雨の日の髪のうねり|うねる場所と外にいる分数で、まとめ方を選ぶ

**鏡の前で、うねりがいちばん目立つ場所を1つだけ指さしてください。**前髪ですか、頭の表面ですか、それとも毛先ですか。
雨の日の髪のうねりは、うねる場所によって直し方が変わります。前髪と顔まわりがうねる人と、毛先だけがはねる人では、同じ朝の10分でも使い方がまるで違います。**うねる場所を1か所決めて、そこにだけ手をかける。**そのうえで、外にいる分数で手のかけ方の量を決めると、朝の準備が雨の日でも長くなりません。
靴と裾の話は雨の日の靴 女性|秋雨の通勤は、濡れて歩く分数と職場の床で選ぶにまとめてあります。この記事は首から上、髪と襟元の話です。
結論:うねる場所が顔まわりか、表面か、毛先かで、やることが変わる
先に結論を書きます。うねりの出る場所は大きく3つに分けられます。
- 前髪と顔まわり → 下ろすか、流すか、留めるかを決める
- 頭の表面 → まとめる。高さは襟の高さから決める
- 毛先 → 長さと服の肩の当たり方で、内に入れるか外に出すかを決める
3か所すべてがうねる人もいますが、その場合も、いちばん目立つ1か所から手をかけてください。顔まわりが整っていると、後ろが多少うねっていても全体はまとまって見えます。人の目は、まず顔の近くに行くからです。逆に、毛先だけきれいに整えても、前髪が割れていると「雨の日の髪」に見えてしまいます。
もう1つの軸が、外にいる分数です。家から駅まで歩く時間、駅のホームで待つ時間、駅から職場まで歩く時間を足した数字です。この数字が5分以内なのか、15分前後なのか、30分を超えるのかで、乾かし方だけで済ませるのか、まとめてしまうのかが決まります。
まず自分のうねりを3か所で確かめる
晴れた日の髪と、雨の日の髪を比べるのがいちばん確かです。ただ、毎回比べるのは手間なので、次の雨の日に1度だけ、家を出る前と職場に着いた直後の2回、鏡の前で同じ3か所を見てください。
1か所目は前髪と顔まわりです。生え際から3cmほどの短い毛が浮いていないか、前髪が真ん中で割れていないか、こめかみの髪が外に跳ねていないかを見ます。ここは顔に近いので、1cmの浮きでも目立ちます。
2か所目は頭の表面です。頭頂から耳の上あたりまでの髪の表面に、細かい毛が立って、光が当たると白っぽく見えていないかを見ます。手のひらで軽く押さえて、すぐにふわっと戻るなら、表面がうねっています。
3か所目は毛先です。肩より上の長さなら外に跳ねていないか、肩より下の長さなら毛先同士が絡まって束になっていないかを見ます。毛先のうねりは、服の肩や襟に当たって形が崩れることが多く、髪そのものより服との当たり方で目立ち方が変わります。
確かめたら、いちばん変化が大きかった場所に丸を付けておきます。次の雨の日からは、その場所に手をかける順番を最初にします。
覚えておくのが面倒なら、家を出る前と職場に着いた直後に、正面と横から1枚ずつ写真を撮っておく方法もあります。2枚を並べると、自分ではうねっていないと思っていた場所が、実は大きく変わっていたことに気づくことがあります。とくに後ろと横は、鏡では見えにくい場所です。写真は一度撮れば十分で、毎回撮る必要はありません。うねる場所は、髪の長さを大きく変えないかぎり、同じ場所に出続けるからです。
3か所を見たときに、どこも同じくらい変わっていると感じた人は、まず顔まわりから手をかけてください。理由は先に書いたとおり、人の目は顔の近くから見るからです。顔まわりを整えて、それでも気になるなら表面、最後に毛先の順に広げていきます。
傘の差し方と歩き方で、顔まわりに届く湿気を減らす
髪に手をかける前に、外にいる間の過ごし方で、髪に届く湿気を減らすこともできます。
傘は、柄を体の正面より少しだけ前に傾けて持ちます。まっすぐ真上に差すと、歩く向きから来る雨粒と湿った風が、傘の下に入り込んで顔まわりに当たります。少し前に傾けると、顔の前に傘の縁が来て、前髪に当たる風が弱まります。ただ、傾けすぎると前が見えなくなるので、目の高さに傘の縁が来る程度が目安です。
風のある日は、風の来る向きに傘を傾けます。横から雨が入ると、こめかみと耳の上の髪が先に湿ります。左右どちらかが先にうねる人は、その日の風の向きを思い出してみてください。風が当たる側だけがうねっていることが多いはずです。
駅のホームで待つ時間も、湿気に触れている時間です。ホームの中で、屋根の下でも風が通る場所と、壁際の風が弱い場所があります。数分の差ですが、風の弱い場所で待つと、前髪の浮き方が変わります。
建物に入ったら、すぐに傘を閉じて、髪の表面に付いた細かい水滴を手のひらで押さえるように拭き取ります。こすると表面の毛が立つので、押さえるだけにします。この数秒で、職場に着いてから直す手間が少し減ります。
外にいる分数で、どこまで手をかけるかを決める
うねりは湿った空気に触れている時間が長いほど進みます。そこで、外にいる分数を数えて、手のかけ方の量を決めます。
| 外にいる分数 | 手のかけ方 | 朝に足す時間の目安 |
|---|---|---|
| 5分以内 | 乾かし方を変えるだけ | 2〜3分 |
| 15分前後 | うねる場所だけを留める・まとめる | 5分 |
| 30分以上 | 全体をまとめる。帽子かフードも使う | 7〜10分 |
5分以内なら、乾かす順番を変えるだけで足ります。根元から乾かし、最後に冷たい風を当てて形を落ち着かせれば、駅に着くまでの間にうねりが目立つほど進むことは少ないです。
15分前後になると、乾かし方だけでは持ちません。うねる場所が顔まわりなら顔まわりだけを留め、表面なら低い位置でまとめます。全体をまとめるほどではないけれど、何もしないと職場に着くころには崩れている、という分数です。
30分を超える日は、通勤のほかに外での打ち合わせや、子どもの送り迎えがある日です。この日は全体をまとめてしまうほうが、途中で何度も直すより楽です。帽子やフードで、湿った空気に直接触れる面を減らすのも効きます。
分数は毎日同じではありません。在宅の日と出社の日、送り迎えのある日とない日で変わります。週の始めに、その週の外にいる分数を大まかに数えておくと、朝に迷う時間が減ります。
数えるときは、傘を差して歩いている時間だけでなく、屋根の下でも外の空気に触れている時間を入れてください。バス停で待つ時間、駅前の信号待ち、屋外の駐輪場で自転車を止める時間などです。歩いていない時間のほうが、意外と長いことがあります。
車で移動する人は、駐車場から建物までの距離が分数になります。地下の駐車場から直接建物に入れるなら、ほぼ0分です。屋外の駐車場で、建物まで3分歩くなら、5分以内の枠に入ります。乗り物の中は湿気が少ないことが多いので、数に入れなくて構いません。
迷ったら、多いほうの枠に入れておきます。5分か15分か迷う日は15分の準備をしておけば、少なくとも着いてから大きく崩れていることはありません。
前髪と顔まわりがうねる人|下ろす・流す・留めるの境目
顔まわりは、いちばん目立つのに、いちばん手をかけにくい場所です。下ろすか、流すか、留めるかの3つから選びます。
**下ろすのは、前髪が眉に届かない長さで、外にいる分数が5分以内の日だけです。**短い前髪は重さがないので、湿気を吸うと根元から立ち上がりやすくなります。それでも下ろしたいときは、乾かす段階で根元を左右から交互に乾かし、最後に前から下へ風を当てて根元を寝かせておきます。
流すのは、前髪が眉より長く、目にかかる手前までの長さのときです。うねりが出ても、流した方向に沿って曲がるので、うねりが流れの一部に見えます。分け目は普段より1cm横にずらすと、根元が立ち上がって割れにくくなります。
留めるのは、外にいる分数が15分を超える日、または前髪が目にかかる長さのときです。耳の上で横に流して、ピンを2本、交差させて留めます。1本だと湿気で重くなった髪が抜けやすいので、2本を×の形に重ねるのがこつです。ピンは髪の色に近いものを選ぶと、留めていることが目立ちません。
こめかみの髪が外に跳ねる人は、耳にかけてしまうのがいちばん早く済みます。耳にかけたあと、跳ねていた毛先を耳の後ろの髪に沿わせておくと、湿気でまた戻ってきても目立ちません。
前髪の長さが、眉にかかるかかからないかの境目にある人は、流すか下ろすかで迷いやすいです。この長さの人は、眉の上に指を1本当てて、前髪の毛先が指の上に乗るか、指の下まで落ちるかで決めてください。指の上に乗るなら下ろす側、指の下まで落ちるなら流す側です。指1本はおよそ1.5cmで、この差が、湿気で根元が立ち上がったときに、前髪が眉より上に上がりきってしまうかどうかの差になります。
生え際の短い毛だけが浮く人は、前髪全体ではなく、その短い毛だけを押さえます。指先を少し湿らせて、生え際を後ろへなでるように押さえ、乾くまで数秒そのままにします。短い毛は乾くのも早いので、出かける直前にやっても間に合います。
表面がふくらむ人|まとめる高さは、襟の高さから決める
頭の表面がふくらむ人は、まとめるのがいちばん確実です。ただ、まとめる高さで仕上がりが変わります。ここは髪の都合だけでなく、その日の服の襟の高さから決めてください。
襟のない服、または襟ぐりの開いた服の日は、耳の高さで結んでも構いません。首まわりに当たるものがないので、まとめた髪が襟とこすれることがないからです。
シャツの襟、ジャケットの襟、ボウタイのある服の日は、耳より下、首の付け根に近い位置でまとめます。高い位置でまとめると、まとめた毛束が襟の後ろに当たって、歩くたびに左右に揺れ、こすれた部分から細かい毛が立ってきます。
タートルネックや、襟の高いコートの日は、さらに低く、首の後ろに沿わせるようにまとめます。毛束を襟の中に入れてしまう方法もありますが、首まわりに湿った髪がずっと当たっていると、髪よりも服のほうが湿ります。毛束は襟の外に出して、襟の上に軽く乗せる程度にします。
まとめる前には、表面を手のひらでなでて、浮いている毛を寝かせてから結びます。結んだ後に浮いてきた毛は、手のひらを少しだけ湿らせてなでると落ち着きます。乾いた手でなでても、浮いた毛は寝ません。
毛先がはねる人|肩に当たる長さは、服の肩と襟で動きが変わる
毛先のうねりは、髪の長さと服の肩の形で目立ち方が変わります。いちばん崩れやすいのは、肩にちょうど毛先が当たる長さです。
肩に当たる長さの髪は、歩くたびに毛先が肩に当たって、外か内に押し曲げられます。湿気で毛先がやわらかくなっている雨の日は、押し曲げられた形がそのまま残ります。とくに肩に縫い目のある服や、厚手のニットの肩は、毛先が引っかかりやすい場所です。
この長さの人は、毛先を内に入れて肩の前に流すか、思い切って結ぶかを選んでください。前に流すと、毛先が肩の縫い目を越えて胸の側に落ちるので、歩いても肩に当たりにくくなります。
肩より上の長さで外に跳ねる人は、乾かす段階で毛先を内側に巻き込むように風を当て、冷たい風で形を落ち着かせておきます。跳ねる向きと逆の向きに、少しだけ癖を付けておく考え方です。
肩より下の長さで毛先同士が絡まる人は、結ぶか、ゆるく三つ編みにして毛先をまとめておきます。三つ編みにした髪は、職場に着いてからほどくと、うねりが編み目の形にそろって見えるので、うねりそのものが目立ちにくくなります。
毛先のはね方は、バッグの持ち方でも変わります。肩掛けのバッグを掛けている側の毛先は、肩紐に押されて外へ跳ねやすくなります。雨の日にいつも同じ側の毛先だけが跳ねる人は、バッグを掛ける側を見てみてください。肩紐の下に毛先が挟まらないように、バッグを掛ける前に髪を反対側の肩へ流しておくと、跳ね方がそろいます。
リュックを背負う日は、背中に当たる毛先が、リュックと背中の間で押されます。長い髪の人は、リュックの日は結んでおくほうが、着いたときの崩れが小さく済みます。
髪の長さ別に選べるまとめ方
まとめ方は、髪の長さで選べるものが限られます。あご・肩・肩下の3つに分けて、雨の日に向くものを挙げます。
あごの長さの人は、全部を結ぶのは難しいので、耳の上の髪だけを後ろでまとめるハーフアップにします。顔まわりと表面の髪がまとまり、毛先は下ろしたままになります。毛先が外に跳ねても、顔まわりが整っていれば全体は落ち着いて見えます。
肩の長さの人は、低い位置でひとつ結びにするのがいちばん手早く済みます。毛束が短くて結び目から毛先が跳ねる場合は、毛先を結び目の中に折り込んで、輪の形にして結ぶと、跳ねる毛先が隠れます。
肩下の長さの人は、低い位置でひとつ結びにするか、三つ編みにするか、まとめて留めるかを選べます。外にいる分数が30分を超える日は、まとめて留める形がいちばん崩れにくいです。毛束をねじって後頭部に沿わせ、ピンかクリップで留めます。
どの長さでも、結ぶ位置は先に書いた襟の高さで決めてください。長さで選ぶのは「どの形にするか」、襟で選ぶのは「どの高さにするか」です。この2つを分けておくと、朝に迷わずに済みます。
ゴムは、細くて髪の色に近いものを選びます。太いゴムや飾りの付いたものは、まとめた位置に目が行くので、雨の日のまとめ髪が「仕方なく結んだ髪」に見えやすくなります。細いゴムで結んで、結び目に髪をひと束巻き付けて隠すと、意図して結んだ形に見えます。ひと束巻き付けるのは、毛束の内側から指1本ぶんの量を取って、結び目に2周巻き、先をピンで留めるだけです。慣れれば1分かかりません。
まとめた毛束の先がうねっていても、まとめ髪の中のうねりは動きとして見えるので、気にしなくて構いません。下ろしたときには崩れに見えるうねりが、まとめると表情に変わります。
出かける前の乾かし方|根元を先に、毛先は最後
まとめ方の前に、乾かし方を1つ変えるだけで、うねりの出方がかなり変わります。
いちばん大事なのは、根元から乾かすことです。毛先は細くて先に乾くので、触ったときに乾いていると感じやすいのですが、根元と耳の後ろ、えりあしには湿り気が残っていることが多いです。根元に残った湿り気は、外の湿気と合わさって、表面のうねりの元になります。
乾かす順番は、えりあし、耳の後ろ、頭頂、前髪と顔まわり、最後に毛先です。えりあしと耳の後ろは、頭を少し前に傾けて、下から風を入れると乾きやすくなります。
ドライヤーの風は、上から下へ当てます。下から上へ当てると、髪の表面が逆立って、うねりが出やすい状態のまま乾いてしまいます。最後に冷たい風を全体に当てると、温まった髪が冷えて形が落ち着きます。冷たい風は1分ほどで構いません。
雨の日だけ、乾かしたあとに表面へ少量の油分を手のひらで薄くのばす人もいます。量は手のひらに広げて、手のひらが少しつやっとする程度で十分です。多すぎると、湿気と合わさって重く見えます。
乾かす時間が取れない朝は、前の晩に洗って乾かしておく方法もあります。寝ている間に髪が枕に押されて形が付きますが、その形は朝に根元だけを湿らせて乾かせば戻ります。全体を朝に洗うより、根元だけを乾かすほうが時間はずっと短く済みます。
逆に、前の晩に乾かしきらずに寝てしまった日は、朝に一度全体を軽く湿らせて乾かし直したほうが、雨の中でのうねりが少なくなります。半端に湿ったまま寝た髪は、根元の向きがばらばらになっていて、外の湿気でそのばらばらな向きが強く出るからです。
乾かし終わったら、手ぐしで分け目を整え、最後にもう一度、うねる場所に冷たい風を当てます。最初に丸を付けた場所だけでいいので、30秒ほど長めに当ててください。
襟元で、うねりを目立たせない
髪のうねりは、服の襟元でも目立ち方が変わります。同じうねりでも、襟の形によって目立つ日と目立たない日があります。
うねりがいちばん目立つのは、首まわりがすっきり開いた服で、髪を下ろしている日です。首と髪の境目に何もないので、毛先の形がそのまま見えます。
うねりが目立ちにくいのは、襟のある服で髪をまとめている日です。襟が首まわりの輪郭を作り、髪の形よりも襟の形に目が行きます。とくにシャツの襟や、厚手の襟付きコートは、首まわりに直線を作るので、髪のうねりが襟の直線に紛れます。
タートルネックの日は、首まわりの面が広いので、下ろした髪のうねりが布の上に乗って見えます。この日は、まとめるか、毛先を前に流してタートルの面に重ねないようにしてください。
マフラーやストールを巻く日は、巻いたマフラーに毛先が挟まれて形が崩れます。巻く前に髪を前に流すか、後ろでまとめてから巻くと、マフラーを外したときに毛先が潰れていません。
襟の素材でも違いがあります。起毛したウールや毛足のあるニットの襟は、毛先が引っかかって、こすれた部分の髪が細かく立ちやすくなります。つるっとした綿や化繊の襟は、毛先が滑るので引っかかりません。表面がふくらみやすい人は、雨の日はつるっとした素材の襟を選ぶと、首の後ろの毛が立ちにくくなります。
服の色も、うねりの見え方に関わります。髪の色と近い暗い色の服の上では、うねった毛先が服に溶け込んで目立ちません。明るい色の服の上では、毛先の一本一本の形がはっきり見えます。どうしても髪が整わない朝は、首まわりに暗い色を持ってくると、うねりが目立ちにくくなります。
帽子とフードを使う日、使わない日
外にいる分数が30分を超える日は、帽子かフードで湿った空気に触れる面を減らすと、うねりの進み方がゆるやかになります。ただ、帽子を脱いだときに、つぶれた跡が付くこともあります。
帽子を使うのは、屋内に入ってから鏡の前で直す時間がある日です。帽子をかぶる前に髪を低い位置でまとめておくと、脱いだときにつぶれた跡が目立ちにくくなります。前髪は帽子の中に入れず、帽子のつばの下で横に流しておくと、つばに押されて形が崩れるのを防げます。
フードは、帽子より手軽ですが、雨が強い日には内側が湿って、かえって髪に湿り気を移します。フードを使うのは、小雨で、傘を差すほどではない短い距離だけと決めておくと安心です。
使わないほうがいいのは、到着してすぐに人と会う日です。帽子の跡は、手で直しても5分では消えないことがあります。この日は帽子をかぶらずに、まとめ方を崩れにくい形にしておくほうが、着いてからの手間が少なく済みます。
帽子を選ぶなら、頭に沿う浅いものより、少しゆとりのある深めのものが向いています。頭に沿う帽子は、髪をぴったり押さえつけるので、脱いだときに帽子の縁の位置に横一直線の跡が残ります。ゆとりのある帽子は、髪と帽子の間にすき間ができるので、跡が付きにくく、湿気も直接は当たりません。
職場に着いてから直す|5分で戻す手順
朝にどれだけ準備しても、雨の中を15分歩けば、うねりは多少出ます。職場に着いてから5分で戻す手順を決めておくと、朝に完璧を目指さなくて済みます。
1つ目は、うねった場所を確かめることです。家を出る前に丸を付けた場所を、もう一度鏡で見ます。全部を直そうとせず、その場所だけを直します。
2つ目は、うねった場所を軽く湿らせることです。乾いたままのうねりは、押さえても戻りません。手を軽く湿らせて、うねった束を指で挟み、まっすぐの方向に何度かなでます。
3つ目は、形を付けて乾かすことです。ドライヤーが使えるなら、冷たい風で1分ほど当てます。使えない場所なら、手のひらで包むように押さえて、体温で乾かします。
4つ目は、まとめ直すかどうかを決めることです。3分たってもうねりが戻らないなら、まとめ直したほうが早く済みます。小さなヘアゴムとピン2本を、いつもポーチに入れておくと、どの長さでもまとめ直せます。
この4つを、毎回同じ順番でやることが大事です。順番を決めておくと、うねりを見て慌てることがなくなります。朝は家を出る前に、どこがうねっているかを確かめ、職場に着いたら同じ場所を確かめる。この2回の確認だけで、雨の日の髪にかける時間は、晴れの日より数分長い程度に収まります。
湿らせるための水がすぐに手に入らない場所では、ハンカチの角を少しだけ水で濡らしておき、それで束をなでる方法もあります。指でなでるより水の量が調整しやすく、濡らしすぎて乾かすのに時間がかかる失敗を防げます。
昼休みに外に出る日は、午後にもう一度うねりが出ます。午後に人と会う予定があるなら、昼休みから戻ったときにも同じ手順を1回だけ繰り返してください。
どちらとも取れるとき①|下ろすかまとめるか迷う長さ
肩に毛先が触れるか触れないかの長さは、下ろしてもまとめても中途半端に感じやすい長さです。この長さで迷ったら、その日の服の肩で決めてください。
肩に縫い目のある服、厚手のニット、ジャケットの日は、まとめます。毛先が肩に当たって曲がる場所が多いので、下ろしていると歩くたびにうねりが進みます。
肩の縫い目が下に落ちている服や、薄手のブラウスの日は、下ろしても構いません。毛先が肩に引っかかりにくく、湿気で曲がっても形が大きく崩れにくいからです。
それでも迷うときは、外にいる分数で決めます。15分を超えるならまとめる、超えないなら下ろす。この2つの基準を順番に当てはめると、迷う時間がほとんどなくなります。
肩とコートの襟の両方が関わる日もあります。中は薄手のブラウスでも、上に襟の高いコートを着るなら、外を歩く間の毛先はコートの襟に当たります。この場合は、外にいる間の服、つまりコートのほうで決めてください。建物に入ってコートを脱いだら、まとめていた髪をほどいて下ろすこともできます。ほどいたあとに結び跡が残るのが気になる人は、ゴムの代わりに大きめのクリップで留めておくと、跡が付きにくくなります。
この長さの人は、結び目から毛先が跳ねやすいので、結ぶなら毛先を結び目の中に折り込む方法が向いています。ゴムを2周目まで通したところで、3周目は毛束を半分だけ通して輪にします。毛先が輪の中に収まり、跳ねる毛先が外に出ません。
どちらとも取れるとき②|晴れ予報が途中で雨に変わる日
朝は降っていなくて、昼から雨という日は、髪をどこまで準備するかが難しい日です。
朝の時点で湿度が高く、窓の外の空気が重いと感じる日は、雨が降る前からうねりが始まっています。この日は、雨の日と同じ準備をします。乾かす順番を根元からにして、うねる場所だけ留めておく程度で十分です。
朝は乾いていて、帰りだけ雨の予報なら、朝は普段どおりで構いません。帰りに崩れても、そのまま家に帰るだけなら直す必要はありません。ただ、帰りに予定がある日は、ポーチにゴムとピンを入れておきます。
外出先で雨が強くなったときは、そのまま下ろしておくより、まとめてしまうほうが崩れが広がりません。とくに表面がふくらむ人は、雨が降り出したと気づいた時点でまとめると、その後の崩れがずっと小さく済みます。
どちらとも取れるとき③|くせが強い日と弱い日が交互に来る
同じ雨の日でも、うねりが強い日と、ほとんど出ない日があります。気温が下がった日の雨は、湿気がそれほど上がらず、うねりが出にくいこともあります。
この差に毎朝対応するのは大変なので、基準を1つに決めてしまうほうが楽です。おすすめは、窓を開けて外の空気を吸ったとき、重さを感じるかどうかで決めることです。重さを感じたら、雨の日の準備。感じなければ、普段どおり。
それでも外れることはあります。外れた日のために、先に書いた5分で戻す手順と、ゴムとピンをポーチに入れておく。朝に当てようとするより、外れたときにすぐ直せるようにしておくほうが、一日のうちで鏡を気にする回数が減ります。
うねりの強い日が続くと、髪のことで朝の気分が下がりがちです。うねる場所を1か所に絞って、そこだけを整えれば十分と決めておくと、雨の日の朝が少し楽になります。全部を晴れの日と同じにする必要はありません。
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よくある問い
- Q. 雨の日は、髪を下ろすのとまとめるのとどちらがいいですか
- 外にいる分数と、うねる場所で決めます。外にいるのが5分以内で、うねるのが毛先だけなら、下ろしたままで構いません。15分を超える日、または表面全体がふくらむ人は、まとめたほうが一日の崩れが小さく済みます。前髪と顔まわりだけがうねる人は、後ろは下ろしたまま、顔まわりだけを留める方法もあります。全部を同じやり方にそろえる必要はありません。うねっている場所にだけ手をかけるのが、朝の時間をいちばん節約できる考え方です。
- Q. 朝きちんと乾かしたのに、駅に着くころにはうねっています
- 根元が乾ききっていないことが多いです。毛先は先に乾きやすいので、触って乾いたと感じても、根元と耳の後ろにはまだ湿り気が残っています。乾かす順番を、根元から先にして、毛先を最後に回してください。耳の後ろとえりあしは、頭を少し前に傾けて風を下から入れると乾きやすくなります。乾かしたあとに冷たい風を当てて、形を落ち着かせてから家を出ると、外の湿気を吸うまでの時間が少し長くなります。
- Q. 職場に着いてから、短い時間で直す方法はありますか
- 5分あれば、うねった場所を一度湿らせてから形を付け直すのがいちばん確実です。乾いたまま押さえつけても、うねりは戻りません。手を軽く湿らせて、うねった束をなでてまっすぐの方向に伸ばし、手ぐしで形を整えてから、手のひらで包むように押さえて乾かします。ドライヤーが使えない場所なら、まとめ直すほうが早く済みます。小さなヘアゴムとピンを2本、ポーチに入れておくと、どの長さでもまとめ直せます。
- Q. まとめると、かえって表面がふくらんで見えます
- まとめる前に表面をなでつけていないか、まとめる高さが高すぎることが多いです。高い位置でまとめると、頭の上の髪が引っ張られて、表面の短い毛が浮きやすくなります。耳より下の低い位置にすると、表面の髪が頭の丸みに沿って落ち着きます。さらに、まとめた後に手のひらを少し湿らせて、表面だけをなでると、浮いた毛が寝ます。襟の高い服を着る日は、さらに低く、首の付け根あたりでまとめると、襟とこすれずに済みます。
— メグラシ編集部





