かっこいい部屋着|秋冬の厚手でも甘くならない色数と裾の始末

**手持ちの部屋着を1着、ハンガーに掛けて、1m離れて見てください。**裾と袖口が丸く絞られ、生地がふくらんでいるなら、その1着は可愛い側です。裾がまっすぐ下がり、色が2色までなら、かっこいい側です。
かっこいい部屋着を選んだつもりでも、秋冬の厚手になると、起毛やリブで丸く甘い印象に寄りがちです。かっこよさを残すのは、柄や形の名前ではなく、線がまっすぐ終わっているかどうかです。
可愛い側の見分け方は可愛い部屋着 レディースに、玄関先に出られるかはおしゃれなルームウェアと部屋着にあります。この記事は、かっこいい側に寄せる選び方です。
結論|4か所がまっすぐなら、かっこいい側に寄る
| 見る場所 | かっこいい側 | 甘い側 |
|---|---|---|
| 色数 | 2色まで | 3色以上、柄が入る |
| 裾と袖口 | まっすぐ落ちる、リブは3cmまで | 太いリブで丸く絞る |
| 生地の落ち | 吊るすとまっすぐ下がる | 裾が波打つ、ふくらむ |
| 肩の位置 | 肩先から8cm以内 | それより下に落ちる |
**4か所のうち、いちばん効くのは裾と袖口です。**色が合っていても、裾が丸く絞られていると、全体が丸い形に見えます。
確かめ方|ハンガーに掛けて、1m離れる
- 上下をそれぞれハンガーに掛けて、壁に並べて吊るす
- 1m離れて、裾と袖口の終わり方を見る
- 上下と、中に着るものの色を数える
- 上の肩の縫い目の位置を見る
**着て鏡を見ると、体の形に目が行きます。**吊るした状態で見ると、服そのものの線だけが見えます。買う前なら、売り場のハンガーのまま同じように見てください。
色|上下と中を合わせて2色まで
かっこよく見える部屋着は、色の数が少ないことが共通しています。上、下、中に着るものを合わせて2色までにしてください。
- 黒と灰、紺と白、茶と生成りなど、明るさの違う2色
- 1色で上下をそろえるなら、生地の表面を上下で変える
柄は、色の数を増やします。細いボーダーや小さな柄でも、遠くから見ると色が混ざって1色増えたように見えます。柄を入れるなら、2色のうちの1色だけで作られた柄にしてください。
胸元の小さな刺しゅうや文字も、色の数に入ります。**上下が2色に収まっていても、胸に3色目の刺しゅうがあると、目がそこに集まります。**文字や刺しゅうが入るなら、生地と同じ色の糸で入っているものか、2色のうちのもう1色で入っているものを選んでください。
2色のうち、明るいほうの面積を小さくすると、全体が締まって見えます。上下の片方を明るくするより、中に着るものの首元や、靴下など、小さい場所に明るい色を置くほうがかっこいい側に残ります。
裾と袖口|リブは3cmまで
裾と袖口の終わり方は、かっこよさをいちばん左右する場所です。
- リブ無しでまっすぐ落ちる…いちばんかっこいい側
- 幅3cmまでの細いリブ…かっこいい側に残る
- 幅4cm以上の太いリブで絞る…丸い形になり、甘い側に寄る
**パンツの裾も同じです。**足首を太いリブで絞ったパンツは、裾がふくらんで丸く見えます。まっすぐ落ちる裾か、細いリブのものを選んでください。スウェットパンツの裾の選び方はスウェットパンツの部屋着は床に座って選ぶにあります。
生地の落ち|吊るしたとき、まっすぐ下がるか
ハンガーに掛けたとき、裾が床に向かってまっすぐ下がるか、横に波打つかを見ます。まっすぐ下がる生地は、着たときも縦の線が残ります。
波打つ生地は、薄くて柔らかいか、裾だけ厚く縫い返してあるかのどちらかです。柔らかい生地は着ると体に沿って丸い線になり、裾だけ厚いものは裾でふくらみます。売り場では、上を持って軽く揺らし、止まったときに裾がまっすぐに戻るかを見てください。
通販で買うときは、生地の厚みの表示を見ます。同じ綿のスウェットでも、厚手と書かれたものは吊るしたときにまっすぐ下がりやすく、薄手と書かれたものは体に沿いやすくなります。ワッフルや畦編みのように表面に凹凸のある生地は、薄くても縦の線が出やすいので、かっこいい側に寄せやすい素材です。
肩の位置|肩先から8cmまで
ゆったりした部屋着は、肩の縫い目が肩先より下に落ちます。肩先から8cm以内なら、ゆったりしていてもだらしなく見えにくくなります。
それより下に落ちると、腕の付け根で生地がたまり、腕を下ろしたときに脇にしわが集まります。このしわが、部屋着らしさをいちばん強く見せる場所です。袖丈は、腕を下ろして親指の付け根にかかるくらいまでが目安です。
秋冬の厚手|起毛の向きを見る
秋冬の部屋着は、暖かさを取ると起毛が増えます。起毛が外側に出ているか、内側に向いているかで、見え方が大きく変わります。
- 内側だけ起毛…外側は平らな生地のまま。かっこいい側に残る
- 外側に短い起毛…指でなでて毛が寝ていれば、かっこいい側に残る
- 外側に長い毛足…丸くやわらかく見え、甘い側に寄る
裏毛と裏起毛の違いはスウェットの部屋着で、室温との関係から扱っています。寒い部屋で過ごす日が多いなら、内側が起毛のものを選ぶと、見た目を平らに保ったまま暖かさを取れます。
上下そろえるか、別々にするか
同じ生地の上下をそろえると、全身が1枚の面になり、縦の線が強く出ます。かっこよく見せたいなら、上下そろいはいちばん簡単な方法です。
別々の上下を合わせるときは、色を2色にして、明るいほうを上か下の片方だけに置きます。上下で生地の表面が違う場合は、平らなほうを面積の大きい側にしてください。
上下そろいの弱点は、どちらか一方だけ洗うと色がずれていくことです。**上下は同じ日に、同じ洗い方で洗ってください。**黒や紺は洗うたびに少しずつ色が抜けるので、片方だけ多く洗うと、1年もしないうちに上下の濃さが分かれます。
足元と、中に着るもの
部屋着の上下がかっこよくても、足元と首元で甘さが戻ることがあります。
- 靴下…上下のどちらかと同じ色にする
- 中に着るもの…首元から見える縁を、上の色と同じにする
- 室内履き…ふわふわの毛足より、平らな表面のもの
**首元からのぞく色は、色数に数えてください。**上が黒で、中から白い縁がのぞくと、それで2色になります。
靴下は、足首が見える丈のパンツだと面積が小さいわりに目に入ります。部屋着の上下が黒なら黒か灰、紺なら紺か白、と決めておくと、朝に迷いません。厚手の靴下を履く季節は、つま先の丸いふくらみが目立たないよう、足の形に沿う薄めの厚手を選ぶと、足元まで線がまっすぐ続きます。
どちらとも取れるとき①|甘い色が好き
色は好きなもので構いません。**その代わり、裾と袖口をまっすぐにして、生地を平らなものにしてください。**形と表面がまっすぐなら、淡い色でも甘さが引きます。
上を淡い色にしたら、下は灰か紺か黒にします。上下とも淡い色にすると、全身がやわらかい面になり、形がまっすぐでも甘い側に寄ります。
どちらとも取れるとき②|家族と共用したい
家族と同じ部屋着を共用すると、自分には大きいサイズを着ることになります。この場合は、肩の縫い目が肩先から8cm以内に止まるかだけを確かめてください。
8cmを超えるなら、袖をまくって肘の下で止め、手首を出してください。手首が見えると、腕の線がまっすぐに戻り、大きさが目立ちにくくなります。
パンツが長いときは、裾を折り返すより、足首まで引き上げてたるませずに履くほうがまっすぐに見えます。折り返すと裾に厚みの段ができて、そこだけ丸く見えるからです。共用するなら、パンツはゴムと紐で調節できるものを選ぶと、履く人が変わってもウエストの位置を合わせやすくなります。
どちらとも取れるとき③|そのまま近所に出たい
かっこいい部屋着のまま、近所まで出たい日もあります。かっこいい部屋着は線がまっすぐなので、外に出やすい側です。
ただ、外に出るかどうかは、羽織りと靴で決まる部分が大きくなります。出られる範囲の延ばし方はワンマイルウェアの選び方に、スウェットを外で着る日の裾の位置はスウェットコーデ冬にあります。
1着目を選ぶなら
これから1着目を選ぶなら、次の条件を満たす上下がいちばん外しにくくなります。
- 色は黒、灰、紺のいずれか1色で上下をそろえる
- 裾と袖口はリブ無しか、幅3cmまで
- 外側が平らで、内側が起毛の生地
- 肩の縫い目が肩先から8cm以内
**上下そろいの1色は、足元と首元の色を合わせるだけでまとまります。**2着目からは、上か下の片方だけを別の色にして、組み合わせを増やしてください。
まとめ
- かっこいい部屋着は、色数・裾の始末・生地の落ち・肩の位置で決まる
- 色は上下と中を合わせて2色まで
- 裾と袖口はまっすぐ落ちるか、リブ3cmまで
- 秋冬の起毛は、内側に向いたものか、外側でも毛足の短いもの
- 肩の縫い目は肩先から8cm以内
手持ちの部屋着を上下ともハンガーに掛けて、壁に並べてみてください。裾がまっすぐ下がっている1着が、かっこいい側の1着です。
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よくある問い
- Q. かっこいい部屋着と、おしゃれな部屋着はどう違いますか
- おしゃれかどうかは、玄関先や近所にそのまま出られるかで分かれます。かっこいいかどうかは、線がまっすぐ終わっているかで分かれます。色が2色までに収まり、裾と袖口が絞られずにまっすぐ落ち、生地が吊るしたときに波打たないもの。この条件がそろうと、同じスウェットでも甘さが引いて、かっこよく見えます。
- Q. 秋冬の部屋着は起毛が暖かいのですが、かっこよく着られますか
- 起毛の向きと毛足の長さで選んでください。外側が平らで、内側だけ起毛しているものは、見た目はまっすぐな生地のまま暖かさだけが残ります。外側に起毛があるものは、毛足が短く、指でなでたときに毛が寝ているものを選ぶと、丸い印象になりにくくなります。毛足の長いボアや、ふわふわした生地は、どうしても甘く見えます。
- Q. 大きめのサイズを着ると、かっこよく見えますか
- 大きさそのものより、肩の縫い目がどこに落ちるかで決まります。肩先から8cm以内なら、ゆったりしていてもだらしなく見えにくくなります。それより下に落ちると、腕の付け根で生地がたまり、部屋着らしさが強く出ます。袖丈は、腕を下ろして親指の付け根にかかるくらいまでにしてください。
- Q. 甘い色が好きですが、かっこいい部屋着にしたいです
- 色は好きなものを使って構いません。その代わり、裾と袖口をまっすぐにして、生地を平らなものにしてください。形と表面がまっすぐなら、淡い色でも甘さが引きます。色を2色までにするのは、甘い色でも同じです。上を淡い色にしたら、下は灰か紺か黒にします。
— メグラシ編集部





