ミニスカ冬コーデ 低身長と高身長|膝上の丈と上着の長さを身長で分ける

冬のミニスカートは、膝上10〜13cmに収まる丈を身長から逆算して選んでください。 売り場の「丈40cm」は、身長150cmの人には膝上13cm、170cmの人には膝上21cmになります。同じ1枚が、ある人にはちょうどよく、別の人には寒くて座れない短さになるのはこのためです。
低身長の人(155cm未満)は丈40〜43cmを選び、上着は腰骨までの短いものにして、タイツと靴の色をつなぎます。155〜164cmの人は丈43〜47cmで、上着はお尻の上半分まで。165cm以上の人は丈47〜50cmを選び、上着はお尻が隠れる長さまで伸ばせますが、膝まわりは筒の長いブーツで覆うと冬らしく落ち着きます。
身長は目安で、決め手は「ウエストから膝の上端まで」の長さです。以下では、その測り方と、身長ごとの上着・形・靴の決め方、境目にいる人や厚底を履く日の考え方を順に書きます。
同じ丈40cmでも、150cmと170cmで膝上は8cm違う
ミニスカートの丈は、ウエストから裾までの長さで書かれています。ところが、ウエストから膝までの長さは身長でおよそ8cm変わります。だから同じ数字のスカートでも、裾が膝から離れる距離が人によって違ってきます。
| 身長 | ウエストから膝の上端(目安) | 丈40cmを履いたときの膝上 | 膝上10〜13cmになる丈 |
|---|---|---|---|
| 150cm | 約53cm | 約13cm | 40〜43cm |
| 155cm | 約55cm | 約15cm | 42〜45cm |
| 160cm | 約57cm | 約17cm | 44〜47cm |
| 165cm | 約59cm | 約19cm | 46〜49cm |
| 170cm | 約61cm | 約21cm | 48〜51cm |
冬に膝上10〜13cmを勧めるのは、座ったときに裾がおよそ5cm上がるからです。立って膝上13cmなら、座っても18cmほどで太ももの上半分は隠れます。立って膝上18cmを超えると、座ったときに膝掛けが手放せない短さになります。逆に膝上8cmを切ると、ミニではなく膝上丈のスカートとして見えはじめます。
測るのは2か所|ウエストから膝と、上着の裾
表の数字は平均からの目安なので、一度だけ自分の体で測ってください。測るのは2か所です。
1つめは、ウエストのいちばん細いところから、膝の皿の上端までの長さです。メジャーを体の横に沿わせて、まっすぐ立って測ります。この数字から10〜13cmを引いたものが、あなたが冬に履きやすいミニの丈です。
2つめは、手持ちの上着の丈を、ウエストからどこまで来るかで見ておきます。腰骨(ウエストから約12cm下)で終わるのか、お尻の上半分か、お尻がすっかり隠れるのか。上着の位置は、この記事の後半で身長ごとに分けて使います。
手持ちのスカートは、ウエストから裾までを測ってメモしておくと、次に買うときの基準になります。通販の「着丈」は平置きで測っていることが多いので、履く位置が高い人は表記より1〜2cm短く感じます。
155cm未満|丈40〜43cm・上着は腰骨まで
低身長の人は、売り場にあるミニの多くがそのまま膝上10〜15cmに収まります。選びやすい側ですが、気をつけたいのは上着の長さです。
スカートの丈が42cmのとき、上着の裾がウエストから20cm下まで来ると、上着の下から見えるスカートは22cmしか残りません。細い帯のようになり、腰から下が詰まって見えます。上着は腰骨で終わる短いジャケットかブルゾン、または短めのニットを外に出さずに裾を前だけ入れる形が向いています。

形は、裾が少しだけ広がる台形か、体に沿うタイトが組みやすい側です。プリーツやフレアの大きな広がりは、背が低いぶん横の面積が目立ちやすいので、広がりは裾で左右に5cmほどまでを目安にします。
155〜164cm|丈43〜47cm・上着はお尻の上半分まで
この身長帯は、売り場の丈40cmを履くと膝上15〜19cmになり、冬には少し短く感じます。丈表記が43cm以上のものか、ミニとミディの間の「膝上丈」と書かれたものから選ぶと、膝上10〜13cmに収まりやすくなります。
上着は腰骨からお尻の上半分までが使えます。丈45cmのスカートなら、上着がウエストから22cm下までで、スカートが半分以上見える計算です。腰が張っている人は腰骨ちょうど、脚の付け根あたりがすっきりしている人はお尻の上半分まで、と体の形で選び分けてください。
形はタイト・台形・プリーツのどれでも組めます。迷ったら、上着がふくらむ形のときはスカートを沿う形に、上着が細身のときはスカートを広がる形にして、上下のどちらか片方だけをふくらませます。
165cm以上|丈47〜50cm・上着はお尻が隠れてもよい
背の高い人がいちばん困るのは、売り場のミニがそのままだと短すぎることです。丈40cmなら膝上19〜21cmになり、冬の通勤や食事の席では落ち着きません。丈表記47cm以上を探すか、膝上丈として売られているものの中から選ぶと、膝上10〜13cmに届きます。

上着は、お尻が隠れる長さまで伸ばしても大丈夫です。丈49cmのスカートなら、上着がウエストから24cm下まで来ても、スカートが半分以上見えます。中くらいの丈のコートが着られるのは、背の高い人の強みです。
形はプリーツやフレアの揺れも負けません。背が高いぶん、広がりが縦の長さの中で吸収されるからです。ただし、プリーツは歩くと裾が上下に揺れて、実際の膝上がその場で2〜3cm増えます。丈に余裕がない日は、揺れの少ないタイトや台形を選んでください。
上着の丈は「スカートの半分を残す」で決める
身長ごとに分けて書いてきた上着の長さは、ひとつの決まりにまとめられます。上着の裾からスカートの裾までを、スカート丈の半分以上残すことです。
| 身長 | スカート丈の目安 | 上着の裾の位置(ウエストから) |
|---|---|---|
| 155cm未満 | 40〜43cm | 約20cm下まで(腰骨) |
| 155〜164cm | 43〜47cm | 約22cm下まで(お尻の上半分) |
| 165cm以上 | 47〜50cm | 約24cm下まで(お尻が隠れる) |
上着の裾がスカートの裾より下に出ると、どの身長でも崩れます。ここは身長に関係なく守る線です。そのうえで、スカートが半分以上見えているかを鏡の横向きで確かめると、身長に合った上着の長さが決まります。
形は身長で向きが変わる|沿う形と広がる形
スカートの形も、身長で向き不向きが少しずつ変わります。決め手は、広がった布が縦と横のどちらに効くかです。
低身長の人は、沿う形か、裾で少しだけ開く台形が基本です。広がる形を選ぶなら、生地が薄くて落ち感のあるものにして、ふくらみを横に出さないようにします。
高身長の人は、どの形も選べます。むしろタイトの短い丈は脚の長さがそのまま出て、冬には寒々しく見えることがあるので、プリーツやフレアの揺れで動きを足すほうが季節に合います。
155〜164cmの人は、上着の形との組み合わせで決めます。上下どちらか片方をふくらませ、もう片方を沿わせると、身長に関係なく形がまとまります。
脚と靴|低身長はつなぐ、高身長は覆う
冬のミニは、脚に何を重ねるかで印象の半分が決まります。ここでも身長で向きが分かれます。
低身長の人は、タイツと靴の色をつないで、膝から下を1本の線にします。黒いタイツなら黒い靴、茶のタイツなら茶の靴です。色が切れると、そこで脚の長さが区切られて短く見えます。ロングブーツは、筒の上端が膝の皿の下5cmより低いものを選んでください。身長150cmの人は膝の位置が低いので、筒の高さ38cmのブーツでも膝に当たりそうになります。
高身長の人は、膝まわりを覆う方向で考えます。筒の高さ40cm以上のロングブーツか、膝上まで届くブーツで、スカートの裾と筒の間の見える部分を10cm前後に詰めると、短い丈でも寒々しく見えません。タイツの色は自由に選べます。
155〜164cmの人は、ショートブーツなら色をつなぐ、ロングブーツなら筒と裾の間を10〜15cm残す、のどちらかに寄せると迷いません。
冬の素材と身長|厚みは横に出る
冬のミニは、ウールやツイード、コーデュロイ、合皮など厚みのある生地が多くなります。生地の厚みは、体の横の線にそのまま足されます。
低身長の人は、厚手のツイードや毛足の長いボアのような、生地そのものに立体感がある素材を選ぶと、スカートの面積が小さいぶん厚みだけが目立ちます。中くらいの厚みのウールや、表面がなめらかなフラノが向いています。
高身長の人は、厚手のツイードやコーデュロイでも負けません。逆に薄手の生地で丈が短いと、冬の上着との重さの差が大きくなり、下半身だけが軽く見えます。上着が厚い日は、スカートの生地も厚みをそろえてください。
どちらとも取れるとき①|154〜156cmの境目にいる
身長が境目にいる人は、身長の数字ではなく、最初に測った「ウエストから膝の上端まで」の長さで決めてください。
その長さが55cm未満なら、低身長の側として丈40〜43cm、上着は腰骨まで。55cm以上なら、中間の側として丈43〜47cm、上着はお尻の上半分まで使えます。同じ155cmでも、脚の長さで2〜3cmずれるのはよくあることです。
測るのが手間なら、手持ちのスカートを1枚履いて、膝の皿の上端から裾までを指で測ってください。指4本でおよそ7cm、指6本でおよそ10cmです。指6本から7本半に収まるスカートが、冬のちょうどいい丈になります。
どちらとも取れるとき②|脚が長い・胴が長い
身長が同じでも、脚が長い人と胴が長い人では答えが変わります。
脚が長い人は、ウエストから膝までが長いので、背の高い側の丈を選びます。上着はスカートの半分を残す決まりを守れば、長めでも大丈夫です。
胴が長い人は、ウエストから膝までが短めになるので、背の低い側の丈が合います。上着はスカートの半分を残す線よりさらに2〜3cm短くすると、腰の位置が上がって見えます。スカートを履く位置を、ウエストのいちばん細いところより少し上にすると、脚が始まる位置も上に動きます。
どちらとも取れるとき③|厚底やヒールで身長が変わる
靴で背が上がる日も、スカートの丈は変えなくて大丈夫です。ウエストから膝までの長さは、靴を履いても変わらないからです。
変わるのは、全身の中で脚が占める割合です。厚底で4cm上がると、脚が長く見えるぶん、上着を一段長くしても裾どうしの間隔が保てます。低身長の人が中くらいの丈のコートを着たい日は、厚底のブーツと組み合わせるのがひとつの方法です。
反対に、ぺたんこの靴で出かける日は、上着を腰骨までに戻すと、全体の比率が崩れません。靴を決めてから上着を選ぶ順番にすると、迷う時間が減ります。
手持ちのミニが身長に合わないとき
買い直さずに調整できることもあります。
短すぎる場合(膝上16cmを超える)は、まず履く位置を2〜3cm下げてください。腰骨に引っかかる位置まで下げると、膝上が同じだけ減ります。それでも短いときは、ロングブーツで膝まわりを覆い、見える脚の長さを詰めます。上に長いニットをかぶせてスカートを隠す方法は、上着の裾がスカートより下に出るのと同じことになるので避けてください。
長すぎる場合(膝上7cmに届かない)は、ウエストで1回折り返して、上着やニットの裾で折り目を隠します。厚手の生地は折ると段ができるので、薄手のものに限ります。上着を短いものに替えて、スカートが見える面積を増やすのも効きます。
まとめ|身長ではなく、ウエストから膝で決める
冬のミニスカートは、膝上10〜13cmを狙って丈を選びます。そのための丈は身長で変わり、低身長は40〜43cm、155〜164cmは43〜47cm、165cm以上は47〜50cmが目安です。
上着は、スカートの半分以上が見える長さまで。低身長は腰骨まで、背の高い人はお尻が隠れる丈まで伸ばせます。脚は、低身長は色をつなぎ、背の高い人は筒の長いブーツで覆います。
境目にいる人や体の比率が平均と違う人は、ウエストから膝の上端までを一度だけ測ってください。その数字から10〜13cmを引いたものが、あなたの冬のミニの丈です。
関連記事
よくある問い
- Q. 身長153cmです。ミニスカートは丈何cmを選べばいいですか
- 目安は40〜43cmです。ただ同じ身長でも脚の長さで変わるので、メジャーでウエストのいちばん細いところから膝の皿の上端までを測ってください。その数字から10〜13cmを引いた長さが、冬に履きやすい丈です。測った数字が52cmなら39〜42cm、55cmなら42〜45cmになります。
- Q. 身長168cmで、ミニスカートを履くと短くなりすぎます
- 売り場のミニは丈40cm前後が多く、168cmだと膝上が18cm前後まで上がります。丈47〜50cmのものを選ぶか、手持ちのものなら履く位置を2〜3cm下げ、筒が膝下まで届くブーツで脚の見える長さを減らしてください。座る時間が長い日は、膝上15cmを超えるものは避けたほうが落ち着きます。
- Q. 低身長でもロングコートとミニスカートを合わせていいですか
- 合わせること自体はできますが、コートの裾が脛の中ほどに来ると、脚の見える長さが短くなって全体が詰まって見えます。低身長の人がロングコートを着る日は、コートを脱いだ屋内の姿でミニを決め、屋外ではスカートが隠れる前提で前を開けて縦の線を出してください。迷うなら腰骨までの短い上着のほうが失敗が少ないです。
- Q. 厚底ブーツを履くと身長が上がりますが、スカートの丈も変えたほうがいいですか
- 丈は変えなくて大丈夫です。靴で背が伸びても、ウエストから膝までの長さは変わらないからです。変わるのは全身の中で脚が占める割合なので、厚底の日は上着を一段長くしても、裾どうしの間隔が保てるようになります。
— メグラシ編集部





