髪を耳にかけて似合うかは、耳の上端と眉尻の高さの差で決まる|耳が上なら全部かけ、2cm以上下なら1本残す

髪を耳にかけると急に決まらなくなる日があります。原因は髪の長さでも顔の形でもありません。
耳の上端が、眉尻より上にあるか下にあるか。 これだけです。
上にあれば、耳を全部出して構いません。2cm以上下にあるときは、耳の前に毛を1本残してからかけます。残さずに全部出すと、こめかみからあごまでの間に髪のない面が縦に長く続きます。
📋 早見表|高さの差と、かけ方
この表は結論ではありません。鏡の前で、3つの手順のどれに入るかを決めるための道具です。
| 耳の上端の位置 | 判定 | やること | 使う道具 |
|---|---|---|---|
| 眉尻より上 | 耳が高い | 両側とも全部かける | なし |
| 眉尻から下へ2cm以内 | 差が小さい | 片側だけかける | 留め具0〜1つ |
| 眉尻から下へ2cm超 | 耳が低い | 1本残してかける | 留め具1つ |
左右で違うときは、低いほうに合わせます。高いほうに合わせると、低い側だけ縦の面が長く残ります。
測るのは2か所。所要20秒
正面の鏡に顔をまっすぐ向けます。あごの高さは動かしません。
人さし指を横にして、眉尻に当ててください。 指の上の縁が基準線です。
そのまま目だけを動かして、耳の上端がその線の上か下かを見ます。指1本の幅がおよそ1.5cm、指2本でおよそ3cmです。定規は要りません。
耳の上端とは、耳の輪郭がいちばん高くなっている点です。耳の付け根ではありません。髪をかき上げて、輪郭の頂点を出してから見てください。
2か所目は、耳の前に生えている毛の量です。耳の穴の真横から前へ1cmの範囲を指でつまんで、下ろします。つまんだ束が指の腹に乗る厚みなら「多い」、指の腹の上で平たくなるなら「少ない」です。
多い側は、かけたときに耳の後ろへ回る量が増えます。回った毛は耳を前へ押し出すので、あとで出てくる「耳たぶの下で止める」を先に読んでから作ってください。
前髪を上げている日は、この2つを測る前に前髪を分けてしまいます。前髪が額に下りていると、眉尻の位置が毛の下に入って見えません。
耳が高いとき|両側とも全部かける
耳の上端が眉尻より上にあるなら、耳を全部出して構いません。
このとき、かけた髪の線が眉とほぼ同じ高さで横に並びます。眉・耳の上端・かけた毛の線の3本が同じ帯に入るので、正面から見たときに横の線が1本にまとまります。
やることは1つです。耳の前の毛をまとめて、斜め後ろ45度へ引いてから耳の上を越えさせます。越えた毛は耳の裏へ落ちて、そこで止まります。
留め具は要りません。留めると、留めた点だけが盛り上がって、せっかくそろった横の線が途切れます。
かけたあとの確かめ方は1つです。正面の鏡で、耳の上端と眉尻を結ぶ線を目で追ってください。その線の上に髪が乗っていなければ終わりです。乗っているなら、乗っている毛だけを指ですくって耳の後ろへ足します。
耳を全部出すと決めたら、耳たぶまで出します。上半分だけ出して下半分を毛で覆うと、耳の輪郭が途中で切れて、切れた点に目が行きます。出すか出さないかは、耳1つを単位にして決めてください。
差が小さいとき|片側だけかける
耳の上端が眉尻から下へ2cm以内なら、両側をかけるか片側だけにするかで見え方が変わります。
迷ったら片側だけです。 片側をかけると、かけた側に耳と輪郭の線が出て、かけない側には髪の面が残ります。面と線が左右に1つずつ並ぶので、どちらか一方に目が行きます。
かける側は、分け目で毛が少ないほうです。多いほうをかけると、耳の後ろに厚みが集まり、その重さで毛束が前へ戻ってきます。
両側かけたいなら、かける量を左右そろえてください。そろえる基準は、耳の穴の真横に生えている毛を境にすることです。それより前の毛は残し、後ろの毛だけをかけます。
耳が低いとき|1本残してかける
耳の上端が眉尻から2cm以上下にあるときは、耳を全部出すと、こめかみからあごまでの間に髪のない面が縦に長く続きます。
このときは、耳の前に指半分の幅で毛を1本残してから、残りをかけます。
残した毛は、縦に続く面を2つに分ける線になります。分けた結果、上下それぞれの面が短くなり、横の広がりが読み取りやすくなります。
残す毛は巻きません。ねじりません。耳の前に沿わせて下ろすだけです。毛先が頬骨の高さより下まで届いていれば足ります。届かないなら、残さずに全部かけたほうがまとまります。
残す位置は、耳の穴の真横です。それより前へずらすと、こめかみの毛を巻き込むことになり、量が倍になります。こめかみの毛は生えている向きが前寄りなので、下ろすと頬に沿わずに浮きます。
かけ終わったら、正面から見て残した毛の内側に耳が見えているかを確かめてください。見えていれば位置が合っています。残した毛が耳を覆っているなら、1cm後ろへ取り直します。
残す1本の幅は、指半分まで
残す毛が太いと、耳の前に固まりができます。固まりは線として読めず、影として読まれます。
幅の上限は指半分、およそ7mmです。それを超えたら、指で半分に分けて、後ろ側を耳の後ろへ足してください。
太いか細いかは、鏡から1歩下がって見ると分かります。1歩下がって毛が1本の線に見えるなら細い、面に見えるなら太いです。
落ちてくるのは、引く向きが横だから
かけた髪が数分で落ちてくるときは、量ではなく引く向きが原因です。
耳の前の毛を真横に引いてからかけると、毛は耳の上を横切る形になります。横切った毛は接している面積が小さく、動くたびに前へすべります。
直し方は1つです。いったん斜め後ろ45度へ引いてから、耳の上を越えさせる。 越えた毛は耳の裏側へ落ちて、耳の厚みが押さえになります。
これでも落ちる髪質なら、耳の上端の高さに留め具を1つ、地肌に沿って横向きに入れます。すくう毛は5mm幅で足ります。多くすくうと留め具が地肌から離れ、頭を動かすたびに一緒に動きます。
留め具を入れる位置は、耳の上端より上へ出さないでください。上へ出すと正面から留め具そのものが見えます。耳の上端の高さなら、耳の輪郭と重なって見えません。
根元が跳ねてかからない毛は、根元の5mmだけを指先で濡らして、かけたい向きへ10秒押さえます。乾くときにその向きで止まります。全体を濡らすと乾くまで形が動くので、出かける前に済ませてください。
耳の後ろへ回した毛は、耳たぶの下で止める
かけた毛を後ろへ回しすぎると、耳の後ろで束になって、その束が耳を前へ押し出します。
回す範囲は、耳たぶの下端までです。そこで止めて、下は下ろしたままにします。
止める位置が分からないときは、かけたあとで耳たぶを指でつまんでください。つまんだ指に毛が当たるなら回しすぎです。当たらなくなるまで、後ろの毛を下へ落とします。
前髪を下ろしている日は、かける量を半分にする
前髪を下ろしていると、額の下に横の線が1本ある状態です。そこへ耳かけの線を足すと、横の線が2本並びます。
2本並ぶと、上下の間隔が近い側に目が行きます。前髪を下ろす日は、かける量を半分にして、耳の上半分だけが見える状態で止めてください。
上半分だけなら、耳の輪郭の下側が髪に隠れたままになり、線として強く出ません。留め具は耳の後ろ、上端の高さに1つです。
耳飾りをつける日は、飾りが先
順番は決まっています。先に耳飾り、あとで髪をかける。
逆にすると、留め具を通すときに耳の上の毛が持ち上がり、かけ直しになります。
かける量は、耳飾りの下端が毛束に隠れない範囲までです。下端に毛がかかると、飾りと毛が1つの塊として読まれます。
飾りの縦が3cmを超えるなら、後ろへ回す毛を耳たぶの下で止めて、それより下は下ろしたままにしてください。
写真では、かけた側が前になる
正面から撮ると、耳かけの左右差は思ったより出ません。差が出るのは斜めから撮ったときです。
斜めから撮られると、カメラに近い側の顔が大きく写ります。近い側をかけていると、耳と輪郭の線がそこに集まります。
片側だけかける日に、撮られる位置が決まっているなら、カメラから遠い側をかけてください。 遠い側は面積が小さく、線が集まっても密になりません。
どちらとも取れるとき①|左右で耳の高さが違う
左右差が1cm以内なら、低いほうに合わせて両側とも同じ扱いにします。
1cmを超えるなら、低い側だけ1本残して、高い側は全部かけます。左右で違う扱いをすることになりますが、正面から見ると残した1本は細い線なので、量の差としては読まれません。
判定を高いほうに合わせると、低い側だけ縦の面が長く残り、そこが先に目に入ります。
どちらとも取れるとき②|差はあるのに、かけたほうが見やすい
耳が2cm以上下でも、眼鏡をかける日や、料理をする日は、耳を全部出したほうが動きやすいことがあります。
このときは判定を無視して構いません。代わりに、前髪の分け目を黒目の外側の縁の上へ動かしてください。分け目を外へ寄せると、額の上に斜めの線が1本増えて、縦に続く面がそこで切れます。
残す1本を作らずに済ませたいときの代わりが、この分け目です。
どちらとも取れるとき③|髪が短くて、耳から外れる
かけた毛が短くて耳の裏に届かないときは、かける対象を減らします。
耳の穴の真横より後ろの毛だけをかけて、前の毛は下ろしたままにしてください。後ろの毛は生えている向きが後ろ寄りなので、短くても耳の裏に残ります。
それでも外れるなら、その日はかけない形で組みます。外れた毛が耳の上に乗った状態は、かけていない状態より目立ちます。
まとめ
髪を耳にかけて決まるかは、耳の上端が眉尻より上か下かで分かれます。
上にあれば両側とも全部かけて構いません。下へ2cm以内なら片側だけ、2cm以上下なら耳の前に指半分の毛を1本残してからかけます。
かけるときは真横ではなく斜め後ろ45度へ引いてから耳の上を越えさせ、後ろへ回すのは耳たぶの下端までにしてください。耳飾りをつける日は飾りが先です。測るのは鏡の前で20秒、そのあとやることは3つのどれかに決まります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 耳の上端と眉尻の高さは、どうやって測るのですか
- 正面の鏡に顔をまっすぐ向けて、人さし指を横にして眉尻に当ててください。指の上の縁が基準線です。そのまま目だけを動かして、耳の上端がその線より上にあるか下にあるかを見ます。上に出ていれば「耳が高い」、指の幅(約1.5cm)ぶん下なら「差が小さい」、指2本ぶん下なら「2cm以上下」です。顔を傾けると結果が変わるので、あごの高さを動かさずに見てください。写真で見る場合は、正面から撮った1枚を使います。
- Q. 耳が眉尻より下にあると、かけてはいけないのですか
- かけて構いません。全部出すのをやめるだけです。耳が下にあると、耳を全部出したとき、こめかみからあごまでの間に髪のない面が縦に長く続きます。そこに指半分の幅の毛を1本だけ残すと、その毛が縦の面を2つに分けます。残す毛は巻きません。耳の前に沿わせて下ろすだけです。毛先が頬骨の高さより下まで届いていれば足ります。
- Q. 片側だけかけるのは、どういうときですか
- 差が0〜2cmのときと、髪を左右どちらかへ流している日です。片側だけかけると、かけた側は耳と輪郭の線が出て、かけない側は髪の面が残ります。左右で見え方が変わるので、正面から長く見られる日は両側そろえたほうが早く終わります。かける側は、分け目で毛が少ないほうです。多いほうをかけると、耳の後ろに厚みが集まって毛束が前へ戻ります。
- Q. かけた髪がすぐ落ちてきます
- 落ちる原因はほとんどが、かけるときの毛の取り方です。耳の前の毛を横に引いてからかけると、毛が耳の上を通るので、動くたびに前へすべります。耳の後ろへ回すときは、いったん斜め後ろ45度へ引いてから耳の上を越えさせてください。越えた毛は耳の裏側に落ちて、そこで止まります。それでも落ちるなら、耳の上端の高さに留め具を1つ、地肌に沿って横向きに入れます。
- Q. 耳飾りをつける日は、順番が変わりますか
- 先に耳飾りをつけて、あとから髪をかけてください。逆にすると、留め具を通すときに耳の上の毛が持ち上がります。かける量は、耳飾りの下端が毛束に隠れない範囲までです。飾りの下端に毛がかかると、飾りと毛が1つの塊として見えます。飾りの縦が3cmを超えるなら、耳の後ろへ回す毛を耳たぶの下で止めて、それより下は下ろしたままにします。
— メグラシ編集部





