メグラシ
自分を知る

ブルベ夏のベージュリップ|プチプラで選ぶならピンク・灰・透けの3点

メグラシ編集部//読了 12分
窓際の木の机で、白い紙の上にふたを外したピンクベージュとローズベージュの口紅が並び、横の白いティッシュにピンクとベージュの唇の跡が2つ残っている

**ブルベ夏がベージュのリップを選ぶなら、ピンクが入っている・灰は少しだけ・素の唇が透ける、の3点を満たす1本を選んでください。**この3点がそろえば、手に取りやすい価格帯の売り場でも、口元が黄みに沈むベージュを避けられます。

ベージュは、唇の色を落ち着かせて、目元や服の色を引き立てる色です。ただ、ベージュと呼ばれる色の多くは黄みを含んでいて、青みを含んだやわらかい色が得意なブルベ夏には、そのままでは口元だけが別の色に見えやすくなります。合わないのはベージュ全体ではなく、ベージュの中の一部です。

ブルベ夏のリップ全体の選び方はブルベ夏のリップの選び方に、塗ったあとの判定のしかたはブルベ夏のリップは唇ではなく口角と頬で判定にあります。この記事は、ベージュの1色だけに絞った選び方の話です。

結論:ピンク・灰・透けの3点で、ベージュを1本ずつ見る

ブルベ夏が使えるベージュかどうかは、次の3点で見分けます。

見る点使えるベージュ避けたいベージュ
ピンクの入り方ピンク・ローズ・モーヴに寄って見えるオレンジ・キャメル・黄に寄って見える
灰の量灰がうっすら入る灰が強く、唇の色が消える
透け一度塗りで素の唇の色が透ける一度塗りで唇の色を覆い隠す

**3点のうち2点を満たせば試す価値があり、3点そろえば外れにくい1本です。**1点しか満たさないものは、後の節で書く「重ね方」を前提にして選んでください。

ベージュで口元が黄みに沈んで見える理由

ブルベ夏の素の唇は、青みを含んだやわらかいピンクであることが多い色です。そこに黄みの強いベージュを重ねると、唇の上で青みと黄みがぶつかります。

ベージュの性格ブルベ夏の唇の上で起きること顔全体の見え方
黄みが強い唇だけが黄みに寄る口元が顔の色から浮いて見える
白っぽく明るい唇の赤みが消える顔の中で口元だけが白く抜ける
唇を覆い隠す素の唇の青みが見えなくなる口元の血色がなくなったように見える
ピンクが入る唇の青みとなじむ口元が落ち着き、目元が前に出る

もう1つの理由は、ベージュが肌の色に近いことです。肌に近い色を唇に置くと、唇と肌の境目がやわらかくなり、口元の形がぼんやりします。ブルベ夏の肌は、明るさが中くらいから明るめで、やわらかい印象の人が多いので、口元の境目まで溶けると、顔の中で目元以外の手がかりが少なくなります。ピンクが入ったベージュなら、唇と肌の間にわずかな色の差が残り、口元の形が保たれます。

ベージュリップの目的は、口元を目立たせずに顔全体をまとめることです。そのためには、唇の上でベージュが「素の唇の色を少し落ち着かせた色」に見える必要があります。素の唇と方向が逆の色を置くと、落ち着かせるのではなく、口元だけ別の色になってしまいます。

先に、自分の素の唇の色を見る

ベージュを選ぶ前に、何も塗っていない唇の色を確かめておきます。素の唇の濃さで、選ぶベージュの明るさが変わるからです。

素の唇の色見え方の目安選ぶベージュの明るさ
薄い肌の色との差が小さい明るめのピンクベージュ
中くらいピンクがはっきりわかる中くらいのローズベージュ
濃い赤みや紫みが強く見える深めのモーヴベージュ・ローズベージュ
色にむらがある中央と輪郭で色が違う透けるタイプで、内側から塗る

見るのは、窓際の明るい場所で、何もつけずに鏡から50cmほど離れたところからです。素の唇が濃い人が明るいベージュを選ぶと、唇の色を覆うために重ね塗りが必要になり、結果として唇の色が消えて白っぽく見えやすくなります。素の唇から明るさを1段だけ動かすくらいのベージュが、使いやすい範囲です。

素の唇の色は、朝と夕方、寒い日と暖かい日で少し変わります。秋冬は、外の寒さで唇の色が深く見える日もあります。判断するのは、室内でしばらく過ごしたあとの、落ち着いた状態の唇にしてください。1回見て決めきれないときは、2日に分けて同じ時刻に見ると、ふだんの色がわかります。

1点目|ピンクの入り方は、ティッシュに押した跡の縁で見る

ベージュの中にピンクが入っているかどうかは、塗ったあとの唇を見るより、ティッシュに押した跡のほうがわかりやすくなります。

ティッシュの跡の縁の色入っている色ブルベ夏での扱い
ピンク・ローズに見える青みのある赤使いやすい
薄紫・モーヴに見える青みと灰使いやすい。深めの唇にも合う
茶色に見える赤と黄が同じくらい下にピンクを重ねれば使える
オレンジ・黄に見える黄みの赤避けるか、内側だけに置く

塗った唇を白いティッシュに軽く押し当て、跡の真ん中ではなく、縁の部分を見てください。縁は色が薄く伸びるので、そのリップに含まれている色の方向が出やすい場所です。真ん中は濃くて、どのベージュも茶色に見えがちです。

2本で迷ったときは、同じティッシュに2本の跡を並べて押すと、違いがはっきりします。片方だけを見ていると、どちらもピンクに見えたり、どちらも茶色に見えたりしますが、並べると、どちらがよりピンクに寄っているかはすぐにわかります。家にある手持ちのリップも、同じティッシュに押して並べておくと、新しく買う1本がどの方向にあるかの物差しになります。

2点目|灰の量は、白い紙の上で並べて見る

ブルベ夏は、灰を少し含んだやわらかい色が得意です。ただ、灰が強すぎると、唇の色そのものが消えてしまいます。

白い紙の上での見え方灰の量ブルベ夏での扱い
ピンクがはっきり見える灰はほとんどない明るいピンクベージュとして使える
ピンクがやわらかく見える灰がうっすら入るいちばん使いやすい
ピンクと灰が半々に見える灰がやや強い素の唇が濃い人なら使える
灰か茶にしか見えない灰が強い唇の色が消えやすい。単独では避ける

手の甲か、ティッシュに押した跡を、白い紙の上に置いて見てください。白い紙の横に置くと、色の中の灰が見えやすくなります。2本で迷ったら、2本を並べて、よりピンクがはっきり残るほうを選ぶと、ブルベ夏の口元が沈みにくくなります。

灰が入ったベージュは、秋冬の売り場で特に増える色です。服でもグレージュやトープが増える季節なので、口元も同じ方向にそろえたくなります。ただ、服と口元の両方を灰の強い色にすると、顔のまわりが全体に灰に寄り、ブルベ夏のやわらかさが沈んで見えることがあります。服を灰に寄せた日は、口元はピンクの残るベージュに、口元を灰に寄せた日は、首元に白やピンクを置く、と分けておくと釣り合います。

3点目|透けは、一度塗りで唇の縦の線が見えるかで見る

ベージュリップがブルベ夏の口元に合うかどうかは、素の唇の色をどれだけ残すかで大きく変わります。

一度塗りの見え方透けの度合いブルベ夏での扱い
唇の縦の線も、素の色もはっきり見えるよく透けるいちばん使いやすい
縦の線は見えるが、素の色は少し隠れるほどよく透ける使いやすい
縦の線がうっすら見える程度あまり透けないピンクが入っていれば使える
縦の線も素の色も見えない透けない唇の青みが消える。内側だけに使う

唇にはもともと、縦方向の細い線があります。一度塗りで、この線が見えるかどうかを見てください。**線が見えるリップは、素の唇の色も一緒に透けています。**ブルベ夏のように、素の唇の青みを残したい人には、透けるタイプのほうが、ベージュの黄みが前に出にくくなります。

透け感は、容器の形からもある程度見当がつきます。中身が透明に近く見えるもの、液状やジェル状のものは透けやすく、中身がしっかり不透明に見えるものは覆う力が強い傾向があります。ただ、同じ形でも中身によって違うので、最後は一度塗りで縦の線を確かめてください。手の甲で試すときは、手の甲の細かいしわが見えるかどうかで、同じことがわかります。

色名で見当をつける|売り場の名前の読み方

売り場では、ベージュにいろいろな名前がついています。名前だけで決めることはできませんが、最初に手に取る1本の見当はつけられます。

色名の例含まれていることが多い色ブルベ夏での見当
ピンクベージュピンクとベージュ最初に試す候補
ローズベージュ青みの赤とベージュ中くらいから濃い唇の人に
モーヴベージュ紫みと灰ブルベ夏の得意な方向に近い
グレージュ灰とベージュ灰が強ければ単独では避ける
ヌードベージュ肌に近い色黄みに寄りやすい。ピンクを確かめる
キャラメル・ミルクティー黄みの茶黄みが強いことが多い
コーラルベージュオレンジ寄りのピンクティッシュの縁がオレンジなら避ける

同じ名前でも、つくるところによって色はかなり違います。名前は「最初に手に取る順番」を決めるためだけに使い、最後は3点で確かめてください。

売り場の棚では、ベージュは赤やピンクの列と、茶色の列の間に並んでいることがよくあります。ピンクの列に近い側から順に手に取っていくと、ブルベ夏に使いやすいものから試せます。茶色の列に近い側は、黄みや赤茶が強くなる傾向があるので、後回しにしてください。並び方は売り場ごとに違いますが、色が少しずつ移り変わる順に並べている棚では、この探し方が役に立ちます。

量販の売り場で試せないとき|見本・蓋・手の甲

手に取りやすい価格帯の売り場では、テスターが使えなかったり、唇に塗れなかったりすることがあります。その場合は、見る場所を変えます。

見る場所わかること注意すること
塗布見本一度塗りに近い色照明で黄みに寄って見えやすい
容器の外から見える中身色の濃さの見当実際の発色より濃く見える
蓋の内側についた色薄く伸びたときの色ついていないこともある
手の甲に1本線色の方向手の甲は唇より黄みに見えやすい
手の甲と白い紙を並べる灰とピンクの量売り場の照明の下では判断を保留する

手の甲に塗れる場合は、1本の線を短く引き、横に白い紙かレシートを当てて見比べてください。売り場の照明は黄みに寄っていることが多いので、気になった色はスマートフォンで撮っておき、外の光の下でもう一度見ると判断しやすくなります。

手に取りやすい価格帯のリップは、1本で決めきろうとしなくても構いません。候補を2本まで絞ったら、ピンクに寄っているほうを先に買い、家で3点を確かめてから、必要なら2本目を考える。こうすると、売り場で長く迷わずに済みます。家で確かめるときは、窓際の明るい場所で、ティッシュの跡と一度塗りの縦の線を見てください。

明るさで選ぶ|素の唇から1段まで

ベージュは明るさの幅が広い色です。明るすぎるベージュは、ブルベ夏の唇の上で白っぽく浮きます。

素の唇からの明るさの差塗ったときの見え方使い方
同じくらい素の唇の色が少し落ち着く毎日使いやすい
1段明るい口元がやわらかく明るくなるブルベ夏の明るい印象に合う
2段以上明るい口元だけが白く抜ける単独では避ける
1段深い口元が落ち着き、大人っぽくなる秋冬の暗い服の日に

明るさの段は、素の唇の横に塗った線を並べて、目を細めて見るとわかります。目を細めたときに、塗った色のほうがはっきり白く見えるなら、明るすぎです。素の唇と同じくらいの濃さに見えるか、少し明るく見えるくらいが、ブルベ夏に使いやすい範囲です。

ブルベ夏の中で分ける|明るい夏・やわらかい夏・深めの夏

ブルベ夏と一口に言っても、明るい色が得意な人、灰を含んだやわらかい色が得意な人、少し深い色まで使える人がいます。どこに寄っているかで、選ぶベージュの方向が少し変わります。

ブルベ夏の中での寄り得意な色の傾向選ぶベージュ
明るい色が得意澄んだ明るいピンクや水色明るく、よく透けるピンクベージュ
やわらかい色が得意灰を含んだ落ち着いた色灰がうっすら入ったモーヴベージュ
深めの色まで使える青みのある深いローズやワイン深めのローズベージュ
どれかわからない―まず明るめのピンクベージュから

診断で細かいタイプまで言われている人は、そのタイプの得意な方向に合わせてください。細かいタイプがわからない人は、明るめのピンクベージュから始めて、物足りなければ深いほうへ、白く浮くようなら灰のほうへ、と1段ずつ動かしていくと、自分の寄りが見えてきます。

質感で選ぶ|艶・セミマット・マット

同じ色のベージュでも、質感によってブルベ夏の口元での見え方が変わります。

質感光の返し方ブルベ夏での見え方
艶・グロス光を強く返す黄みが光でやわらぎ、明るく見える
うるおいのある半艶やわらかく返すいちばんなじみやすい
セミマット少しだけ返す落ち着くが、ピンクがあれば使える
マット光を吸う黄みと灰が強く出やすい

ブルベ夏は、やわらかく光を返す質感と相性がよい傾向があります。ベージュのように落ち着いた色ほど、質感で光を足すと口元が沈みにくくなります。マットなベージュを使いたいときは、上からうるおいのある透明なものを中央にだけ重ねてください。

艶が強すぎると、今度は口元だけが光って目立つことがあります。ベージュを使う目的が「口元を控えめにすること」なら、強い艶より、うるおいのある半艶のほうが目的に合っています。ラメやパールが入ったベージュは、粒の色を見てください。白や青みの粒なら、ブルベ夏の口元になじみやすく、金や黄みの粒は、ベージュの黄みをさらに強めて見せることがあります。

塗り方で1段寄せる|内側だけ・指でぼかす

選んだベージュが少し黄みに寄っていても、塗り方で口元の見え方を寄せられます。

塗り方起きること向くベージュ
唇の内側だけに塗り、輪郭まで塗らない外側に素の唇の色が残る黄みが少し強いもの
指でたたいて薄くのばす透け感が増える透けにくいもの
中央にだけ重ねる口元に立体感が出る明るめのもの
輪郭までしっかり塗る色がそのまま出る3点を満たしたものだけ

内側だけに塗る方法は、ブルベ夏が黄みのベージュを使うときに特に効きます。唇の輪郭のまわりに素の唇の青みが残るので、ベージュの黄みが口元全体に広がりません。直接塗らず、指先に取ってから唇の中央に置き、外側に向かってたたいてください。

どこまで外側に広げるかは、口を閉じた状態で、唇の幅の内側8割ほどを目安にします。口角の近くまで塗ると、口角の影とベージュが重なって、口元が下がって見えることがあります。口角のまわりに素の唇の色を少し残しておくと、口元が自然に上向きに見えます。

下に1本重ねる|手持ちのピンクを仕込む

手持ちのベージュがどうしても黄みに寄って見えるときは、下にピンクを1層仕込みます。

下に塗る色上に重ねるベージュ仕上がり
明るいピンク明るいベージュピンクベージュに近くなる
ローズ中くらいのベージュローズベージュに近くなる
透明なピンクの色付き保湿どのベージュでも素の唇の青みを補う
モーヴ灰の強いベージュ灰の中にピンクが戻る

仕込むピンクの色も、ピンク・灰・透けの3点で見たときに、ブルベ夏に合う側のものを選んでください。下のピンクが黄みに寄っていると、上のベージュの黄みを和らげるどころか、重ねて強めてしまいます。手持ちのリップの中から、ティッシュの跡の縁がいちばんピンクに見えるものを、仕込み用の1本として決めておくと便利です。

下に塗るピンクは、ごく薄くで十分です。指先にとって唇の中央にだけ置き、その上からベージュを重ねます。ピンクを濃く塗ると、ベージュの意味がなくなってしまうので、塗ったか塗らないかわからない程度にとどめてください。

秋冬の服とベージュリップ

秋冬は、首元の服が暗く深くなります。服の色によって、合わせやすいベージュの明るさが変わります。

その日の首元の服合わせやすいベージュ起きやすいこと
黒ローズベージュ・モーヴベージュの深め明るいベージュは口元が白く浮く
紺モーヴベージュ青みがそろい、まとまりやすい
グレー明るめのピンクベージュ灰同士がなじみ、やわらかくまとまる
白ピンクベージュ明るいベージュでも浮きにくい
茶・キャメルローズベージュ黄みのベージュだと全体が黄に寄る

秋冬は、服の色だけでなく、服の面積も増えます。タートルネックやマフラーで首元が覆われると、顔のすぐ下に大きな色の面ができ、その色が口元の見え方にも響きます。首元が暗い色で覆われる日ほど、ベージュは1段深いものを選ぶ、と決めておくと迷いません。反対に、白やライトグレーで首元が覆われる日は、明るいピンクベージュでも浮きにくくなります。

首元の服が暗い日に明るいベージュを塗ると、口元だけが顔から離れて見えます。秋冬の服の色ごとのリップの合わせ方はブルベのリップは秋冬の服の色で替えるに詳しくあります。

目元と頬とベージュ|顔の中でベージュを何か所に置くか

ベージュのリップを使う日は、顔の中でほかにベージュを置く場所を減らすと、全体がぼやけにくくなります。

ベージュを置く場所起きること合わせ方
唇だけ口元が落ち着き、目元が前に出る目元はローズやグレーで
唇と目元顔全体がやわらかく、落ち着く頬にピンクを足して血色を補う
唇と目元と頬顔全体が平らに見えやすいどこか1か所をピンクに戻す

ブルベ夏の秋の目元の色選びはブルベ夏でくすみアイシャドウが苦手にまとめてあります。唇をベージュにした日は、目元か頬のどちらかにピンクやローズを残しておくと、顔の中の血色が保たれます。

髪の色とベージュリップ

秋冬に髪の色を暗く変える人も多くいます。髪の色によって、顔の中の明暗差が変わり、ベージュの明るさの選び方も変わります。

髪の色顔の中の明暗差合わせやすいベージュ
黒に近い暗い色大きい深めのローズベージュ
青みや灰みのある茶中くらいモーヴベージュ
明るい茶小さい明るめのピンクベージュ
赤みのある茶中くらいローズベージュ

髪が暗いのに明るいベージュを塗ると、顔の中で髪と口元の差が大きくなりすぎて、口元だけが白く抜けて見えることがあります。髪を染めたあとは、手持ちのベージュを一度塗り直して、口元の見え方が変わっていないかを確かめてください。

ベージュリップを使う場面

ベージュのリップは、口元を控えめにしたい場面で役立ちます。場面ごとに、選ぶ明るさを変えると使いやすくなります。

場面選ぶベージュ理由
職場・会議素の唇と同じくらいのピンクベージュ口元が目立たず、表情が落ち着く
休日1段明るいピンクベージュ顔全体が軽く見える
写真を撮る日ローズベージュ写真では色が薄く写りやすい
秋冬の夜の外出深めのモーヴベージュ暗い明かりでも口元が消えない

写真に写る日は、ふだんより1段深いベージュを選ぶと、写真の中で口元がなくならずに済みます。明かりの弱い夜の店では、明るいベージュは顔の中で見えにくくなるので、深めのものが向いています。

職場で使うときは、昼の窓際と、夕方の室内の明かりの下で、口元の見え方が変わることも覚えておいてください。昼にちょうどよく見えたベージュが、夕方の黄みの明かりの下では黄みに寄って見えることがあります。夕方に顔を合わせる予定がある日は、昼のうちに中央にだけピンクを重ねておくと、明かりが変わっても口元が沈みにくくなります。

手持ちのベージュが黄みだったときの使い道

すでに持っているベージュが、3点で見ると黄みに寄っていた、ということもあります。使い道は1つではありません。

手持ちの状態使い道
黄みが強いが、よく透ける内側だけに塗る。または下にピンクを仕込む
黄みが強く、透けない目元のベースや、頬の影の色に回す
灰が強く、唇の色が消える上からピンクを中央に重ねる
明るすぎて白く浮く下にローズを仕込み、明るさを1段落とす

手放す前に、重ね方を1つずつ試してみてください。それでも口元が浮くなら、唇には使わず、ほかの場所に回すほうが手持ちを生かせます。

試すときは、1日に1つの方法だけにしてください。内側だけに塗る、下にピンクを仕込む、中央に重ねる、と1日で全部試すと、どれが効いたのかがわからなくなります。1つの方法で1日過ごして、夕方の鏡で口元がどう見えるかを確かめる。合わなければ、次の日に別の方法を試す。3日あれば、手持ちのベージュの使い道はおおむね決まります。

1本だけ選ぶなら|売り場で迷わない順番

売り場で何本も並んでいると、見比べるうちにどれも同じに見えてきます。見る順番を決めておくと、短い時間で1本に絞れます。

順番見ること絞り方
1色名でピンク・ローズ・モーヴのつくものを3本手に取るキャラメル・コーラルは後回し
2塗布見本か手の甲で、オレンジに見えるものを外す2本に絞る
3白い紙の横で、よりピンクが残るほうを選ぶ1本に絞る
4透けるタイプかどうかを確かめる透けないなら重ね方を前提にする

3本を手に取る前に、自分の素の唇が薄いか、中くらいか、濃いかを思い出しておくと、明るさの候補を先に絞れます。薄い人は明るめから、濃い人は深めから。それだけで、手に取る本数は半分ほどに減ります。

見比べる時間が長くなると、目が慣れて差がわからなくなります。1本あたり数秒で、最初に感じた差を信じるほうが、選び直しが少なくなります。

どちらとも取れるとき①|素の唇が濃く、どのベージュも薄く見える

素の唇が濃い人は、明るいベージュを塗っても唇の色が強く残り、ベージュに見えないことがあります。

この場合は、明るさではなく深さのあるベージュを選んでください。ローズベージュやモーヴベージュの深めのものなら、素の唇の色を活かしたまま、全体を落ち着いた色にできます。明るいベージュで唇の色を覆い隠そうとすると、重ね塗りで厚くなり、口元だけ白っぽく浮きやすくなります。素の唇の色が濃いことは、ベージュを深めに選べるということでもあります。

どちらとも取れるとき②|セカンドがイエベと言われた

ファーストがブルベ夏で、セカンドがイエベ春やイエベ秋と言われた人は、少し黄みのあるベージュでも口元がなじむことがあります。

セカンド試せる幅確かめ方
イエベ春明るく、透けるベージュなら黄み寄りも明るい光の下で、口元が明るく見えるか
イエベ秋深めで、灰の少ないベージュなら黄み寄りも口元が落ち着いて見えるか、沈むか

セカンドの色が効いているかどうかは、同じ日に、ピンクの入ったベージュと黄み寄りのベージュを左右半分ずつ塗って比べるとわかります。鏡から1mほど離れて、どちらの側の口元が顔になじんで見えるかを見てください。黄み寄りの側も同じくらいなじむなら、セカンドが効いていると考えられます。

それでも、最初の1本はピンクが入ったものを選んでください。黄み寄りのベージュは、ピンクのベージュが合うことを確かめたあとで、2本目として試すほうが、違いがわかりやすくなります。

どちらとも取れるとき③|ベージュが似合うと言われたことがない

ベージュのリップを塗ると、周りから「顔色が悪い?」と聞かれた経験がある人もいます。その場合は、ベージュの中でもピンクの多いものから始め、少しずつベージュに近づける順番をとります。

最初は、ピンクベージュの中でもピンク寄りの1本を選び、それで周りの反応が変わらなければ、次はもう少しベージュ寄りの1本へ。一度に大きく変えずに、1段ずつ動かすと、自分の口元がどこまでならなじむかがわかります。どこまで動かしても違和感があるなら、ベージュではなく、モーヴやローズの淡い色を、ベージュの代わりとして使う方法もあります。

よくある行き違い

よくある思い込み実際はこう
ブルベ夏はベージュのリップを使えないピンク・灰・透けの3点を満たすものなら使える
グレージュならブルベ夏に合う灰が強すぎると唇の色が消える
手の甲で見た色が、唇の上での色になる手の甲は唇より黄みに寄って見えやすい
マットなほうが落ち着いて見えるブルベ夏のベージュはマットだと黄みが出やすい
黄みのベージュは手放すしかない下にピンクを仕込めば使えることが多い

関連記事

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. ブルベ夏はベージュのリップが似合わないのですか
似合わないのは、黄みが強いベージュや、唇の色を覆い隠すマットなベージュであることが多いです。ピンクが入ったベージュ、灰が少しだけ入ったベージュ、素の唇が透けて見えるベージュなら、ブルベ夏でも口元が浮きにくくなります。ベージュという名前でひとまとめにせず、ピンク・灰・透けの3点で1本ずつ見てください。
Q. 売り場でテスターが使えないときは、どう選べばいいですか
容器の外から見える色より、塗布見本や蓋の内側についた色のほうが、実際の発色に近いことが多いです。手の甲に塗れるなら、白い紙を手の甲の横に置き、紙の白との対比でピンクに寄っているか、オレンジや黄に寄っているかを見てください。手の甲の肌は唇より黄みに寄って見えやすいので、迷ったら、よりピンクに見えるほうを選ぶと外れにくくなります。
Q. 手持ちのベージュリップが黄みでした。使い道はありますか
使えます。手持ちのピンクやローズのリップを唇の内側に薄く塗り、その上からベージュを重ねると、黄みが和らいで口元が沈みにくくなります。また、ベージュを唇の内側だけに置き、輪郭まで塗らないようにすると、素の唇の色が外側に残ります。どちらも試して口元が浮くなら、目元のベースの色として使う手もあります。
Q. 秋冬の黒い服にもベージュリップは合いますか
黒やネイビーを着た日は、明るいベージュだと口元だけが白っぽく浮くことがあります。ローズベージュやモーヴベージュのように、少し深さのあるベージュを選ぶか、ベージュの上から唇の中央にだけピンクを重ねてください。グレーや白の服の日は、明るめのピンクベージュがなじみやすくなります。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
木の机の上に、青みのある濃いチャコールのニットと少し明るい灰色のニットがたたまれて重なり、ラベンダーの薄いスカーフが片側にかかっている。灰色のニットの下に白い紙が敷かれているPick

自分を知る

ブルベ夏のチャコールグレーが重い|顔が沈むときは深さと向きで直す

ブルベ夏には黒の代わりにチャコールグレーがいいと聞いて着てみたら、重い、顔が暗く沈む、顔色が悪く見える。そのとき外れているのは、チャコールの深さ、灰の向き、表面、髪との明るさの差の4つのどれかです。黒の横に置いて1m離れる、白い紙の縁で青か茶か緑かを見る、指でなでて光を確かめる。この3つで、どこを直せばいいかが分かります。1段明るい灰への替え方、青みのチャコールの見分け方、杢の扱い、首元に挟む色、アイテム別の置き方、2ndがブルベ冬の人や髪が暗い人の迷い方までまとめました。

続きを読む
木の机の白い紙に、モーブ・ラベンダーグレー・くすみピンク・カーキ・テラコッタのアイシャドウを指で塗った跡と鉛筆の灰の線が並び、横に5色のパレットと鉛筆が置かれている

自分を知る

ブルベ夏でくすみアイシャドウが苦手|秋冬の新色は灰と黄みを分けて選ぶ

ブルベ夏はくすみ色が似合うと言われるのに、秋冬のくすみアイシャドウを塗ると目元が沈む。その多くは、くすみそのものではなく、秋冬の新色に混ざっている黄みか暗さが合っていないことが原因です。手の甲に塗って、灰の量・黄み・明るさの3つを別々に見れば、残せるくすみ色が見つかります。鉛筆の線と比べる灰の見方、白い紙で縁を見る黄みの見分け方、目のきわから何mmまで置くか、通勤・会食・写真の日など秋冬の予定ごとの配分、手持ちのパレットの仕分けまでまとめました。

続きを読む

Try the Diagnosis

文章で読んだら、次は 自分で試してみる。

骨格・パーソナルカラー・セルフイメージを組み合わせた、装い直結の無料診断へ。

無料で診断してみる

無料 / 10分程度 / airClosetサイト

あわせて読みたい

ブルベ夏のチャコールグレーが重い|顔が沈むときは深さと向きで直す

自分を知る

ブルベ夏のチャコールグレーが重い|顔が沈むときは深さと向きで直す

ブルベ夏には黒の代わりにチャコールグレーがいいと聞いて着てみたら、重い、顔が暗く沈む、顔色が悪く見える。そのとき外れているのは、チャコールの深さ、灰の向き、表面、髪との明るさの差の4つのどれかです。黒の横に置いて1m離れる、白い紙の縁で青か茶か緑かを見る、指でなでて光を確かめる。この3つで、どこを直せばいいかが分かります。1段明るい灰への替え方、青みのチャコールの見分け方、杢の扱い、首元に挟む色、アイテム別の置き方、2ndがブルベ冬の人や髪が暗い人の迷い方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
ブルベ夏でくすみアイシャドウが苦手|秋冬の新色は灰と黄みを分けて選ぶ

自分を知る

ブルベ夏でくすみアイシャドウが苦手|秋冬の新色は灰と黄みを分けて選ぶ

ブルベ夏はくすみ色が似合うと言われるのに、秋冬のくすみアイシャドウを塗ると目元が沈む。その多くは、くすみそのものではなく、秋冬の新色に混ざっている黄みか暗さが合っていないことが原因です。手の甲に塗って、灰の量・黄み・明るさの3つを別々に見れば、残せるくすみ色が見つかります。鉛筆の線と比べる灰の見方、白い紙で縁を見る黄みの見分け方、目のきわから何mmまで置くか、通勤・会食・写真の日など秋冬の予定ごとの配分、手持ちのパレットの仕分けまでまとめました。

メグラシ編集部/読了 11分
50代の口紅で動かすのは濃さではなく艶の量|唇のうち光が返っている面積が3割を切ったら、色より先に艶を足す

自分を知る

50代の口紅で動かすのは濃さではなく艶の量|唇のうち光が返っている面積が3割を切ったら、色より先に艶を足す

50代で口紅の似合う色が決まらないとき、たいてい濃さのほうを動かしています。動かすところは別で、唇のうち光が返っている面積の割合、つまり艶の割合Gです。Gが3割未満だと色が面のまま止まり、3〜6割でいちばん動き、6割を超えると色より光が先に立ちます。窓際60秒でのGの測り方、質感3種とGの対応、濃さを上げても解けない理由、塗ったあとに色だけ浮いた・輪郭からにじんだときの戻し方、売り場で言う3点まで数字で並べました。

メグラシ編集部/読了 14分
パーソナルカラー診断のメイクへの落とし込み方|結果からベース・眉・アイ・チーク・リップを決める手順

自分を知る

パーソナルカラー診断のメイクへの落とし込み方|結果からベース・眉・アイ・チーク・リップを決める手順

パーソナルカラー診断を受けたのに、結果をどうメイクに反映すればいいか分からず止まってしまう方は多くいます。この記事は診断結果(イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬)を、ベース・眉・アイシャドウ・チーク・リップの5項目それぞれの色と質感に落とし込む手順を、項目ごとの優先順位つきでまとめました。診断結果と手持ちのコスメが食い違うときの扱い方も含めています。

メグラシ編集部/読了 13分
ブルベ夏に赤を使うなら|リップ・トップス・小物、どのアイテムで使うかで許容量が変わる

自分を知る

ブルベ夏に赤を使うなら|リップ・トップス・小物、どのアイテムで使うかで許容量が変わる

ブルベ夏に赤が難しいという話はよく聞きますが、実際にはアイテムによって扱える範囲がまったく違います。顔にいちばん近いリップと、顔から遠いバッグでは、同じ赤でも許容される彩度も面積も別ものです。この記事はブルベ夏の赤を、リップ・トップス・小物の3つのアイテムに分けて、それぞれで失敗しにくい選び方をまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
ブルベ冬の秋服|からし・テラコッタ・カーキは顔から離して黒白と組む

自分を知る

ブルベ冬の秋服|からし・テラコッタ・カーキは顔から離して黒白と組む

ブルベ冬が秋の売り場に並ぶからし・テラコッタ・カーキ・キャメルを着ると、顔だけが沈んで見えることがあります。秋色そのものを避ける必要はありません。あごの先から20cmの内側には黒・白・濃紺を置き、秋色はそれより下へ。境目には黒か白を1本はさんで、目を細めても境目が消えないかを確かめます。色ごとの置き場所、青み側の隣の色への置き換え、面積の上限、起毛素材や柄の扱い、羽織りやマフラーが増えるにつれて置く場所を変える目安まで、手持ちの秋服をそのまま使える形でまとめました。

メグラシ編集部/読了 13分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込