13度の服装|13℃で変わるのは、上着を脱ぐか着たままかの一点

予報に13度と出ていて、手が止まる。15度の日と同じでいいのか、それともコートを出す日なのか。
去年のこの時期に何を着ていたかは、だいたい思い出せません。
13度は、着るものの中身が変わる数字ではなく、過ごし方が変わる数字です。ここを境に、一日の途中で上着を脱ぐ場面がなくなります。
結論:13度から、上着は着たままになります
16度なら、日中に羽織りを脱いで腕に掛ける時間があります。15度でも、日向を歩いているあいだは脱げます。
13度では、脱いでも快適になりません。脱いだ瞬間に肌寒くなり、すぐまた着ることになる。つまり、出し入れという動作そのものがなくなります。
すると、調整する場所が移ります。外側では合わせられないので、中に着る枚数で合わせることになります。
早見表|13度がどの欄にあるか
| 13度の位置 | 一日の動き | 外側 | 中の枚数 |
|---|---|---|---|
| 最高気温の欄 | 朝晩は8度前後 | 厚みのあるアウター | 3枚 |
| 最低気温の欄 | 日中は17度前後 | 厚手の羽織り | 2枚 |
| 最高も最低も13度前後 | 一日動かない | 中間の厚み | 2枚 |
| 数字が1つしかない | 判断できない | 厚手の羽織り | 3枚 |
⭐ 最後の行が効きます。どちらか分からないときは、外側を軽い側、中を多い側にしてください。中は脱いで畳めますが、外側は一度決めると替えられません。
13度と15度で動くのは、荷物です
| 15度 | 13度 | |
|---|---|---|
| 上着を脱ぐ回数 | 1〜3回 | 0回 |
| 手に持つ時間 | ある | ない |
| 調整する場所 | 外側 | 内側 |
| バッグの大きさ | 畳んだ上着が入る | 入らなくてよい |
15度の日は、脱いだ上着を入れる場所がバッグに要ります。13度の日は要りません。そのぶんバッグを小さくできます。
逆に言うと、13度の日に「あとで脱げるように」と薄い一枚を選ぶと、一日じゅう足りないままになります。15度の基準は15度の服装に別に置いてあるので、そちらと見比べてみてください。
14度と12度のあいだで何が動くか
13度の前後1度ずつは、同じ帯に入ります。ただし動く場所があります。
14度は、まだ日向で脱げる日が残っています。風がなく晴れた日なら、昼だけ15度側として扱って構いません。
12度は、首元が先に冷えます。中の枚数は13度と同じで足りますが、首に一巻き足すかどうかがここで分かれます。
11度を下回ると、中の枚数だけでは追いつかなくなります。外側の厚みを一段上げる帯に入ります。境目そのものはコートは何度からにまとめました。
晴れと曇りで2度ずれます
同じ13度でも、空の様子で体感が動きます。
| 天気 | 体感 | 足すもの |
|---|---|---|
| 晴れ・風なし | 15度に近い | なし |
| 晴れ・風あり | 12度に近い | 首元に一巻き |
| 曇り | 11度に近い | 中を1枚 |
| 雨 | 10度に近い | 中を1枚と、濡れない足元 |
曇りの日に足すのは、外側ではなく中です。外側を厚くすると、屋内に入ったときに逃げ場がなくなります。中の一枚なら、暖かい建物で脱げます。
風の日だけは例外で、足すのは枚数ではなく首元です。開いているところから熱が抜けるので、そこを塞ぐほうが1枚重ねるより早く効きます。
屋内との往復が多い日
13度の日の屋内は、暖房が入り始めている建物とそうでない建物が混ざります。
往復が1日に4回を超える日は、中の3枚のうち1枚を脱げる形にしておくと収まります。前が開くもの、袖から抜けるもの、どちらでも構いません。かぶって着るものを3枚重ねると、屋内で1枚も減らせなくなります。
外側は着たままの前提なので、屋内で暑ければ前を開けるだけになります。前が留まらない形の外側を選んでおくと、この開け閉めが使えます。
外側を1枚決めるときの条件
13度の外側は、一日じゅう身につけているものになります。そのため、選ぶときに見る場所が15度のときと変わります。
15度までは、畳んだときの大きさが大事でした。手に持つ時間があるからです。13度では持つ時間がないので、代わりに次の3つを見てください。
- 腕を前に出したとき、背中が引っ張られないか
- 座ったとき、前身頃が膝の上でたまらないか
- バッグを肩に掛けたとき、肩の布が寄らないか
この3つは、着ている時間が長いほど効いてきます。試着のときに、歩く・座る・掛けるの3つを順にやってみてください。脱ぐ前提の一枚では気づかないところです。
⭐ 重さそのものは、この帯ではあまり効きません。効くのは重さより、動いたときに布がどこで止まるかです。
中の2枚と3枚、それぞれの中身
中の枚数を決めたあと、その中身で迷うことがあります。
| 枚数 | 肌に触れる1枚目 | 2枚目 | 3枚目 |
|---|---|---|---|
| 2枚 | 薄く、袖のあるもの | 目の詰まった編みもの | — |
| 3枚 | 薄く、袖のあるもの | 薄手の編みもの | 前が開くもの |
3枚のときに厚いものを2枚重ねると、腕が動かなくなります。薄いものを重ねて、いちばん外の1枚だけ脱げる形にしてください。
1枚目に袖があるかどうかは、この帯では効きます。袖のないものを1枚目にすると、腕だけが外側の布に直接触れることになり、そこから冷えます。袖のあるものに替えるだけで、枚数を増やさずに1度ぶん近く変わります。
場面ごとに変わるところ
| 場面 | 変わるところ |
|---|---|
| 通勤・通学 | 屋内の往復が多い。中の1枚を脱げる形に |
| 一日じゅう屋外 | 足元から先に替える。中は3枚 |
| 買い物・街歩き | 建物の出入りが多い。外側の前を開けられる形に |
| 観光・移動が長い | 乗り物の中が基準。外側は薄く、中を3枚 |
| 夜に出かける | 帰る時刻の気温で組む。日中の数字は使わない |
夜の行がいちばん外しやすいところです。13度が日中の数字なら、帰る頃には8度前後まで下がります。出かける時刻ではなく、帰る時刻の数字で組んでください。
足元と首元を替える順番
13度の帯では、替える順番が決まっています。
- 足元 — 素足の面をなくす
- 首元 — 開きを塞ぐ
- 中の枚数 — 2枚から3枚へ
- 外側の厚み — ここは最後
足元から替えるのは、地面に近いほど気温が低いからです。上半身を厚くしても、足元が冷えたままなら体感は戻りません。
首元が2番目なのは、塞ぐ面積のわりに効きが大きいからです。1と2で足りるなら、中の枚数は2枚のままで通せます。
⚠️ 順番を逆にして外側から替えると、屋内で暑くなり、外で足元が冷えるという両方が同時に起きます。上から替えたくなる気持ちは分かりますが、下からのほうが早く収まります。
何月に出る13度か
同じ13度でも、季節の向きで受け取り方が変わります。
秋の13度は、直前まで20度前後だったあとに来ます。体がまだ慣れていないので、数字より寒く感じます。中を1枚多めにしてください。
冬の終わりの13度は、5度前後の日が続いたあとに来ます。同じ数字でも暖かく感じるので、中は2枚で足ります。
11月の気温の動き方そのものは11月の気温と服装に、10月全般は10月の気温にまとめてあります。
どちらとも取れるとき①|朝は13度、昼は20度
差が7度を超える日は、13度の帯として組まないでください。この日は昼が主役です。
昼の20度に合わせて中を2枚にし、朝の1時間だけ外側を足す。外側は昼には脱ぐことになるので、畳んで入る大きさのものを選んでください。13度の組み方をそのまま当てると、昼に手の打ちようがなくなります。
どちらとも取れるとき②|屋外にいる時間が30分未満
移動がほとんど乗り物という日は、外の13度に触れている時間が短くなります。
このときは外側を薄くして、中を3枚のままにしてください。短い時間なら、中の枚数で通せます。外側を厚くすると、乗っているあいだじゅう持て余します。
よくある行き違い
**「13度ならまだコートは早い」という言い方。**13度が最高気温の欄にある日は、朝晩が8度前後です。昼の数字だけで決めると、行きと帰りで足りなくなります。
**「中を増やすと着ぶくれる」という心配。**増やすのは枚数であって厚みではありません。薄いものを3枚にすると、1枚を厚くするより段が出にくくなります。
**「去年の同じ日と同じでいい」という決め方。**同じ13度でも、前の週が何度だったかで感じ方が変わります。見るのは日付ではなく、直前3日の数字です。
装いに活かすなら
13度は、朝に一度決めたらその日はもう替えない帯です。出し入れがないぶん、決めるのは朝の1回だけで済みます。
外側を1枚決めて、中を2枚か3枚か選ぶ。この2段階だけ先にやっておくと、玄関で迷う時間がなくなります。
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よくある問い
- Q. 気温13度は何を着ればいいですか
- 外側を1枚決めて、その日は着たままで通す組み方になります。13度は、上着を脱いだり着たりして合わせる帯の下端にあたります。ここから下は、脱いだところで暑くならないので、出し入れの手間だけが残ります。外側を先に決めて、そのうえで中の枚数を2枚にするか3枚にするかで合わせてください。調整の場所が外から中に移るのが、13度の特徴です。
- Q. 13度でコートは要りますか
- 13度が最高気温の欄に出ている日は要ります。朝晩は8度前後まで下がるので、外側に厚みが必要になります。13度が最低気温の欄に出ている日は、日中は17度前後まで上がるため、厚手の羽織り1枚で足ります。見るのは数字そのものではなく、その13度が最高と最低のどちらの欄にあるかです。
- Q. 13度と15度で、何が変わりますか
- 上着を脱ぐかどうかが変わります。15度なら日中に羽織りを脱いで手に持つ場面がありますが、13度になると脱いでも快適にならないため、着たままで過ごすことになります。そのぶん外側は一日じゅう身につけているものになるので、重さと、たたんだときの大きさよりも、歩いているあいだの動かしやすさで選ぶほうが合います。
- Q. 晴れの日と曇りの日で違いますか
- 同じ13度でも、体感は2度ほど変わります。晴れて日向を歩く時間が長い日は15度に近く感じ、曇って風がある日は11度に近く感じます。予報の数字だけで決めると、晴れの日は暑く、曇りの日は足りません。天気の欄を見て、曇りなら中を1枚増やしてください。外側を替えるより早く収まります。
— メグラシ編集部




