ニーハイより長い靴下の名前|太もものどこで止まるかと、止め方で選ぶ

**ニーハイより長く、太ももの上のほうまで届く靴下は、サイハイソックスと呼ばれます。**透ける薄手のものなら太もも丈のストッキング、ベルトで吊るものはガーターストッキング。腰まで続くものはタイツです。
ただ、名前が分かっても、届いた1足が思っていた長さで止まるとは限りません。売り場や通販では、同じ長さのものがニーハイともサイハイとも書かれていることがあるからです。名前を分けているのは、太もものどこで止まるかと、何で止めているかの2つ。この記事は、その2つを自分の脚で確かめて選ぶ手順です。
膝の下で止まるハイソックスから、膝のすぐ上で止まるオーバーニーまでの違いはニーソックスとニーハイの違いは終わる位置にあります。この記事は、そこより上、太ももの上のほうまで届くものを扱います。
結論:止まる位置で名前が変わり、止め方で使い方が変わる
ニーハイより長いものは、止まる位置と止め方の組み合わせで呼び分けられています。
| 名前 | 止まる位置 | 止め方 | 透け方 |
|---|---|---|---|
| サイハイソックス | 太ももの上のほう、付け根に近いところ | 履き口のゴム、すべり止め | 透けない編み地が多い |
| 太もも丈のストッキング | 太ももの上のほう | 履き口の内側のすべり止め | 透ける |
| ガーターストッキング | 太ももの上のほう | ベルトで吊る | 透ける |
| タイツ・パンティストッキング | 腰まで | 腰のゴム | 透けるものも透けないものも |
| 太もも丈のレッグウォーマー | 太ももの上のほうから足首 | 履き口のゴム | 透けない。足先がない |
**探しているものが「透けない靴下」なのか「透けるストッキング」なのかを、先に決めてください。**長さが同じでも、売り場の棚も名前も分かれています。
長さの名前を、止まる位置で並べる
膝から上に届くものを、止まる位置の低い順に並べると、名前の境目が見えてきます。
| 止まる位置 | よく使われる名前 | 見え方 |
|---|---|---|
| 膝の皿のすぐ上 | オーバーニーソックス | 膝の上で線が1本入る |
| 膝の上から太ももの中ほど | ニーハイソックス | 太ももの中ほどに線が入る |
| 太ももの上のほう | サイハイソックス | 脚の大部分が1色になる |
| 脚の付け根の近く | サイハイ、太もも丈のストッキング | スカートの中に入ることが多い |
| 腰まで | タイツ、パンティストッキング | 脚全体が1色になる |
ニーハイとサイハイの境目は、太ももの中ほどです。ただ、どこを中ほどとするかは売り場ごとに違い、名前の幅は重なっています。名前で探しながら、長さは数字で確かめるのが確かです。
売り場の棚の札や、通販の分類の欄も、同じように幅があります。「ニーハイ・サイハイ」とひとまとめにした棚もあれば、「ロングソックス」と大きくくくっている棚もあります。名前で見つからないときは、靴下の棚とストッキングの棚の両方を見て、長さの表示から探してください。
先に測る|膝の皿の上端から脚の付け根まで
商品の長さを読む前に、自分の脚の長さを測っておきます。メジャーがあれば3分で終わります。
- まっすぐ立ち、膝の皿の上端に指を当てる
- そこから真上に、脚の付け根(腰と脚の境目のしわ)までを測る
- 床から膝の皿の上端までの高さも測る
- 太ももの周囲を、膝の上10cmと、付け根の下5cmの2か所で測る
| 測る場所 | 何に使うか | 記録の例 |
|---|---|---|
| 膝の皿の上端から付け根まで | 止まる位置を割合で言うため | 32cm |
| 床から膝の皿の上端 | 商品の総丈と比べるため | 48cm |
| 膝の上10cmの周囲 | ニーハイの履き口の幅と比べるため | 40cm |
| 付け根の下5cmの周囲 | サイハイの履き口の幅と比べるため | 52cm |
**付け根までの長さは人によって大きく違います。**同じ総丈の靴下でも、脚の長さによって、止まる位置が太ももの中ほどにも上のほうにもなります。
身長が同じでも、膝の位置や脚の付け根の位置は人によって違います。身長だけで選ぶと、思ったより短い、思ったより長い、が起きやすくなります。一度測った数字は、靴下やタイツを買うたびに使えるので、スマートフォンのメモに残しておいてください。
止まる位置を割合で言う|太ももの何割まで届くか
膝の皿の上端から付け根までを10割として、何割の位置で止まるかで考えると、自分の脚での止まり方が分かります。
| 止まる位置(膝の皿の上端から) | 割合 | 呼び名の目安 |
|---|---|---|
| 0〜5cm | 1〜2割 | オーバーニー |
| 付け根までの3〜5割 | 3〜5割 | ニーハイ |
| 付け根までの6〜8割 | 6〜8割 | サイハイ |
| 付け根までの9割以上 | 9割以上 | サイハイ、太もも丈のストッキング |
たとえば、膝の皿の上端から付け根まで32cmの人なら、6割は約19cm、8割は約26cmです。この人が「サイハイ」を探すなら、膝の皿の上端から19〜26cm上で止まるものを選びます。
割合で考えると、売り場の名前が違っていても、自分の脚でどこまで届くかで判断できます。
割合は、自分がどの見え方にしたいかを決めるときにも使えます。スカートの裾の中にしっかり入れたいなら8割以上、膝上丈のスカートの裾とそろえたいなら6〜7割、というように、目標の位置を割合で決めてから商品を探すと、迷う時間が短くなります。
止め方は4つ|何で止めているか
ニーハイより長いものは、太ももの上のほうで止める必要があるので、止め方が大事になります。止め方は次の4つに分けられます。
| 止め方 | しくみ | 向く場面 |
|---|---|---|
| 履き口のゴム | 履き口を細く編んで、太ももを締めて止める | 短い外出、家の中 |
| すべり止め | 履き口の内側に、肌に吸いつく帯をつける | 歩く時間が長い日 |
| ガーター | 腰に巻いたベルトから、ひもで吊る | 改まった装い、ドレスの日 |
| 腰まで続く | タイツのように腰のゴムで支える | 座る・階段の多い日 |
**止め方が弱いと、歩くたびに少しずつ下がります。**長く外を歩く日や、座ったり立ったりが多い日は、名前より先に止め方から選んでください。
止め方は、商品説明の「すべり止めつき」「履き口ワイドゴム」「ガーター用」といった言葉で分かることが多くあります。書かれていないものは、履き口のゴムだけで止める形と考えておくと、届いてから慌てずに済みます。
履き口のゴムで止める|サイハイソックス
いちばん多いのは、履き口のゴムで太ももを締めて止める形です。編み地の靴下で、透けないものが中心です。
| 確かめること | 合っている | 合っていない |
|---|---|---|
| 履き口の幅 | 太ももの止まる位置の周囲より少し狭い | 周囲と同じか広い |
| 履き口のゴムの幅 | 3cm以上ある | 1cm前後の細いゴム |
| 止まる位置 | 太ももの周囲がいちばん大きいところより上 | いちばん大きいところより下 |
| 10分歩いたあと | 履き口が1cm以内しか動かない | 3cm以上下がる |
**履き口が、太ももの周囲がいちばん大きいところより下にあると、歩くたびに下がりやすくなります。**太ももは上に行くほど周囲が大きくなるので、いちばん大きいところを越えた位置で止まると、ゴムが引っかかります。
すべり止めで止める|太もも丈のストッキング
透ける薄手のストッキングで太ももまで届くものは、履き口の内側にすべり止めの帯がついていることが多くあります。帯が肌に吸いつくことで止まります。
| 確かめること | 目安 | 外れるとき |
|---|---|---|
| すべり止めの帯の幅 | 3〜5cm | 1cm前後だと止まりにくい |
| 帯の位置 | 太ももの周囲のいちばん大きいところより上 | 下だと下がる |
| 肌の状態 | 保湿の塗り物をつけていない | 塗った直後はすべる |
| 帯の上の見え方 | スカートの中に入る | 裾から帯が見える |
すべり止めは、肌に塗るものや汗ですべりやすくなります。保湿の塗り物を使う日は、帯の当たる場所を避けて塗るか、時間をおいてから履いてください。
すべり止めの帯は、肌に直接触れることで止まるしくみです。肌が乾燥してかゆみが出やすい人は、長い時間履くと帯の当たるところが気になることがあります。その場合は、薄手のタイツの上に重ねるか、腰まで続くパンティストッキングを選んでください。
ガーターで吊る|ガーターストッキング
腰に巻いたベルトから、前後のひもでストッキングの履き口を吊る形です。止まる力はいちばん強く、ドレスやフォーマルな装いで使われてきました。
| 確かめること | 目安 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ひもの長さ | 立ったときにたるまない | 座ると引っぱられるので少し余裕を |
| 留め具の位置 | 履き口の前と横 | 座面に当たる位置は避ける |
| 腰のベルトの位置 | 下着の上か下か、着る順番を決める | 手洗いのときに外しやすい順に |
| スカートとの関係 | 裾から留め具が見えない丈 | 膝丈より短いスカートには向かない |
日常の装いでは、すべり止めつきの太もも丈ストッキングで足りることが多く、ガーターまで使う場面は限られます。ドレスの日に、長時間ストッキングが動かないようにしたいときに選ぶものと考えてください。
ガーターを使うときは、着る順番を前の晩に一度試しておくと、当日の朝に慌てません。ベルト、ストッキング、ひもを留める順番を決め、留め具が座ったときに当たらない位置かを、椅子に座って確かめてください。
腰まで続く|タイツとの違い
ニーハイより長いものを探していて、本当に必要なのが「脚全体を覆う暖かさ」なら、タイツのほうが合うこともあります。
| 比べること | サイハイ・太もも丈 | タイツ・パンティストッキング |
|---|---|---|
| 止まる位置 | 太ももの上のほう | 腰まで |
| 止め方 | 履き口のゴム、すべり止め | 腰のゴム |
| 手洗いのとき | 下ろさなくてよい | 下ろす必要がある |
| 暖かさ | 腰まわりは覆わない | 腰まで覆う |
| 下がりやすさ | 止め方しだい | 下がりにくい |
**手洗いのときに下ろさなくてよいことと、腰まわりが締めつけられないこと。**太もも丈を選ぶ人の理由は、多くがこの2つです。どちらも気にならないなら、タイツのほうが下がる心配がありません。タイツの厚さによる面の見え方は160デニールのタイツにあります。
足先のない太もも丈|レッグウォーマー
足先のない、筒だけの太もも丈のものもあります。レッグウォーマーと呼ばれ、靴下やタイツの上に重ねて使います。
| 使い方 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| タイツの上に重ねる | 寒い日の外出 | 足首にたまる量を決めておく |
| 家の中で靴下の上に重ねる | 床の冷える部屋 | 履き口が下がったら折り返す |
| ブーツの中に入れる | 筒の太いブーツ | 足首の部分がもたつかないか |
| スカートの裾の下から見せる | 秋冬の休日 | 色をスカートか靴につなぐ |
レッグウォーマーは足先がないので、靴のサイズに関係なく履けます。そのぶん、止め方は履き口のゴムだけなので、長く歩く日は下がりやすくなります。
足首にたまる量で見え方が変わるのも、レッグウォーマーの特徴です。たっぷりたまると休日らしいやわらかさが出て、まっすぐ伸ばすと脚に沿った面になります。外に出る日は、たまる量を2〜3段に決めておくと、歩いているうちに形が崩れにくくなります。
商品の書き方|総丈と、履き口の高さの読み方
通販の商品説明には、総丈(かかとから履き口まで、または足先から履き口まで)が書かれていることが多くあります。自分の脚で止まる位置に直すには、次のように読みます。
| 商品説明の書き方 | 読み方 |
|---|---|
| 総丈(かかとから履き口まで)◯cm | 床から履き口までの高さとほぼ同じ |
| 総丈(足先から履き口まで)◯cm | そこから足の甲の長さを引いて読む |
| 履き口まで◯cm(平置き) | 履くと縦に1〜3cm縮むことがある |
| 着用時の長さの目安 | モデルの身長が書かれていれば、自分との差を足し引きする |
**床から膝の皿の上端までの高さに、付け根までの何割分を足すと、自分の目標の総丈が出ます。**たとえば、床から膝の皿の上端まで48cm、付け根まで32cmの人が8割の位置で止めたいなら、48+26で、総丈74cm前後のものが目安になります。
太ももの周囲と履き口の幅
長さが合っていても、履き口の幅が太ももの周囲に合っていないと、止まらなかったり、締めつけが強すぎたりします。
| 履き口の幅と太ももの周囲 | 起きること | 判断 |
|---|---|---|
| 履き口が周囲より10〜20%狭い | ほどよく止まる | 合う |
| 履き口が周囲より30%以上狭い | 締めつけが強く、跡が残る | 一段大きいサイズを |
| 履き口が周囲と同じ | 歩くと下がる | すべり止めつきを選ぶ |
| 幅の書き方がない | 分からない | サイズ表の対応身長や太もも周囲の欄を見る |
**太ももの周囲は、止まる位置で測ってください。**膝の上10cmと付け根の下5cmでは、周囲が10cm以上違うことがあります。ニーハイの幅で選んだ1足をサイハイの位置まで引き上げると、履き口が届かずに途中で止まります。
サイズ表に太ももの周囲の欄がない商品では、伸び率を見ます。よく伸びる編み地なら、多少周囲が違っても止まりますが、伸びの少ない編み地では、周囲が合わないと届きません。ストッキングは伸びやすく、厚手の編み地は伸びにくい、と覚えておくと、届いたときの止まり方を予想しやすくなります。
スカートの裾との関係|見せるか、中に入れるか
ニーハイより長いものは、スカートの裾との関係で、見せる履き方と見せない履き方に分かれます。
| スカートの丈 | 履き口の位置 | 見え方 |
|---|---|---|
| 膝上丈 | 裾の中に入る | 脚が1色になり、すっきり見える |
| 膝丈 | 裾の中に深く入る | タイツに近い見え方になる |
| 膝下丈・ふくらはぎ丈 | 見えない | 防寒として履く |
| ショートパンツ | 裾との間に肌が見えるか見えないか | 間が狭いと、座ったときに肌が見える |
裾と履き口のあいだに肌を見せる履き方は、オーバーニーやニーハイの長さで考えるほうが合わせやすくなります。裾との間の測り方はオーバーニーソックスのコーデで扱っています。ニーハイより長いものは、裾の中に入れて、見せない側で使うことが多くなります。
座る・階段・しゃがむ|止まる位置が動く
立っているときに止まっていても、座る、階段を上る、しゃがむと、止まる位置は動きます。家で試してから出かけてください。
| 動き | 起きること | 確かめること |
|---|---|---|
| 椅子に座る | 太ももの裏が伸び、履き口が下がる | 座ったまま1分、立ったあと元の位置か |
| 階段を上る | 膝を曲げるたびに履き口が引かれる | 10段上ったあと、何cm下がったか |
| しゃがむ | 膝が強く曲がり、生地が引っぱられる | 膝の上の生地が薄く透けないか |
| 床に座る | 履き口が太ももの裏で折れる | 立ったとき、履き口が裏返っていないか |
**座ったときに履き口が見えるかどうかも、スカートの丈と合わせて見てください。**立った姿では裾の中に入っていても、座ると裾が上がって履き口が見えることがあります。座る時間の長い日は、腰まで続くタイツのほうが安心です。
階段で下がる量は、10段で1cm以内なら、1日を通して大きく動くことはありません。3cm以上下がるなら、その日は外で何度も直すことになります。家の階段や、マンションの階段で一度試してから、外に出る日に履いてください。
秋冬の素材と厚み
秋冬に履くなら、素材と厚みで暖かさと見え方が変わります。
| 素材・厚み | 暖かさ | 見え方 | 向く場面 |
|---|---|---|---|
| 薄手の綿・化繊の編み地 | 低い | すっきり | 10月、室内 |
| 中厚の綿やウールの混ざった編み地 | 中くらい | 落ち着いた面 | 11月の外出 |
| 厚手のウールの混ざった編み地 | 高い | ふっくらした面 | 12月以降、屋外 |
| リブ編み | 中くらい | 縦の線が入る | 脚に沿わせたい日 |
| 透ける薄手のストッキング | 低い | 肌に近い | 改まった装い |
**厚手のものほど、履き口のゴムにかかる重さが増えて下がりやすくなります。**冬の厚手を選ぶときは、すべり止めつきか、履き口のゴムの幅が広いものを選んでください。
10月はまだ暖かい日もあるので、薄手から中厚を1足、11月以降に厚手を1足、と季節に合わせて足していくと、ひと冬を通して使えます。最初の1足は、中厚の、すべり止めつきの黒かチャコールにしておくと、ほとんどのスカートとブーツに合わせられます。
色の選び方|面が広いぶん、色の効き方が強い
ニーハイより長いものは、脚の大部分を覆うので、色の面が広くなります。色の選び方は、オーバーニーより慎重に考えます。
| 色 | 合わせやすいもの | 見え方 |
|---|---|---|
| 黒 | 黒・濃い色の靴、暗い色のスカート | 脚が1本の線にまとまる |
| チャコール・濃いグレー | 黒・グレー・紺 | 黒よりやわらかい |
| 茶・こげ茶 | 茶の靴やブーツ | 秋の装いに寄る |
| 肌に近い色 | どの靴とも | 素足に近く見える |
| 明るい色・柄 | 無地の暗い服 | 脚に目が行く。休日向き |
靴とつなぐか、スカートとつなぐかで迷ったら、面の広いほうにつないでください。タイツの色の合わせ方はタイツの色の合わせ方で、靴とスカートのどちらにつなぐかから決めています。
ブーツと合わせる|筒の高さとの関係
秋冬にブーツと合わせるときは、ブーツの筒の高さと、靴下の止まる位置の関係を見ます。
| ブーツ | ニーハイより長いものとの合わせ方 |
|---|---|
| くるぶし丈のブーツ | 脚の大部分が靴下の色になる。色をブーツにつなぐ |
| ふくらはぎ丈のブーツ | 筒の上から膝の上まで、靴下が見える |
| 膝下丈のロングブーツ | 膝のまわりだけ靴下が見える |
| 膝上まで届くブーツ | 靴下はほとんど見えず、防寒と擦れ止めの役目 |
ブーツの筒の高さと名前の関係はブーツの名前は筒の高さと履き口の締まりで決まるで整理しています。
ロングブーツの中に履く場合は、ブーツの筒の内側で靴下の生地がこすれて、履き口が下がりやすくなります。ブーツを脱いだときに履き口がどこにあるかを、一度家で確かめておくと、外出先でブーツを脱ぐ場面があっても慌てずに済みます。
場面で選ぶ|外出・職場・家の中・寒い日
どこで履くかによって、長さと止め方の選び方が変わります。
| 場面 | 合うもの | 理由 |
|---|---|---|
| 休日の外出 | サイハイソックス(すべり止めつき) | 歩いても下がりにくい |
| 職場(スカートの日) | 太もも丈のストッキング、またはタイツ | 透け方が職場の範囲に収まる |
| 家の中 | 履き口のゴムで止めるサイハイ、レッグウォーマー | 締めつけが少なく、脱ぎ履きが楽 |
| 寒い日の屋外 | タイツの上にサイハイを重ねる | 2枚で暖かく、下がりにくい |
| ドレスの日 | 太もも丈のストッキング、ガーターストッキング | 長時間動かない |
職場でスカートの日に脚もとを暖かくしたいなら、見せる長さの靴下より、膝下丈のスカートの中にサイハイやタイツを履くほうが、職場の範囲に収まりやすくなります。
家の中で履く場合は、締めつけの少なさを優先してください。履き口のゴムがゆるめのものや、レッグウォーマーなら、長く座っていても楽に過ごせます。床に座る時間が長い家では、履き口が太ももの裏で折れやすいので、膝の上で止まる短めの長さのほうが扱いやすいこともあります。
重ねて履く|タイツの上に重ねる・下に重ねる
寒い日には、タイツと重ねて履くと、暖かさが増し、下がりにくくなります。
| 重ね方 | 暖かさ | 下がりにくさ | 見え方 |
|---|---|---|---|
| 薄手のタイツの上にサイハイ | 高い | 生地どうしが引っかかって止まる | サイハイの色が見える |
| 厚手のタイツの上にサイハイ | とても高い | 止まる | 脚がふっくらした面になる |
| サイハイの上に薄手のタイツ | 中くらい | 止まる | サイハイの色が透けて見える |
| サイハイの上にレッグウォーマー | 高い | 足首にたまる量しだい | 足首にふくらみが出る |
**タイツの上に重ねると、肌に直接すべり止めが当たらないので、締めつけの跡も残りにくくなります。**長く外にいる日の重ね方として使えます。
締めつけと跡|止め方ごとの違い
太ももの上のほうで止めるものは、止め方によって締めつけの感じ方が違います。
| 止め方 | 締めつけの感じ方 | 跡の残り方 | 和らげ方 |
|---|---|---|---|
| 細い履き口のゴム | 一本の線で強く感じる | 線の跡が残りやすい | 幅の広いゴムのものに替える |
| 幅の広い履き口のゴム | 面で分散する | 残りにくい | とくになし |
| すべり止め | 肌に吸いつく | 帯の形が残ることがある | タイツの上に履く |
| ガーター | 履き口の締めつけは少ない | 留め具の跡が残ることがある | 留め具の位置をずらす |
きつさが気になるときは、ひとつ大きいサイズを選ぶか、止め方を替えてください。きつすぎるものを長時間履き続けるより、腰まで続くタイツに替えるほうが、1日を楽に過ごせます。
買う前に締めつけを確かめにくい通販では、レビューの欄で「履き口」「ゴム」「跡」といった言葉を探すと、ほかの人の感じ方が分かります。ただ、太ももの周囲は人によって違うので、自分の周囲の数字とサイズ表の数字を比べるほうが確かです。
洗い方と長持ち
長いぶん、洗い方で長持ちが変わります。とくに履き口のゴムとすべり止めは、洗い方で傷み方が変わります。
| 部分 | 傷みやすい洗い方 | 長持ちさせる洗い方 |
|---|---|---|
| 履き口のゴム | 乾燥機にかける | 平らに干す |
| すべり止めの帯 | 柔軟剤を使う | 柔軟剤を使わず、手洗いか洗濯ネット |
| 薄手の生地 | ほかの衣類と一緒に強く洗う | 洗濯ネットに入れて、弱い水流で |
| 編み地の伸び | 吊るして干す | 縦に伸びないよう、平らに干す |
**長いものほど、吊るして干すと自分の重さで縦に伸びます。**伸びると止まる位置が下がるので、平らに干すか、2つに折って干してください。
履き口のゴムが伸びてきたら、止まる位置が下がり始めた合図です。家の中で履く用に回すか、タイツの上に重ねる用に回すと、外で何度も引き上げることがなくなります。
どちらとも取れるとき①|ニーハイとサイハイ、どちらを買うか
ニーハイにするかサイハイにするか迷ったら、スカートの丈と、見せるかどうかで決めます。
| 質問 | 「はい」なら | 「いいえ」なら |
|---|---|---|
| 裾と履き口のあいだに肌を見せたい | ニーハイかオーバーニー | 次の質問へ |
| 膝上丈のスカートで、脚を1色にしたい | サイハイ | 次の質問へ |
| 膝下丈のスカートの中に防寒として履く | サイハイかタイツ | ニーハイ |
上から順に答えて、最初に「はい」になったほうを選びます。どれも「いいえ」なら、まずニーハイで止まる位置を確かめてから、サイハイを足してください。
ニーハイを1足持っているなら、それを履いて、履き口が自分の脚の何割の位置で止まっているかを測ってみてください。その位置より上に止めたいと感じたら、サイハイが合います。いまの位置で満足しているなら、サイハイを買い足す必要はありません。
どちらとも取れるとき②|ソックスかストッキングか
同じ長さで、透けない編み地のソックスにするか、透ける薄手のストッキングにするかで迷うときは、場面と季節で決めます。
| 状況 | 選ぶほう |
|---|---|
| 改まった場、職場、ドレスの日 | ストッキング |
| 秋冬の休日、屋外が長い日 | ソックス |
| 家の中で暖かく過ごしたい | ソックス |
| 10月のまだ暖かい日 | 薄手のソックスか、ストッキング |
20デニール前後の薄手のストッキングの履き分けは20デニールのストッキングを秋冬に履き分けるにあります。
どちらとも取れるとき③|商品名と長さが合わない
「ニーハイ」と書かれているのに太ももの上のほうまで届く、「サイハイ」と書かれているのに太ももの中ほどで止まる。こうした食い違いは珍しくありません。
| 食い違い | 判断 |
|---|---|
| 名前はニーハイ、総丈は自分の8割の位置 | 長さで判断し、サイハイとして使う |
| 名前はサイハイ、総丈は自分の4割の位置 | ニーハイとして使う |
| 総丈が書かれていない | モデルの身長と着用写真の位置から読む |
| 海外の商品で名前が違う | 英語の呼び名の対応を確かめる |
**名前ではなく、総丈と自分の脚の数字で判断してください。**英語の商品名の読み方はニーハイソックスの英語で、over-the-kneeとthigh-highの違いから整理しています。
よくある行き違い
**「ニーハイより長いものは、全部サイハイと呼ぶ」。**透けないソックスならサイハイ、透けるものは太もも丈のストッキング、ベルトで吊るものはガーターストッキングと、素材と止め方で呼び名が分かれます。
**「長いほうが下がりにくい」。**長いほど履き口は太ももの上のほうに来ますが、止め方が弱いと、長いぶん重さがかかって下がりやすくなります。長さより、止め方とゴムの幅で下がりにくさが決まります。
**「ストッキングの棚には長い靴下はない」。**透けない編み地のサイハイは靴下の棚に、透ける太もも丈はストッキングの棚に並ぶことが多いので、片方の棚だけを見ると見つからないことがあります。両方の棚を見て、長さの表示で選んでください。
**「サイズは靴のサイズで選べばいい」。**太もも丈のものは、足のサイズより、太ももの周囲と脚の長さが合うかが大事です。サイズ表に太もも周囲や身長の欄があれば、そちらを見てください。
**「長い靴下は、短いスカートと合わせるもの」。**秋冬は、膝下丈やふくらはぎ丈のスカートの中に、見せない防寒として履く使い方もあります。見せない履き方なら、場面を選ばずに使えます。
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よくある問い
- Q. ニーハイより長い靴下は何と呼びますか
- 太ももの上のほう、脚の付け根に近いところまで届く靴下は、サイハイソックスと呼ばれることが多いです。サイハイは「太ももの高さまで」という意味の英語から来ています。透ける薄手の素材で同じ長さのものは、太もも丈のストッキングと呼ばれ、履き口にすべり止めがついているものと、ガーターベルトで吊るガーターストッキングがあります。腰まで続くものはタイツやパンティストッキングで、靴下とは別のものとして扱われます。
- Q. ニーハイとサイハイの違いは何ですか
- 止まる位置の高さが違います。ニーハイは、膝を越えて太ももの中ほどまでで止まるものを指すことが多く、サイハイはそれより上、脚の付け根に近いところまで届くものを指します。ただし、売り場や通販によって呼び方の幅があり、同じ長さのものがニーハイともサイハイとも書かれていることがあります。名前より、総丈と、膝の皿から履き口までの長さで確かめるほうが確かです。
- Q. サイハイソックスがずり落ちてきます。どうすればいいですか
- まず、履き口が太もものどこで止まっているかと、履き口の幅を見てください。太ももの周囲がいちばん大きいところより下で止まっていると、歩くたびに下へ動きやすくなります。履き口の位置を周囲のいちばん大きいところより少し上にするか、履き口の内側にすべり止めのついたものを選ぶと、止まりやすくなります。それでも動く場合は、腰まで続くタイツを下に履いてその上に重ねると、生地どうしが引っかかって止まりやすくなります。
- Q. サイハイソックスは、大人が履いても浮きませんか
- 年齢より、スカートの裾との関係と、色と素材で見え方が変わります。スカートの裾とのあいだに肌が見えない長さにする、靴やスカートと同じ系統の色にする、表面に光沢の少ない編み地を選ぶ、の3つを押さえると落ち着いて見えます。秋冬は、膝下丈やふくらはぎ丈のスカートの中に、防寒として履く使い方もあります。見せない履き方なら、場面を選びません。
— メグラシ編集部





