パステルカラーが似合わない 黒髪|髪が重いか顔が白く飛ぶか

**黒髪でパステルカラーが似合わないとき、まず「髪が重く見える」のか「顔が白く飛ぶ」のかを分けてください。**同じ黒髪でも、外れ方が違えば直す方向は反対です。
髪が重く見える人は、パステルを着ると、服と顔はなじんでいるのに、髪の黒だけが塊になって浮きます。頭が大きく、重たく見えるのが外れの正体です。この場合は、パステルの淡さを1段落として、濃い色を体の下のほうに1か所置くのが直し方です。髪の黒が全身の中で孤立しなくなります。
顔が白く飛ぶ人は、パステルを着ると、顔の輪郭が服に溶け、頬と唇の色が消えます。黒髪と淡い服の間で、顔だけが白く抜けて見えるのが外れの正体です。この場合は、色みを1段強くするか、パステルを顔から離すのが直し方です。顔のまわりに色が戻ります。
年齢とともにパステルが似合わなくなった人はパステルカラー 40代で似合わなくなった|くすむか若作りかで分けるを、淡い色とパステルの違いは淡い色とパステルカラーの違いを見てください。この記事は、黒髪の人にしぼって、髪が重いか顔が飛ぶかで分けます。
結論:淡さを落とすか、色みを強めるか
| 見る所 | 髪が重く見える人 | 顔が白く飛ぶ人 |
|---|---|---|
| 着て起きること | 髪の黒だけが塊で浮く | 顔が服に溶けて白く抜ける |
| 肌の明るさ | 白い紙より1段以上暗い | 白い紙とほぼ同じ |
| 直す方向 | 淡さを1段落とし、濃い色を下に1か所 | 色みを1段強くするか、顔から離す |
| なじむパステル | 灰みのある、少しくすんだ淡色 | 白っぽさが少ない、色のはっきりした淡色 |
どちらの人も、髪を染めなくてもパステルは着られます。外れているのは髪の色そのものではなく、黒髪とパステルと肌の3つの明るさの並び方です。
見分ける①|白い紙をあごの下に当てる
明るい窓の近くで、鏡に向かって、白いコピー用紙をあごのすぐ下に当ててください。紙と、頬の明るさを比べます。
- 頬が紙とほぼ同じ明るさに見える:肌が明るい人です。淡いパステルと肌の明るさが近いので、顔が服に溶けやすく、飛ぶ側に寄ります
- 頬が紙より1段以上暗く見える:肌に色みがある人です。パステルより肌が濃いので、顔は服に溶けませんが、服が明るい分、髪の黒が目立ちやすく、重い側に寄ります
紙を当てるのは、蛍光灯の下ではなく窓の近くにしてください。照明が白いと、誰の肌も明るく見えて、飛ぶ側に寄って見えます。
見分ける②|写真で先に目が行く所
もう1つの見分け方は、パステルの服を着て、スマートフォンで上半身の写真を撮ることです。撮った写真を少し離して見て、最初に目が行った所を覚えてください。
- 髪に目が行った:髪が重く見える側です。黒の面積が、服と顔の明るさの中で浮いています
- 服に目が行き、顔がぼんやりしている:顔が白く飛ぶ側です。顔の輪郭と服の境目が見えにくくなっています
- 顔に目が行った:パステルが似合っています。今の着方で外れていません
髪の長さも関係します。肩より下まで髪がある人は、黒の面積が大きいので、肌が明るくても重い側の症状が先に出ることがあります。①と②の結果が食い違ったら、②の写真の結果を優先してください。
髪が重く見える人|淡さを1段落として、濃い色を下に1か所

髪が重く見える人の外れは、全身の中で黒いものが髪しかないことから起きます。明るい服の上に黒い塊が1つだけ乗っているので、そこに目が集まります。
直し方は2つです。
- パステルを1段だけくすませる:真っ白に近い淡色ではなく、少し灰みのある淡色にします。服の明るさが1段下がると、髪の黒との差が縮まります
- 体の下のほうに濃い色を1か所置く:チャコールのスカート、黒のパンツ、濃い茶の靴やバッグなどです。髪の黒と、下の濃い色が上下で呼び合うので、黒が髪だけでなくなります
2つのうち、どちらか1つで足りることが多いです。パステルを替えたくないときは2を、下に濃い色を持っていないときは1を選んでください。
髪が重く見える人の色の選び方
パステルの中でも、色によって黒髪とのなじみ方が違います。髪が重く見える人は、次の順で着やすくなります。
- ラベンダー:青みがあり、黒髪の青みとつながります。灰みのあるラベンダーがいちばん着やすい色です
- 水色:同じく青みがあり、黒髪となじみます。白っぽいものより、少しくすんだ水色を選んでください
- ピンク:灰みや茶みが少し入った淡いピンクなら、髪とぶつかりません
- ミント:白っぽいミントは髪との差が大きくなります。灰みのあるセージ寄りにすると着やすくなります
- レモン:黄色は黒との差がいちばん大きいので、首元に着るなら、白みが少なくクリームに近いものにします
どの色でも、真っ白に近い淡さを避けて、1段だけ深くするのが共通の決まりです。
顔が白く飛ぶ人|色みを1段強くするか、顔から離す

顔が白く飛ぶ人の外れは、肌の明るさとパステルの明るさが近すぎることから起きます。顔と服の境目が見えにくくなり、そのうえ黒髪が強いので、顔だけが白く抜けて見えます。
直し方は3つあります。
- 色みを1段強くする:同じ色の系統で、白っぽさが少なく色がはっきりしたものに替えます。淡いピンクなら、もう少し色の見えるピンクにします
- 首元に濃い色を1つ挟む:紺やチャコールのマフラー、濃い色の襟のシャツなど、顔と服の境目に濃い線を1本入れます
- パステルを顔から離す:パステルはボトムや小物にして、顔の近くは白か濃い色にします
髪が重く見える人とは反対に、くすんだパステルは、飛ぶ側の人にはかえって顔をぼんやりさせます。灰みが肌の明るさと混ざって、顔色が悪く見えるからです。
顔が白く飛ぶ人の色の選び方
顔が白く飛ぶ人は、次の順で着やすくなります。
- 青みのはっきりしたラベンダー:色みが強めで、肌との境目がはっきりします
- はっきりした水色:白っぽい水色ではなく、空の色に近いものにします
- 青みのピンク:黄みの少ない、色の見えるピンクにします。白っぽいピンクは顔が飛びます
- ミント:白っぽいものは避け、緑がはっきり分かるものにします
- レモン:肌の明るさと近く、飛びやすい色です。着るならボトムか小物にします
飛ぶ側の人のパステルは、色の名前を言える程度の強さが目安です。遠目に見て「白っぽい何か」に見えるなら淡すぎます。
冬の素材で、見え方が変わる
同じパステルでも、冬の素材は見え方を変えます。

- 毛足の長いニット(モヘアやアンゴラのような素材):毛が光を散らすので、色が実際より白っぽく、ふわっと見えます。飛ぶ側の人には不利で、重い側の人には髪との差が広がるので、こちらも不利です
- 目の詰まった薄手のニット:色がそのまま出ます。どちらの側の人にも扱いやすい素材です
- ウールのコートや起毛の生地:色が1段深く見えます。重い側の人には有利です
- 艶のあるブラウス:光る分だけ色が明るく見えます。飛ぶ側の人は、首元に着るなら色みの強いものにします
パステルを冬に着るときは、素材で1段深く見せるか、1段明るく見せるかを考えると、色を替えなくても調整できます。
どちらとも取れるとき①|髪も重いし、顔も飛ぶ
肌が明るく、しかも髪が長くて量が多い人は、両方が同時に起きます。髪の黒が浮き、顔は白く抜けて、服だけが残る状態です。
この場合は、パステルを顔から離すのがいちばん確かです。トップスは白か、紺やチャコールのような濃い色にして、パステルはスカートやパンツ、靴やバッグに回します。顔の近くに淡色がないので顔は飛ばず、下に色があるので髪の黒も孤立しません。
どうしても顔の近くにパステルを着たいときは、色みの強いものを選び、髪をまとめて黒の面積を減らしてください。2つを同時にやると、両方の症状が軽くなります。
どちらとも取れるとき②|髪を染めるか迷っている
髪を染めればパステルが似合うのではないか、と考える人もいます。答えは、どちらの側かで分かれます。
- 髪が重く見える側の人:髪を1〜2段明るくすると、パステルとの差が縮まり、着やすくなります
- 顔が白く飛ぶ側の人:髪を明るくすると、顔のまわりの暗い所が減り、かえって飛び方が強くなることがあります。染めるより、服の色みを強くするほうが確かです
染める前に、ここまでの2つの見分け方で、自分の側を確かめてください。飛ぶ側の人が明るく染めると、パステルどころか、手持ちの淡い色の服が全体に着にくくなる場合があります。
どちらとも取れるとき③|仕事で黒髪のままにしたい
仕事の決まりで、髪を黒のままにする人も多いと思います。その場合は、ラベンダーと水色から始めるのが近道です。どちらも青みがあり、黒髪の青みとつながるからです。
- 髪が重く見える人:灰みのあるラベンダーか水色のブラウスやニットに、チャコールのボトム
- 顔が白く飛ぶ人:色のはっきりしたラベンダーか水色に、紺のジャケットやカーディガンを重ねる
仕事の日は、髪をまとめる人も多いはずです。まとめると黒の面積が減るので、髪が重く見える側の人は、まとめるだけで症状が軽くなります。顔が白く飛ぶ側の人は、まとめると顔のまわりに暗い所がさらに減るので、首元の濃い色を忘れずに足してください。
コートとマフラーでパステルを入れる
冬は、トップスがコートの下に隠れる時間が長くなります。パステルを外から見える場所に入れたいときは、コートとマフラーで入れます。
- パステルのマフラー:顔のすぐ下に来るので、トップスと同じ考え方で選びます。重い側の人は灰みのあるもの、飛ぶ側の人は色みのはっきりしたものにします
- パステルのコート:面積が大きいので、重い側の人は髪の黒との差が広がりやすくなります。中に濃い色を着て、前を開けて縦に濃い線を見せると、黒が髪だけでなくなります
- 濃い色のコートに、パステルの小物:飛ぶ側の人に向いた組み方です。顔の近くは濃いコートの襟で締まり、パステルは手元や足元で色を足します
メイクで、黒髪とパステルをつなぐ
服を替えずに整える方法もあります。メイクで、髪とパステルの間をつなぎます。
- 髪が重く見える人:眉を髪より1段明るい色で描くと、顔の中の黒の量が減り、髪の黒との差が少し和らぎます。強くしすぎると、髪と眉の差が目立つので、1段だけにします
- 顔が白く飛ぶ人:口紅と頬の色を、いつもより1段はっきりさせます。顔の中に色が戻ると、パステルの服との境目が出ます。目元に濃い色を入れるより、口元に色を置くほうが効きます
メイクは、服の直し方とあわせて使うと効きます。1つだけで足りないと感じたら、服とメイクの両方で1段ずつ調整してください。
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よくある問い
- Q. 黒髪だとパステルカラーは諦めるしかありませんか
- 諦める必要はありません。外れるのは、真っ白に近い淡いパステルを、顔のすぐ下に大きな面積で着たときです。淡さを1段落とすか、色みを1段強くするか、顔から離した場所に置くかのどれかで、黒髪のままでも着られます。どれを選ぶかは、髪が重く見えるか顔が白く飛ぶかで決まります。
- Q. パステルを着ると顔色が悪いと言われます
- 顔が白く飛ぶ側の人によく起きます。淡い色と肌の明るさが近く、頬と唇の色が服の淡さに吸われているからです。同じ色の系統で、白っぽさが少なく色みがはっきりしたものに替えるか、首元に濃い色を1つ挟んでください。口紅を少しはっきりした色にするだけでも、顔色が戻ります。
- Q. 髪を明るく染めればパステルが似合いますか
- 髪が重く見える側の人は、髪を1〜2段明るくすると、パステルとの差が縮まって着やすくなります。顔が白く飛ぶ側の人は、髪を明るくすると顔のまわりの暗い所がさらに減り、飛び方が強くなることがあります。染める前に、自分がどちらの側かを確かめてください。
- Q. 仕事で黒髪のままなのですが、どの色なら着やすいですか
- パステルの中では、ラベンダーと水色が黒髪となじみやすい色です。どちらも少し青みがあり、黒髪の青みとつながるからです。髪が重く見える人は灰みのあるラベンダーや水色を、顔が白く飛ぶ人は青みがはっきりしたラベンダーや水色を選ぶと、仕事の服でも浮きません。
— メグラシ編集部





