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髪型と顔の形|タートルネックの季節は、あごと襟の距離で長さを決める

メグラシ編集部//読了 16分
生成りのタートルネックを着た女性が、襟の内側に入り込んだ肩下の長さの髪を片手で外へ引き出している横顔

**タートルネックを着て、鏡の前に立ってください。**髪の毛先は、襟の上端から見て、どのあたりで止まっていますか。

夏の間はちょうどよかった髪の長さが、秋になって急に落ち着かなく感じる。顔が大きく見える、丸く見える、首が詰まって見える。そう感じ始める時期は、たいてい襟の高い服を着始めた時期と重なります。

**変わったのは顔ではなく、顔の下に襟という横線が1本増えたことです。**その横線の近くで髪の毛先が止まると、横線が2本重なって、顔の下半分の見え方が変わります。この記事では、あごから襟までの距離を測って、毛先を置く場所を顔の形ごとに決める方法をまとめます。

顔の形と髪型の基本は顔の形が違っても、髪で動かせるのは4か所しかないにまとめています。この記事はその中の「毛先の終わり」を、タートルネックの季節に絞って掘り下げたものです。

結論:毛先は、襟の上3cmより上か、襟の下5cmより下に置く

タートルネックを着た日に、毛先を置いてはいけない帯があります。襟の上端から3cm上、から、5cm下までの、およそ8cmの帯です。

この帯の中で毛先が止まると、次のどれかが起きます。

  • 襟の上端と毛先の線が近すぎて、顔の下に横線が2本並ぶ
  • 毛先が襟に当たって外に跳ねる
  • 毛先が襟の内側に半分だけ入り、片側だけ挟まる

帯の外なら、どちらでも構いません。帯より上に置くか、帯より下に置くかは、顔の形とあごから襟までの距離で決めます。

  • あごから襟の上端まで3cm未満:毛先は帯より上に置く
  • 3〜6cm:顔の形で決める
  • 6cm以上:毛先は帯より下に置いてよい

髪を切る前に、まずは留める、入れる、曲げるの3つで帯を外せないか試してください。たいていの長さは、切らずに帯の外へ動かせます。

早見表|顔の形と、毛先を置く場所

顔の形ごとに、帯のどちら側を選ぶと落ち着きやすいかを並べると、次のようになります。

顔の形毛先を置く側理由
丸顔(縦と横の長さが近い)帯より下、または襟の内側あごの横に量を足さない
面長(縦が横の1.5倍近い)帯より上、耳の下に量首が隠れた分、横に少し足す
ベース型(あごの角がはっきり)帯より下あごの角と毛先の横線を離す
逆三角(あごが細い)帯より上、襟の上に量あごまわりの細さと襟の厚みをつなぐ
卵型・わからない距離だけで決めるどちらでも大きく崩れない

この表は、帯の外でどちら側を選ぶかを決めるためのものです。帯の中に毛先を置かないことは、どの顔の形でも共通です。

まず測る|あごから襟までの距離

測るのは2つの距離です。

距離A:あごの先から、襟の上端まで。 タートルネックを着て、鏡の正面に立ちます。目線をまっすぐ前に向けたまま、あごの先と襟の上端の間に、指を横にして何本入るかを数えてください。指1本はおよそ1.5〜2cmです。指が1本入らなければ3cm未満、2本ちょうどなら3〜4cm、3本以上入るなら5〜6cm以上と考えます。

距離B:毛先から、襟の上端まで。 同じ姿勢で、髪をいつも通りに下ろします。耳の真下あたりで、毛先が襟の上端より上にあるか、下にあるか、何cm離れているかを見ます。襟の内側に入っている場合は、手で襟を少しめくって、毛先がどこまで入っているかを確かめます。

距離Aは、首の長さそのものではなく、その服を着たときに顔の下に見える首の量です。同じ人でも、襟を1回折り返すか、2回折り返すかで3cmほど変わります。髪の長さを決めるときは、いちばんよく着る襟の高さで測ってください。

距離Bが「上3cm〜下5cm」の帯に入っていたら、それが落ち着かない原因です。

毎朝測らないための目印

毎朝指を当てて測るのは手間がかかります。一度測ったら、目印を作っておくと楽になります。

いちばんよく着るタートルネックを着て鏡の前に立ち、襟の上端の高さに、鏡の端へ細いマスキングテープを1枚貼ります。その3cm上と5cm下にも、もう1枚ずつ貼ります。これで帯が鏡の上に見えるようになります。

あとは毎朝、髪を整えたあとに、毛先がテープの間に入っていないかを見るだけです。立つ位置と姿勢が毎回少し変わるので、テープはあくまで目安ですが、帯の中に入っているかどうかは十分に分かります。

襟の高さが違う服を何枚か持っている人は、いちばんよく着る1枚に合わせてテープを貼り、ほかの服の日は「この服は1cm高い」「この服は2cm低い」と覚えておけば足ります。

襟と毛先が重なると、何が起きるか

顔の形は、輪郭の線だけで見えているわけではありません。顔のまわりにある線、つまり髪の生え際、髪の外側の線、毛先の線、服の襟の線に囲まれて、その内側の形として見えています。

開いた首の服を着ているとき、顔の下に横線はほとんどありません。髪の毛先が1本の横線になるだけです。ところがタートルネックを着ると、襟の上端という、はっきりした横線が加わります。

毛先と襟の上端が離れていれば、2本の横線はそれぞれ別のものとして見えます。毛先の線は顔まわりの一部、襟の線は服の一部です。ところが2本が近づくと、目はこの2本をひとまとまりの太い横線として読みます。太い横線が、あごのすぐ下にある。これが「顔が大きく見える」「首が詰まって見える」の正体です。

もう1つ起きるのが、毛先の動きです。毛先が襟に当たると、そこで行き場を失って外に跳ねます。片側だけ襟の内側に入り、反対側は外に跳ねるといった左右差も出ます。顔の両側の線が揃わないと、顔の形が傾いて見えます。

このどちらも、毛先を帯の外に動かせば消えます。顔の形を変える必要はありません。

横から見たとき、後ろから見たとき

正面だけでなく、横や後ろから見たときにも同じことが起きています。

横から見ると、毛先と襟の上端が近いと、首の後ろに髪のかたまりができ、首が前に押し出されたような姿勢に見えます。実際には姿勢は変わっていなくても、首の後ろの量が増えると、横から見たときの首の角度が変わって見えるからです。

後ろから見ると、毛先が襟に当たって左右に広がり、首の後ろが扇のような形になります。コートを着ると、さらにコートの襟がその下に加わって、首の後ろが詰まって見えます。

合わせ鏡で横と後ろを確かめたとき、首の後ろに髪のかたまりや広がりが見えたら、正面では気にならなくても、毛先は帯の中にあります。正面の見え方だけで判断せず、一度は横と後ろも確かめてください。

丸顔|あごの横に量を作らない

縦の長さと横の幅が近い丸顔の人は、タートルネックを着ると、あごの下の横線が増えて、顔の横幅に目が行きやすくなります。

選ぶのは、毛先を帯より下に置くか、襟の内側に入れる側です。

あごの横、耳たぶから襟の上端までの高さに髪の量があると、その量が顔の横幅に足されて見えます。毛先が帯の中で外に跳ねると、ちょうどこの高さに量ができます。毛先を襟の下5cmより下に伸ばすか、襟の内側に入れてしまえば、あごの横はすっきりします。

肩より上のボブで、伸ばすつもりがない人は、毛先を襟の内側に入れるのがいちばん簡単です。首の後ろで毛先を平らにならし、襟の上から手のひらで軽く押さえます。前から見ると、髪は耳の下でまっすぐ下に落ち、襟の中に消えていく形になります。

耳かけは、丸顔の人には向き不向きが分かれます。顔の横に縦の線ができるので、片側だけ耳にかけると縦の長さが見えやすくなります。両側をかけると、顔の輪郭がそのまま出て、あごの下の横線が強調されます。迷ったら片側だけにしてください。

前髪がある丸顔の人は、前髪の幅にも気をつけてください。前髪の横幅が、黒目の外側を越えて目尻のほうまで広がっていると、顔の上に横線が1本増えます。下には襟の横線があるので、顔が上下から横線で挟まれる形になります。タートルネックの季節は、前髪の幅を黒目の外側までに収めるか、前髪の両端を少し斜めに流して、上の横線をゆるめると落ち着きます。

距離Aが3cm未満で、首がほとんど見えない丸顔の人は、毛先を帯より下に置いても、あごの下に髪と襟がぎゅっと集まります。この場合は、襟の高さのほうを見直し、折り返して低くした襟や、首にぴったりしすぎないゆとりのある襟を選ぶと、距離Aが広がります。

面長|首が隠れた分、耳の下に少し量を足す

縦の長さが横幅の1.5倍近い面長の人は、タートルネックを着ると首が隠れて、顔の縦の長さがかえって目立たなくなります。そのぶん、顔の下半分が襟に向かってまっすぐ落ちて見え、輪郭が細長いまま襟につながる印象になりやすいです。

選ぶのは、毛先を帯より上に置き、耳の下に少し量を作る側です。

耳たぶの下から襟の上端3cm上までの間に、髪の量がふわっと横に出ていると、顔の下半分に横幅が足され、細長い印象がやわらぎます。ボブやショートで毛先が帯より上にある人は、毛先を軽く内側か外側に曲げて、耳の下に量を出すだけで十分です。

肩下まで長さがある人は、耳から下の髪を後ろで低くまとめるか、ねじって留めて、毛先を襟より上に浮かせます。このとき、まとめる位置は耳たぶの高さより下、襟の上端より3cm以上上が目安です。それより高い位置でまとめると、首から上の縦の線が長くなって、面長の印象が戻ります。

分け目の位置も、面長の人には効きます。真ん中で分けると、顔の中心に縦の線が1本通り、縦の長さが強調されます。タートルネックの季節は、分け目を黒目の真上あたりまで横にずらし、分け目の高い側の髪をふわっと立ち上げると、頭の上の高さよりも横への広がりが出やすくなります。前髪がある人は、前髪を眉にかかる長さで残すと、顔の縦の長さが上から区切られ、襟と前髪で縦の長さをはさむ形になります。

面長でショートの人が秋冬に襟まわりで迷う場合は、ショートヘアで面長の人の秋冬でマフラーや帽子との組み合わせまで扱っています。

ベース型・四角い輪郭|あごの角と毛先の線を離す

あごの角がはっきりしていて、輪郭に直線の部分があるベース型の人は、毛先の横線があごの角の近くにあると、輪郭の直線と髪の直線が重なって見えます。タートルネックを着ると、さらに襟の上端という直線が加わります。

選ぶのは、毛先を帯より下に置く側です。

あごの角の高さから、襟の上端5cm下までの間に、髪の直線を置かないことが目安になります。毛先が肩にかかる長さなら、毛先を少し外に流して、肩の上で終わるようにします。襟の上端から5cm以上下で毛先が止まれば、あごの角、襟の上端、毛先と、3本の線の間隔が開き、どれも単独の線として見えるようになります。

肩より短い人は、毛先を襟の内側に入れる方法が合います。ベース型の人は、髪の外側の線を、あごの角から下でまっすぐ下ろすと、輪郭の角と髪の線がぶつからずに済みます。

輪郭の直線と髪の直線の関係は、四角い輪郭の髪型で、直線が何cm続くと重なって見えるかを詳しく扱っています。

逆三角・あごが細い|襟の上に量を残す

額や頬骨の幅に対して、あごが細くとがって見える逆三角の人は、タートルネックを着ると、細いあごの下に厚みのある襟がくるため、あごと襟の間に段差ができます。顔の下半分が急にすぼまって、襟の厚みとのつながりが切れて見えやすくなります。

選ぶのは、毛先を帯より上に置き、襟の上に量を残す側です。

あごの先の高さから、襟の上端3cm上までの間に、髪の量が横に広がっていると、細いあごと厚い襟の間をつなげます。ボブなら毛先を外側に軽く曲げて、あごの横から下に量を出します。長い人は、耳から下を軽く巻くか、ゆるく編んで、あごの横に量が来るようにします。

ここで気をつけるのは、毛先を帯の中まで下ろさないことです。量を出そうとして毛先を襟の上端近くまで伸ばすと、跳ねや挟まりが起きます。量は帯の上側、襟の上端から3cm以上上で作ってください。

逆三角の人は、襟の厚みにも目を向けると選びやすくなります。あごが細い人ほど、厚手でざっくりした襟との差が大きくなります。厚手のタートルネックを着る日は、髪の量を少し多めに、あごの横から下に出してください。薄手の首に沿う襟の日は、髪の量を控えめにしても、あごと襟の差がそれほど目立ちません。服の厚みに合わせて、髪の量を足したり減らしたりする、と覚えておくと、毎朝の判断が速くなります。

卵型・自分の顔の形がわからない人|距離だけで決める

縦と横のバランスに特徴が出にくい卵型の人や、自分の顔の形がよくわからない人は、顔の形で選ぶ必要はありません。距離Aだけで決めます。

  • 距離Aが3cm未満:毛先は帯より上。襟の上に首が少しでも見えるようにする
  • 距離Aが3〜6cm:両方試す
  • 距離Aが6cm以上:帯より下でも上でも、好きなほうでよい

3〜6cmの人が両方を試すときは、毛先を帯より上に上げた状態と、襟の内側に入れた状態の2通りを作り、それぞれ鏡から2歩離れて見ます。首が長く見えるほうを選んでください。首の見え方が変わらない場合は、手間の少ないほうで構いません。

自分の顔の形が判断できない場合の髪型の決め方は、自分の顔の形がわからない人の髪型で、顔の形を2つの候補に絞って重なりから決める方法をまとめています。

どちらとも取れるとき①|毛先がちょうど襟の高さで、切りたくない

いちばん多いのがこのケースです。肩につくかつかないかの長さで、タートルネックを着るとちょうど毛先が襟に当たる。伸ばしている途中なので切りたくない。

切らずに帯を外す方法は3つあります。

方法1:毛先を全部、襟の内側に入れる。 タートルネックを着たあと、首の後ろから手を入れて、毛先を襟の内側に入れます。左右とも、耳の真下あたりの毛先から順に入れていき、最後に首の後ろで髪を平らにならします。襟の上から手のひらで軽く押さえて、浮いている部分をなくします。前から見ると、髪が耳の下から襟の中へまっすぐ落ちる形になります。丸顔とベース型の人に合いやすい方法です。

方法2:耳から下を後ろで低くまとめる。 耳の高さから下の髪を後ろに集めて、襟の上端より3cm以上上の位置で、小さく留めます。ゴムで結ぶほか、ねじってクリップで留めても構いません。顔まわりの髪は耳の前に少し残すと、まとめた感じが強く出すぎません。面長と逆三角の人に合いやすい方法です。

方法3:毛先を外に曲げて、襟から2cm以上離す。 毛先を外側に軽く曲げて、襟の上端から2cm以上の隙間を作ります。ただし、帯の中で毛先が止まることには変わりないので、横線が重なる問題は残ります。方法1と方法2が合わないときの、つなぎの手段と考えてください。

襟の内側に入れる方法は、乾燥する季節には静電気で髪が襟に貼りつくことがあります。入れる前に、手のひらに少量のヘアオイルかクリームをなじませて、毛先を軽くなでておくと貼りつきにくくなります。

伸ばしている途中の人は、毛先が襟の5cm下を越えるまでは、方法1か方法2で過ごすと決めておくと、毎朝迷わずに済みます。

髪の量が多い人、少ない人

方法1の「襟の内側に入れる」は、髪の量で向き不向きが変わります。

髪の量が多い人が毛先を全部襟の内側に入れると、首の後ろで髪がかさばり、襟が後ろから押し上げられて、首の後ろがふくらんで見えます。この場合は、耳から後ろの髪を2つに分け、下半分だけを襟の内側に入れ、上半分は襟の外に出して首の後ろに沿わせます。量が半分になるので、襟が押し上げられません。

髪の量が少ない人や、髪が細くて柔らかい人は、方法2の「後ろで低くまとめる」で、まとめた部分が小さくなりすぎることがあります。まとめる前に、耳から下の髪を手ぐしで軽くほぐし、表面を指でつまんで少し引き出してから留めると、量が足りなく見えません。

量が多いか少ないかの目安は、耳から下の髪を片手で1つに握ったときの太さです。親指と人差し指で作る輪が閉じなければ多め、輪の中に余裕があれば少なめと考えてください。

どちらとも取れるとき②|タートルネックと開いた首を同じ週に着る

タートルネックの日もあれば、Vネックや開いた首のシャツの日もある。日によって合う毛先の位置が違うので、どちらに合わせて切ればいいか決められない。秋冬の髪型の相談で、とても多い迷い方です。

決め方は、1週間のうち、襟の高い服を着る日が何日あるかです。

  • 週の半分以上が襟の高い服:タートルネックの日に合う長さを基準にする。開いた首の日は、耳かけや分け目の位置を変えて調整する
  • 週の半分未満:開いた首の日に合う長さを基準にする。タートルネックの日は、方法1か方法2で毛先を帯の外に動かす

ここで大切なのは、両方に合う長さを探さないことです。両方に合う長さは、たいていちょうど帯の中に落ちます。どちらか一方を基準にして、もう一方は留める、入れるで対応したほうが、毎日の見え方が安定します。

秋冬の初めは開いた首の服が多く、冬が深まるにつれて襟の高い服が増える人も多いはずです。季節の途中で基準を切り替えても構いません。切り替える目安は、手持ちの服で、襟の高いトップスとアウターの枚数が開いた首のものを上回ったときです。

どちらとも取れるとき③|顔の形が2つに当てはまる

丸顔とベース型の両方の特徴がある、面長と逆三角の両方の特徴がある、という人は多いです。この記事の早見表で、2つの顔の形が同じ側を指すなら迷う必要はありません。丸顔とベース型はどちらも「帯より下」、面長と逆三角はどちらも「帯より上」です。

迷うのは、丸顔と面長、ベース型と逆三角のように、反対側を指す組み合わせです。実際には、この組み合わせがはっきり両方当てはまることは少なく、多くの場合は、片方の特徴がもう片方より強く出ています。

そのときは、距離Aで決めてください。

  • 距離Aが4cm未満なら、帯より上を選ぶ
  • 4cm以上なら、帯より下を選ぶ

首の見える量が少ない人は、毛先を上にして首を見せるほうが、顔の形の違いよりも全体の見え方への影響が大きいからです。逆に、首がしっかり見える人は、毛先を下にして縦の線を作っても、首が詰まって見える心配が少なくなります。

どうしても決められなければ、方法1と方法2を1日ずつ試して、写真を撮っておいてください。翌週に2枚を見比べたとき、自然に見えたほうが答えです。撮った直後は見慣れた側を選びがちなので、少し時間を空けるのがポイントです。

襟の高さと厚みで変わること

タートルネックとひとくちに言っても、襟の高さと厚みはさまざまです。帯の考え方は同じですが、襟の形によって帯の位置と幅が少し変わります。

折り返すタートルネック。 折り返したときの上端を基準にします。2回折り返すと上端が3cmほど下がるので、毛先と襟の距離も3cm変わります。毛先が帯の中に入っている人は、まず折り返しの回数を変えて、帯の外に出せないか試してください。髪を触らずに済むことがあります。

折り返さない、低めの襟。 首の中ほどまでしかない低めの襟は、上端があごから離れているので、距離Aが広くなります。帯の位置もそのぶん下がり、肩につく長さの毛先がちょうど帯に入りやすくなります。ボブの人は、この襟の日だけ毛先を内側に入れる、と決めておくと楽です。

ざっくりした厚手の襟。 編み地が厚いと、襟の上端が太い横線になります。帯の幅も広がり、上下にそれぞれ1cmずつ足して考えます。つまり、上4cmから下6cmまでが避ける帯です。厚手のタートルネックの日は、毛先を襟の内側に入れる方法がいちばん安定します。

薄手の、首にぴったりした襟。 襟の線が細く、帯の幅は狭くなります。上2cmから下4cmまでを目安にしてください。毛先が襟に当たっても跳ねにくいので、毛先を襟の上で軽く曲げるだけで済むことが多いです。

襟まわりと顔の見え方そのものについては、タートルネックが似合わない骨格は?で、首と顔まわりで起きることを服の側から扱っています。

マフラーとコートを重ねる日

外に出る日は、タートルネックの上にコートを着て、さらにマフラーを巻くこともあります。こうなると、顔の下に横線が3本、4本と増えます。

基本は同じで、毛先を一番上の横線から3cm以上離すことです。マフラーを巻くなら、マフラーの上端が一番上の横線になります。マフラーはタートルネックの襟より高い位置にくることが多いので、帯もそのぶん上がります。

ここで役に立つのが、方法1の「襟の内側に入れる」です。タートルネックの襟の中に毛先を入れておけば、マフラーを巻いても髪が挟まりません。外でマフラーを外したときも、髪は襟の中に収まったままなので、整え直す手間がかかりません。

肩下まで長さがある人は、マフラーを巻く前に、耳から下の髪を前に流すか後ろに流すかを決めてください。前に流すとマフラーの上に髪が乗り、後ろに流すとマフラーの中に髪が入ります。後ろに流してマフラーの中に入れる場合は、マフラーを巻いたあと、首の後ろから髪を少しだけ引き出して、挟まっている部分をゆるめておくと、外したときに跡がつきにくくなります。マフラーと襟に髪が挟まる季節の、長い髪のまとめ方はロングの髪型アレンジ|マフラーと襟に髪が挟まる季節のまとめ方で詳しく扱っています。

帽子もかぶる日

ニット帽やつばのある帽子をかぶると、顔の上にも横線が1本増えます。上に帽子の縁、下に襟の上端と、顔が上下2本の横線ではさまれる形です。

この日は、毛先を帯の外に置くことに加えて、帽子の縁と襟の上端の間に見える縦の長さを意識してください。帽子を深くかぶるほど、この縦の長さは短くなり、顔が上下から詰まって見えます。眉が帽子の縁から指1本分のぞく深さを目安にすると、顔の縦の長さが残ります。

丸顔の人は、帽子の日こそ毛先を襟の内側に入れると、顔の横に余計な量が出ず、帽子と襟の間がすっきりします。面長の人は、帽子を少し深めにかぶって縦の長さを区切り、毛先は帯より上に置いて耳の下に量を出すと、帽子と髪で横幅を足せます。

メガネをかけている人は、顔のまわりにさらに線が増えます。メガネのつるとマフラー、襟の重なりはメガネに合うマフラーとハイネックの選び方で、高さと嵩の決め方をまとめています。

切るなら、何cmにするか

留める、入れる、曲げるを試しても落ち着かず、切ると決めた場合の長さの目安です。

まず、いちばんよく着る襟の高さで距離Bを測ります。毛先が襟の上端から3cm上より上にくる長さか、5cm下より下にくる長さのどちらかを選びます。

  • 帯より上にする場合:今の毛先の位置から、襟の上端3cm上の位置までの長さを測り、それに1cmを足した分を切る。乾かすと髪は少し縮むので、切りすぎを防ぐために、まずは足した1cmを残して切ってもらう
  • 帯より下にする場合:毛先が襟の上端5cm下を越えるまで伸ばす。伸ばしている間は、方法1か方法2で過ごす

美容室で伝えるときは、「タートルネックを着たときに、毛先が襟から3cm以上上で止まる長さ」のように、襟を基準に伝えてください。当日、いちばんよく着るタートルネックを着ていくと、仕上がりを襟の高さで確かめてもらえます。

パーマやカールがある髪の場合

パーマやカールのある髪は、まっすぐな髪よりも毛先の位置が上がって見えます。カールの分だけ、まっすぐ伸ばしたときの長さより3〜5cm短い位置で毛先が止まるからです。

測るときは、髪をまっすぐに引っぱって測るのではなく、いつものカールが出た状態で、毛先がいちばん下に来ている場所を見てください。カールの髪は、毛先が一か所にそろわず、帯の中と外にばらけて止まることがあります。半分以上の毛先が帯の外に出ていれば、そのままで構いません。半分以上が帯の中にあるなら、カールの位置を巻き直して、毛先を帯の上か下にまとめて寄せます。

乾燥する季節はカールがゆるみやすく、朝は帯の外にあった毛先が、昼過ぎには伸びて帯に入ってくることもあります。夕方に一度、鏡で毛先の位置を確かめる習慣をつけておくと安心です。

ここで切りすぎると、春に開いた首の服に戻ったとき、首の後ろが寂しく感じることがあります。冬の間だけの長さにしたい人は、帯より下に伸ばす側を選んでおくと、春にはそのまま肩下の長さで過ごせます。

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よくある問い

Q. タートルネックを着ると、いつもより顔が大きく見えます
襟の上端と、髪の毛先がつくる横線が、あごの近くで重なっていることが多いです。鏡の前で、あごの先から襟の上端までの距離と、毛先から襟の上端までの距離を測ってください。毛先が襟の上3cmから下5cmの間にあるなら、そこが原因です。毛先を襟の中に入れるか、耳の後ろで留めて襟より上に上げるかすると、顔の下の横線が1本に減ります。
Q. 毛先がちょうど襟に当たる長さで、切りたくありません
切らずに済む方法は3つあります。1つは、毛先を全部襟の内側に入れて、首の後ろで平らにならすこと。2つめは、耳から下の髪を後ろで低くまとめ、毛先を襟より上に浮かせること。3つめは、毛先を外側に軽く曲げて、襟の上端から2cm以上離すことです。顔の横に量を足したくない丸顔の人は1つめ、首の見える長さを補いたい面長の人は2つめが合いやすいです。
Q. タートルネックの日と、開いた首の服の日で、髪型を変えるのは面倒です
週に何回タートルネックを着るかで、髪の長さの基準を決めてください。週の半分以上を襟の高い服で過ごすなら、タートルネックの日に合う長さを基準にし、開いた首の日は耳かけや分け目の位置を変えるだけで対応します。半分未満なら、開いた首の日の長さを基準にして、タートルネックの日だけ毛先を襟の内側に入れる方法をとると、切る長さを決めずに済みます。
Q. 自分の顔の形がわかりません
顔の形がわからなくても、あごから襟までの距離だけで毛先の位置は決められます。距離が3cm未満なら毛先を襟より上に、6cm以上なら襟より下に置き、3〜6cmの人は両方を試して、鏡から2歩離れて首が長く見えるほうを選んでください。

— メグラシ編集部

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フード付きのコートやパーカーを着ると顔が大きく見える、四角く見えると感じる人へ。頬骨幅・エラ幅・顔の縦の3か所と、フードの縁の高さと立ち上がりを測り、かぶったときと下ろしたときに分けて、自分の輪郭に合うフードを選ぶ境目を出します。

メグラシ編集部/読了 16分
中性的な顔に似合う髪型|秋冬は丸みを毛先か前髪の1か所に置く

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中性的な顔に似合う髪型|秋冬は丸みを毛先か前髪の1か所に置く

中性的な顔と言われる人の髪型は、丸みを足す場所を1か所に決めると迷いません。毛先・前髪・トップのどこに丸みを置くかを1問で決める方法、長さ別の毛先の位置、前髪と眉の距離、耳を出すか隠すか、分け目の位置まで寸法で示します。秋冬のタートルネックやマフラー、ニット帽と髪がぶつかる位置の調整、丸みを2か所に置きたくなったときの判断、美容室での伝え方もまとめました。

メグラシ編集部/読了 18分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

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