Vネックが似合わない顔タイプ|骨格と食い違う人はVの底の丸みで直す

**あご先が丸く、目も丸い。それならVネックが似合わないのは骨格のせいではなく、顔の線のせいです。**骨格でVが正解と出ている人は、Vをやめなくていい。底を丸くして、開きの角度を広げてください。
Vネックの底は尖っています。その尖った角が顔のすぐ下に置かれると、あご先と目が丸い顔の人は、顔の丸みと底の角がぶつかって、どちらも中途半端に見えます。これが「Vが似合わない顔タイプ」の中身です。顔タイプ診断でいうと、曲線が強いタイプが当たります。骨格診断は体の厚みと重心しか見ていないので、この食い違いは骨格の側からは見えません。
答えは組み合わせで4つに分かれます。骨格でVが向く人は底を丸くして残す。骨格でもVが向かない人は浅いラウンドに替える。顔が直線の人はそのまま着る。この記事は、顔の線を2か所で測り、骨格との組み合わせごとに、秋冬のニットでどうするかを決めます。
結論|顔の線×骨格で、Vネックの扱いは4つ
| 顔の線 | 骨格 | Vネックの扱い | 底の形と深さ |
|---|---|---|---|
| 曲線 | ストレート | 残す | 底を丸く、開き角度90度以上、深さは鎖骨から指2本 |
| 曲線 | ウェーブ | 浅いラウンドに替える | 底は鎖骨の上。Vを着るなら丸い縁のインナーで底を隠す |
| 曲線 | ナチュラル | 残す | 開きを横に広げ、底は丸く、深さは鎖骨から指3本まで |
| 直線 | どの骨格でも | そのまま | 骨格の答えに従う。ウェーブだけ浅く |
Vネックの開き角度や深さを骨格ストレートの体で決める話はVネックが似合う骨格ストレート|開き角度と深さにあります。この記事は、そこで決めた答えが顔とぶつかったときの話です。
測り方①|あご先は、爪の先か鉛筆の先か
鏡の前で正面を向きます。あご先の輪郭を見てください。
- 親指の爪の先のように丸い弧で終わっているなら曲線
- 鉛筆の先のように1点に向かうか、横に平らな線で終わっているなら直線
迷うときは、あご先を人差し指でなぞってください。指が止まらずに滑るなら曲線、どこかで方向が変わる感触があるなら直線です。
Vネックの底が置かれるのは顔の真下です。だから、顔の中でもあご先の線が、Vとの関係に一番近い。あご先が丸い人は、Vの尖った底との間に「丸と角」の対比が生まれます。
測り方②|目の縦は、横の半分以上あるか
目の横幅を目頭から目尻まで、縦幅を一番開いているところで見ます。
- 縦が横の半分以上なら丸い目で曲線
- 半分より短いなら切れ長で直線
2か所とも曲線なら曲線の顔、2か所とも直線なら直線の顔です。1つずつなら中間ですが、**中間の人はあご先のほうを優先してください。**理由は上に書いたとおり、Vの底に近いのはあご先だからです。
似合わない原因が顔か体かを、1分で切り分ける
Vネックを着た状態で鏡の前に立ち、片方の手で首元のVを隠してください。手のひらを横にして、鎖骨の上に置くだけでいいです。
**隠した瞬間に顔がすっと落ち着いたなら、原因は顔です。**体の側のVはそのままで、底の形だけ直せば済みます。隠しても変わらないなら、原因は体です。身幅や肩の縫い目を疑ってください。
この切り分けをせずに「Vが似合わない」と全部やめてしまうと、骨格の側で一番向いていた首元を失います。
曲線の顔×骨格ストレート|Vは残す。底を丸く、角度を広く
一番多い組み合わせです。体はVを求めていて、顔はVの角を嫌っている。
答えは、Vの底を丸くすることです。2本の線が1点で合う形ではなく、底だけ小さな弧でつないだU字寄りのV。見分けるには、ニットを平らに置いて底に小指の先を当ててください。小指の先がぴったり収まれば丸い底です。
開きの角度は90度以上にします。角度が鋭いVは、顔の下に矢印を置くようなものです。角度が広がると、底の尖りが弱まり、顔の丸みと対立しなくなります。深さは鎖骨から指2本分下まで。骨格ストレートの胸の厚みを縦に割るには、この深さで足ります。
秋冬のニットは編み目があるので、底の形が夏のカットソーより丸く見えます。中くらいの編み目で、底の縁に太いリブがついているものは、リブの幅のぶん底が自然に丸くなります。
曲線の顔×骨格ウェーブ|Vをやめて、浅いラウンドに
体も顔もVを押していない組み合わせです。骨格ウェーブは上半身が薄いので、深い開きは胸元の薄さを強調します。顔の丸みも底の角を嫌う。
**無理に残す理由がないので、浅いラウンドネックに替えてください。**縁が鎖骨の上で止まる高さです。それより下に開くと、胸元の面が広く見えます。
手持ちのVネックを捨てなくていいです。下に丸い縁のインナーを入れて、Vの底から1cm見せます。Vの角がインナーの丸い縁に隠れて、見た目はラウンドネックと同じになります。冬はインナーを入れる季節なので、この方法が一番無駄がありません。
曲線の顔×骨格ナチュラル|開きを横に広げて、底を丸く
骨格ナチュラルは鎖骨と肩の骨がしっかりしているので、首元の開きは広いほうが骨の線と釣り合います。ただ、縦に深いVは、骨の線を縦にさらに強めます。
答えは、開きを縦でなく横に広げることです。Vの角度を110度以上まで広げると、Vというより浅い横長のくぼみになります。底は丸く。深さは鎖骨から指3本まで許容できます。鎖骨が見えるぶんだけ骨格ナチュラルの線が生き、底の丸さで曲線の顔と対立しません。
直線の顔|そのまま着てよい。ウェーブだけ浅く
あご先が尖っているか平らで、目が切れ長の人は、Vの尖った底が顔の線と同じ向きです。食い違いがないので、骨格の答えにそのまま従ってください。
骨格ストレートなら角度60〜90度、深さは鎖骨から指2〜3本。骨格ナチュラルなら広めに。骨格ウェーブだけは、顔が直線でも体の都合で浅くします。底は鎖骨から指1本下まで。
子ども顔と大人顔|底の高さを変える
顔タイプにはもう1つ、曲線・直線とは別の軸があります。顔の各部分が中心に寄っていて余白が多い子ども顔か、各部分が離れていて余白が少ない大人顔か。見分けは、目と目の間に自分の目がもう1つ入る幅があれば子ども顔寄り、入らなければ大人顔寄りです。
**子ども顔は、Vの底を高くしてください。**深く開けると、顔の幼さと首元の大人びた開きがずれます。曲線の顔でVを残す場合、子ども顔なら深さは鎖骨から指1本まで。大人顔なら指2〜3本まで下げてよく、むしろ深いほうが顔の余白の少なさと釣り合います。
手持ちのVネックを、丸い底に直す3つの方法
買い替えずに済ませる方法です。
**丸い縁のインナーを1cm見せる。**一番簡単で、冬向きです。Vの底の角がインナーの丸い縁に隠れます。見せる幅は1cmまで。それ以上出ると、インナーが主役になります。
**底の位置に短いネックレスを置く。**鎖骨の下で止まる長さの、先が丸いものを選びます。目がネックレスの丸さに行き、Vの角が後ろに退きます。先が尖ったものは逆効果です。
**ニットの底を内側に1cm折り込む。**縁にリブがあるニットなら、底の部分だけ内側に折り込んで、安全ピンで留められます。尖った底が丸く見えます。縁がない編み地では形が崩れるので、リブがあるものだけにしてください。
どちらとも取れる顔|迷ったら、底を隠した写真と比べる
あご先は丸いが目は切れ長、あるいはその逆。中間の顔の人は、測り方だけで決めきれません。
その場合は、Vネックを着て正面から写真を1枚、同じ服で首元に丸い縁のインナーを1cm見せた状態でもう1枚撮ってください。**2枚を並べて、顔のほうに先に目が行くのが、あなたの答えです。**服のほうに先に目が行く写真は、首元が顔とぶつかっています。
1回で決まらなければ、日を変えて同じ2枚を撮ります。朝の光で撮ると、首元の陰が出て判断しやすくなります。
冬のニットで気をつける2つ
**マフラーで底を隠さない。**Vの底をマフラーで覆うと、室内でマフラーを外した瞬間に元の問題が戻ります。首元の答えはマフラーなしで決めて、マフラーは外側の都合で巻いてください。
**ハイゲージの細い編み目は底が鋭く見える。**冬のニットでVを残す人は、中くらいの編み目を選んでください。細い編み目は底の線がくっきり出て、角の印象が強まります。
まとめ|Vをやめるかどうかは、顔の線と骨格の組み合わせで決める
Vネックが似合わないと感じたら、先に首元を手で隠して、原因が顔か体かを切り分けてください。原因が顔で、骨格ではVが向いているなら、Vをやめずに底を丸くして角度を広げる。骨格でもVが向かないなら浅いラウンドに替える。顔が直線ならそのまま。子ども顔は底を高く、大人顔は深くてよい。手持ちは、丸い縁のインナーで底を隠せば今年の冬から使えます。
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よくある問い
- Q. 骨格ストレートなのにVネックが似合いません。診断が間違っているのでしょうか
- 骨格診断は体の厚みと重心を見るもので、顔は見ていません。骨格ストレートにVネックが向くというのは、胸の厚みを縦に割って重心を下げるという体の側の答えです。顔の線が曲線、つまりあご先が丸く目も丸い人は、体にとって正解のVが、顔の下に尖った角を置くことになります。その角が顔の丸みとぶつかって、顔だけ浮いて見えるのです。診断が間違っているのではなく、体と顔で答えが食い違っているだけです。この場合はVをやめずに、底を丸くして角度を広げてください。体の側の答えを残したまま、顔の側の都合を満たせます。
- Q. Vの底を丸くするとは、どういう形ですか
- Vネックの底は、2本の線が1点で合う尖った形が普通です。これを、底の部分だけ小さな弧でつないだ形にします。U字とVの中間です。見分けるには、ニットを平らに置いて、底の部分に小指の先を当ててみてください。小指の先が底にぴったり収まるなら丸い底、小指より底が細く尖っているなら尖った底です。既製のニットでも、よく見ると底が少し丸いものと鋭いものがあります。曲線の顔の人は丸い底のものを選ぶか、手持ちの尖ったVの底に丸い縁のインナーを1cm見せて、角を隠してください。
- Q. 顔が曲線か直線か、自分で判断できません
- 鏡の前で正面を向き、あご先の形を見てください。親指の爪の先のように丸い弧ならば曲線、鉛筆の先のように1点に向かうか、横に平らな線で終わるなら直線です。もう1つ、目の縦の長さが横の長さの半分以上あれば丸い目で曲線、半分より短ければ切れ長で直線です。2か所とも曲線なら曲線の顔、2か所とも直線なら直線の顔。1つずつなら中間です。中間の人は、あご先のほうを優先してください。Vネックの底が置かれるのは顔の下なので、顔の下側の線のほうがVとの関係が近いからです。
- Q. ウェーブで曲線の顔です。Vネックはもう着ないほうがいいですか
- 着ないほうが楽です。骨格ウェーブは上半身が薄く、首元を深く開けると胸元の薄さが目立ちます。曲線の顔は尖った底と相性が悪い。体と顔の両方がVを押していないので、無理に残す理由がありません。浅いラウンドネックか、底が鎖骨の上で止まる浅いVに替えてください。ただし、手持ちのVネックを捨てる必要はありません。下に丸い縁のインナーを入れて、Vの底を隠して着れば、見た目はラウンドネックと同じになります。冬はインナーを1枚入れる季節なので、この方法が一番ロスがありません。
— メグラシ編集部





