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つま先に線の入った布の靴は、足元の横線を三本までにする|床から15cmの境目を数える

メグラシ編集部//読了 12分
つま先に細い線の入った布のローカットを横から見て、足元の境目を数えている場面

薄い布のローカットを履いた日に足首がこまごまして見えるのは、足元に横線が集まっているからです。 この形の靴は、底の縁とつま先の線で、履いた時点ですでに二本持っています。そこに靴下と裾が足されると、狭い範囲に四本も五本も入ります。

見るのは、床から15cmの中にある横線の数

横線とは、横から見たときに色か素材が変わる境目のことです。底の縁、つま先に走る線、履き口の縁、靴下の折り返し、裾の縁。 どれも足首を横切る一本として読まれます。

判定の軸は1つです。

床から15cmの中の横線の数:三本まで・四本・五本以上

三本までなら、足首はひと続きに読まれます。

数え方|横から見て、境目を数える

靴を履いた状態で、横から足元を見てください。床から15cmまでの範囲で、色か素材が変わっている場所を数えます。

15cmの測り方は、手のひらの幅がおよそ8cmなので、二つぶんより少し狭い高さです。定規を床に立てて15cmの位置に指を置き、その下にある境目を数えてください。

数えるのは、離れて見て分かる境目だけです。縫い目の細い筋や、同じ色の中の陰影は数えません。 目を細めて見て、まだ見えている境目が、数えるべき線です。

写真に撮って見るほうが確実です。足元だけを横から撮ると、線が何本あるか一目で分かります。

撮るときは、しゃがまずに立ったまま足元へ向けてください。しゃがんで真横から撮ると、実際に人が見る角度より低くなり、線の間隔が実物より広く写ります。立った位置から見下ろす角度が、外から見られている角度に近いものです。

左右のどちらか片方で構いません。線の本数は左右で同じです。 折り返しの高さだけがずれることがあるので、そこは鏡で合わせてください。

数え終わったら本数を覚えておけます。同じ靴と同じ靴下の組み合わせなら、本数は毎回同じです。 変わるのは裾の丈だけなので、次からは裾が範囲に入っているかだけを見れば足ります。

線の本数3段階

本数足首の読まれ方必要な手当て
三本までひと続きの高さとして読まれる不要
四本段が意識されはじめる一本減らす
五本以上細かい段の積み重ねに見える二本減らす

手当てが要るのは、下の二段だけです。

靴が持っている線は、減らせない

この形の靴は、履いた時点で線を持っています。

一本目は底の縁です。布と底の素材が変わる場所で、色も変わります。ここは必ず一本になります。

二本目はつま先に走る線です。つま先の縁に沿って細い線が入っている形の靴では、そこがもう一本になります。

三本目は履き口の縁です。ローカットなので低い位置にありますが、足の甲と足首の境目にあたるので、はっきり読まれます。

つまり、靴を履いただけで二本から三本です。この三本は減らせません。だから、足す側で調整します。

靴下と裾が足す線

靴下の上端が一本。履き口から靴下が出ていれば、そこで素材が変わります。

靴下の折り返しが一本。折り返すと、折り返した縁でもう一本増えます。

裾の縁が一本。裾が15cmの範囲に入っていれば数えます。

裾の折り返しが一本。外へ折っていれば、その縁も線になります。

全部そろうと四本です。靴の三本と合わせて七本になり、これが足元がこまごまして見える状態です。

なぜ、四本を超えると止まるのか

線は、それ自体が区切りです。区切りが少なければ、そのあいだの長さが読まれます。区切りが多いと、一つひとつの間隔が短くなり、長さではなく段の数が読まれます。

15cmという狭い範囲に五本入ると、線と線のあいだは平均3cmです。3cmの帯が五つ積み重なっている状態を、目は縦の長さとしては読みません。

三本までなら、あいだの帯は5cm前後になります。このくらいの幅があると、帯ではなく面として読まれます。

これは靴の問題ではありません。同じ靴でも、靴下と裾の扱いで本数は変わります。

同じことは、線を持たない靴では起きません。底まで同じ色でひと続きの一足なら、靴が持っている線はゼロか一本です。そういう靴なら、靴下も裾も自由に足せます。

だから、手持ちを「線を持っている靴」と「持っていない靴」に分けておくと判断が速くなります。線を持っている一足を履く日だけ、靴下と裾を数える。 それ以外の日は、いつもどおりで構いません。

線の太さも見てください。細い線が三本あるより、太い帯が二本あるほうが落ち着きます。 数えるのは本数ですが、迷ったときは太いものを残して細いものを消すほうが、間隔がそろいます。

減らし方①|靴下を靴と同じ色にする

いちばん効くのがこれです。靴下を靴と同じ色にすると、履き口の縁で色が変わらなくなり、そこの一本が消えます。

さらに靴下の上端も、靴の中に隠れるか同じ色でつながるので数えません。一手で一本から二本減ります。

同じ色が用意できないなら、明るさをそろえてください。色が違っても、明るさが同じなら境目は弱くなります。 写真を白黒にして、境目が見えなくなるかで確かめられます。

靴が白なら白い靴下、黒なら黒い靴下、生成りなら生成りの靴下。この対応を一組ずつそろえておけば、履くたびに考える必要がなくなります。 靴一足につき靴下一組、という持ち方です。

反対に、靴下でわざと一本足したい日もあります。全身が暗い色でまとまっていて、足元に区切りを入れたい日です。このときは、靴の三本のうち一本が消えるように裾を上げてから、靴下で一本足してください。 合計は変わりません。

減らし方②|裾を上げて15cmの外へ出す

裾の縁を、床から15cmより上に置いてください。範囲の外に出れば、線として数えません。

15cmは、くるぶしの骨のやや上あたりです。足首の骨が完全に見える高さまで上げれば、確実に外へ出ます。

上げると、そのあいだの脚か靴下が見えます。この面は線を持たないので、本数は増えません。

上げ方は三つです。外へ二回折る、丈の短い一本に替える、裾を靴の中へ入れる。折るのがいちばん速く、丈を選ぶのがいちばん安定します。

裾を靴の中へ入れる方法は、裾幅が狭い一本でだけ使えます。入れた裾は靴の中でかさばるので、甲が持ち上がって履き口の線が上がります。 薄い布の靴では、この持ち上がりが外から見えることがあります。

折って上げる場合、折り返しの縁が15cmの中に入ると本数が増えます。折り返しの位置も範囲の外へ出してください。 裾を上げる目的は、線を範囲の外へ出すことであって、丈を短くすること自体ではありません。

減らし方③|折り返しをやめる

靴下の折り返しと、裾の折り返し。この二つは、やめれば一本ずつ消えます。

折り返しは、丈を調整するための手段です。丈が合っているなら、折る必要はありません。 折らずに済む丈のものを選べば、線は最初から増えません。

秋に厚い靴下を履くと、折り返したくなります。折るなら、そのぶん裾を範囲の外へ出してください。 増やした一本を、別の場所で一本返す形です。

残す三本の選び方

三本まで減らすとき、どれを残すか。底の縁、つま先の線、履き口の縁の三本を残すのが基本です。

この三本は靴が持っているもので、外から足すものではありません。靴の形をそのまま見せる形になります。

裾を範囲に入れたい日は、そのぶん靴下を靴と同じ色にして一本消してください。足す線は常に一本まで、と決めておくと数えやすくなります。

逆に、靴の線を一本減らせる場合もあります。靴下を履き口と同じ高さまで上げて、色を靴に合わせると、履き口の縁が読まれなくなります。 これで靴の三本が二本になり、足す線を二本まで使えます。

残す三本の間隔もそろえてください。床から2cm、7cm、13cmのように、5cm前後の間隔で並んでいると、段ではなく面として読まれます。 三本が下に集まって、上が空いている状態は、本数が合っていても足元が重く見えます。

どちらとも取れるとき|線が細くて見えるか分からない

3歩下がって足元を見てください。その距離で見えない線は、数えなくて構いません。

判定に迷う細い線は、たいてい離れると消えます。残るのは、色の差が大きい線だけです。

もう一つの方法は、写真を撮って画面を小さく表示することです。縮めた画面で残る線が、外から読まれる線です。

どちらとも取れるとき|裾がちょうど15cmの位置

歩いたときの位置で決めてください。止まっているときに15cmでも、歩けば2〜3cm上がります。

上がったときに範囲の外へ出るなら、数えなくて構いません。逆に、止まると入り、歩くと出る、という状態は落ち着かないので、はっきり上げるか下げるかへ寄せてください。

下げる場合は、裾を靴の甲に1cm触れるところまで下ろします。このとき裾の縁は底に近づくので、履き口の線と近づいて一本にまとまって見えることがあります。

秋に線が増える条件

厚い靴下を履くと、履き口の縁がはっきりして一本になります。夏の薄い靴下では読まれなかった境目が、厚みで段になります。

折り返せば、さらに一本増えます。重ねたパンツは裾が持ち上がり、裾の縁が15cmの範囲に入ってきます。

夏に三本だった足元が、秋には五本になることがあります。 靴も服も同じなのに見え方が変わるのは、このためです。

対処は同じです。靴下を靴と同じ色にするか、裾を範囲の外へ出すか。 どちらか一つで、たいていは三本以内に戻ります。

よくある失敗と、その直し方

よくある失敗起きること直し方
靴と違う色の靴下を折り返して履く線が二本増え、合計が五本になる靴と同じ色にして折り返さない
裾を15cmの中で終わらせる靴の三本に裾の線が足される足首の骨が見える高さまで上げる
裾も靴下も折り返す折り返しの縁で二本増えるどちらか一方だけにする
細い線まで全部数える実際より多く見積もり、減らしすぎる3歩下がって見えるものだけ数える
秋に夏と同じ組み方をする厚みで境目が段になり、本数が増えるその日の状態で数え直す

まとめ|15cmの中を数えて、三本に収める

  1. この形の靴は、底の縁とつま先の線と履き口で、すでに三本持っている
  2. 数えるのは床から15cmの範囲で、離れて見える境目だけ
  3. 三本までなら足首はひと続き、四本を超えると段の積み重ねになる
  4. 減らすのは靴下と裾。靴が持つ線は減らせない
  5. いちばん効くのは、靴下を靴と同じ色にすること

布の薄い靴が合わせにくいと言われるのは、線を多く持っているからです。 持っている線は変えられませんが、足す線は選べます。

数えるのに要るのは、定規と3歩の距離だけです。足元を横から一枚撮っておけば、次からは撮った写真を見比べるだけで済みます。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 布のスニーカーを履くと、足首のあたりがこまごまして見えます
足元の横線を数えてください。横から見て、床から15cmの範囲で色か素材が変わる境目を数えます。底の縁、つま先の線、履き口の縁、靴下の折り返し、裾の縁。これらが全部入ると五本になります。三本までなら足首はひと続きに読まれますが、四本を超えると細かい段の積み重ねに見えます。減らすのは靴下と裾の側です。
Q. どの線から減らせばいいですか
靴下からです。靴下を靴と同じ色にすると、履き口の縁で色が変わらなくなり、そこの一本が消えます。折り返しをやめれば、もう一本消えます。この二つで二本減るので、たいていは三本以内に収まります。靴が持っている線、つまり底の縁とつま先の線は、履く以上は必ず入るので減らせません。足す側で調整してください。
Q. なぜ15cmという範囲なのですか
床から15cmは、靴の高さと足首がちょうど収まる範囲だからです。この高さの中に線が集まると、狭い縦幅の中で何度も区切られる形になります。それより上、たとえばふくらはぎの高さに線が一本あっても、間隔が空いているので段としては読まれません。密になっているかどうかを見るための範囲だと考えてください。
Q. 靴下を見せたい日はどうしますか
靴と同じ色の靴下を選んで、折り返さずに履いてください。この形なら、見せていても線は一本しか増えません。折り返すと折り返しの縁でもう一本増えるので、合計が四本に届きます。色を変えたい日は、裾を上げて15cmの外へ出してください。裾の線が範囲の外へ出れば、一本ぶんの余裕ができます。
Q. 秋になると線が増えますか
増えます。厚い靴下を履くと履き口の縁がはっきりして一本、折り返せばさらに一本。重ねたパンツは裾が持ち上がって、裾の縁が15cmの範囲に入ってきます。夏に三本だった足元が、秋には五本になることがあります。対処は同じで、靴下を靴と同じ色にするか、裾を範囲の外へ出すかのどちらかです。

— メグラシ編集部

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