マタニティ制服いつから|職場に頼む日は、届くまでの日数から逆算する

**職場の制服をマタニティ用に替える日は、いまの制服がきつくなる日から、新しい制服が届くまでの日数を引いた日です。**お腹が目立つかどうかではなく、この引き算で決めてください。
私服のマタニティ服なら、きつくなった週末に買いに行けば間に合います。制服はそうはいきません。職場に頼んで、在庫を探してもらい、なければ取り寄せる。そのあいだ、いまの制服を着続けることになります。困るのは着る日ではなく、頼む日が遅れることです。
私服でマタニティ服をいつから用意するかは、マタニティウェアいつからとマタニティ服いつから 秋冬に分けてあります。この記事は、職場の制服だけの話です。
結論:頼む日は、きつくなる日から届く日数を引く
| 決めること | 決め方 | 目安 |
|---|---|---|
| 届くまでの日数 | 総務や上司に聞く | 在庫ありで数日、取り寄せで数週間のことがある |
| きつくなる日 | 3か所を週に1回測る | 3か所のどれか1つに合図が出た週 |
| 頼む日 | きつくなる日から日数を引く | 合図が出る前に頼めればいちばん楽 |
| つなぐ期間 | 頼んでから届くまで | 手持ちの制服を延ばして着る |
**届くまでの日数だけは、自分で決められません。**だから最初にするのは、職場に日数を聞くことです。在庫があるのか、取り寄せになるのか、サイズの見本を試着できるのか。これが分かれば、あとは自分の体の合図を見て、頼む日を決めるだけです。
お腹が目立ち始める時期は、人によっても、一人目か二人目かによっても違います。だから、よく聞く週数の目安に合わせて頼むより、自分の制服が出す合図を見るほうが確かです。この記事で週数ではなく「合図」と「日数」の2つで決めているのは、そのためです。
制服の型で、先にきつくなる場所が違う
制服と一口に言っても、型によって、先に合わなくなる場所が違います。自分の制服がどの型かを先に見てください。
| 制服の型 | 先にきつくなる場所 | 次にきつくなる場所 |
|---|---|---|
| ベスト+スカート(事務服) | スカートの腰 | ベストの前ボタン |
| ベスト+パンツ | パンツの腰 | ベストの前ボタン |
| ジャケット+スカートかパンツ | 下の腰 | ジャケットの前ボタン |
| 前開きの上下(医療・介護など) | 下の腰ゴム | 上の前の裾の上がり |
| かぶる上+パンツ | パンツの腰 | 上の前の裾の上がり |
| 作業着・つなぎ | 腰のベルト位置 | 前のファスナー |
| ワンピース型 | 胸の下の切り替え | 前の裾の上がり |
| 私服+腰に巻くエプロン | エプロンのひもの位置 | 私服の前の裾 |
ほとんどの型で、最初に合わなくなるのは下の腰まわりです。上の服は前を開けたり、ボタンを1つ外したりしてしばらく延ばせますが、下の腰は留めないと落ちてしまうからです。頼む日を決めるときは、下の腰がいつ合わなくなるかを先に見てください。
ひとつ例外は、ワンピース型の制服です。上下がつながっているので、腰より先に胸の下の切り替えが合わなくなることがあります。切り替えの縫い目がお腹の上に乗るようになったら、それが合図です。ワンピース型の職場は、上下に分かれた型に替えられるかどうかも一緒に聞いておくと、延ばせる期間が長くなります。
替え時の合図を、3か所で測る
週に1回、同じ曜日の朝に、制服を着て次の3か所を確かめます。1か所でも合図が出たら、その週が「きつくなる日」です。
| 測る場所 | 確かめ方 | 合図 |
|---|---|---|
| 下の腰 | 留めたウエストの内側に、指を横にして入れる | 指が2本入らない |
| 上の前ボタン | 座って、ボタンとボタンのあいだを見る | 下の肌着が見える隙間ができる |
| 上の前の裾 | 立って、前の裾と後ろの裾の高さを比べる | 前が後ろより3cm以上上がる |
**3か所とも、立っているときより座っているときに先に出ます。**事務の仕事なら、1日の大半は座っています。立って鏡を見て大丈夫でも、座って10分たったときにどうかを見てください。朝に測る理由は、夕方より落ち着いた状態で比べられるからです。毎週同じ時間に測れば、変わり方の速さも分かります。
記録は、手帳の端に3つの数字を書くだけで足ります。腰に入る指の本数、ボタンの隙間があるかないか、前と後ろの裾の差が何cmか。先週と比べて1つでも変わっていれば、次の週も同じ速さで変わると見ておくと、頼む日の見当がつけやすくなります。反対に、2週続けて変わらなければ、頼む日を少し先に延ばしても間に合います。
届くまでの日数は、職場の用意の仕方で変わる
| 職場の用意の仕方 | 届くまで | 頼む前にすること |
|---|---|---|
| マタニティ用の在庫がある | 数日 | サイズの見本を試着できるか聞く |
| 取り寄せになる | 数週間のことがある | 合図が出る前に頼む |
| 制服の業者に直接申し込む | 業者によって違う | 申込書の締め日を聞く |
| マタニティ用が無い | 用意されない | 私服で代えられるかを聞く |
| 上だけ大きいサイズを貸す | 数日 | 下をどうするか決める |
取り寄せになる職場では、合図が出てから頼むと、届くまでの数週間をきつい制服で過ごすことになります。取り寄せと分かったら、合図が出る前に頼んでおくと、つなぐ期間がほぼ無くなります。先に届いても、しばらくはロッカーに置いておけば困りません。
頼む日を決める手順
- 総務か上司に、頼んでから届くまでの日数を聞く
- 毎週同じ曜日の朝に、3か所を測って記録する
- 3か所の変わり方から、合図が出そうな週を見当づける
- その週から、届くまでの日数を引いた日を「頼む日」にする
- 頼む日が来たら、サイズと必要な時期と返すかどうかを伝える
**3の見当づけは、外れても構いません。**早く頼みすぎたときは、届いた制服をしばらく置いておけば済みます。遅く頼みすぎたときに困るので、迷ったら早いほうに倒してください。
職場によっては、制服の手配を月に1回まとめてしているところもあります。その場合、頼む日が締め日を1日過ぎるだけで、届くのが1か月先になります。日数を聞くときは、締め日があるかどうかも一緒に聞いておくと、逆算の起点がはっきりします。
事務服のベストとスカート|腰は延ばし、ベストは開ける
事務服でよく見るベストとスカートの組み合わせは、スカートの腰が先に合わなくなり、ベストの前ボタンがあとから続きます。
| 部分 | つなぐ方法 | 限界の目安 |
|---|---|---|
| スカートの腰 | ホックの位置を延ばす部品、ゴムの延長 | ファスナーが下まで閉まらない |
| スカートの丈 | そのまま | 前の裾が上がり、座ると膝が出る |
| ベストの前 | 下のボタンを1つ外す | ボタンが2つ以上外れる |
| ブラウス | 1サイズ上を私物で用意できるか聞く | 前の合わせのボタンが引っ張られる |
ベストは下のボタンを1つ外しても、上が留まっていれば形は保てます。スカートの腰は、延ばす部品を使っても、ファスナーが下まで閉まらなくなったら限界です。そこまでに届くように頼む日を決めてください。スカートを延ばすときは、前の裾が上がって、座ったときに膝が出やすくなることにも気をつけておきます。
ジャケットのある制服|前を開けて着る
ジャケットのある制服は、前のボタンを開けて着ることで、上はかなり延ばせます。
| 状態 | 着方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 前ボタンが留まる | 普段どおり | 座ったときの前の引きつれ |
| 前ボタンがきつい | 前を開けて着る | 中のブラウスの前を整える |
| 前を開けても肩が窮屈 | 1サイズ上か、マタニティ用 | 肩が合っていないと腕が上がらない |
| 前が開いたまま広がる | 中に前の開くカーディガン | 職場で私物が許されるか聞く |
前を開けて着る時期には、中に着るものがいちばん人の目に触れます。ブラウスの前が引っ張られていないかを、座った状態で確かめてください。肩が合っているジャケットは、前を開けても形がくずれにくいので、上はマタニティ用を頼まずに産休まで持つこともあります。
来客の対応や会議で人前に立つ日は、前を開けたジャケットの裾が左右に広がって見えることがあります。その日だけ、中に前の開く薄手のカーディガンを重ねて、ジャケットの前の広がりを受け止めると、正面から見たときの形が落ち着きます。
前開きの上下|腰ゴムと前の裾を見る
医療や介護、保育の職場でよく使う前開きの上下は、腰がゴムのことが多く、延ばしやすい型です。
| 部分 | 先に起きること | つなぐ方法 |
|---|---|---|
| 下の腰ゴム | お腹の下に食い込む | 腰の位置をお腹の下にずらす |
| 下の股上 | 浅くなる | 股上の深いマタニティ用 |
| 上の前の裾 | 前が上がり、お腹の下が出る | 中に丈の長い肌着を重ねる |
| 上の脇 | 体の横が引っ張られる | 1サイズ上の上を借りる |
| しゃがむ動き | 前が上がって背中が出る | 丈の長い上に替える |
この型の仕事は、しゃがむ、かがむ、人を支える動きが多くなります。立って測って大丈夫でも、しゃがんだときに背中が出るなら、それが合図です。上の丈を長いものに替えるだけで、しばらくはつなげます。
前開きの上は、ボタンやスナップの列がまっすぐ下りているかどうかでも合図が分かります。お腹のいちばん出ている高さで、前の合わせが外側へ弓なりに曲がり始めたら、上もそろそろ替え時です。下の腰ゴムを延ばしてしのいでいるあいだに、上の合わせの曲がり方も一緒に見ておいてください。
作業着とつなぎ|ベルトの位置で決まる
作業着やつなぎは、腰のベルトやファスナーが、お腹のいちばん出る位置と重なりやすい型です。
| 型 | 先に困ること | 目安 |
|---|---|---|
| 上下に分かれた作業着 | 下のベルト | ベルトの穴を2つ以上延ばしたら替える |
| つなぎ | 前のファスナーと股の丈 | ファスナーを閉めると前がつっぱる |
| 作業用の上着 | 前のファスナー | 開けて着られるなら延ばせる |
| 前掛け・胸当て | ひもの位置 | ひもをお腹の上で結ぶと動きにくい |
つなぎは上下がつながっているので、お腹が前に出ると、股の丈まで引っ張られます。つなぎは延ばす方法が少ないので、ほかの型より早めに頼んでください。上下に分かれた作業着に替えられるかどうかも、職場に聞いておくと選べる幅が広がります。
腰に巻くエプロン|ひもの位置を上か下にずらす
販売や飲食で、私服の上に腰エプロンや前掛けを巻く職場では、制服を替えるというより、巻く位置を変えます。
| 巻く位置 | 向いている時期 | 気をつけること |
|---|---|---|
| いつもの腰 | お腹が目立つ前 | ひもがお腹に食い込み始めたら動かす |
| お腹の下 | 目立ち始めてから | 前がずり落ちないように結び目を横に |
| 胸の下 | お腹が大きくなってから | 胸当てのあるエプロンに替える |
| 巻かない | 職場が認めれば | 代わりに色をそろえた上を着る |
ひもの結び目を背中から体の横に移すだけで、座ったときの当たりが変わります。結び目は体の横、お腹にかからない位置に置いてください。胸当てのあるエプロンに替えられる職場なら、腰のひもを使わずに済みます。
見本を試着できるときに見る4か所
マタニティ用の制服を頼む前に、見本を試着させてもらえる職場もあります。そのときは、いまの体に合うかではなく、この先の数か月に合うかを見ます。
| 見る場所 | 確かめ方 | 目安 |
|---|---|---|
| 腰の調整幅 | アジャスターやボタンを一番きつい側と一番ゆるい側で留める | ゆるい側にまだ余裕がある |
| 前の丈 | 立ったときと座ったときの前の裾 | 座っても前の裾がお腹の下にかかる |
| 肩 | 腕を前に伸ばして上げる | 肩の縫い目が肩先から大きく外れない |
| 胸まわり | 前ボタンを留めて座る | ボタンのあいだに隙間ができない |
**腰の調整幅は、いちばんゆるい側にしたときにまだ余裕があるかを見てください。**いまの体でちょうどいいサイズを選ぶと、数週間後にまた合わなくなります。調整幅のまん中あたりで今の体に合うサイズを選べば、そこから先にも広げられます。
届くまでのつなぎ方|いまの制服で延ばす
頼んでから届くまでのあいだは、いまの制服を延ばして着ます。延ばし方は、腰と前と丈で分けます。
| 延ばす場所 | 方法 | 延ばせる幅の目安 |
|---|---|---|
| スカートやパンツの腰 | ホックやボタンを延ばす部品 | 数cm |
| 腰のゴム | ゴムを長いものに替える(職場に確かめる) | ゴムの長さ次第 |
| 上の前 | ボタンを1つ外す・前を開ける | ボタン1つぶん |
| 上の前の裾 | 中に丈の長い肌着を重ねる | 前が3〜5cm上がるまで |
| 上の肩と脇 | 1サイズ上を借りる | 肩の縫い目が肩先から3cmまで |
**制服は貸してもらっているものなので、縫い直したり切ったりはしないでください。**延ばす部品を付け外しするのも、返すときに元に戻せるかどうかを先に職場に確かめてからにします。外から付けて外せる部品なら、返すときに外すだけで済みます。
マタニティ用が無い職場では、私服を3か所で制服に寄せる
マタニティ用の制服が無い職場では、私服で代えることになります。そのときは、周りの制服と並んだときに違いが小さくなるように、3か所を寄せます。
| 寄せる場所 | 寄せ方 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 色 | 制服と同じ暗さ | 制服の横に置いて、どちらが明るいか |
| 形 | 前が開くか、かぶるかを制服に合わせる | 制服と同じ位置にボタンの列があるか |
| 名札・社章 | 胸の同じ高さに付けられる布 | 薄すぎて名札が下がらないか |
**色は色名ではなく、暗さでそろえます。**制服が紺なら、私服は紺でも濃いグレーでも、同じ暗さなら並んだときに浮きません。反対に、同じ紺でも明るい紺だと、制服より目立ちます。買う前に、候補の服の写真を職場の担当者に見せて確かめておくと、あとから着られないということが避けられます。
私服で代える期間は、たいてい数か月です。その間に何着要るかは、洗う間隔で決まります。毎日洗うなら3着、2日に1回なら2着と予備1着が目安です。制服と違って自分で買うものなので、産後にも着られる前開きの形を選んでおくと、使える期間が延びます。
サイズを上げると、肩・袖・丈が一緒に大きくなる
マタニティ用ではなく、普通の制服のサイズを上げて代えることもできます。ただし、お腹まわりに合わせてサイズを上げると、ほかの場所も大きくなります。
| 場所 | 起きること | 困る場面 |
|---|---|---|
| 肩 | 縫い目が腕のほうへ落ちる | 腕を上げるとき上着ごと持ち上がる |
| 袖 | 手の甲にかかる | 書類をめくる・手を洗う |
| 前の丈 | お腹が出るぶん、足りない | 座ると前が上がる |
| 後ろの丈 | 余る | 座ると背中側に布がたまる |
| 腰 | 楽になる | 腰から下が大きく見える |
サイズを上げた制服は、お腹のまわりだけに余裕を足したマタニティ用とは形が違います。前の丈は足りないのに後ろは余る、という形になりやすいのはこのためです。産休まで残りが短いなら十分に使えますが、数か月以上続くなら、マタニティ用を頼むほうが1日の過ごしやすさが変わります。
サイズを上げた制服を着るときは、袖口を1回折り返すか、肩の落ちた分を中の服で埋めずにそのままにしておくほうが、形は整って見えます。肩パッドのような詰め物で合わせようとすると、腕を動かすたびにずれて、かえって気になります。
中に着るものと、足元
制服の中に着る肌着やブラウス、足元のタイツや靴は、自分で用意することが多い部分です。
| もの | 選び方 | 替え時 |
|---|---|---|
| 肌着 | 前の丈が長く、お腹の下まで届く | 上の前の裾が上がってきたら |
| ブラウス | 前の合わせに余裕のあるもの | ボタンのあいだが引っ張られたら |
| タイツ・ストッキング | お腹まで包む形 | 腰の位置で丸まるようになったら |
| 靴 | 職場の決まりの中で、かかとの低いもの | かがんで履くのがつらくなったら |
| カーディガン | 制服と同じ暗さ、前が開く | 冷える職場なら早めに |
足元は、職場で決まった靴がある場合もあります。かかとの高さに決まりがあるなら、低いものに替えられるかを先に聞いておくと、あとで相談しなくて済みます。タイツは、お腹を包む形に替えると、座っている時間の当たりが変わります。
10月の衣替えと重なる人
制服に夏服と冬服がある職場では、10月の衣替えで冬服を受け取ります。この時期と重なる人は、冬服をそのままマタニティ用で受け取れるかを聞いてください。
| いまの状態 | 衣替えのときにすること |
|---|---|
| まだ合図が出ていない | 冬服を普通のサイズで受け取り、日数を聞いておく |
| 合図が出そう | 冬服をマタニティ用で受け取れるか聞く |
| すでに合図が出ている | 冬服はマタニティ用で頼む |
| 産休が冬の途中から | 冬服を1サイズ上で受け取る |
衣替えは、頼む手間を1回で済ませる機会です。普通の冬服を受け取ったあとに、数週間後にもう一度マタニティ用を頼むより、最初からまとめて頼むほうが、職場にとっても手間が減ります。冬服は布が厚くなるので、夏服のときより余裕が少なく感じることも覚えておいてください。
冷える職場と、暑い職場
同じ制服でも、職場の温度で着方が変わります。お腹まわりに余裕のある制服は、そのぶん服の中に空気が入りやすくなります。
| 職場の温度 | 起きやすいこと | 受け方 |
|---|---|---|
| 冷房が強い・足元が冷える | 腰から下が冷える | お腹まで包むタイツ、膝にかける布 |
| 暖房が強い | 厚手の冬服で汗ばむ | 冬服の中を薄い肌着にする |
| 外と行き来する | 出入りのたびに温度が変わる | 前の開く羽織りを手元に |
| 窓際の席 | 日が当たる時間だけ暑い | 脱げる羽織り |
温度で調整するのは、制服の外側ではなく内側と足元にしてください。制服そのものは替えられないので、中に着るものと足元で受けるほうが、職場の決まりの中で自由がききます。冬服を受け取ったあとに暑く感じるなら、中の肌着を薄いものに替えるだけで変わります。
通勤と更衣室で困ること
制服に着替える職場では、更衣室での着替えも毎日のことです。
| 場面 | 困ること | 受け方 |
|---|---|---|
| 更衣室で立って着替える | かがんでタイツや靴下を履く | 通勤のときから履いてくる |
| ロッカーが狭い | 厚手の上着が入らない | 薄手の上着を重ねて通勤する |
| 更衣室が混む | 急いで着替える | 前の開く制服の上を選ぶ |
| 私服から制服へ | 着替えの手順が多い | 中の肌着を通勤から着てくる |
かがむ動きを更衣室で減らすだけで、朝の着替えが楽になります。タイツや靴下を家で履いてきて、更衣室では上だけ替える。そうすると、立ったまま着替えが終わります。
更衣室に腰かけられる椅子やベンチがあるなら、それも使ってください。座って靴を履き替えるだけで、前かがみになる時間が短くなります。椅子が無い更衣室なら、ロッカーの扉に片手をついて体を支えながら着替えると、足元が安定します。
どちらとも取れるとき①|マタニティ用を頼むか、サイズを上げるか
| 決め手 | マタニティ用 | サイズを上げる |
|---|---|---|
| 産休まで | 数か月以上ある | 1か月程度しかない |
| 届くまでの日数 | 間に合う | 取り寄せで間に合わない |
| 仕事の動き | かがむ・腕を上げるのが多い | 座り仕事が中心 |
| 人前に立つ | 受付や接客がある | 人前に出ることが少ない |
**4つのうち、マタニティ用の列に2つ以上当てはまれば、マタニティ用を頼んでください。**サイズを上げる列が多ければ、上げた制服で産休まで乗り切れます。迷うのは2つずつのときですが、その場合は届くまでの日数で決めます。間に合うならマタニティ用、間に合わないならサイズを上げる、です。
どちらとも取れるとき②|産休まで残りが短い
産休まで数週間しかないときに合図が出た場合、新しく頼むかどうかで迷います。
| 残り | 頼むか | 代わりの方法 |
|---|---|---|
| 1か月以上 | 頼む | — |
| 2〜4週間 | 在庫があれば頼む | 1サイズ上を借りる |
| 2週間以内 | 頼まなくてよいことが多い | 前を開ける・私服の羽織りを許してもらう |
届くのが産休直前になるなら、頼まずにつなぐほうが現実的です。職場に相談すると、残りの期間だけ私服の羽織りを許してもらえることもあります。遠慮せず、残りの日数と合わせて聞いてみてください。
どちらとも取れるとき③|在宅と出社が混ざる
週の半分を在宅で働く人は、制服を着る日が少なくなります。そのぶん、合図に気づくのが遅れがちです。
| 出社の頻度 | 気をつけること | すること |
|---|---|---|
| 週1回 | 前の週から大きく変わっていることがある | 家でも週1回制服を着て測る |
| 週2〜3回 | 出社日の朝に気づく | 出社前夜に一度着てみる |
| 週4回以上 | 毎日着るので気づきやすい | 普段どおり週1回測る |
制服を家に持ち帰れるなら、在宅の日にも1回着て測ると、出社の朝に着られないということが防げます。持ち帰れないときは、出社した日に更衣室で3か所を確かめる習慣にしてください。
どちらとも取れるとき④|立ち仕事と座り仕事が半々
受付と事務を行き来するような仕事では、立っているときと座っているときで、きつさの出方が違います。
| 姿勢 | 先に出る合図 | 見る場所 |
|---|---|---|
| 立っている | 前の裾の上がり | 前と後ろの裾の差 |
| 座っている | 腰の食い込み、ボタンの隙間 | 腰と前ボタン |
| かがむ | 背中が出る | 上の後ろの丈 |
**合図は、いちばん長くとる姿勢で見てください。**座っている時間のほうが長いなら、座って測った結果で頼む日を決めます。受付で立つ時間が長いなら、前の裾の上がりを優先します。
姿勢を行き来する仕事では、立ち上がるたびに前の裾を下へ引いて整えることになります。その回数が1日に何度も続くようなら、それも合図のひとつです。
職場に伝えるときに書いておくこと
制服の相談は、口で伝えるより、メモにして渡すほうが行き違いが少なくなります。
| 書くこと | 例 |
|---|---|
| 希望する型 | ベストとスカートのマタニティ用、前開きの上下など |
| サイズ | いまの制服のサイズと、希望のサイズ |
| 必要な時期 | 何月の何週目までに |
| 使う期間 | 産休に入る月まで |
| 返すかどうか | 産休のあとに返すのか、使い回すのか |
**必要な時期は、頼む日ではなく「きつくなる日」を書きます。**職場の側で日数を逆算してもらえるので、取り寄せの手配が早くなります。
メモには、いまの制服で延ばしている方法も一行添えておくと親切です。ホックを延ばす部品を付けている、ベストのボタンを1つ外している、といったことを書いておけば、担当者はあとどのくらい持つかを見当づけられます。返すかどうかの欄は、職場の決まりが分からなければ空けておき、担当者に聞いて埋めてもらえば足ります。
産後に職場へ戻るとき
産休と育休のあと職場に戻るとき、元の制服がすぐに合うとは限りません。戻る前に、一度着てみる機会をもらえるかを聞いておきます。
| 戻る前に確かめること | 理由 |
|---|---|
| 元のサイズの制服が合うか | 体の変わり方は人によって違う |
| 前の開く上に替えられるか | 授乳のある時期は前開きが扱いやすい |
| マタニティ用をしばらく使えるか | 戻った直後のつなぎに |
| 靴の決まり | 子どもを抱く生活で足元の好みが変わることがある |
戻った直後は、仕事と家のことが重なって、服のことまで気が回らなくなりがちです。戻る1か月前に制服を1回着ておくと、初日の朝に慌てずに済みます。
届いた制服を、最初に着る日にすること
マタニティ用の制服が届いたら、職場で着る前に、一度家か更衣室で着て、仕事の動きをしてみてください。
| 動き | 確かめること |
|---|---|
| 椅子に座って10分 | 腰と前ボタンに当たりがないか |
| かがんで床の物を拾う | 背中や腰が出ないか |
| 腕を上げて棚の物を取る | 上着ごと持ち上がらないか |
| 階段を上る | 裾を踏まないか、前の丈が足りるか |
| 名札を付ける | 布が下がらずに付けられるか |
**届いたその日にすぐ替えなくても構いません。**いまの制服がまだ着られるうちは、両方を更衣室に置いておき、きつく感じた日にマタニティ用に替えます。替える日を自分で選べるのが、早めに頼んでおいたいちばんの利点です。
週ごとに確かめること
| 確かめること | 頻度 |
|---|---|
| 3か所の合図 | 週1回、同じ曜日の朝 |
| 届くまでの日数 | 最初に1回、変わったら聞き直す |
| 頼む日までの残り | 週1回 |
| 延ばしている部品や重ね着 | 毎朝 |
| 産休までの残り | 月1回 |
よくある行き違い
| よく言われること | 実際のところ |
|---|---|
| お腹が目立ってから頼めばいい | 取り寄せだと、届くまできつい制服で過ごす |
| 上から先に合わなくなる | ほとんどの型で下の腰が先 |
| サイズを上げれば同じこと | 肩と袖が余り、前の丈は足りない |
| 私服なら何を着てもいい | 色・形・名札の3か所を寄せないと浮く |
| 制服は自分で直していい | 借りているものなので、外せる部品だけにする |
| 衣替えのあとに頼めばいい | 衣替えのときにまとめて頼むほうが手間が減る |
いちばん多いのは、合図が出てから頼んで、届くまでの数週間を待つことです。頼む日は、きつくなる日ではなく、そこから日数を引いた日。この引き算だけ先にしておけば、制服のことで困る期間はほとんど無くなります。
職場で私服を選ぶときの考え方はマタニティのオフィスカジュアルに、秋冬の式に出る日の服はマタニティフォーマルワンピース 秋冬にあります。
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よくある問い
- Q. マタニティ用の制服は、いつ頼めばいいですか
- いまの制服がきつくなる前に、届くまでの日数ぶん早く頼みます。在庫があれば数日で出てくる職場もあれば、取り寄せで数週間かかる職場もあります。先に総務や上司に、頼んでから届くまでの日数だけを聞いておいてください。そのうえで、スカートの腰に指が2本入らなくなった、ベストの前ボタンのあいだに隙間が見え始めた、前の裾が後ろより上がってきた、のどれかが出た週を目安に、日数を引いて頼む日を決めます。
- Q. 妊娠を職場に伝える前に、制服だけ相談してもいいですか
- 伝える時期は人によって違います。制服の相談だけを先に総務の担当者にすることもできますし、上司に伝えるのと同じ日にまとめる人もいます。制服の話をするときに必要なのは、希望するサイズ、いつごろから必要か、産休のあと返すかどうかの3つです。相談の順番は職場の決まりに合わせて、この3つをメモにしておくと話が短く済みます。
- Q. マタニティ用の制服が無いと言われました
- その場合は、制服に寄せた私服で代えられるかを職場に確かめます。寄せる場所は、色、形、名札や社章をつける位置の3つです。色は制服と同じ暗さ、形は制服と同じく前が開くか、かぶるか、名札は胸の同じ高さに付けられるか。この3つがそろっていれば、周りから見たときの違いは小さくなります。私服の範囲がどこまで許されるかは職場によるので、買う前に写真を見せて確かめると確実です。
- Q. サイズを上げた普通の制服で代えてもいいですか
- 代えられる場合もありますが、サイズを上げると、お腹まわりと一緒に肩・袖・丈も大きくなります。肩の縫い目が腕のほうへ落ち、袖が手の甲にかかり、前の丈は足りないのに後ろの丈が余る、という形になりやすいのです。産休まで残りが短いならサイズを上げて乗り切り、まだ数か月あるならマタニティ用を頼む、という分け方が目安になります。
— メグラシ編集部





