顔タイプフェミニン×骨格ストレートの髪型|カールは顎の高さまで

**あなたの髪型は、カールを顎の高さまでに集めて、鎖骨から下はまっすぐ通すと決まります。**顔タイプフェミニンは曲線を、骨格ストレートは直線とすっきりした面を求めます。2つがぶつかって見えるのは、同じ高さで両方を満たそうとするからです。
曲線は顔の横、直線は胸の前。高さで担当を分ければ、2つの診断の指示は両方とも守れます。
この記事では、その境目の高さを、鏡の前で確かめられる形にまとめます。服の選び方は骨格ストレート×顔タイプフェミニン 大人の装いにあるので、ここでは髪だけを扱います。
結論:曲線は顔の横に、胸の前はまっすぐ
先に全体を置きます。
| 高さ | 髪の形 | 理由 |
|---|---|---|
| 頬骨から顎下まで | ゆるいカール、顔まわりの曲線 | フェミニンの曲線を顔の近くに置く |
| 顎下から鎖骨まで | 曲線をほどいて、まっすぐへつなぐ | 首から肩の直線を邪魔しない |
| 鎖骨から下 | まっすぐ落とす。毛先だけ軽く内へ | 胸の面と髪のふくらみを重ねない |
**髪の曲線は、顔の輪郭の横にあるときにいちばんフェミニンの顔になじみます。**それより下で曲線を続けると、髪のふくらみが骨格ストレートの体の面と同じ高さに乗り、上半身に量が寄って見えます。
なぜ2つの診断がぶつかって見えるのか
顔タイプフェミニンの髪型では、ゆるいウェーブや巻き髪がよくすすめられます。顔立ちの大人っぽさと曲線に、髪の曲線がそろうからです。
一方、骨格ストレートの髪型では、すっきりしたストレートや、毛先だけのワンカールがすすめられます。首から胸にかけて体に厚みと直線があるので、髪も直線でそろえると上半身がまとまるからです。
2つの記事を読むと、巻くのか巻かないのかで迷います。けれど、フェミニンの曲線が効くのは顔の横、ストレートの直線が効くのは首から下です。見ている高さが違うので、実は同じ場所について反対のことを言っているわけではありません。
高さで分ける|頬骨から顎下までが曲線の帯
鏡の前で、正面を向いて立ってください。確かめる高さは2つです。
- 頬骨のいちばん高いところに、人差し指を横に当てる
- 顎の先から指2本ぶん下に、もう片方の人差し指を当てる
2本の指の間が、曲線を置く帯です。この帯の中でカールが1つ顔の横に来ると、顔の輪郭の曲線と髪の曲線が並んで見えます。
帯より上、つまり頭頂から頬骨までは、ふんわりさせすぎず、根元の立ち上がり程度にとどめます。帯より下は、曲線をほどいてまっすぐへつなぎます。
毛先の位置|3つの帯と、外す1つの高さ
毛先の位置で、髪型の扱いやすさが大きく変わります。毛先を置いてよい帯は3つです。
- 顎から首の中ほど:ボブ。毛先が曲線の帯のすぐ下に来るので、顔まわりの丸みがそのまま全体の形になる
- 鎖骨の下3〜8cm:ミディアムからセミロング。鎖骨で曲線をほどき、毛先を軽く内へ入れる
- 胸の面より下:ロング。胸の前はまっすぐ通り、毛先は体の面を越えた位置で落ち着く
外したいのは、毛先が胸の面がいちばん前に出る高さで止まる長さです。そこに毛先の丸みが集まると、髪のふくらみと体の面が重なって、上半身に量が寄って見えます。
今の長さがその高さにある場合は、上の帯へ切るか、下の帯まで伸ばすかを選んでください。伸ばしている途中の期間は、毛先を内に入れず、まっすぐ下ろしておくとふくらみが出ません。
自分の毛先がどの帯にあるかは、横向きで鏡に映すとわかりやすくなります。正面からだと、胸の前に落ちた毛先の高さが読みにくいからです。横から見て、毛先が体の面からいちばん前に出た位置と重なっているかどうかを確かめてください。重なっていなければ、その長さのままで構いません。
カールの大きさ|直径3cm前後、1回転半まで
曲線の帯に置くカールは、大きめでゆるいものが合います。目安は直径3cm前後、巻く回数は1回転半までです。
- 直径が小さく、回転数が多い:細かい曲線が増え、フェミニンより華やかすぎる印象に寄る
- 直径が大きすぎる、回転数が1回未満:曲線がほとんど残らず、フェミニンの要素が消える
巻く向きは、顔から離れる向きにします。顔の横の毛束を、顔の外側へ向かって巻くと、カールが頬から離れて縦に流れます。顔に向かって巻くと、カールが頬の上にかぶさって横に広がり、骨格ストレートの肩の幅と重なって見えます。
巻いたあとは、手ぐしで1回だけほぐします。ほぐしすぎるとカールが帯の外まで落ちるので、1回でやめてください。
朝の手順は短くて済みます。顔の横の毛束を左右2束ずつ、合わせて4束だけ巻き、残りは乾かしたときのまままっすぐ下ろしておきます。全体を巻く必要はありません。帯の中の4束に曲線があれば、正面から見たときのフェミニンの要素は十分に出ます。
前髪|額を斜めに横切る線を1本
前髪は、額を斜めに横切る線を1本作る形が合います。
- サイドに流す前髪:眉の高さから、こめかみへ斜めに流す
- 長めの前髪を分け目から流す:顎のあたりまである前髪を、片側へ斜めに落とす
- 前髪なし:分け目を中心から2〜3cmずらして、額に斜めの線を作る
斜めの線は、フェミニンの曲線とストレートの直線の間を取る線です。額を水平に切りそろえる重い前髪は、肩の直線と合わさって上半身に横の線が増えるので、この組み合わせでは扱いが難しくなります。
分け目と頭頂|高さは指1本ぶんまで
頭頂の高さは、根元を指1本ぶん(約1.5cm)立ち上げる程度にとどめます。
根元がぺたんと寝ていると、頭の形がそのまま出て、曲線の帯との間に落差ができます。逆に頭頂を高く盛りすぎると、縦の長さが強調されて、フェミニンのやわらかさより、華やかさや強さが前に出ます。
乾かすときに、分け目と反対側から風を当てて根元を起こし、最後に本来の分け目に戻すと、指1本ぶんの立ち上がりが自然に残ります。
まとめ髪|結ぶ位置は耳の下端より下
まとめ髪にする日は、結ぶ位置を耳たぶの下端より下にします。
高い位置でまとめると、首から肩の直線がすべて出て、骨格ストレートの面が強く見えます。低い位置にまとめると、束が首の後ろに収まり、横から見たときの線がやわらかくなります。
顔まわりには、耳の前から後れ毛を左右1本ずつ残し、曲線の帯の中で1回だけ巻きます。後れ毛が顎下より長く垂れると、帯の外に曲線が出るので、長さは顎下までにそろえてください。
秋冬の襟と毛先|タートルネックとマフラーの日
秋冬は、首元に布が増える季節です。タートルネックやマフラーの日は、毛先と襟の上端の位置関係を見てください。
- ボブ:毛先が襟の上端から指2本ぶん上で止まっていれば、襟とぶつからない。当たる場合は毛先を内に入れ、襟の内側へ収める
- ミディアム以上:毛先を襟の外、胸の前へ出して、まっすぐ落とす。または、全部後ろへまとめる
中途半端に襟の上端で止まっている毛先は、外にはねるか内につぶれて、曲線の帯の形まで崩します。秋冬は、毛先を襟の上に置くか、襟の外に出すかを、朝のうちにどちらかへ決めておくと、一日の形がもちます。
色の明るさ|顔まわりだけ半段明るく
髪の色は、全体を暗めに整えたうえで、顔まわりの曲線の帯だけ半段明るくすると、曲線が見えやすくなります。
全体を明るくしすぎると、鎖骨から下のまっすぐな部分まで軽く見えて、骨格ストレートのすっきりした面が弱まります。色の選び方そのものは、パーソナルカラーで決めてください。
どちらとも取れるとき①|フェミニンかソフトエレガントか迷う
顔タイプの診断で、フェミニンとソフトエレガントの間にいると言われた人は、曲線の量を少し減らします。
カールの回転数を1回にとどめ、前髪は長めに斜めへ流す形にします。ソフトエレガント寄りの人は、曲線が多すぎると甘く見えやすいので、帯の中のカールを1つにして、あとはゆるいうねり程度に残してください。
どちらとも取れるとき②|ストレートかウェーブか迷う
骨格の診断で、ストレートとウェーブの間にいる人は、曲線の帯を少し下へ広げて構いません。顎下で止めていた曲線を、鎖骨の上まで伸ばします。
ウェーブ寄りの人は、上半身が薄く、ふくらみを足しても量が寄って見えにくいからです。ただし、鎖骨から下はやはりまっすぐにしておきます。骨格の判定そのものに迷っている人は、骨格診断で設問を確かめてから、帯の広さを決めてください。
どちらとも取れるとき③|ショートにしたい
ショートでも、この組み合わせは成立します。毛先が首の上に来る長さなら、曲線の帯は耳の前から頬骨の高さに移ります。
トップにふんわりと丸みを持たせ、耳の前の毛を顔の外へ向けて流すと、フェミニンの曲線が顔の横に残ります。襟足は刈り上げず、首に沿わせて短く整えると、骨格ストレートの首から肩の線がすっきり出ます。
どちらとも取れるとき④|髪の量が多く、カールが横に広がる
髪の量が多い人は、曲線の帯の中でも、カールが横に広がりやすくなります。
この場合は、顔の横の毛束を細く取り、カールを縦に並べます。1束の幅を指2本ぶんにして、上下2段に分けて巻くと、横ではなく縦に曲線が重なります。帯の外側、耳の後ろの毛は巻かずにまっすぐ残し、顔まわりの曲線だけが前から見えるようにします。
美容室での伝え方|高さを3つ伝える
美容室では、髪型の名前より、高さを伝えるほうが確実です。
- 「顔の横、頬骨から顎の下までに、ゆるい曲線が欲しい」
- 「鎖骨から下は、まっすぐ落ちるようにしたい」
- 「毛先は、胸の前で止まらない長さにしたい」
この3つを伝えれば、長さや段の入れ方は、髪質に合わせて提案してもらえます。顔タイプの判定がまだの人は、先に顔タイプ診断を受けておくと、曲線の量を決めやすくなります。
関連記事
- 骨格ストレート×顔タイプフェミニン 大人の装い ── 同じ組み合わせの服の選び方
- 顔タイプフェミニンに似合う髪型|長さは自由。決めるのは顔まわり15cmの曲線 ── フェミニン単独で見た髪型
- アクティブキュート×骨格ストレートの髪型|首から肩の面と、毛先を置く高さ ── 同じ骨格で顔タイプが違う場合
- 髪型を選ぶのヒント|パーソナルカラー×骨格×顔タイプの3軸で決める ── 3つの診断で髪型を考える全体像
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 骨格ストレートは巻き髪が似合わないと聞きました。フェミニン顔でも巻かないほうがいいですか
- 巻いて構いません。骨格ストレートで巻き髪が重く見えるのは、胸の前や肩の上まで曲線が続いて、体の面と髪のふくらみが同じ高さで重なるときです。巻く範囲を頬骨から顎下までの顔の横に限り、鎖骨から下はまっすぐ落とすと、フェミニンの曲線は顔の近くに残り、体の側はすっきりした線のままになります。毛先だけ内側に軽く入れるのは、まっすぐの範囲に含めて大丈夫です。
- Q. ロングとボブ、どちらがこの組み合わせに向いていますか
- どちらも向いています。決めるのは長さではなく、毛先がどの帯に入るかです。ボブなら毛先が顎から首の中ほどに収まる長さ、ミディアムからセミロングなら鎖骨の下3〜8cm、ロングなら胸の面より下。避けたいのは、毛先がちょうど胸の面がいちばん前に出る高さで止まる長さです。そこに毛先の丸みが集まると、上半身に量が寄って見えます。今の長さがその高さにあるなら、上か下のどちらかの帯へ動かしてください。
- Q. 前髪は作ったほうがいいですか
- 作っても作らなくても成立しますが、作るなら額を斜めに横切る線を1本入れる形が合います。サイドに流す前髪や、長めの前髪を分け目から斜めに流す形です。額をまっすぐ水平に切りそろえる重い前髪は、骨格ストレートの肩の直線と合わさって、上半身に横の線が増えます。前髪を作らない場合は、分け目を少しずらして、額に斜めの線を作ると同じ効果があります。
- Q. タートルネックを着ると、髪型が決まらなくなります
- 毛先が襟の上端に当たって、外へはねたり内へつぶれたりしているのが原因のことが多いです。毛先が首の中ほどまでのボブなら、襟の上端から指2本ぶん上で止まっていれば、襟とぶつかりません。それより長い髪は、毛先を襟の外、胸の前へ出してまっすぐ落とすか、全部後ろにまとめるかのどちらかにしてください。どちらでもない中途半端な位置に毛先があると、襟の上で曲線が崩れます。
— メグラシ編集部





