韓国コーデ 冬|コートで普通になる人は、首元か裾のどちらで出すか

**冬の韓国コーデがコートを着た途端ふつうになるのは、中の服のせいではありません。**韓国っぽさを作っていた場所が、コートで隠れているだけです。
出す場所は、コートの丈で決まります。裾が膝のお皿より下に来るロングコートの人は首元、膝のお皿より上で止まるショートやミドル丈の人は裾で出してください。
ロングコートの人は前を開けて、中の淡い色の重なりを首から胸に縦の帯として見せます。ショートやミドル丈の人は、上着の短さと下の量の比を、上1に対して下2以上にとります。膝ちょうどの丈で迷う人は、前を開けて歩ける日かどうかで分けます。秋までの韓国っぽさが部屋着のように見えてしまう悩みは韓国おしゃれ服が部屋着に見える|秋冬は服が体に触れる3点で直すで扱っているので、ここではコートを着た日の出し方だけを決めます。
結論:コートの丈で、韓国っぽさを出す場所が決まる
秋の韓国コーデは、短めの上と長めの下の比、首まわりにできる余白、淡い色を何枚も重ねた濃淡、の3つで韓国っぽく見えています。コートを着ると、このうちどれが残るかは丈で変わります。
| コートの裾の位置 | 残る場所 | 隠れる場所 | 出す場所 |
|---|---|---|---|
| 膝のお皿より下 | 首元・足首から下 | 丈の比・腰まわり | 首元 |
| 膝のお皿のあたり | 首元・膝から下 | 腰まわり | 首元か裾(日で分ける) |
| 膝のお皿より上 | 首元・腰から下 | 上半身の重なり | 裾 |
**残っている場所でしか出せません。**ロングコートで丈の比を出そうとしても、隠れているので効きません。ショート丈で首元だけ作り込んでも、下に量がないと上着だけが目立ち、ふつうの通勤服に見えます。
測り方|鏡の前で、裾と膝のお皿の位置を見る
コートを着て、鏡の前にまっすぐ立ちます。見るのは2か所だけです。
- コートの裾が、膝のお皿より上か下か
- 前を開けたとき、首から胸のあたりで中の服が見える幅が、指何本ぶんか
裾が膝のお皿の上下5cm以内なら「膝のあたり」に入れてください。前の開きは、コートの前を自然に開けて立ったとき、左右の打ち合わせの間に中の服が見える幅を、胸の高さで測ります。指3本ぶん以上あれば首元で出す余地があり、指1本ぶんしかないなら、コートの形として首元が狭いので、裾か首から上で出すほうが早いです。
首元で出す人① 前を開けて、縦の帯をつくる
ロングコートの人は、前を開けて着るのが基本です。開けた間から見える中の服が、首から胸、お腹まで縦にのびる帯になります。この帯が、ロングコートの日の韓国っぽさのほとんどを担います。
- 中に着るのは、コートより明るい同系の淡い色を2枚。たとえば淡いグレーのコートに、アイボリーのニットと白のタートル
- 帯の幅は、胸の高さで指3〜4本ぶん。広すぎるとコートの存在が弱まり、狭すぎると帯として見えない
- 帯の中に、首元・胸・裾の3か所で色の境目が出ると、重ねている奥行きが伝わる
濃淡を2〜3段に分けて重ねることが要です。コートとまったく同じ色を中に着ると帯が消え、反対に黒いコートに白1枚だけだと差が強すぎて、きちんとした印象に寄ります。
首元で出す人② マフラーは巻かずに、肩から垂らす
ロングコートの日にマフラーをぐるぐる巻くと、首元の帯が隠れます。韓国っぽさを残すなら、大判のストールかマフラーを巻かずに肩にかけて前に垂らすほうが合います。
- 垂らした両端が、コートの前の開きに沿って縦にのびるようにする
- 長さは、端がお腹のあたりまで届くもの
- 色は、コートと中の服の間の明るさにする。コートより明るく、中の服より暗い色を選ぶと、帯が3段の濃淡になる
風の強い日は、片方の端だけ肩の後ろに回してください。前から見ると帯の縦の線は残り、首には一周巻いた分だけ暖かさが足せます。
首元で出す人③ 前を閉める日は、襟の上で出す
寒い日、ずっと外にいる日は、前を開けていられません。前を閉めると縦の帯は消えるので、襟の上の数cmに重なりを集めます。
- タートルかハイネックを、コートの襟より3cm以上高く出す
- 中に襟付きのシャツを着ているなら、シャツの襟先をコートの襟の外に出す
- 首元に色を1つ足したいなら、タートルの色をコートと同系の淡い色にする
ここで黒やネイビーのタートルを選ぶと、コートの襟と同化して首が詰まって見えます。首の上に置く色は、コートより2段明るくしてください。
裾で出す人① 上1に対して下2以上の比をとる
ショート丈やミドル丈のコートの人は、上着の下から腰から下がそのまま見えます。ここで秋と同じ比が出せれば、韓国っぽさは冬も残ります。
比の測り方は簡単です。鏡の前で、肩からコートの裾までの長さと、コートの裾から床までの長さを比べてください。
| 上:下 | 見え方 |
|---|---|
| 1:1前後 | 上着がふつうの丈に見え、通勤服の印象に寄る |
| 1:1.5 | 少し韓国っぽい。下を太くすると近づく |
| 1:2以上 | 短い上着と長い下の比がはっきりし、韓国っぽく見える |
1:2に届かないときは、コートを短くするのではなく、下の量を増やしてください。裾がくるぶしまで届く太いパンツか、足首までの長いスカートにすると、下の面積が広がって比が開きます。短いコートの比の取り方はストリートファッション 韓国|秋冬は短い上着と太いパンツの比で寄せるにも詳しく書いています。
裾で出す人② コートの裾から、中の服を出すか出さないか
ショート丈のコートでは、中に着たニットやシャツの裾をコートの裾から出すかどうかで、印象が分かれます。
- 出す:中の服の裾を、コートの裾から3〜5cmのぞかせる。重ねている奥行きが腰の位置に出て、韓国っぽさが強くなる
- 出さない:中の服をコートの丈に収める。比がすっきり出て、きれいめに寄る
出す場合、中の服の色はコートより明るくしてください。暗い色を出すと、コートの裾が下がったように見え、せっかくの短い丈が長く見えます。
裾で出す人③ 足元は、下の色に寄せて縦をのばす
裾で出す人は、足元の色で比が変わります。靴の色が下の服と離れていると、そこで線が切れ、下の長さが短く見えます。
- 下が淡い色なら、靴も淡い色か白
- 下が暗い色なら、靴も暗い色
- 靴下が見えるなら、靴下の色を下か靴のどちらかにそろえる
下と靴がつながると、腰から床までが1本の長い面に見えて、上1に対する下の比が実際より大きく見えます。
どちらとも取れる① コートの丈が膝ちょうど
裾が膝のお皿の上下5cm以内にある人は、首元でも裾でも出せます。迷うなら、その日に前を開けて歩けるかで決めてください。
- 前を開けられる日:首元で出す。縦の帯と、膝下に見える下の服の両方が効く
- 前を閉める日:裾で出す。膝から下に見える下の量を増やし、裾がくるぶしまでのパンツか、足首までのスカートにする
膝ちょうどのコートで、前を閉め、下も細いパンツにすると、3つの場所がどれも残らず、もっともふつうに見えます。前を閉める日は、下だけは太く長くと決めておくと外れません。
どちらとも取れる② コートが1着しかなく、ロングとショートを替えられない
冬のコートが1着しかない人は、そのコートの丈で出す場所が固定されます。そのうえで、飽きずに何日も着るには、出す場所の中で変化をつけます。
- ロングコート1着の人:首元の帯の色を日ごとに変える。中の2枚とストールの組み合わせで、3〜4通りは作れる
- ショートコート1着の人:下をパンツの日とスカートの日で替える。比はどちらでも1:2以上にとる
出す場所そのものは変えないことが要です。ロングコートで今日は裾、明日は首元と動かすと、裾の日はたいてい比が出ず、ふつうの日が増えます。
どちらとも取れる③ コートの前の開きが狭い
前を開けても、胸の高さで指1本ぶんしか中が見えない形のコートがあります。ダブルの打ち合わせが深いものや、身幅の細いものです。この場合、ロングでも首元の帯は作れません。
その場合は、首元の帯をあきらめて、首から上と足元で出してください。
- 首から上:タートルをコートの襟より高く出す、ストールを肩にかける(前を閉める日のやり方と同じ)
- 足元:コートの裾から下に、下の服を5cm以上出す。ロングコートより長いスカートか、裾がくるぶしまでのパンツ
ロングコートの下から下の服を出すと、コートの縦の線と下の服の縦の線がつながって、全身が長く見えます。
色で迷う日は、コートの色から逆算する
中の服の色で迷ったら、コートの色を起点に、明るい側へ1〜2段ずつずらしていきます。
- 黒いコート:中は白・アイボリー・薄いグレー。差が強いので帯は細めに
- 淡いグレーやベージュのコート:中はアイボリーと白。ストールはコートと中の間の明るさ
- キャメルや茶のコート:中はアイボリーと淡いベージュ。黒を入れると差が強すぎる
- 紺のコート:中は薄いグレーと白。首元に水色を1つ入れると、淡い重なりの印象が出る
どの色のコートでも、中を全部同じ色にしないことが共通です。2〜3段の濃淡が見えることが、冬の韓国っぽさの芯になります。
着ぶくれして見える日の直し方
重ねる枚数が増える冬は、韓国っぽさを出そうとして着ぶくれすることがあります。原因はたいてい、中の服の量が多すぎることです。
- 中のニットは薄手かハイゲージにし、厚手を重ねない
- タートルは首元だけ高く、身ごろは体に沿う細いものにする
- 上着の中で腕を動かしにくいなら、中の服を1枚減らす
韓国っぽい冬の重ねは、厚みではなく色の段で見せるものです。中の服を薄くしても、色の差が残っていれば重ねている奥行きは伝わります。
まとめ
- コートを着て普通に見えるのは、丈の比・首まわりの余白・淡い重なりがコートで隠れるから
- コートの裾が膝のお皿より下なら首元で出す。前を開けて、淡い色の帯を指3〜4本ぶんの幅で見せる
- 膝のお皿より上なら裾で出す。上1に対して下2以上の比をとり、下の量を増やして比を開く
- 膝ちょうどの丈は、前を開けられる日は首元、閉める日は裾
- 前を閉める日は、タートルをコートの襟より3cm以上高く出し、コートより2段明るい色にする
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よくある問い
- Q. 寒くて前を開けられない日は、ロングコートでどう出せばいいですか
- 前を閉める日は、首元の重なりを襟の上に出します。タートルを1枚、コートの襟より3cm以上高く出し、その上にコートと同系で淡い色の大判ストールを、巻かずに肩から垂らしてください。前を開けたときの縦の帯を、首から胸の上だけで作るやり方です。
- Q. コートが1着しかなく、丈が膝ちょうどです
- 膝ちょうどのコートは、首元と裾のどちらでも出せます。毎日同じコートなら、曜日で分けると迷いません。前を開けて歩ける暖かい日は首元、風の強い日や長く外にいる日は前を閉めて、裾から出る下の量で出してください。
- Q. 黒いコートしか持っていません。韓国っぽくなりますか
- なります。黒いコートのときは、中の重なりを白・アイボリー・薄いグレーにして、首元に明るい帯を作ってください。黒と淡い色の差がはっきりするぶん、帯の幅は指2本ぶんの細さで足ります。
- Q. ダウンを着ると、どうしても普通になります
- ダウンは上半身の量が大きいので、裾で出す側に入れてください。腰か腿の中間で止まる丈を選び、下は裾がくるぶしまでの太いパンツか、足首までの長いスカートにします。上1に対して下2以上の比がとれれば、ダウンでも韓国っぽい比は残ります。
— メグラシ編集部





