ブルベのリップ 夏か冬か分からない|薄い色で消えるか濃い色で浮くか

**薄い青みピンクと、濃いベリーのリップを1本ずつ用意してください。**窓辺で片方ずつ塗り、1m離れて鏡を見ます。薄い色で口元がぼやけて顔全体が平らに見えたら、あなたは冬寄りです。濃い色を選んで、くっきり塗ってください。
濃い色で口だけが先に目に入り、顔が後から付いてくるように見えたら、あなたは夏寄りです。ローズや青みのピンクを、透ける質感で選びます。
どちらの色も合う人は、塗る量と質感を日によって替えれば足ります。どちらも合わない人は、中くらいの濃さのローズを薄く重ねて、輪郭だけを整えるのが近道です。夏か冬かを決めきれなくても、リップは選べます。
結論:「消える」なら冬寄り、「浮く」なら夏寄り
ブルベの夏と冬の違いは、色の明るさと鮮やかさの差です。夏は明るくやわらかい色、冬は濃くはっきりした色が顔になじみます。ただ、診断で結果が割れる人は、この差が肌の上だけでは見えにくい人です。リップは顔の中で面積が小さく、色の差がそのまま目に入るので、肌より判定しやすい場所です。
| 試した結果 | 寄り | 選ぶリップ |
|---|---|---|
| 薄い色で消える、濃い色は自然 | 冬寄り | ベリー・ワイン・青みの赤を、輪郭まではっきり |
| 薄い色は自然、濃い色で浮く | 夏寄り | ローズ・青みピンク・ラズベリーを、透けるように |
| どちらも自然 | 両方使える | 量と質感で日によって替える |
| どちらも合わない | 中間 | 中くらいのローズを薄く重ね、輪郭だけ整える |
表は分かれ方の目安です。どこに入るかは、次の試し方で、あなたの顔で決めてください。
用意するのは2本だけ
試すのに要るのは、次の2本です。手持ちにあれば新しく買う必要はありません。
- 薄い色:青みのある淡いピンク。白に少し桃色を混ぜたような明るさで、ツヤのあるもの
- 濃い色:青みのあるベリーかワイン。黒に近く見えるほど濃いものでなく、ぶどうの皮くらいの濃さ
選ぶときに気をつけたいのは、2本の差をはっきりさせることです。どちらも中くらいの濃さだと、違いが出ず判定できません。手持ちが中間の色ばかりなら、薄い色は1回だけ塗って、濃い色は2回重ねて差をつけてください。

試し方|窓辺で1m離れ、3秒で最初に目が行く場所
照明の下では色が黄みや青みに寄るので、昼間の窓辺で試します。直射日光ではなく、窓から1歩下がった明るさです。
- 素顔か、いつものベースメイクだけの状態にする。チークとアイシャドウは付けない
- 薄い色を唇の輪郭まで塗る。鏡から1m離れ、3秒だけ顔を見る
- ティッシュで落とし、濃い色を同じように塗る。同じ距離で3秒見る
- 写真を撮れるなら、2枚を並べて見比べる
近くで見ると、どちらの色も「唇の色」として見えてしまいます。1m離れるのは、人と話すときの距離で見るためです。3秒にするのは、長く見ていると目が慣れて差が分からなくなるからです。
判定は、3秒のうち最初に目が行った場所で決めます。目と口元が同時に見えたなら、その色はなじんでいます。口だけが先に見えたら「浮く」、目しか見えず口元がどこにあるか分からなかったら「消える」です。
薄い色で消える人|冬寄り
薄い青みピンクを塗ったときに、口元の輪郭がぼやけ、顔全体が白っぽく平らに見えるなら、冬寄りです。顔立ちの中の色の差(髪と肌、眉と肌、唇と肌)が大きい人に多く、薄い色では唇がその差に負けて、顔の中から消えてしまいます。
冬寄りの人が選ぶのは、濃くはっきりした色です。
- ベリー:青みのある濃い紫寄りの赤。日常でいちばん使いやすい
- ワイン:ベリーより暗く、赤みが深い。秋冬の黒や紺の服に合わせやすい
- 青みの赤:はっきりした赤。少量でも存在感が出るので、仕事の日は薄めに
塗り方は、輪郭まできちんと塗ることです。冬寄りの人が輪郭をぼかすと、濃い色の良さが半分になります。質感はツヤでもマットでも合いますが、乾燥する季節はツヤのあるもののほうが唇の縦じわが目立ちません。
濃い色で浮く人|夏寄り
濃いベリーを塗ったときに、口だけが先に目に入り、顔が後から付いてくるように見えるなら、夏寄りです。顔立ちの色の差が穏やかな人に多く、濃い色は唇の部分だけ強くなりすぎて、顔の中で浮いてしまいます。
夏寄りの人が選ぶのは、明るくやわらかい色です。
- ローズピンク:青みのある中くらいのピンク。最初の1本にいちばん向く
- 青みのピンク:明るく涼しいピンク。顔色を明るく見せたい日に
- ラズベリー:ローズより少し濃い赤紫。秋冬に少し深みを足したい日に
塗り方は、透けるように薄く重ねることです。唇の地色が少し透けるくらいがちょうどよく、指でとんとんと置いてもなじみます。質感はツヤか、透け感のあるものが合います。濃い色をどうしても使いたい日は、指でぼかして輪郭を消すと、浮き方がやわらぎます。

どちらとも取れるとき①|どちらの色も自然に見える
2本とも自然に見えたなら、夏寄りでも冬寄りでもなく、両方を使える人です。迷うのではなく、日によって替えられる幅があると考えてください。
決め方は、服と場面です。
- 黒や紺、濃いグレーを着る日は、濃い色を
- 白や明るいグレー、淡い色を着る日は、薄い色を
- 仕事で長く人と話す日は、薄い色を少し濃いめに
同じ1本で量を変えるのも手です。中くらいのローズを1本持っておき、薄く1回なら夏寄り、2回重ねて輪郭まで塗れば冬寄りに寄せられます。
どちらとも取れるとき②|どちらの色も合わない
薄い色では消え、濃い色では浮く。両方合わない人は、2本の中間の濃さが合う人です。夏と冬のどちらでもない、という意味ではありません。2本の差が、あなたにとっては大きすぎただけです。
選ぶのは、中くらいの濃さのローズか、ローズに少し赤みが入った色です。塗り方は2段階にします。
- 唇の中央に色を置き、指で外へ向かってのばす
- 輪郭は塗らず、内側から5mmほどで止める
中央に色が集まると、口元に立体感が出て消えにくくなります。輪郭を塗らないぶん、濃い色のように浮くこともありません。慣れてきたら、輪郭まで塗る日と塗らない日を試して、自分がどちらに寄っているかを見ていくと、だんだん好きな濃さが決まります。
どちらとも取れるとき③|唇の地色が濃い、または薄い
唇そのものの色によって、判定がずれることがあります。
唇の地色が濃い人は、薄い色を塗っても地色が透けて、消えにくくなります。冬寄りでも薄い色が自然に見えることがあるので、薄い色は2回重ねてから判定してください。
唇の地色が薄い人は、濃い色を塗ると唇の外側との差が大きくなり、浮きやすくなります。夏寄りでなくても濃い色が浮くことがあるので、濃い色は一度ティッシュで押さえてから判定します。
地色の濃さは、素顔で唇と頬の色を比べると分かります。唇が頬よりはっきり濃く見えれば濃い側、頬とあまり変わらなければ薄い側です。
地色が濃い側で冬寄りに出た人は、濃い色を1回だけ塗れば十分なことが多く、重ねるとかえって暗く沈みます。地色が薄い側で夏寄りに出た人は、薄い色を1回だけでは物足りなく見えることがあるので、中央だけもう1回重ねて、口元に小さな立体感を足してください。
秋冬の服の色でずれる分
秋冬は、顔の近くに来る服の色が暗く、重くなります。黒や紺のコートを着ると、夏寄りの人でも薄い色が消えやすくなり、冬寄りの人は濃い色がさらに映えます。
夏寄りの人が黒い服を着る日は、いつものローズを1段濃いラズベリーにするか、同じ色を2回重ねてください。冬寄りの人がベージュや明るいグレーを着る日は、ワインよりベリーにすると、服と口元の差が開きすぎません。
服の色ごとの細かい合わせ方は、ブルベのリップは秋冬の服の色で替える|黒・紺・茶を着た日の口元で、黒・紺・茶の3色に分けて書いています。

仕事場の照明でずれる分
窓辺で決めた色が、職場の照明の下では違って見えることがあります。天井の白い蛍光灯は青みを強く見せ、暖かい色の照明は黄みを強く見せるからです。
白い照明の職場では、冬寄りの人の濃い色が冷たく、きつく見えやすくなります。ベリーをワインに寄せず、輪郭を少しだけ指でなじませると、話している相手に硬い印象を与えません。夏寄りの人は、白い照明の下では薄い色がさらに白っぽく見えるので、ローズを1回多く重ねてください。
暖かい色の照明の店や会食の席では、反対に青みが弱く見えます。夏寄りの人の青みピンクはくすんで見えやすいので、少し赤みのあるローズに替えると顔色が沈みません。冬寄りの人の濃い色はなじみやすくなるので、そのままで大丈夫です。
朝の窓辺と夕方の職場、両方で鏡を見られるなら、同じ色を塗ったまま2回見比べてみてください。どちらの光でも「最初に目と口元が同時に見える」なら、その色はあなたの顔にとって安全な1本です。
ツヤとマットで寄りを調整する
同じ色でも、質感で濃さの見え方が変わります。ツヤのある質感は光を返すので明るく軽く見え、マットな質感は光を吸うので濃く重く見えます。
この性質を使うと、色を買い替えなくても寄りを動かせます。
- 夏寄りの人が濃い色を使いたい日:ツヤのある上塗りを重ねて、色を軽く見せる
- 冬寄りの人が薄い色を使いたい日:マットに近い質感を選び、輪郭まで塗って口元を立たせる
- 中間の人:中央だけにツヤを足すと、立体感が出て消えにくく、浮きにくい
乾燥する季節にマットを使うなら、下にリップクリームを塗って数分置いてから重ねてください。表面が整っていないと、マットは唇の縦じわに色が溜まって、実際より濃く、まだらに見えます。
マスクと乾燥でずれる分
冬の唇は乾燥で表面が白っぽくなり、どの色も実際より薄く見えます。判定をする前に、リップクリームを塗って5分ほど置き、表面を整えてから試してください。乾いたまま試すと、冬寄りの人でも濃い色がまだらに見えて、浮いたように感じることがあります。
マスクを付ける日は、付ける前にティッシュで一度押さえておきます。色が唇に染み込み、マスクに付きにくくなるうえ、外したときに口元だけが浮きにくくなります。夏寄りの人は特に、外した直後に塗り直すなら薄く1回にしてください。
1本目と2本目の選び方
ここまでの試し方で寄りが分かったら、次の順で揃えると失敗しません。
| 寄り | 1本目 | 2本目 |
|---|---|---|
| 冬寄り | ベリー(毎日使う) | 青みの赤(はっきりさせたい日) |
| 夏寄り | ローズピンク(毎日使う) | ラズベリー(暗い服の日) |
| 両方使える | 中くらいのローズ(量で調整) | 薄い青みピンクか濃いベリーのどちらか |
| 中間 | 中くらいのローズ(中央に置く) | 赤みのあるローズ |
ブルベ全体のメイクの考え方を見直したい人はブルベメイクの選び方|青みと透明感をどこで見分けるか、夏冬共通の基準、そもそもブルベかどうかから確かめたい人はイエベ・ブルベがわからない|肌の色より先に見る5つの順番が参考になります。
夏か冬かの言葉は、決まらなくても困りません。鏡の前で、薄い色が消えるか、濃い色が浮くか。それだけ見れば、明日塗るリップは決まります。
よくある問い
- Q. ブルベ夏とブルベ冬、どちらにも似合うリップはありますか
- あります。中くらいの濃さのローズピンクで、青みが強すぎず、透け感のある質感のものです。夏寄りの人は薄く1回、冬寄りの人は2回重ねると、同じ1本でどちらにも寄せられます。最初の1本に迷ったら、この色から始めてください。
- Q. 診断ではブルベ冬と言われたのに、濃いリップが浮きます
- 唇の地色が薄い人や、眉と髪の色が明るい人は、冬と診断されても濃い色が口だけ先に目に入ることがあります。この記事の試し方で浮く側に出たなら、濃い色は指でぼかして輪郭を消すか、ベリー系の透ける質感に替えてください。診断の結果より、鏡の前で起きていることを優先して構いません。
- Q. マスクを外したときに口元が浮きます
- マスクを付けている間に顔の下半分の血色が戻り、唇の色だけが際立つためです。マスクを外す場面が決まっている日は、ティッシュで一度押さえて色を唇に染み込ませておくと、外したときの浮き方が落ち着きます。夏寄りの人は特に、塗り直しを薄めにしてください。
- Q. 秋冬は茶色っぽいリップを使いたいのですが、ブルベでも大丈夫ですか
- 赤みのある茶色なら使えます。夏寄りの人はローズに少し茶を混ぜた色、冬寄りの人はワインに近い濃い茶を選ぶと、顔が黄色くくすみません。黄みの強いオレンジ寄りの茶は、どちらの側でも口元だけ浮くことが多いので避けてください。
— メグラシ編集部





