顔を薄く見ます。家族の判定は使わず、眉・瞳・唇の3か所を数える方法で、あなた自身が決めてください。測るものが「くっきりか溶けるか」なので、慣れの影響が小さくなります。
— メグラシ編集部





