簡単髪型アレンジ|乾燥と静電気で広がる日は、まとめる高さで選ぶ

空気が乾いて髪が静電気で広がる日の簡単髪型アレンジは、自分の髪が「どこで」広がるかで、まとめる高さを選んでください。 選ぶのは3つのうちの1つだけです。
- 毛先だけが外へ散る人は、うなじの低い位置で結び、毛先をしまう。 結んだ毛先を垂らさずに、ねじって根元に巻きつけるか、内側へ折り込みます
- 頭の表面がふわふわ立つ人は、耳と同じ高さで、表面を後ろへ引いて留める。 表面の髪を後ろへ引っぱる力で、立った毛を寝かせます
- 全体がふくらむ人は、うなじでひとまとめにして、ねじって面にする。 髪を1本の束ではなく、ねじった面にしてまとめ、動く毛先を減らします
どれに当てはまるかは、鏡の前で30秒あれば分かります。測り方はすぐ下に書きました。乾かしてすぐだと束がすべって落ちる人は簡単な髪型が決まるかは、髪が乾いてから何分たったかで決まる、手持ちの道具1つで選びたい人は可愛い簡単髪型|ゴム・クリップ・バレッタ・ピン、道具1つで選ぶも合わせてどうぞ。
結論:広がる場所で、まとめる高さが決まる
乾燥と静電気で広がる日に、アレンジが崩れて見えるのは、まとめたあとも自由に動く髪が残っていて、そこが散るからです。ですから、どのアレンジにするかは「どこの髪が動くか」を先に見て、そこを押さえられる高さを選びます。
| 広がる場所 | まとめる高さ | 足す1手 |
|---|---|---|
| 毛先だけ(肩のあたりで外へ散る) | うなじ、低い位置 | 毛先をねじってしまう |
| 表面(頭頂から耳の上が立つ) | 耳と同じ高さ | 表面を後ろへ引いて留める |
| 全体(耳の位置で横に膨らむ) | うなじでひとまとめ | ねじって面にしてから留める |
この表で大事なのは右の列です。どの型も、結ぶか留めるかしたあとに、動く毛先をしまう1手を足しています。広がる日は、ふだんどおりに結ぶだけでは足りず、結んだあとの毛先が広がりの元になります。
髪の量や長さによって細かい調整はありますが、まずはこの3つのどれかを選べば、朝に迷う時間はなくなります。
自分の広がり方を測る|鏡の前で30秒
髪をブラシでとかしたあと、正面の鏡と、手鏡があれば横の鏡で、次の3つを見てください。暖房の効いた部屋にしばらくいたあとか、外から帰ってすぐの時間だと、ふだんの広がり方が見えやすいです。
1つめは、耳の高さの横幅です。 正面の鏡で、左右の耳の高さにある髪の外側どうしの幅を見ます。頬骨のいちばん出ている所の顔幅と比べて、片側で指2本分以上外へ出ていたら、全体が膨らむ型です。
2つめは、頭の表面です。 手のひらを頭のてっぺんから5cmほど上にかざして、ゆっくり動かします。細い毛が手のひらのほうへ立ち上がってくるなら、表面が立つ型です。鏡で見て、頭の輪郭に細い毛がうっすらかかって見える場合も同じです。
3つめは、毛先です。 肩や鎖骨のあたりで、毛先がまとまらずに外へ散っていたり、1本1本がばらばらの方向を向いていたりしたら、毛先が散る型です。
3つのうち、いちばんはっきり当てはまったものが、あなたの型です。2つ以上当てはまった人は、あとの「どちらとも取れるとき」の章で決め方を書いています。
毛先だけ広がる人|低い位置で、毛先をしまう
毛先だけが散る人は、根元から中間はまとまっているのに、いちばん乾きやすく、こすれやすい毛先が広がっています。毛先は、髪の中でいちばん古い部分で、ブラシやマフラーにこすれた回数も多い場所です。
このタイプは、うなじの低い位置で結ぶと落ち着きます。手順は次のとおりです。
- 髪を首の後ろ、うなじの少し上に集めて、ゴムで1つに結ぶ
- 結んだ毛先をひとまとめにして、同じ方向に2〜3回ねじる
- ねじった毛先を、ゴムの結び目に沿わせて巻きつける
- 巻き終わりの毛先を、結び目の内側に入れて、ピンを2本、交差させて留める
これで、外に出ている毛先がほとんどなくなります。肩や襟にふれる毛先がなくなるので、こすれて散ることも減ります。
毛先を巻きつけるほど長さがない人は、結んだ毛先を内側へ折り返して、ゴムの内側に入れ込むだけでもかまいません。ゴムを結ぶときの最後の1回で、毛先を引き抜かずに輪のまま止めると、毛先が輪の中におさまります。
低い位置で結ぶときは、ゴムをきつく締めすぎないようにします。きつすぎると根元の髪が引っぱられて、そこから細い毛が立ちやすくなります。指が1本入るくらいの締め具合が目安です。
毛先が散る型の人は、結ぶ前に、毛先だけを手のひらで包むようにして、軽く握っておくと、ねじるときに毛先がばらけにくくなります。手のひらに少しだけヘアクリームをのばしてから握ると、毛先どうしがまとまって、巻きつけたあとに飛び出す毛が減ります。
結び目の位置は、うなじの生え際から指2本分ほど上が目安です。それより下だと、首を動かしたときに結び目が襟にあたり、こすれて毛先が出てきます。それより上だと、毛先を巻きつけたときに頭の丸みからはみ出して、後ろから見たときに形が崩れて見えます。
表面がふわふわ立つ人|耳の高さで、表面を引いて留める
表面が立つ人は、毛先よりも、頭のてっぺんから耳の上にかけての細い毛が、静電気で浮き上がっています。このタイプは、低い位置で全体をまとめても、表面の浮いた毛はそのまま残ります。表面を後ろへ引っぱる力が必要です。
耳と同じ高さで、次のように留めます。
- 耳の上の髪を、左右それぞれ指3本分の幅ですくう
- すくった髪を後ろへ引きながら、2回ねじる
- 左右のねじった束を、後頭部の耳と同じ高さで合わせ、ゴムかバレッタで留める
- 下に残った髪は、そのまま下ろすか、低い位置でもう1つ結ぶ
ねじりながら後ろへ引くことで、頭の表面の髪がぴんと張られ、浮いた細い毛が寝ます。ポイントは、すくう髪の幅です。指3本分より細いと、表面を押さえる力が足りません。太すぎると、ねじった束がごろっとして目立ちます。
ねじる前に、手のひらに少量のヘアクリームかオイルをのばし、表面をなでるように軽くつけておくと、留めたあとに浮く毛が減ります。つけすぎると表面がべたっと見えるので、手のひらに薄く残るくらいの量にします。
表面が立つ人は、高い位置で結ぶと表面がさらに引かれて、もっと落ち着くこともあります。ただ、高い位置の束は揺れて肩や襟にふれやすく、毛先が散る原因になります。高い位置にしたい日は、結んだ毛先を根元に巻きつけて、垂らさないようにしてください。
全体が膨らむ人|うなじでひとまとめ、ねじって面にする
耳の高さで横に膨らむ人は、髪の量が多いか、1本1本が太くて硬いか、うねりがあるかのどれかであることが多いです。このタイプは、髪を1本の束に結ぶと、束そのものが太く膨らみ、結び目から下がまた広がります。
束にするのではなく、ねじって面にしてまとめます。
- 髪全体を後ろへ集め、うなじのあたりで、毛先まで1方向にねじる
- ねじった髪を、うなじに沿わせて上へ折り返す
- 折り返した髪を、頭に沿わせて縦に重ね、クリップかピンで留める
- 上に出た毛先は、折り返した髪の内側へ入れる
ねじると、膨らもうとする髪どうしが押さえ合って、平らな面になります。結んだ束よりも表に出る毛先が少なく、横幅も出にくくなります。
髪の量が多くて1回でねじりきれない人は、左右に分けて、それぞれをねじってから、うなじで重ねて留めます。2本のねじりを交差させて留めると、量が多くても崩れにくくなります。
このまとめ方は、留めるのに大きめのクリップが1つあると楽です。ピンだけで留める場合は、ねじった髪の中に、上から下へ向けて4本ほど差し込み、髪をすくって地肌側へ押し込むように留めます。
髪質別の広がり方|細い髪・太い髪・うねる髪
同じ型でも、髪質によって広がり方の出方と、効く1手が少しずつ違います。自分の髪を1本抜けた毛でよいので指先でつまんで、細くてやわらかいか、太くて硬いか、まっすぐかうねるかを見てください。
細くやわらかい髪の人は、表面が立つ型になりやすいです。 1本1本が軽いので、静電気で持ち上がりやすく、頭の輪郭にふわっと細い毛がかかります。押さえる力は弱めでも効くので、耳の高さで表面を引くときも、ねじる回数は1回で足ります。逆に、ねじりすぎたり、ピンを何本も重ねたりすると、細い髪は根元から折れたように見えるので、留める本数は少なめにします。
太く硬い髪の人は、全体が膨らむ型になりやすいです。 髪どうしが反発して、横に広がります。ねじって面にする型で、ねじる回数を多めにし、3回から4回ねじると、髪どうしがしっかり押さえ合います。留めるときはピンよりクリップのほうが、髪の反発に負けにくいです。
うねりのある髪の人は、毛先が散る型と全体が膨らむ型が重なりやすいです。 乾燥した空気の中では、うねりの1つ1つがばらばらの方向を向いて、毛先がまとまりません。うねる髪は、まっすぐに伸ばそうとするより、うねりの向きをそろえてまとめるほうが楽です。ねじるときに、うねりと同じ向きにねじると、髪の流れに逆らわずにまとまります。
髪質が混ざっている人、たとえば表面だけ細くて内側は太い人は、表面と内側を分けて考えます。表面の細い毛は耳の高さで引き、内側の太い毛はうなじでねじって面にする、という合わせ技が向いています。
長さ別の調整|ボブから胸下まで
ここまでの3つの型は、髪の長さによって、少しずつやり方を変えます。
あごから肩上のボブの人は、結ばずに留めます。 結べる長さがないので、耳の上の髪をすくって、耳の後ろでねじってピンで留めます。顔まわりの広がりが減り、下の毛先は襟の内側におさまりやすくなります。毛先が散る型なら、毛先を内側へ軽く入れ込むように手でなでてから留めます。
肩につく長さの人は、低い位置の結びが向きます。 肩につく毛先は、肩とこすれていちばん散りやすい長さです。結べるなら低い位置で結び、毛先をねじって巻きつけます。結ぶと短い毛が落ちてくる場合は、ピンで落ちた毛を留めます。
鎖骨下からみぞおちくらいの人は、3つの型がどれも使えます。 自分の型に合わせて選んでください。ねじって面にする型は、この長さがいちばん作りやすいです。
胸より下の長い人は、束の長さを短くする工夫を足します。 長い髪は、結んだあとの毛先がそれだけ長く垂れ、こすれる範囲も広くなります。結んだ束を三つ編みにしてから根元に巻きつけると、垂れる毛先がなくなります。三つ編みが面倒なら、2回ねじって折り返し、もう1本ゴムで留めます。
マフラーとアウターで、高さをずらす
乾燥と静電気で広がる日は、首まわりの服とのこすれも、広がりの大きな原因です。マフラーやストール、厚手のタートルニット、コートの襟は、髪とこすれると静電気を起こしやすく、とくにウールや起毛の素材は、毛先を散らしやすい組み合わせです。
その日に首まわりに何を合わせるかで、まとめる高さを少しずらします。
マフラーを巻く日は、束を巻く位置から5cm以上離します。うなじの低い位置で結ぶと、マフラーの上端と束がちょうど重なって、こすれ続けます。毛先が散る型でも、マフラーの日は低い位置より少し上、耳たぶの下あたりで結ぶと、束がマフラーの上に出て、こすれにくくなります。
タートルネックの日は、首の後ろの襟の上端を手でさわって位置を確かめます。束の下端が襟の上端より上にくるようにまとめると、襟と毛先がこすれません。ねじって面にする型なら、折り返す位置を襟の上端より上にします。
コートのフードや大きな襟がある日は、背中に垂れる髪がフードの中でこすれます。下ろした髪を残す型の人も、この日は下ろす髪を少なくするか、全部まとめてしまうほうが、外から帰ったときの広がりが少なくてすみます。
首まわりの服が何もない日、たとえば丸首のブラウスにジャケットの日は、自分の型どおりの高さで結んでかまいません。
暖房の部屋と外を行き来する日の段取り
乾燥と静電気で髪が広がるのは、朝の支度のときより、1日の途中であることが多いです。とくに、暖房の効いた部屋と冷たい外を何度も行き来する日は、そのたびにマフラーやコートを脱ぎ着して、髪がこすれます。こういう日は、アレンジそのものより、脱ぎ着の段取りを少し変えるほうが効きます。
マフラーを外すときは、髪の内側から抜くように外します。 首に巻いたマフラーを勢いよく引き抜くと、マフラーが髪の表面と毛先をこすっていきます。片手で束を軽く押さえ、もう片方の手でマフラーを髪から離す向きに外すと、こすれる回数が減ります。
コートを着るときは、先にまとめた髪を襟の外に出しておきます。 下ろした髪が残る型の人は、袖を通す前に髪を前へ流しておき、コートの襟を立てて整えてから、髪を後ろへ戻します。襟の中に髪を入れたまま着ると、襟を直すたびに髪がこすれます。
ニットを脱ぎ着する日は、まとめたまま脱ぎ着できる型を選びます。 かぶるタイプのニットは、首を通すときに髪全体がこすれます。ほどいて結び直す手間をかけないなら、束が小さくまとまっている、ねじって面にする型か、毛先をしまった低い結びが向いています。高い位置のポニーテールは、ニットの首を通すときに引っかかりやすいので避けます。
外から戻ったら、まず手で表面をなでる。 冷たい外から暖かい部屋に入った直後は、髪が乾いた空気にさらされて、いちばん静電気がたまっている状態です。席に着く前に、手のひらで表面と毛先を一度なでておくと、広がりが目立つ前に落ち着かせられます。
どちらとも取れるときの決め方
自分の広がり方を測ってみて、毛先も散るし、表面も立つ、という人は少なくありません。どちらとも取れるときは、次の順番で決めてください。
1つめの決め手は、昼過ぎに広がっている場所です。 朝の鏡では毛先しか散っていなくても、昼過ぎには表面が立ってくる、という人がいます。暖房の部屋と外を行き来し、マフラーやコートを何度も脱ぎ着するうちに、静電気がたまっていくからです。アレンジは1日もたせるものなので、朝ではなく昼過ぎの広がり方に合わせて選びます。分からない人は、1週間ほど、昼過ぎに鏡を見たときの広がり方をメモしておくと、自分の型が見えてきます。
2つめの決め手は、目立つ場所です。 毛先も表面も同じくらい広がるなら、人から見て目立つほうを先に押さえます。正面から見られることが多い日は、顔まわりの表面を押さえる型、つまり耳の高さで表面を引く型にします。後ろ姿が見られることが多い日、たとえば列に並ぶ日や、前の人の後ろを歩く日は、毛先をしまう型にします。
3つめの決め手は、2つの型の合わせ技です。 耳の高さで表面を引いて留め、下に残った髪を、うなじの低い位置でもう1つ結んで毛先をしまう。これで表面と毛先の両方を押さえられます。手間は2倍になりますが、5分ほどでできるので、広がりがとくにひどい日はこれにします。
全体が膨らむ型と、ほかの型が重なったら、全体が膨らむ型を優先します。 全体をねじって面にすれば、表面も毛先も一緒におさまるからです。
日によって型が変わる人は、その日の首まわりで決めます。 晴れて乾いた日は表面が立ち、曇りの日は毛先だけ散る、というように、同じ人でも型が入れ替わることがあります。そういう人は、毎朝広がり方を測り直すより、その日にマフラーやタートルを合わせるかどうかで決めるほうが早いです。首まわりに厚い物を合わせる日は、こすれて毛先が散りやすいので毛先をしまう型、首まわりが軽い日は表面を引く型、と決めておけば、朝の判断が1つ減ります。
測っても、どの型にもはっきり当てはまらない人は、 広がりがまだ小さい段階です。その日は自分の好きなアレンジでかまいませんが、結んだあとに毛先をしまう1手だけは足しておいてください。乾燥が進むと、まず毛先から広がりはじめる人が多いからです。
迷ったまま朝を迎えたら、うなじでひとまとめにして、ねじって面にする型を選んでください。3つの型のうち、どの広がり方にもいちばん大きく外れないのがこの型です。
朝にやっておく下準備|とかし方と手の湿り
アレンジの前に、とかし方を少し変えるだけで、広がりが減ります。
ブラシは、髪の毛先から先にとかし、少しずつ上へ上がって、最後に根元から毛先までとかします。いきなり根元から全体をとかすと、からまった毛先が引っぱられ、こすれて静電気が起きやすくなります。
とかすときは、ブラシを動かす速さをゆっくりにします。素早く何度もとかすほど、髪とブラシがこすれる回数が増えます。
とかしたあと、手のひらにヘアクリームかオイルをごく少量のばし、毛先から中間にかけて手ぐしで通します。そのあと、手のひらに残った分で表面を軽くなでます。根元にはつけません。根元につけると、頭のてっぺんがぺたんと見えやすくなります。
ドライヤーで乾かす日は、最後に冷たい風を、上から下へ向けて当てておくと、表面がおさまりやすくなります。乾かしきらずに湿りが残っていると、あとで広がることがあるので、根元までしっかり乾かしてからアレンジにかかってください。
ゴムとピンの選び方|乾燥する日に崩れにくいもの
広がる日のアレンジは、道具によって崩れやすさが変わります。
ゴムは、布でくるんだ太めのものが向きます。細いゴムは髪にくいこんで締まりすぎ、結び目の周りから細い毛が立ちやすくなります。布のゴムなら、締めすぎずに留まり、結び目が目立ちにくくなります。
ピンは、表面がつや消しのものが、髪の表面になじみやすいです。広がる日は留める本数が多くなりがちなので、髪の色に近いピンを選んでおくと、何本使っても目立ちません。
クリップは、ねじって面にする型には欠かせません。歯が長く、髪の量をしっかりはさめる大きさのものを1つ用意しておくと、朝の時間が短くなります。
バレッタは、耳の高さで表面を引く型に向きます。左右の束を合わせたところを、上から留めるだけで形になります。
道具1つで選ぶアレンジの考え方は、可愛い簡単髪型|ゴム・クリップ・バレッタ・ピン、道具1つで選ぶにまとめています。
外出先で広がったときの直し方|鏡の前で1分
朝にまとめても、出先で広がってくることはあります。トイレの鏡の前で、1分でできる直し方を覚えておくと安心です。
毛先が散ってきたら、 結び目の毛先を一度ほどいて、ねじり直して巻きつけ、ピンで留め直します。ピンが手元になければ、毛先を結び目の内側へ押し込むだけでも、かなり目立たなくなります。
表面が立ってきたら、 手を軽く水で湿らせて、よく水気を切ってから、表面を後ろへなでつけます。湿らせすぎると、乾いたあとにかえって広がるので、手のひらがしっとりする程度にします。ハンドクリームを塗った手でなでるのも同じように効きます。
全体が膨らんできたら、 まとめた髪を一度ほどき、ねじり直して留め直します。1分ではきつい場合は、ねじらずに、うなじで低く1つに結んで、毛先を内側へ折り込むだけにします。
出先で直すのが面倒な人は、最初から2つの型の合わせ技にしておくと、崩れても片方が残るので、直す手間が少なくなります。
夜に下ろす日・風の強い日との違い
広がる日の簡単髪型アレンジは、ほかの日のアレンジと考え方が似ているようで、少し違います。
夜に髪を下ろす予定がある日は、結んだ跡が残りにくい位置と巻き数で結ぶことが大事になります。広がる日の型と組み合わせるなら、ねじって面にする型は跡が残りにくいので向いています。結び方の位置と巻き数は髪の結び方|夜に下ろす予定の日は、跡が隠れる位置と巻き数で結ぶを見てください。
風の強い日は、髪が乱れる向きが決まっているので、毛先の長さと留める向きで選びます。乾燥と静電気で広がる日は、向きではなく「広がる場所」で選ぶ点が違います。風も強く、空気も乾いている日は、髪の毛アレンジ|風の強い秋冬の日は、毛先の長さと留める向きで選ぶの留める向きを使い、高さはこの記事の型に合わせてください。
やりがちな失敗と、その直し方
広がる日のアレンジで、よくある失敗を3つあげておきます。
1つめは、表面を全部ぴったり押さえてしまうことです。 広がりを止めたくて、頭のてっぺんまでべったりとなでつけると、頭の形が平らに見え、顔が大きく見えることがあります。押さえるのは耳の上から下までにして、頭のてっぺんは指で少しつまみ、根元から1cmほど引き出しておきます。
2つめは、水で濡らして押さえることです。 濡らした直後はおさまりますが、乾くと、濡らす前よりも広がることがあります。濡らすなら、手のひらを軽く湿らせる程度にとどめ、オイルやクリームを少しだけ使うほうが、長くもちます。
3つめは、結んだ毛先を垂らしたままにすることです。 ふだんならきれいに揺れるポニーテールも、乾燥する日は毛先が散って、ほうきのように見えることがあります。どの型でも、結んだあとに毛先をしまう1手を足してください。それだけで、広がる日の髪の印象は大きく変わります。
4つめは、広がるたびにブラシでとかし直すことです。 出先で広がってきたときに、持ち歩いているブラシで何度もとかすと、そのたびに髪とブラシがこすれて、かえって静電気がたまります。出先では、ブラシより手ぐしを使い、手のひらで表面をなでるか、まとめた髪をほどいてねじり直すほうが、広がりは早くおさまります。ブラシを使うなら、毛先を少しとかすだけにして、頭の表面は手でなでてください。
5つめは、広がりを隠そうとして、髪を全部下ろしてしまうことです。 まとめてもすぐ崩れるからと、あきらめて下ろしてしまうと、毛先が肩や襟、マフラーと一日中こすれ続けて、夕方にはさらに広がります。崩れやすい日ほど、下ろす髪を少なくしておくほうが、結果的に整って見える時間が長くなります。下ろしたい日は、耳の上の髪だけでも後ろで留めて、顔まわりの広がりを減らしておきます。
まとめ|広がる場所を見て、動く毛先を減らす
乾燥と静電気で広がる日の簡単髪型アレンジは、自分の髪がどこで広がるかを見て、まとめる高さを選ぶところから始めます。
毛先だけ散るなら、うなじの低い位置で結んで毛先をしまう。表面が立つなら、耳の高さで表面を後ろへ引いて留める。全体が膨らむなら、うなじでひとまとめにして、ねじって面にする。マフラーやタートルの日は、こすれる位置から束を5cm以上離す。
どちらとも取れる日は、昼過ぎに広がる場所に合わせ、迷ったらねじって面にする型にしておけば、大きく外れることはありません。
よくある問い
- Q. 静電気で広がる日は、高い位置のポニーテールでもいいですか
- 表面がふわふわ立つ人なら、耳より上の高さで結ぶと表面が引かれて落ち着くことがあります。ただし結んだ毛先が肩や襟の上で揺れると、こすれて毛先が散りやすくなります。結んだあとの毛先をねじって根元に巻きつけ、ピンで留めると、高い位置でも広がりにくくなります。
- Q. ボブで結べる長さがありません。広がる日はどうすればいいですか
- 耳の上の髪だけをすくって、耳の後ろでねじってピンで留めてください。ボブで広がりが目立つのは、耳の横から下の毛先が外へ散る部分です。耳の上の髪を後ろへ寄せると、顔まわりの広がりが減り、下の毛先は襟の内側におさまりやすくなります。
- Q. 朝はまとまっていたのに、昼過ぎに広がってきます
- 暖房の効いた部屋と外を行き来したり、マフラーやコートを何度も脱ぎ着したりすると、昼過ぎから広がりやすくなります。朝の時点ではなく、昼過ぎに広がっている場所を基準に高さを選んでください。1週間ほど、昼過ぎの鏡で広がり方を見ておくと、自分の型が分かります。
- Q. まとめると頭がぺたんとして、顔が大きく見える気がします
- 頭頂の髪を指で少しつまんで、根元から1cmほど引き出してください。広がる日は表面を押さえたくなりますが、頭頂まで全部押さえると高さがなくなります。押さえるのは耳の上から下の範囲だけにして、頭頂は少し残すとバランスがとれます。
— メグラシ編集部





