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ワイシャツで下着が透ける|ベージュでも透ける原因は光・汗・生地の薄れ

メグラシ編集部//読了 13分
秋の日が差す窓の前で白いシャツを広げて持ち上げ、裏に当てた手の影が生地から透けて見えている様子と、窓辺に畳まれたベージュのインナー

**いま着ているインナーが、もう肌の色に近いベージュなら、透けている原因はたぶんインナーではありません。**光の向き、汗や湿気、洗濯で薄くなったシャツの生地。このどれかを疑ってください。

ワイシャツの透けは、多くの記事が「白ではなく、肌の色に近いインナーを」と書いています。それは正しいのですが、ベージュに替えても透ける日はあります。そのとき見えているのは、色ではなくインナーの形の影だったり、濡れて透けやすくなった生地だったり、薄くなったシャツそのものだったりします。

つまり、透けを止める場所はインナーだけではありません。座る向き、上着を脱ぐ時機、シャツの替えどき。インナーを何度替えても直らなかった透けが、この3つのどれかを1つ変えただけで消えることがあります。

インナーの色・襟ぐり・袖の選び方はワイシャツ 透けない インナー|色・襟ぐり・袖の4点で選ぶにまとめてあります。この記事は、それを選んだうえでまだ透けるときの話です。

結論|ベージュでも透ける原因は、光・汗・生地の3つ

最初に、透けている場面と見え方を下の表で探してください。原因がわかると、直す場所が決まります。

透ける場面・見え方原因最初に確かめること直し方の方向
窓を背にすると縁の形が出る光(逆光)窓と自分の位置座る向き・立つ位置を変える
蛍光灯の真下で肩ひもが見える光(真上)真上に明かりがあるか席を明かりの真下から外す
写真で下着の線が写る光(フラッシュ)正面から強い光が当たったか羽織りを着て撮る
電車を降りると背中が透ける汗・湿気背中が湿っているか吸った水分を逃がすインナーを挟む
暖房の部屋で脇が透ける汗・湿気脇が湿っているか室内で羽織りを脱ぐ時機を早める
どこにいても背中が透ける生地の薄れ背中と裾の内側の厚さの差シャツを替える
脇の下だけ透ける生地の薄れ脇がこすれて薄くなっていないかシャツを替えるか、脇の見えない着方に
ベージュなのに色が浮くインナーの色あせインナーが灰色っぽくなっていないかインナーを替える
縁の線だけがくっきり出るインナーの縁縁が厚く折り返されていないか縁の薄いものに替える

**表の上5行は、そのシャツとインナーのままで直せます。**下の4行は、どちらかを替える必要があります。まず上から順に、場所と時間を変えて透けが消えるかを確かめてください。

透けて見えるのは、色か形か

透けを直す前に、見えているのが色なのか形なのかを分けておくと、直す場所を間違えません。

見えているもの例原因インナーの色を替えて直るか
色白いインナーが白く浮くインナーと肌の明るさの差直る
色濃い色の下着が透ける下着の色そのもの直る
形肩ひもの線、縁の線光の向き・縁の厚さ直らない
形インナー全体の輪郭逆光直らない
色と形背中全体がうっすら透ける生地の薄れ・湿気半分しか直らない

**形が見えているときは、インナーの色を替えても直りません。**色をいくら肌に近づけても、光が後ろから抜ければ、縁や肩ひもの形は影として出るからです。形が見えるときは、光か、縁の厚さか、生地の薄さのどれかを直します。

窓とスマートフォンで、透け方を確かめる

自分のシャツがどれくらい透けるかは、家で確かめられます。2つの方法があります。

  1. 窓の前で手を入れる: 明るい窓の前で、シャツの背中を片手で広げて持ち、もう片方の手を裏側に入れる。手のひらの形が見えるかを確かめる
  2. スマートフォンのライトを当てる: 暗い部屋で、シャツの裏側からライトを当てて、表から見る。光がどのくらい抜けるかを、場所ごとに比べる
手の見え方生地の状態判断
手があることがわからない厚い透けにくい
手の影がぼんやり見えるふつう逆光でなければ透けにくい
指の形がわかる薄い逆光や湿気で透けやすい
指の間の明るさまで見えるとても薄いふだんの明かりでも透けやすい

**同じシャツでも、場所によって透け方は違います。**背中、脇、胸、袖を順に確かめてください。どこか1か所だけ透けやすいなら、そこが洗濯や着ている間のこすれで薄くなった場所です。

光①|窓を背にすると、形の影が出る

窓を背にして立つ、窓際の席に窓を背にして座る。この向きのとき、外の光がシャツの後ろから抜けて、前に立つ人の目には、インナーの形が影として見えます。

窓との位置前にいる人からの見え方直し方
窓を背にする形の影がはっきり出る窓を横か前にする
窓を横にする窓側の脇だけ影が出ることがある窓側の腕を下ろしておく
窓を前にする影は出ないそのままでよい
曇りの日の窓影は弱いそのままでもよい
晴れた日の西日影がいちばん強い窓を背にしない

**会議室や面談の席では、窓を背にしない向きを選んでください。**それだけで、インナーの形はほとんど見えなくなります。席を選べないときは、後で書く「羽織りで光を止める」をしてください。

秋は、日が低くなって、窓から横向きに光が差し込む時間が長くなります。夏より、午後の早い時間から逆光になりやすい季節です。

逆光の影は、自分では見えません。前にいる人にだけ見えるので、気づかないまま一日を過ごしてしまいがちです。気になる人は、家の窓を背にして立った姿を、家族に見てもらうか、スマートフォンをタイマーにして正面から撮ってみてください。自分のシャツとインナーの組み合わせで、どのくらい形が出るかが一度でわかります。

光②|真上の明かりの下で、肩ひもが見える

天井の明かりの真下に立つと、肩の上の生地に光が当たり、肩ひもの線が浮いて見えることがあります。肩は生地が体に沿っていちばん張る場所なので、ほかより透けやすいからです。

明かりの位置透けやすい場所直し方
真上肩・肩甲骨のあたり明かりの真下から半歩ずれる
斜め上背中の上のほう背中を明かりに向けない
正面ほとんど透けないそのままでよい
下から(床置きの照明)胸の下のあたり照明の近くに立たない

肩ひもが見えるのは、ひもの幅が肩の上で生地を押し上げて、そこに影ができるためでもあります。幅の細いひもや、肩の上で平らになるひものインナーにすると、明かりの下でも線が出にくくなります。

天井の明かりは、会議室や売り場、電車の中など、立ったまま人と話す場所に多くあります。話すときに半歩ずれる、というだけでも、肩の上に当たる光の角度が変わり、線は目立たなくなります。

光③|写真のフラッシュで、線が写る

肉眼では透けていないのに、写真に撮ると下着の線が写る。フラッシュや正面からの強いライトは、生地を通り抜けて、中のインナーの縁で反射します。

撮る場面写り方直し方
正面からのフラッシュ縁の線と色が写るフラッシュを切って撮る
撮影用の強いライト全体が透けて写る羽織りを着て撮る
窓の自然光ほとんど写らない窓の光で撮る
夜の室内のスマートフォン画面を明るく補正して透けることがある明るい場所で撮る

証明写真や集合写真の日は、ジャケットかカーディガンを着て撮ると、透けの心配はなくなります。シャツ1枚で撮る必要がある日は、インナーを縁のないものにしておいてください。

汗・湿気①|濡れた生地は、乾いた生地より透ける

生地は、湿ると透けやすくなります。乾いた繊維は表面で光を散らしますが、繊維の間に水が入ると、光が散らばりにくくなって、まっすぐ通り抜けるからです。

生地の湿り方透け方起きやすい場面
乾いているふつう―
うっすら湿っている少し透けやすい満員の電車、早足で歩いたあと
湿って肌に張り付くはっきり透ける暖房の効いた室内、長い会議
雨で濡れたとても透ける傘からはみ出た肩・背中

**秋でも、汗で透ける日はあります。**朝晩が冷えて上着を着ているぶん、電車の中や暖房の効いた室内では、上着の中で背中や脇が湿ることがあるからです。上着を脱いだ瞬間に、湿った背中がそのまま見えることになります。

湿った部分は、乾いた部分より少し色が濃く見えるので、離れて見ると背中に地図のような形が浮きます。透けと汗じみの両方が同時に起きている状態です。背中が湿っているかどうかは、上着を脱いだあとに手の甲で背中の真ん中に触れると、自分でも確かめられます。

汗・湿気②|張り付くと、色も形も出る

湿った生地が肌やインナーに張り付くと、透けはさらに強くなります。生地とインナーの間の空気がなくなり、インナーの色と形がそのまま表に出るからです。

張り付く場所見えるもの直し方
背中の真ん中インナーの背中の縁背中に余裕のあるサイズのシャツ
脇の下インナーの脇の縁脇の深いインナーにする
肩甲骨のあたり肩ひもとホック背中の縁が平らなインナーへ
胸の下インナーの下の縁縁が体の線に沿うものへ

吸った水分を外へ逃がす素材のインナーを1枚挟むと、シャツまで湿りにくくなり、張り付きも減ります。シャツと肌の距離の話は白シャツでブラが透けない選び方に詳しく書いています。

汗・湿気③|上着を脱ぐ時機を早める

秋冬の透けは、上着を脱いだときに起きることが多いです。上着の中で湿った背中が、脱いだ瞬間に人の目に触れるからです。

場面脱ぐ時機
電車に乗る乗る前に前を開けておく。混んだ車内で汗ばみにくい
暖房の効いた室内に入る入ってすぐに脱ぐ。中で汗ばむ前に
会議の前席に着く前に脱いで、背中を少し乾かす
外を早足で歩いたあと室内に入ったら、上着を脱いで数分置いてから人前へ

**上着は、汗ばむ前に脱ぐのが透けを防ぐいちばんの近道です。**汗ばんでから脱ぐと、湿った背中を乾かす時間がありません。室内に入ったらまず脱ぐ、を習慣にしておくと、透ける場面そのものが減ります。

生地の薄れ①|洗濯を重ねると、背中と脇から薄くなる

同じシャツでも、買ったときより透けるようになることがあります。洗濯と着ている間のこすれで、生地が少しずつ薄くなるからです。

薄くなりやすい場所理由確かめ方
背中の真ん中椅子の背もたれとこすれる裾の内側と窓に透かして比べる
脇の下腕を動かすたびにこすれる脇の下を窓に透かす
肘机に当たる肘を窓に透かす
襟と袖口洗うたびに強くこする色と生地の毛羽立ちを見る
裾の内側ほとんどこすれない比べる基準にする

**比べる基準は、裾の内側です。**ズボンやスカートの中に入れている部分は、こすれにくく、日にも当たりにくいので、買ったときに近い厚さが残っています。背中と裾の内側を窓に並べて透かし、背中のほうが明るく見えたら、その差が薄くなったぶんです。

薄くなるのは、ゆっくりです。毎日見ていると気づきにくいので、季節の変わり目に一度、手持ちのワイシャツを全部窓に透かしてみてください。10月の衣替えのついでにやっておくと、冬のあいだに羽織りの下に回す1枚と、シャツ1枚で着られる1枚の仕分けが済みます。

生地の薄れ②|糊やハリが落ちて、体に沿う

洗濯を重ねると、生地そのものが薄くなるだけでなく、仕上げのハリも落ちていきます。ハリのある生地は体から少し浮いて、インナーとの間に空気の層を作ります。ハリが落ちると、生地が体に沿って、インナーとの距離が近くなります。

生地のハリインナーとの距離透け方
買ったばかり浮いて距離がある透けにくい
何度か洗った少し沿うふつう
ハリが落ちた体に沿う透けやすい
柔らかい生地のシャツ最初から沿う透けやすい

ハリが落ちたかどうかは、背中をつまんで離したときの戻り方でわかります。買ったばかりのシャツは、つまんだ跡がしばらく残るくらいの張りがありますが、ハリが落ちると、離したとたんにくたりと平らになります。

ハリは、アイロンをかけるときに戻せることがあります。洗濯表示で使えることを確かめたうえで、仕上げにアイロン用の糊を背中と脇に軽くかけると、生地が少し浮いて、インナーとの距離ができます。洗い方そのものは、ワイシャツの洗い方にあります。

生地の薄れ③|シャツを替える線

薄くなった生地は、戻すことはできません。どこまで着て、どこで替えるかの線を決めておくと、透ける日を減らせます。

シャツの状態判断着方
背中と裾の内側に差がないまだ着られるふだんどおり
背中が少し明るいまだ着られる窓を背にしない日に
背中で指の形がわかる羽織り前提ジャケットやカーディガンの下に
脇の下で指の形がわかる羽織り前提腕を上げない日に、羽織りを着る
指の間の明るさまで見える替える家で着るか、手放す

羽織りの下でしか着ない1枚として残す手もあります。上着を脱がない日が多い冬のあいだは、薄くなったシャツでも出番があります。

クローゼットの中で、羽織り前提の1枚だけハンガーの向きを変えておく、色の違うハンガーに掛けておく、といった印をつけておくと、朝に迷いません。シャツ1枚で過ごす予定の日に、うっかりその1枚を手に取ることもなくなります。

季節で、透けの原因が入れ替わる

10月から2月までの間に、透けの原因は少しずつ入れ替わります。いまの時期にどれが起きやすいかを知っておくと、先回りできます。

時期起きやすい原因先にしておくこと
10月汗(日中はまだ暖かい)吸った水分を逃がすインナーを挟む
11月逆光(日が低く、午後の早い時間から横向きの光)窓を背にしない席を選ぶ
12月暖房の室内での汗ばみ室内に入ったらすぐ上着を脱ぐ
1〜2月乾燥による静電気で張り付く静電気の起きにくい組み合わせにする

**冬の張り付きは、汗ではなく静電気から起きます。**空気が乾く季節は、化繊のインナーと綿のシャツがこすれ合うと静電気が起き、シャツがインナーに吸い付きます。吸い付いた部分は、生地とインナーの間の空気がなくなるので、インナーの形がそのまま表に出ます。インナーとシャツの素材を近いものにすると、静電気は起きにくくなります。組み合わせの考え方は服の静電気は、重なっている2枚の組み合わせで決まるにあります。

色のついたシャツでも、透けは起きる

透けは白いシャツだけの話ではありません。淡い青やピンク、薄いストライプのシャツでも、光と湿気と生地の薄れの条件がそろえば透けます。

シャツの色透け方気をつけること
白いちばん透けやすいこの記事の全部
淡い青・淡いピンク白とほぼ同じ色があるぶん安心しやすいが、逆光では同じように形が出る
細いストライプ柄で少しまぎれる湿って張り付くと柄の間から透ける
濃い色透けにくい汗じみのほうが目に入りやすい

**淡い色のシャツは、白より安心だと思われがちです。**けれど、生地の厚さが同じなら、透け方はほとんど変わりません。淡い色でも、窓の前で手を入れる確かめ方は同じように使えます。

インナーの側の失敗①|ベージュが色あせて浮く

インナーの色そのものも、洗濯で変わります。ベージュは洗うたびに少しずつ灰色っぽくなり、肌の色との差が広がっていきます。白いインナーは黄ばんでいきます。

インナーの色の変化シャツの上からの見え方すること
ベージュが灰色っぽくなった灰色の面が浮く新しいベージュに替える
ベージュの縁だけ色が抜けた縁の線が白く出る新しいものに替える
白いインナーが黄ばんだ黄色い面が透ける白いシャツの下には着ない
濃い色の下着が色落ちしてまだらまだらに透けるシャツの下には着ない

**新しいベージュと、いま着ているベージュを並べてみてください。**並べると、色あせの差がはっきりわかります。色が変わったものは、透けても困らない服の下に回しましょう。

ベージュにも明るさの幅があります。新しく買うときは、手の甲に当てて、肌との境目がわかりにくいものを選んでください。明るすぎるベージュは白に近く浮き、暗すぎるベージュは影のように見えます。色の合わせ方はワイシャツ 透けない インナーで詳しく扱っています。

インナーの側の失敗②|縁の厚さと、柄やレース

色が肌に合っていても、縁が厚く折り返されていたり、レースや柄が入っていたりすると、その部分だけが透けて見えます。

インナーの作りシャツの上からの見え方替える方向
縁が厚く折り返されている縁の線がくっきり出る縁を切りっぱなしにしたもの
縁にレースが付いているレースの模様が透ける無地の縁のもの
前に柄やロゴ柄が透ける無地のもの
縫い目が表に出ている縫い目の線が出る縫い目の少ないもの
肩ひもが太く盛り上がる肩の線が出る平らな肩ひものもの

縁や縫い目の線は、色をいくら合わせても消えません。シャツの下に着る1枚だけは、縁が平らで、模様のないものを選んでおくと、光や湿気の条件が悪い日でも線が出にくくなります。

引き出しの中で、シャツの下に着る1枚と、それ以外の服の下に着る1枚を分けておくのも手です。レースのものや柄のあるものは、ニットやカットソーの下に回し、ワイシャツの日は平らな1枚だけを手に取るようにしておくと、朝の選び間違いがなくなります。

肌着の首と袖が、襟元と袖口から見える

透けとは少し違いますが、ワイシャツの下の肌着が、襟元や袖口から直接見えてしまう失敗もあります。

見える場所原因直し方
第一ボタンを開けた襟元肌着の首が詰まっている首の深いVネックの肌着へ
第二ボタンまで開けた襟元Vネックでも浅い首がさらに深いものか、首元の開いた形へ
袖口から肌着の袖肌着の袖が長い半袖かノースリーブへ
半袖シャツの袖口から肌着の袖が見える袖のない肌着へ

**第一ボタンを開ける日は、肌着の首が見えないかを鏡で確かめてください。**首の深さは、立っているときより、座って少し前かがみになったときのほうが見えやすくなります。机に向かう時間が長い日は、座った姿でも確かめておくと安心です。正面だけでなく、少し下を向いたときに見えることもあります。開けるボタンの数から首の深さを決める方法はワイシャツ 透けない インナーにあります。

出先で、透けていると気づいたとき

家を出てから透けに気づいても、できることはあります。

気づいた場面すぐできること
窓際で形の影が出ている窓を横にする向きに座り直す
背中が湿って透けている上着を肩に羽織り、背中を乾かす時間を作る
肩ひもの線が見える明かりの真下から半歩ずれて立つ
写真を撮る直前上着を着る、フラッシュを切ってもらう
脇が湿っている腕を下ろしておき、ハンカチで押さえる
一日じゅう透けそう上着を脱がない、カーディガンを着る

**羽織りを1枚持っていれば、ほとんどの透けは止められます。**秋から冬は、上着かカーディガンを持ち歩いても荷物にならない季節です。シャツ1枚で過ごす予定の日も、薄手の羽織りを1枚、バッグか椅子の背に置いておくと安心です。

羽織りがないときは、座る場所と向きでほとんどが直せます。窓を横にして座る、明かりの真下から外れる、背中を壁に近づけて後ろからの光を止める。どれも、その場ですぐできることです。

次のシャツを選ぶときに見ること

替えのシャツを選ぶときは、店でも透け方を確かめられます。試着室に入る前に、売り場の明かりの下で見られることがあります。

見ること確かめ方透けにくい側
生地の厚さ背中の生地に手を入れて、指の形が見えるか手の影がぼんやり見える程度
生地のハリ背中をつまんで離したとき、すぐ平らに戻るかゆっくり戻る、少し張りがある
背中のゆとり着て腕を前に組んだとき、背中が張り付かないか背中に指2本ぶんの余裕がある
脇の深さ腕を上げたとき、脇の生地が体に沿うか脇に少し余裕がある

**背中のゆとりは、腕を前で組んで確かめてください。**机に向かう、パソコンを打つ、電車のつり革をつかむ。どれも腕を前に出す姿勢で、そのとき背中の生地が張って、体とインナーに沿います。試着室で腕を組み、鏡に背中を映して、インナーの線が出ないかを見ておくと、買ってから透けに気づくことが減ります。

生地の厚さは、厚ければいいわけではありません。厚すぎる生地は暖房の室内で汗ばみやすく、湿気から透けることがあります。手の影がぼんやり見える程度の厚さで、ハリが少しあるもの。このくらいが、一日を通して透けにくい目安です。

朝、出かける前に確かめる30秒

毎朝の確かめ方を決めておくと、透けに気づかないまま出かけることが減ります。

  1. 窓を背にして、鏡かスマートフォンで正面の姿を見る
  2. 腕を前で組んで、背中の線が出ないかを見る
  3. 第一ボタンを開ける日は、少し下を向いて襟元から肌着が見えないかを見る
  4. その日の予定に、窓際の席・写真・長い会議があるかを思い出す
  5. 当てはまる予定があれば、羽織りを1枚持つ

**5つで30秒ほどです。**予定に当てはまるものがなければ、そのまま出かけて大丈夫です。

どちらとも取れるとき①|色なのか形なのかわからない

透けているのはわかるけれど、色が見えているのか、形が見えているのか、わからないこともあります。そのときは、場所を変えて同じ姿を見てください。

試すこと結果原因
窓を背にした位置と、窓を前にした位置で見比べる窓を背にしたときだけ透ける形(逆光)
同じどちらでも同じように透ける色か生地の薄れ
新しいシャツと着比べる新しいシャツでは透けない生地の薄れ
同じ新しいシャツでも透けるインナーの色か縁

場所を変えて透けが消えるなら光、シャツを替えて消えるなら生地、どちらでも消えないならインナーです。この順に試すと、3回で原因が絞れます。

試すときは、同じ時間帯の同じ明るさで見比べてください。朝と夕方では窓からの光の強さが違うので、時間がずれると、比べているつもりで光の条件を比べてしまいます。

どちらとも取れるとき②|インナーを着るか、着ないか

インナーを着ると縁が出る、着ないと肌の色が出る。どちらにするか迷うときは、その日の過ごし方で決めます。

その日の過ごし方インナー理由
短い時間で、汗ばまない着なくてもよい縁が出ない
長く座る・電車に長く乗る着る湿気で張り付くのを防ぐ
暖房の効いた室内に長くいる着る汗ばんだときに透けにくい
窓際で長く過ごす着る肌の色が逆光で透けるのを防ぐ
写真を撮る縁のないものを着るフラッシュで線が写らない

迷ったら、縁のない薄手のインナーを1枚着るほうを選んでください。インナーを着ないと、汗をかいたときにシャツが直接肌に張り付いて、そこがいちばん透けやすくなります。

どちらとも取れるとき③|シャツを替えるか、着方を替えるか

背中が少し薄くなってきた。でもまだ着られそうな気もする。替えるか、着方を替えて着続けるか迷うときは、そのシャツを着る日の予定で決めます。

そのシャツを着る日の予定判断
上着を脱がない日が多い着方を替えて着続ける
会議や面談で、窓際に座ることが多い替える
写真を撮る予定があるその日は別のシャツにする
家の近所だけ着続けてよい

シャツ1枚で人と向き合う時間が長い日には、薄くなったシャツを着ない、と決めておけば、残りの日は着続けられます。全部を一度に替える必要はありません。

よくある行き違い

よく聞くこと実際のところ
ベージュにすれば透けない色は消えても、逆光では形の影が出る
白いシャツには白いインナー白いインナーは白く浮いて、かえって透けて見える
厚いシャツなら透けない洗濯を重ねると、背中と脇から薄くなる
秋冬は汗をかかないから透けない上着の中や暖房の室内で汗ばむ
インナーを着ないほうが透けない汗で張り付いた部分がいちばん透ける
透けは前から見えるもの後ろからの光で、前にいる人に見える

まとめ

  • ベージュでも透けるなら、原因は光・汗や湿気・生地の薄れのどれか
  • 形の影が見えるときは、インナーの色を替えても直らない。窓を背にしない、明かりの真下を避ける
  • 濡れた生地は透けやすい。秋冬は上着の中で汗ばむので、室内に入ったらまず上着を脱ぐ
  • シャツの背中と裾の内側を窓に透かして比べる。背中で指の形がわかったら、羽織り前提にする
  • 出先で気づいたら、羽織りを1枚着るのがいちばん早い

今夜、いちばんよく着るワイシャツを窓の前で広げて、背中に手を入れてみてください。指の形がわからなければ、透けの原因は光か汗のほうです。

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よくある問い

Q. ベージュのインナーなのに、ワイシャツから透けて見えます
ベージュに替えても透けるときは、色ではなく形が見えていることが多いです。窓を背にして立つと、光がシャツの後ろから抜けて、インナーの縁や肩ひもの形が影として出ます。この影は、インナーがどの色でも出ます。もう1つは、シャツの生地が洗濯で薄くなっている場合です。窓の前でシャツを広げ、背中の真ん中と、裾の内側の縫い代の近くを見比べて、背中のほうが明るく透けるなら、生地が薄くなっています。
Q. 汗をかくと透けやすくなるのはなぜですか
生地の繊維の間に水が入ると、光が繊維の表面で散らばりにくくなり、まっすぐ通り抜けやすくなります。そのため、濡れた部分は乾いているときより透けて見えます。秋でも、満員の電車や暖房の効いた室内で、背中や脇がうっすら湿ることがあります。湿った部分が肌やインナーに張り付くと、色も形も出やすくなります。吸った水分を外に逃がす素材のインナーを1枚挟むと、シャツまで湿りにくくなります。
Q. シャツが薄くなったかどうかは、どう確かめればいいですか
窓の前で、シャツの背中の真ん中を片手に広げて持ち、もう片方の手を裏側に入れてみてください。手のひらの指の形がはっきり見えるほど、生地が薄くなっています。比べる相手は、同じシャツの裾の内側や、前立ての裏です。この場所は洗濯でこすれにくいので、買ったときに近い厚さが残っています。2か所で見え方に差があれば、背中の側が薄くなっています。
Q. ワイシャツの下に何も着ないほうが透けにくいですか
インナーを着ないと、インナーの縁や形は出なくなります。ただ、そのぶん肌の色がそのまま透けやすくなり、汗をかいたときにシャツが直接肌に張り付きます。張り付いた部分は透けやすくなるので、湿気の多い日や長く座る日は、かえって透けやすくなることがあります。縁の出ない薄手のインナーを1枚挟むほうが、一日を通して透けにくいことが多いです。

— メグラシ編集部

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ブラジャーが合わない|浮く・落ちる・上がるは紐とホックと着け方で直す

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ブラジャーが合わない|浮く・落ちる・上がるは紐とホックと着け方で直す

カップが浮く、肩紐が落ちる、背中の帯が上がる。ブラジャーが合わないと感じたとき、サイズを替える前に直せることがあります。鏡の前で両腕を上げて、どこが動くかで原因を分ける方法、前かがみで脇から寄せて入れる着け方、肩紐の長さとホックの段の合わせ方、症状ごとに「着け方で直るもの」と「サイズを見直すもの」の分け方、買い替えの目安、売り場で伝えることまで。秋冬のニットの季節に入る前に、手持ちの1枚を見直すための記事です。

メグラシ編集部/読了 13分
白ティの透けないインナー|一枚の日・羽織る日・仕事の日で替える

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白ティの透けないインナー|一枚の日・羽織る日・仕事の日で替える

白ティの下に着るインナーは、1枚に決めてしまうより、その日の予定で替えるほうが透けません。秋は、白ティを一枚で着る暖かい日、カーディガンやシャツを羽織る日、ジャケットの下に着る仕事の日が入れ替わります。一枚の日は袖のあるベージュの薄いインナー、羽織る日はカップ付きのキャミソール、仕事の日は丈の長いインナーで裾をしまう。首・袖・裾・色の4か所を白ティから逆算する測り方、運動会や旅行など秋の予定ごとの選び方、秋から冬への移り方、どちらとも取れる日の決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分

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